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=== 無銘の怪物 ===
 
=== 無銘の怪物 ===
   
ダーニックが令呪により自らのサーヴァントであるヴラド三世に「宝具『鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア)』を発動せよ」「大聖杯を手に入れるまで生き続けろ」、そして禁呪に上乗せした「我が存在をその魂に刻みつけろ」という絶対命令を課して魂に寄生した状態。
 
ダーニックが令呪により自らのサーヴァントであるヴラド三世に「宝具『鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア)』を発動せよ」「大聖杯を手に入れるまで生き続けろ」、そして禁呪に上乗せした「我が存在をその魂に刻みつけろ」という絶対命令を課して魂に寄生した状態。
 
ダーニックにもヴラド三世にも見える、不定形な怪物のような形相に変貌しており、寄生当初こそ両者の人格が存在しているがそれも早々に失われ、どちらでもあってどちらでもない、宝具により吸血鬼化したヴラドと寄生したダーニックの妄執・本能・記憶・人格が混ざりあった「吸血鬼」となる。もはやサーヴァントでもないためルーラーの令呪も効かない。
 
ダーニックにもヴラド三世にも見える、不定形な怪物のような形相に変貌しており、寄生当初こそ両者の人格が存在しているがそれも早々に失われ、どちらでもあってどちらでもない、宝具により吸血鬼化したヴラドと寄生したダーニックの妄執・本能・記憶・人格が混ざりあった「吸血鬼」となる。もはやサーヴァントでもないためルーラーの令呪も効かない。
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:「黒」陣営マスターの筆頭として登場。
 
:「黒」陣営マスターの筆頭として登場。
 
;[[Fate/Grand Order]]
 
;[[Fate/Grand Order]]
: イベント「Apocrypha/Inheritance of Glory」にて黒幕として登場。
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:期間限定イベント『Fate/Apocrypha Inheritance of Glory』の黒幕として登場。
: 原作にてヴラド三世と融合したことにより大聖杯内部に紛れ込んでおり、再び大聖杯を手に入れるために行動する。
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:『Apocrypha』でヴラド三世と融合したことにより大聖杯内部に紛れ込んでおり、再び大聖杯を手に入れるために行動する。
    
===その他===
 
===その他===
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
;[[ヴラド三世 (Apocrypha)|ランサー]]
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;[[ヴラド三世 (Apocrypha)|黒のランサー]]
 
:「領王(ロード)」と呼び臣下のように振舞い、良好な関係を築けている。かつて祖国ルーマニアを支配していた一国の王に敬意を払うことに抵抗はない。またランサーの自身の汚名を払拭するために聖杯戦争に懸ける意気込みや執念を好んでもいる。一方で、その忠誠は令呪の存在があってこその物。
 
:「領王(ロード)」と呼び臣下のように振舞い、良好な関係を築けている。かつて祖国ルーマニアを支配していた一国の王に敬意を払うことに抵抗はない。またランサーの自身の汚名を払拭するために聖杯戦争に懸ける意気込みや執念を好んでもいる。一方で、その忠誠は令呪の存在があってこその物。
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;[[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]]
 
;[[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]]
:かつて共に第三次聖杯戦争に参加した間柄であり、当時、召喚したサーヴァントと戦闘を行っていた。
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:かつて共に第三次聖杯戦争に参加した間柄であり、当時召喚したサーヴァントと戦闘を行っていた。
    
;[[間桐臓硯]]
 
;[[間桐臓硯]]
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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=== Fate/Apocrypha ===
 
;「今日この日を以て、黒と赤のサーヴァントによる聖杯大戦が開戦する。<br> 我ら<RUBY><RB>千界樹</RB><RT>ユグドミレニア</RT></RUBY>が、この世界の神秘と奇跡を手に入れるのだ」
 
;「今日この日を以て、黒と赤のサーヴァントによる聖杯大戦が開戦する。<br> 我ら<RUBY><RB>千界樹</RB><RT>ユグドミレニア</RT></RUBY>が、この世界の神秘と奇跡を手に入れるのだ」
 
: かつて第三帝国すら利用した魔術師の野望によって「運命」は変わり、前代未聞の規模で行われる外典の聖杯戦争、[[聖杯戦争|聖杯大戦]]は幕を上げる。
 
: かつて第三帝国すら利用した魔術師の野望によって「運命」は変わり、前代未聞の規模で行われる外典の聖杯戦争、[[聖杯戦争|聖杯大戦]]は幕を上げる。
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:ダーニックという誰かの妄執に突き動かされるままに大聖杯に迫ったところであり得ない敵によって浄化され、消滅する中で抱いた絶望。
 
:ダーニックという誰かの妄執に突き動かされるままに大聖杯に迫ったところであり得ない敵によって浄化され、消滅する中で抱いた絶望。
 
:人格も混在し、もはやダーニックでもヴラド三世でもない妄執に囚われたナニかは吸血鬼として灰となり消滅していった。
 
:人格も混在し、もはやダーニックでもヴラド三世でもない妄執に囚われたナニかは吸血鬼として灰となり消滅していった。
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=== Fate/Grand Order ===
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;「慈悲……?ほざくな、ランサー!<br> 恨みを忘れるだと!?<br> 英雄としての誇りを踏みにじった私を、貴様が恨んでいないはずがない!」
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:『Fate/Apocrypha Inheritance of Glory』にて[[ジーク (Grand Order)|ジーク]]が管理していた大聖杯の奪取を目論見、サーヴァントの複製体を用いて聖杯大戦を再現していた。<br>それを食い止めるべく空中庭園に乗り込んできた[[主人公 (Grand Order)|主人公]]とジーク、十三騎のサーヴァントたちを相手に「大聖杯の中で大聖杯を再現する」という無茶を行ってまで奮戦するも追い詰められ、それでも足掻こうとしたところにサーヴァントとして再現されたかつての自らのサーヴァント、ヴラド三世の宝具により貫かれる。<br>その際ヴラド三世が聖杯大戦での記憶を保有していること、その上で自分を恨んでいない述べたことに吐き捨てるように反論する。「自分と同じように汚名を濯ぎ、名誉を守るという夢を持った近しい存在」であったが故に、それを踏みにじった自分の行いが相手にとって決して許せるものではないことを感じている。
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;「……。……ああ、くそ。<br> ……貴様が……召喚される訳だ……。ランサー……ヴラド三世……。<br> ……貴様が……私の夢を美しい、というのであれば、……それでもう、いいか……。<br> ああ……歩みをようやく止められる……。疲れた……老いた者には酷だ……。<br> 所詮……穢れて壊れた夢は……。繕うことなどできない、か……。」
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:ヴラド三世の反論に静かに言い返され、自分の夢と努力を「決して恥ずべきものではない」と言われたこと。その上でこれ以上は自分の夢を貶めることになると諭されての言葉。<br>かつて裏切ったサーヴァントに、自らに近しい存在であった者に自らの夢を「美しい」と認められ、全てを受け入れたダーニックはようやく重荷から解放された。<br>聖杯大戦において互いに近すぎる存在であったがために破滅を迎えた主従がこのイベントにて救済される形となった。
    
== メモ ==
 
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