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1,474 バイト追加 、 2017年12月14日 (木) 01:20
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***作中では語られていないが、伝承では彼が主君と和解してから最期を迎えるまでには16年の間がある。その間は姫と結婚して寄り添い、子供も3人(4人とも言われる)も設けている。さすがに「これで不幸か?」という印象になってしまうためか省略されたと思われる。
 
***作中では語られていないが、伝承では彼が主君と和解してから最期を迎えるまでには16年の間がある。その間は姫と結婚して寄り添い、子供も3人(4人とも言われる)も設けている。さすがに「これで不幸か?」という印象になってしまうためか省略されたと思われる。
 
***もっとも、グラニアはディルムッドの死後、フィンと再婚しているという伝承もあるので、それを踏まえればやっぱり不幸である。逆に、ディルムッドの後を追うように死んだとする伝承も存在する。<br>なお、フィンがディルムッドを見殺しにしてグラニアを娶った事はフィアナ騎士団からも非難の声が上がっており、フィンの孫であったオスカはディルムッドの親友であり、最後までディルムッドを救うよう頼んでいたため、祖父との間に確執が出来ている。
 
***もっとも、グラニアはディルムッドの死後、フィンと再婚しているという伝承もあるので、それを踏まえればやっぱり不幸である。逆に、ディルムッドの後を追うように死んだとする伝承も存在する。<br>なお、フィンがディルムッドを見殺しにしてグラニアを娶った事はフィアナ騎士団からも非難の声が上がっており、フィンの孫であったオスカはディルムッドの親友であり、最後までディルムッドを救うよう頼んでいたため、祖父との間に確執が出来ている。
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**あの最期及び今際の言葉のせいで、『Zero』のアニメ版からFateシリーズに入ったファンの中には'''「ディルムッドの呪詛で聖杯が汚染された」'''と誤解した人が多かった。あれ程までに怨嗟のこもった形相と発言内容では誤解するのも仕方ないが……。言うまでもなく、あの時点で聖杯はアインツベルンの失策で汚染されていたので、結果的に聖杯へ向けられたディルムッドの呪詛は切嗣がほぼ全部肩代わりさせられる格好となった。
 
*余り世界的には有名ではないケルト神話の中においても知名度は高くない。ただし、大英雄フィン凋落の切っ掛けとして語られるので、言い方が悪いがフィンのおまけのような形で、ある程度認知されている。<br>なお、フィオナ騎士団を円卓の騎士やシャルルマーニュ十二勇士の原典とする説もあり、ランスロットのモデルがディルムッドであるという話もある。
 
*余り世界的には有名ではないケルト神話の中においても知名度は高くない。ただし、大英雄フィン凋落の切っ掛けとして語られるので、言い方が悪いがフィンのおまけのような形で、ある程度認知されている。<br>なお、フィオナ騎士団を円卓の騎士やシャルルマーニュ十二勇士の原典とする説もあり、ランスロットのモデルがディルムッドであるという話もある。
 
*フィンが彼を見殺しにしたのは変わらないが、伝承によってその対応は様々。死にかけの彼に向かって罵り侮蔑の言葉を投げかけるのもあれば、救おうとして水を掬うも土壇場で踏みとどまる等、多岐に渡る。<br>TYPE-MOON世界のフィンは原作では躊躇した末結果として、アニメ版、漫画版共に悪意を持って彼を見殺しにした方を採用している。
 
*フィンが彼を見殺しにしたのは変わらないが、伝承によってその対応は様々。死にかけの彼に向かって罵り侮蔑の言葉を投げかけるのもあれば、救おうとして水を掬うも土壇場で踏みとどまる等、多岐に渡る。<br>TYPE-MOON世界のフィンは原作では躊躇した末結果として、アニメ版、漫画版共に悪意を持って彼を見殺しにした方を採用している。
 
*生前のディルムッドの死因は、イノシシに跳ねられたため。作中、飛行中の戦闘機に飛び乗るほどの驚異的な身体能力を持った彼の死因がコレなので、ファンの間ではこのイノシシは「INOSHISI」と呼ばれてネタにされている。だが、このイノシシは神話において、ディルムッドの異父弟である耳と尾を持たない真性の魔物であり、英霊を殺せても不自然ではない。
 
*生前のディルムッドの死因は、イノシシに跳ねられたため。作中、飛行中の戦闘機に飛び乗るほどの驚異的な身体能力を持った彼の死因がコレなので、ファンの間ではこのイノシシは「INOSHISI」と呼ばれてネタにされている。だが、このイノシシは神話において、ディルムッドの異父弟である耳と尾を持たない真性の魔物であり、英霊を殺せても不自然ではない。
 
**昔における猪との遭遇は、現代で言う所の自動車事故くらいに身近なものだった。猪というのはそういう意味で、日常に潜む分かり易い死の象徴の一つとも言える。
 
**昔における猪との遭遇は、現代で言う所の自動車事故くらいに身近なものだった。猪というのはそういう意味で、日常に潜む分かり易い死の象徴の一つとも言える。
**というか、ディルムッドはゲッシュにより「イノシシと戦うと死ぬ」。フィンも呪いを気にして「危険だ」とディルムッドを止めているのだが、スルーして相討ちになった。ついでに嫁からも「嫌な予感がするからちゃんと武器持ってけ」と言われたのに「狩りだから」とスルーして死んだ。
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**というか、ディルムッドはゲッシュにより「イノシシと戦うと死ぬ」。フィンも呪いを気にして「危険だ」とディルムッドを止めているのだが、スルーして相討ちになった。ついでに嫁からも「嫌な予感がするからちゃんと武器持ってけ」と言われたのに「狩りだから」とスルーして死んだ。この時に限って何者かがディルムッドの危機意識を鈍らせる呪いをかけたとしか思えない裏事情である。
 
**『Fate/Grand Order』での幕間の物語「ゲッシュ」にて[[クー・フーリン]]と[[ロマニ・アーキマン|Dr.ロマン]]が彼と猪に関する話題を挙げていた。<br>ちなみDr.ロマンには「彼は嫌がると思う」と難色を示し、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]は彼の名前を言おうとしたところをマシュに「誰しも苦手なものがある」と遮っており、実際マイルームでの発言にて猪が死ぬほど嫌いであることが判明した。…が、彼と同時に実装された概念礼装「魔猪」は幾多の戦士の亡骸の上に「必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)」を喰っている禍々しい猪のイラストとなっている。
 
**『Fate/Grand Order』での幕間の物語「ゲッシュ」にて[[クー・フーリン]]と[[ロマニ・アーキマン|Dr.ロマン]]が彼と猪に関する話題を挙げていた。<br>ちなみDr.ロマンには「彼は嫌がると思う」と難色を示し、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]は彼の名前を言おうとしたところをマシュに「誰しも苦手なものがある」と遮っており、実際マイルームでの発言にて猪が死ぬほど嫌いであることが判明した。…が、彼と同時に実装された概念礼装「魔猪」は幾多の戦士の亡骸の上に「必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)」を喰っている禍々しい猪のイラストとなっている。
 
*伝説によれば、彼は二本の槍だけでなく二本の剣、モラルタ(「大いなる激情」の意)、ベガルタ(「小なる激情」の意)を所持していたとされる。<br>用語辞典には、ケイネスはむしろディルムッドがセイバーのクラスで召喚されるのを望んでいたのかも、と記されている。
 
*伝説によれば、彼は二本の槍だけでなく二本の剣、モラルタ(「大いなる激情」の意)、ベガルタ(「小なる激情」の意)を所持していたとされる。<br>用語辞典には、ケイネスはむしろディルムッドがセイバーのクラスで召喚されるのを望んでいたのかも、と記されている。
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**なお、そもそも冬木の聖杯戦争における基本中の基本であるため見落とされがちだが、「既に終わった存在である英霊が再び現世で何かを為せる」という事自体が既に聖杯の奇跡の範疇である。ディルムッドは厳密に言うと「聖杯を使わなくても目的を達成できる」というだけで「聖杯を求めた理由(聖杯の奇跡に頼らなければ叶える事のできない望み)」は実際にあったわけである。言ってしまえば、ディルムッドの望みには聖杯は不可欠だったものの、召喚された時点で目的を半ば達成し、聖杯自体にもう用は無くなったことになる。
 
**なお、そもそも冬木の聖杯戦争における基本中の基本であるため見落とされがちだが、「既に終わった存在である英霊が再び現世で何かを為せる」という事自体が既に聖杯の奇跡の範疇である。ディルムッドは厳密に言うと「聖杯を使わなくても目的を達成できる」というだけで「聖杯を求めた理由(聖杯の奇跡に頼らなければ叶える事のできない望み)」は実際にあったわけである。言ってしまえば、ディルムッドの望みには聖杯は不可欠だったものの、召喚された時点で目的を半ば達成し、聖杯自体にもう用は無くなったことになる。
 
*彼がここまで頑なに「騎士の誇り」にこだわったのは、緒戦でセイバーと戦ってしまったためとされている。<br>聖杯戦争が騎士の誉れを賭けた誇りある戦いの場ではなく、ただ奪い合うだけの凄惨な殺し合いでしかないという認識の下でありさえすれば、彼もあそこまで意固地にはならなかったとのこと。<br>尤も、仮に互いに理解してたとして生粋の騎士と魔術師が良い関係を築けるかどうかは疑問である。
 
*彼がここまで頑なに「騎士の誇り」にこだわったのは、緒戦でセイバーと戦ってしまったためとされている。<br>聖杯戦争が騎士の誉れを賭けた誇りある戦いの場ではなく、ただ奪い合うだけの凄惨な殺し合いでしかないという認識の下でありさえすれば、彼もあそこまで意固地にはならなかったとのこと。<br>尤も、仮に互いに理解してたとして生粋の騎士と魔術師が良い関係を築けるかどうかは疑問である。
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**それでも、ディルムッドがケイネスの人格と才能に目を向けて腹を割って言うべきことをキチンと打ち明けれていれば、ケイネスも多少なりとも態度を軟化させていたとも言われているので、相互理解さえできれば関係の改善は容易だった可能性は十分高い。実際、「とびたて!超時空トラぶる花札大作戦」のランサー陣営ルートではソラウの恋慕という核爆弾が依然として残ったものの、相互理解のおかげでケイネスとの関係は劇的に改善した。
 
*[[ランスロット|バーサーカー]]を相手にした場合、抜群に相性が良い。バーサーカーが戦闘でメインに使う宝具「騎士は徒手にて死せず」で宝具化される諸々の武器は、それが最初から宝具でもない限り、「破魔の紅薔薇」の前には無力となるためである。
 
*[[ランスロット|バーサーカー]]を相手にした場合、抜群に相性が良い。バーサーカーが戦闘でメインに使う宝具「騎士は徒手にて死せず」で宝具化される諸々の武器は、それが最初から宝具でもない限り、「破魔の紅薔薇」の前には無力となるためである。
 
**「アインツベルン相談室」のゼッちゃんの寝言によると、バーサーカーには強いがライダーには弱いとの事。対人宝具しか持たない彼にとって多大な物量を誇るライダーの相手は厳しいという事と推測される。
 
**「アインツベルン相談室」のゼッちゃんの寝言によると、バーサーカーには強いがライダーには弱いとの事。対人宝具しか持たない彼にとって多大な物量を誇るライダーの相手は厳しいという事と推測される。
 
**同時に高火力、広範囲の攻撃手段を持つセイバーはライダーとの相性が良いと語られている事がこの説の裏付けになっている。
 
**同時に高火力、広範囲の攻撃手段を持つセイバーはライダーとの相性が良いと語られている事がこの説の裏付けになっている。
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**[[ジル・ド・レェ|青髭の旦那]]に対してもランスロットとは違う意味で宝具の性質上、優勢になれる。
 
*「アインツベルン相談室」では本編で負ったトラウマを無かった事にして現実逃避を図ろうとしたのでアイリによって事実を突きつけられる。そして16話Bパートの出来事を思い出し血涙を流した。
 
*「アインツベルン相談室」では本編で負ったトラウマを無かった事にして現実逃避を図ろうとしたのでアイリによって事実を突きつけられる。そして16話Bパートの出来事を思い出し血涙を流した。
 
**思い出すために用意された本編映像の編集は切嗣。花札のバーサーカー陣営シナリオでの発言といい、ディルムッドは切嗣に追い詰められる運命なのかもしれない
 
**思い出すために用意された本編映像の編集は切嗣。花札のバーサーカー陣営シナリオでの発言といい、ディルムッドは切嗣に追い詰められる運命なのかもしれない

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