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− :ロシア最悪の暴君と謳われるだけあって、その苛烈さと残虐さは類を見ない。
− :そしてその一方で、神に対してはひたすら敬虔な信徒であった。
− :そのあまりに相反する二面性は、真っ当な人間が許容できるものではなく、絶対的な権限を持った皇帝のみに許された特権であっただろう。
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− :現代の知識によって自身の状況を弁えてはいるが、一般人であればこのサーヴァントを目視しただけで昏倒するだろう。
− :姿形が怪物であるだけでなく、彼の持つ権勢があまりに圧倒的であるからだ。
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− :ロシアの凍土で発見された、最古の巨大生物。それと結合したことで、イヴァン雷帝は成長期に入った。
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− :イヴァン雷帝の英雄としての資質か、それとも<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</RT></RUBY>としての血統か。
− :マンモスやサーベルタイガーなどのような、成長が原因の破滅すらも乗り越えた。乗り越えてしまった。
− :もはや崇拝され、愛される頂きの存在ではなく。ただただ恐ろしい怪物へと成り果てた。
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編集の要約なし
:姿形が怪物であるだけでなく、彼の持つ権勢があまりに圧倒的であるからだ。
:姿形が怪物であるだけでなく、彼の持つ権勢があまりに圧倒的であるからだ。
;能力
;能力
:英雄としての資質か、それとも<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</RT></RUBY>としての血統か。
:マンモスやロシアの凍土で発見された最古の巨大生物と結合して成長期に入った事で、サーベルタイガーなどのような、成長が原因の破滅すらも乗り越えてしまい、もはや崇拝され愛される頂きの存在ではなく「ただただ恐ろしい怪物」へと成り果てている。
:山岳型魔獣との結合時の霊基数値は神霊サーヴァントにも引けを取らない<ref>[[カイニス]]が「主神たちと殴り合っても勝てそう」と言うほど。</ref>。
:山岳型魔獣との結合時の霊基数値は神霊サーヴァントにも引けを取らない<ref>[[カイニス]]が「主神たちと殴り合っても勝てそう」と言うほど。</ref>。
:動くだけで雪崩が起き、鼻で地面を突き刺せば、対軍宝具の代わりとなる。天に掲げた鼻の先端に嵐が渦巻き、恐るべき威力を誇る神霊クラスの雷撃を放つことも可能。
:動くだけで雪崩が起き、鼻で地面を突き刺せば、対軍宝具の代わりとなる。天に掲げた鼻の先端に嵐が渦巻き、恐るべき威力を誇る神霊クラスの雷撃を放つことも可能。
:ただし、動きが鈍く、サーヴァントの動きに反応できない。尤も、サーヴァントでも対抗すること自体が困難である。
:ただし、動きが鈍くサーヴァントの動きに反応できない。尤も、サーヴァントでも対抗すること自体が困難である。
:雷帝本体は手にした杖からの雷撃や、角を伸ばすことで攻撃を行う。この状態でも本人の動きは鈍いが、雷を伴って瞬間移動に近い速度で移動することが出来るようになる。
:雷帝本体は手にした杖からの雷撃や、角を伸ばすことで攻撃を行う。この状態でも本人の動きは鈍いが、雷を伴って瞬間移動に近い速度で移動することが出来るようになる。
: ランク:A+<br />種別:対人宝具<br />レンジ:0<br />最大捕捉:1人
: ランク:A+<br />種別:対人宝具<br />レンジ:0<br />最大捕捉:1人
: 神獣の十字行。皇帝がいずれ行き着く(と信じている)天上の国に向けての行進。
: 神獣の十字行。皇帝がいずれ行き着く(と信じている)天上の国に向けての行進。
: つまり前に立ちふさがる者は皇帝への叛逆であり、それは即ち神への冒涜である。
: つまり前に立ちふさがる者は皇帝への叛逆であり、それは即ち神への冒涜である。
: イヴァン雷帝は在りし日の巨獣状態を一時的に取り戻し、容赦なく敵を粉砕する。
: イヴァン雷帝は在りし日の巨獣状態を一時的に取り戻し、容赦なく敵を粉砕する。
:『Grand Order』では「自身の宝具威力をアップ<ref name="1ターン">1ターン</ref><ref name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&敵全体に強力な攻撃&Buster攻撃耐性をダウン<ref name="3ターン">3ターン</ref>」という効果のBuster宝具。
:『Grand Order』では「自身の宝具威力をアップ<ref name="1ターン">1ターン</ref><ref name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&敵全体に強力な攻撃&Buster攻撃耐性をダウン<ref name="3ターン">3ターン</ref>」という効果のBuster宝具。
:イヴァン4世。ロシアの<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</RT></RUBY>にして<ruby><rb>恐怖</rb><rt>テリブル</RT></RUBY>の怪物。
:イヴァン4世。ロシアの<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</RT></RUBY>にして<ruby><rb>恐怖</rb><rt>テリブル</RT></RUBY>の怪物。
:そして異聞帯においては魔獣のような姿へと変貌し、神に近い存在となった男。
:そして異聞帯においては魔獣のような姿へと変貌し、神に近い存在となった男。
:現在の人類史にいたる過程で「不要なもの、不要なゆらぎ(IF)」としてそぎ落とされた“もしも”のロシア、
:現在の人類史にいたる過程で「不要なもの、不要なゆらぎ(IF)」としてそぎ落とされた“もしも”のロシア、
:「その先は行き止まり(デッドエンド)なので歴史を打ち切る」と並行世界論にすら切り捨てられた「永久凍土帝国アナスタシア」に君臨に君臨する皇帝。
:「その先は行き止まり(デッドエンド)なので歴史を打ち切る」と並行世界論にすら切り捨てられた「永久凍土帝国アナスタシア」に君臨に君臨する皇帝。
:サーヴァントとして蘇ったイヴァン雷帝その人だが、異聞帯の歴史においては世界最初のヤガとして存在している。
:サーヴァントとして蘇ったイヴァン雷帝その人だが、異聞帯の歴史においては世界最初のヤガとして存在している。
:彼の帝国に住まう者はみなヤガだが、それは人間の姿では最早生きていけない過酷な環境だからだ。
:彼の帝国に住まう者はみなヤガだが、それは人間の姿では最早生きていけない過酷な環境だからだ。
:しかし、異聞帯において世界凍結の危機が迫った時、彼は魔術師達を招聘。
:しかし、異聞帯において世界凍結の危機が迫った時、彼は魔術師達を招聘。
:魔獣と人を結合させる技術を伴って、生き延びる道を求めた。
:魔獣と人を結合させる技術を伴って、生き延びる道を求めた。
:それは「最早人間とは異なる生物」を世界に産み落としたも同然であり、
:しかしそれは「最早人間とは異なる生物」を世界に産み落としたも同然であり、
:やがて精神も変容してしまった彼らは行き詰まりの人類史―――「剪定されるべき世界」と認識されてしまった。
:やがて精神も変容してしまった彼らは行き詰まりの人類史―――「剪定されるべき世界」と認識されてしまった。
:マイルーム会話「[[ギルガメッシュ]]」。
:マイルーム会話「[[ギルガメッシュ]]」。
====戦闘====
;「余と楽しめ」<br>「余は寛大だ。骸だけは残してやる」
;「余と楽しめ」<br>「余は寛大だ。骸だけは残してやる」
:戦闘開始時の台詞。
:戦闘開始時の台詞。
:コマンドカード選択時の台詞。
:コマンドカード選択時の台詞。
;「余に、眠れというのだな」<br>「許せぬ許せぬ許せぬ許さぬわぁ!!」
;「余に、眠れというのだな……」<br>「我が行軍は永劫に続く。踏み砕くは神の獣―――『<ruby><rb>我が旅路に従え獣</rb><rt>ズヴェーリ・クレースニーホッド</rt></ruby>』!」
:宝具カード選択時の台詞。諦観に満ちた静かさと、怒り狂う凶暴さ。矛盾を抱えし皇帝の心は眠り、巨象の怪物が全てを踏み潰す。
:宝具発動。諦観に満ちた静かさと、怒り狂う凶暴さ。矛盾を抱えし皇帝の心は眠り、巨象の怪物が全てを踏み潰す。
==メモ==
==メモ==
*FGOにおいては「本来の人類史のものではない存在」という体で登場する彼だが、「残虐だが信心深い」「癇癪を起こしたかと思えばひどく後悔する」「愛国心を持ちながら暴政を敷く」といった二面性は割と史実通りだったりする。
*FGOにおいては「本来の人類史のものではない存在」という体で登場する彼だが、「残虐だが信心深い」「癇癪を起こしたかと思えばひどく後悔する」「愛国心を持ちながら暴政を敷く」といった二面性は割と史実通りだったりする。
==話題まとめ==
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== 脚注 ==
== 脚注 ==
<references/>
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