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*CV:羽多野渉
*CV:羽多野渉
[[西欧財閥]]に所属する暗殺者。[[Fate/EXTRA|月の聖杯戦争]]において、[[アサシン (EXTRA)|アサシン]]のマスター。25歳。
[[西欧財閥]]に所属する暗殺者。[[Fate/EXTRA|月の聖杯戦争]]における、[[アサシン (EXTRA)|アサシン]]のマスター。25歳。
;略歴
;略歴
:ハーウェイの裏側を担当する暗殺者。[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ|レオ]]の異母兄。
:ハーウェイの裏側を担当する暗殺者。[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]]の異母兄。
:[[聖杯戦争]]では本来、予選においては月海原学園の生徒としての役割をムーンセルから振られるが、セラフのシステムに介入し、「葛木」の名と教師という立場を手に入れる。他にも数々の反則を駆使して、実力のある他のマスター達を闇から闇へ葬り去る「放課後の殺人鬼」として暗躍する。
:[[聖杯戦争]]では本来、予選においては月海原学園の生徒としての役割をムーンセルから振られるが、セラフのシステムに介入し、「葛木」の名と教師という立場を手に入れる。他にも数々の反則を駆使して、実力のある他のマスター達を闇から闇へ葬り去る「放課後の殺人鬼」として暗躍する。
:[[主人公 (EXTRA)|主人公]]とは第五回戦にて対戦。アサシンを従え、圧倒的な実力差を見せ付ける。
:[[主人公 (EXTRA)|主人公]]とは第五回戦にて対戦。アサシンを従え、圧倒的な実力差を見せ付ける。
:主人公に敗北し消滅したかと思われたが、他のマスターから奪った令呪を自らに移植することで、半ばゴーストと化してセラフに残留。七回戦のアリーナにて、再び主人公達の前に立ちはだかる。
:主人公に敗北し消滅したかと思われたが、他のマスターから奪った[[令呪]]を自らに移植することで、半ばゴーストと化してセラフに残留。七回戦のアリーナにて、再び主人公達の前に立ちはだかる。
:[[Fate/EXTRA CCC|月の裏側]]では主人公の味方の一人。聖杯戦争がチャラになってしまい使命であった「敵のマスターを殺す」行為に理由や必然性が一切無くなった事により、殺人者としての面は大きく抑えられており専らレオの補佐を勤めている。
:[[Fate/EXTRA CCC|月の裏側]]では主人公の味方の一人。聖杯戦争がチャラになってしまい、使命であった「敵のマスターを殺す」行為に理由や必然性が一切無くなったため、殺人者としての面は大きく抑えられて専らレオの補佐を勤めている。
:中盤[[BB]]側に通じていたことが発覚したが、その真意は懐に入り込み、彼女に干渉して事件を起こした[[殺生院キアラ|黒幕]]を探るためだった。そして虚数空間に閉じ込められた主人公を自らの命を賭して救い、「友人」として全てを託し、散っていった。
:中盤[[BB]]側に通じていたことが発覚したが、その真意は懐に入り込み、彼女に干渉して事件を起こした[[殺生院キアラ|黒幕]]を探るためだった。そして虚数空間に閉じ込められた主人公を自らの命を賭して救い、「友人」として全てを託し、散っていった。
:聖杯戦争には「レオを勝たせるため」に参加。行動も一貫してレオの脅威になりうるマスターを陰で排除していく。
:聖杯戦争には「レオを勝たせるため」に参加。行動も一貫してレオの脅威になりうるマスターを陰で排除していく。
:レオの兄にあたるが、ユリウスの方は庶子であり、ハーウェイの家督には縁がない。また、本人も興味はない。
:レオの兄にあたるが、ユリウスの方は庶子であり、ハーウェイの家督には縁がない。また、本人も興味はない。
:ハーウェイの子として生み出されたデザインベビーだが、胎児の状態で期待されていた全ての能力値が低く、老化速度も常人の二倍、個体寿命は最長で25年と欠陥を備えていたことが判明。それによって“利益を生まない”という理由で廃棄されたが、強靭な精神力で生き延びる。そして六歳の時、大人たちの言う『利益』を生み出すため薬によって成人の体に成長し、三年後に生存価値を認められ初仕事を終えた事で対テロ部隊に身を置くようになる。
:ハーウェイの子として生み出されたデザインベビーだが、胎児の状態で期待されていた全ての能力値が低く、老化速度も常人の二倍、個体寿命は最長で25年と欠陥を備えていたことが判明。それによって「利益を生まない」という理由で廃棄されたが、強靭な精神力で生き延びる。そして六歳の時、大人たちの言う「利益」を生み出すため薬によって成人の体に成長し、三年後に生存価値を認められ初仕事を終えた事で対テロ部隊に身を置くようになる。
:それからも強靭な精神力によって部隊の荒くれ者達を纏め上げ、西欧財閥の対テロ部隊の隊長にまで這い上がった。ハーウェイに敵対する者のことごとくを葬ってきたが、殺人を楽しみとする殺人狂ではなく、ただ義務としてそれを遂行してきた職業的な暗殺者。聖杯戦争でも、極めて冷酷に、あらゆる手段を選ばず暗殺を遂行していく。
:それからも強靭な精神力によって部隊の荒くれ者達を纏め上げ、西欧財閥の対テロ部隊の隊長にまで這い上がった。ハーウェイに敵対する者のことごとくを葬ってきたが、殺人を楽しみとする殺人狂ではなく、ただ義務としてそれを遂行してきた職業的な暗殺者。聖杯戦争でも、極めて冷酷に、あらゆる手段を選ばず暗殺を遂行していく。
:「弟のため」を口にしながら、その実、レオ自身には特別な思い入れはない。あくまで「ハーウェイの一員としての義務」で行動する。レオの優勝は即ち自身の死でもあるが、それも承知の上。その根幹となっている行動原理は、彼を唯一気遣ってくれた人物であったレオの母と交わした「レオのことお願いね」という言葉。それを忠実に守るためにユリウスは生きている。
:「弟のため」を口にしながら、その実、レオ自身には特別な思い入れはない。あくまで「ハーウェイの一員としての義務」で行動する。レオの優勝は即ち自身の死でもあるが、それも承知の上。その根幹となっている行動原理は、彼を唯一気遣ってくれた人物であったレオの母と交わした「レオのことお願いね」という言葉。それを忠実に守るためにユリウスは生きている。
:『CCC』では年相応の無邪気さを全開にしているレオをはじめ、組まされた[[セイバー (EXTRA・白)|ガウェイン]]や[[臥藤門司|ガトー]]の暴走に付き合わされ、苦労人として濃すぎる生徒会メンバー達のフォローに回り、また迷宮探索から帰ってきた主人公を毎回迷宮入り口付近で労ったり等々常に彼(彼女)に気を使っていたりと、表では立場上見られなかった彼の人間味が顕れている。
:『CCC』では年相応の無邪気さを全開にしているレオをはじめ、組まされた[[セイバー (EXTRA・白)|ガウェイン]]や[[臥藤門司]]の暴走に付き合わされ、苦労人として濃すぎる生徒会メンバー達のフォローに回り、また迷宮探索から帰ってきた主人公を毎回迷宮入り口付近で労ったり等々常に彼(彼女)に気を使っていたりと、表では立場上見られなかった彼の人間味が顕れている。
;能力
;能力
:凄腕の暗殺者。遠坂凛からは「殺し屋」、[[ラニ=VIII|ラニ]]からは「黒蠍」と呼ばれる。
:凄腕の暗殺者。遠坂凛からは「殺し屋」、[[ラニ=VIII]]からは「黒蠍」と呼ばれる。
:聖杯戦争では数々の反則(ルールブレイク)を行うが、それは彼の[[ウィザード|霊子ハッカー]]としての実力ではなく、地上のハーウェイのバックアップを得てのこと。(地上のユリウスの肉体はハーウェイのスパコンと有機的に接続されており、半ば死体となっている)また、『CCC』ではBBの送り込んだ攻性プログラムを基準に座標を図り、虚数空間に入り込んでいる。
:聖杯戦争では数々の反則(ルールブレイク)を行うが、それは彼の[[ウィザード|霊子ハッカー]]としての実力ではなく、地上のハーウェイのバックアップを得てのこと(地上のユリウスの肉体はハーウェイのスパコンと有機的に接続されており、半ば死体となっている)。また、『CCC』ではBBの送り込んだ攻性プログラムを基準に座標を図り、虚数空間に入り込んでいる。
:隠密行動に長け、エネミーの目を掻い潜り単独でサクラ迷宮を探索することが出来る。また本気で戦えば生身でエネミーの一体は倒せるらしい。
:隠密行動に長け、エネミーの目を掻い潜り単独でサクラ迷宮を探索することが出来る。また本気で戦えば生身でエネミーの一体は倒せるらしい。
:扱うコードキャストは相手のGUARDを封印する「seal_guard」と味方の傷を回復させる「heal(64)」。
:扱うコードキャストは相手のGUARDを封印する「seal_guard」と味方の傷を回復させる「heal(64)」。
; これだからわからんな。魔術師(ウィザード)というやつは。
; これだからわからんな。魔術師(ウィザード)というやつは。
; 肉弾での戦いと違って、僅かな期間で急激に伸びる事がある」
; 肉弾での戦いと違って、僅かな期間で急激に伸びる事がある」
; 「だが、それもここで終わる
;「だが、それもここで終わる
; 世界は――聖杯はレオが手にするだろう。 イレギュラーは起こらない。決して」
; 世界は――聖杯はレオが手にするだろう。レギュラーは起こらない。決して」
:五回戦の対戦相手発表の場で。それまでは殆ど眼中になかった主人公を、ようやく排除すべき標的と認識する。
:五回戦の対戦相手発表の場で。それまでは殆ど眼中になかった主人公を、ようやく排除すべき標的と認識する。
;「おっ.................................おか、え、り」
;「おっ.................................おか、え、り」
:サクラメイキュウから帰還する時に毎回出迎えてくれるユリウスに対し主人公が「もうちょっと暖かく出迎えて欲しい」という要望に対し行った発言。前作EXTRAからプレイしている人達に衝撃を走らせた。あのハーウェイの黒蠍と恐れられた男の発言とは思えない。
:サクラメイキュウから帰還する時に毎回出迎えてくれるユリウスに対し主人公が「もうちょっと暖かく出迎えて欲しい」という要望に対し行った発言。前作EXTRAからプレイしている人達に衝撃を走らせた。あのハーウェイの黒蠍と恐れられた男の発言とは思えない。
:あまりのデレに発狂したプレイヤーも少なくないだろう。ユリウス、恐ろしい子!!
;「大丈夫だ、オレのカレーは絶品だからな」
;「大丈夫だ、オレのカレーは絶品だからな」
===EXTRA CCC Fox Tail===
===EXTRA CCC Fox Tail===
;レオ「おや、兄さんお勤めご苦労様です」
;「ああ。便器の汚れが手強かったが、何とか処理を終えた」
:ガトーがいないため、トイレ掃除主任というあんまりな役回りに……(ちなみにこの時はいつもの服装なのに右手にモップ、左手にはラバーカップというシュールさである)。
:ガトーがいないため、トイレ掃除主任というあんまりな役回りに……(ちなみにこの時はいつもの服装なのに右手にモップ、左手にはラバーカップというシュールさである)。
:汚れ役は汚れ役でも意味が違う。周囲のみんなからも「似合わない」と評され踏んだり蹴ったりだが、それでも真面目にこなす。まさに'''仕事人の鑑'''である。
:汚れ役は汚れ役でも意味が違う。周囲のみんなからも「似合わない」と評され踏んだり蹴ったりだが、それでも真面目にこなす。まさに'''仕事人の鑑'''である。
*凄腕の暗殺者だが、仕事に用いる獲物は不明。コミック版では鞭を用いている場面が見られる。
*凄腕の暗殺者だが、仕事に用いる獲物は不明。コミック版では鞭を用いている場面が見られる。
*実の父親に対しては旦那様と呼び、使用人の如く仕えている。
*実の父親に対しては旦那様と呼び、使用人の如く仕えている。
*「葛木」というNPCが元々月海原学園の教師の役として存在し、それをハッキングし自身のPCに書き換えたのは冒頭で述べた通り。つまりはEXTRAでの[[葛木宗一郎]]のあったかもしれない出番を奪ってしまったことになる。[[キャスター|エルフ耳の若奥様]]が聞いたら泣くか呪い始めたかもしれない。或いは両者の「暗殺者」という共通点からのちょっとした制作側の変化球だったのか。
*「葛木」というNPCが元々月海原学園の教師の役として存在し、それをハッキングし自身のPCに書き換えたのは冒頭で述べた通り。つまりはEXTRAでの[[葛木宗一郎]]のあったかもしれない出番を奪ってしまったことになる。[[キャスター]]が聞いたら泣くか呪い始めたかもしれない。或いは両者の「暗殺者」という共通点からのちょっとした制作側の変化球だったのか。
*決戦前のエレベーター内部でのやりとりから、暗殺者という職業で、殺意と威圧感を常に放っているような人間にしては、選択肢にもよるが割合積極的に自分語りしてくれるタイプである事が明らかになる。<br>具体的には自分が私生児であるというかなり突っ込んだ事を話してくれたり、主人公の闘いに対する認識や価値観の甘さを嘲笑ったり、逆に彼の意外な一言に感心?したりと、根はあくまでも「人間」である事が仄めかされる。<br>またこの時[[キャスター (EXTRA・青)|選ばれた主人公のサーヴァント次第]]では、その毒舌にほぼ一方的に畳み込まれる展開にもなる。<br>『CCC』では好みの異性についても語っており、こう見えて本音トークは苦手ではないのかもしれない。
*決戦前のエレベーター内部でのやりとりから、暗殺者という職業で、殺意と威圧感を常に放っているような人間にしては、選択肢にもよるが割合積極的に自分語りしてくれるタイプである事が明らかになる。<br>具体的には自分が私生児であるというかなり突っ込んだ事を話してくれたり、主人公の闘いに対する認識や価値観の甘さを嘲笑ったり、逆に彼の意外な一言に感心?したりと、根はあくまでも「人間」である事が仄めかされる。<br>またこの時の相手が[[キャスター (EXTRA・青)]]の場合は、その毒舌にほぼ一方的に畳み込まれる展開にもなる。<br>『CCC』では好みの異性についても語っており、こう見えて本音トークは苦手ではないのかもしれない。
*紅茶を入れるのは上手いようだが、料理はまったく苦手。レオがカレーを食べたいとユリウスに頼んだが、ユリウスにとってカレーとは「レーションにかける粉末状のもの」だったらしく、再現に苦心していた。<br>そも再現といっても「'''ドラム缶いっぱいに胡椒を入れて水とオリーブオイルを混ぜて煮込んだ結果生まれた、黒いコールタールのような何か'''」なのだが。辛いからといって黒胡椒を煮込んだ風土料理をカレーとは言わない。そも辛いかどうかのレベルにすら到達していない。彼のカレーの事を知ったら、平行世界から[[シエル|どこかの代行者]]が飛んできそうである。
*紅茶を入れるのは上手いようだが、料理はまったく苦手。レオがカレーを食べたいとユリウスに頼んだが、ユリウスにとってカレーとは「レーションにかける粉末状のもの」だったらしく、再現に苦心していた。<br>そも再現といっても「'''ドラム缶いっぱいに胡椒を入れて水とオリーブオイルを混ぜて煮込んだ結果生まれた、黒いコールタールのような何か'''」なのだが。辛いからといって黒胡椒を煮込んだ風土料理をカレーとは言わない。そも辛いかどうかのレベルにすら到達していない。彼のカレーの事を知ったら、平行世界から[[シエル|どこかの代行者]]が飛んできそうである。
**通称「ハーウェイカレー」。意外な事に、スイカにかけて食べると美味しいとか何とか。
**通称「ハーウェイカレー」。意外な事に、スイカにかけて食べると美味しいとか何とか。