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| 電算室で生体ユニットになっている間、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]はシャドウ・ボーダー内部の事が手に取るように分かるため、隠し事は出来ない。 | | 電算室で生体ユニットになっている間、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]はシャドウ・ボーダー内部の事が手に取るように分かるため、隠し事は出来ない。 |
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− | [[アトラス院]]が提供した虚数観測機「ペーパームーン」を搭載しており、これによってゼロセイルを実行可能だが成功率は三割以下。おまけに何処に出るか分からない。<br> | + | [[アトラス院]]が提供した虚数観測機「ペーパームーン」を搭載しており、通常空間と虚数空間を同時に観測する事が出来る。<br> |
| + | ペーパームーンによってゼロセイルを実行可能だが成功率は三割以下。おまけに何処に出るか分からない。<br> |
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| 虚数空間から現実世界へと帰還するには現実との『縁』、言うなればアンカーが必要。本来ならば、現実に存在するものであれば、何であれ『縁』となる。シャドウ・ボーダーに乗っている11人の中の誰かと関わりのある何かがあれば、正しく虚数空間を脱する事が出来る。<br> | | 虚数空間から現実世界へと帰還するには現実との『縁』、言うなればアンカーが必要。本来ならば、現実に存在するものであれば、何であれ『縁』となる。シャドウ・ボーダーに乗っている11人の中の誰かと関わりのある何かがあれば、正しく虚数空間を脱する事が出来る。<br> |
| しかも、何時でも浮上できるわけではなく、虚数空間の潮流が来なければ浮上するコースに乗れず、次に潮流が来るタイミングまで浮上できない。 | | しかも、何時でも浮上できるわけではなく、虚数空間の潮流が来なければ浮上するコースに乗れず、次に潮流が来るタイミングまで浮上できない。 |
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− | 搭載されたペーパームーンは通常空間と虚数空間を同時に観測する事が出来る。
| + | 宇宙は『時間』という概念によって成り立っている。本来、『時間』に未来も過去もない。その軸を頼りにしているのは人類であって、『時間』そのものは積み重なってさえいれば、その前後は入り乱れても問題はない。だが、虚数空間にはその『時間』の積み重ねが存在しない。<br> |
| + | 虚数空間にいる限り経年劣化をしないが、外の通常空間に出た時にどうなるかは分からない。<br> |
| + | 一秒も時間を重ねていないかもしれないし、何百年もの時間を重ねているかもしれない。御伽噺の浦島太郎の玉手箱のような現象が起きても不思議ではない。<br> |
| + | 虚数潜航の際は、そうならないように外部空間との誤差を正しながら進んでいる。 |
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| 濾過異聞子現象によって地球が漂白状態に陥ったことにより、浮上するための唯一の『縁』が互いに知っている関係である[[殺戮猟兵]]のみであり、浮上すれば敵の本拠地に出現することになるため、[[シャーロック・ホームズ]]は最善のタイミングを選んでいた。 | | 濾過異聞子現象によって地球が漂白状態に陥ったことにより、浮上するための唯一の『縁』が互いに知っている関係である[[殺戮猟兵]]のみであり、浮上すれば敵の本拠地に出現することになるため、[[シャーロック・ホームズ]]は最善のタイミングを選んでいた。 |
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| まともな保存食は[[ゴルドルフ・ムジーク]]が独り占めしており、朝食は温かいフレンチトーストにミルクたっぷりの紅茶。<br> | | まともな保存食は[[ゴルドルフ・ムジーク]]が独り占めしており、朝食は温かいフレンチトーストにミルクたっぷりの紅茶。<br> |
| 『永久凍土帝国 アナスタシア』では、虚数空間の時間で一週間が経過しており、備蓄が僅かで、食料も水も、電力も尽きてしまいそうになっていた。 | | 『永久凍土帝国 アナスタシア』では、虚数空間の時間で一週間が経過しており、備蓄が僅かで、食料も水も、電力も尽きてしまいそうになっていた。 |
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| + | ロシア領のロストベルトに突入した際、虚数空間内の境界壁に激突し、装甲が損傷。論理術式が一部欠落。左のスクリューが停止した。 |
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| ==シャドウ・ボーダーの区画== | | ==シャドウ・ボーダーの区画== |
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| :虚数空間にいる限り経年劣化をしないが、外の通常空間に出た時にどうなるかは分からない。 | | :虚数空間にいる限り経年劣化をしないが、外の通常空間に出た時にどうなるかは分からない。 |
| :一秒も時間を重ねていないかもしれないし、何百年もの時間を重ねているかもしれない。御伽噺の浦島太郎の玉手箱のような現象が起きても不思議ではない。 | | :一秒も時間を重ねていないかもしれないし、何百年もの時間を重ねているかもしれない。御伽噺の浦島太郎の玉手箱のような現象が起きても不思議ではない。 |
− | :『永久凍土帝国 アナスタシア』では境界壁があり、[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]が激突して、走行が損傷。論理術式が一部欠落。左のスクリューが停止した。
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| :虚数潜航の際は、そうならないように外部空間との誤差を正しながら進んでいる。 | | :虚数潜航の際は、そうならないように外部空間との誤差を正しながら進んでいる。 |
| + | :『永久凍土帝国 アナスタシア』では境界壁があり、[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]が激突して、装甲が損傷。論理術式が一部欠落。左のスクリューが停止した。 |
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| ;オルテナウス | | ;オルテナウス |