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| 三人称 = 彼/彼女
 
| 三人称 = 彼/彼女
 
| 属性 = 秩序・善
 
| 属性 = 秩序・善
| 隠し属性 = 星
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| 副属性 = 星
 
| 性別 = 女性
 
| 性別 = 女性
 
| イメージカラー = 焔色
 
| イメージカラー = 焔色
 
| 特技 = 旗振り
 
| 特技 = 旗振り
| 好きなもの = 祈り
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| 好きなもの = 祈り(Apo)<br/>干し草の上で寝ること(FGO)
| 苦手なもの = 勉強全般
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| 苦手なもの = 勉強全般(Apo)<br/>争い(FGO)
 
| 天敵 =  
 
| 天敵 =  
 
; Apocrypha
 
; Apocrypha
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| レア度 = ☆5
 
| レア度 = ☆5
 
}}
 
}}
 +
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
「[[ルーラー|裁定者]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[ルーラー|裁定者]]」の[[サーヴァント]]。
    
; 略歴
 
; 略歴
:『[[Fate/Apocrypha]]』ではフランスの学生寮で、レティシアという少女に憑依するイレギュラーな形で召喚された。マスターが存在しない[[聖杯戦争|聖杯大戦]]の管理者として、トゥリファスの小さな教会に滞在する。
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:『[[Fate/Apocrypha]]』ではフランスの学生寮で、レティシアという少女に憑依するイレギュラーな形で召喚された。マスターが存在しない[[聖杯戦争|聖杯大戦]]の管理者として、トゥリファスの小さな教会に滞在。聖杯大戦に必要な存在としてホムンクルスの少年を示唆する啓示に従い、その少年である[[ジーク]]と行動を共にする内、彼の属する黒の陣営と共に、赤の陣営の奥底でうごめく陰謀との戦いに導かれる。その後赤の陣営を牛耳っていたもうひとりの聖人と対峙した際、ルーラーとしての義務、彼女自身の英霊としての誇り、そして自身すらも気づかず封じ込めた感情を[[ウィリアム・シェイクスピア|赤のキャスター]]に突かれるも、なおも屈することなく戦いを挑み続ける。
:『[[Fate/Grand Order]]』第一特異点『邪竜百年戦争 オルレアン』では自分が死んで間もない西暦1431年のフランスに召喚される。どういう理由か聖杯戦争の知識を与えられず、能力も低下した状態で現界した。状況に戸惑いながらも、もう一人の[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・ダルク]]が引き起こした邪竜百年戦争を終結させ、フランスを今一度救うべく、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちと共に戦う。
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:『[[Fate/Grand Order]]』第一特異点『[[邪竜百年戦争 オルレアン]]』では自分が死んで間もない西暦1431年のフランスに召喚される。どういう理由か聖杯戦争の知識を与えられず、能力も低下した状態で現界した。状況に戸惑いながらも、もう一人の[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・ダルク]]が引き起こした邪竜百年戦争を終結させ、フランスを今一度救うべく、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちと共に戦う。
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、無尽蔵の魔神柱の前に死地に陥ったマスターに救いの手を差し伸べる。その後、フランスの特異点に召喚されていたサーヴァントたちを率いて、Ⅰの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]の制圧に赴く。
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:終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、無尽蔵の魔神柱の前に死地に陥ったマスターに救いの手を差し伸べる。その後、フランスの特異点に召喚されていたサーヴァントたちを率いて、Ⅰの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]の制圧に赴く。
: 『[[Fate/EXTELLA]]』ではムーンセルがアルテラの行動を阻止するためにトップサーヴァントの一人として召喚される。しかし戦いを通じて英霊アルテラの本性と迷いを看破し、彼女を見定めるためにアルテラ陣営に付く。
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: 『[[Fate/EXTELLA]]』ではムーンセルがアルテラの行動を阻止するための、トップサーヴァントの一人として召喚される。しかし戦いを通じて英霊アルテラの本性と迷いを看破し、彼女を見定めるためにアルテラに味方する。
 
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; 人物
 
; 人物
: 信心深く清廉で善良な少女。
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: 信心深く清廉で善良な少女。中立のサーヴァントとして振る舞うときは規律を第一とし、たとえ身に危険が迫るときも公明正大であろうとする高潔な精神を持つ。
: 『Apocrypha』で二つの人格が統合しているため、フランス人の少女の記憶も大部分持ち合わせている。中立のサーヴァントとして振る舞うときは規律を第一とし、たとえ身に危険が迫るときも公明正大であろうとする高潔な精神を持つ。
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: 『Apocrypha』では二つの人格が統合しているため、フランス人の少女の記憶も大部分持ち合わせている。しかし元々教養とは無縁の生涯を送ってきたため、聖杯から与えられる知識と憑依した少女が持つ知識以外のことについてはあまり知り得ない。
: 元々教養とは無縁の生涯を送ってきたため、聖杯から与えられる知識と憑依した少女が持つ知識以外のことについてはあまり知り得ない。また、農家の娘であったからか、かつては食欲の塊のような野卑な兵士たちにも引けを取らなかったほどの健啖家である。
+
: 一見は生真面目、その清廉な性格で万人に博愛をもたらす紛れもない聖人なのだが、割と思い切りは良く、矢がなければ砲弾を打ち込む、魔術で壊せなければ「神の杖」を使う、というように戦術に関しては一切の妥協を許さず柔軟に対応する。また、農家の娘であったからか、かつては食欲の塊のような野卑な兵士たちにも引けを取らなかったほどの健啖家である。
: 一見は生真面目、その清廉な性格で万人に博愛をもたらす紛れもない聖人なのだが、割と思い切りは良く、矢がなければ砲弾を打ち込む、魔術で壊せなければ「神の杖」を使う、というように戦術に関しては一切の妥協を許さず柔軟に対応する。
+
: 多くの人々が彼女を聖女と認め信仰し、実際に聖女としての能力を持っていても、彼女自身は頑なに自分は聖女などではないと語る。戦争に加わった時点で己は血に塗れた存在となったのだからと。その言葉に偽りはなく、完全に敵対した者には容赦なく『殺す』とも宣言する。
: 鉄壁の自尊心、鋼の如き信仰を持っているが、裏を返せば周りがどれほど落ち込んでいようと自分を曲げない天然の唯我独尊。一言で言うところの「城塞の如き女」。その反動か、ギャグパートではどの作品でも裁定者の威厳/Zeroである。
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: 鉄壁の自尊心、鋼の如き信仰を持っているが、裏を返せば周りがどれほど落ち込んでいようと自分を曲げない天然の唯我独尊…一言で言うところの「城塞の如き女」。その反動か、ギャグパートではどの作品でも裁定者の威厳/Zeroである。
: ルーラークラスとなるだけあって聖杯に願うようなことは特に抱いてはいないが、「妹が欲しい」という密かな願望があるらしく、サーヴァントとして明確に霊基が確立した[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]や放っておけないと思った[[アルテラ]]には家族のように思って接している。
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: ルーラークラスとなるだけあって聖杯に願うようなことは特に抱いてはいないが、「妹が欲しい」というささやかな願望があるらしく、サーヴァントとして明確に霊基が確立した[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]や放っておけないと思った[[アルテラ]]には家族のように思って接している。
:
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:『Apocrypha』では背中には大きな[[令呪]]が刻まれているが、『Grand Order』では背中の令呪は存在していない。
 
; 能力
 
; 能力
: 武器は旗と剣だが、主に旗を長柄武器として用いる。
+
: 旗と剣を宝具として持つ彼女だが、主に旗を長柄武器として用いる。
 
: ルーラーのサーヴァントは聖杯戦争を管轄する絶対的な特権を有しており、魔術に関わりのない部外者を巻き込むなどの規律に違反する者には注意を促し、場合によってはペナルティを与えることもある。
 
: ルーラーのサーヴァントは聖杯戦争を管轄する絶対的な特権を有しており、魔術に関わりのない部外者を巻き込むなどの規律に違反する者には注意を促し、場合によってはペナルティを与えることもある。
: その任を遂行するための能力を多数備えており、自身の半径十キロ圏内に及ぶ強力な索敵能力と聖水を用いたサーヴァントの探索機能はアサシンの『気配遮断』ですら逃れることはできない。また[[スキル (サーヴァント)|クラススキル]]『真名看破』によって、「聖杯戦争」に参加している全てのサーヴァントの真名、能力、宝具の詳細を知る事が出来る。更には各サーヴァントに対し、2回までの令呪の行使が可能。クラス別スキル『聖人』において現界時に選択できる4つの能力のうち“聖骸布の作成”を所持している。
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: その任を遂行するための能力を多数備えており、自身の半径十キロ圏内に及ぶ強力な索敵能力と聖水を用いたサーヴァントの探索機能はアサシンの『気配遮断』ですら逃れることはできない。また[[スキル (サーヴァント)|クラススキル]]『真名看破』によって、「聖杯戦争」に参加している全てのサーヴァントの真名、能力、宝具の詳細を知る事が出来るうえに、各サーヴァントに対し2回までの令呪の行使が可能。クラス別スキル『聖人』において現界時に選択できる4つの能力のうち“聖骸布の作成”を所持している。
 
: 彼女自身のスキルとしては非常に高ランクの『カリスマ』を有し、『聖人』と併せることで暗示の魔術などを用いずとも、自らの言葉を第三者に信じさせることが出来る。
 
: 彼女自身のスキルとしては非常に高ランクの『カリスマ』を有し、『聖人』と併せることで暗示の魔術などを用いずとも、自らの言葉を第三者に信じさせることが出来る。
 
: 聖杯戦争に参加しているサーヴァント達に聖杯から与えられる知識も、ルーラーに関する情報は厳重に秘匿されており、その存在には謎が多い。
 
: 聖杯戦争に参加しているサーヴァント達に聖杯から与えられる知識も、ルーラーに関する情報は厳重に秘匿されており、その存在には謎が多い。
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:……と思われていたが、宿主の保護どころかムーンセルのバックアップを受けているはずの『[[Fate/EXTELLA]]』でもダメージの蓄積により腹ペコ状態に。曰く「ルーラーのクラスは魔力消耗が激しい」とのこと。そういえば生前から健啖家でしたね、あなた。
 
:……と思われていたが、宿主の保護どころかムーンセルのバックアップを受けているはずの『[[Fate/EXTELLA]]』でもダメージの蓄積により腹ペコ状態に。曰く「ルーラーのクラスは魔力消耗が激しい」とのこと。そういえば生前から健啖家でしたね、あなた。
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== コスチューム/バリエーション ==
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== 別クラス / バリエーション / コスチューム ==
 
=== 神風魔法少女ジャンヌ ===
 
=== 神風魔法少女ジャンヌ ===
 
[[TYPE-MOON エイプリルフール企画#路地裏さつき ヒロイン十二宮編|路地裏さつき ヒロイン十二宮編]]に登場する戌の宮「犬耳会」のゴールドヒロイン。犬耳、ミニスカ、ヘソ出し、そして胸元が大きく開いた露出度の高い魔法少女コスチューム。
 
[[TYPE-MOON エイプリルフール企画#路地裏さつき ヒロイン十二宮編|路地裏さつき ヒロイン十二宮編]]に登場する戌の宮「犬耳会」のゴールドヒロイン。犬耳、ミニスカ、ヘソ出し、そして胸元が大きく開いた露出度の高い魔法少女コスチューム。
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魔女として処刑された彼女が魔法少女になるのはどうかと思うが、ガチでヒロインを狙ってきている[[アストルフォ|ピンク]]に対抗するために形振り構っていられないという事情もあるようだ。
 
魔女として処刑された彼女が魔法少女になるのはどうかと思うが、ガチでヒロインを狙ってきている[[アストルフォ|ピンク]]に対抗するために形振り構っていられないという事情もあるようだ。
   −
『[[Fate/EXTELLA]]』ではDLC衣装「エイプリル・マジカル」として再登場している。
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『[[Fate/EXTELLA]]』ではDLC衣装「エイプリル・マジカル」として再登場している。『[[フェイト/育ステラ]]』第9話では、幼児化した[[主人公 (EXTRA)|女主人公]]をあやすのに使われた。
    
=== JKジャンヌ ===
 
=== JKジャンヌ ===
[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|Tmitter2015]]や[[カプセルさーばんと]]で登場したJK化ジャンヌ。基本はレティシアとしての私服姿に近いが、トップにピンクのカーディガンが加わり、ボトムは紫色のスカートへ変更されている。
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[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|TMitter2015]]や[[カプセルさーばんと]]で登場したJK化ジャンヌ。基本はレティシアとしての私服姿に近いが、トップにピンクのカーディガンが加わり、ボトムは紫色のスカートへ変更されている。
    
オリジナルに比べて大分「いい性格」をしており、執拗に某ピンク髪ディスを行う。
 
オリジナルに比べて大分「いい性格」をしており、執拗に某ピンク髪ディスを行う。
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自らをジャンヌ・ダルクの暗黒面と称する黒いジャンヌ。
 
自らをジャンヌ・ダルクの暗黒面と称する黒いジャンヌ。
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詳細は[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]を参照。
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詳細は「[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]」を参照。
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===ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 (バーサーカー)===
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ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕が水着になって、バーサーカーにクラスチェンジしたもの。
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詳細は「[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 (バーサーカー)]]」を参照。
    
=== ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ ===
 
=== ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ ===
 
色々と複雑な経緯で誕生した少女。黒いジャンヌのリリィがサンタを目指したもの。
 
色々と複雑な経緯で誕生した少女。黒いジャンヌのリリィがサンタを目指したもの。
   −
詳細は[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]を参照。
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詳細は「[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]」を参照。
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===ジャンヌ・ダルク〔アーチャー〕===
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ジャンヌ・ダルクが水着になって、アーチャーにクラスチェンジしたもの。
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詳細は「[[ジャンヌ・ダルク〔アーチャー〕]]」を参照。
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=== ジャンヌ・ダルク〔デスクトップアーミー〕 ===
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メガハウスが販売しているフィギュアシリーズ『デスクトップアーミー』におけるジャンヌ。<br/>
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「SENTINEL GROLY」に属するD-phone(人型携帯端末)であり、正式な型番名は「TM-731[RL]s[CHALDEA]series」。スマートフォンゲーム『Fate/Grand Order』がプリインストールされている特化型で、TRY-MOVE社によって販売された。<br/>
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人格はサーヴァントとしてのジャンヌそのものであり、自我を持った後はサーヴァントとしての本分に従っているのだが、本当に聖杯が関与しているのか、自分はサーヴァントなのかD-phoneなのかという葛藤に悩まされながら戦い続けている。
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=== ノワールピース ===
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『Fate/Grand Order Arcade』で実装された、黒いドレス姿の総身霊衣。
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=== ランサー ===
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『[[Fate/Samurai Remnant]]』ではランサーとして参戦。
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詳細は「[[ジャンヌ・ダルク (Samurai Remnant)]]」を参照。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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| rowspan="3"|[[ルーラー|ルーラー]] || - || B || B || A || A || C || A++ || 対魔力:EX<br />真名看破:B<br />神明裁決:A || 啓示:A<br />カリスマ:C<br />聖人:B || style="text-align:left"|
 
| rowspan="3"|[[ルーラー|ルーラー]] || - || B || B || A || A || C || A++ || 対魔力:EX<br />真名看破:B<br />神明裁決:A || 啓示:A<br />カリスマ:C<br />聖人:B || style="text-align:left"|
 
|-
 
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| [[主人公 (Grand Order)]] || B || B || A || A || C || A++ || 対魔力:EX || 啓示:A<br />真名看破:B<br />神明裁決:A<br />カリスマ:C<br />聖人:B || style="text-align:left"|
+
| [[主人公 (Grand Order)]] || B || B || A || A || C || A++ || 対魔力:EX || 啓示:A<br />真名看破:B<br />神明裁決:A<br />カリスマ:C<br />聖人:B<br />燦然たる聖光の復権:A<br>清冽なる祈りの果てに:EX || style="text-align:left"|強化クエストクリアで「真名看破」→「燦然たる聖光の復権」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「啓示」→「清冽なる祈りの果てに」に変化。
 
|-
 
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| [[主人公 (EXTRA)]] || B || B || A || A || C || A++ || 対魔力:EX<br />真名看破:B<br />神明裁決:A || 啓示:A<br />カリスマ:C<br />聖人:B || style="text-align:left"|
 
| [[主人公 (EXTRA)]] || B || B || A || A || C || A++ || 対魔力:EX<br />真名看破:B<br />神明裁決:A || 啓示:A<br />カリスマ:C<br />聖人:B || style="text-align:left"|
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: ただし、使用中は一切の攻撃が不可能というデメリットがあるほか、攻撃を防いだ代償は旗に損傷となって蓄積され、対城クラスの宝具による攻撃を何発も受けるというような形で濫用すれば最終的には使用不能になってしまう。
 
: ただし、使用中は一切の攻撃が不可能というデメリットがあるほか、攻撃を防いだ代償は旗に損傷となって蓄積され、対城クラスの宝具による攻撃を何発も受けるというような形で濫用すれば最終的には使用不能になってしまう。
 
: 『Fate/Apocrypha』では[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]の、地形を変え、ミレニア城塞を半壊せしめた程の破壊力を持つ「疵獣の咆吼」の一撃を受け流し、[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]の『解体聖母』の完全開放を不意打ちで受けてなお、その呪いの大半を吸収するなどの活躍を見せた。
 
: 『Fate/Apocrypha』では[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]の、地形を変え、ミレニア城塞を半壊せしめた程の破壊力を持つ「疵獣の咆吼」の一撃を受け流し、[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]の『解体聖母』の完全開放を不意打ちで受けてなお、その呪いの大半を吸収するなどの活躍を見せた。
: 『Fate/Grand Order』第一部一章では[[マシュ・キリエライト|マシュ]]の「仮想宝具 擬似展開/人理の礎」とともにファヴニールの攻撃を一時的に防いだり、終章では[[魔神柱|魔神柱フラウロス]]の攻撃から主人公を守る形で使用した他、本編に先駆けてTYPE-MOON公式のエイプリール企画で登場<ref>なお、ネタバレ防止のため伏字だった。</ref>した際には、[[謎のヒロインX]]の「約束された勝利の剣」さえもいなした。
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: 『Fate/Grand Order』第一部一章では[[マシュ・キリエライト|マシュ]]の「仮想宝具 擬似展開/人理の礎」とともにファヴニールの攻撃を一時的に防いだり、終章では[[魔神柱|魔神柱フラウロス]]の攻撃から主人公を守る形で使用した他、本編に先駆けてTYPE-MOON公式のエイプリール企画で登場<ref group = "注">なお、ネタバレ防止のため伏字だった。</ref>した際には、[[謎のヒロインX]]の「約束された勝利の剣」さえもいなした。
 
: ちなみにこの宝具である旗自体ももっぱら攻撃に活用されており、『Fate/Apocrypha』『Fate/Grand Order』『Fate/EXTELLA』いずれにおいても実際に槍のように突いたり殴ったりするところを見られる。『EXTELLA』に至っては頭上でプロペラのように回転させてホバリングするという芸当も。使用法を抗議されるたびに「穂先に槍がついています。つまりこの旗で殴れよという啓示でしょう」と弁明しているとか。<del>やめてさしあげろ。</del>
 
: ちなみにこの宝具である旗自体ももっぱら攻撃に活用されており、『Fate/Apocrypha』『Fate/Grand Order』『Fate/EXTELLA』いずれにおいても実際に槍のように突いたり殴ったりするところを見られる。『EXTELLA』に至っては頭上でプロペラのように回転させてホバリングするという芸当も。使用法を抗議されるたびに「穂先に槍がついています。つまりこの旗で殴れよという啓示でしょう」と弁明しているとか。<del>やめてさしあげろ。</del>
: 『Fate/Grand Order』ゲームでの性能は、1ターンの無敵+2ターンにわたりHP回復+3ターン中防御力アップを全員に付与するArts属性の支援宝具。展開中は攻撃できない事の再現か、ジャンヌ自身に2ターンのスタンが付与されるデメリットがある。後発のサーヴァントの性能を鑑みると決して軽いデメリットとは言えず、サービス開始後少しから下記の宝具強化実装まではあまり評価の高い宝具ではなかった。しかし宝具強化クエストが実装されたことにより、宝具強化でこのスタンのデメリットが単純に削除される事に加え、味方全員の弱体解除の効果まで追加され、評価は大幅に向上している。
+
:『Grand Order』ではA-ランクに低下しており、「味方全体に無敵状態を付与(1ターン)&防御力をアップ[Lv](3ターン)&毎ターンHP回復状態を付与(2ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+自身にスタン状態を付与(2ターン)【デメリット】」という効果のArts宝具。
 +
:後発のサーヴァントの性能を鑑みるとスタン状態の付与は決して軽いデメリットとは言えず、サービス開始から半年ほどで使い勝手の悪さが無視できないものとなり評価が落ち込んだ。
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:しかし、後に実装された幕間の物語2クリアで従来通りのAランクに上昇。スタンのデメリットが単純に削除される事に加えて「味方全体の弱体状態を解除」という効果まで追加され、評価は大幅に向上することとなった。
 
; 紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)
 
; 紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)
 
: ランク:C(発現前) / EX(発現後)<br />種別:特攻宝具<br />レンジ:???<br />最大捕捉:???
 
: ランク:C(発現前) / EX(発現後)<br />種別:特攻宝具<br />レンジ:???<br />最大捕捉:???
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: 己の生命と引き換えに生み出す焔が敵対するあらゆる者を燃やし尽くす。使用の際は、柄ではなく、刀身を握りしめるようにして発動させる。この剣は「英霊ジャンヌ・ダルク」そのものであり、使用後、彼女自身は消滅する。
 
: 己の生命と引き換えに生み出す焔が敵対するあらゆる者を燃やし尽くす。使用の際は、柄ではなく、刀身を握りしめるようにして発動させる。この剣は「英霊ジャンヌ・ダルク」そのものであり、使用後、彼女自身は消滅する。
 
: ランクEXなのは彼女が「打ち砕くべき」と思ったものしか打ち砕けないという単純な破壊力では計測が出来ない特性のためだが、その威力は聖杯と接続したシロウの捨て身の攻撃ですらも相殺することは能わず、大聖杯の八割以上を破壊した。
 
: ランクEXなのは彼女が「打ち砕くべき」と思ったものしか打ち砕けないという単純な破壊力では計測が出来ない特性のためだが、その威力は聖杯と接続したシロウの捨て身の攻撃ですらも相殺することは能わず、大聖杯の八割以上を破壊した。
: 『Fate/EXTELLA』では、システムの関係上攻撃宝具として転用しやすいこちらが採用されているが、使用後は設定通り'''しっかりと使用後に消滅'''、もとい強制的にHP0になる。令呪かインストールスキルで復活させない(できない)と、たとえこれでステージのボスを倒してもゲームオーバーになってしまう。
+
: 『Fate/EXTELLA』では、システムの関係上攻撃宝具として転用しやすいこちらが採用されているが、使用後は設定通り'''しっかりと使用後に消滅'''、もとい強制的にHP0になる。令呪かインストールスキルで復活させない(できない)と、たとえこれでステージのボスを倒してもゲームオーバーになってしまう。『Fate/EXTELLA LINK』でも同様だが、ムーンドライブ版はHPが少し減るだけで済む。加減して使っているのだろうか?
 
+
: 『Fate/Grand Order』では基本的に使用されないが、コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』の第一特異点のクライマックスではジルを倒すために使用。彼もろとも焼き尽くされるはずであったが、それだけは許せないと聖杯を「ジャンヌを助けたかった」という本当の望みに使用したジルの手によって炎から助けられることになった。
== レティシア ==
  −
『Apocrypha』において、ジャンヌが現界するにあたって憑依したフランス人の少女。
  −
 
  −
極めて感受性が強く、信仰心に篤かったからか、自身に宿った聖女の人格をごく自然に受け入れた。やや男性恐怖症気味で、ジークとの距離感に影響することもある。
     −
普段着はノースリーブのシャツに紫色のネクタイ、ショートパンツ、ハイソックス。『Fate/Apocrypha material』では上着の設定が掲載されているが、上着を着た状態だとどこか学校の制服じみている。<br>アニメ版『Apocrypha』では背中の令呪を見せるためか、背面が大きく開いているデザインに変更されている。
+
== 使用技 ==
 
+
===[[Fate/EXTELLA LINK]]===
[[Fate/EXTELLA]]』ではレティシア時の服装がDLC衣装「オルレアンの娘」として登場している。
+
; 鉄の御旗
 +
: 旗を振り回しながら突進する。
 +
; 浄化の炎
 +
: 旗に祈りを捧げ周囲の敵を引き寄せた後、自身の周囲に炎の竜巻を発生させる。
 +
; 誓いの光輪
 +
: 前方に光輪状の弾を放つ。
 +
; 我が道を遮るのなら
 +
: 旗を前方に投擲。風の刃を纏った旗はブーメランのように戻ってくる。ヒットした敵をスタン状態にする。
 +
; 主よ、今こそ裁定を
 +
: 上空に飛び上がり、複数の光輪状の弾を地上に向けて発射する。ヒットした敵の移動速度を一定時間低下させる。
 +
; 守護の御旗
 +
: 一定時間ガード体勢を取り攻撃に備える。ガード中に攻撃を受けると、攻撃を無効にしつつ強力なカウンター攻撃を放つ。
 +
; 光の矢
 +
: 自身の周囲に複数の光の矢を降らせる広範囲攻撃。
    
==真名:ジャンヌ・ダルク==
 
==真名:ジャンヌ・ダルク==
134行目: 169行目:     
:なお、捕縛されてからもジャンヌは奇跡を起こし続けた。<br>聖書とわずかな祈りの言葉以外、何一つ知らないはずの村娘が、一流の神学者を相手に一歩も引かず当意即妙に議論し、異端として処罰することが難しくなった逸話が残されている。
 
:なお、捕縛されてからもジャンヌは奇跡を起こし続けた。<br>聖書とわずかな祈りの言葉以外、何一つ知らないはずの村娘が、一流の神学者を相手に一歩も引かず当意即妙に議論し、異端として処罰することが難しくなった逸話が残されている。
 +
 +
===関連===
 +
;聖カトリーヌの剣
 +
:ジャンヌ・ダルクが聖カトリーヌ教会で見つけ出した無垢なる剣。
 +
:彼女は常に旗を持って軍を鼓舞し、最前線に飛び込んでいたが、この剣を決して抜かなかった。
 +
:それは血に濡れる事を恐れたからではなく、剣を使うのが不得手だったため。
 +
:彼女からすれば旗を振った時点でその手は騎士と同じく血に塗れていると考えており、剣を抜かずともその罪を共有している。
 +
:ジャンヌが囚われの身となった際に行方知らずとなった。
 +
:『[[Fate/Grand Order]]』の[[ジル・ド・レェ〔セイバー〕]]の幕間の物語「聖女の剣」で1431年のフランスに登場する。
 +
:玉座の近くで強い魔力を発しており、[[特異点]]の発生の原因に成りかけていた。
 +
:聖カトリーヌの剣の影響か、亡霊に憑依され微かに魔力が滲み出る死体が大量に発生し、聖カトリーヌの剣に剣を求めて彷徨い出た影が集まり、[[シャドウサーヴァント]]に変わった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
139行目: 185行目:  
; [[Fate/Zero]]
 
; [[Fate/Zero]]
 
: キャスターの回想に登場。
 
: キャスターの回想に登場。
: BD版特典の「お願い!アインツベルン相談室」においてもキャスターの口から語られる。それによれば、飛び出しがちなキャスターの眼球を目潰しで諌めていたらしい。
   
; [[Fate/EXTELLA]]
 
; [[Fate/EXTELLA]]
 
: ジルと関わらない今回は、出会い頭に殺されかけたこともあってか[[ギルガメッシュ|女性を物色するかのような蛇の眼をした黄金のサーヴァント]]が天敵。しばしば憎まれ口を叩き合う。
 
: ジルと関わらない今回は、出会い頭に殺されかけたこともあってか[[ギルガメッシュ|女性を物色するかのような蛇の眼をした黄金のサーヴァント]]が天敵。しばしば憎まれ口を叩き合う。
 
: ジャンヌ篇では本陣に忍び込んだアルキメデスの魔の手からアルテラを庇う。また、密かな願望故か姉妹のようだと言われて照れるシーンも。
 
: ジャンヌ篇では本陣に忍び込んだアルキメデスの魔の手からアルテラを庇う。また、密かな願望故か姉妹のようだと言われて照れるシーンも。
 
: 設定面でも本人含め複数の人物の台詞から、聖杯戦争でない今回はルーラー特権を十分に活かしきれていないことが伺える。
 
: 設定面でも本人含め複数の人物の台詞から、聖杯戦争でない今回はルーラー特権を十分に活かしきれていないことが伺える。
; [[フェイト/育ステラ]]
+
; [[Fate/EXTELLA LINK]]
: 第五話から登場。公園デビューしようとするアルテラにいろいろと世話を焼いていた。
+
: カール大帝の陣営の一員として登場。
 
; [[Fate/Apocrypha]]
 
; [[Fate/Apocrypha]]
: ヒロインとして登場。中立のサーヴァント・ルーラーとして召喚されるが、やがて戦争の裏に存在する陰謀に気付く。
+
: ヒロインとして登場。中立のサーヴァント・ルーラーとして召喚されるが、やがて聖杯大戦の裏に存在する陰謀に気付く。
 
; [[Fate/Grand Order]] 
 
; [[Fate/Grand Order]] 
: サービス開始時から実装されている。実は今もなお現状唯一の恒常召喚可能なルーラークラス及び☆5エクストラクラスのサーヴァントである。
+
: 初期実装サーヴァントの一人。
 
: ストーリーでは第一章のキーキャラクターとして登場。
 
: ストーリーでは第一章のキーキャラクターとして登場。
 
: 『FGO夏祭り2016~1st Anniversary~』の開催に際してバトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新。
 
: 『FGO夏祭り2016~1st Anniversary~』の開催に際してバトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新。
; [[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
+
: 期間限定イベント『[[栄謡栄歌劇場 ムーンライトエピタフ|輝け!グレイルライブ‼]]』開催に伴い、『[[Fate/Grand Order Waltz in the MOONLIGHT/LOSTROOM]]』における彼女をイメージした同名の曲をモチーフにしたアイドル風の霊衣「Prove」が実装された。
: 準レギュラー……なのだが主人公に目の敵にされているのか、ロクな目に遭わない。
+
: 奏章Ⅱ『不可逆廃棄孔 イド』の実装に伴って再度モーション改修が行われた。
: 設定では「オルタ」が絶対にあり得ない完璧なる聖人のはずなのだが、主人公の口車に乗せられてナチュラルにオルタ化しかけた。
+
; [[Fate/Grand Order Arcade]]
 +
: 2018年9月27日に実装。
 +
: 後に[[概念礼装|英霊正装]]で見せた黒いドレス姿となる総身霊衣「ノーブルピース」が実装された他、カラーバリエーション3種も実装された。
    
===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
 +
; [[Fate/Zero#お願い!アインツベルン相談室|お願い!アインツベルン相談室]]
 +
: キャスターの口から語られる。飛び出しがちなキャスターの眼球を目潰しで諌めていたらしい。
 
; [[カプセルさーばんと]]
 
; [[カプセルさーばんと]]
: さーばんとの一匹「ジャンヌダルク」として登場する。自分の周囲に存在する敵を自軍に加える、という特殊かつ強力なユニット。ギルガメッシュだろうがヘラクレスだろうが彼女の前に出すと簡単に裏切り、こちらに向かってくる。幸い、使ってくるのはジャンヌ本人だけだが、拠点前に召喚して能力を効果的に使ってくるので、攻略には遠距離攻撃が必要。
+
: さーばんとの一匹「ジャンヌダルク」として登場する。自分の周囲に存在する敵を自軍に加える、という特殊かつ強力なユニット。ギルガメッシュだろうがヘラクレスだろうが彼女の前に出すと簡単に裏切り、こちらに向かってくる。幸い、使ってくるのはジャンヌ本人だけだが、拠点前に召喚して能力を効果的に使ってくるので、攻略には遠距離攻撃が必要。逆にこのユニット自体も強敵の攻略に際して超重要な鍵を握っていたりする。
 
: 敵マスター「ジャンヌ」としても登場。英霊休暇を使って冬木市にバカンスに来ており、圧倒的存在感と知名度を隠す為に変装をしているらしい。
 
: 敵マスター「ジャンヌ」としても登場。英霊休暇を使って冬木市にバカンスに来ており、圧倒的存在感と知名度を隠す為に変装をしているらしい。
 +
; [[マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
 +
: 準レギュラー……なのだが主人公に目の敵にされているのか、ロクな目に遭わない。
 +
: 設定では「オルタ」が絶対にあり得ない完璧なる聖人のはずなのだが、主人公の口車に乗せられてナチュラルにオルタ化しかけた。
 +
:なぜか旗は鯉のぼり。鯉のぼりを手に「聞け、この領域に集いし〜」と口上を垂れる姿は実にシュール。
 +
; [[フェイト/育ステラ]]
 +
: 第五話から登場。公園デビューしようとするアルテラにいろいろと世話を焼いていた。
    
===その他===
 
===その他===
 
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|路地裏さつき ヒロイン十二宮編]]
 
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|路地裏さつき ヒロイン十二宮編]]
 
: 2013年のエイプリルフール企画。第11話「犬耳宮」の守護者。なんと露出度の高い魔法少女コスチュームで登場、その名も「''神風魔法少女ジャンヌ''」。
 
: 2013年のエイプリルフール企画。第11話「犬耳宮」の守護者。なんと露出度の高い魔法少女コスチュームで登場、その名も「''神風魔法少女ジャンヌ''」。
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|Tmitter2015]]
+
; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画|TMitter2015]]
 
: 2015年のエイプリルフール企画。英霊休暇を活用して日本をエンジョイする。
 
: 2015年のエイプリルフール企画。英霊休暇を活用して日本をエンジョイする。
 
: だが、そのはっちゃけ行為の数々がとある人物の堪忍袋の緒を切れさせるハメになる。
 
: だが、そのはっちゃけ行為の数々がとある人物の堪忍袋の緒を切れさせるハメになる。
171行目: 226行目:  
; [[ちびちゅき!]]
 
; [[ちびちゅき!]]
 
: 所属不明。相変わらず数学が苦手で、テスト勉強では苦労している模様。
 
: 所属不明。相変わらず数学が苦手で、テスト勉強では苦労している模様。
 +
 +
===外部コラボ===
 +
; デスクトップアーミー
 +
: メガハウスが販売しているフィギュアシリーズ。『Fate/Grand Order』第一弾として出張した。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
177行目: 236行目:  
: [[ジークフリート|黒のセイバー]]脱落の真相を確かめるために探していた。
 
: [[ジークフリート|黒のセイバー]]脱落の真相を確かめるために探していた。
 
: 黒の陣営で魔力供給源として使い捨てられているホムンクルスたちを救出せんとする彼と、同じくマスター以外からの魔力供給を問題視していた彼女との間で目的が一致し、行動を共にすることになる。
 
: 黒の陣営で魔力供給源として使い捨てられているホムンクルスたちを救出せんとする彼と、同じくマスター以外からの魔力供給を問題視していた彼女との間で目的が一致し、行動を共にすることになる。
: 聖杯大戦の被害者として、保護対象とみなしている。年長者ぶろうとしているが、腹ペコで倒れたところを助けてもらったり、数学の勉強を教えてもらうことになったりと、イマイチ威厳を保てていない。
+
: 年長者ぶろうとしているが、腹ペコで倒れたところを助けてもらったり、数学の勉強を教えてもらうことになったりと、イマイチ威厳を保てていない。
: 共に行動をする内に好意を寄せるも、聖女としてそれを否定していたが次第にそれを抑えられなくなり……。
+
: 共に行動をする内に好意を寄せるも、聖女である彼女はそれを否定する。しかし……。
 
; [[ジークフリート|黒のセイバー]]
 
; [[ジークフリート|黒のセイバー]]
 
: 小説版では縁がなかったが、アニメ版では彼の最期に立ち会う事になる。
 
: 小説版では縁がなかったが、アニメ版では彼の最期に立ち会う事になる。
187行目: 246行目:  
; [[アタランテ|赤のアーチャー]]
 
; [[アタランテ|赤のアーチャー]]
 
: 子供の怨霊の集合体である[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]を「救えない」と断じて消滅させようとしたルーラーに対して、子供の守護者たらんとする赤のアーチャーから一方的な敵愾心を抱かれた。以後、憎しみを持って付け狙われている。
 
: 子供の怨霊の集合体である[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]を「救えない」と断じて消滅させようとしたルーラーに対して、子供の守護者たらんとする赤のアーチャーから一方的な敵愾心を抱かれた。以後、憎しみを持って付け狙われている。
; レティシア
+
; [[レティシア]]
: 憑依したフランス人の少女。聖杯大戦以外の知識は彼女のものがベースとなっている。
+
: 憑依したフランス人の少女。聖杯大戦以外の知識は彼女のものがベースとなっている。自分に協力してくれた彼女へ感謝を抱きながら、ジークへの特別な想いは彼女のものだと思い、内心で応援する。しかし……。
; アルマ・ペトレシア
+
; [[アルマ・ペトレシア]]
: 下宿させてもらった教会のシスター。<br>純朴で神の愛以外に必要なものは存在しないような女性……かと思いきや、実は聖堂教会から派遣されたユグドミレニア一族への監視役。ジャンヌの正体にも当初から気づいていた。
+
: 下宿させてもらった教会のシスター。
 +
: 純朴で神の愛以外に必要なものは存在しないような女性……かと思いきや、実は聖堂教会から派遣されたユグドミレニア一族への監視役。ジャンヌの正体にも当初から気づいていた。
 +
; [[セルジュ]]
 +
: ジークとの行動中、一夜の宿を借りた相手。
 +
: 快く泊めてくれたことや、息子を大切に思う心には感じ入っていたが、余計な事にまで気を回しているのには頭を抱えていた。
 
; [[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]]
 
; [[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]]
 
: 彼の野望の最大の障害と見なされており、一方的に敵視されている。<br>彼女を確実に抹殺するために、[[カルナ|赤のランサー]]を刺客として送り込んだ。
 
: 彼の野望の最大の障害と見なされており、一方的に敵視されている。<br>彼女を確実に抹殺するために、[[カルナ|赤のランサー]]を刺客として送り込んだ。
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=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
 
; [[主人公 (Grand Order)]]
 
; [[主人公 (Grand Order)]]
: 第一章で出会う仮のマスター。きっとまた会えると強い予感と希望を口にして別れることとなる。
+
: 第一特異点で出会う仮のマスター。きっとまた会えると強い予感と希望を口にして別れることとなる。
 
: 後に召喚に応じて正式に契約した際には、年長者として支えつつも、マスターの心の強さと成長に敬意を払う一面が強調される。
 
: 後に召喚に応じて正式に契約した際には、年長者として支えつつも、マスターの心の強さと成長に敬意を払う一面が強調される。
 +
: 終局特異点では主人公の危機に際して駆けつけ、召喚されてくる英霊達に檄を飛ばした。
 
; [[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]
 
; [[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]
 
: もう一人のジャンヌ・ダルク。暗黒面というよりは、コインの裏側に強引に入り込んだ少女。
 
: もう一人のジャンヌ・ダルク。暗黒面というよりは、コインの裏側に強引に入り込んだ少女。
: しかし、第一章で敵対していた時はともかく、サーヴァント化していると蓮っ葉な妹ができたみたいでちょっと嬉しいが、それを間違っても本人には聞かせられないみたいである。
+
: しかし、第一特異点で敵対していた時はともかく、サーヴァント化していると蓮っ葉な妹ができたみたいでちょっと嬉しいが、それを間違っても本人には聞かせられないみたいである。
 +
: 妹のように思っている……が、それを言うと[[ジャンヌ・ダルク〔アーチャー〕|ドン引きされる]]のを不思議がっている。
 
; [[マリー・アントワネット]]
 
; [[マリー・アントワネット]]
: 第一章で共闘する。愛国者同士意気投合し、友人に。
+
: 第一特異点で共闘する。愛国者同士意気投合し、友人に。
 
; [[ジークフリート]]
 
; [[ジークフリート]]
: 第一章で邪竜ファヴニールに対抗する手段として、彼に掛けられた呪いの除去を行った。また、彼を所持していると「ジーク君」に触れるマイルーム会話が聞ける。
+
: 第一特異点で邪竜ファヴニールに対抗する手段として、彼に掛けられた呪いの除去を行った。また、彼を所持していると「ジーク君」に触れるマイルーム会話が聞ける。
 
; [[マルタ]]
 
; [[マルタ]]
: 第一章で敵対した相手だが、聖人として深く尊敬している。
+
: 第一特異点で敵対した相手だが、聖人として深く尊敬している。
 
: もっとも、「竜を祈りのみで調伏した」と言っているあたり、真相は知らないようであるが。
 
: もっとも、「竜を祈りのみで調伏した」と言っているあたり、真相は知らないようであるが。
 +
; [[清姫]]
 +
: 第一特異点で共闘した相手。
 +
: ゲーム本編では特に接点が無かったが、漫画版では恋人について女子トークを交わし、彼女の「愛」にドン引きしていた。
 
; [[メフィストフェレス]]
 
; [[メフィストフェレス]]
: キャラクエ「我が神はここにありて」において『別の何者か』に召喚された彼と対峙している。
+
: 自身の幕間の物語「我が神はここにありて」において『別の何者か』に召喚された彼と対峙している。
 
;[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]
 
;[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]
 
:『二代目はオルタちゃん ~2016クリスマス~』で登場した、自分の偽物のあり得るはずのなかった過去の姿。
 
:『二代目はオルタちゃん ~2016クリスマス~』で登場した、自分の偽物のあり得るはずのなかった過去の姿。
 
:自分とは別の存在として認識し、家族が増えたみたいで嬉しいらしく、大切に想っていることがわかる。
 
:自分とは別の存在として認識し、家族が増えたみたいで嬉しいらしく、大切に想っていることがわかる。
 +
; [[エレナ・ブラヴァツキー]]、[[アルテラ]]、[[牛若丸]]
 +
: 期間限定イベント『輝け!グレイルライブ‼』で、アイドルグループ「聖マハトマ歌劇團」を組んでいた相手。
 +
 +
=== マンガで分かる!Fate/Grand Order ===
 +
;[[ポール・バニヤン|マンガで分かるバーサーカー]]
 +
:偵察に出て真名を探ろうとするも、「[[ペイルライダー|青い動物に乗っている姿]]」を見てパニックに陥ってしまう。
 +
 +
;[[マンガで分かるセイバー]]
 +
:妊婦の胎内に居るサーヴァントということで「あの人」と思い大喜びするが、あんまりな御言葉を聞いた途端即座に撤回した。
    
=== Fate/EXTELLA ===
 
=== Fate/EXTELLA ===
; [[アルテラ (EXTELLA)‎‎|アルテラ]]
+
; [[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]]
: 元々は目覚めた彼女を排除するためにムーンセルによってトップサーヴァントとして召喚されたが、アルテラの内面が悪ではないと悟り、彼女に味方する。彼女を妹のように接している。
+
: 元々は目覚めた彼女を排除するためにムーンセルによってトップサーヴァントとして召喚されたが、アルテラの内面が悪ではないと悟って彼女に味方し、妹のように接している。
 
; [[ギルガメッシュ]]
 
; [[ギルガメッシュ]]
: 陣営における上官。気が合わないことは明白であるが、その出会いからして'''いきなりアルテラ諸共宝具の雨を叩き込まれる'''というもの。以後は嫌味を言い合う仲である。だが、彼が月の裏側から勝手に現界したことには流石に戦慄しており、本作では(ジルに代わり)天敵との裁定を下した模様。ルーラーという立場を考えても、やはり規格外にも程がある英雄王は手に余るのだろう。
+
: 陣営における上官。気が合わないことは明白であるが、その出会いからして'''いきなりアルテラ諸共宝具の雨を叩き込まれる'''というもの。以後は嫌味を言い合う仲である。だが、彼が月の裏側から勝手に現界したことには流石に戦慄しており、本作では(ジルに代わり)天敵との裁定を下した模様。ルーラーという立場を考えても、やはり規格外の英雄王は手に余るのだろう。
 +
;[[無銘|アーチャー]]
 +
:ストーリーモードでは個人としての名を持たない彼の特性のせいか神明裁決が効果を発揮できず敗北。止めはさされずお互いの利害の為退くことになるが「それはそれとしてこの敗北のことは忘れない」などの旨とする言葉を送るなど彼女の勝負事への負けず嫌いの一面を見ることが出来る。
 
; [[クー・フーリン]]
 
; [[クー・フーリン]]
 
: 彼のストーリーではラスボスを務めるも心臓を潰され敗北。救助に来た(かどうかは定かではないが)ギルガメッシュはジャンヌそっちのけでランサーを煽りまくり戦闘開始。哀れジャンヌはその場に放置されてしまう。やはりこの金ぴか、天敵である。
 
: 彼のストーリーではラスボスを務めるも心臓を潰され敗北。救助に来た(かどうかは定かではないが)ギルガメッシュはジャンヌそっちのけでランサーを煽りまくり戦闘開始。哀れジャンヌはその場に放置されてしまう。やはりこの金ぴか、天敵である。
225行目: 304行目:     
=== 生前 ===
 
=== 生前 ===
 +
; [[イザベル・ヴトン]]
 +
: 母親。
 +
: 『Fate/Grand Order』漫画版では第一特異点に登場したが、目の前で[[ファヴニール]]に街ごと消し飛ばされてしまった。
 
; [[ジル・ド・レェ]]
 
; [[ジル・ド・レェ]]
 
: かつて共に轡を並べ、戦場を駆け抜けた戦友。
 
: かつて共に轡を並べ、戦場を駆け抜けた戦友。
245行目: 327行目:  
; JKジャンヌ
 
; JKジャンヌ
 
: 2015年のエイプリルフール企画にて、度重なるキャラ崩壊やピンク髪ディスを行い、「ジャンヌの人気を下げた」と本体(Apocrypha)は激怒、強制的に吸収した。
 
: 2015年のエイプリルフール企画にて、度重なるキャラ崩壊やピンク髪ディスを行い、「ジャンヌの人気を下げた」と本体(Apocrypha)は激怒、強制的に吸収した。
 +
; テュルパン大司教
 +
: 『[[Fate/EXTELLA LINK]]』にて、[[シャルルマーニュ]]から生前の獅子奮迅の活躍っぷりを聞いた際、一切躊躇せずに「信仰心の賜物です」と宣った。確かに、「[[ヴラド三世 (EXTRA)|信仰の加護]]」じみてはいるが……。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
250行目: 334行目:  
;「―――主よ、この身を委ねます―――」
 
;「―――主よ、この身を委ねます―――」
 
: 生前の最後の言葉。
 
: 生前の最後の言葉。
: 弾効され、罵倒され、責め苦を受けてもなお、彼女の心にはただ祈りしかなかった。
+
: 弾劾され、罵倒され、責め苦を受けてもなお、彼女の心にはただ祈りしかなかった。
    
;「私のような農家の子女でも教育を受けられる。……良い世の中です。」<br>「……さっぱり分かりません。」
 
;「私のような農家の子女でも教育を受けられる。……良い世の中です。」<br>「……さっぱり分かりません。」
266行目: 350行目:  
:人間に憑依する形での現界や自身の燃費という理由で仕方が無いとはいえ、それまで見せていた毅然とした聖女の姿は欠片もない。
 
:人間に憑依する形での現界や自身の燃費という理由で仕方が無いとはいえ、それまで見せていた毅然とした聖女の姿は欠片もない。
    +
;「でも、もし会えたとしたら、どうかジーク君の笑顔を見せてくださいね。」
 +
: アニメ版で一度目の別れの言葉。この時のジークはぎこちない笑顔しか作れなかったが、遥か未来の世界の裏側にて約束は果たされることになる。
 +
 +
;「この巨人は世界を無差別に変化させ、現実を変容させる存在。聖杯大戦の枠を超える物。即ち、私の敵です。」
 +
:ゴーレムに襲われれたジークを助けたセリフ。この時から露骨なジーク贔屓の中立(笑)な対応が目立ってきた。
 +
 +
;「それよりも残り一画というのは問題です。なので、貴方にも私の持つ令呪を二画転写しておきます」
 +
: ジークの令呪が残り一画となり、ルーラー特権で'''二画'''を転写した時の台詞。その前にモードレット陣営に一画しかあげてないので、露骨な中立(笑)対応に「'''ずりぃぞ'''」とモードレットに突っ込まれた。
 
;「な、な、な、ななななななななななななな何を言いだすんですかいきなり!?」<br>「こ、子供っ!子供って!子供って!こ、子供は天からの授かり物ですし聖杯戦争中にそんなことを考えるなんて破廉恥極まりないと申しますかそもそも相手が………って違う!ああああもう落ち着け私!」
 
;「な、な、な、ななななななななななななな何を言いだすんですかいきなり!?」<br>「こ、子供っ!子供って!子供って!こ、子供は天からの授かり物ですし聖杯戦争中にそんなことを考えるなんて破廉恥極まりないと申しますかそもそも相手が………って違う!ああああもう落ち着け私!」
 
:ジークから「あなたは、妊娠できるのか?」と質問されて大パニックになる。はっきり言ってセクハラ以外の何物でもない質問であり、聖女の威厳を完全に吹っ飛ばされてしまった。
 
:ジークから「あなたは、妊娠できるのか?」と質問されて大パニックになる。はっきり言ってセクハラ以外の何物でもない質問であり、聖女の威厳を完全に吹っ飛ばされてしまった。
:サーヴァントは魔力によって擬似的な肉体を構成しているだけであるため、通常は妊娠できない。しかし、この時のジャンヌの場合は現世の人物であるレティシアに憑依して現界しているという特殊な状態にあるため、人間としての生理現象も当然のように発生する。つまり、'''ジャンヌは'''妊娠できないが、肉体の持ち主である'''レティシアが'''妊娠することは可能である。
+
:サーヴァントは魔力によって擬似的な肉体を構成しているだけであるため、通常は妊娠できない。しかし、この時のジャンヌの場合は現世の人物であるレティシアに憑依して現界しているという特殊な状態にあるため、人間としての生理現象も当然のように発生する。
 +
:まぁ要するに'''ジャンヌは'''妊娠できないが、肉体の持ち主である'''レティシアが'''妊娠することは可能である。
 
;「あの……まさか……ジーク君は、私を妊娠させたいんですか……?」
 
;「あの……まさか……ジーク君は、私を妊娠させたいんですか……?」
 
:意趣返しとばかりに逆セクハラ。しかもこの時のジャンヌは'''恋する乙女'''そのものだった。
 
:意趣返しとばかりに逆セクハラ。しかもこの時のジャンヌは'''恋する乙女'''そのものだった。
   −
;「アーチャー、あなたも英霊として理解しているはずです。その子らは救えない。彼らが生きるということは、仲間を増やすという意味に他ならない。そもそも、その子ら自体――――安らかな場所に魂を帰還させることが慈愛です。」
+
;「アーチャー、あなたも英霊として理解しているはずです。その子らは救えない。彼らが生きるということは、仲間を増やすという意味に他ならない。そもそも、その子ら自体――――安らかな場所に魂を帰還させることが慈愛です。」<br>「此処は彼女たちの記憶の世界、残留思念が生み出した幻影に過ぎません。永遠にこの曖昧な世界で苦しませ続けるつもりですか!?さぁ、そこを退いてください。」
:[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック・ザ・リッパー]]の本体である怨霊達を浄化させ、安らかな場所に魂を帰還させることが慈愛と語る。
+
:[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック・ザ・リッパー]]の本体である子どもたちの魂はすでに呪われた。ならばそれらを祓い安らかな場所に送ることが、彼女になしうる慈愛であった。そしてそれを防がんとする[[アタランテ]]にも譲れない想いがあるゆえ、両者は決定的に道を違える事となる。
   −
;「―――そう思いますか、“赤”のアーチャー」<br>ルーラー「剣を使わなかったから、私の手が血に塗れていない?まさか。―――私はあの戦いに加担した。戦うと決めた。その瞬間から血に塗れたも同然です。甘く見ないで下さい。彼女たちを滅ぼすことに、躊躇いはない!」
+
;「剣を使わなかったから、私の手が血に塗れていない?まさか。―――私はあの戦いに加担した。戦うと決めた。その瞬間から血に塗れたも同然です。甘く見ないで下さい。彼女たちを滅ぼすことに、躊躇いはない!」<br>「いかにもその通りです、“赤”のアーチャー。誰もが私を聖女と呼ぶ、けれど他ならぬこの私だけがそう思ったことは一度もないのです」
:例え剣を抜かずとも、戦いに加担した、戦うと決めた時点で、その瞬間から血に塗れていた。
+
:例え剣を抜かずとも――返り血を浴びる位置に立った時点から、戦いは始まっている。そして戦争に身を染める以上、「聖女」の在り方としては一線を画することも有り得るだろう。その覚悟を象徴する台詞。
   −
;「いかにもその通りです、“赤”のアーチャー。誰もが私を聖女と呼ぶ、けれど他ならぬこの私だけがそう思ったことは一度もないのです。」<br>「此処は彼女たちの記憶の世界、残留思念が生み出した幻影に過ぎません。永遠にこの曖昧な世界で苦しませ続けるつもりですか!?さぁ、そこを退いてください。」
+
;“主の恵みは深く、慈しみは<RUBY><RB>永久</RB><RT>とこしえ</RT></RUBY>に絶えず”<br />“あなたは人なき荒野に住まい、生きるべき場所に至る道も知らず”<br />“餓え、渇き、魂は衰えていく”<br />“<RUBY><RB>彼</RB><RT>か</RT></RUBY>の名を口にし、救われよ。生きるべき場所へと導く者の名を”<br />“渇いた魂を満ち足らし、餓えた魂を良き物で満たす”<br />“深い闇の中、苦しみと<RUBY><RB>鉄</RB><RT>くろがね</RT></RUBY>に縛られし者に救いあれ”<br />“今、枷を壊し、深い闇から救い出される”<br>“罪に汚れた行いを病み、不義を悩む者には救いあれ”<br />“正しき者には喜びの歌を、不義の者には沈黙を”<br>“―――<RUBY><RB>去りゆく魂に安らぎあれ</RB><RT>パクス・エクセウンティブス</RT></RUBY>”
:[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック・ザ・リッパー]]の本体である怨霊達を浄化しようとするジャンヌと、それを防がんとする[[アタランテ]]。どちらにも譲れない想いがあるゆえ、両者は決定的に道を違える事となる。
+
:洗礼詠唱。怨霊に与えうる救いはただ終焉のみ。
   −
;“主の恵みは深く、慈しみは<RUBY><RB>永久</RB><RT>とこしえ</RT></RUBY>に絶えず”<br />“あなたは人なき荒野に住まい、生きるべき場所に至る道も知らず”<br />“餓え、渇き、魂は衰えていく”<br />“<RUBY><RB>彼</RB><RT>か</RT></RUBY>の名を口にし、救われよ。生きるべき場所へと導く者の名を”<br />“渇いた魂を満ち足らし、餓えた魂を良き物で満たす”<br />“深い闇の中、苦しみと<RUBY><RB>鉄</RB><RT>くろがね</RT></RUBY>に縛られし者に救いあれ”<br />“今、枷を壊し、深い闇から救い出される”<br>“罪に汚れた行いを病み、不義を悩む者には救いあれ”<br />“正しき者には喜びの歌を、不義の者には沈黙を”<br>“―――<RUBY><RB>去りゆく魂に安らぎあれ</RB><RT>パクス・エクセウンティブス</RT></RUBY>”
+
;「ええ。諦めてなどいません」
:洗礼詠唱。怨霊に救いは手遅れ、与えうるのはただ消滅のみ。
+
: 人を信じられるのか、愛せるのかという意味を含んだジークからの問いへの答え。誇るような聖女の言葉はジークの行く末、そして彼女自身にも大きな影響を与える。
    
;「飛行機ではなくて戦略爆撃機……ううむ、いずれにせよ破壊力のある兵器が必要なのですが……<br> ミサイル……バンカーバスター……<br> いえ、不遜な名称ですがいっそ『神の杖』あたりを……」
 
;「飛行機ではなくて戦略爆撃機……ううむ、いずれにせよ破壊力のある兵器が必要なのですが……<br> ミサイル……バンカーバスター……<br> いえ、不遜な名称ですがいっそ『神の杖』あたりを……」
293行目: 386行目:     
;「ああ、ライダーですか。上がったのなら、交代して戴けないでしょうか――――――」
 
;「ああ、ライダーですか。上がったのなら、交代して戴けないでしょうか――――――」
:洗面所で手を洗っている所をシャワーから上がった[[アストルフォ|ライダー]]と出くわし……'''その瞬間、世界が静止した(または歴史が動いた)。'''
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:洗面所で手を洗っている所をシャワーから上がった[[アストルフォ|ライダー]]と出くわし……'''その瞬間、世界が静止し歴史が動いた。'''
 
;「分からなかったんですよ!!」<br>「……確かにサーヴァントの中には、能力を隠蔽する術や能力を持っている者もいます。でも、イタズラするのは前代未聞ですよ……一体何をどうやったらこんなことやれるんですか………いえ、やれるやれないはともかく普通やらないですよ……もう……」
 
;「分からなかったんですよ!!」<br>「……確かにサーヴァントの中には、能力を隠蔽する術や能力を持っている者もいます。でも、イタズラするのは前代未聞ですよ……一体何をどうやったらこんなことやれるんですか………いえ、やれるやれないはともかく普通やらないですよ……もう……」
 
:ようやく[[アストルフォ|黒のライダー]]が'''男性'''である事を認識したジャンヌ。それにしても、風呂上りに'''全裸'''を見られるのは普通は逆なんだが……。
 
:ようやく[[アストルフォ|黒のライダー]]が'''男性'''である事を認識したジャンヌ。それにしても、風呂上りに'''全裸'''を見られるのは普通は逆なんだが……。
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;「―――悲しい、<RUBY><RB>英雄</RB><RT>ひと</RT></RUBY>ですね」
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;「―――悲しい、<RUBY><RB>英雄</RB><RT>ひと</RT></RUBY>ですね」「<RUBY><RB>裁定者</RB><RT>ルーラー</RT></RUBY>を、舐めるなアタランテ……!!」
:己を殺すため、魔獣と化し憎悪すら彼方に追いやってしまった[[アタランテ|純潔の狩人]]を悲しんだ一言…。
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:己を殺すため、魔獣と化し憎悪すら彼方に追いやってしまった[[アタランテ|純潔の狩人]]に対して。
;「<RUBY><RB>裁定者</RB><RT>ルーラー</RT></RUBY>を、舐めるなアタランテ……!!」
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:そして両手で己の首を締め付けている[[アタランテ|魔獣]]が抱く剥き出しの憎悪を、一点の曇りもなく、真正面から討ち破る。たちまちの内に、魔獣の両手は引き剥がされた。
:両手で己の首を締め付けている[[アタランテ|魔獣]]が抱く剥き出しの憎悪を、一点の曇りもなく、真正面から叩き潰す。たちまちの内に、魔獣の両手は引き剥がされた。
      
;“私が殺した!”<br />“私が殺した。私がこの手で選び、この言葉で唆し、彼を殺したのだ!”<br />“人殺し。どうして死ぬ気で止めなかった!彼に嫌われてもいいと、悲しまれてもいいと、心を凍らせて彼を拒絶しなかった!”<br />“嘘つき、嘘つき、嘘つき!私は彼の死を知っていたはずなのに!こうなることを、ここに至ることを知っていたはずなのに……!”
 
;“私が殺した!”<br />“私が殺した。私がこの手で選び、この言葉で唆し、彼を殺したのだ!”<br />“人殺し。どうして死ぬ気で止めなかった!彼に嫌われてもいいと、悲しまれてもいいと、心を凍らせて彼を拒絶しなかった!”<br />“嘘つき、嘘つき、嘘つき!私は彼の死を知っていたはずなのに!こうなることを、ここに至ることを知っていたはずなのに……!”
 
:[[ウィリアム・シェイクスピア|赤のキャスター]]から己がジークを殺すのだと指摘された直後、[[ジークフリート|黒のセイバー]]の消滅をルーラーとしての能力で感じ取りジークもまた死んだと思い、全く呆気なく、別れも告げられず、目を逸らし続けた結果に慟哭する。
 
:[[ウィリアム・シェイクスピア|赤のキャスター]]から己がジークを殺すのだと指摘された直後、[[ジークフリート|黒のセイバー]]の消滅をルーラーとしての能力で感じ取りジークもまた死んだと思い、全く呆気なく、別れも告げられず、目を逸らし続けた結果に慟哭する。
   
;「違う!違います!彼の死は、世界に必要だったんじゃない!<br> 私の責任、私が背負わなければならないものだ!」
 
;「違う!違います!彼の死は、世界に必要だったんじゃない!<br> 私の責任、私が背負わなければならないものだ!」
 
:シロウとジルがジークを死なせた償いとして人類の救済を指し示すも、彼女はもう少しで彼の死を何かに押しつけそうになっていた自分を振り切り、立ち上がって声の限りに叫ぶ。
 
:シロウとジルがジークを死なせた償いとして人類の救済を指し示すも、彼女はもう少しで彼の死を何かに押しつけそうになっていた自分を振り切り、立ち上がって声の限りに叫ぶ。
315行目: 406行目:     
;「償いを人類の救済に求めるのは止めなさい、ジル!<br> 貴方の罪は貴方だけのもの。償えないとしても、その絶望はやはり貴方だけのもの。<br> 貴方は他者にその悪の償いを押しつけるのですか!?<br> 私も貴方も<RUBY><RB>罪人</RB><RT>つみびと</RT></RUBY>であり、犠牲となった者たちに償う方法など存在しない!<br> その苦悩を、その絶望を抱え続けるしかない。<br> やり直しはできない、だがわずかではありますが、頽れた生者に肩を貸すことはできる。それが英霊であり、それが我々の精一杯なのです」
 
;「償いを人類の救済に求めるのは止めなさい、ジル!<br> 貴方の罪は貴方だけのもの。償えないとしても、その絶望はやはり貴方だけのもの。<br> 貴方は他者にその悪の償いを押しつけるのですか!?<br> 私も貴方も<RUBY><RB>罪人</RB><RT>つみびと</RT></RUBY>であり、犠牲となった者たちに償う方法など存在しない!<br> その苦悩を、その絶望を抱え続けるしかない。<br> やり直しはできない、だがわずかではありますが、頽れた生者に肩を貸すことはできる。それが英霊であり、それが我々の精一杯なのです」
:己の贖罪をシロウの人類救済に求めようとするジルの胸ぐらを掴んでの叱声。歯痒い気持ちであることは理解しつつも、それでもやはり、あらゆる面で人類の平均を上回っている自分たちが、総体としての人類を導こうなどと考えてはならないと諭す。
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;「神は全てを許すでしょうし、貴方が殺した子供たちは全てを許さないでしょう。<br> その罪、その罪悪感、それは永遠に背負うべき罰です。<br> ……大丈夫です、肩は貸して上げます」
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:己の贖罪をシロウの人類救済に求めようとするジルに対して。歯痒い気持ちであることは理解しつつも、それでもやはりあらゆる面で人類の平均を上回っている自分たちが、総体としての人類を導こうなどと考えてはならないと諭す。
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:罰が拭い去れる日など、永劫訪れず。己を罪人と憎みながら、それでもなお英霊として世界を救い続ける―――。それが、彼らに与えられた罰であり、救いであると。
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;「神は全てを許すでしょうし、貴方が殺した子供たちは全てを許さないでしょう。<br> その罪、その罪悪感、それは永遠に背負うべき罰です。<br> ……大丈夫です、肩は貸して上げます」
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;「生の実感が極めて薄いホムンクルスでありながら、彼は生を渇望し、それを獲得しました。あれは、凝縮された人間そのもの。愛し、慈しむべき善性。彼は人を知り、善性と悪性を知り、悩んでいる。私は思ったのです。もし、貴方が全てを掬い上げてしまえば――彼の悩みは、彼の問い掛けは、何処に消え、何処に向かうのでしょう?」
:上記の台詞の後、「自分は、許されないのか」と問うジルに対する答え。罰が拭い去れる日など、永劫訪れず。己を罪人と憎みながら、それでもなお英霊として世界を救う―――。それが、彼らに与えられた罰であり、救いだった。
+
:人間を愛する聖女を支えたのは、人間の凝縮とも呼ぶべき少年との出会い。
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:全てを救うという天草四郎の考えに加担したかも知れなかったと聖女は語る。それでも天草四郎と決裂したのは、とあるマスターがいたからだった。
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;「いいえ、約束します。私は、貴方に会いに行きます」
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:別れの時、ジークからの「もう会えないのか」という問いへの答え。
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:聖杯大戦のルーラー・ジャンヌはここで終焉し、サーヴァントの記憶は記録となり、ジークとは二度と会えないのが必定である。生者であるジークに相応しいのはレティシアであり、サーヴァントであるジャンヌはここで別れることが必然である。それでも彼女は会えないという言葉を飲み込み、また会いたいという希望と我欲を持って再会の約束を紡いだ。
    
;「諸天は主の栄光に。大空は御手の業に。<br> 昼は言葉を伝え、夜は知識を告げる。<br> 我が心は我が内側で熱し、思い続けるほどに燃ゆる。<br> 我が終わりは此処に。我が命数を此処に。我が命の儚さを此処に。<br> 残された唯一つの物を以て、彼の歩みを守らせ給え。<br> 主よ、この身を委ねます」
 
;「諸天は主の栄光に。大空は御手の業に。<br> 昼は言葉を伝え、夜は知識を告げる。<br> 我が心は我が内側で熱し、思い続けるほどに燃ゆる。<br> 我が終わりは此処に。我が命数を此処に。我が命の儚さを此処に。<br> 残された唯一つの物を以て、彼の歩みを守らせ給え。<br> 主よ、この身を委ねます」
:紅蓮の聖女発動。絶望の後には、必ず希望が待つ
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:紅蓮の聖女発動。絶望の後には、必ず希望が待つ――それを守り通すため、生前最期の炎を以って、今生最期の命を燃やし尽くす。
    
;「私は、貴方に恋をしています。」
 
;「私は、貴方に恋をしています。」
:聖杯大戦が終結し、英霊の座に帰って行った後の彼女がひたすらに会いたいと望んだ少年への告白。約束を果たすために彼女は世界の裏側を探し続けた。そして、再会した彼に告げた偽らざる想い。二度目の生を経て、初めて愛した男性と再会した彼女は救国の聖女ではなく、平凡な恋い焦がれる少女であった。この台詞を以て『Fate/Apocrypha』の物語は幕を閉じる。
+
: 聖杯大戦が終結し、英霊の座に帰って行った後の彼女がひたすらに会いたいと望んだ少年への告白。彼女は約束を果たすために―――約束がなかったとしても「会いたい」という自分の願いのために、世界の裏側を探し続けた。そして、再会した彼に告げた偽らざる想い。人類全体を愛する聖女の、ただ1つの例外。少女としてのただ1人への恋。
 +
: 二度目の生を経て、初めて愛した男と再会した彼女は救国の聖女ではなく、平凡な恋い焦がれる少女であった。この台詞を以て、『Fate/Apocrypha』の物語は真に幕を閉じる。
    
===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
341行目: 440行目:     
; 「すみません、貴方の戦いぶりに見惚れていました。貴方は未熟であっても、自らの弱さを言い訳に逃げ出さない。<br /> もしかして、かつて私を見守っていたジルも、こんな気持ちだったのかもしれません」  
 
; 「すみません、貴方の戦いぶりに見惚れていました。貴方は未熟であっても、自らの弱さを言い訳に逃げ出さない。<br /> もしかして、かつて私を見守っていたジルも、こんな気持ちだったのかもしれません」  
: マイルーム会話絆Lv3。
+
: マイルーム会話「絆Lv3」。
: [[主人公 (Grand Order)|マスター]]の勇士にかつての自分と重ね合わせ、導き手として感慨に浸っている様子。
+
: 苦境にも諦めずに立ち向かい続ける[[主人公 (Grand Order)|マスター]]の勇姿をかつての自分と重ね合わせ、導き手として感慨に浸る。
    
; 「全てのサーヴァントを憎まず、慈しみ、そして、共に戦う。マスター、貴方ならきっとそれが可能なはずです」  
 
; 「全てのサーヴァントを憎まず、慈しみ、そして、共に戦う。マスター、貴方ならきっとそれが可能なはずです」  
: マイルーム会話絆Lv4。
+
: マイルーム会話「絆Lv4」。
 
: 自他ともに"悪"を称する者や強い拒絶を見せる者とすら最後には固い絆を結ぶ[[主人公 (Grand Order)|マスター]]。
 
: 自他ともに"悪"を称する者や強い拒絶を見せる者とすら最後には固い絆を結ぶ[[主人公 (Grand Order)|マスター]]。
: そんな[[主人公 (Grand Order)|マスター]]の姿から、サーヴァント使いとしての素質を見抜いての言葉。
+
: そんな[[主人公 (Grand Order)|マスター]]の姿から、サーヴァント使いとしての素質を理解しての言葉。
 
: 中立の審判者たる<RUBY><RB>調停者</RB><RT>ルーラー</RT></RUBY>ならではの見立てであり、最大の賛辞であると言える。
 
: 中立の審判者たる<RUBY><RB>調停者</RB><RT>ルーラー</RT></RUBY>ならではの見立てであり、最大の賛辞であると言える。
    
; 「いついかなる時も、貴方と共に。苦難も、悲嘆も、貴方と一緒なら乗り越えられます! さぁ、頑張りましょうマスター!」  
 
; 「いついかなる時も、貴方と共に。苦難も、悲嘆も、貴方と一緒なら乗り越えられます! さぁ、頑張りましょうマスター!」  
: マイルーム会話絆Lv5。
+
: マイルーム会話「絆Lv5」。
 
: 仕える存在であり守るべき存在でもあった[[主人公 (Grand Order)|マスター]]。
 
: 仕える存在であり守るべき存在でもあった[[主人公 (Grand Order)|マスター]]。
 
: その成長と共に過ごした時間が強い信頼となり、最大のパートナーであると認めた瞬間。
 
: その成長と共に過ごした時間が強い信頼となり、最大のパートナーであると認めた瞬間。
    
;「好きなもの……その、不用心だとは分かって居ますが、干し草の山で眠るのは抗いがたい魅力があります」
 
;「好きなもの……その、不用心だとは分かって居ますが、干し草の山で眠るのは抗いがたい魅力があります」
:マイルーム会話より。彼女の好きなこと。
+
:マイルーム会話「好きなこと」。
:かつての暮らしの中にあった思い出の風景を、少し恥ずかし気に、されど懐かしそうに彼女は好きなこととして笑顔で語る。
+
:かつての暮らしの中にあった思い出の風景を、少し恥ずかし気に、されど懐かしそうに。好きなこととして笑顔で語る。
 
:彼女のいち少女としての面が垣間見える台詞。
 
:彼女のいち少女としての面が垣間見える台詞。
    
; 「ジーク君がどうかしましたか? まさか、またトラブルに巻き込まれているのでは……」
 
; 「ジーク君がどうかしましたか? まさか、またトラブルに巻き込まれているのでは……」
: [[ジークフリート]]を所持していると追加されるマイルーム会話。どうやら[[ジーク]]のことをはっきり記憶しているようだ。
+
: [[ジークフリート]]所持時のマイルーム会話。どうやら[[ジーク]]のことをはっきり記憶しているようだ。
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:なお、この台詞はジークが実装される以前から存在していた。彼女には一体なにが見えていたのだろうか……。
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;「あっ…申し訳ありませんマスター、あのサーヴァントは一体……? ホムンクルス、ですか……多分勘違いでしょう。ええ、その筈です……」
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:2018年8月9日のアップデートにて追加された[[ジーク (Grand Order)|ジーク]]所持時のマイルーム会話。
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:また再会すると約束したはずの彼がまた戦場に……ましてやサーヴァントとして現界しているなど信じられないだろう。
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:あの[[Fate/Apocrypha|聖杯大戦]]は終わり、彼はもう傷つく必要はないはずだったのに―――――
    
; 「清貧を旨とする"施しの英雄"………宗派は異なれど、彼もまた、聖人に等しい存在でしょう。<br/> 個人的に申し上げるなら、もう少し、マスター運を上げるべきではないかと思うのですが……ええ。」
 
; 「清貧を旨とする"施しの英雄"………宗派は異なれど、彼もまた、聖人に等しい存在でしょう。<br/> 個人的に申し上げるなら、もう少し、マスター運を上げるべきではないかと思うのですが……ええ。」
368行目: 473行目:     
; 「まあジル! 貴方も元帥として参加しているのね! いいわ。何かあったら、いつでも目を突いてあげます!」
 
; 「まあジル! 貴方も元帥として参加しているのね! いいわ。何かあったら、いつでも目を突いてあげます!」
: [[ジル・ド・レェ#セイバー (Grand Order)|テンション低い時代のジル]]所持時のマイルーム会話。かつて「アインツベルン相談室」で冗談交じりに語られていたあの事柄はどうやら真実だったらしい。
+
: [[ジル・ド・レェ#セイバー (Grand Order)|テンション低い時代のジル]]所持時のマイルーム会話。かつて『お願い!アインツベルン相談室』で冗談交じりに語られていたあの事柄はどうやら真実だったらしい。
 
: ……興奮する度に目をつついていてよく兵士たちが普通に着いてきたものである。
 
: ……興奮する度に目をつついていてよく兵士たちが普通に着いてきたものである。
    
; 「まぁ! あのマルタ様が? 祈りだけでタラスクを退散させた、尊き聖女様がいらっしゃるなんて!」
 
; 「まぁ! あのマルタ様が? 祈りだけでタラスクを退散させた、尊き聖女様がいらっしゃるなんて!」
: [[マルタ]]を所持していると追加されるマイルーム会話。とても尊敬しているようだが、実態を知ったらなんて言うだろうか…?
+
: [[マルタ]]所持時のマイルーム会話。とても尊敬しているようだが、[[マルタ〔ルーラー〕|実態]]を知ったらなんて言うだろうか…?
    
; 「アタランテ……。そうですね、今は対立している場合ではありません。共に戦うこと、嬉しく思います」<br />「天草四郎時貞……。あなたとて、人類救済を目指すもの。正直な話、二度と刃を交えたくない難敵でしたので、共に戦えてほっとしています」
 
; 「アタランテ……。そうですね、今は対立している場合ではありません。共に戦うこと、嬉しく思います」<br />「天草四郎時貞……。あなたとて、人類救済を目指すもの。正直な話、二度と刃を交えたくない難敵でしたので、共に戦えてほっとしています」
: それぞれ[[アタランテ]]、[[天草四郎時貞]]を所持しているときに追加されるマイルーム会話。どちらも因縁のある相手だが同時にその実力も認めており、味方として共に戦えることを素直に喜んでいる。
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: それぞれ[[アタランテ]]、[[天草四郎時貞]]所持時のマイルーム会話。どちらも因縁のある相手だが同時にその実力も認めており、味方として共に戦えることを素直に喜んでいる。
    
; 「シェイクスピア。今度私に宝具を使ったら、出るとこに出てもらいましょうねぇ!? 私にだって、限界がありますから!!」
 
; 「シェイクスピア。今度私に宝具を使ったら、出るとこに出てもらいましょうねぇ!? 私にだって、限界がありますから!!」
: シェイクスピア所持時のマイルーム会話。やはり『Apocrypha』での記憶を持っているようで、上の二人とは違って怒り剥き出しである。
+
: [[ウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピア]]所持時のマイルーム会話。やはり『Apocrypha』での記憶を持っているようで、上の二人とは違って怒り剥き出しである。
 
: にしてもサーヴァントの身で”出るとこ”はあるのだろうか……?
 
: にしてもサーヴァントの身で”出るとこ”はあるのだろうか……?
   −
;「主よ。今一度、この旗を救国の―――いえ、救世の為に振るいます」<br>「サーヴァント・ルーラー、召喚に応じ参上した。……ですがマスター。<RUBY><RB>調停者</RB><RT>ルーラー</RT></RUBY>のクラスですら、もはや一介の英霊にすぎないのです<br>秩序は燃え尽きた。多くの意味が消失した。わたしたちの未来は、たった一秒で奪われた」<br>「聞け、この領域に集いし一騎当千、万夫不倒の英霊たちよ!本来相容れぬ敵同士、本来交わらぬ時代の者であっても、今は互いに背中を預けよ!<br>我が真名はジャンヌ・ダルク。主の御名のもとに、貴公らの盾となろう!」<br>「貴方の戦いは、人類史を遡る長い旅路<br>ですか悲観する事はありません。貴方には無数の出会いが待っている<br>この<RUBY><RB>惑星</RB><RT>ほし</RT></RUBY>のすべてが、聖杯戦争という戦場になっていても<br>この地上のすべてが、とうに失われた廃墟になっていても<br>その行く末に、無数の強敵が立ちはだかっても<br>「結末はまだ、誰の手にも渡っていない」<br>「さあ―――戦いを始めましょう、マスター」<br>「それは 未来を取り戻す物語」
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;「主よ。今一度、この旗を救国の―――いえ、救世の為に振るいます」<br>「サーヴァント・ルーラー、召喚に応じ参上した。……ですがマスター。<RUBY><RB>調停者</RB><RT>ルーラー</RT></RUBY>のクラスですら、もはや一介の英霊にすぎないのです<br>秩序は燃え尽きた。多くの意味が消失した。わたしたちの未来は、たった一秒で奪われた」<br>「聞け、この領域に集いし一騎当千、万夫不倒の英霊たちよ!本来相容れぬ敵同士、本来交わらぬ時代の者であっても、今は互いに背中を預けよ!<br>我が真名はジャンヌ・ダルク。主の御名のもとに、貴公らの盾となろう!」<br>「貴方の戦いは、人類史を遡る長い旅路<br>ですが悲観する事はありません。貴方には無数の出会いが待っている。<br>この<RUBY><RB>惑星</RB><RT>ほし</RT></RUBY>のすべてが、聖杯戦争という戦場になっていても<br>この地上のすべてが、とうに失われた廃墟になっていても<br>その行く末に、無数の強敵が立ちはだかっても」<br>「結末はまだ、誰の手にも渡っていない」<br>「さあ―――戦いを始めましょう、マスター」<br>「それは 未来を取り戻す物語」
 
:トレーラーのナレーション。未来を取り戻す物語が始まる。
 
:トレーラーのナレーション。未来を取り戻す物語が始まる。
    
;「貴方の戦いは人類史を遡る長い旅路でした。ですが悲観した事は一度もなかったはず。」<br />「だって、貴方には無数の出会いが待っていた。<br />この<RUBY><RB>惑星</RB><RT>ほし</RT></RUBY>のすべてが、聖杯戦争という戦場になっていても。<br />この地上のすべてが、とうに失われた廃墟になっていても。」<br />「その行く末に、無数の強敵が立ちはだかっていても。<br />貴方は決して諦める事はしなかった。結末はまだ誰の手にも渡っていない、と空を睨んだ。<br />今もそれは変わらない。さあ――戦いを始めましょう、マスター。<br />これは、貴方と私たちによる、未来を取り戻す物語だったでしょう?」<br>「……ええ。確かに私たちは我欲に囚われた生命です。<br />それは英霊であろうと変わらない。いえ、英霊だからこそ己が信念を曲げられない。」<br />「ですが――そんな私たちを信じた人間がいるのです。<br />多くの英霊、多くの争いを垣間見て、なお、私たちを<RUBY><RB>英雄</RB><RT>・・</RT></RUBY>と信じた者が。<br />その信に、その声に応えずして何が英霊でしょう。」<br />「主よ。今一度、この旗を救国の――いえ、救世のために振るいます。」<br />「聞け、この領域に集いし一騎当千、万夫不倒の英霊たちよ!<br />本来相容れぬ敵同士、本来交わらぬ時代の者であっても、今は互いに背中を預けよ!<br />人理焼却を防ぐためではなく、我らが契約者の道を開くため!<br />我が真名はジャンヌ・ダルク! 主の御名のもとに、貴公らの盾となろう!」
 
;「貴方の戦いは人類史を遡る長い旅路でした。ですが悲観した事は一度もなかったはず。」<br />「だって、貴方には無数の出会いが待っていた。<br />この<RUBY><RB>惑星</RB><RT>ほし</RT></RUBY>のすべてが、聖杯戦争という戦場になっていても。<br />この地上のすべてが、とうに失われた廃墟になっていても。」<br />「その行く末に、無数の強敵が立ちはだかっていても。<br />貴方は決して諦める事はしなかった。結末はまだ誰の手にも渡っていない、と空を睨んだ。<br />今もそれは変わらない。さあ――戦いを始めましょう、マスター。<br />これは、貴方と私たちによる、未来を取り戻す物語だったでしょう?」<br>「……ええ。確かに私たちは我欲に囚われた生命です。<br />それは英霊であろうと変わらない。いえ、英霊だからこそ己が信念を曲げられない。」<br />「ですが――そんな私たちを信じた人間がいるのです。<br />多くの英霊、多くの争いを垣間見て、なお、私たちを<RUBY><RB>英雄</RB><RT>・・</RT></RUBY>と信じた者が。<br />その信に、その声に応えずして何が英霊でしょう。」<br />「主よ。今一度、この旗を救国の――いえ、救世のために振るいます。」<br />「聞け、この領域に集いし一騎当千、万夫不倒の英霊たちよ!<br />本来相容れぬ敵同士、本来交わらぬ時代の者であっても、今は互いに背中を預けよ!<br />人理焼却を防ぐためではなく、我らが契約者の道を開くため!<br />我が真名はジャンヌ・ダルク! 主の御名のもとに、貴公らの盾となろう!」
 
: 終章『冠位時間神殿 ソロモン』にて、尽きることのない魔神柱の前に諦めかけた主人公への救いの声。
 
: 終章『冠位時間神殿 ソロモン』にて、尽きることのない魔神柱の前に諦めかけた主人公への救いの声。
: 上記のトレイラーでの言葉がここで繰り返され、1章で別れた道も再び繋がった瞬間である。
+
: 上記のトレイラーでの言葉がここで繰り返され、かつて別れた道も再び繋がった瞬間である。
 
: 人の未来を救う、それ以上に大きな信頼と恩に応えるべく英雄達は決戦の地に集うのだ。 死の苦痛を知りながら、もう一度死ぬことが確実である状況であろうとも―――
 
: 人の未来を救う、それ以上に大きな信頼と恩に応えるべく英雄達は決戦の地に集うのだ。 死の苦痛を知りながら、もう一度死ぬことが確実である状況であろうとも―――
   406行目: 511行目:     
; 「ジェ、JKのどこが悪いのです――っ!?」
 
; 「ジェ、JKのどこが悪いのです――っ!?」
: メディアリリィのキャラクエより、[[アストルフォ|ライバルヒロイン]]への抗議。
+
: メディア〔リリィ〕の幕間の物語より、[[アストルフォ|ライバルヒロイン]]への抗議。
 
: 「あざとすぎて笑い死ぬかと思った」「サーヴァントを代表して慰謝料を貰おうかと思った」などと酷い言われように、カルカッソンヌのように広く固い堪忍袋(※本人談)も木端微塵に……。
 
: 「あざとすぎて笑い死ぬかと思った」「サーヴァントを代表して慰謝料を貰おうかと思った」などと酷い言われように、カルカッソンヌのように広く固い堪忍袋(※本人談)も木端微塵に……。
 
: さらには「ジャンヌオルタとかバカじゃないの」とまで言われ、場合によっては主人公にまで同調されてしまうことも。
 
: さらには「ジャンヌオルタとかバカじゃないの」とまで言われ、場合によっては主人公にまで同調されてしまうことも。
412行目: 517行目:  
; 「アストルフォのシンパですか!? シンパですね! この倒錯者! 地獄に<ruby><rb>J・G</rb><rt>ジェット ゴー</RT></RUBY>!」
 
; 「アストルフォのシンパですか!? シンパですね! この倒錯者! 地獄に<ruby><rb>J・G</rb><rt>ジェット ゴー</RT></RUBY>!」
 
: 同上シナリオにて、主人公の仲裁を受けて。頭に血が上っているのか、もはや主人公やマシュのことすら認識できておらず、見境なしの状態に。
 
: 同上シナリオにて、主人公の仲裁を受けて。頭に血が上っているのか、もはや主人公やマシュのことすら認識できておらず、見境なしの状態に。
: [[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]と同じワイバーンを強制的に操る能力を初披露し、ジャンヌ親衛隊を結成。この時ワイバーンは「きしゃー。たすけ、きしゃー」「きしゃー。ひど、きしゃー!」と悲鳴をあげており、正常な意識を保ったまま肉体を操っている模様。「色々と大事なものを失うので、怒り心頭の時まで隠していた」というのも納得である。
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: [[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]と同じワイバーンを強制的に操る能力を初披露し、ジャンヌ親衛隊を結成。この時ワイバーンは「きしゃー。たすけ、きしゃー」「きしゃー。ひど、きしゃー!」と悲鳴をあげており、正常な意識を保ったまま肉体を操っている模様。「色々と大事なものを失うので、怒り心頭の時まで隠していた」というのも納得である。
    
; 「ぽこじゃか増えるのはアルトリアさんの特権です!<br />私が増えるのは、極めて例外中の例外ですよ!」<br>「だからそうぽこじゃか私の別バージョンなんて出てきませんってば!」
 
; 「ぽこじゃか増えるのはアルトリアさんの特権です!<br />私が増えるのは、極めて例外中の例外ですよ!」<br>「だからそうぽこじゃか私の別バージョンなんて出てきませんってば!」
 
: 『二代目はオルタちゃん ~2016クリスマス~』で登場した[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]について。後者3行目は『復刻:チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版』でのある礼装のコメントより。
 
: 『二代目はオルタちゃん ~2016クリスマス~』で登場した[[ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ]]について。後者3行目は『復刻:チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版』でのある礼装のコメントより。
: 主人公の「そっかー、また増えたかー……」というなげやりな態度に対して納得がいかないようではあるが、エリザベートやらクー・フーリンやら派生キャラが増えるのはアルトリアに限った話ではなくなったし、そもそもFGOだけでも既に[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|2人に増えてる‎]]上に、とうの昔にJKや神風魔法少女のバリエーションまで存在している彼女に例外もなにもないので、主人公の反応も無理はない。
+
: 主人公の「そっかー、また増えたかー……」というなげやりな態度に対して納得がいかないようではあるが、エリザベートやらクー・フーリンやら派生キャラが増えるのはアルトリアに限った話ではなくなったし、そもそもFGOだけでも既に[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|2人に増えてる]]上に、とうの昔にJKや神風魔法少女のバリエーションまで存在している彼女に例外もなにもないので、主人公の反応も無理はない。
    
; 「彼女は私ではないけれど、私が至れなかった、未知の可能性……<br />正直、家族が増えたみたいで嬉しいんです」
 
; 「彼女は私ではないけれど、私が至れなかった、未知の可能性……<br />正直、家族が増えたみたいで嬉しいんです」
429行目: 534行目:  
=== マンガで分かる!Fate/Grand Order ===
 
=== マンガで分かる!Fate/Grand Order ===
 
;「聞け、この領域に集いし一騎当千、万夫不倒の英霊たちよ!本来相容れぬ敵同士、本来交わらぬ時代の者であっても、今は互いに背中を預けよ!我が真名はジャンヌ・ダルク。主の御名のもとに、貴公らの盾となろう!」<br/>「あっごめんなさい!自分のセリフに感極まって泣いちゃった! あまりにかっこいい!」
 
;「聞け、この領域に集いし一騎当千、万夫不倒の英霊たちよ!本来相容れぬ敵同士、本来交わらぬ時代の者であっても、今は互いに背中を預けよ!我が真名はジャンヌ・ダルク。主の御名のもとに、貴公らの盾となろう!」<br/>「あっごめんなさい!自分のセリフに感極まって泣いちゃった! あまりにかっこいい!」
:第0話にて。感極まりながらぐだ子にFGOを薦めるものも、「原作を知ってる前提のゲームですか。だったら私、アイドルとシャンシャンする作業に戻ります……」と素気無く断られてしまう。
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:第0話にて。感極まりながらぐだ子にFGOを薦めるものの、「原作を知ってる前提のゲームですか。だったら私、アイドルとシャンシャンする作業に戻ります……」と素気無く断られてしまう。
 
:が、それはあくまでジャンヌが見た夢であった…。しかも、同じ夢を何度も見ているようである。
 
:が、それはあくまでジャンヌが見た夢であった…。しかも、同じ夢を何度も見ているようである。
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:もっとマンガで分かる!FGO第22話にて。第19話でプレイしていた据え置きゲーム機をぐだ子の令呪による命令で自ら破壊する羽目になったせいか、ぐだ子の暴挙に耐えかねたロマニの提案を黙認する形でぐだ子を簀巻きにして紀元前1万年にレイシフトさせたジャンヌ。「やったーこれで自由だー」と大喜びしたのだが、そのコマの端に紛れ込んでいたぐだ子に驚愕。'''1万2千年かけて物理的に帰還した'''ぐだ子の前にジャンヌの自由は1コマも持たなかったのであった…。
 
:もっとマンガで分かる!FGO第22話にて。第19話でプレイしていた据え置きゲーム機をぐだ子の令呪による命令で自ら破壊する羽目になったせいか、ぐだ子の暴挙に耐えかねたロマニの提案を黙認する形でぐだ子を簀巻きにして紀元前1万年にレイシフトさせたジャンヌ。「やったーこれで自由だー」と大喜びしたのだが、そのコマの端に紛れ込んでいたぐだ子に驚愕。'''1万2千年かけて物理的に帰還した'''ぐだ子の前にジャンヌの自由は1コマも持たなかったのであった…。
 
:というか、このセリフのコマのジャンヌは驚愕のあまり[[ジル・ド・レェ|目が飛び出てしまっている]]。<del>ジャンヌの貴重なギャグ顔!</del>
 
:というか、このセリフのコマのジャンヌは驚愕のあまり[[ジル・ド・レェ|目が飛び出てしまっている]]。<del>ジャンヌの貴重なギャグ顔!</del>
:ぐだ子はこのことがよほど腹に据えかねたのか、この後ジャンヌはぐだ子のワンパンで落とされるわ生前の罪状で逮捕されて倉庫に叩き込まれるわ出てくるたびにひどい目にあっている。…が、22話のラストは'''怒っているようには見えないぐだ子の狂気'''なので、実は本当に何とも思っていない可能性があるのが恐ろしいところ。<del>つまり平常運転</del>
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:ぐだ子はこのことがよほど腹に据えかねたのか、この後ジャンヌはぐだ子のワンパンで落とされるわ生前の罪状で逮捕されて倉庫に叩き込まれるわ、その倉庫内ではマシュに助け出されるまでの間に蓄えていた種火から発芽した無数の腕に揉みくちゃにされるわと、出てくるたびにひどい目にあっている。…が、22話のラストは'''怒っているようには見えないぐだ子の狂気'''なので、実は本当に何とも思っていない可能性があるのが恐ろしいところ。<del>つまり平常運転</del>
    
;「間違いないあれは…… 黙示録に出て来る青白い馬に乗ってる人<br/> うわああああ世界はもうおしまいだあ」
 
;「間違いないあれは…… 黙示録に出て来る青白い馬に乗ってる人<br/> うわああああ世界はもうおしまいだあ」
444行目: 549行目:  
;「ご心配なく私です ジャンヌです」<br/>「ジャンヌオルタかと思ったでしょう」
 
;「ご心配なく私です ジャンヌです」<br/>「ジャンヌオルタかと思ったでしょう」
 
:もっとマンガで分かる!FGO第74話にて。'''藁を身にまとい、ランタンと斧を手にし、頭に角を付けた'''なまはげみたいな恰好でマシュの前に現れた際の発言。…オルタ当人が見たら絶対に怒るであろう。
 
:もっとマンガで分かる!FGO第74話にて。'''藁を身にまとい、ランタンと斧を手にし、頭に角を付けた'''なまはげみたいな恰好でマシュの前に現れた際の発言。…オルタ当人が見たら絶対に怒るであろう。
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;「ついに……ついに……FGOにあのお方が 我が主が来ませりしちゃったようですね<br/> ハレルヤ~ハレルヤ~ さっそくここに教会を建て信者を募りましょう!!」
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:「ますます」89話より。マンガで分かるセイバーを「あの男」と思い込んで歓喜するが…
    
=== Fate/EXTELLA ===
 
=== Fate/EXTELLA ===
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;「ぐぬぬ……」<br>「ほら!見てくださいこの旗、すごい宝具なんですから!」<br>「ジルなんかこれ振るだけで敵陣めがけてフランスBASARAしちゃうぐらいテンションあがってもうタイヘンだったんです!」
 
;「ぐぬぬ……」<br>「ほら!見てくださいこの旗、すごい宝具なんですから!」<br>「ジルなんかこれ振るだけで敵陣めがけてフランスBASARAしちゃうぐらいテンションあがってもうタイヘンだったんです!」
:対シロウ。フランスの偉人と言ったら私でしょうと言ったらシロウにナポレオンは知ってると言われたので凄さをアピールする。ちなみに旗でBASARAは後に月で実現する。
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:対シロウ。フランスの偉人と言ったら私でしょうと言ったらシロウに[[ナポレオン]]は知ってると言われたので凄さをアピールする。ちなみに旗でBASARAは後に月で実現する。
    
;「ルーラーとかぶっちゃけ罰ゲームみたいなものですし、私もたまには聖杯とか取り合ってみたかったんです!」
 
;「ルーラーとかぶっちゃけ罰ゲームみたいなものですし、私もたまには聖杯とか取り合ってみたかったんです!」
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=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
;「ふふ……あざといですか?あざといですって?<br> 最高の褒め言葉です、ワン!」
 
;「ふふ……あざといですか?あざといですって?<br> 最高の褒め言葉です、ワン!」
:エイプリルフール企画『路地裏さつき』にて。神風魔法少女ジャンヌ、降臨。
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:2013年エイプリルフール企画『路地裏さつき』にて。神風魔法少女ジャンヌ、降臨。
    
;「……あのですね。私だって必死なんです」<br>「脚光を浴びている今の内に、とっととキャラを固めてヒロインの座を固定しなきゃいけないんです!」<br>「さもないと、[[アストルフォ|どっかのピンク]]がヒロインの座を巡ってヤバい勢いでガンガン攻めてくるんだワン!」<br>「っていうかマジヤバいんですあのピンク。ここまでガチでヒロイン狙いに来るとは思いませんでした。」<br>「他の女性キャラならいいんです。[[セミラミス]]とか。[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック]]とか。」<br>「でも……でも、あのピンクには負けられない!」<br>「乙女として、決して負けられない理由があるのです、うワーン……っ!」
 
;「……あのですね。私だって必死なんです」<br>「脚光を浴びている今の内に、とっととキャラを固めてヒロインの座を固定しなきゃいけないんです!」<br>「さもないと、[[アストルフォ|どっかのピンク]]がヒロインの座を巡ってヤバい勢いでガンガン攻めてくるんだワン!」<br>「っていうかマジヤバいんですあのピンク。ここまでガチでヒロイン狙いに来るとは思いませんでした。」<br>「他の女性キャラならいいんです。[[セミラミス]]とか。[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|ジャック]]とか。」<br>「でも……でも、あのピンクには負けられない!」<br>「乙女として、決して負けられない理由があるのです、うワーン……っ!」
:彼女がキャラを崩壊させてまで必死にヒロインの座を死守しようとする理由。<br>正直'''それもどうか'''と思わせる濃い面子だが、確かに[[アストルフォ|男]]に負けるよりは遥かにマシかもしれない。
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:同上。彼女がキャラを崩壊させてまで必死にヒロインの座を死守しようとする理由。<br>正直'''それもどうか'''と思わせる濃い面子だが、確かに[[アストルフォ|男]]に負けるよりは遥かにマシかもしれない。
    
;「『そういうのいいですから』」
 
;「『そういうのいいですから』」
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;「穂先に槍がついています。つまりこの旗で殴れよという啓示でしょう」
 
;「穂先に槍がついています。つまりこの旗で殴れよという啓示でしょう」
:『Fate/Apocrypha material』用語辞典の<ruby><rb>『我が神はここにありて』</rb><rt>リュミノジテ・エテルネッル</RT></RUBY>の項目にて。<br>ジャンヌは数少ない攻撃手段として旗で攻撃するのだが、それを裁くべきサーヴァントに抗議される度に上記のように弁解してるとのこと。それで良いのですか聖女よ。
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:『Fate/Apocrypha material』用語辞典の『<ruby><rb>我が神はここにありて</rb><rt>リュミノジテ・エテルネッル</RT></RUBY>』の項目にて。<br>ジャンヌは数少ない攻撃手段として旗で攻撃するのだが、それを裁くべきサーヴァントに抗議される度に上記のように弁解しているとのこと。それで良いのですか聖女よ。
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;「あれはだれだ~?」<br>「ぴゅあでー ぴーすでー まっきいろ~」<br>「ごーるどひろいん! かみかぜまほうしょうじょじゃんぬだ~ わん…」<br>「あああっ この格好はちがっ 違うのですよ!? 決して私の趣味とかそういう訳ではなく…! 小さい女の子は魔法少女とかそういうファンタジーなものが好きかな~とか思っていたらクローゼットにたまたまこの衣装があっただけで…」
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:『フェイト/育ステラ』第9話より。神風魔法少女ジャンヌ、再臨。幼児化している[[主人公 (EXTRA)|女主人公]]をあやすためにノリノリでごっこ遊びに興じていた聖女だが、その姿はしっかりと[[アルテラ (EXTELLA)|アルテラ]]に目撃されていた。
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:「確かに人気向上をねらってた時もありましたが!!」と、エイプリルフール企画の時の記憶があるかのような言い訳もしている。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
 
*オンラインゲーム企画版『Apocrypha』でのキャラクターデザイン原案は武内崇氏、設定制作は奈須きのこ氏。
 
*オンラインゲーム企画版『Apocrypha』でのキャラクターデザイン原案は武内崇氏、設定制作は奈須きのこ氏。
 
*『Apocrypha』における腹ペコ枠。霊体化できないことと言い、どうしても[[アルトリア・ペンドラゴン|彼女]]との共通項が出てしまうようだ。更にかなりのうっかりキャラである事も3巻で判明する。なお生前も健啖家であり、『EXTELLA』でも追い込まれると魔力の消耗でお腹が減る。
 
*『Apocrypha』における腹ペコ枠。霊体化できないことと言い、どうしても[[アルトリア・ペンドラゴン|彼女]]との共通項が出てしまうようだ。更にかなりのうっかりキャラである事も3巻で判明する。なお生前も健啖家であり、『EXTELLA』でも追い込まれると魔力の消耗でお腹が減る。
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**史実のジャンヌは「鎧を着て馬に乗っている間飲み食いせず、飲食のために馬を下りることもなく、汗ひとつかかなかった」という逸話が残る一方、普通のキリスト教徒が年1回程度しかしない聖体拝領の儀式(キリストの体に見立てたパンとワインを摂取する)を週に2回、時には2日連続で行っていたとも伝わる。
 
**[[ジル・ド・レェ|ジル]]が[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]をジャンヌと勘違いした事から、よく彼女もセイバーと似たような顔だと思われがちだが、武内氏によるとデザイン自体は特にセイバーを意識していないとの事。<br>また外見の共通点も金髪白人という事のみでセイバーとはあまり似ていないと語られている。彼が勘違いしたのは顔ではなく、その雰囲気による所が大きい模様。
 
**[[ジル・ド・レェ|ジル]]が[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]をジャンヌと勘違いした事から、よく彼女もセイバーと似たような顔だと思われがちだが、武内氏によるとデザイン自体は特にセイバーを意識していないとの事。<br>また外見の共通点も金髪白人という事のみでセイバーとはあまり似ていないと語られている。彼が勘違いしたのは顔ではなく、その雰囲気による所が大きい模様。
 
***もっとも雰囲気が似ていると感じるのはジルだけではないらしく、『Fate/Grand Order』では[[ランスロット]]がジャンヌをアーサー王と勘違いして襲撃しており、[[マシュ・キリエライト|マシュ]]も顔形ではなく魂が似ていると評している。
 
***もっとも雰囲気が似ていると感じるのはジルだけではないらしく、『Fate/Grand Order』では[[ランスロット]]がジャンヌをアーサー王と勘違いして襲撃しており、[[マシュ・キリエライト|マシュ]]も顔形ではなく魂が似ていると評している。
 
**エイプリルフール企画における一連のセイバー系ヒロイン(ないし『Grand Order』における謎のヒロインXの〔アルトリア顔〕特攻)としてカウントされてはいるが、弓塚さつきとリーズバイフェからは本家セイバーとは別に似てないと発言されている。
 
**エイプリルフール企画における一連のセイバー系ヒロイン(ないし『Grand Order』における謎のヒロインXの〔アルトリア顔〕特攻)としてカウントされてはいるが、弓塚さつきとリーズバイフェからは本家セイバーとは別に似てないと発言されている。
 
***実際セイバーと同じ顔である[[ネロ・クラウディウス|赤セイバー]]と[[モードレッド]]は一目で別人だと認識されている。
 
***実際セイバーと同じ顔である[[ネロ・クラウディウス|赤セイバー]]と[[モードレッド]]は一目で別人だと認識されている。
***最大の違いは、やはり女性らしさというか、母性の大きさというか……つまるところ、ジャンヌの方には夢とロマンがつまっているのである。実にあざとい。
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***最大の違いは、やはり女性らしさというか、母性の大きさというか……つまるところ、ジャンヌの方には夢とロマンがつまっているのである。実にあざとい。なおジャンヌの裁判の記録においても'''「素晴らしい胸の持ち主だった」'''という証言が残っている。
 
   
*武内氏お気に入りのキャラクター。武内氏の彼女への入れ込みようは凄まじく、最初の頃の打ち合わせ中「''ジャンヌは女子高生ってよくない?''」が氏の口癖であったらしい。<br>これを聞いた奈須氏を含むTYPE-MOONのスタッフからは「'''何を言っているんだこいつは'''」と正気を疑われてしまう。<br>結局その願いは周囲から「いや、気持ちはわかるけど落ち着け」と抑えられてしまうが、抑圧された反動からか、『Zero』のアンケート企画描きおろしイラストで「[[アルトリア・ペンドラゴン#マスターアルトリア|マスター・アルトリア]]」が爆誕。奈須氏曰く、'''ダメだしされた怨念から生まれたイラスト'''であるという。
 
*武内氏お気に入りのキャラクター。武内氏の彼女への入れ込みようは凄まじく、最初の頃の打ち合わせ中「''ジャンヌは女子高生ってよくない?''」が氏の口癖であったらしい。<br>これを聞いた奈須氏を含むTYPE-MOONのスタッフからは「'''何を言っているんだこいつは'''」と正気を疑われてしまう。<br>結局その願いは周囲から「いや、気持ちはわかるけど落ち着け」と抑えられてしまうが、抑圧された反動からか、『Zero』のアンケート企画描きおろしイラストで「[[アルトリア・ペンドラゴン#マスターアルトリア|マスター・アルトリア]]」が爆誕。奈須氏曰く、'''ダメだしされた怨念から生まれたイラスト'''であるという。
 
**武内氏の「ジャンヌを女子高生にする」という野望は藻屑と消えたかと思われていたが、この話を聞いた東出氏により「女子高生に憑依して現界する」という離れ業が用いられ、武内氏の願望は達成されることとなった。その後も主にギャグ時空でJKっぽいキャラ付けで登場することがチラホラ。
 
**武内氏の「ジャンヌを女子高生にする」という野望は藻屑と消えたかと思われていたが、この話を聞いた東出氏により「女子高生に憑依して現界する」という離れ業が用いられ、武内氏の願望は達成されることとなった。その後も主にギャグ時空でJKっぽいキャラ付けで登場することがチラホラ。
512行目: 624行目:  
*かつて轡を並べた[[ジル・ド・レェ]]は、努力しても署名ができる程度にしか読み書きが上達せずに悩んでいた彼女を「それだけ書ければ充分でしょう」と大いに笑って励ましたという。救国のためにジャンヌと共に戦っていた彼は輝いていた。……しかし後に彼女が「自分は異端者だ」と認める書状にそうとは知らず署名してしまいそこから処刑へ一直線となることを考えると何とも皮肉な話である。
 
*かつて轡を並べた[[ジル・ド・レェ]]は、努力しても署名ができる程度にしか読み書きが上達せずに悩んでいた彼女を「それだけ書ければ充分でしょう」と大いに笑って励ましたという。救国のためにジャンヌと共に戦っていた彼は輝いていた。……しかし後に彼女が「自分は異端者だ」と認める書状にそうとは知らず署名してしまいそこから処刑へ一直線となることを考えると何とも皮肉な話である。
 
*ルール違反に厳格なように見えるが、止むを得ない事情が有る場合は許容することもある。<br>聖杯戦争は一都市で行うものであるため、トゥリファスから離れたシギショアラに駐屯している赤のサーヴァント達はルール違反をしていると言えるが、このトゥリファスは黒の陣営であるユグドミレニア一族の管理地なので隠れ潜める場所が非常に少ないことを考慮すれば、彼らの戦略も致し方の無いものとして許容している。
 
*ルール違反に厳格なように見えるが、止むを得ない事情が有る場合は許容することもある。<br>聖杯戦争は一都市で行うものであるため、トゥリファスから離れたシギショアラに駐屯している赤のサーヴァント達はルール違反をしていると言えるが、このトゥリファスは黒の陣営であるユグドミレニア一族の管理地なので隠れ潜める場所が非常に少ないことを考慮すれば、彼らの戦略も致し方の無いものとして許容している。
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**一方で、ジークに対しては露骨に助けたり、甘い対応を取るため「'''中立(笑)'''」と視聴者からは言われることもある。
 
**彼女の「ルーラー」としての方針は、聖杯大戦による人的被害や公共物の大規模な破壊だけでなく、宝具による自然破壊にまで気を使っている。<br>結局、[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]やら[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]やら[[シロウ・コトミネ|シロウ]]たちによって大分被害は出てしまったが。
 
**彼女の「ルーラー」としての方針は、聖杯大戦による人的被害や公共物の大規模な破壊だけでなく、宝具による自然破壊にまで気を使っている。<br>結局、[[スパルタクス|赤のバーサーカー]]やら[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]やら[[シロウ・コトミネ|シロウ]]たちによって大分被害は出てしまったが。
**ジークに関しては聖杯戦争に巻き込まれた被害者であるという考えから彼を守るために肩入れしている。
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**ジークに関しては自分と近い目的を持つ未知数な存在であったため、同行して管理するという方針を取った。なお、アニメ版では黒のセイバーの願いを汲んで保護している。
*唯の田舎娘だった筈な割にはそのステータスはかなりハイスペック。聖杯大戦参加者に容易に拘束・殺害されないための防御手段としてこの数値になったクラス「ルーラー」特有の恩恵、という可能性は確実でないにしろ、死後の大衆による神格化で得た補正がよほど大きかったか、TYPE-MOON世界の彼女は素でこれ程の能力を誇っていたかの可能性が考えられる。<br>どこぞの[[シエル|パン屋の娘]]が並の魔術師の100倍の魔力を持つ事もあるので、この世界では後者も充分有り得る。
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*神秘も薄れた時代の唯の田舎娘だった筈なのだが、サーヴァントとして現界した際のステータスはかなりの高さをマークしている。「サーヴァントは基本的に生前のスペックがステータスの上限」「近現代における彼女の知名度」という点を踏まえると、TYPE-MOON世界の彼女は素でこれ程の身体能力を誇っていた可能性が高い。並の魔術師の100倍の魔力を持っていたどこぞの[[シエル|パン屋の娘]]のようである。
 
**『[[空の境界]]』で霊長の抑止力の話を聞いた[[黒桐幹也]]は、彼女も何かに後押しされた結果ではないだろうかと連想している。ただしこれはあくまでも彼の推測であり、''彼女が実際に抑止力の後押しを受けていたという裏付けはない。''
 
**『[[空の境界]]』で霊長の抑止力の話を聞いた[[黒桐幹也]]は、彼女も何かに後押しされた結果ではないだろうかと連想している。ただしこれはあくまでも彼の推測であり、''彼女が実際に抑止力の後押しを受けていたという裏付けはない。''
 
*『Zero』に僅かながらも登場したため、TYPE-MOON10周年人気投票では(当時はまだ設定のみだった)『Apocrypha』キャラの中では唯一投票が可能となっており、数秒しか出番がなかったことを考えれば大健闘と言ってもよい55位という順位を獲得している。
 
*『Zero』に僅かながらも登場したため、TYPE-MOON10周年人気投票では(当時はまだ設定のみだった)『Apocrypha』キャラの中では唯一投票が可能となっており、数秒しか出番がなかったことを考えれば大健闘と言ってもよい55位という順位を獲得している。
 
**もっとも戦闘機パイロットの小林が71位になっていたりするので、『Zero』アニメの放送直後という時期によるものは十分に大きかったのだろう。
 
**もっとも戦闘機パイロットの小林が71位になっていたりするので、『Zero』アニメの放送直後という時期によるものは十分に大きかったのだろう。
 
*宝具「我が神はここにありて」は生前のジャンヌと同じ旗の下に集った者であれば、ジャンヌから貸与・譲渡されることで使用できる。『Apocrypha』ではシェイクスピアに召喚されたジル・ド・レェがこの旗を使用している。
 
*宝具「我が神はここにありて」は生前のジャンヌと同じ旗の下に集った者であれば、ジャンヌから貸与・譲渡されることで使用できる。『Apocrypha』ではシェイクスピアに召喚されたジル・ド・レェがこの旗を使用している。
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*Apocryphaラストにてジャンヌが世界の裏側に到達できたのは、彼女が肉体のない英霊であったため。ただしそれは壁にぶつかってすり抜けるレベルの極小の可能性であり、ジャンヌが揺るがぬ想いを持って無限に試行したが故に成し得たことであった。
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**このことは、世界の裏側でジークの元に辿り着いたジャンヌは「聖杯大戦のルーラー・ジャンヌ」ではなく、その記憶(あるいは記録)を共有した「英霊ジャンヌ・ダルク」であることを示唆している。ジャンヌはサーヴァントとしての消滅=ジークとの離別ということを自覚しながらも、「また会いたい」という一心でその理を覆し、彼への想いを貫き通した。
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*彼女の英霊としてのスタンスは、今を生きる人に肩を貸すべきというものだが、それでも天草四郎の人類救済の願いには賛同したかもしれないと語っている。彼女が最後に人類の救済を否定したのは、悩みながらも人を学び、進もうとする少年との出会いがあったため。
 
*ジャンヌは生前、聖カトリーヌ修道院の祭壇の裏に隠されていた剣の在処を言い当てたという逸話がある。この聖カトリーヌの剣は生前一度も抜かれることがなかったという。同じ剣の宝具である「紅蓮の聖女」との関連性は不明。
 
*ジャンヌは生前、聖カトリーヌ修道院の祭壇の裏に隠されていた剣の在処を言い当てたという逸話がある。この聖カトリーヌの剣は生前一度も抜かれることがなかったという。同じ剣の宝具である「紅蓮の聖女」との関連性は不明。
 
**『Grand Order』におけるジル・ド・レェの幕間の物語『聖女の剣』は、ジルがこの聖カトリーヌの剣を捜索するエピソードとなっている。
 
**『Grand Order』におけるジル・ド・レェの幕間の物語『聖女の剣』は、ジルがこの聖カトリーヌの剣を捜索するエピソードとなっている。
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*メインキャラクターとして登場する際は(ギャグ時空を除き)必ずと言っていいほど<del>倒錯者</del>アストルフォと絡む。FGOではメディアリリィのキャラクエで名前を出し、EXTELLAの世界線でも続編LINKにてやっぱりアストルフォが登場した。
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*メインキャラクターとして登場する際は(ギャグ時空を除き)必ずと言っていいほど<del>倒錯者</del>アストルフォと絡む。FGOではメディア〔リリィ〕の幕間の物語で名前を出し、EXTELLAの世界線でも続編LINKにてやっぱりアストルフォが登場した。
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*[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|オルタの方]]もだが、イラスト投稿サイトでは「このおっぱいで聖女は無理でしょ」等というタグが作られるほどスタイルに定評のある彼女だが、あれほどのスタイルでありながら、[[アビゲイル・ウィリアムズ|アビー]]より身長が7cmも高く、体重が全く同じ。<br>身長に対する比率ではアビーの方が重い事になるが、あれでも日本人のデータを参考にするならば152cmの女子の平均体重よりもかなり軽いため、ジャンヌの方が異常に軽い事になる。<s>サバ読み疑惑待ったなし</s>
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**とは言っても真面目に考察するなら、一般人だったアビーと違い、ジャンヌはその世界的な知名度から「象徴」を通り越して「偶像」の側面すら持つ英霊であるため、サーヴァントになった彼女はかなりの補正が入っている可能性もある。言わば「無辜の怪物」のようなスキルでスタイルが整えられている可能性。
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*女性・旗持ち・フランスと言った要素から、ウジェーヌ・ドラクロワの絵画「民衆を導く自由の女神」の女性と混同される事が多い。この絵画の題材はフランス7月革命であり、ジャンヌとの関係性はない。とはいえ、当時のフランスにおいて「ナショナリズム=ジャンヌ」と言う結びつけは非常に強固であったため、全く影響がなかったとは言い切れないが。
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* 期間限定イベント『盈月剣風帖』のフリークエストでは敵として登場するが、その際の名称は「新たな妹の予感 聖女ジャンヌ」。
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** [[ジャンヌ・ダルク (Samurai Remnant)]]がイベントシナリオでシリアスな物語を繰り広げた直後、自身がこの名称で登場するフリークエストが解放されるということもあって、温度差が凄まじい事になっている。
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** もちろん、新たな妹というのは『Samurai Remnant』のジャンヌのことだろう。しかし、オルタやリリィと比べて彼女は自身と近しい存在であるはずだが、その辺りは気にならないのだろうか?
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* 奏章Ⅱ『不可逆廃棄孔 イド』の実装と同時にモーションが一新されたが、[[ジル・ド・レェ]]と[[ジル・ド・レェ〔セイバー〕]]に対してQuick攻撃で追撃する場合のみ、攻撃のモーションがお仕置きの'''目潰し'''攻撃に変わるようになった。
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**ジル・ド・レェと似ているだけの[[青髭]]相手には目潰し攻撃にならない。攻撃時にジルの名前を呼んでいる以上、その辺りは徹底した仕様の様子。
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**ジル相手にのみ目潰し攻撃となるのは、TYPE-MOONからの希望でありモーション改修のコンテ初稿で既に入っていた要素だった。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
531行目: 657行目:  
; 悲劇的な最期
 
; 悲劇的な最期
 
: イギリス側に捕縛され、異端審問にかけられた彼女は、農家の娘でありながら素晴らしい答弁でイギリス側を圧倒した。そのためイギリス側は最終的に、彼女が文盲であったことを利用して、背教者であることを認めたという書類を、裁判の宣誓記述書と偽って彼女にサインさせた。
 
: イギリス側に捕縛され、異端審問にかけられた彼女は、農家の娘でありながら素晴らしい答弁でイギリス側を圧倒した。そのためイギリス側は最終的に、彼女が文盲であったことを利用して、背教者であることを認めたという書類を、裁判の宣誓記述書と偽って彼女にサインさせた。
: 彼女が火刑に処されたのは、遺体が残らないために最後の審判で生き返ることができない、キリスト教徒にとって最も苛烈な刑罰のためである(キリスト教徒の遺体は土葬が普通)。また、彼女が高温と酸欠で窒息死したのち、一度火は遠ざけられ、裸体を群集にさらされるという屈辱も受けた(魔女は両性有具だとされていたため)。そして燃やされたのち、灰は土に決して返さないという意味で、川に流されたとされている。敬愛する相手がこんな目に遭わされたら、ジルじゃなくたって世界や神に絶望するだろう。
+
: 彼女が火刑に処されたのは、遺体が残らないために最後の審判で生き返ることができない、キリスト教徒にとって最も苛烈な刑罰のためである(キリスト教徒の遺体は土葬が普通)。また、彼女が高温と酸欠で窒息死したのち、一度火は遠ざけられ、裸体を群集にさらされるという屈辱も受けた(魔女は両性具有だとされていたため)。そして燃やされたのち、灰は土に決して返さないという意味で、川に流されたとされている。敬愛する相手がこんな目に遭わされたら、ジルじゃなくたって世界や神に絶望するだろう。
 
: 尤も彼女自身は最初からこの結末を覚悟しており、無念も後悔も無いと語っている。誰もに愚か者と罵られ、虐げられるのならせめて自分自身だけは裏切らない。彼女の胸にあったのはそんな高潔な想いであったという。
 
: 尤も彼女自身は最初からこの結末を覚悟しており、無念も後悔も無いと語っている。誰もに愚か者と罵られ、虐げられるのならせめて自分自身だけは裏切らない。彼女の胸にあったのはそんな高潔な想いであったという。
 
: また、[[ウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピア]]からは史劇で、彼女の想いを嘲り笑うような余りに酷い扱いをされている。これも当時の時代背景によるものではあるのだが……詳しくは彼の項目にて。
 
: また、[[ウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピア]]からは史劇で、彼女の想いを嘲り笑うような余りに酷い扱いをされている。これも当時の時代背景によるものではあるのだが……詳しくは彼の項目にて。
537行目: 663行目:  
; 過激だった聖処女
 
; 過激だった聖処女
 
: 『Apocrypha』では活発な少女という設定だが、実際、史実の彼女はかなりの強硬派だったらしい。
 
: 『Apocrypha』では活発な少女という設定だが、実際、史実の彼女はかなりの強硬派だったらしい。
: フランスでの戴冠式後、現状維持を望んだシャルル王や貴族たちに反対してあくまでパリ攻略を主張し、捕虜となったイングランドの騎士たちは容赦なく殺害したとも伝えられている。戦場での戦いぶりも凄まじく、大砲の集中投入や夜襲・奇襲・朝駆けも当たり前(当時は戦端は昼間に開き、日没と共に矛を収め、捕虜は身代金との交換が普通)で、勝利の為にはあらゆる手段を用いた。
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: フランスでの戴冠式後、現状維持を望んだシャルル王や貴族たちに反対してあくまでパリ攻略を主張し、捕虜となったイングランドの騎士たちは容赦なく殺害したとも伝えられている。戦場での戦いぶりも凄まじく、大砲の集中投入や夜襲・奇襲・朝駆けも当たり前(当時は戦端は昼間に開き、日没と共に矛を収め、捕虜は身代金との交換が普通)で、勝利の為にはあらゆる手段を用いた。特に大砲については、それまで城塞攻略用だったものを「人間に向けて」初めて運用したという背筋の寒くなるような逸話が残っている。このためか、『Fate/EXTELLA LINK』ではカール大帝陣営に与した際には彼のカール砲を主人公に向けてぶっ放しながら「癖になってきました」等と危険な発言を飛ばしている。
: 農民出身の彼女に政治的な考えや貴族社会の常識が欠けていたのは仕方のないことだが、この苛烈さは王宮内における彼女の孤立を深め、自身が捕虜となった際に身代金惜しさから見捨てられるという末路を招くこととなる。
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: 実際の所、古代から現代に至るまで、戦争と言うのはある一定のルールに従って行われる物である。それは別にスポーツマンシップ的な公平感ではなく、「自分が手段を選ばないと、相手も手段を選ばなくなるから」と言う理由であり、現代に生きる我々ならば「何故核兵器を使って敵国を攻撃しないのか」の理由を考えればある程度実感できる事だろう。ジャンヌの行いはそういった事である。
::だがシロウの企みを阻止するためとはいえ戦略爆撃機やミサイル、しまいには『神の杖』を空中庭園めがけてぶっ放す事を平然と提案する辺り、Fateのジャンヌでもその過激なやり口は全く変わっていないらしい……。
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: 農民出身の彼女に政治的な考えや貴族社会の常識が欠けていたのは仕方のないことだが、この苛烈さは王宮内における彼女の孤立を深め、自身が捕虜となった際に見捨てられるという末路を招くこととなる。
: また、東出氏は彼女の人物設定で大変苦労したらしい。「信仰心」を強調すると、史実通りの過激な狂信者としての面が出てきてしまい、夢見がちな乙女にし過ぎると、シェイクスピアに馬鹿にされ続けたキャラクターに非常に近いものとなってしまう。また[[ジル・ド・レェ|過去の作品の登場人物]]と密接な関係を持ち、「抑止力」とも関係がある彼女の人物設定は慎重に行わなければならない、という配慮もあったと思われる。もっとも、「アインツベルン相談室」ではジルのギョロ目を目潰しをして元に戻していたそうだから、過激な面は根底にあったようであるが。
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::なお、シロウの企みを阻止するためとはいえ戦略爆撃機やミサイル、しまいには『神の杖』を空中庭園めがけてぶっ放す事を平然と提案する辺り、Fateのジャンヌでもその過激なやり口は全く変わっていないらしい……。
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: また、東出氏は彼女の人物設定で大変苦労したらしい。「信仰心」を強調すると、史実通りの過激な狂信者としての面が出てきてしまい、夢見がちな乙女にし過ぎると、シェイクスピアに馬鹿にされ続けたキャラクターに非常に近いものとなってしまう。また[[ジル・ド・レェ|過去の作品の登場人物]]と密接な関係を持ち、「抑止力」とも関係がある彼女の人物設定は慎重に行わなければならない、という配慮もあったと思われる。もっとも、『お願い!アインツベルン相談室』ではジルのギョロ目を目潰しをして元に戻していたそうだから、過激な面は根底にあったようであるが。
 
:: それほどセイバーに似ているわけではないとされる彼女だが、「一度は国を救いながら、最後には人心が離れて非業の死を遂げる」「勝利のためならば手段は選ばなかった」という点は共通している。
 
:: それほどセイバーに似ているわけではないとされる彼女だが、「一度は国を救いながら、最後には人心が離れて非業の死を遂げる」「勝利のためならば手段は選ばなかった」という点は共通している。
 
:: 史実では旗持ちに過ぎなかった彼女が(企画段階の設定ではあるものの)セイバー適性を持っているのも、自ら兵の先頭に立つ戦乙女というイメージを託されているからかもしれない。似たようなイメージが先行しがちと言えば、[[牛若丸|源義経]]もあげられる。
 
:: 史実では旗持ちに過ぎなかった彼女が(企画段階の設定ではあるものの)セイバー適性を持っているのも、自ら兵の先頭に立つ戦乙女というイメージを託されているからかもしれない。似たようなイメージが先行しがちと言えば、[[牛若丸|源義経]]もあげられる。
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; 竹筆日記にて
 
; 竹筆日記にて
: 『Fate/Zero』放送時、奈須きのこ氏は自身のブログである竹箒日記にて、ジャンヌ・ダルクについて以下のように語っている<ref>[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201111.html 竹箒日記2011/11/1]</ref>。
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: 『Fate/Zero』放送時、奈須きのこ氏は自身のブログである竹箒日記にて、ジャンヌ・ダルクについて以下のように語っている<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201111.html 竹箒日記2011/11/1]</ref>。
    
:: ''「ジャンヌダルクの最期はもう悲惨なんて言葉で表せないぐらいのもので、異端裁判から処刑までの間、あらゆる陵辱が行われ、彼女から尊厳も奇跡を奪いつくしたと言われています。<br />「神の声を聞いたのは嘘だったと言え」<br />ただ一言、そう口にすれば解放される―――その状況で彼女がどこまで信仰的純潔を守り通せたかは諸説様々ですが、どうあれ、救国の乙女はこの上なく無惨な方法で処刑されます。<br />その過程で精神を病み、廃人になっていてもおかしくはない。むしろ狂ってしまった方が救われたかもしれない。救国の乙女に与えられた報酬は、そんな暗いものだったのです。」''
 
:: ''「ジャンヌダルクの最期はもう悲惨なんて言葉で表せないぐらいのもので、異端裁判から処刑までの間、あらゆる陵辱が行われ、彼女から尊厳も奇跡を奪いつくしたと言われています。<br />「神の声を聞いたのは嘘だったと言え」<br />ただ一言、そう口にすれば解放される―――その状況で彼女がどこまで信仰的純潔を守り通せたかは諸説様々ですが、どうあれ、救国の乙女はこの上なく無惨な方法で処刑されます。<br />その過程で精神を病み、廃人になっていてもおかしくはない。むしろ狂ってしまった方が救われたかもしれない。救国の乙女に与えられた報酬は、そんな暗いものだったのです。」''
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==商品情報==
 
==商品情報==
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== 脚注 ==
 
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===注釈===
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===出典===
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== リンク ==
 
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