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;アトラス院
 
;アトラス院
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[[魔術協会]]・三大部門の一角。別名「巨人の穴倉」。蓄積と計測の院。魔術世界における兵器倉庫。禁忌の穴倉。<br>
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入る事は容易く、出ることは難しい、地下深くに広がる墓所のような学術棟。<br>
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西暦以前から存在する、エジプト・アトラス山脈を根拠とする[[魔術|錬金術師]]を極める者たちの学舎。人類の滅びの未来を確定されたものとして、その滅びの到来を少しでも遅くすることを目的としており、人類が長く生き延びられるのならば種として変態・退行しても構わないと考えている粗織。地上のものとは比べものにならない魔術礼装の貯蔵庫だが、実際には廃棄場に近い。錬金術に特化し、独自の成長を遂げた学院。<br>
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時計塔に所属しているような、中世を発祥とする西洋魔術に傾倒した現代錬金術とは別物で、魔術の祖と言われる、世界の理を解明する錬金術師の集まり。その発端はエジプト神話における魔術の祖、女神イシスの流れにある。<br>
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魔術協会は基本的に全てそうだが、「自己の研究は自己にのみ公開する」という規律が、アトラス院では特に徹底されている。アトラス院は天才たちの集まりであり、それぞれ独立した工房で各々の研究に没頭し、何のタブーもないため非人道的な兵器を作っても咎めはないが、一つだけ条件があり、それは「ここで作られたものを、決して外に持ち出さない」というアトラス院の絶対原則。それを二千年以上、そのルールを頑なに守ってきた。<br>
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だが、前述の“アトラスの誓約書”があれば、原則を免除して技術提供や魔術礼装の提供を受ける事が出来る。
 
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