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123 バイト追加 、 2014年5月6日 (火) 06:33
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== 宝具 ==
 
== 宝具 ==
 
ノウブル・ファンタズム。<br>人間の幻想を骨子に作り上げられた武装のこと。<br>剣、槍、弓といった武器が多いとされるが、それらに限らず、盾、指輪、王冠といった他のものもある。<br>主に英霊が持つ、彼らが生前に築き上げた伝説の象徴。伝説を形にした「物質化した奇跡」である。<br>本来は、その英霊の伝説に登場するとりわけ有名なアイテムが宝具となるが、その英霊が有する伝説上の「特殊能力」も宝具に該当する場合がある。<br>また、「生前に築き上げた伝説がカタチになったもの」という性質から、伝説には明確なカタチで登場せずとも、英霊となったことで得られた、いわば死後の後天的な宝具というものも存在する。<br>(アイテム系の例:[[キャスター|キャスター(第五次)]]の「破戒すべき全ての符」。特殊能力系の例:[[バーサーカー (第四次)]]の「騎士は徒手にて死せず」。[[ライダー (第四次)]]の「王の軍勢」)。<br>それら後天的に得られた宝具でも、所有者にとっては自身の分身ともいえるものであり、何の問題も無く自身の手足の様に操れる。<br>多くの宝具は真名を詠唱する「真名解放」によりその能力を発揮し、伝説における力を再現する(例:[[セイバー]]の「約束された勝利の剣」)。また、中には真名解放を行わなくとも、武器や英霊自身の属性や特殊能力が宝具しての力を帯びている、常時発動型の宝具も存在する。<br>(例:[[ランサー (第四次)]]の「破魔の紅薔薇」。[[バーサーカー|バーサーカー(第五次)]]の「十二の試練」)。<br>例外として『現世で実際に制作する必要のある宝具』が存在する。そういった宝具は『単体の英霊が所有するには、余りに巨大な物』、『未完成であるが故に、伝説に刻まれた代物』のどちらかに属する。
 
ノウブル・ファンタズム。<br>人間の幻想を骨子に作り上げられた武装のこと。<br>剣、槍、弓といった武器が多いとされるが、それらに限らず、盾、指輪、王冠といった他のものもある。<br>主に英霊が持つ、彼らが生前に築き上げた伝説の象徴。伝説を形にした「物質化した奇跡」である。<br>本来は、その英霊の伝説に登場するとりわけ有名なアイテムが宝具となるが、その英霊が有する伝説上の「特殊能力」も宝具に該当する場合がある。<br>また、「生前に築き上げた伝説がカタチになったもの」という性質から、伝説には明確なカタチで登場せずとも、英霊となったことで得られた、いわば死後の後天的な宝具というものも存在する。<br>(アイテム系の例:[[キャスター|キャスター(第五次)]]の「破戒すべき全ての符」。特殊能力系の例:[[バーサーカー (第四次)]]の「騎士は徒手にて死せず」。[[ライダー (第四次)]]の「王の軍勢」)。<br>それら後天的に得られた宝具でも、所有者にとっては自身の分身ともいえるものであり、何の問題も無く自身の手足の様に操れる。<br>多くの宝具は真名を詠唱する「真名解放」によりその能力を発揮し、伝説における力を再現する(例:[[セイバー]]の「約束された勝利の剣」)。また、中には真名解放を行わなくとも、武器や英霊自身の属性や特殊能力が宝具しての力を帯びている、常時発動型の宝具も存在する。<br>(例:[[ランサー (第四次)]]の「破魔の紅薔薇」。[[バーサーカー|バーサーカー(第五次)]]の「十二の試練」)。<br>例外として『現世で実際に制作する必要のある宝具』が存在する。そういった宝具は『単体の英霊が所有するには、余りに巨大な物』、『未完成であるが故に、伝説に刻まれた代物』のどちらかに属する。
*ランク:正確には神秘性のランク。<br>神秘が強まるにつれてより強大になる傾向から、威力・効果・能力の目安となる。EからAまでの五段階と別格のEXがある。<br>A+と表記される場合、一時的にAランク宝具の倍の能力が出せるということ。++なら三倍。<br>ただし、これは主に身体能力値の場合。魔術回路の質や量等、完全に定量化されたパラメータに使用される場合はその限りではない。<br>また、神霊が格を落として英霊として召喚された場合等、使い手の違いや状態次第で同一の宝具でもランクや種別が変動する。<br>重要なのは神秘の強さや信仰の度合いであり、威力が高い=ランクが高いという訳でもない。例として挙げると、東京ドーム一個分を軽く粉砕する [[ランサー (CCC・赤)|エリザベート]]の宝具はかなりランクが低く、『竜鳴雷声(キレンツ・サカーニィ)』はDランク、更に強力になったはずの『鮮血魔嬢(バートリ・エルジェーベト)』はE-ランクと表記されている。
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*ランク:正確には神秘性のランク。<br>神秘が強まるにつれてより強大になる傾向から、威力・効果・能力の目安となる。EからAまでの五段階と別格のEXがある。<br>A+と表記される場合、一時的にAランク宝具の倍の能力が出せるということ。++なら三倍。<br>ただし、これは主に身体能力値の場合。魔術回路の質や量等、完全に定量化されたパラメータに使用される場合はその限りではない。<br>また、神霊が格を落として英霊として召喚された場合等、使い手の違いや状態次第で同一の宝具でもランクや種別が変動する。<br>重要なのは神秘の強さや信仰の度合いであり、威力が高い=ランクが高いという訳でもない。例として挙げると、東京ドーム一個分を軽く粉砕する [[ランサー (CCC・赤)|エリザベート]]の宝具はかなりランクが低く、『竜鳴雷声(キレンツ・サカーニィ)』はDランク、更に強力になったはずの『鮮血魔嬢(バートリ・エルジェーベト)』はE-ランクと表記されている。<br>また、神秘とはある意味真逆の、"この世が物理法則で安定した後の、物理法則の具現・地球の法の体現"である[[アルクェイド・ブリュンスタッド|「空想具現化」]]は、能力としては強力だが、最低値のEランクである。
 
*種別:大別して、個人戦で力を発揮する「対人宝具」、集団戦に威力のある「対軍宝具」、一撃で雌雄を決する「対城宝具」の三つに分けられる。<br>この他、「結界宝具」や「対界宝具」「対[[魔術]]宝具」と呼ばれる特殊なものもある。
 
*種別:大別して、個人戦で力を発揮する「対人宝具」、集団戦に威力のある「対軍宝具」、一撃で雌雄を決する「対城宝具」の三つに分けられる。<br>この他、「結界宝具」や「対界宝具」「対[[魔術]]宝具」と呼ばれる特殊なものもある。
 
*Fate/EXTRAおよびCCCでは、「対陣宝具」、「対門宝具」、「対己宝具」、「対心宝具」、「対衆宝具」、「対星宝具」と呼ばれる種別も登場した。
 
*Fate/EXTRAおよびCCCでは、「対陣宝具」、「対門宝具」、「対己宝具」、「対心宝具」、「対衆宝具」、「対星宝具」と呼ばれる種別も登場した。
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**神霊の宝具にしては異様に性能が低いものも既存の宝具として登場していた点についても長い間疑問視されていたが、「使用者やその状態によって宝具の性能も大きく変動する」という上記の設定が判明した為、「神霊の宝具と同名のものが概念武装として残り、それを人間が扱っているが故に性能が低下している」という推論が挙がっている。<br>その意見においては、[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|バゼット]]が『斬り抉る戦神の剣(フラガラック)』の製造方法を神代より継承しているものの、5つの能力のうち2つしか引き出せていないのもその一例と考えられている。
 
**神霊の宝具にしては異様に性能が低いものも既存の宝具として登場していた点についても長い間疑問視されていたが、「使用者やその状態によって宝具の性能も大きく変動する」という上記の設定が判明した為、「神霊の宝具と同名のものが概念武装として残り、それを人間が扱っているが故に性能が低下している」という推論が挙がっている。<br>その意見においては、[[バゼット・フラガ・マクレミッツ|バゼット]]が『斬り抉る戦神の剣(フラガラック)』の製造方法を神代より継承しているものの、5つの能力のうち2つしか引き出せていないのもその一例と考えられている。
 
*『[[カーニバル・ファンタズム]]』収録の『バーサーカー はじめてのおつかい』では、[[バーサーカー]]がランサーをアーチャーに投げつけた際、そのランサーを『回転して突撃する蒼い槍兵(ブーメランサー)』なる宝具として表現している。解説文によれば『槍兵を投擲武器として使用する武具。<br>本来、一つしか宝具を持たない<RUBY><RB>英霊</RB><RT>バーサーカー</RT></RUBY>が、槍兵を用い編み出したイレギュラー的な宝具。弓兵に対してはクリティカル効果。蒼い光が高速回転しながら軌道線上の全ての対象に必ず命中する。刺し穿つ死棘の槍同様の効果を持つが、ブーメランのように投げた者の手元に戻ることはない。<br> ランク:B+/種別:対軍宝具/レンジ:1〜∞/最大効果:∞』とのこと。
 
*『[[カーニバル・ファンタズム]]』収録の『バーサーカー はじめてのおつかい』では、[[バーサーカー]]がランサーをアーチャーに投げつけた際、そのランサーを『回転して突撃する蒼い槍兵(ブーメランサー)』なる宝具として表現している。解説文によれば『槍兵を投擲武器として使用する武具。<br>本来、一つしか宝具を持たない<RUBY><RB>英霊</RB><RT>バーサーカー</RT></RUBY>が、槍兵を用い編み出したイレギュラー的な宝具。弓兵に対してはクリティカル効果。蒼い光が高速回転しながら軌道線上の全ての対象に必ず命中する。刺し穿つ死棘の槍同様の効果を持つが、ブーメランのように投げた者の手元に戻ることはない。<br> ランク:B+/種別:対軍宝具/レンジ:1〜∞/最大効果:∞』とのこと。
*宝具のランクについては、神秘性という基準が原作及び関連資料でランクであると明言されたことはなく、またFate/complete material IIIのP14『能力値』の項目が筋力、耐久、敏捷、魔力、幸運、宝具であるとされた上で、同資料のP132『サーヴァント関係』の項目にて"サーヴァントが持つ能力や所有スキルの、ランクづけの基準は?"という質問に対し、"英雄の残した偉業と、それを讃える人々の認識で決定されたワールドランキングです"と返されているため、宝具のランク=神秘性のランクだというのは誤りであるといえる。事実、この上ない神秘の具現であり、星の頭脳体であるアルクェイドの『血の姉妹』はランクEであることもこれを裏付けている。
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*宝具のランクについては、神秘性という基準が原作及び関連資料でランクであると明言されたことはなく、またFate/complete material IIIのP14『能力値』の項目が筋力、耐久、敏捷、魔力、幸運、宝具であるとされた上で、同資料のP132『サーヴァント関係』の項目にて"サーヴァントが持つ能力や所有スキルの、ランクづけの基準は?"という質問に対し、"英雄の残した偉業と、それを讃える人々の認識で決定されたワールドランキングです"と返されているため、宝具のランク=神秘性のランクだというのは誤りであるといえる。
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*[[小辞典]]
 
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