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;[[ラーマ]]
 
;[[ラーマ]]
 
: 彼の爽やかな少年ぶりが眩しいが、妻のことに関しては触れられたくないようだ。
 
: 彼の爽やかな少年ぶりが眩しいが、妻のことに関しては触れられたくないようだ。
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=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
 
; [[カルナ]]
 
; [[カルナ]]
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: アルジュナの従者にして友人。
 
: アルジュナの従者にして友人。
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; クリシュナ(黒)
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; [[クリシュナ (黒)]]
 
: 上記のクリシュナとは全く別の、アルジュナが心の奥底に押し込めた一種の別人格。
 
: 上記のクリシュナとは全く別の、アルジュナが心の奥底に押し込めた一種の別人格。
 
: カルナに矢を放ったときに代表されるような、生前に行ったわずかな悪行は「彼が囁いた・行った」ということにして無意識に処理していた。
 
: カルナに矢を放ったときに代表されるような、生前に行ったわずかな悪行は「彼が囁いた・行った」ということにして無意識に処理していた。
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: アルジュナの独白。顔を見られ、心に踏み込まれることを恐れる。彼の心に巣食うものとは……
 
: アルジュナの独白。顔を見られ、心に踏み込まれることを恐れる。彼の心に巣食うものとは……
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; アルジュナ「クリシュナ! 我が友の名を冠する私よ!」<br/> クリシュナ「アルジュナのご帰還か。否、あるいは遠征か? 闇を打ち払い、光を求めて此処に来たのか?」<br/> アルジュナ「その通りだ!」<br/> クリシュナ「度し難いな、我が友よ!<br> <ruby><rb>“輝く王冠”</rb><rt>キリーティ</rt></ruby>とすら呼ばれた私が救われるのは、最奥の暗黒だけ。<br>――――何て皮肉。何て無様。強くなり、絆を結べば結ぶほどに――――。<br/> 私は、どうしようもなく。結んだ相手を殺さねばならなくなる。<br> となればほら、そこに殺すべき相手が二人いるな?」
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; 「クリシュナ! 我が友の名を冠する私よ!」<br/>「その通りだ!」
 
: 深淵にてついに邂逅した、アルジュナの抱える「闇そのもの」。
 
: 深淵にてついに邂逅した、アルジュナの抱える「闇そのもの」。
 
: それこそが「黒」、かつての親友の名を与えられた、もう一人のアルジュナ自身である。
 
: それこそが「黒」、かつての親友の名を与えられた、もう一人のアルジュナ自身である。
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; アルジュナ「しかし……しかし、私は! 私は恵まれて育てられた!<br/> 善を尊び、悪を憎み、戦士として誇り高く生きてきた!<br/> このような悪心が、<ruby><rb>存在することが有り得ない</rb><rt>・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>!<br/> いや……あってはならないはずなんだ!」<br>クリシュナ「その通りだ、アルジュナ!<br/> 私の、この顔を見た者に例外はない。誰であれ、何であれ、殺さなくてはならない。<br/> そうでなければ、私は英雄でいられない。私が英雄であるために、必要な殺人だ……!」
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; アルジュナ「しかし……しかし、私は! 私は恵まれて育てられた!<br/> 善を尊び、悪を憎み、戦士として誇り高く生きてきた!<br/> このような悪心が、<ruby><rb>存在することが有り得ない</rb><rt>・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>!<br/> いや……あってはならないはずなんだ!」
 
: 「悪心なんて誰にでもある」と言った主人公に対しての返答。
 
: 「悪心なんて誰にでもある」と言った主人公に対しての返答。
 
: その誰にでもある「悪心」すら己には本来存在してはいけない、それがあるのは英雄に相応しくない……彼が幼い頃より抱え続け、隠し続けていた悲痛な叫び。
 
: その誰にでもある「悪心」すら己には本来存在してはいけない、それがあるのは英雄に相応しくない……彼が幼い頃より抱え続け、隠し続けていた悲痛な叫び。
: 例えそれが宿敵であっても、マスターであっても、「黒」を見た者は手に掛けなければならない。そうしなければ、己は恥辱で死に絶えるのだから。
      
; 「ずっと……ずっと、そう考えていた。おまえがいるからこそ、私はあの矢を放てたのだと。<br/>卑怯で、戦士の道から外れた振る舞いは――――。<br/>何もかも、<ruby><rb>おまえの責任だと</rb><rt>・・・・・・・・</rt></ruby>。<br>……あの時の私は、ただひたすらに楽になりたかった。永劫続くかと思われたカルナとの戦い。<br/>自分という存在が、あまりに矮小で戦士に相応しくないという絶望感と諦観。<br/> だが、受け入れなければならなかった。どれほど否定しようとも、あの矢を放ったのは――――。」<br/> 「――――あの矢を放ったのは、俺だ。<br/> あの矢を握り、あの矢を番え、あの矢を放ったのは、このアルジュナだ。」
 
; 「ずっと……ずっと、そう考えていた。おまえがいるからこそ、私はあの矢を放てたのだと。<br/>卑怯で、戦士の道から外れた振る舞いは――――。<br/>何もかも、<ruby><rb>おまえの責任だと</rb><rt>・・・・・・・・</rt></ruby>。<br>……あの時の私は、ただひたすらに楽になりたかった。永劫続くかと思われたカルナとの戦い。<br/>自分という存在が、あまりに矮小で戦士に相応しくないという絶望感と諦観。<br/> だが、受け入れなければならなかった。どれほど否定しようとも、あの矢を放ったのは――――。」<br/> 「――――あの矢を放ったのは、俺だ。<br/> あの矢を握り、あの矢を番え、あの矢を放ったのは、このアルジュナだ。」
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