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;能力
 
;能力
:能力の大半は彼女自身のものではなく、カレイドステッキの[[マジカルルビー]]及び回収したクラスカードを利用した「魔法少女」としてのもの。<br>アニメで培った想像力と発想力のおかげで、本来難度の高い飛行能力を難なく習得するなどの才能を見せる。また、凛やルヴィアすら思いつかなかったクラスカードの夢幻召喚(インストール)という使い方を発見しているが、これは彼女自身も把握していない魔術の素養(すなわち『stay nigit』のイリヤの項で解説した聖杯の器、願望器としての機能)がもたらしている能力であり、彼女の発想力から生まれたものではない。<br>稀有な才能を持っていたイリヤだったが、後に[[クロエ・フォン・アインツベルン|クロ]]が分裂したことで出力は3分の1以下に弱体化。以後はそれを魔力の収束刃や、障壁を拘束に応用するなどの方法で補って、何とか戦っているという状態。<br>ただ、『幸運』は異様に高く、クロエ分離後も生命の危機をすんでのところで回避し続けるなど、イリヤの安全確保に一役買っている。原作のイリヤはそこまで幸運とは言えないので、ある意味こちらのイリヤ特有のものともいえる。
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:能力の大半は彼女自身のものではなく、カレイドステッキの[[マジカルルビー]]及び回収したクラスカードを利用した「魔法少女」としてのもの。<br>アニメで培った想像力と発想力のおかげで、本来難度の高い飛行能力を難なく習得するなどの才能を見せる。また、凛やルヴィアすら思いつかなかったクラスカードの夢幻召喚(インストール)という使い方を発見している。ただしこれは彼女自身も把握していない魔術の素養(すなわち『stay nigit』のイリヤの項で解説した聖杯の器、願望器としての機能)がもたらした発見であり、彼女の発想力から生まれたものではない。<br>稀有な才能を持っていたイリヤだったが、後に[[クロエ・フォン・アインツベルン|クロ]]が分裂したことで出力は3分の1以下に弱体化。以後はそれを魔力の収束刃や、障壁を拘束に応用するなどの方法で補って、何とか戦っているという状態。<br>ただ、『幸運』は異様に高く、クロエ分離後も生命の危機をすんでのところで回避し続けるなど、イリヤの安全確保に一役買っている。原作のイリヤはそこまで幸運とは言えないので、ある意味こちらのイリヤ特有のものともいえる。
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;ツヴァイフォーム
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: 2本のステッキを合体させて変身する強化フォーム。<br>[[ギルガメッシュ]]が繰り出した数々の宝具を通常攻撃だけで片っ端に粉砕するほどの出力に、それを可能とする斬撃・砲撃の強化、降り注ぐ宝具の雨を置き去りするほどのスピードを得る。<br>最後に放った『多元重奏飽和砲撃(クヴィンテット・フォイア)』は、ギルガメッシュと融合した子ギルが使用した、[[権能]]に相当する最大出力の「天地乖離す開闢の星」を上回る威力を持つ。両者の激突で地形が変わり、円蔵山に大規模なクレーターが生まれ、黒化し巨大化したギルガメッシュはこれによって跡形もなく消滅した。<br>このモードは使用者の限界を遥かに超えた力を引き出し、実体化した最強クラスのサーヴァントですら圧倒するほどの力を得るが、通常の魔術回路だけでなく筋系、血管系、リンパ系、神経系まで擬似的に魔術回路として使用している。そのため非常に消耗が激しく、発動中は力を使えば使うほどそれらが摩耗していき、使用後は全身が引き裂かれるような激痛に苛まれる程の大きなダメージを負い、生命の危険すら伴う。
    
=== クラスカード・フォーム ===
 
=== クラスカード・フォーム ===
 
;アーチャー
 
;アーチャー
:クラスカード・アーチャーを夢幻召喚して、英霊[[アーチャー|○○○]]と一時的に同化・融合し、アーチャーの固有能力である「投影魔術」とその卓越した戦闘技術を会得する。限定展開だと弓が現れるだけ。しかも矢は自前で用意しなければならない。<br>本来は「約束された勝利の剣」などの神造兵装は、基本的に投影魔術では再現不可能であり、できたとしても使い手ではないため真名解放を行う事はできない。だがイリヤは願望機としての能力でどちらもやってのけ、アーチャーを超えたポテンシャルを発揮し、[[セイバーオルタ]]を圧倒した。<br>後に[[クロエ・フォン・アインツベルン|クロエ]]がこのカードと融合した状態で分離したため、二度と使えなくなってしまった。
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:クラスカード・アーチャーを夢幻召喚して、英霊[[アーチャー|○○○]]と一時的に同化・融合し、アーチャーの固有能力である「投影魔術」とその卓越した戦闘技術を会得する。限定展開だと弓が現れるだけ。しかも矢は自前で用意しなければならない。<br>本来は「約束された勝利の剣」などの神造兵装は、基本的に投影魔術では再現不可能であり、真名解放も行う事はできない。だがイリヤは何故かどちらもやってのけ、アーチャーを超えたポテンシャルを発揮し、[[セイバーオルタ]]を圧倒した。<br>後に[[クロエ・フォン・アインツベルン|クロエ]]がこのカードと融合した状態で分離したため、イリヤはアーチャーのカードを二度と使えなくなってしまった。
    
;キャスター
 
;キャスター
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;セイバー
 
;セイバー
:クラスカード・セイバーを夢幻召喚し、英霊[[セイバー|アーサー王]]と一時的に同化・融合し、セイバーの有する最強の聖剣と彼女の剣技を会得する。真名を隠す必要性がないため、「風王結界」は使われない。<br>美遊が使うとセイバーがいつも着ている騎士装束に近い姿になるのに対し、イリヤが使用すると「セイバー・リリィ」の姫騎士衣裳に近い姿になる。
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:クラスカード・セイバーを夢幻召喚し、英霊[[セイバー|アーサー王]]と一時的に同化・融合し、セイバーの有する最強の聖剣と彼女の剣技を会得する。真名を隠す必要性がないため、「風王結界」は使われない。<br>イリヤが使用すると「セイバー・リリィ」の姫騎士衣裳に近い姿になる。
    
;アサシン
 
;アサシン
:クラスカード・アサシンを夢幻召喚し、英霊[[アサシン (第四次)|ハサン]]と一時的に同化・融合し、気配遮断能力を得る。<br>メタな話になるが、何故このカードだけ[[アサシン (第五次/真アサシン) |第五次聖杯戦争に登場したサーヴァント]]ではなく第四次のサーヴァントなのかというと、作者ひろやまひろし氏曰く<br>「''右手で敵の心臓WASHI掴みにして引きずり出すイリヤとか見たいですかっつ''―」とのこと。
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:クラスカード・アサシンを夢幻召喚し、英霊[[アサシン (第四次)|ハサン]]と一時的に同化・融合し、気配遮断能力を得る。
 
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;ツヴァイフォーム
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: 2本のステッキを合体させて変身する強化フォーム。<br>[[ギルガメッシュ]]が繰り出した数々の宝具を通常攻撃だけで片っ端に粉砕するほどの出力に、それを可能とする斬撃・砲撃の強化、降り注ぐ宝具の雨を置き去りするほどのスピードを得る。<br>最後に放った『多元重奏飽和砲撃(クヴィンテット・フォイア)』は、ギルガメッシュと融合した子ギルが使用した、[[権能]]に相当する最大出力の「天地乖離す開闢の星」を上回る威力を持つ。両者の激突で地形が変わり、円蔵山に大規模なクレーターが生まれ、黒化し巨大化したギルガメッシュはこれによって跡形もなく消滅した。<br>このモードは使用者の限界を遥かに超えた力を引き出し、実体化した最強クラスのサーヴァントですら圧倒するほどの力を得るが、通常の魔術回路だけでなく筋系、血管系、リンパ系、神経系まで擬似的に魔術回路として使用している。そのため非常に消耗が激しく、発動中は力を使えば使うほどそれらが摩耗していき、使用後は全身が引き裂かれるような激痛に苛まれる程の大きなダメージを負い、生命の危険すら伴う。
      
=== [[宝具]] ===
 
=== [[宝具]] ===
 
;約束された勝利の剣(エクスカリバー)
 
;約束された勝利の剣(エクスカリバー)
:クラスカード・アーチャーを、もしくはクラスカード・セイバーを夢幻召喚することで得る、騎士王が持つ最強の聖剣。<br>所有者の魔力を光に変換し、収束・加速させ運動量を極限まで増大して放たれる究極の一閃は神霊クラスにも手が届くと言われる。<br>クラスカード・アーチャーを使った時に現れたのは投影によるもので、真作ではない。だが聖杯として十年間蓄えられた魔力とイリヤの願望機としての能力によって、その威力はセイバーオルタが放った「約束された勝利の剣」を瞬間的に上回り、贋作でありながら真作を打倒している。<br>クラスカード・セイバーを使用した場合に現れるのは真作。<br>美遊とステッキを共振させて同時に限定展開を行う「並列限定展開(パラレル・インクルード)」を使用した際には、9本の「約束された勝利の剣」が出現し、この状態だとバーサーカーの命を最低でも9個分消滅させるほどの威力を持つ。
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:クラスカード・アーチャーを、もしくはクラスカード・セイバーを夢幻召喚することで得る、騎士王が持つ最強の聖剣。<br>所有者の魔力を光に変換し、収束・加速させ運動量を極限まで増大して放たれる究極の一閃は神霊クラスにも手が届くと言われる。<br>クラスカード・アーチャーを使った時に現れたのは投影によるもので、真作ではない。だが聖杯として十年間蓄えられた魔力と「バグ」と称されるイリヤの持つ不可解な作用によって、その威力はセイバーオルタが放った「約束された勝利の剣」を瞬間的に上回り、贋作でありながら真作を打倒している。<br>クラスカード・セイバーを使用した場合に現れるのは真作。<br>美遊とステッキを共振させて同時に限定展開を行う「並列限定展開(パラレル・インクルード)」を使用した際には、9本の「約束された勝利の剣」が出現し、バーサーカーを打倒した。
    
;干将・莫耶
 
;干将・莫耶
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:クラスカード・アーチャーを夢幻召喚し、その固有能力「投影」によって造りだされた「投擲武器に対する絶対防御」の概念を持つ光の盾。<br>崩落で降り注ぐ岩石の雨を防ぐのに使われ、アニメ版ではセイバーオルタの放った漆黒の魔力を帯びた斬撃を防ぐのにも使われた。
 
:クラスカード・アーチャーを夢幻召喚し、その固有能力「投影」によって造りだされた「投擲武器に対する絶対防御」の概念を持つ光の盾。<br>崩落で降り注ぐ岩石の雨を防ぐのに使われ、アニメ版ではセイバーオルタの放った漆黒の魔力を帯びた斬撃を防ぐのにも使われた。
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;偽・螺旋剣(カラドボルグII)
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;偽・螺旋剣(カラドボルグII) もしくは、偽・偽・螺旋剣(カラドボルグIII)
:クラスカード・アーチャーを夢幻召喚し、その固有能力「投影」によって造りだされた、螺旋を描く刀身を持つ剣。<br>セイバーオルタとの戦闘で使用され、直撃こそしなかったもののバイザーを半壊させた。
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:クラスカード・アーチャーを夢幻召喚し、その固有能力「投影」によって造りだされた、螺旋を描く刀身を持つ剣。
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:アニメ版で使用しているが、真名解放はしていない。コミック版にも同様のシーンは存在するが、はっきりとこの剣と判る描写はされていない。このため、この宝具の正確な名称は不明。
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:クロが使う際は「III」だが、この時のイリヤは分離した後のクロと比べても高い出力を有していたため、「III」ではなく「II」だった可能性も否定できない。
    
;妄想幻像
 
;妄想幻像
:ランク:E<br>クラスカード・アサシンを限定展開・夢幻召喚することで得る、ハサンの宝具。<br>発動するとステッキが使用者とまた同じ姿に変身し、囮となる。また発動中は隠密状態となり、ステッキが攻撃を受けるなどして変身効果が解除されない限り、この効果は解除されない。<br>イリヤとハサンの相性が余程悪いのか、ランクを見ても分かるように、元となった宝具と比べると格段に弱体化している。それでも緊急時の打開策として何度か使用されている。
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:ランク:E~C+<br>クラスカード・アサシンを限定展開・夢幻召喚することで得る、アサシンの宝具。<br>限定展開時は発動するとステッキが使用者とまた同じ姿に変身し、囮となる。また発動中は隠密状態となり、ステッキが攻撃を受けるなどして変身効果が解除されない限り、この効果は解除されない。この場合の宝具ランクはE。<br>夢幻召喚時は一時的なデコイではなく、本家同様に自身を分割して行動できる。この場合の宝具ランクはC+で、本家の80体には届かずせいぜい数体が限度。
    
;射殺す百頭(ナインライブズ)
 
;射殺す百頭(ナインライブズ)
:ランク:不明<br>クラスカード・バーサーカーを限定展開することで得るヘラクレスの斧剣。<br>本来は九頭の大蛇を殲滅した弓矢だったが、それによって培われた武技をあらゆる武具に適応させ、一つの流派として昇華させたもの。故にその流派こそが宝具と呼べるのだが、ヘラクレスが「バーサーカー」のクラスで召喚されてしまったため、武技は失われて斧剣だけが展開される。黒化[[ギルガメッシュ]]と融合した子ギルに対抗するために使用したが、子ギルが繰り出した「真・射殺す百頭」で破砕されてしまう。
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:ランク:不明<br>クラスカード・バーサーカーを限定展開することで得るバーサーカーの斧剣。<br>本来は九頭の大蛇を殲滅した弓矢だったが、それによって培われた武技をあらゆる武具に適応させ、一つの流派として昇華させたもの。故にその流派こそが宝具と呼べるのだが、ヘラクレスが「バーサーカー」のクラスで召喚されてしまったため、武技は失われて斧剣だけが展開される。黒化[[ギルガメッシュ]]と融合した子ギルに対抗するために使用しようとしたが、技の発動前に子ギルが繰り出した「真・射殺す百頭」で破砕されてしまう。
    
;刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
 
;刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
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