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| | 誕生日 = | | | 誕生日 = |
| | 血液型 = | | | 血液型 = |
− | | 出典 = 北欧神話 | + | | 出典 = [[北欧神話]] |
| | 地域 = 欧州 | | | 地域 = 欧州 |
| | 属性 = 中立・善 | | | 属性 = 中立・善 |
− | | 隠し属性 = 天 | + | | 副属性 = 天 |
| | 性別 = 女性 | | | 性別 = 女性 |
| | スリーサイズ = | | | スリーサイズ = |
| | 一人称 = 私 | | | 一人称 = 私 |
| | 二人称 = 貴方/あなた/○○さん | | | 二人称 = 貴方/あなた/○○さん |
− | | 三人称 = 彼/彼女/○○さん/あのひと<ref>シグルドに対してのみ。</ref> | + | | 三人称 = 彼/彼女/○○さん/あのひと<ref group = "注">シグルドに対してのみ。</ref> |
| | イメージカラー = | | | イメージカラー = |
| | サーヴァント階位 = 第四位 | | | サーヴァント階位 = 第四位 |
| | 特技 = | | | 特技 = |
− | | 好きな物 = | + | | 好きな物 = なし |
− | | 苦手な物 = | + | | 苦手な物 = なし |
| | 天敵 = | | | 天敵 = |
| | デザイン = 三輪士郎 | | | デザイン = 三輪士郎 |
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| | レア度 = ☆5 | | | レア度 = ☆5 |
| }} | | }} |
| + | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
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| 「[[ランサー|槍兵]]」の[[サーヴァント]]。 | | 「[[ランサー|槍兵]]」の[[サーヴァント]]。 |
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| : セイバーと剣を交わし、彼こそが最強の敵となると確信した彼女は躊躇いながらも令呪の指示通り霊薬を飲み、その後に撤退した。 | | : セイバーと剣を交わし、彼こそが最強の敵となると確信した彼女は躊躇いながらも令呪の指示通り霊薬を飲み、その後に撤退した。 |
| : 玲瓏館邸における対[[ヘンリー・ジキル&ハイド|バーサーカー]]戦、東京湾上の大神殿での対[[オジマンディアス|ライダー]]戦にも参加している。 | | : 玲瓏館邸における対[[ヘンリー・ジキル&ハイド|バーサーカー]]戦、東京湾上の大神殿での対[[オジマンディアス|ライダー]]戦にも参加している。 |
− | :『[[Fate/Grand Order]]』では、かつて[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]が贋作英霊として召喚してきた縁からか、彼女とともに終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』での冠位時間神殿に召喚されており、共にⅩの座を統括する[[魔神柱|廃棄孔アンドロマリウス]]と交戦する。 | + | :『[[Fate/Grand Order]]』では、かつて[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]が贋作英霊として召喚してきた縁からか、彼女とともに終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』での冠位時間神殿に召喚されており、共にⅩの座を統括する[[アンドロマリウス|廃棄孔アンドロマリウス]]と交戦する。 |
| + | :『[[無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング]]』では汎人類史の抵抗として北欧異聞帯に召喚された。現界した理由・状況を分からずに巨人種を倒しながら彷徨っていたところ、[[ワルキューレ]]達と[[オフェリア・ファムルソローネ]]によってガルフピッゲン山の山頂にある“炎の館”の神話の再演、見立てによる類感魔術を用いた大規模魔術儀式による結界に封じ込められ眠り続けていたが、[[シトナイ]]から情報を与えられた主人公達によって解放される。 |
| + | :その後、[[虚数潜航艇シャドウ・ボーダー|シャドウ・ボーダー]]を襲った御使いとその統率個体[[ワルキューレ]]のオルトリンデ、ヒルド、スルーズと戦闘を行い、ヒルド、スルーズの2騎を同時に槍で貫き完全に破壊した。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
− | : 巨大な槍を携えた鎧姿の女戦士。 | + | : 巨大な槍を携えた鎧姿の紫水晶の瞳を持つ女戦士。 |
| : 大槍を軽々と扱う荒々しさに対して、その口調と物腰にはどこか気品が漂う女性。穏やかな微笑みに寂しさが混ざっている。 | | : 大槍を軽々と扱う荒々しさに対して、その口調と物腰にはどこか気品が漂う女性。穏やかな微笑みに寂しさが混ざっている。 |
− | : 内面は物静かで献身的。慈悲深く、愛情豊かで、好きになった人にはとことん尽す。戦乙女であるという性格上、英雄という存在そのものに対して執着し、愛おしく思っている。 | + | : 内面は物静かで献身的。慈悲深く、愛情豊かで、好きになった人にはとことん尽くす。戦乙女であるという性格上、英雄という存在そのものに対して執着し、愛おしく思っている。 |
| : 『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』本編ではマスターの作成した霊薬の影響で感情の振れ幅が大きくなっているのか、ともすれば他のサーヴァントに対して感情を爆発させそうになる。 | | : 『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』本編ではマスターの作成した霊薬の影響で感情の振れ幅が大きくなっているのか、ともすれば他のサーヴァントに対して感情を爆発させそうになる。 |
| : 『Fate/Grand Order』では好意を抱いた人物に対して自動的に槍を向けてしまう危険な側面を持っており、それを自覚しているのか「自分には優しくしないで欲しい」と釘を刺している。 | | : 『Fate/Grand Order』では好意を抱いた人物に対して自動的に槍を向けてしまう危険な側面を持っており、それを自覚しているのか「自分には優しくしないで欲しい」と釘を刺している。 |
− |
| |
| ; 能力 | | ; 能力 |
| : 大盾と見紛うほどの巨刃を付けた大槍を片手で軽々と振り回し、まるで不可視の「手」がその指先で引き裂いているかのような五連撃を繰り出す。また、魔力放出によって発生させた火炎を操る。炎は攻撃に用いる以外にも、飛来する矢や毒血の焼却など防御能力としても優れた効果を発揮する。 | | : 大盾と見紛うほどの巨刃を付けた大槍を片手で軽々と振り回し、まるで不可視の「手」がその指先で引き裂いているかのような五連撃を繰り出す。また、魔力放出によって発生させた火炎を操る。炎は攻撃に用いる以外にも、飛来する矢や毒血の焼却など防御能力としても優れた効果を発揮する。 |
| : 戦乙女として魂に対して感受性があるようで、関わりのある存在の生死が漠然とであるが理解できる。 | | : 戦乙女として魂に対して感受性があるようで、関わりのある存在の生死が漠然とであるが理解できる。 |
− | : さらに、自身の機能を限定解除することで、かつての半神としての力を取り戻し、飛行を始めとしたおよそ万能といえるほどの様々な能力を行使可能になる。第二宝具の使用制限と引き換えに解禁される原初のルーンは第三の宝具とも言える強大なもので、魔術戦でキャスターを圧倒するほど。最大稼働した場合、現代のルーン魔術の数百万倍というとんでもない破壊力に至るのだが、この状態は自我崩壊から来る暴走であり、令呪の拘束すら受け付けず、巨大な力の代償として自身の霊基は破壊され、魂と霊核を燃やし尽くして最後には自滅してしまう。また、カルデアで本格使用した場合、空間ごと異常をきたしてしまう。<ref>エルメロイⅡ世の見立てによると、魔力回路を経路とした魔力逆流といったありえない現象も原初のルーンに侵された空間では発生してしまう。</ref>。 | + | : さらに、自身の機能を限定解除することで、かつての半神としての力を取り戻し、飛行を始めとしたおよそ万能といえるほどの様々な能力を行使可能になる。第二宝具の使用制限と引き換えに解禁される原初のルーンは第三の宝具とも言える強大なもので、魔術戦でキャスターを圧倒するほどで、視覚情報を始めとする感覚の乗っ取り、現実誤認を誘発する魔術効果の原初のルーンを使える。 |
| + | :他のワルキューレには搭載されていないブリュンヒルデだけの力として、「大神刻印・原型励起」を持ち、原初のルーンを本格的に稼働させる事ができる。最大稼働した場合、現代のルーン魔術の数百万倍というとんでもない破壊力に至るのだが、この状態は自我崩壊から来る暴走であり、令呪の拘束すら受け付けず、巨大な力の代償として自身の霊基は破壊され、魂と霊核を燃やし尽くして最後には自滅してしまう。また、カルデアで本格使用した場合、空間ごと異常をきたしてしまう<ref group = "注">エルメロイⅡ世の見立てによると、魔力回路を経路とした魔力逆流といったありえない現象も原初のルーンに侵された空間では発生してしまう。</ref>。 |
| + | :精神を固定させ、歩む道を一つきりだと定めきることで、<ruby><rb>別の可能性</rb><rt>イフ</RT></RUBY>の自分を発生させない事が出来る。スキー板を使うのは得意ではないが、雪上を征くのは慣れている。 |
| + | |
| + | ==別クラス/バリエーション== |
| + | ===バーサーカー=== |
| + | 水着に着替え、バーサーカークラスになったブリュンヒルデ。 |
| + | |
| + | 詳細は『[[ブリュンヒルデ〔バーサーカー〕]]』を参照。 |
| | | |
| == ステータス == | | == ステータス == |
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| | rowspan="2"|[[ランサー]] || [[ナイジェル・セイワード]] || B+ || A || A || C || E || A || ? || 魔力放出(炎):?<br />原初のルーン<br />騎乗:?<br />神性:? || style="text-align:left"| | | | rowspan="2"|[[ランサー]] || [[ナイジェル・セイワード]] || B+ || A || A || C || E || A || ? || 魔力放出(炎):?<br />原初のルーン<br />騎乗:?<br />神性:? || style="text-align:left"| |
| |- | | |- |
− | | [[主人公 (Grand Order)]] || B+ || A || A || C || E || A || 対魔力:B<br />騎乗:A<br />神性:E || 魔力放出(炎):B<br />原初のルーン<br />英雄の介添:C || style="text-align:left"| | + | | [[主人公 (Grand Order)]] || B+ || A || A || C || E || A || 対魔力:B<br />騎乗:A<br />神性:E || 魔力放出(炎):B<br />原初のルーン<br />英雄の介添:C→C++ || style="text-align:left"|「英雄の介添」は強化クエストクリアでCからC++にランクアップ。 |
| |} | | |} |
| | | |
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| : 運命の相手への深い愛憎の情を、生前に使用した魔銀(ミスリル)の槍として形成させた宝具。外見は大盾と見紛うほどの巨刃の槍となっている。 | | : 運命の相手への深い愛憎の情を、生前に使用した魔銀(ミスリル)の槍として形成させた宝具。外見は大盾と見紛うほどの巨刃の槍となっている。 |
| : ランサーの裡に燃える「愛」が高まるほどに槍の性能が強化され、重量とサイズが増大する。セイバーとの初戦時には100kgを超える程度だったが、「精神を操作する霊薬」の服用による狂気とも言える愛の発露に伴い、サイズは4m超、重量は5トンにまで達した。威力も大きく向上しており、少しかすっただけでビルを破壊しかけ、指と手首の動きで槍を回すだけで空間を切り裂き真空を発生させている。 | | : ランサーの裡に燃える「愛」が高まるほどに槍の性能が強化され、重量とサイズが増大する。セイバーとの初戦時には100kgを超える程度だったが、「精神を操作する霊薬」の服用による狂気とも言える愛の発露に伴い、サイズは4m超、重量は5トンにまで達した。威力も大きく向上しており、少しかすっただけでビルを破壊しかけ、指と手首の動きで槍を回すだけで空間を切り裂き真空を発生させている。 |
− | : これに加えて、ランサーが強い愛情を抱く直接の相手を攻撃対象とした場合、さらに威力が跳ね上がる。重量は数百倍になり、原子分解攻撃にも等しい破壊力を発揮できる。窮極にまで愛が深まれば神すらも殺し得る一撃必殺の力になるという。愛するシグルドに対しては特に絶大な効果を現し、彼と縁深いジークフリートにもよく効く。 | + | : これに加えて、ランサーが強い愛情を抱く直接の相手を攻撃対象とした場合、さらに威力が跳ね上がる。重量は数百倍になり、原子分解攻撃にも等しい破壊力を発揮できる。窮極にまで愛が深まれば神すらも殺し得る一撃必殺の力になるという。とりわけ生前に真に彼女が愛したシグルド、および彼と縁深いジークフリートに対しては特に絶大な効果を発揮する。 |
− | : 特別の好意を抱いていないであろうキャスターやアサシンとの戦闘時にも超重量の武具としての威力は存分に発揮できていたが、「悪しき竜」と呼んで強く敵視する愛歌に対して振るった際には「重ささえ感じない」と言われ、指一本で受け止められてしまった。 | + | : 特別の好意を抱いていないであろうキャスターやアサシンとの戦闘時にも超重量の武具としての威力は存分に発揮できていたが、「悪しき竜」と呼んで強く敵視する愛歌に対して振るった際には「重ささえ感じない」と言われ、指一本で受け止められてしまうなど、抑止力としては非常に相性が悪い。 |
| :『EXTRA CCC』では[[BB]]によって違法改造され、[[パッションリップ]]の宝具として使われていた。 | | :『EXTRA CCC』では[[BB]]によって違法改造され、[[パッションリップ]]の宝具として使われていた。 |
− | | + | :『Grand Order』では「敵単体に超強力な〔愛する者〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&味方全体のスター発生率をアップ(3ターン)」という効果のBuster宝具。 |
| + | :幕間の物語クリアでB+ランクに上昇し、宝具威力倍率とスター発生率アップ倍率が上昇する。 |
| ; わたしだけの冥府への旅(ブリュンヒルデ・コメーディア) | | ; わたしだけの冥府への旅(ブリュンヒルデ・コメーディア) |
− | <!--
| + | : ランク:?<br>種別:?<br>レンジ:?<br>最大捕捉:? |
− | : ランク:<br>種別:<br>レンジ:<br>最大捕捉: | |
− | -->
| |
| : 広域破壊能力を有する第二宝具。詳細は不明。 | | : 広域破壊能力を有する第二宝具。詳細は不明。 |
| : 原初のルーン開放時には使用が制限される。 | | : 原初のルーン開放時には使用が制限される。 |
| | | |
| == 真名:ブリュンヒルデ == | | == 真名:ブリュンヒルデ == |
− | :ブリュンヒルデ。北欧の大神オーディンの娘、戦乙女ワルキューレの一人。北欧神話における悲劇の女。 | + | :ブリュンヒルデ。北欧の大神[[オーディン]]の娘、戦乙女ワルキューレの長姉。ブリュンヒルデ・シグルドリーヴァとも。 |
− | :大神に忠実なしもべとして死した戦士たちをヴァルハラへと導いてきた彼女は、ある時オーディンの意図とは異なる相手を勝たせてしまった事で大神の怒りに触れ、神性の多くを奪われた挙句、炎に包まれた館で眠りの呪いに就くこととなった。 | + | :かつては半神であり、古き女神だった者。古エッダやサガに語られる、北欧神話における悲劇の女。 |
| + | :最も初めに造られたが故に、神々に最も近い形で造り上げられた、至高の戦乙女。その身に秘められた神核は、他の[[ワルキューレ]]たちと比べると遥かに女神に近しい。 |
| + | |
| + | :元々は模範的な戦乙女だったが、大神に忠実な僕として死した戦士たちをヴァルハラへと導いてきた彼女は、ある時オーディンの意図とは異なる相手を勝たせてしまった事で大神の怒りに触れ、神性の多くを奪われ、“炎の館”に封じられ眠りの呪いに就くこととなった。 |
| | | |
| :そこに現れ、魔剣グラムで以て呪いを解いた人物こそが英雄シグルド、後に彼女が恋に落ちる相手であった。 | | :そこに現れ、魔剣グラムで以て呪いを解いた人物こそが英雄シグルド、後に彼女が恋に落ちる相手であった。 |
| :ワルキューレの長姉として神霊の身であった頃は自我の薄い「人形」のように振舞ったが、シグルドとの邂逅を以て人間の性質と人格を有したのだ。 | | :ワルキューレの長姉として神霊の身であった頃は自我の薄い「人形」のように振舞ったが、シグルドとの邂逅を以て人間の性質と人格を有したのだ。 |
− | :自分の持てる知識のすべて、ルーンの魔術さえもシグルドに与え、英雄の行く道に幸あれと彼女は祝福する | + | :自分の持てる知識のすべて、ルーンの魔術さえもシグルドに与え、英雄の行く道に幸あれと彼女は祝福する。 |
| | | |
| :悲劇さえなければ、良妻として一生を終えたのだ。幸せはほんの短い間のみのことで、呪われた悲劇の運命が動き出してしまう。 | | :悲劇さえなければ、良妻として一生を終えたのだ。幸せはほんの短い間のみのことで、呪われた悲劇の運命が動き出してしまう。 |
− | :その後、シグルドは記憶を失ってしまい、彼女は裏切られ、捨てられたと嘆き悲しみ、その果に殺意の炎を抱き、愛したシグルドを謀殺。 | + | :その後、シグルドは記憶を失ってしまい、彼女は裏切られ、捨てられたと嘆き悲しみ、その果てに殺意の炎を抱き、愛したシグルドを謀殺。 |
| :そして、自分を後を追うかのように、我が身をも灼き尽くして命を絶つのだった。 | | :そして、自分を後を追うかのように、我が身をも灼き尽くして命を絶つのだった。 |
| + | |
| ===関連=== | | ===関連=== |
| ;勇士・勇者・英雄 | | ;勇士・勇者・英雄 |
| :「自らが傷付こうとも、誰かの為に戦える者達」。父たる大神の命じるままに、戦乙女であった頃の彼女は彼らに近づいて、導き、時に勝利を与えながら、最後には必ず死へと旅立たせた。 | | :「自らが傷付こうとも、誰かの為に戦える者達」。父たる大神の命じるままに、戦乙女であった頃の彼女は彼らに近づいて、導き、時に勝利を与えながら、最後には必ず死へと旅立たせた。 |
| + | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ===Fateシリーズ=== | | ===Fateシリーズ=== |
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| : ランサーのサーヴァントとして登場。 | | : ランサーのサーヴァントとして登場。 |
| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
− | : 500万ダウンロード記念に際して期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。 | + | : 500万ダウンロード記念として期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。 |
| + | : Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』の開幕に際してバトルモーションと宝具演出が一新された。 |
| ===その他=== | | ===その他=== |
| ; [[ちびちゅき!]] | | ; [[ちびちゅき!]] |
− | : 贋作のブリュンヒルデが生徒役として登場。 | + | : 贋作のブリュンヒルデが生徒役として登場。[[ジャンヌ・オルタ|ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]と一緒に行動していた。 |
− | : [[ジャンヌ・オルタ|ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]と一緒に行動している。
| + | : 後に本物のブリュンヒルデも合唱コンクール回で登場した。 |
| + | : いつもはシグルドと一緒に眼鏡屋をやっている。この世界では死ぬことがないので、思う存分愛し合い放題である。 |
| | | |
| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| :シグルドとよく似ている人物。そのためか彼を殺そうとしている。 | | :シグルドとよく似ている人物。そのためか彼を殺そうとしている。 |
| : なお後述のシグルドとは起源を同じくし一説では同一人物とされることもあるが、型月的には「大元は同じだが別人」で落ち着いているようである。 | | : なお後述のシグルドとは起源を同じくし一説では同一人物とされることもあるが、型月的には「大元は同じだが別人」で落ち着いているようである。 |
| + | |
| ;[[主人公 (Grand Order)]] | | ;[[主人公 (Grand Order)]] |
| :マスター。彼(彼女)に対しては「自分に優しくしないで欲しい」と釘を刺しており、絆を深めるとシグルドの生まれ変わりと思い込んでしまい、やっぱり殺そうとしている。 | | :マスター。彼(彼女)に対しては「自分に優しくしないで欲しい」と釘を刺しており、絆を深めるとシグルドの生まれ変わりと思い込んでしまい、やっぱり殺そうとしている。 |
| :シグルドもしくはその生まれ変わりと混同してしまうことについては自覚的で、想いのあまり殺してしまわないように毎晩「戦乙女だった頃の自分」の記録を再生して強制的にクールダウンさせている。 | | :シグルドもしくはその生まれ変わりと混同してしまうことについては自覚的で、想いのあまり殺してしまわないように毎晩「戦乙女だった頃の自分」の記録を再生して強制的にクールダウンさせている。 |
| :彼女の体験イベントでは、初対面の時に魔術を使って自身をマシュと思い込ませた。ちなみに、男女どちらでも対応が同じ。『ネロ祭再び 2017Autumn』でも同様の事を起こした。 | | :彼女の体験イベントでは、初対面の時に魔術を使って自身をマシュと思い込ませた。ちなみに、男女どちらでも対応が同じ。『ネロ祭再び 2017Autumn』でも同様の事を起こした。 |
| + | :なお、本物のシグルドがカルデアに来てからはちゃんと区別がつくようになった様子で、[[ブリュンヒルデ〔バーサーカー〕|水着状態]]の際に彼(彼女)の情操教育を心配するなど接し方が母親じみてきた。 |
| + | |
| + | ;[[ゴルドルフ・ムジーク]] |
| + | :カルデアの新所長。困るような困らないような曖昧な印象を覚える人物。 |
| + | |
| ;[[エミヤ]] | | ;[[エミヤ]] |
− | :その悲しい背中がシグルドを思い出すとのこと。幸い、まだ殺害対象認定はされていない。 | + | :その悲しい背中がシグルドを思い出すとのこと。幕間から察するに、シグルド自身もまた英雄に至るまで過酷な鍛錬と修行に明け暮れていた過程がよく似ているからなのだろう。幸い、まだ殺害対象認定はされていない。 |
| + | |
| + | ;[[アーサー・ペンドラゴン]] |
| + | :優しくされると困ってしまう相手。 |
| + | |
| ;[[アルテラ]] | | ;[[アルテラ]] |
− | :彼女のキャラクエにて、「シグルドに近しい匂いがする」と襲いかかる。 | + | :彼女の幕間の物語「私の記憶」にて、「シグルドに近しい匂いがする」と襲いかかる。 |
− | :実際の所は、「シグルドと同一起源の英雄であるジークフリートの妻であるクリームヒルトが後に夫としたのがアルテラ(当然政略結婚)」という非常に遠い間柄で、ほとんど因縁付けに近い。 | + | :実際の所は、「シグルドと同一起源の英雄であるジークフリートの妻であるクリームヒルトが、復讐のため後に夫としたのがアルテラ(当然政略結婚)」という非常に遠い間柄で、ほとんど因縁付けに近い。 |
| :ただ、何らかの強制力の存在が示唆されていることから、アルテラの宝具レベル解放に対する[[抑止力]]として呼ばれたのではないか、とも言われている。 | | :ただ、何らかの強制力の存在が示唆されていることから、アルテラの宝具レベル解放に対する[[抑止力]]として呼ばれたのではないか、とも言われている。 |
| :また、ブリュンヒルデのマテリアルには「『ヴォルスンガ・サガ』、古エッダの『グズルーンの唄』『シグルズの短い歌』等ではアッティラ王(アトリ王)の妹とされる。」という記述がある。 | | :また、ブリュンヒルデのマテリアルには「『ヴォルスンガ・サガ』、古エッダの『グズルーンの唄』『シグルズの短い歌』等ではアッティラ王(アトリ王)の妹とされる。」という記述がある。 |
| :『ネロ祭再び 2017Autumn』ではアルテラから「妹」と呼ばれた。後に自身の幕間の物語で因縁が語られ、彼女の事を「アトリ様」と呼ぶようになる。 | | :『ネロ祭再び 2017Autumn』ではアルテラから「妹」と呼ばれた。後に自身の幕間の物語で因縁が語られ、彼女の事を「アトリ様」と呼ぶようになる。 |
− | :また、同じ幕間の物語にて、'''[[セファール|空から落ちた巨いなる何か]]の欠片を参考に北欧の大神が造り出した'''のが、ブリュンヒルデら戦乙女である事を匂わせている。 | + | :また、同じ幕間の物語にて、'''[[セファール]]の欠片を素体とする存在である'''という共通点が語られた。 |
| + | |
| ;[[フェルグス・マック・ロイ]] | | ;[[フェルグス・マック・ロイ]] |
− | :彼のキャラクエストにて、自身のシミュレーションプログラムが一夜の共に誘われる。 | + | :彼の幕間の物語にて、自身のシミュレーションプログラムが一夜の共に誘われる。 |
| :答えは、'''「ありがとう、殺しますね」'''という彼女としては最高のもの。本人であっても同じ回答であろうことは想像に難くない。 | | :答えは、'''「ありがとう、殺しますね」'''という彼女としては最高のもの。本人であっても同じ回答であろうことは想像に難くない。 |
| + | |
| ;[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]] | | ;[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]] |
| :「ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊」で彼女に贋作英霊として召喚される。一人くらい同性を召喚してもいいだろうと思っただけのはずが(無意識に「同性でフランクな友達」を願ったと作中では推測されている)、ジャンヌのことを「お姉様」と呼び、詰られたり足蹴にされたりして悦ぶ変態淑女なキャラクターに。ただし、ジャンヌ側からは嫌われているわけではなく、彼女の言葉がジャンヌの救いの一つとなっている。 | | :「ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊」で彼女に贋作英霊として召喚される。一人くらい同性を召喚してもいいだろうと思っただけのはずが(無意識に「同性でフランクな友達」を願ったと作中では推測されている)、ジャンヌのことを「お姉様」と呼び、詰られたり足蹴にされたりして悦ぶ変態淑女なキャラクターに。ただし、ジャンヌ側からは嫌われているわけではなく、彼女の言葉がジャンヌの救いの一つとなっている。 |
| :なおこの時、贋作英霊という特殊な事情ゆえか、愛する者であるジャンヌに殺意を向けることは一切なかった。 | | :なおこの時、贋作英霊という特殊な事情ゆえか、愛する者であるジャンヌに殺意を向けることは一切なかった。 |
| :後、終局特異点において本物のブリュンヒルデがジャンヌ・オルタに連れられてくる形で登場。ジャンヌ・オルタの台詞から本物のブリュンヒルデの性格も彼女は理解していることが窺える。 | | :後、終局特異点において本物のブリュンヒルデがジャンヌ・オルタに連れられてくる形で登場。ジャンヌ・オルタの台詞から本物のブリュンヒルデの性格も彼女は理解していることが窺える。 |
| + | |
| ;[[オリオン]] | | ;[[オリオン]] |
− | :勇士として認めてはいるものの、軽薄にナンパしてくるのは嫌らしく、話をしているだけでどんどん槍が軽くなっていく(=嫌いになっていく)とか。 | + | :勇士として認めてはいるものの、軽薄にナンパしてくるのは嫌らしく、話をしているだけでどんどん槍が軽くなっていく(=嫌いになっていく)とか。 |
| + | |
| ;[[ジェームズ・モリアーティ]] | | ;[[ジェームズ・モリアーティ]] |
| :『ネロ祭再び 2017Autumn』で彼女が暴走したきっかけを作った。 | | :『ネロ祭再び 2017Autumn』で彼女が暴走したきっかけを作った。 |
| + | |
| + | ;[[ナポレオン]] |
| + | :北欧の異聞帯で出会ったサーヴァント。 |
| + | :麗しの乙女だからと自称婚約者がいるのに口説きにかかった為、「愛で人をおかしくする」と微妙に怒りを向けている。生前に妻がいたことも拍車をかけている模様。 |
| + | :それとは別に、英雄と見ると殺したくなる自分に近づいてくることには困っている。 |
| + | |
| + | ;[[エイリーク・ブラッドアクス]] |
| + | :子孫。 |
| | | |
| ===生前=== | | ===生前=== |
154行目: |
191行目: |
| : 竜殺しの英雄。神を裏切り、神性のすべてを奪われた自分に愛を誓った人物。「私が愛を捧げるのは彼以外にない」と述べるように深い愛を抱いている。 | | : 竜殺しの英雄。神を裏切り、神性のすべてを奪われた自分に愛を誓った人物。「私が愛を捧げるのは彼以外にない」と述べるように深い愛を抱いている。 |
| : 聖杯にかける願いも当然、彼との再会であるが、叶った瞬間「自動的に」殺してしまうのだという。 | | : 聖杯にかける願いも当然、彼との再会であるが、叶った瞬間「自動的に」殺してしまうのだという。 |
| + | : ワルキューレの[[幕間の物語]]ではマスターたる主人公のお陰なのかある程度抑えることは出来るようだが、シグルドのイケメン振りを見るとやはり殺したくなってしまう様子。 |
| + | ; [[アスラウグ]] |
| + | : シグルドとの間に授かった一人娘。理由があって直接的な面識はない。 |
| ; グンナル | | ; グンナル |
| : 夫。策略によって妻にされてしまう。彼女からは「卑劣な男」「彼が自分を愛していることすら許せない」と憎悪を向けている。 | | : 夫。策略によって妻にされてしまう。彼女からは「卑劣な男」「彼が自分を愛していることすら許せない」と憎悪を向けている。 |
160行目: |
200行目: |
| ; グートルーネ | | ; グートルーネ |
| : シグルドの妻。憎悪に捕われ、記憶を奪った彼女の一族郎党もろとも殺戮した。 | | : シグルドの妻。憎悪に捕われ、記憶を奪った彼女の一族郎党もろとも殺戮した。 |
| + | ; [[ワルキューレ]] |
| + | : 後継機たる妹たち。幕間の物語では悩める彼女達のためにアドバイスを送っている。 |
| | | |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
170行目: |
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| : 戦乙女である以上、オーディンの館へ招く対象である英雄という存在については深い思い入れがあるようである。 | | : 戦乙女である以上、オーディンの館へ招く対象である英雄という存在については深い思い入れがあるようである。 |
| ; 「<ruby>悪竜<rb></rb><rt>ドラッヘン</rt></ruby>」 | | ; 「<ruby>悪竜<rb></rb><rt>ドラッヘン</rt></ruby>」 |
− | : 沙条愛歌を見た時の反応。シグルドが討ったとされる忌むべき竜に近い物を感じ取る。ただ愛に狂いつつも自らが1991年の東京に呼ばれた使命を悟り、彼女に槍を向ける。しかし愛の重さで宝具の重さをはかる彼女にとって悪竜への嫌悪は、愛歌によって指先一本で止められてしまう。 | + | : 沙条愛歌を見た時の反応。シグルドが討ったとされる忌むべき竜に近い物を感じ取る。ただ愛に狂いつつも自らが1991年の東京に呼ばれた使命を悟り、彼女に槍を向ける。しかし愛の重さで宝具の重さをはかる彼女にとって悪竜へ向けるが如し嫌悪はまさに相性最悪で、愛歌によって指先一本で止められてしまう。 |
| ; 「殺す、コロ、スゥ。コロ、ロ、ロ、コロロロロロロロロロロ」<br> セイバー「ランサー!」<br>「はぁい」 | | ; 「殺す、コロ、スゥ。コロ、ロ、ロ、コロロロロロロロロロロ」<br> セイバー「ランサー!」<br>「はぁい」 |
| : 愛の霊薬の乱用に加えて、愛歌によって更に暴走させられ愛に狂い、蒼銀の騎士をシグルドと思いこみ殺そうとした彼女の反応。狂人の反応を示したかと思えば従順な素振りも見せる。 | | : 愛の霊薬の乱用に加えて、愛歌によって更に暴走させられ愛に狂い、蒼銀の騎士をシグルドと思いこみ殺そうとした彼女の反応。狂人の反応を示したかと思えば従順な素振りも見せる。 |
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| : 不安定なサーヴァントであると自覚しながらも、それでも力になりたいという願いに、マスターは「壊したりしないよ」と答え、ブリュンヒルデも「―――――――はい、マスター」と静かにほほ笑んだ。 | | : 不安定なサーヴァントであると自覚しながらも、それでも力になりたいという願いに、マスターは「壊したりしないよ」と答え、ブリュンヒルデも「―――――――はい、マスター」と静かにほほ笑んだ。 |
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− | ; 黄金律を上げました…… | + | ;「 黄金律を上げました……」 |
| : ガウェインの幕間の物語『善き営みを守りたまえ』にて。 | | : ガウェインの幕間の物語『善き営みを守りたまえ』にて。 |
| : ガウェインの持参金代わりの素材が[[ガイウス・ユリウス・カエサル|カエサル]]に詐欺同然の手法で巻き上げられ、回収すべく取引記録を辿って蛮神の心臓10個の売却先として訪れた、ジークフリートとブリュンヒルデのエア夫婦との戦闘にてこういう名前で登場する。 | | : ガウェインの持参金代わりの素材が[[ガイウス・ユリウス・カエサル|カエサル]]に詐欺同然の手法で巻き上げられ、回収すべく取引記録を辿って蛮神の心臓10個の売却先として訪れた、ジークフリートとブリュンヒルデのエア夫婦との戦闘にてこういう名前で登場する。 |
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| *「愛情」によって破壊力が増すという宝具の特性通り、凄まじいヤンデレキャラ。生前は'''シグルドの記憶を奪った人物を一族郎党まとめて皆殺しにしていた'''。 | | *「愛情」によって破壊力が増すという宝具の特性通り、凄まじいヤンデレキャラ。生前は'''シグルドの記憶を奪った人物を一族郎党まとめて皆殺しにしていた'''。 |
| **その宝具が「シグルドに対する深い愛情と憎悪の念が槍の形をしている」通り、槍の穂先の内側に'''ハートマークを象っているが、その真ん中にギザギザなラインが入っている'''。 | | **その宝具が「シグルドに対する深い愛情と憎悪の念が槍の形をしている」通り、槍の穂先の内側に'''ハートマークを象っているが、その真ん中にギザギザなラインが入っている'''。 |
− | **一方で「愛情」ではなく「嫌悪」した相手には宝具が全く通用しないという極端な性質もあり、軽薄な性格や悪性の存在などといった相手によっては無力になってしまう。 | + | **一方で「愛情」ではなく「嫌悪」した相手には宝具が全く通用しないという極端な性質もあり、[[オリオン|軽薄な性格]]や[[沙条愛歌|悪性の存在]]などといった相手によっては無力になってしまう。 |
| * [[清姫]]など他にもヤンデレサーヴァントはいるが、ブリュンヒルデは他のヤンデレ勢とは明確に異なる点がある。と言うか、そのため厳密にヤンデレと言えるかは微妙である。 | | * [[清姫]]など他にもヤンデレサーヴァントはいるが、ブリュンヒルデは他のヤンデレ勢とは明確に異なる点がある。と言うか、そのため厳密にヤンデレと言えるかは微妙である。 |
| ** まず第一に、ブリュンヒルデは自分が愛情に関して異常であることを自覚しており、そのために最初の内は好きにならないように努めている。その点で一般的なヤンデレと異なる。 | | ** まず第一に、ブリュンヒルデは自分が愛情に関して異常であることを自覚しており、そのために最初の内は好きにならないように努めている。その点で一般的なヤンデレと異なる。 |
− | ** 第二に、普通のヤンデレは望む通りに応じればラブラブカップルになるだけだが、ブリュンヒルデと相思相愛になる方向に応えると逆に殺されてしまう。しかしこれはブリュンヒルデの体自体が戦乙女(ワルキューレ)としての性質を持つためであり、ブリュンヒルデの性格というよりは大神の呪いのせいに近い。 | + | ** 第二に、普通のヤンデレは望む通りに応じればラブラブカップルになるだけだが、ブリュンヒルデと相思相愛になる方向に応えると逆に殺されてしまう。しかしこれはブリュンヒルデの体自体が死後の世界に勇士を誘う[[ワルキューレ|戦乙女(ワルキューレ)]]としての性質を持つためであり、ブリュンヒルデの性格というよりは大神の呪いのせいに近い。 |
− | *『Fate/Grand Order』では宝具「死がふたりを分断つまで」に、'''愛する者特攻'''という効果がついている。対象は概ね「男性」の「英雄的人物」だとされるが、正確には「ブリュンヒルデから見た正義の人、勇士。全体としての正義ではなく、あくまでも彼女個人が考える正義であり勇士」が条件。そのため女性である[[牛若丸]]や文化・文明系の[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]、[[ニコラ・テスラ]]が含まれている等、詳しく紐解く事でブリュンヒルデの正義観や好みが読み取れる仕様になっている。 | + | *『Fate/Grand Order』では宝具「死がふたりを分断つまで」に、'''愛する者特攻'''という効果がついている。対象は概ね「男性」の「英雄的人物」だとされるが、正確には「ブリュンヒルデから見た正義の人、勇士。全体としての正義ではなく、あくまでも彼女個人が考える正義であり勇士」が条件。なので、女性である[[牛若丸]]、[[沖田総司〔オルタ〕]]、[[カラミティ・ジェーン]]等や文化・文明系の[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]、[[ニコラ・テスラ]]、イロモノ役としての登場が基本な[[赤兎馬]]や[[謎のヒロインXX]]などが含まれており、その対象者を詳しく紐解く事でブリュンヒルデの好みや正義の在り方が読み取れる仕様である<ref group = "出">[https://www.4gamer.net/games/266/G026651/20170302098/ 「Fate/Grand Order」がもたらす新しいスマホゲームの形――奈須きのこ×塩川洋介が語るFGOの軌跡と未来とは]</ref>という。 |
− | *『チョコレート・レディの空騒ぎ』で彼女からくれる<ruby><rb>概念礼装</rb><rt>チョコレート</rt></ruby>は『氷の叡智チョコ』。「シグルドの叡智の結晶の形」を元に作ったが、氷のルーンでずっと冷えたままで食べられないという点以前に、形が'''どう見ても眼鏡'''。シグルドが竜の心臓を食べて瞳に宿した叡智の結晶とは眼鏡だったのであろうか、それとも… | + | **『Fate/Grand Order』での幕間にて、戦乙女(ワルキューレ)であった頃に大神オーディンの命令で「''自らが傷付こうとも誰かのために戦える者達''」を勇士としてヴァルハラに連れて行っていたことが語られているが、これが「ブリュンヒルデにとっての正義の人(=愛する者)」と一致するかは不明。 |
| + | *『チョコレート・レディの空騒ぎ』で彼女からくれる<ruby><rb>概念礼装</rb><rt>チョコレート</rt></ruby>は『氷の叡智チョコ』。「シグルドの叡智の結晶の形」を元に作ったが、氷のルーンでずっと冷えたままで食べられないという点以前に、形が'''どう見ても眼鏡'''。 |
| + | **後にシグルド本人が実装された事で、シグルドが竜の心臓を食べて瞳に宿した叡智の結晶が掛け値無しの眼鏡であることが確定した。 |
| + | *宝具&モーションのリニューアルに伴い、宝具で変化する大槍が新たにデザインされた<ref group = "出">[https://twitter.com/zi38/status/1019577752125444097 三輪士郎Twitter2018年7月18日22:40]</ref>。元々ハート型モチーフだったが、新宝具演出の大槍はよく見るとハートの意匠がやたらめったら重なったように見える装飾にしてあるとのこと<ref group = "出">[https://twitter.com/zi38/status/1020981616309460992 三輪士郎Twitter2018年7月22日19:39]</ref>。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |
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