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;略歴
 
;略歴
:正体は[[セイバー]]のかつての部下、円卓の騎士の一人、「湖の騎士」にして「裏切りの騎士」と呼ばれたランスロット。<br>アーサー王の妻ギネヴィアと恋に落ちた彼は、「完璧なる騎士」であるが故に愛する女を救うことも王を裏切ることもできず、ギネヴィアの不貞が暴露されたことで円卓の騎士の座を追われ、ブリテン崩壊の一端を担ったという汚名を受けた。<br>聖杯戦争において間桐雁夜によって召喚される。彼は雁夜が唱えた狂化に反応、騎士としての自分を捨て、アルトリアへの敬愛を失えば苦悩から解放されると思い、第四次聖杯戦争にバーサーカーとして参戦するが、運命の悪戯により同じ時代に現界していたアーサー王本人と思いもよらぬ再開を果たすこととなる。<br>第四次聖杯戦争では最終局面においてセイバーと戦うが、「無毀なる湖光」の封印が解かれたことで、マスターの雁夜の負担が激増。魔力が尽きてしまったため活動を停止、その隙を突かれた形で[[セイバー]]に敗北した。
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:正体は[[セイバー]]のかつての部下、円卓の騎士の一人、「湖の騎士」にして「裏切りの騎士」と呼ばれたランスロット。
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:アーサー王の妻ギネヴィアと恋に落ちた彼は、「完璧なる騎士」であるが故に愛する女を救うことも王を裏切ることもできず、ギネヴィアの不貞が暴露されたことで円卓の騎士の座を追われ、ブリテン崩壊の一端を担ったという汚名を受けた。
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:聖杯戦争において間桐雁夜によって召喚される。彼は雁夜が唱えた狂化に反応、騎士としての自分を捨て、アルトリアへの敬愛を失えば苦悩から解放されると思い、第四次聖杯戦争にバーサーカーとして参戦するが、運命の悪戯により同じ時代に現界していたアーサー王本人と思いもよらぬ再開を果たすこととなる。
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:第四次聖杯戦争では最終局面においてセイバーと戦うが、「無毀なる湖光」の封印が解かれたことで、マスターの雁夜の負担が激増。魔力が尽きてしまったため活動を停止、その隙を突かれた形で[[セイバー]]に敗北した。
    
;人物
 
;人物
:狂化によって理性を失い殺意や憎悪といった負の感情に身を任せた存在になっているが、戦闘中であっても、セイバーの姿を目に止めたらすぐに戦闘を中断して襲撃をかけるほど、かの王に対して執着を見せる。<br>アルトリアのことを恨んでいたわけではなく、非があるのは自分で王には欠片も恨みを抱いていなかった。円卓分裂の一因となり、ギネヴィアも救えなかった自分は裁かれるべきと考えていたため、狂気に駆られた彼が彼女に「恨めなかった恨み」とでも言うべき憎悪を見せて執拗に攻撃するのも王の断罪を求めてのことだった。<br>だがランスロットを信頼していた彼女にはその真意は通じていなかったため、アルトリアは聖杯戦争中に彼から向けられた怨恨を、本音と誤解してしまうこととなった。<br>本編では消滅寸前の狂化から開放された時や、番外的な「お願い!アインツベルン相談室」や「とびたて!超時空トラぶる花札大作戦」では狂化の外れた本来の人格を見ることが可能。本編以外では一見落ち着いた礼儀正しい言動ながら、アーサー王への歪んだ感情や雁夜に対する毒舌などなかなかの残念ぶりを見せつける。
+
:狂化によって理性を失い殺意や憎悪といった負の感情に身を任せた存在になっているが、戦闘中であっても、セイバーの姿を目に止めたらすぐに戦闘を中断して襲撃をかけるほど、かの王に対して執着を見せる。
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:アルトリアのことを恨んでいたわけではなく、非があるのは自分で王には欠片も恨みを抱いていなかった。円卓分裂の一因となり、ギネヴィアも救えなかった自分は裁かれるべきと考えていたため、狂気に駆られた彼が彼女に「恨めなかった恨み」とでも言うべき憎悪を見せて執拗に攻撃するのも王の断罪を求めてのことだった。
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:だがランスロットを信頼していた彼女にはその真意は通じていなかったため、アルトリアは聖杯戦争中に彼から向けられた怨恨を、本音と誤解してしまうこととなった。
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:本編では消滅寸前の狂化から開放された時や、番外的な「お願い!アインツベルン相談室」や「とびたて!超時空トラぶる花札大作戦」では狂化の外れた本来の人格を見ることが可能。本編以外では一見落ち着いた礼儀正しい言動ながら、アーサー王への歪んだ感情や雁夜に対する毒舌などなかなかの残念ぶりを見せつける。
    
;能力
 
;能力
:理性が失われているにもかかわらず、第四次の強豪達を驚嘆させるほどの武技の冴えと周到さを誇る。<br>これは彼独自の[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『無窮の武練』によるもので、いかなる状況・属性を持っていても、その戦闘技術が劣化することは無い。また魔除けの指輪に由来する対魔力を持つ。<br>一方で狂化スキルによって能力強化もされてはいるが、燃費の悪さは半端ではなく、その魔力負担は作者からは「法外」と称されるほど。<br>最終宝具を解禁した最終戦ではさらに消費魔力が倍加し雁夜と自身の魔力を使い尽くした。その魔力消費速度は自身が保持していた本来ならマスター抜きでも数時間活動可能な予備魔力を、雁夜が魔力供給不能になってから10秒で使いきるほど。
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:理性が失われているにもかかわらず、第四次の強豪達を驚嘆させるほどの武技の冴えと周到さを誇る。
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:これは彼独自の[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『無窮の武練』によるもので、いかなる状況・属性を持っていても、その戦闘技術が劣化することは無い。また魔除けの指輪に由来する対魔力を持つ。
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:一方で狂化スキルによって能力強化もされてはいるが、燃費の悪さは半端ではなく、その魔力負担は作者からは「法外」と称されるほど。:最終宝具を解禁した最終戦ではさらに消費魔力が倍加し雁夜と自身の魔力を使い尽くした。その魔力消費速度は自身が保持していた本来ならマスター抜きでも数時間活動可能な予備魔力を、雁夜が魔力供給不能になってから10秒で使いきるほど。
    
== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
;騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)
 
;騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)
: ランク:A++<br> 種別:対人宝具<br> レンジ:1<br> 最大捕捉:30人<br> 由来:相手の策によって丸腰で戦う羽目になったとき、楡の枝で相手を倒したエピソード<br>手にしたものに「自分の宝具」として属性を与え扱う宝具能力。どんな武器、どのような兵器であろうとも(例えば鉄柱でも、戦闘機でも、銃でも)手にし魔力を巡らせることでDランク相当の擬似宝具となる(その際、対象の武器をバーサーカーの黒い魔力が葉脈のように巡り包む)。宝具を手に取った場合は元からDランク以上のランクならば従来のランクのまま彼の支配下に置かれる。<br>ただし、この能力の適用範囲は、原則として彼が『武器』として認識できるものに限られる(例として、戦闘機は宝具化できても空母は『武器を運ぶもの』という認識になるため宝具化できない)。 <br>他の英霊の宝具を奪って使うことも可能だが、真名解放まで行えるのかは不明。仮にできたとしても、「狂戦士」のクラスでは言語能力を失っているため実行できない。
+
: ランク:A++<br> 種別:対人宝具<br> レンジ:1<br> 最大捕捉:30人<br> 由来:相手の策によって丸腰で戦う羽目になったとき、楡の枝で相手を倒したエピソード。
 +
:手にしたものに「自分の宝具」として属性を与え扱う宝具能力。どんな武器、どのような兵器であろうとも(例えば鉄柱でも、戦闘機でも、銃でも)手にし魔力を巡らせることでDランク相当の擬似宝具となる(その際、対象の武器をバーサーカーの黒い魔力が葉脈のように巡り包む)。宝具を手に取った場合は元からDランク以上のランクならば従来のランクのまま彼の支配下に置かれる。
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:ただし、この能力の適用範囲は、原則として彼が『武器』として認識できるものに限られる(例として、戦闘機は宝具化できても空母は『武器を運ぶもの』という認識になるため宝具化できない)。  
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:また他の英霊の宝具を奪って使うことも可能だが、真名解放まで行えるのかは不明。仮にできたとしても、「狂戦士」のクラスでは言語能力を失っているため実行できない。
    
;己が栄光の為でなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)
 
;己が栄光の為でなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)
: ランク:B<br> 種別:対人宝具<br> レンジ:0<br> 最大捕捉:1人<br> 由来:友人の名誉のために変装で正体を隠したまま馬上試合で勝利したエピソード<br>自らのステータスと姿を隠蔽する能力。聖杯戦争に参加するマスターは本来、サーヴァントの姿を視認すればそのステータス数値を看破できるが、彼はこの能力によりそれすら隠蔽することが可能。また、黒い靄状の魔力によって、姿の細部が分からなくなっている。<br>本来は姿を隠蔽するのみならず、変装も可能とする。また現在の彼では狂化の影響によって変装は不可能だが、令呪の力を借りることで、一時的にライダーの姿に変装することができた。<br>本来、彼の生前をよく知るセイバーは、鎧姿を見ただけで真名の看破が可能だが、この能力による黒い靄により姿が判然としなかったため、聖杯戦争終盤まで真名の看破はできなかった。
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: ランク:B<br> 種別:対人宝具<br> レンジ:0<br> 最大捕捉:1人<br> 由来:友人の名誉のために変装で正体を隠したまま馬上試合で勝利したエピソード。
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:自らのステータスと姿を隠蔽する能力。聖杯戦争に参加するマスターは本来、サーヴァントの姿を視認すればそのステータス数値を看破できるが、彼はこの能力によりそれすら隠蔽することが可能。また、黒い靄状の魔力によって、姿の細部が分からなくなっている。
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:本来は姿を隠蔽するのみならず、変装も可能とする。また現在の彼では狂化の影響によって変装は不可能だが、[[令呪]]の力を借りることで、一時的にライダーの姿に変装することができた。
 +
:本来、彼の生前をよく知るセイバーは、鎧姿を見ただけで真名の看破が可能だが、この能力による黒い靄により姿が判然としなかったため、聖杯戦争終盤まで真名の看破はできなかった。
    
;無毀なる湖光(アロンダイト)
 
;無毀なる湖光(アロンダイト)
: ランク:A++<br> 種別:対人宝具<br> レンジ:1〜2<br> 最大捕捉:1人<br> 由来:ランスロットの愛刀アロンダイト<br>バーサーカー本来の宝具。<br>上記二つの宝具を封印することによって解放できる。絶対に刃が毀れることのない名剣。「約束された勝利の剣」と起源を同じくする神造兵装。もとは聖剣だったが、[[セイバー (EXTRA・白)|同胞だった騎士]]の親族を斬ったことで魔剣としての属性を得てしまった。<br>全てのパラメーターを1ランク上昇させ、また、全てのST判定で成功率を2倍にする。更に、竜退治の逸話を持つため、竜属性を持つ者に対しては追加ダメージを負わせる。
+
: ランク:A++<br> 種別:対人宝具<br> レンジ:1〜2<br> 最大捕捉:1人<br> 由来:ランスロットの愛刀アロンダイト
 +
:バーサーカー本来の宝具。
 +
:上記二つの宝具を封印することによって解放できる。絶対に刃が毀れることのない名剣。「約束された勝利の剣」と起源を同じくする神造兵装。もとは聖剣だったが、[[セイバー (EXTRA・白)|同胞だった騎士]]の親族を斬ったことで魔剣としての属性を得てしまった。
 +
:全てのパラメーターを1ランク上昇させ、また、全てのST判定で成功率を2倍にする。更に、竜退治の逸話を持つため、竜属性を持つ者に対しては追加ダメージを負わせる。
    
=== 擬似宝具 ===
 
=== 擬似宝具 ===
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;F15J
 
;F15J
:領海哨戒中だった戦闘機。仰木一等空尉の乗っていた“ディアボロI”。一機で百億円以上という凄まじい値段の最新兵器。自分の宝具としての属性を与えていることで、本来の使用法であるコックピットに座らずに背部に掴まったまま機体を運用することが可能。隅々にまで魔力が浸り宝具としての属性を得ることで全体的に性能も向上・変化している。<br>元々搭載されている兵装はAIM7スパロー四発、AIM9サイドワインダー四発、M61バルカン砲940発。本来レーダーによる追尾を行う電子兵器であるミサイルがバーサーカーの憎悪の対象を猟犬の如く追尾する呪装兵器化し、囮の熱源を放つ装置であるフレアディスペンサーが燃え盛る火球を撒き散らす追尾性の焼夷兵器と化すなど兵装自体も凶悪化している。<br>アニメ版では推力方面にまで改造が及んでおり、F15Jには搭載されていないはずの推力偏向ノズルや垂直離着陸機能まで追加されている。<br>ランサーの『破魔の赤薔薇』によって無力化するが、その直前にバーサーカーによってバルカン砲のユニットのみをもぎ取られ使用されようとした…がギルガメッシュの不意打ちで不発に終わった。
+
:領海哨戒中だった戦闘機。仰木一等空尉の乗っていた“ディアボロI”。一機で百億円以上という凄まじい値段の最新兵器。自分の宝具としての属性を与えていることで、本来の使用法であるコックピットに座らずに背部に掴まったまま機体を運用することが可能。隅々にまで魔力が浸り宝具としての属性を得ることで全体的に性能も向上・変化している。
 +
:元々搭載されている兵装はAIM7スパロー四発、AIM9サイドワインダー四発、M61バルカン砲940発。本来レーダーによる追尾を行う電子兵器であるミサイルがバーサーカーの憎悪の対象を猟犬の如く追尾する呪装兵器化し、囮の熱源を放つ装置であるフレアディスペンサーが燃え盛る火球を撒き散らす追尾性の焼夷兵器と化すなど兵装自体も凶悪化している。
 +
:アニメ版では推力方面にまで改造が及んでおり、F15Jには搭載されていないはずの推力偏向ノズルや垂直離着陸機能まで追加されている。
 +
:ランサーの『破魔の赤薔薇』によって無力化するが、その直前にバーサーカーによってバルカン砲のユニットのみをもぎ取られ使用されようとした…がギルガメッシュの不意打ちで不発に終わった。
    
;短機関銃
 
;短機関銃
:[[言峰綺礼]]が監督役としての職権で用意した二丁のサブマシンガン。銃身も弾倉も憎悪の魔力に浸され、サーヴァントでさえも脅かす凶悪な破壊力を持つ。<br>騎士にあるまじきFPS脳でセイバーとダンスったがセイバーの奇襲を防ぐために捨てられた。<br>アニメ版では片方が対物ライフルに変更されており、ますますFPSっぽくなった。
+
:[[言峰綺礼]]が監督役としての職権で用意した二丁のサブマシンガン。銃身も弾倉も憎悪の魔力に浸され、サーヴァントでさえも脅かす凶悪な破壊力を持つ。
 +
:騎士にあるまじきFPS脳でセイバーとダンスったがセイバーの奇襲を防ぐために捨てられた。
 +
:アニメ版では片方が対物ライフルに変更されており、ますますFPSっぽくなった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;お願い!アインツベルン相談室
 
;お願い!アインツベルン相談室
:花札同様、狂化の解けた状態で登場。<br>黒スーツ姿の落ち着いた紳士風だが、中々の毒舌っぷり。そしてシャイなくせに行動が無駄に大胆。
+
:花札同様、狂化の解けた状態で登場。
 +
:黒スーツ姿の落ち着いた紳士風だが、中々の毒舌っぷり。そしてシャイなくせに行動が無駄に大胆。
 
;[[Fate/Ace Royal]]
 
;[[Fate/Ace Royal]]
:[[英霊カード]]の一枚として登場。ダウン効果を防ぐ「精霊の加護」、交戦ダメージでダウンしない「無窮の武練」によって行動力は随一。バーサーカー以外にセイバー・ランサー・ライダーの適性を持つが、大技である「無毀なる湖光」がコストR6と重すぎるのがネック。<br>だが、「セイバー」のクラスで召喚すると「'''真・無毀なる湖光'''」という新宝具を披露する。これは「無毀なる湖光」の性能そのままで、R3にまでコストダウンされているため、劇的に使いやすくなっている。<br>この宝具があれば、もうアロンダイトも「'''ビームも出ない硬いだけの棒'''」などという不名誉な呼び方をされずに済むと思われるが、残念ながら映像媒体ではないので、具体的にどのような宝具なのか分からない。本当に残念。
+
:[[英霊カード]]の一枚として登場。ダウン効果を防ぐ「精霊の加護」、交戦ダメージでダウンしない「無窮の武練」によって行動力は随一。バーサーカー以外にセイバー・ランサー・ライダーの適性を持つが、大技である「無毀なる湖光」がコストR6と重すぎるのがネック。
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:だが、「セイバー」のクラスで召喚すると「'''真・無毀なる湖光'''」という新宝具を披露する。これは「無毀なる湖光」の性能そのままで、R3にまでコストダウンされているため、劇的に使いやすくなっている。
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:この宝具があれば、もうアロンダイトも「'''ビームも出ない硬いだけの棒'''」などという不名誉な呼び方をされずに済むと思われるが、残念ながら映像媒体ではないので、具体的にどのような宝具なのか分からない。本当に残念。
    
;[[コハエース]]
 
;[[コハエース]]
:鎧姿で登場。狂化が解けており普通に話す。<br>基本、円卓の騎士を煽ったり、青セイバーに追い打ちをかけたりする。
+
:鎧姿で登場。狂化が解けており普通に話す。
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:基本、円卓の騎士を煽ったり、青セイバーに追い打ちをかけたりする。
 
;[[Fate/Zero|Fateゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
 
;[[Fate/Zero|Fateゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
:兜を脱いでいる時はアンニュイな表情のイケメンだが、メットオンしている時はセイバーにまっしぐらな狂犬である。<br>雁夜のことは基本的には親身に面倒を見ているが、セイバーを見かけるとそっちに向かって脇目も振らず暴走するため、結果として毎回ズタボロにしてしまっている。
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:兜を脱いでいる時はアンニュイな表情のイケメンだが、メットオンしている時はセイバーにまっしぐらな狂犬である。
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:雁夜のことは基本的には親身に面倒を見ているが、セイバーを見かけるとそっちに向かって脇目も振らず暴走するため、結果として毎回ズタボロにしてしまっている。
 
;[[ちびちゅき!]]
 
;[[ちびちゅき!]]
 
:剣道部所属。部活中は鎧を脱いでいるが、外では相も変わらずいつものスタイルでセイバーにストーカー行為を行っている。
 
:剣道部所属。部活中は鎧を脱いでいるが、外では相も変わらずいつものスタイルでセイバーにストーカー行為を行っている。
 
;[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|戦車男]]
 
;[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|戦車男]]
:「英霊の座」に常駐するスレ住民。対面恐怖症のため、リアルではTシャツ半パン姿に西洋甲冑のヘルムだけをかぶった姿で過ごしており、スケッチブックに筆談で会話する。<br>[[間桐雁夜|よく補導されるダメ人間]]と、[[間桐桜|目の死んでる幼女]]と同居中。
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:「英霊の座」に常駐するスレ住民。対面恐怖症のため、リアルではTシャツ半パン姿に西洋甲冑のヘルムだけをかぶった姿で過ごしており、スケッチブックに筆談で会話する。
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:[[間桐雁夜|よく補導されるダメ人間]]と、[[間桐桜|目の死んでる幼女]]と同居中。
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;[[カプセルさーばんと]]
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:さーばんとの一匹。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;[[間桐雁夜]]
 
;[[間桐雁夜]]
:マスター。<br>彼の唱えた狂化呪文に反応したことで縁が生まれた。契約関係にあるが、雁夜はランスロットを御しきれていない。<br>「お願い!アインツベルン相談室」では「ダメな人」と称してる。
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:マスター。
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:彼の唱えた狂化呪文に反応したことで縁が生まれた。契約関係にあるが、雁夜はランスロットを御しきれていない。
 +
:「お願い!アインツベルン相談室」では「ダメな人」と称してる。
    
;[[間桐桜]]
 
;[[間桐桜]]
:マスターの大切な存在。<br>本編での絡みはないが、『とびたて!超時空トラぶる花札大作戦』では空回りしがちな雁夜を共に心配したり支えたりいじったりしている。彼女からは「ランスさん」と呼ばれている。
+
:マスターの大切な存在。
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:本編での絡みはないが、『とびたて!超時空トラぶる花札大作戦』では空回りしがちな雁夜を共に心配したり支えたりいじったりしている。彼女からは「ランスさん」と呼ばれている。
    
;[[ギルガメッシュ|アーチャー]]
 
;[[ギルガメッシュ|アーチャー]]
:マスターである雁夜がアーチャーのマスターである[[遠坂時臣|時臣]]に敵愾心を燃やしているため、たびたびけしかけられる。無限に飛んでくる宝具を無限に掴み取りして頂戴できる相性のいい敵ではあるが、個人的にはとりたてて興味はなく、そんなことよりセイバーを追いかけたい。<br>『とびたて!超時空トラぶる花札大作戦』では、セイバーを嬲って楽しむ金ぴかに苦情を申し立てるが、その言い様があまりにもアレすぎたせいで逆に相手からどっ引かれる。
+
:マスターである雁夜がアーチャーのマスターである[[遠坂時臣|時臣]]に敵愾心を燃やしているため、たびたびけしかけられる。無限に飛んでくる宝具を無限に掴み取りして頂戴できる相性のいい敵ではあるが、個人的にはとりたてて興味はなく、そんなことよりセイバーを追いかけたい。
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:『とびたて!超時空トラぶる花札大作戦』では、セイバーを嬲って楽しむ金ぴかに苦情を申し立てるが、その言い様があまりにもアレすぎたせいで逆に相手からどっ引かれる。
 
;[[ライダー (第四次)|ライダー]]
 
;[[ライダー (第四次)|ライダー]]
 
:初戦でいきなり横から轢き逃げアタックを喰らう。それ以降、直接ぶつかる機会はなかったが、実際戦っていたら宝具の相性的に分が悪い相手。<br>聖杯戦争終盤、[[言峰綺礼]]の指示で[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|聖杯の器]]を強奪する際に姿を借り、濡れ衣を着せることになった。
 
:初戦でいきなり横から轢き逃げアタックを喰らう。それ以降、直接ぶつかる機会はなかったが、実際戦っていたら宝具の相性的に分が悪い相手。<br>聖杯戦争終盤、[[言峰綺礼]]の指示で[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|聖杯の器]]を強奪する際に姿を借り、濡れ衣を着せることになった。
 
;[[ランサー (第四次)|ランサー]]
 
;[[ランサー (第四次)|ランサー]]
:魔力を絶つ槍を持ち、「騎士は徒手にて死せず」の宝具化を無効にされてしまう相性最悪の敵。<br>あと、とある分野における元ネタ(とされる)。
+
:魔力を絶つ槍を持ち、「騎士は徒手にて死せず」の宝具化を無効にされてしまう相性最悪の敵。
 +
:あと、とある分野における元ネタ(とされる)。
 
;[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]
 
;[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]
 
:ランサーのマスター。本編では特に何の因縁もないが、『超時空トラぶる花札大作戦』のケイネス組ルートでは、花札勝負であるにも関わらずケイネスに襲いかかろうとする。雁夜によると「金髪の相手を見ると発作的に」襲い掛かってしまうらしい。
 
:ランサーのマスター。本編では特に何の因縁もないが、『超時空トラぶる花札大作戦』のケイネス組ルートでは、花札勝負であるにも関わらずケイネスに襲いかかろうとする。雁夜によると「金髪の相手を見ると発作的に」襲い掛かってしまうらしい。
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|}
 
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保有スキル:狂化:C、対魔力:E(狂化によりランクダウン)、精霊の加護:A、無窮の武練:A+
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[[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]:狂化:C、対魔力:E(狂化によりランクダウン)、精霊の加護:A、無窮の武練:A+
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
;ランスロットの強さ
 
;ランスロットの強さ
:妖精(湖の乙女)に育てられ、その加護を受けた「湖の騎士」ランスロット。伝承の上では円卓の騎士最強と謳われており、単純に戦士としての技量であれば、[[セイバー|アーサー王]]、[[セイバー (EXTRA・白)|ガウェイン卿]]を上回るとされている。<br>火を吐く大蛇(おそらく竜種)を退治した、キャメロットの試合では負け知らずだったなど、その武勲は枚挙に暇がない。「無窮の武練」「騎士は徒手にて死せず」の強力さに目が行きがちだが、その大本になったのは彼自身の無双の手練である。<br>このためファンから「狂化させずに本領たる「剣士」であったら、もっと強かったのでは?」と言われることも多く、実際に作者の虚淵もゼロマテの用語辞典にて「そもそも臓硯が雁夜への制裁などという余計な遊び心をおこさず、狂化を強要しなければ良かったのに…」と称している。が、同時に[[ギルガメッシュ]]相手に善戦出来たのは「狂化」による能力増幅の結果であり、また脇目もふらず時臣に突っかかる雁夜に強豪を避ける思慮は期待出来ない、という点からの敗北の流れも挙げられており、必ずしも四次において他クラスが有利とは限らない。
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:妖精(湖の乙女)に育てられ、その加護を受けた「湖の騎士」ランスロット。伝承の上では円卓の騎士最強と謳われており、単純に戦士としての技量であれば、[[セイバー|アーサー王]]、[[セイバー (EXTRA・白)|ガウェイン卿]]を上回るとされている。
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:火を吐く大蛇(おそらく竜種)を退治した、キャメロットの試合では負け知らずだったなど、その武勲は枚挙に暇がない。「無窮の武練」「騎士は徒手にて死せず」の強力さに目が行きがちだが、その大本になったのは彼自身の無双の手練である。
 +
:このためファンから「狂化させずに本領たる「剣士」であったら、もっと強かったのでは?」と言われることも多く、実際に作者の虚淵もゼロマテの用語辞典にて「そもそも臓硯が雁夜への制裁などという余計な遊び心をおこさず、狂化を強要しなければ良かったのに…」と称している。が、同時に[[ギルガメッシュ]]相手に善戦出来たのは「狂化」による能力増幅の結果であり、また脇目もふらず時臣に突っかかる雁夜に強豪を避ける思慮は期待出来ない、という点からの敗北の流れも挙げられており、必ずしも四次において他クラスが有利とは限らない。
 
*Fateシリーズの続編に他の円卓の騎士が登場する度に、ファンから「彼も優秀なマスターに召喚されていたら」と惜しむ声が上がる英霊。伝承において円卓の騎士最強と謳われる彼の真の実力を見てみたいと思うファンは多い。
 
*Fateシリーズの続編に他の円卓の騎士が登場する度に、ファンから「彼も優秀なマスターに召喚されていたら」と惜しむ声が上がる英霊。伝承において円卓の騎士最強と謳われる彼の真の実力を見てみたいと思うファンは多い。
 
*本編の狂戦士状態でも、「'''他サーヴァントに対しては強敵でありながら、[[ランサー (第四次)|ランサー]]だけが相性関係で優位に立てる相手'''」として作者考案のランサーチームの必勝パターンにおいて他チームの殲滅役として組み込まれるなど、実力だけなら四次聖杯戦争でも上位なことが伺える。
 
*本編の狂戦士状態でも、「'''他サーヴァントに対しては強敵でありながら、[[ランサー (第四次)|ランサー]]だけが相性関係で優位に立てる相手'''」として作者考案のランサーチームの必勝パターンにおいて他チームの殲滅役として組み込まれるなど、実力だけなら四次聖杯戦争でも上位なことが伺える。
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;「無毀なる湖光(アロンダイト)」の由来
 
;「無毀なる湖光(アロンダイト)」の由来
:アロンダイトは本来、14世紀にアーサー王伝説とは無関係の別の物語に登場した剣である。<br>その物語にはランスロットは登場せず、別の登場人物が持つ剣である。箔付けのために「元々はランスロットが持っていた剣」との故事が記されただけであるとされており、実際に彼の剣の名がアロンダイトであったのかどうかは信憑性に欠ける。<br>少なくとも、『アーサー王伝説』の中ではアロンダイトの名は記されていない。しかしその後、この「元々はランスロットが持っていた剣」という話が一人歩きをし、剣自体の伝承とは別に彼自身が多くの武勲を持つことや、彼を育てたと言われる「湖の乙女」はアーサー王にエクスカリバーを授けた精霊でもあることから、その愛剣のアロンダイトもエクスカリバーに匹敵する兄弟剣ではないか、と今日では一般にも言われるようになった。<br>また『アーサー王伝説』の中でランスロットが使っていた剣は「エクスカリバーの斬撃を受け止める」「決して刃毀れしない」などの描写があり、上記と合わさって「アロンダイト=ランスロットが使っていた、詳細は不明だがやたらと頑丈な剣」という認識が広まった。<br>Fateでもこの説に則ったと思われ、「約束された勝利の剣」と対を成す、同格の宝具に設定されている。小説Fate/Zero第4巻(ソフトウェア流通版)巻頭に収録されている設定によれば――<br>'''「かつて最強と謳われた騎士が愛用した名剣。エクスカリバーと起源を同じくする神造兵装であり、その強靭さにおいてはエクスカリバーにも匹敵する。当代最高の騎士だけが帯びることを許された誉れの剣だが、同胞だった騎士の親族を斬ったことで、聖剣としての格を喪失し、魔剣としての属性を得てしまった」'''<br>――とある。<br>「無毀なる湖光」の種別は常時発動型の対人宝具であり、対城宝具である「約束された勝利の剣」やその姉妹剣に当たる「転輪する勝利の剣」とは異なっているが、理由については不明である。
+
:アロンダイトは本来、14世紀にアーサー王伝説とは無関係の別の物語に登場した剣である。
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:その物語にはランスロットは登場せず、別の登場人物が持つ剣である。箔付けのために「元々はランスロットが持っていた剣」との故事が記されただけであるとされており、実際に彼の剣の名がアロンダイトであったのかどうかは信憑性に欠ける。
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:少なくとも、『アーサー王伝説』の中ではアロンダイトの名は記されていない。しかしその後、この「元々はランスロットが持っていた剣」という話が一人歩きをし、剣自体の伝承とは別に彼自身が多くの武勲を持つことや、彼を育てたと言われる「湖の乙女」はアーサー王にエクスカリバーを授けた精霊でもあることから、その愛剣のアロンダイトもエクスカリバーに匹敵する兄弟剣ではないか、と今日では一般にも言われるようになった。
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:また『アーサー王伝説』の中でランスロットが使っていた剣は「エクスカリバーの斬撃を受け止める」「決して刃毀れしない」などの描写があり、上記と合わさって「アロンダイト=ランスロットが使っていた、詳細は不明だがやたらと頑丈な剣」という認識が広まった。
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:Fateでもこの説に則ったと思われ、「約束された勝利の剣」と対を成す、同格の宝具に設定されている。小説Fate/Zero第4巻(ソフトウェア流通版)巻頭に収録されている設定によれば――
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:'''「かつて最強と謳われた騎士が愛用した名剣。エクスカリバーと起源を同じくする神造兵装であり、その強靭さにおいてはエクスカリバーにも匹敵する。当代最高の騎士だけが帯びることを許された誉れの剣だが、同胞だった騎士の親族を斬ったことで、聖剣としての格を喪失し、魔剣としての属性を得てしまった」'''
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:――とある。
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:「無毀なる湖光」の種別は常時発動型の対人宝具であり、対城宝具である「約束された勝利の剣」やその姉妹剣に当たる「転輪する勝利の剣」とは異なっているが、理由については不明である。
 
*現在判明している円卓の剣は、上記の二振りに加えて、起源は異なるがモードレッドの「我が麗しき父への叛逆」までもが、いわゆる「エネルギーを放出する」真名解放型宝具。それに対してこの「無毀なる湖光」のみが常時発動型。<br>またZero劇中での戦果が戦意喪失したセイバーのみと言う事もあり、ファンからは地味な不遇宝具扱いされる事も多い。性能は騎士らしい白兵戦向きで癖も無く、超強力なのだが。
 
*現在判明している円卓の剣は、上記の二振りに加えて、起源は異なるがモードレッドの「我が麗しき父への叛逆」までもが、いわゆる「エネルギーを放出する」真名解放型宝具。それに対してこの「無毀なる湖光」のみが常時発動型。<br>またZero劇中での戦果が戦意喪失したセイバーのみと言う事もあり、ファンからは地味な不遇宝具扱いされる事も多い。性能は騎士らしい白兵戦向きで癖も無く、超強力なのだが。
    
;聖剣と魔剣
 
;聖剣と魔剣
:「勝利すべき黄金の剣」がそうであったように、聖剣は不当な使い方をすると失われてしまうらしい。<br>「約束された勝利の剣」は、劇中でセイバーの[[セイバーオルタ|黒化]]に伴って「黒い聖剣」としても力を振るう。これは、湖の乙女にもヴィヴィアンとモリガンの善悪の二面性があるように、「約束された勝利の剣」にも元来二面性があるため、と言われる。<br>起源を同じくする「無毀なる湖光」も、最初からそういった二面性があったのかもしれない。
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:「勝利すべき黄金の剣」がそうであったように、聖剣は不当な使い方をすると失われてしまうらしい。
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:「約束された勝利の剣」は、劇中でセイバーの[[セイバーオルタ|黒化]]に伴って「黒い聖剣」としても力を振るう。これは、湖の乙女にもヴィヴィアンとモリガンの善悪の二面性があるように、「約束された勝利の剣」にも元来二面性があるため、と言われる。
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:起源を同じくする「無毀なる湖光」も、最初からそういった二面性があったのかもしれない。
    
;王妃ギネヴィア
 
;王妃ギネヴィア
:アーサー王の妻であり、ランスロットとの不倫によって二人を引き裂いたとされる女性。<br>Fateにおける彼女は、「実は女性だった」王に嫁がざるを得なかった悲劇の女性である。政略結婚とはいえ、彼女は王を敬愛し、尊敬し、その理想に殉じるつもりがあった。<br>当時の王女の在り方として、彼女は自分が女性であるという意識や、そもそも男女の性差の認識も薄く、王と王妃は理想によってのみ結びついているものだと信じ込んでいた。<br>結局のところ彼女は、「理想に殉じることのできる女性」ではなく、ごく普通の女性だった。理想ではない、人と人、男と女の結びつきが他にあると知ってしまった彼女は、以後、王妃でありながら愛に身を焦がす女として、自身とランスロットを窮地に追い込んでいくことになる。<br>しかし、アルトリアの方は、自身が女であるという負い目もあり、二人の関係を容認していた。「男ですらない王に嫁がされた妃」を必死に支えようとした彼には感謝すらしていた。<br>アルトリアが彼女と彼に敵対しなければならなかったのは、二人の不倫が衆目に晒されてしまったがためである。個人として二人の関係を背信とは考えておらずとも、「アーサー王」は二人を咎めぬわけにはいかなかった。<br>用語辞典に曰く、「魂の在り方として眼鏡ッ娘。外すと美人のステレオタイプ」「命を賭けた乱世のツンデレ。信念のツンと魂のデレの波状攻撃で、自身とランスロットを窮地に追い込んでいく」
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:アーサー王の妻であり、ランスロットとの不倫によって二人を引き裂いたとされる女性。
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:Fateにおける彼女は、「実は女性だった」王に嫁がざるを得なかった悲劇の女性である。政略結婚とはいえ、彼女は王を敬愛し、尊敬し、その理想に殉じるつもりがあった。
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:当時の王女の在り方として、彼女は自分が女性であるという意識や、そもそも男女の性差の認識も薄く、王と王妃は理想によってのみ結びついているものだと信じ込んでいた。
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:結局のところ彼女は、「理想に殉じることのできる女性」ではなく、ごく普通の女性だった。理想ではない、人と人、男と女の結びつきが他にあると知ってしまった彼女は、以後、王妃でありながら愛に身を焦がす女として、自身とランスロットを窮地に追い込んでいくことになる。
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:しかし、アルトリアの方は、自身が女であるという負い目もあり、二人の関係を容認していた。「男ですらない王に嫁がされた妃」を必死に支えようとした彼には感謝すらしていた。
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:アルトリアが彼女と彼に敵対しなければならなかったのは、二人の不倫が衆目に晒されてしまったがためである。個人として二人の関係を背信とは考えておらずとも、「アーサー王」は二人を咎めぬわけにはいかなかった。
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:用語辞典に曰く、「魂の在り方として眼鏡ッ娘。外すと美人のステレオタイプ」「命を賭けた乱世のツンデレ。信念のツンと魂のデレの波状攻撃で、自身とランスロットを窮地に追い込んでいく」
    
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