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| ===汚染された聖杯の影響=== | | ===汚染された聖杯の影響=== |
− | 第三次聖杯戦争で[[アインツベルン]]に召喚された[[アンリマユ]]が原因で大聖杯自体が汚染し、本質が決定的に歪んでしまった<ref group = "出" name="World material 10ページ">『Fate/complete material Ⅲ - World material』10ページ。</ref>。<br> | + | 第三次聖杯戦争で[[アインツベルン]]に召喚された[[アンリマユ]]が原因で大聖杯自体が汚染し、本質が決定的に歪んでしまった<ref group = "出" name="World material 10ページ">『Fate/complete material Ⅲ - World material』10ページより。</ref>。<br> |
| 具体的に述べれば、万能の願望器の機能はそのままであるものの、叶え方に果てしない“悪意”が加わり、“願いを恣意的に捻じ曲げて解釈する”というフィクションにおける悪魔の手段と化してしまったが、この聖杯をそうさせてしまったのは、汚染源である[[アンリマユ]]を生み出した人類の悪意に他ならない<ref group = "出" name="World material 10ページ" />。 | | 具体的に述べれば、万能の願望器の機能はそのままであるものの、叶え方に果てしない“悪意”が加わり、“願いを恣意的に捻じ曲げて解釈する”というフィクションにおける悪魔の手段と化してしまったが、この聖杯をそうさせてしまったのは、汚染源である[[アンリマユ]]を生み出した人類の悪意に他ならない<ref group = "出" name="World material 10ページ" />。 |
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| 『Fate/Grand Order』で登場する[[ティアマト]]が持つ真なる権能。生命の海。原初の生命。混沌の海。侵食海洋。 | | 『Fate/Grand Order』で登場する[[ティアマト]]が持つ真なる権能。生命の海。原初の生命。混沌の海。侵食海洋。 |
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− | 魔術世界においては聖杯の泥とよばれるものだが、ケイオスタイドという名称は[[ソロモン|魔術王]]が名付けており、後にカルデアもこれに倣っている<ref group = "出" name="第七特異点 第19節">『絶対魔獣戦線 バビロニア』第19節「絶対魔獣戦線メソポタミア(Ⅰ)」。</ref>。<br> | + | 魔術世界においては聖杯の泥とよばれるものだが、ケイオスタイドという名称は[[ソロモン|魔術王]]が名付けており<ref group = "出" name="第七特異点 第9節">『絶対魔獣戦線 バビロニア』第9節「魔獣母神」より。</ref>、後にカルデアもこれに倣っている<ref group = "出" name="第七特異点 第19節">『絶対魔獣戦線 バビロニア』第19節「絶対魔獣戦線メソポタミア(Ⅰ)」より。</ref>。<br> |
− | なお、生前のギルガメッシュは「黒化の泥」という性質から「'''見た覚えはないが、不愉快極まる単語'''」と述べている<ref group = "出" name="第七特異点 第18節">『絶対魔獣戦線 バビロニア』第18節「目覚め」。</ref>。
| + | なお、生前のギルガメッシュは「黒化の泥」という言葉から「'''見た覚えはないが、不愉快極まる単語'''」と述べている<ref group = "出" name="第七特異点 第18節">『絶対魔獣戦線 バビロニア』第18節「目覚め」より。</ref>。 |
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| 生命を生み出す海そのものであるティアマトは地球創世記の真エーテルを循環させている為、この海の中では魔力は無限に供給される。<br /> | | 生命を生み出す海そのものであるティアマトは地球創世記の真エーテルを循環させている為、この海の中では魔力は無限に供給される。<br /> |
− | ティアマトはこの黒い生命の海を用いて自分の霊基を作り替え、頭脳体に当たる通常の霊基状態(ファム・ファタール)から、全長60メートルを超す竜体に成長した。 | + | ティアマトはこの黒い生命の海を用いて自分の霊基を作り替え、頭脳体に当たる通常の霊基状態(ファム・ファタール)から、全長60メートルを超す竜体に成長した。<br /> |
− | 黒く染まった海はティアマトの権能そのものであり、黒泥に囚われ海中に沈んだ者は侵食され、ティアマトが持つ権能を細胞に複写されて眷属と化してしまう<ref group = "出" name="第七特異点 第18節" />。 | + | 黒く染まった海はティアマトの権能そのものであり、黒泥に囚われ海中に沈んだ者は侵食され、ティアマトが持つ権能を細胞に複写されて眷属と化してしまう<ref group = "出" name="第七特異点 第18節" />。<br /> |
| たとえ脱出したとしても、一度泥に取り込まれた時点で強制的にティアマトと塩基レベルで細胞強制(アミノギアス)され、'''自動的に人類の敵になってしまう'''。これはサーヴァントでも同様であり、霊基汚染によって黒化してしまう。<br /> | | たとえ脱出したとしても、一度泥に取り込まれた時点で強制的にティアマトと塩基レベルで細胞強制(アミノギアス)され、'''自動的に人類の敵になってしまう'''。これはサーヴァントでも同様であり、霊基汚染によって黒化してしまう。<br /> |
| 泥に呑まれたものは権能である自己改造、生態変化、生態融合、個体増殖といったスキルがランダムに付加され、牛若丸の場合は「個体増殖」が付加された<ref group = "出" name="第七特異点 第18節" />。 | | 泥に呑まれたものは権能である自己改造、生態変化、生態融合、個体増殖といったスキルがランダムに付加され、牛若丸の場合は「個体増殖」が付加された<ref group = "出" name="第七特異点 第18節" />。 |
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| ::[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]が水着を着たメイドになった姿。 | | ::[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕]]が水着を着たメイドになった姿。 |
| ;[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサーオルタ〕]] | | ;[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサーオルタ〕]] |
− | :肉体と精神が完全な[[女神ロンゴミニアド|聖槍の女神]]へと転じる直前に、何処かで縁を得たと思わしき聖杯の呪いを利用して『嵐の王』として黒き暴虐であることを強く定義したもの<ref group = "出" name="『FGO materialⅢ』 45ページ">『Fate/Grand Order materialⅢ』45ページ。</ref>。 | + | :肉体と精神が完全な[[女神ロンゴミニアド|聖槍の女神]]へと転じる直前に、何処かで縁を得たと思わしき聖杯の呪いを利用して『嵐の王』として黒き暴虐であることを強く定義したもの<ref group = "出" name="『FGO materialⅢ』 45ページ">『Fate/Grand Order materialⅢ』45ページより。</ref>。 |
| ;[[アルケイデス]] | | ;[[アルケイデス]] |
| :偽りの聖杯戦争でアーチャーとして召喚された[[ヘラクレス]]が三画の令呪に加え、聖杯の泥、魔力結晶による尋常ではない魔力、東方の呪術によって変質した姿。 | | :偽りの聖杯戦争でアーチャーとして召喚された[[ヘラクレス]]が三画の令呪に加え、聖杯の泥、魔力結晶による尋常ではない魔力、東方の呪術によって変質した姿。 |