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694 バイト追加 、 2014年6月13日 (金) 20:14
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;「姉妹双方の才能について望みを繋ぐには、養子に出すしか他にない。だからこそ間桐の翁の申し出は天恵に等しかった。<br> 聖杯の存在を知る一族であれば、それだけ『根源』に到る可能性も高くなる。<br> 私が果たせなくても凛が、そして凛ですら到らなかったら桜が、遠坂の悲願を継いでくれることだろう」
 
;「姉妹双方の才能について望みを繋ぐには、養子に出すしか他にない。だからこそ間桐の翁の申し出は天恵に等しかった。<br> 聖杯の存在を知る一族であれば、それだけ『根源』に到る可能性も高くなる。<br> 私が果たせなくても凛が、そして凛ですら到らなかったら桜が、遠坂の悲願を継いでくれることだろう」
 
:桜を養子に出した件を雁夜に問われての回答。魔術師を嫌悪する雁夜には理解できない、したくない考えだった。
 
:桜を養子に出した件を雁夜に問われての回答。魔術師を嫌悪する雁夜には理解できない、したくない考えだった。
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;「君が家督を拒んだことで、間桐の魔術は桜の手に渡った。<br> むしろ感謝するべき筋合いとはいえ……それでも私は、君という男が赦せない。血の責任から逃げた軟弱さ、そのことに何の負い目も懐かぬ卑劣さ。<br> 間桐雁夜は魔導の恥だ。再び相見えた以上、もはや誅を下すしかあるまい」
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:魔導の道を誇る時臣からすれば、魔導に背を向けた者など軽蔑の対象でしかない。
    
;「凛、いずれ聖杯は現れる。アレを手に入れるのは遠坂の義務であり、何より――魔術師であろうとするのなら、避けては通れない道だ。」
 
;「凛、いずれ聖杯は現れる。アレを手に入れるのは遠坂の義務であり、何より――魔術師であろうとするのなら、避けては通れない道だ。」
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**魔術はドイツ系のはずなのにフィンランド系であるガンドが伝わっている事から、エーデルフェルトの双子の片方が時臣の母親ではないか?という説が長らく囁かれてきたが、花札で「遠縁」と明言されたことでむしろ可能性は低くなった。さすがに、母方の実家を遠縁とは表現しないだろう。
 
**魔術はドイツ系のはずなのにフィンランド系であるガンドが伝わっている事から、エーデルフェルトの双子の片方が時臣の母親ではないか?という説が長らく囁かれてきたが、花札で「遠縁」と明言されたことでむしろ可能性は低くなった。さすがに、母方の実家を遠縁とは表現しないだろう。
 
*時臣が葵へ求婚したのは[[間桐臓硯]]と同じく禅城の母体を求めたが故であり、やはりその本質はどこまでも魔術師である。だが家族への愛は普通に持っており、妻子との関係は良好だったと思われる。
 
*時臣が葵へ求婚したのは[[間桐臓硯]]と同じく禅城の母体を求めたが故であり、やはりその本質はどこまでも魔術師である。だが家族への愛は普通に持っており、妻子との関係は良好だったと思われる。
**葵の実家に立ち寄った際に凛の行く末を案じたり、その眼差しが誇らしく励まされたりしていた。葵と目が合った際には信頼と激励を送られ謝意と保証を込めた目礼を返したりしている。
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**葵の実家に立ち寄った際に凛の行く末を案じたり、その眼差しが誇らしく励まされたりしていた。葵と目が合った際には信頼と激励を送られ謝意と保証を込めた目礼を返したりしている。そしてこのとき初めて娘の頭を撫でて、凛を驚かせた。時臣もどれくらいの力加減なら優しさを示せるか戸惑いながらの行為だった。
 
**「うっかり」は命に関わるほどの局面だけで、普段の日常生活での時臣は非の打ちどころが無い「完璧超人」で凛と葵は連日メロメロだった。
 
**「うっかり」は命に関わるほどの局面だけで、普段の日常生活での時臣は非の打ちどころが無い「完璧超人」で凛と葵は連日メロメロだった。
 
*葵は魔術師としての歪みを抱える時臣をその冷酷さごと盲愛していたが、幸か不幸か、娘二人は父親のそういった面を知らずに育つこととなる。
 
*葵は魔術師としての歪みを抱える時臣をその冷酷さごと盲愛していたが、幸か不幸か、娘二人は父親のそういった面を知らずに育つこととなる。
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