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222 バイト追加 、 2018年7月17日 (火) 02:41
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| 出典 = 史実
 
| 出典 = 史実
 
| 地域 = 日本
 
| 地域 = 日本
| 属性 = 中立・中庸
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| 属性 = 中立・中庸(龍馬)<br />混沌・善(お竜)
 
| 隠し属性 = 人
 
| 隠し属性 = 人
| 性別 = 男性
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| 性別 = 男性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
 
| 異名 =  
 
| 異名 =  
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
   
「[[ライダー|騎兵]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[ライダー|騎兵]]」の[[サーヴァント]]。
    
; 略歴
 
; 略歴
 
:『[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]』では、[[岡田以蔵|アサシン]]に襲撃された[[沖田総司|桜セイバー]]を手助けする形で登場。
 
:『[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚]]』では、[[岡田以蔵|アサシン]]に襲撃された[[沖田総司|桜セイバー]]を手助けする形で登場。
:抑止力として呼び出された自身の使命を全うし、最悪の事態を回避すべく[[織田信長|アーチャー]]に戦いを挑む。初戦は「お竜」の猛攻によりアーチャーを圧倒するが、彼女のスキルによって逆転を許し撤退した。切り札の宝具「天駆ける竜が如く」を開放した決戦でも「第六天魔王波旬」を使用したアーチャーの前に敗北。自分の本当の狙いはアーチャーではなかったことを告げ、万が一の事態への対処をアーチャーに託して消滅した。
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:抑止力として呼び出された自身の使命を全うし、最悪の事態を回避すべく[[織田信長|魔人アーチャー]]に戦いを挑む。初戦は「お竜」の猛攻によりアーチャーを圧倒するが、彼女のスキルによって逆転を許し撤退した。切り札の宝具「天駆ける竜が如く」を開放した決戦でも「第六天魔王波旬」を使用した魔人アーチャーの前に敗北。自分の本当の狙いは魔人アーチャーではなかったことを告げ、万が一の事態への対処を魔人アーチャーに託して消滅した。
    
; 性格
 
; 性格
 
:帝国海軍の軍服を着た青年。傍らには常に謎の美女「お竜」が付き添っている。
 
:帝国海軍の軍服を着た青年。傍らには常に謎の美女「お竜」が付き添っている。
:正体を隠すためか、出身地の方言である土佐弁を意図的に封印している。ただし、緊迫した場面や全力を出して戦うときなどでは、地の土佐弁に戻ってしまう模様。
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:正体を隠す為か、普段は流暢な標準語で喋る。ただし緊迫した場面や全力を出して戦う時などでは、出身地の方言である土佐弁に戻ってしまう模様。
:少しとぼけた雰囲気ではあるが、気さくで話しやすい性格で、根っからのお人好し。生前はそれが長じて、近所の友達のためから始まってついには日本国全てのためにその身を投げ出す事になった。
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:少しとぼけた雰囲気ではあるが気さくで話しやすい性格で、根っからのお人好し。生前はそれが長じて近所の友達の為から始まり、遂には日本国全ての為にその身を投げ出す事になった。
    
; 能力
 
; 能力
 
:竜に変貌するEX宝具を持っており、ライダーというクラス名の通り解放した宝具に騎乗して戦うほか、史実通りに愛刀の陸奥守吉行とS&Wのリボルバー拳銃も使いこなす。
 
:竜に変貌するEX宝具を持っており、ライダーというクラス名の通り解放した宝具に騎乗して戦うほか、史実通りに愛刀の陸奥守吉行とS&Wのリボルバー拳銃も使いこなす。
:『帝都聖杯奇譚』ではとある相手に対する[[抑止力]]として聖杯から直接召喚されているため、通常なら弱点になるマスターが存在していない。
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:『帝都聖杯奇譚』では[[マックスウェル|キャスター]]に対する[[抑止力]]として聖杯から直接召喚されているため、通常なら弱点になるマスターは存在しない。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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:ランク:EX<br>種別:対軍宝具<br />レンジ:2~50<br />最大捕捉:500人
 
:ランク:EX<br>種別:対軍宝具<br />レンジ:2~50<br />最大捕捉:500人
 
:普段は「[[お竜]]」の名を持つ黒髪の女性の姿をしているが真名開放によって巨大な竜に変貌する自律系人型宝具。
 
:普段は「[[お竜]]」の名を持つ黒髪の女性の姿をしているが真名開放によって巨大な竜に変貌する自律系人型宝具。
:人間と竜の二つの形態を持ち、人間形態でも纏った神秘と物理攻撃力は相当なもので、人の姿でもアサシンの斬撃を素手で受け止める、アーチャーの射撃をものともしない上に地面をただの一撃で砕くなど、サーヴァントと互角に渡り合うほどの怪力と戦闘力を有している。
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:人間と竜の二つの形態を持ち、人間形態でも纏った神秘と物理攻撃力は相当なもので、人の姿でもアサシンの斬撃を素手で受け止める、魔人アーチャーの射撃をものともしない上に地面を一撃で砕くなど、サーヴァントと互角に渡り合うほどの怪力と戦闘力を有している。
:真名解放時解放形態の竜形態でははまさに古の竜が如き威容を現し、圧倒的なまでの力を揮う。神代の圧倒的な神秘を纏い圧倒的な力を発揮し、通常の攻撃手段では傷をつける事すら困難。
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:真名解放時の竜形態では正に古の竜が如き威容を現し、圧倒的なまでの力を揮う。神代の圧倒的な神秘を纏い圧倒的な力を発揮し、通常の攻撃手段では傷付ける事すら困難。
:しかし竜であるがゆえに「神秘」を有しており、「神秘」持ちに対して優位なスキル「天下布武」を持つアーチャーは人型竜型を問わず天敵。また、アーチャーに喉のあたりを一撃を叩き込まれたことでバーサーカーの如き咆哮を上げながら暴走している。
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:しかし竜であるが故に「神秘」を有しており、「神秘」持ちに対して優位なスキル「天下布武」を持つ魔人アーチャーは人型竜型を問わず天敵。また、魔人アーチャーの一撃を首元の逆鱗に叩き込まれた事でバーサーカーの如き咆哮を上げながら暴走している。
 
:存在が不完全なため「竜への変形は一度の召喚に付き一回きり」という制約があり、発動後も「世界に対する不完全さ故に長くは持たず、いずれ消滅してしまう」という強烈なデメリットが有る。
 
:存在が不完全なため「竜への変形は一度の召喚に付き一回きり」という制約があり、発動後も「世界に対する不完全さ故に長くは持たず、いずれ消滅してしまう」という強烈なデメリットが有る。
:ランクがEXなのも「強さではなく判断不能」という意味で付けられたもの。また竜に近くはあるものの、厳密には竜とは異なる存在であり、竜種一歩手前の蛟などのもののけのたぐいらしい。
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:ランクがEXなのも「強さではなく判断不能」という意味で付けられたもの。また竜に近くはあるものの、厳密には竜とは異なる存在であり「竜種一歩手前の蛟などの物の怪の類」らしい。
    
== 真名:坂本龍馬 ==
 
== 真名:坂本龍馬 ==
:さかもとりょうま。土佐藩(高知県)の下級武家の出身。
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:維新の英雄、坂本龍馬。土佐藩(高知県)の下級武家の出身。
 
:薩長同盟の立役者であり、海援隊の設立、大政奉還の成立に尽力し明治維新に大きく貢献した志士の一人。
 
:薩長同盟の立役者であり、海援隊の設立、大政奉還の成立に尽力し明治維新に大きく貢献した志士の一人。
 
:同じ維新志士ではあったが、薩摩藩の西郷隆盛や大久保利通、元土佐藩出身の友人で後に龍馬と共に暗殺された中岡慎太郎ら武力討幕路線とは異なり、大政奉還を受け入れた徳川慶喜を諸侯会議に加えるなどの穏健な方法で新政府に移行する構想を持っていた。大政奉還後の慶応3年11月15日(1867年12月10日)に京都河原町近江屋井口新助邸にて暗殺され落命。享年31才。この際、龍馬だけでなく中岡慎太郎と、龍馬の用心棒であった山田藤吉も暗殺されている。
 
:同じ維新志士ではあったが、薩摩藩の西郷隆盛や大久保利通、元土佐藩出身の友人で後に龍馬と共に暗殺された中岡慎太郎ら武力討幕路線とは異なり、大政奉還を受け入れた徳川慶喜を諸侯会議に加えるなどの穏健な方法で新政府に移行する構想を持っていた。大政奉還後の慶応3年11月15日(1867年12月10日)に京都河原町近江屋井口新助邸にて暗殺され落命。享年31才。この際、龍馬だけでなく中岡慎太郎と、龍馬の用心棒であった山田藤吉も暗殺されている。
:才谷 梅太郎などの偽名も使っていた。
+
:才谷梅太郎などの偽名も使っていた。
:竜馬の口癖である「~ぜよ」という語尾は土佐弁ではなく下級武家が好んで使っていた傾奇言葉である。「~だぜ」の幕末版と考えればわかりやすい。本来の土佐弁は京坂弁と博多弁が融合したものである。
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:竜馬の口癖である「~ぜよ」という語尾は土佐弁ではなく下級武家が好んで使っていた傾奇言葉で(「~だぜ」の幕末版と考えれば分かりやすい)、本来の土佐弁は京坂弁と博多弁が融合したもの。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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; [[岡田以蔵|アサシン]]
 
; [[岡田以蔵|アサシン]]
 
: 自身を騙ったサーヴァント。生前付き合いがあり、彼の恨みを買っている。
 
: 自身を騙ったサーヴァント。生前付き合いがあり、彼の恨みを買っている。
 
+
; [[織田信長|魔人アーチャー]]
; [[織田信長|アーチャー]]
+
: 敵対するサーヴァントの一人であり、最大のライバル。彼女に対する抑止力として召喚され、この2人の戦いが大一番になった。
: 敵対するサーヴァントの一人であり、最大のライバル。彼女に対する抑止力として召喚され、この2人の戦いが大一番になったとか。
+
: 彼女に切り札の宝具「第六天魔王波旬」を使わせた挙句敗北するも、敗れた際に[[マックスウェル|黒幕の存在]]に気が付いたのか「お前じゃない」という発言を残した。
:彼女に切り札の第六天魔王波旬を使わせた挙句敗北するも、敗れた際[[マックスウェル|何か]]に気がついたのか「お前じゃない」という謎の発言を残した。
      
===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
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===生前===
 
===生前===
 
;[[お竜]]
 
;[[お竜]]
:生前に封印の鉾を抜いた事で解放された竜種。以降は彼が死ぬまで付き従ったという。
+
:生前に若気の至りで「とある山」に縫い付けられていた封印の鉾を抜いた事で解放された竜種。以降は彼が死ぬまで付き従ったという。
 
:サーヴァントになってからも共に在り、悪口に辟易しながらも大切に思っている。
 
:サーヴァントになってからも共に在り、悪口に辟易しながらも大切に思っている。
 
;楢崎龍
 
;楢崎龍
:史実での妻。一般には「おりょう」の名前で知られている。
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:史実における妻。一般には「おりょう」の名前で知られている。
:上記の「お竜」とは別人であるが、TYPE-MOON世界できちんと存在しているかどうか現時点では不明。
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:上記の「お竜」とは別人だが、TYPE-MOON世界できちんと存在しているかどうか現時点では不明。
 
;乙女
 
;乙女
 
:姉。
 
:姉。
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:現在まで続く三菱グループの創設者。いろは丸事件の解決に尽力した。
 
:現在まで続く三菱グループの創設者。いろは丸事件の解決に尽力した。
 
;西郷隆盛
 
;西郷隆盛
:薩摩藩士。世に広く「維新の三傑」と呼ばれる者の一人。神戸海軍操練所が閉鎖に追い込まれた際、勝海舟からの依頼で庇護を頼まれた際に知り合い、この時の交友が後の薩長同盟締結に活かされたという。
+
:薩摩藩士。世に広く「維新の三傑」と呼ばれる者の一人。
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:神戸海軍操練所が閉鎖に追い込まれた際、勝海舟からの依頼で庇護を頼まれた際に知り合い、この時の交友が後の薩長同盟締結に活かされたという。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
=== 帝都聖杯奇譚 ===
+
=== Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚 ===
;「ひさしぶりじゃのう」<br>「『以蔵さん』」
+
; 「久しぶりじゃのう…『以蔵さん』」
: 初登場時、病弱スキルが発動した[[沖田総司|セイバー]]を倒そうとする[[岡田以蔵|アサシン]]の刃をお竜さんが止めた際の言葉。
+
: 第6話にて、スキル「病弱」が発動した[[沖田総司|桜セイバー]]を倒そうとする[[岡田以蔵|アサシン]]の刃をお竜さんが素手で受け止めた際の台詞。
: アサシンは坂本龍馬を自称していたが本人の登場で真名がバレた。
+
: アサシンは坂本龍馬を自称していたが、龍馬本人が現れた事で真名がバレた。
 
+
;「何、たまにはいいとこ見せんと…愛想付かされるがよ」
;「なに たまにはイイトコみせんと…」<br>「あいそつかされるがよ」
+
: 第10話にて、スキル「天下布武」を発動した魔人アーチャーの火縄銃で負傷したお竜さんを庇い、盾となった際の言葉。
: 天下布武スキルを発動した魔人アーチャーの火縄銃で傷つくお竜さんを庇い、盾となった際の言葉。
+
;「<ruby><rb>天逆鉾</rb><rt>あまさかほこ</rt></ruby>に<ruby><rb>忌</rb><rt>ぬ</rt></ruby>われし、国津の<ruby><rb>大蛇</rb><rt>オロチ</rt></ruby>――『<ruby><rb>天駆ける竜が如く</rb><rt>あまかけるりゅうがごとく</rt></ruby>』!」
 
  −
;「<ruby><rb>天逆鉾</rb><rt>あまさかほこ</rt></ruby>に<ruby><rb>忌</rb><rt>ぬ</rt></ruby>われし、国津の<ruby><rb>大蛇</rb><rt>オロチ</rt></ruby><br>「天駆ける竜が如く」
   
: 宝具解放。時代という名の竜に乗る騎兵。
 
: 宝具解放。時代という名の竜に乗る騎兵。
 
+
;「違う…信長…。お前じゃ――ない……」
;「違う…ノブナガ…」<br>「お前じゃ――ない……」
   
: 魔人アーチャーとの決着後、倒れながら残した謎の言葉。
 
: 魔人アーチャーとの決着後、倒れながら残した謎の言葉。
: その言葉の意味は、桜セイバーと魔人アーチャーの戦いに決着後において[[マックスウェル|知る事となる。]]
+
: [[マックスウェル|その言葉の意味]]は、桜セイバーと魔人アーチャーの戦いの決着後において知る事となる。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
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*実家の兄に頼み込んで送ってもらった家宝の陸奥守吉行の他にも、埋忠明寿や備前兼光(無銘)などの様々な差料を愛用していたと伝わる。吉行の刀が代表的な愛刀とされるのはやはり、暗殺事件の時に所持しており人生の最期に共にあったというエピソードゆえと思われる。なお、この吉行は後に坂本家子孫へと相続されたが、大正2年、移住した先の釧路で起きた大火の際に焼けてしまい、龍馬の手にあった時の拵を焼失したほか火災の熱で刀の反りが無くなる、再刃(焼けた刀を打ち直すこと)の際に吉行独特の刃紋が消えるなど、すっかり面影を失ってしまうこととなった。現在は京都国立博物館に収蔵されている。
 
*実家の兄に頼み込んで送ってもらった家宝の陸奥守吉行の他にも、埋忠明寿や備前兼光(無銘)などの様々な差料を愛用していたと伝わる。吉行の刀が代表的な愛刀とされるのはやはり、暗殺事件の時に所持しており人生の最期に共にあったというエピソードゆえと思われる。なお、この吉行は後に坂本家子孫へと相続されたが、大正2年、移住した先の釧路で起きた大火の際に焼けてしまい、龍馬の手にあった時の拵を焼失したほか火災の熱で刀の反りが無くなる、再刃(焼けた刀を打ち直すこと)の際に吉行独特の刃紋が消えるなど、すっかり面影を失ってしまうこととなった。現在は京都国立博物館に収蔵されている。
 
**ちなみに土佐から脱藩するときに差していた肥前忠広は武市半平太に譲渡した後、武市の手から[[岡田以蔵]]に渡ったという。
 
**ちなみに土佐から脱藩するときに差していた肥前忠広は武市半平太に譲渡した後、武市の手から[[岡田以蔵]]に渡ったという。
***ただし、サーヴァントとなった岡田以蔵が使うのは、肥前忠広ではなく、よく切れるだけの無銘の刀である模様。彼なりに思うところがあったのだろうか。
+
***ただし、サーヴァントとなった岡田以蔵が使うのは肥前忠広ではなく、よく切れるだけの無銘の刀である模様。彼なりに思うところがあったのだろうか。
 
*マスターが居ないにも関わらず、現地調達した太平洋戦争時の海軍の軍服を着ているが、調達したルートは「生前のコネ」とのこと。
 
*マスターが居ないにも関わらず、現地調達した太平洋戦争時の海軍の軍服を着ているが、調達したルートは「生前のコネ」とのこと。
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: 直接海戦に関わった逸話は少ないものの、船に関わる逸話は多いので「[[ライダー]]」のクラスでもおかしくなく、先の夢枕の伝承が付加されるかもしれない。
 
: 直接海戦に関わった逸話は少ないものの、船に関わる逸話は多いので「[[ライダー]]」のクラスでもおかしくなく、先の夢枕の伝承が付加されるかもしれない。
 
: 史実における龍馬は二挺の銃を愛用しており、一つ目は「S&Wモデル2アーミー」の 33口径6連発であり、これは高杉晋作から贈られたもので、寺田屋事件で襲撃を受けた際にこの銃を使ったという。
 
: 史実における龍馬は二挺の銃を愛用しており、一つ目は「S&Wモデル2アーミー」の 33口径6連発であり、これは高杉晋作から贈られたもので、寺田屋事件で襲撃を受けた際にこの銃を使ったという。
: しかし斬り合いの混乱でこの銃は紛失し、後に買い求めたのが「S&Wモデル1/2」の 32口径5連発。これは妻である楢崎龍と共に1丁ずつ所持し、薩摩滞在時はこれで狩猟などを楽しんだという。拳銃で遠距離狙撃を行うのは相当な技量を必要とされるため、銃の扱いはかなり練達していたらしく、「[[アーチャー]]」クラスの適性もあるものと思われる。
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: しかし斬り合いの混乱でこの銃は紛失し、後に買い求めたのが「S&Wモデル1/2」の 32口径5連発。これは妻である楢崎龍と共に1丁ずつ所持し、薩摩滞在時はこれで狩猟などを楽しんだという。拳銃で遠距離狙撃を行うのは相当な技量を必要とされるため、銃の扱いはかなり練達していたらしく「[[アーチャー]]」クラスの適性もあるものと思われる。
: 黒船来航以降、各藩の動向を探っていた土佐藩の意向で各地で情報収集を行っていた云わばスパイの一人であった時期もあるため「[[アサシン]]」クラスの適正もあるかもしれない。
+
: 黒船来航以降、各藩の動向を探っていた土佐藩の意向で各地で情報収集を行っていた云わばスパイの一人であった時期もあるため「[[アサシン]]」クラスの適正もあるかもしれない。
 
: ただ、この銃は近江事件の時も携帯していたが、発砲する暇もなく龍馬は殺害されている。
 
: ただ、この銃は近江事件の時も携帯していたが、発砲する暇もなく龍馬は殺害されている。
 
: 「北辰一刀流免許皆伝」を持っているが、実は北辰一刀流には剣術と共に薙刀術もある。龍馬はむしろ後者の方に秀でており、免許皆伝も薙刀の方に与えられたものであった…いう説が有力となっている。その場合、「[[ランサー]]」クラスの適性がある事になる。
 
: 「北辰一刀流免許皆伝」を持っているが、実は北辰一刀流には剣術と共に薙刀術もある。龍馬はむしろ後者の方に秀でており、免許皆伝も薙刀の方に与えられたものであった…いう説が有力となっている。その場合、「[[ランサー]]」クラスの適性がある事になる。
160行目: 156行目:  
; 知名度
 
; 知名度
 
: 坂本龍馬の知名度は幾度かの龍馬ブームによって一般大衆の認識と忘却を繰り返している。
 
: 坂本龍馬の知名度は幾度かの龍馬ブームによって一般大衆の認識と忘却を繰り返している。
:維新後、明治16年に坂崎紫瀾が執筆した「汗血千里の駒」によって一つ目のブームが起こる。
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: 維新後、明治16年に坂崎紫瀾が執筆した「汗血千里の駒」によって一つ目のブームが起こる。
:明治23年に勝海舟がまとめた「追賛一話」によると龍馬が行った事業は広く世に知られているという記述がある。そのことから明治23年には坂本龍馬はすでに有名であったことが分かる。
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: 明治23年に勝海舟がまとめた「追賛一話」によると龍馬が行った事業は広く世に知られているという記述がある。そのことから明治23年には坂本龍馬はすでに有名であったことが分かる。
:次のブームは上述されている日露戦争時での、皇后陛下の夢枕に坂本龍馬が立ち日本の勝利を告げた件である。この件から坂本龍馬は海軍の神様としても有名となった。
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: 次のブームは上述されている日露戦争時での、皇后陛下の夢枕に坂本龍馬が立ち日本の勝利を告げた件である。この件から坂本龍馬は海軍の神様としても有名となった。
:その次は大正デモクラシーの時である。龍馬が考案した船中八策の第2条目がデモクラシーの先駆けと考えられたからである。このことが龍馬を平和的革命者であるというイメージを定着させたのだ。
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: その次は大正デモクラシーの時である。龍馬が考案した船中八策の第2条目がデモクラシーの先駆けと考えられたからである。このことが龍馬を平和的革命者であるというイメージを定着させたのだ。
:昭和3年に桂浜で龍馬の銅像が建立された際には、その除幕式に陸海軍の兵士が参列し、沖には駆逐艦が碇泊した。この銅像は第二次世界大戦中に県下の銅像の殆どが供出された際にも、天皇陛下のために働いた人物であるからと供出はされなかった。
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: 昭和3年に桂浜で龍馬の銅像が建立された際には、その除幕式に陸海軍の兵士が参列し、沖には駆逐艦が碇泊した。この銅像は第二次世界大戦中に県下の銅像の殆どが供出された際にも、天皇陛下のために働いた人物であるからと供出はされなかった。
: 戦後は、司馬遼太郎の「龍馬がゆく」がベストセラーになったことがきっかけで再度有名となり、現代の龍馬像に大きく影響を与えた。
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: 戦後は司馬遼太郎の「龍馬がゆく」がベストセラーになったことがきっかけで再度有名となり、現代の龍馬像に大きく影響を与えた。
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; 遺された謎
 
: 龍馬の死因は「暗殺」で、慶応3年11月15日(1867年12月10日)に京都河原町近江屋で中岡慎太郎を迎えていた際に、押し入ってきた何者かに斬殺されている。当初は新選組の関与が強く疑われ、新選組に所属していた大石鍬次郎が捕縛された際に龍馬暗殺を自白するが、後に撤回している。海援隊隊士たちは紀州藩による「いろは丸事件」の報復を疑い、両者の間で事件が起きている。
 
: 龍馬の死因は「暗殺」で、慶応3年11月15日(1867年12月10日)に京都河原町近江屋で中岡慎太郎を迎えていた際に、押し入ってきた何者かに斬殺されている。当初は新選組の関与が強く疑われ、新選組に所属していた大石鍬次郎が捕縛された際に龍馬暗殺を自白するが、後に撤回している。海援隊隊士たちは紀州藩による「いろは丸事件」の報復を疑い、両者の間で事件が起きている。
 
: 箱館戦争で捕虜になった元見廻組の今井信郎の与頭・佐々木只三郎とその部下6人が坂本龍馬を殺害したとされ、佐々木の兄で会津藩公用人であった手代木直右衛門が、京都守護職・松平容保(会津藩主)の命で佐々木に実行させたことが通説となっている。他にも、新選組犯行説、薩摩藩陰謀説、紀州藩士報復説、外国陰謀説まで様々な異説が生まれ、未だ議論が続いている。
 
: 箱館戦争で捕虜になった元見廻組の今井信郎の与頭・佐々木只三郎とその部下6人が坂本龍馬を殺害したとされ、佐々木の兄で会津藩公用人であった手代木直右衛門が、京都守護職・松平容保(会津藩主)の命で佐々木に実行させたことが通説となっている。他にも、新選組犯行説、薩摩藩陰謀説、紀州藩士報復説、外国陰謀説まで様々な異説が生まれ、未だ議論が続いている。
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