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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| 読み = せっしょういん きあら
 
| 読み = せっしょういん きあら
| 外国語表記 =  
+
| 本名 = 殺生院祈荒
| 別名 =  
+
| 外国語表記 = ''Sessyoin Kiara''
 
| 初登場作品 = [[Fate/EXTRA CCC]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/EXTRA CCC]]
 
| 声優 = 田中理恵
 
| 声優 = 田中理恵
| 演者 =  
+
| 年齢 = 二十代後半
 +
| 誕生日 = 6月4日
 +
| 血液型 = A型
 
| 身長 = 166cm
 
| 身長 = 166cm
 
| 体重 = 53kg?
 
| 体重 = 53kg?
| 年齢 =
  −
| 誕生日 = 6月4日
  −
| 血液型 = A型
   
| スリーサイズ = B96/W58/H86
 
| スリーサイズ = B96/W58/H86
 
| 一人称 = <ruby>私<rt>わたくし</rt></ruby>
 
| 一人称 = <ruby>私<rt>わたくし</rt></ruby>
 
| 二人称 = 皆さん、名前にさん付け
 
| 二人称 = 皆さん、名前にさん付け
| 三人称 =
  −
| 異名 =
  −
| 愛称 =
   
| 性別 = 女性
 
| 性別 = 女性
 
| イメージカラー = 白(ピンク)
 
| イメージカラー = 白(ピンク)
| 隠し属性 =
  −
| 序列 =
  −
| 所属 =
   
| 特技 = カウンセリング(性的)
 
| 特技 = カウンセリング(性的)
 
| 好きな物 = おはぎ、童話、人間
 
| 好きな物 = おはぎ、童話、人間
 
| 苦手な物 = 男のツンデレ
 
| 苦手な物 = 男のツンデレ
 
| 天敵 = セイヴァー
 
| 天敵 = セイヴァー
| マスター階梯 =
  −
| 起源 =
  −
| 魔術系統 =
  −
| 魔術属性 =
  −
| 魔術特性 =
  −
| 魔術回路・質 =
  −
| 魔術回路・量 =
  −
| 魔術回路・編成 =
  −
| デザイン =
   
}}
 
}}
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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;略歴
 
;略歴
 
:月の裏側に召喚されたマスターの1人。月の聖杯戦争には「人々を救うという自身の欲望のため」に参加したと公言している。
 
:月の裏側に召喚されたマスターの1人。月の聖杯戦争には「人々を救うという自身の欲望のため」に参加したと公言している。
:「[[BB]]に逆らわない限り命は保証する」という約定に則って、生徒会に参加することはないが、月の裏側からの脱出のためサクラ迷宮の踏破を目指す主人公達を部外者としての立場を保ちつつもサポートする。
+
:地上にて細々と長らえていた[[真言立川詠天流]]の宗主の娘として山奥のコミュニティで生まれ育ったが、生来病弱で幼少期は不治の病に冒されていたため、14歳の春は迎えられないと言われており、ほぼ寝たきりでいた。この頃に父の信者が見舞いの品として置いていった絵本を唯一の支えとしていた<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』p.196">「Fate/EXTRA用語辞典-殺生院キアラ」『Fate/EXTRA material』p.196。</ref>。
:その実態は自身の快楽のためには他人を省みない破戒僧であり、悦楽を追及するあまりに神になることを目指してムーンセルを手に入れようとしていた。
+
:雪の降る夜、酬われないまま死を迎えた少女の物語に感じ入り、地上と月ほどの差がありながら、違う世界の異性に一目惚れし、自らの声と引き換えに陸に上がった少女の物語に憧れたという<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』p.196"/>。
:地上にて細々と長らえていた[[真言立川詠天流]]の宗主の娘として山奥のコミュニティで生まれ育ったが、生来病弱で幼少期は不治の病に冒されていたため、14歳の春は迎えられないと言われており、ほぼ寝たきりでいた。この頃に父の信者が見舞いの品として置いていった絵本を唯一の支えとしていた。
+
:14歳のとき信者から霊子ハッキングを教えられ、床についたままでも外界を知れるようになり、得た知識によってみるみるうちに病気は回復する<ref group = "注">元々キアラの病気は外界では普通に治せるものであったらしい</ref>。自由に動けるようになってからは彼女の中で、絵本の思い出は記憶の隅に追いやられた<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』p.196"/>。
:雪の降る夜、酬われないまま死を迎えた少女の物語に感じ入り、地上と月ほどの差がありながら、違う世界の異性に一目惚れし、自らの声と引き換えに陸に上がった少女の物語に憧れたという。
  −
:14歳のとき信者から霊子ハッキングを教えられ、床についたままでも外界を知れるようになり、得た知識によってみるみるうちに病気は回復する<ref group = "注">元々キアラの病気は外界では普通に治せるものであったらしい</ref>。自由に動けるようになっってからは彼女の中で、絵本の思い出は記憶の隅に追いやられた。
   
:それにより戒律に囚われ、自分の事を「可哀想」と言うだけで救おうともしなかった周囲の人々の姿から、書物にある清い人間像が消え失せた。そして「もしや人間と呼べるものは、もうこの世にはいないのではないか?いたとしても自分唯一人なのではないか」という思いに憑かれることとなる。
 
:それにより戒律に囚われ、自分の事を「可哀想」と言うだけで救おうともしなかった周囲の人々の姿から、書物にある清い人間像が消え失せた。そして「もしや人間と呼べるものは、もうこの世にはいないのではないか?いたとしても自分唯一人なのではないか」という思いに憑かれることとなる。
 
:その後閉鎖的だった詠天流を改革し、ネット経由で信者を急激に増やしていった。しかしそれに伴い行方不明者や死者が激増。異変に気付いた父親を存在レベルで完全否定した彼女は、「女であるにもかかわらず、女と一体になろうとする」「悟りそのものを否定する」という立川流の禁忌を二つ犯したという名目で破門される。
 
:その後閉鎖的だった詠天流を改革し、ネット経由で信者を急激に増やしていった。しかしそれに伴い行方不明者や死者が激増。異変に気付いた父親を存在レベルで完全否定した彼女は、「女であるにもかかわらず、女と一体になろうとする」「悟りそのものを否定する」という立川流の禁忌を二つ犯したという名目で破門される。
 
:その翌日、彼女は父親の髑髏本尊を持ち去って「師の術具を奪う」最後の禁忌を破り、信者同士を殺し合わせ、自分以外全て死者となった教団を立ち去った。
 
:その翌日、彼女は父親の髑髏本尊を持ち去って「師の術具を奪う」最後の禁忌を破り、信者同士を殺し合わせ、自分以外全て死者となった教団を立ち去った。
 
:その後、成人した彼女は立川流の理念に基づいて信者を救ったが、彼女を慕った信者は次々と自殺していったという。更に電脳史上最大の禁忌といわれるコードキャスト・万色悠滞を開発したことで[[西欧財閥]]に指名手配される。
 
:その後、成人した彼女は立川流の理念に基づいて信者を救ったが、彼女を慕った信者は次々と自殺していったという。更に電脳史上最大の禁忌といわれるコードキャスト・万色悠滞を開発したことで[[西欧財閥]]に指名手配される。
:その最中、彼女本来の身体は彼女を手放すことを恐れた狂信者の手にかかり既に死亡している。その頃には万色悠滞によって自身を疑似霊子化させていたため、地上の肉体が死滅しても何の問題もなかく、己のフィールドを電脳空間に移行し、一層、悩める欲望を救う道に没入した。
+
:その最中、彼女本来の身体は彼女を手放すことを恐れ、独占しようと私欲にかられた信者の手にかかり殺された。その頃には万色悠滞によって自身を疑似霊子化させていたため、地上の肉体が死滅しても何の問題もなく、己のフィールドを電脳空間に移行し、一層、悩める欲望を救う道に没入した<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』p.196"/>。
 +
:「[[BB]]に逆らわない限り命は保証する」という約定に則って、生徒会に参加することはないが、月の裏側からの脱出のためサクラ迷宮の踏破を目指す主人公達を部外者としての立場を保ちつつもサポートする。
 +
:その実態は自身の快楽のためには他人を省みない破戒僧であり、悦楽を追及するあまりに神になることを目指してムーンセルを手に入れようとしていた。
 
:第五章終盤、主人公に自らを追わせるなど不可解な行動をとり、隙を突かれ[[メルトリリス]]に胸を刺し抜かれて殺害される。だがCCCルートでは主人公が[[パッションリップ]]と[[メルトリリス]]を見逃した事で、キアラは『自らの欲望を果たす機会』を得る事となる。
 
:第五章終盤、主人公に自らを追わせるなど不可解な行動をとり、隙を突かれ[[メルトリリス]]に胸を刺し抜かれて殺害される。だがCCCルートでは主人公が[[パッションリップ]]と[[メルトリリス]]を見逃した事で、キアラは『自らの欲望を果たす機会』を得る事となる。
 
;人物
 
;人物
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:自身の欲を追求した結果人類が滅びたとしてもかまわないと考えており、自分の欲のために人を救う、あるいは滅ぼすことにためらいを持たない。
 
:自身の欲を追求した結果人類が滅びたとしてもかまわないと考えており、自分の欲のために人を救う、あるいは滅ぼすことにためらいを持たない。
 
:''他人の人生を台無しにすることでしか絶頂することができない異常者''で、彼女が菩薩として崇め奉られたのも単に逸脱しすぎた人間性を解脱と見紛われたに過ぎない。<br>その人格は人間として破綻しきっており、他人を虫同然と見做し、己の快楽のための道具として扱うことに何の抵抗もない。しかしその上で、全ての人間を真に「愛している」ことが彼女の特筆すべき異常性である。
 
:''他人の人生を台無しにすることでしか絶頂することができない異常者''で、彼女が菩薩として崇め奉られたのも単に逸脱しすぎた人間性を解脱と見紛われたに過ぎない。<br>その人格は人間として破綻しきっており、他人を虫同然と見做し、己の快楽のための道具として扱うことに何の抵抗もない。しかしその上で、全ての人間を真に「愛している」ことが彼女の特筆すべき異常性である。
 +
:「魔人化」による変生後には姿が変貌し、頭部に2本の巨大な角を生やし、周囲には彼女に取り込まれた多くの人間の魂が怨霊のような姿で現れ、背後には巨大な髑髏が現れる。正式名称は'''随喜自在第三外法快楽天'''。新たな天であり、貪欲な地母神の末裔。便宜上のクラス表記は「'''ヘブンズホール'''」。
 
:…が、CCCルートで彼女との闘いの後、行動によってはキアラの「愛」に対する歪んだ捉え方の根底にあるものと、彼女の暴走(迷走)していた「愛」の終着点を見付ける事が出来る。
 
:…が、CCCルートで彼女との闘いの後、行動によってはキアラの「愛」に対する歪んだ捉え方の根底にあるものと、彼女の暴走(迷走)していた「愛」の終着点を見付ける事が出来る。
 
;能力
 
;能力
 
:心の解析、治療に秀でたウィザード。最悪の破戒僧だが法力は本物であり、旧校舎まで侵入してきたリップをダキニ天法で撃退する活躍をした。我欲を縛る我執封じの五蘊黒縄は隙さえあればサーヴァントでさえ拘束することができる。ゲーム内で使用するシーンは無いが、使い魔としていずなを使役できる。本人はちょっとした買い物ぐらいにしか使わないと言っているが、隣にいたアンデルセンに「地獄でエンマに舌を抜かれるがいい」と突っ込まれていることからこちらの脅威度も十分だと思われる。
 
:心の解析、治療に秀でたウィザード。最悪の破戒僧だが法力は本物であり、旧校舎まで侵入してきたリップをダキニ天法で撃退する活躍をした。我欲を縛る我執封じの五蘊黒縄は隙さえあればサーヴァントでさえ拘束することができる。ゲーム内で使用するシーンは無いが、使い魔としていずなを使役できる。本人はちょっとした買い物ぐらいにしか使わないと言っているが、隣にいたアンデルセンに「地獄でエンマに舌を抜かれるがいい」と突っ込まれていることからこちらの脅威度も十分だと思われる。
 
:[[ウィザード]]としての実力も天才的で、SGを摘出する目的でも使える、五停心観等の精神医療用のコードキャストを究め、それらを発展させ電脳体への侵入及び吸収を可能にする万色悠滞を開発した。
 
:[[ウィザード]]としての実力も天才的で、SGを摘出する目的でも使える、五停心観等の精神医療用のコードキャストを究め、それらを発展させ電脳体への侵入及び吸収を可能にする万色悠滞を開発した。
 +
:若いころは病弱であったが、外界の進んだ医療技術により健康になってからは詠天流の武術や法術を会得しており、魔人となって後は神話礼装を解放したサーヴァントですら捉える事ができない神速の連撃「'''四念回峰行'''」や逆に神話礼装状態のサーヴァントを捕縛しカウンターを叩き込む「'''金剛界智拳印'''」を使用する。
 
:生まれつきフェロモンによって"愛されやすい"特殊体質を得ている。フェロモンとは動物の体内から分泌・放出され、同種の他個体の行動や生理状態に影響を与える物質の総称のことで、理性では抗いがたい本能的誘惑である。
 
:生まれつきフェロモンによって"愛されやすい"特殊体質を得ている。フェロモンとは動物の体内から分泌・放出され、同種の他個体の行動や生理状態に影響を与える物質の総称のことで、理性では抗いがたい本能的誘惑である。
:物語の最終局面でマスター達の魂と2体のアルターエゴ、そして桜・BBを吸収した「魔人」となるが、[[主人公 (EXTRA)]]が言うにはムーンセルにやってきた段階ですでに「人」ではなくなっていたらしい(後述)。
+
:終盤ではマスター達の魂と喰らった桜やBB、メルトリリス、パッションリップのおよそ数百体以上のサーヴァントや女神の力を吸収し、アンデルセンの宝具『貴方のための物語』により「魔人」となる。ムーンセルの力を使う事で文字通り、任意的な物であるがムーンセルの力である「全能」を手に入れており、菩薩<ref group = "注">現実の仏教における尺度では菩薩は軽く太陽系を管理できる神格。</ref><ref group = "注">現実の仏教の世界観の広大さは他の宗教とはレベルが違う。那由多だの無量大数といった数の概念があるのは、ひとえに仏の大きさを示すために作られた物。現実の仏教において宇宙は畑の国であり、その広さも三千大千世界と呼ばれる。銀河系が三千世界、それが千集まった物が三千大世界、更にそれが千集まった物が三千大千世界。まさに銀河、銀河団、超銀河団の尺度といえ、現実においての古代インドの価値観を現代に当てはめた場合は菩薩とは宇宙レベルのスケールをもち、太陽系ぐらいは軽く管理している。『EXTRA material』では「二千年以上も前からこの解釈持ってるって、インドどんだけー」とコメントしている。</ref>の位階に達している。<ref group = "注">ただし何でも出来る全能というものでなく、ヴェルバー本体はムーンセルはどうすることできず、「全人類を自分の妹に」等という願いを実現する場合、10年後くらいには全人類が妹化されるというもの。</ref>
:「魔人」になってからは姿が変貌し、頭部に2本の巨大な角を生やし、周囲には彼女に取り込まれた多くの人間の魂が怨霊のような姿で現れ、背後には巨大な髑髏が現れる。この魔人形態は'''随喜自在第三外法快楽天'''と呼ばれる。便宜上のクラス表記は「'''ヘブンズホール'''」。
+
:「人間が彼女に勝てる道理など無い」と[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]は語ったが、BBや[[間桐桜|桜]]、アルターエゴ達を取り込んだために唯一、力を行使出来ない存在である主人公に対し、その事に気づかず挑んだ事が原因で敗北した<ref group = "注">これは主人公に想いを寄せた『桜』達が抵抗したためであり、もしそれに気づいていたなら、闘わずに主人公を違う空間に飛ばし、その空間を潰していたという。</ref>。本作のタイトルである「CCC」(例外処理)はこの出来事に掛かっていると思われる。
:若いころは病弱であったが、外界の進んだ医療技術により健康になってからは詠天流の武術や法術を会得しており、魔人となって後は神話礼装を解放したサーヴァントですら捉える事ができない神速の連撃「'''四念回峰行'''」や逆に神話礼装状態のサーヴァントを捕縛しカウンターを叩き込む「'''金剛界智拳印'''」を使用する。
+
:[[主人公 (EXTRA)]]が言うにはムーンセルにやってきた段階ですでに「人」ではなくなっていたらしい(後述)。
:終盤では喰らったBBやメルトリリス、パッションリップのおよそ数百体以上のサーヴァントや女神の力によりムーンセルの力を使う事で文字通り、任意的な物であるがムーンセルの力である「全能」を手に入れており、菩薩<ref group = "注">実際の仏教における尺度では菩薩は軽く太陽系を管理できる神格。</ref>の位階に達している。<ref group = "注">ただし何でも出来る全能というものでなく、ヴェルバー本体はムーンセルはどうすることできず、「全人類を自分の妹に」等という願いを実現する場合、10年後くらいには全人類が妹化されるというもの。</ref>
+
:本来ならば、「奥義・性欲完全オフ」を体得しているセイヴァーぐらいしか諫められない女の化身。
:「人間が彼女に勝てる道理など無い」と[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]は語ったが、BBや[[間桐桜|桜]]、アルターエゴ達を取り込んだために唯一、力をを行使出来ない存在である主人公に対し、その事に気づず挑んだ事が原因で敗北した<ref group = "注">これは主人公に想いを寄せた『桜』達が抵抗したためであり、もしそれに気づいていたなら、闘わずに主人公を違う空間に飛ばし、その空間を潰していたという。</ref>。本作のタイトルである「CCC」(例外処理)はこの出来事に掛かっていると思われる。
  −
 
  −
=== スキル ===
  −
:[[Fate/EXTRA CCC]]』で使用するスキル。
  −
 
  −
;大頭七野干法
  −
:収束させたエネルギーを放つ。ダメージ。
  −
;詠天流・四念回峰行
  −
:高速の四連撃から渾身の拳打。ダメージ+麻痺。
  −
;金剛界 智拳印
  −
:カウンターで発動。攻撃を無力化し魔力ダメージを与える。
  −
;胎蔵界 理拳印
  −
:ATTACKにスキル封印効果、GUARDにHP吸収効果、BREAKにスタン効果のいずれかを付与。
      
==バリエーション==
 
==バリエーション==
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== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
;この世、全ての欲(アンリマユ/CCC)
+
;この世、全ての欲(アンリマユ/CCC)
:魔人化した彼女の対星宝具。人類すべての欲望を受け止める大地母神に変生した彼女は、同時に人類すべての欲望の生け贄でもある。<br>その在り方は、かつて人間の悪性を証明するために悪魔と罵られ、生け贄に祭り上げられたある[[アンリマユ|人工魔]]に類似する。<br>ただし、自ら望んでそのような存在になった点で彼とは大きく異なる。<br>人類全ての欲望のはけ口となった彼女は、コードキャスト・万色悠滞により人々の魂を自身の身体に招き入れ、何十億という快楽の渦を作り上げる。<br>この快楽の渦は知性あるものを融かし、その『人生』を一瞬で昇華させる。わずか一瞬の、しかし永遠の極楽浄土の誕生である。<br>この快楽の渦はどれほど知性構造が異なっていようと、知性あるものには例外なく作用する。地球限定の宝具ではない。<br>地球に残ったあらゆる生き物(人間、動物、植物)に自分の体を捧げ、これを受け入れる事で最大の官能を会得し、成長する権能。その規模の大きさから[[権能|大権能]]として扱われる。<br>異性であるか否かや知性の高さによってこの宝具によるダメージは変動する。<br>アンデルセンは「最低最悪の宝具」と評しており、演出も'''明らかに地球より大きいサイズの魔人化したキアラが開脚した状態で地球を股間に押し付ける'''、というものである<ref group = "注">『EXTRA material』でも「CERO的に通るはずがない」「なんでこれが通ったのかは今以て謎」とコメントしていた。</ref><br>ゲーム内では現HP・MPの99%ダメージを与える。ただし、これはその力を振るうことの出来ない主人公(のサーヴァント)に対しての効果であり、この制限が無かった場合の効果は不明。
+
:種別:対星宝具
 +
:変生し魔人化した彼女の対星宝具。地球で自慰行為にふける最低最悪の宝具。
 +
:地球に残ったあらゆる生き物(人間、動物、植物)に自分の体を捧げ、これを受け入れる事で最大の官能を会得し、成長する権能。その規模の大きさから[[権能|大権能]]として扱われる。
 +
:人類すべての欲望を受け止める大地母神に変生した彼女は、同時に人類すべての欲望の生け贄でもある。その在り方は、かつて人間の悪性を証明するために悪魔と罵られ、生け贄に祭り上げられたある[[アンリマユ|人工魔]]に類似する。ただし、自ら望んでそのような存在になった点で彼とは大きく異なる。
 +
:人類全ての欲望のはけ口となった彼女は、コードキャスト・万色悠滞により人々の魂を自身の身体に招き入れ、何十億という快楽の渦を作り上げる。この快楽の渦は知性あるものを融かし、その『人生』を一瞬で昇華させる。わずか一瞬の、しかし永遠の極楽浄土の誕生である。この快楽の渦はどれほど知性構造が異なっていようと、知性あるものには例外なく作用する。地球限定の宝具ではない。
 +
:条件によってダメージ数値は向上し、異性であるならダメージ増加、知性が高いほどダメージ増加、という特性を持っている。設定上の話では、もっともダメージが低いのは[[無銘]]、逆に最高ダメージを受けるのは[[ギルガメッシュ]]。
 +
:アンデルセンは「最低最悪の宝具」と評しており、演出も'''明らかに地球より大きいサイズの魔人化したキアラが開脚した状態で地球を股間に押し付ける'''、というものである。
 +
:性能、演出ともにスケールが大きいのは殺生院キアラがセイヴァーのサーヴァントに近い存在だから。
 +
:衆生<ref group = "注">生きとし生けるもの</ref>を救うために奔走する人をおしなべて菩薩と呼び、また解脱して仏になったものも菩薩である。
 +
:開発初期に「ラスボスにはこういう事をやらせたい」とこの宝具の字コンテを作りはしたが、セロ的に通るはずがない、と諦めていたらあっさり通ってしまったという。なぜこの宝具が通ったのは今以て謎であるんだとか<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』p.159">「Fate/EXTRA用語辞典-この世、すべての欲」『Fate/EXTRA material』P.159。</ref>
 +
:『EXTRA CCC』ゲーム内では現HP・MPの99%ダメージを与える。ただし、これはその力を振るうことの出来ない主人公(のサーヴァント)に対しての効果であり、この制限が無かった場合の効果は不明。
 +
 
 +
== 使用技 ==
 +
===[[Fate/EXTRA CCC]]===
 +
; 大頭七野干法(だいずしちやかんほう)
 +
: 収束させたエネルギーを放ち、魔力ダメージを与える。
 +
; 詠天流・四念回峰行
 +
: 高速の四連撃から渾身の拳打。筋力ダメージ+麻痺。
 +
; 金剛界 智拳印
 +
: 相手の攻撃にカウンターで発動。攻撃を無力化しMPダメージを与える。
 +
; 胎蔵界 理拳印
 +
: 3ターンの間、ATTACKにスキル封印効果、GUARDにHP吸収効果、BREAKにスタン効果のいずれかを付与。
 +
 
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
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;[[コハエース]]
 
;[[コハエース]]
 
:[[ORT]]とタッグを組み、型月一武道会に参加。史上最凶最悪のチーム。
 
:[[ORT]]とタッグを組み、型月一武道会に参加。史上最凶最悪のチーム。
 +
 +
;[[月姫 -A piece of blue glass moon-]]
 +
:この世界線では聖堂教会の代行者のトップ、埋葬機関のメンバー「尼僧キアラ・キッショウイン」として名前が挙げられていた。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
116行目: 114行目:  
:ちびちゅき!でも彼女の暴走ぶりに頭を痛める日々を送っている。
 
:ちびちゅき!でも彼女の暴走ぶりに頭を痛める日々を送っている。
 
;[[主人公 (EXTRA)]]
 
;[[主人公 (EXTRA)]]
:月の裏側で出会ったマスター。彼あるいは彼女のことを気に入っているようで、しばしば助言をしたり、コードキャストを譲渡したりして協力する。
+
:月の裏側で出会ったマスター。彼あるいは彼女のことを気に入っているようで、しばしば助言をしたり、コードキャストを譲渡したりして協力する。なお、コードキャストを譲渡する方法は'''キス'''で、彼/彼女のファーストキスを奪う事に。
 
:ルート(進め方)によっては最終的に彼女の目的である人類の滅亡を防ぎ、桜とBBを助けようとする主人公と戦うことになる。
 
:ルート(進め方)によっては最終的に彼女の目的である人類の滅亡を防ぎ、桜とBBを助けようとする主人公と戦うことになる。
 
;[[玉藻の前|キャスター (EXTRA・青)]]
 
;[[玉藻の前|キャスター (EXTRA・青)]]
131行目: 129行目:  
:第五階層の終盤で彼女に胸をぶち抜かれる。
 
:第五階層の終盤で彼女に胸をぶち抜かれる。
 
:通常ルート、サーヴァントエンドではそのままアンデルセン共々死亡して退場するが、CCCルートでは主人公に見逃されていたリップを利用する事でキアラは奇襲を回避しており更にメルトを利用して欲望を果たそうと最終局面まで身をひそめる事となる。
 
:通常ルート、サーヴァントエンドではそのままアンデルセン共々死亡して退場するが、CCCルートでは主人公に見逃されていたリップを利用する事でキアラは奇襲を回避しており更にメルトを利用して欲望を果たそうと最終局面まで身をひそめる事となる。
 +
 +
===ちびちゅき!===
 +
;[[アタランテ]]
 +
:ハロウィン回にて、「[[アタランテ〔オルタ〕|デンジャラスビースト]]」が人気という事で教室まで呼び出した。
    
===その他===
 
===その他===
140行目: 142行目:  
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
===Fate/EXTRA CCC===
 
===Fate/EXTRA CCC===
;「人に三魂七魄あり。すなわち十種の神宝なり。<br> 汝、己が仏性を悟らんとするなら、内なる悪を見据え、もって涅槃に至るべし。<br> オン アビラウンケン ソワカ」
+
;「人に三魂七魄あり。すなわち十種の神宝なり。<br> 汝、己が仏性を悟らんとするなら、内なる悪を見据え、もって涅槃に至るべし。<br> オン アビラウンケン ソワカ。」
 
:パッションリップが校舎に侵入した際、ダキニ天法を用いて追い返した。その時の<ruby><rb>真言</rb><rt>マントラ</rt></ruby>。<br>セイバーはこのキアラの手腕を見て、彼女の実力がハッカーではなくメイガスの域にあると発言した。なおキャスターは「懐かしのダキニ天法」と語っている。どうやら彼女も同じようなものを使用できるか、使用するのを近くで見たことがあるらしい。ご本尊なのだから当然か。
 
:パッションリップが校舎に侵入した際、ダキニ天法を用いて追い返した。その時の<ruby><rb>真言</rb><rt>マントラ</rt></ruby>。<br>セイバーはこのキアラの手腕を見て、彼女の実力がハッカーではなくメイガスの域にあると発言した。なおキャスターは「懐かしのダキニ天法」と語っている。どうやら彼女も同じようなものを使用できるか、使用するのを近くで見たことがあるらしい。ご本尊なのだから当然か。
   149行目: 151行目:  
:執筆に詰まった際のアンデルセンの奇行の話を聞き「過度な仕事は押し付けない」と誓った後、「依頼がないのはないで寂しい」「ちょうど大長編のプロットを構想中」と言われたキアラの裸の王様と<ruby><rb>露出走</rb><rt>ストリーキング</rt></ruby>をかけた切り返し…ではなく、ただの事故。<br>素早く駄洒落で切り返したと思った主人公とアンデルセンは驚いて黙ってしまったが、本人は問題発言をしたと勘違いして照れていた。そして直後にアンデルセンから「上手いがつまらない」との評を頂戴する。
 
:執筆に詰まった際のアンデルセンの奇行の話を聞き「過度な仕事は押し付けない」と誓った後、「依頼がないのはないで寂しい」「ちょうど大長編のプロットを構想中」と言われたキアラの裸の王様と<ruby><rb>露出走</rb><rt>ストリーキング</rt></ruby>をかけた切り返し…ではなく、ただの事故。<br>素早く駄洒落で切り返したと思った主人公とアンデルセンは驚いて黙ってしまったが、本人は問題発言をしたと勘違いして照れていた。そして直後にアンデルセンから「上手いがつまらない」との評を頂戴する。
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;「さあ? 強いて言うなら愛のため、でしょうか。<br>  私は私の愛のために、人という人をみんな溶かしてしまいたいようなのです。」
+
;「さあ? 強いて言うなら愛のため、でしょうか。<br>  私は私の愛のために、人という人をみんな溶かしてしまいたいようなのです。」
 
:黒幕としての正体が明らかになった直後、なぜ人類を滅ぼそうとするのかと桜に問われ、事も無げにこう答えた。<br>垣間見える魔の本性。
 
:黒幕としての正体が明らかになった直後、なぜ人類を滅ぼそうとするのかと桜に問われ、事も無げにこう答えた。<br>垣間見える魔の本性。
   −
;「あ―――ああ、ああああああああああ!<br/> いい、最高……!一秒単位で殺されていく―――瞬きのうちに、三千世界が潰えていく……!」<br/>「あ、ああ―――ああああ!<br/> 痛い、痛いの、助けて、ああ、そうよ!この痛み、この随喜こそ、私の証……!」
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;「あ―――ああ、ああああああああああ!<br/> いい、最高……! 一秒単位で殺されていく―――瞬きのうちに、三千世界が潰えていく……!」<br/>「あ、ああ―――ああああ!<br/> 痛い、痛いの、助けて、ああ、そうよ! この痛み、この随喜こそ、私の証……!」
 
:取り込んだ桜とBBを最大限に活用するため、アンデルセンの宝具で魔へと変態していく過程で。
 
:取り込んだ桜とBBを最大限に活用するため、アンデルセンの宝具で魔へと変態していく過程で。
 
:悲鳴とも喘ぎ声ともつかない声は、エロいとかそういう域を通り越して凄まじいの一言。田中理恵の狂演は必聴モノである。
 
:悲鳴とも喘ぎ声ともつかない声は、エロいとかそういう域を通り越して凄まじいの一言。田中理恵の狂演は必聴モノである。
163行目: 165行目:  
:人を超え神になろうとするなど愚かだ、と味方サーヴァントに対する答え。この答えに四者一様に絶句していた。<br>これが人間の欲望の窮て。
 
:人を超え神になろうとするなど愚かだ、と味方サーヴァントに対する答え。この答えに四者一様に絶句していた。<br>これが人間の欲望の窮て。
   −
;「和光同塵、真如波羅蜜。慈悲です、戯れといたしましょう」
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;「それでは皆々様、済度の日取りでございます。――天上解脱、なさいませ。」
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:戦闘開始直前のセリフ。人類をもっとも端的――最短に救う済度を魔性菩薩は宣告する。
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:キアラ自身も仏教徒としてこの言い回しは気に入っているのか、後にビーストやアルターエゴとなった時空でもこのセリフを使っている。
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;「和光同塵、真如波羅蜜。慈悲です、戯れといたしましょう。」
 
:戦闘開始時のセリフ。
 
:戦闘開始時のセリフ。
 
:和光同塵とは仏や菩薩が教化を受け入れることの出来ない人を救うために本来の姿を隠し人間界へ現れること。<br>真如とは真理、波羅蜜とは覚りに至る行、あるいは覚りの完成した状態。
 
:和光同塵とは仏や菩薩が教化を受け入れることの出来ない人を救うために本来の姿を隠し人間界へ現れること。<br>真如とは真理、波羅蜜とは覚りに至る行、あるいは覚りの完成した状態。
170行目: 176行目:  
:ダメージボイス。ザクザク切られながら連呼するさまはもはやホラーである。
 
:ダメージボイス。ザクザク切られながら連呼するさまはもはやホラーである。
   −
;「まあ、光栄です、英雄王。あなたは私を理解し、賛同して下さるのですね」<br/>「では、私に蕩かされた地上の王達のように、私の愛を受け入れて下さいますか?」
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;「まあ、光栄です、英雄王。あなたは私を理解し、賛同して下さるのですね。」<br/>「では、私に蕩かされた地上の王達のように、私の愛を受け入れて下さいますか?」
 
:ラストバトル、対ギルガメッシュのセリフ。
 
:ラストバトル、対ギルガメッシュのセリフ。
 
:自分を理解してくれたと喜び、告白するが、親友の命を奪った女の性の化身を彷彿とさせるキアラに英雄王が返したものは、冷酷な殺意であった。
 
:自分を理解してくれたと喜び、告白するが、親友の命を奪った女の性の化身を彷彿とさせるキアラに英雄王が返したものは、冷酷な殺意であった。
   −
;「貴方様に叱られては、私も恥じ入るばかりで御座います……」<br/>「流石、悪霊堕ちした方の言の葉には重みがありますね。……まあ、負け犬、という重みですが」
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;「貴方様に叱られては、私も恥じ入るばかりで御座います……」<br/>「流石、悪霊堕ちした方の言の葉には重みがありますね。……まあ、負け犬、という重みですが。」
 
:ラストバトル、対キャスターのセリフ。
 
:ラストバトル、対キャスターのセリフ。
 
:表向きはしおらしいが、語尾に(笑)とか付きそうなトーンで自分の御本尊を煽りまくる。当然、キャスターは即座にブチ切れた。
 
:表向きはしおらしいが、語尾に(笑)とか付きそうなトーンで自分の御本尊を煽りまくる。当然、キャスターは即座にブチ切れた。
   −
;「'''済度の時です。生きとし生ける者、全ての苦痛を招きましょう<br>―――ああぁ、あ―――あ―――!!!――<br><br><RUBY><RB>衆生</RB><RT>シュジョウ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>無辺</RB><RT>ムヘン</RT></RUBY>、<RUBY><RB>誓願度</RB><RT>セイガンド</RT></RUBY><br><RUBY><RB>歓喜</RB><RT>カンキ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>離垢</RB><RT>リク</RT></RUBY>、<RUBY><RB>明地</RB><RT>ミョウチ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>焔</RB><RT>エン</RT></RUBY>、<RUBY><RB>難勝</RB><RT>ナンショウ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>現前</RB><RT>ゲンゼン</RT></RUBY>、<RUBY><RB>遠行</RB><RT>オンギョウ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>不動</RB><RT>フドウ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>善想</RB><RT>ゼンソウ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>法雲</RB><RT>ホウウン</RT></RUBY><br>十万億土の彼方を焦がし、共に浄土に参りましょうや―――!'''」
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;「済度の時です。生きとし生ける者、全ての苦痛を招きましょう<br>―――ああぁ、あ―――あ―――!!!――<br><br><RUBY><RB>衆生</RB><RT>シュジョウ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>無辺</RB><RT>ムヘン</RT></RUBY>、<RUBY><RB>誓願度</RB><RT>セイガンド</RT></RUBY><br><RUBY><RB>歓喜</RB><RT>カンキ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>離垢</RB><RT>リク</RT></RUBY>、<RUBY><RB>明地</RB><RT>ミョウチ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>焔</RB><RT>エン</RT></RUBY>、<RUBY><RB>難勝</RB><RT>ナンショウ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>現前</RB><RT>ゲンゼン</RT></RUBY>、<RUBY><RB>遠行</RB><RT>オンギョウ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>不動</RB><RT>フドウ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>善想</RB><RT>ゼンソウ</RT></RUBY>、<RUBY><RB>法雲</RB><RT>ホウウン</RT></RUBY><br>十万億土の彼方を焦がし、共に浄土に参りましょうや―――!」
 
:最終宝具、発動。<br>すべてをその欲望によって構成された闇黒に飲み込む。「魔性菩薩」の業。<br>菩薩の四弘誓願の一つ衆生無辺誓願度と、菩薩の十地の逆順回し。
 
:最終宝具、発動。<br>すべてをその欲望によって構成された闇黒に飲み込む。「魔性菩薩」の業。<br>菩薩の四弘誓願の一つ衆生無辺誓願度と、菩薩の十地の逆順回し。
   −
===その他===
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===ちびちゅき!===
;「あら? 今からいろいろ“経験”しておいた方が良いのでは?」<br>「あら~これが本当のワカメ酒~なんて♡」
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;「あら? 今からいろいろ“経験”しておいた方が良いのでは?」<br>「あら~、これが本当のワカメ酒~。なんて♡」
:『ちびちゅき!』での花見の席で。(『staynight』の)慎二に絡み、未成年者に飲酒を進めるだけでなく、'''もっと不味い事'''を教えようとする。<br>相手が相手なだけに、慎二も喜びより心労の方がずっと多い。エロ尼は、ほのぼのした世界でも平常運転である。
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:花見の席で(『staynight』の)慎二に絡み、未成年者に飲酒を進めるだけでなく、'''もっと不味い事'''を教えようとするキアラ。<br>相手が相手なだけに、慎二も喜びより心労の方がずっと多い。エロ尼は、ほのぼのした世界でも平常運転である。
 
;「文章題を官能小説にして」<br/>「シェイクスピアさんに執筆をお願いして…」
 
;「文章題を官能小説にして」<br/>「シェイクスピアさんに執筆をお願いして…」
 
:初等部テストの文章題を'''シェイクスピアが執筆した官能小説'''を導入しようとした。…そこまでにしておけよキアラ。そしてエロ尼の頼みに快諾するシェイクスピアも大概だが…。
 
:初等部テストの文章題を'''シェイクスピアが執筆した官能小説'''を導入しようとした。…そこまでにしておけよキアラ。そしてエロ尼の頼みに快諾するシェイクスピアも大概だが…。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
*彼女の劇中での役割は『CCC』版の「[[アンリマユ|この世すべての悪]]」。桜(BB)を侵食し、現世に誕生することですべてを飲み込もうとする。一見すると楚々とした天女を思わせるが、実態はあらゆる「欲」にまみれた真っ黒な存在である。但し「この世すべての悪」は他者の手により本人の意志とは関係なくそうさせられていたのに対しキアラは「'''自分自身の純然たる欲望で自主的に'''そうなる事を選択した」という大きな違いがある。
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*彼女の劇中での役割は「『CCC』版[[アンリマユ]]」。桜(BB)を侵食し、現世に誕生する事で全てを飲み込もうとする。一見すると楚々とした天女を思わせるが、実態はあらゆる「欲」にまみれた真っ黒な存在である。但しアンリマユは「他者の手により本人の意志とは関係なくそうさせられていた」のに対し、キアラは「'''自分自身の純然たる欲望で自主的に'''そうなる事を選択した」という大きな違いがある。
*現状、TYPE-MOON作品で最も'''経験豊富'''な人物。相手の性別が異性か同性かを問わず、過去かなりの数の人間と関係を持ったことがあると思われる。既存作品の中でも比較的経験豊富と考えられる、男性代表の[[ギルガメッシュ]]、女性代表の[[カレン・オルテンシア|カレン]]の経験も、彼女には及ぶべくもないだろう。しかしそれは心理的にはある理由から処女である事を暴露されたとあるサーヴァントの心理「処女=恥ずかしい」「経験者=すごい」と同じ原理による、ただの見栄を満たす為の行為でしかなかったようである。実際、その矛盾を作中で指摘した者がいた。
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*現状、TYPE-MOON作品で最も'''経験豊富'''な人物。相手の性別が異性か同性かを問わず、過去かなりの数の人間と関係を持ったことがあると思われる。既存作品の中でも比較的経験豊富と考えられる、男性代表の[[ギルガメッシュ]]、女性代表の[[カレン・オルテンシア|カレン]]の経験も、彼女には及ぶべくもないだろう。しかしそれは心理的にはある理由から処女である事を暴露されたとあるサーヴァントの心理「処女=恥ずかしい」「経験者=凄い」と同じ原理による、ただの見栄を満たす為の行為でしかなかったようである。実際、その矛盾を作中で指摘した者がいた。
 
*万色悠滞によって自身を疑似霊子化させた、その在り方は伝え聞く第三魔法、魂の物質化であるヘブンズフィールに近いとされる。
 
*万色悠滞によって自身を疑似霊子化させた、その在り方は伝え聞く第三魔法、魂の物質化であるヘブンズフィールに近いとされる。
 
*ギルガメッシュからは「多数の幸福の為に人の世を救おうという愚者」と「己の欲の在り方に苦悩しながらついには自らの業を良しとし答えを求め続けた馬鹿者」の両端が和合した者と評されていた。だが彼女の言う「救い」は究極の自己愛に基づく物、己の欲に苦悩など感じたことはなく誰よりも欲望に忠実であるが、その欲望の真の根源には当の彼女自身すらその最期の瞬間まで気付けていなかった…といった具合に、彼女の本性は英雄王にすら計り知れないものであり、この推測は全くの的外れであった。
 
*ギルガメッシュからは「多数の幸福の為に人の世を救おうという愚者」と「己の欲の在り方に苦悩しながらついには自らの業を良しとし答えを求め続けた馬鹿者」の両端が和合した者と評されていた。だが彼女の言う「救い」は究極の自己愛に基づく物、己の欲に苦悩など感じたことはなく誰よりも欲望に忠実であるが、その欲望の真の根源には当の彼女自身すらその最期の瞬間まで気付けていなかった…といった具合に、彼女の本性は英雄王にすら計り知れないものであり、この推測は全くの的外れであった。
195行目: 201行目:  
*彼女が扱うコードキャストは作中で言及されているようにかなり特殊で、旧校舎に出現したリップを迎撃する際に使用した術式を見て主人公のサーヴァントは、あれはもはや「霊子ハッカー(ウィザード)」ではなく「魔術師(メイガス)」の域にあると称した。<br />『EXTRA』世界における「メイガス」とは旧時代の魔術師を指す言葉で、世界的な魔力枯渇に陥った現在では衰退した存在である。<br />両者にどれほどの差異があるかは不明だが、キアラが用いる術式は優秀でこそあるが極めて特異なものだということはうかがい知れる。
 
*彼女が扱うコードキャストは作中で言及されているようにかなり特殊で、旧校舎に出現したリップを迎撃する際に使用した術式を見て主人公のサーヴァントは、あれはもはや「霊子ハッカー(ウィザード)」ではなく「魔術師(メイガス)」の域にあると称した。<br />『EXTRA』世界における「メイガス」とは旧時代の魔術師を指す言葉で、世界的な魔力枯渇に陥った現在では衰退した存在である。<br />両者にどれほどの差異があるかは不明だが、キアラが用いる術式は優秀でこそあるが極めて特異なものだということはうかがい知れる。
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*生まれ育った教団は、文明を一切拒絶する山深い土地に存在し、所謂「'''山育ち'''」である。<br />その証拠に、魔人となる前の時点でも、崩壊寸前とは言え神霊を元に造られ通常のサーヴァントより桁外れに強いパッションリップに対し'''素手でとどめを刺す'''というとんでもないことをしている。<br>またアンデルセンの特性上戦闘は彼女が行うしかないため、行く手を阻んだサーヴァントやエネミーは全て彼女が倒したということになる。<br>アンデルセンのサポートはあっただろうが、なんとも恐ろしい話である。…が、彼女が言うには「地上で身体を殺された」らしいので、'''そんな桁外れの戦闘能力を有する彼女を手にかけた何者かがリアル(現実世界)に存在しているという事になる'''。
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*生まれ育った教団は、文明を一切拒絶する山深い土地に存在し、所謂「'''山育ち'''」である。<br />その証拠に、魔人となる前の時点でも、崩壊寸前とは言え神霊を元に造られ通常のサーヴァントより桁外れに強いパッションリップに対し'''素手で止めを刺す'''というとんでもない事をしている。<br>またアンデルセンの特性上戦闘は彼女が行うしかないため、行く手を阻んだサーヴァントやエネミーは全て彼女が倒したということになる。<br>アンデルセンのサポートはあっただろうが、なんとも恐ろしい話である。…が、彼女が言うには「地上で身体を殺された」らしいので、'''そんな桁外れの戦闘能力を有する彼女を手にかけた何者かがリアル(現実世界)に存在しているという事になる'''。
**[[エミヤ〔オルタ〕]]のマトリクスには、キアラを追い詰めるために多数の信者を巻き添えにしたことでオルタ化したことが示唆されている。
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**[[エミヤ〔オルタ〕]]のマトリクスには、(この項目のキアラとは別の世界の同一人物だが)キアラを追い詰めるために多数の信者を巻き添えにしたことでオルタ化したことが示唆されている。
 
**「EXTRA material」の用語辞典では「戦闘能力は低い」などとネタバレ防止のようなことが記述されているが、正直言って最早笑えないギャグである。
 
**「EXTRA material」の用語辞典では「戦闘能力は低い」などとネタバレ防止のようなことが記述されているが、正直言って最早笑えないギャグである。
   207行目: 213行目:  
*[[主人公 (EXTRA)|主人公]]が夢見ていた予選での日々にて初めて姿を現す。しかしその時の名前があろうことか'''「[[藤村大河]]」'''であった。勿論本物の藤村大河ではなく、主人公もどことなく違和感を抱いていたわけだが、自己紹介をした時に一体どれほどのプレイヤーが「そこまでにしておけよ藤村」と心の中で呟いたことだろう。
 
*[[主人公 (EXTRA)|主人公]]が夢見ていた予選での日々にて初めて姿を現す。しかしその時の名前があろうことか'''「[[藤村大河]]」'''であった。勿論本物の藤村大河ではなく、主人公もどことなく違和感を抱いていたわけだが、自己紹介をした時に一体どれほどのプレイヤーが「そこまでにしておけよ藤村」と心の中で呟いたことだろう。
 
**ちなみに彼女と大河の身長体重はほぼ同じである(体重については確証はないが)。両者の身体を見比べてしまうと、やはり大河の「B90以上」という初期設定は仮の域を出ないものと思い知らされる。
 
**ちなみに彼女と大河の身長体重はほぼ同じである(体重については確証はないが)。両者の身体を見比べてしまうと、やはり大河の「B90以上」という初期設定は仮の域を出ないものと思い知らされる。
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**そして当然ながら彼女にそんな自覚はあるはずがないのだが、[[エミヤ〔オルタ〕|別世界での因縁]]からするとまさに「最低」としか言いようのない名乗りである。
 
*中盤、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]達は本選で月の裏側に引きずり込まれたことが発覚するが彼女は序盤、予選で黒い触手に引きずり込まれたと証言している、しかし予選では[[BB]]はまだ出現していないため嘘をついているという事になってしまう。おそらく主人公の夢見ていた予選を覗いていた、あるいは侵入していたと思われる。
 
*中盤、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]達は本選で月の裏側に引きずり込まれたことが発覚するが彼女は序盤、予選で黒い触手に引きずり込まれたと証言している、しかし予選では[[BB]]はまだ出現していないため嘘をついているという事になってしまう。おそらく主人公の夢見ていた予選を覗いていた、あるいは侵入していたと思われる。
 
*本来の予定は「自意識を開放して人間にした桜を陥落する」というものだったが、「保健室に数ヶ月も閉じこもった若い二人を応援したくなった」なんて理由であっさり予定を変更している。
 
*本来の予定は「自意識を開放して人間にした桜を陥落する」というものだったが、「保健室に数ヶ月も閉じこもった若い二人を応援したくなった」なんて理由であっさり予定を変更している。
221行目: 228行目:  
**ムーンセルにはより高次元から過去に干渉する能力もあるが、どのような事も出来る全能というわけでもないため限度があるようである。
 
**ムーンセルにはより高次元から過去に干渉する能力もあるが、どのような事も出来る全能というわけでもないため限度があるようである。
 
*名前の元ネタは、「空の境界とFate/stay nightの'''二大外道'''の名前を合わせたもの」とのこと。[[言峰綺礼|言峰'''キ'''レイ]]の「キ」と[[荒耶宗蓮|'''アラ'''ヤ宗蓮]]の「アラ」で「キアラ」であろう。
 
*名前の元ネタは、「空の境界とFate/stay nightの'''二大外道'''の名前を合わせたもの」とのこと。[[言峰綺礼|言峰'''キ'''レイ]]の「キ」と[[荒耶宗蓮|'''アラ'''ヤ宗蓮]]の「アラ」で「キアラ」であろう。
*『Fate/Grand Order』で、まさかの[[ビースト]]&[[アルターエゴ]]化。『CCC』の段階で'''人類全てを愛する'''と語っているので、人類愛=人類悪という命題が課せられたビーストの資格を得るのは、ある意味必然か。
+
*『Fate/Grand Order』で、まさかの[[ビーストⅢ/R|ビースト]]&[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|アルターエゴ]]化。『CCC』の段階で'''人類全てを愛する'''と語っているので、人類愛=人類悪という命題が課せられたビーストの資格を得るのは、ある意味必然か。
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*『[[月姫 -A piece of blue glass moon-]]』では、[[埋葬機関]]で「尼僧キアラ・キッショウイン」なる悪魔化した人物が第三位を務めているとのことだが、関連性は明言されていない。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
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;魔性菩薩
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:殺生院キアラを指した言葉、名称。
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:頭に生えた角は天魔のもの。即ち、この者が覚者の敵対者である事を示している<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』p.209"/>。
 +
:『快楽』を優先する自己愛の塊。その過程で他人の人生を利用・食い物にし、破滅させる人畜災害<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』p.209">「Fate/EXTRA用語辞典-魔性菩薩」『Fate/EXTRA material』p.209。</ref>。
 +
:殺生院キアラを知った人間は、先ず彼女の聖母の如き慈愛に触れ、魅了されたように入信。その後、彼女に愛されたいあまり、自己の欲望のみをひたすら追及し痴態を晒す。だが欲望は満たせば満たすほど薄くなっていき、薄くなった快楽をキアラは好まないため、信者たちは関心を持ってもらえなくなり、「もう愛して貰えない」という絶望から自殺して命を絶っていく<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』p.209"/>。
 +
:この様に被害者は体も資産も丸ごと食い物にされる。限りなく有罪なのだが、自殺した者たちが全員がキアラに感謝しているため、犯罪として立件できていない<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』p.209"/>。
 +
:無論、感謝というのは被害者たちの勘違い、もしくは自己欺瞞。信者たちもキアラが聖女ではなく、底なしの悪魔である事に薄々気が付いてはいたが、その魔性から抜け出せず、畜生道に落ちていくだけだった<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』p.209"/>。
 +
:方向性は違うが、女版の言峰とも言える。言峰は自分を悪と認め、その性を良しとした非人間。キアラは自分の行い全てを善と捉え、主張する物の怪<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』p.210">「Fate/EXTRA用語辞典-魔性菩薩」『Fate/EXTRA material』p.210。</ref>。
 +
:この物の怪は自分に何一つ嘘をつかず、しかし嘘塗れの言葉で周りを食い物にし、自分の為に消費する。その自我の絶対性、迷いのなさは常人から見れば悟りの境地。キアラに聖女と呼べる部分があるとすれば、それはこの一点とされる。
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;TYPE-MOON世界最強?
 
;TYPE-MOON世界最強?
 
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242行目: 260行目:  
*なぜ通常ルートで横から手を出さなかったのかは不明。ここが通常ルートで、彼女が第五章で死亡したとされる最大の根拠とされる。事件がほぼすべて彼女の筋書き通り進んでいたことから考えても彼女の狡猾さは明らかなのに、同時に描かれた極度の快楽主義思考のせいで彼女の真実を見通すことが非常に難しくなっている。<br>主人公がBBと戦い始めたため、BBが勝ってからムーンセルに接続しようと考えた可能性はある。あるいは自らの欲望から、BBの恋路の果てを見届けようとして機を逸したのかもしれない。なんにせよ現状真相は闇の中だが。
 
*なぜ通常ルートで横から手を出さなかったのかは不明。ここが通常ルートで、彼女が第五章で死亡したとされる最大の根拠とされる。事件がほぼすべて彼女の筋書き通り進んでいたことから考えても彼女の狡猾さは明らかなのに、同時に描かれた極度の快楽主義思考のせいで彼女の真実を見通すことが非常に難しくなっている。<br>主人公がBBと戦い始めたため、BBが勝ってからムーンセルに接続しようと考えた可能性はある。あるいは自らの欲望から、BBの恋路の果てを見届けようとして機を逸したのかもしれない。なんにせよ現状真相は闇の中だが。
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== 商品情報 ==
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== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
===注釈===
 
===注釈===
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== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場人物]]
 
*[[登場人物]]
* [[ウィザード]]
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*[[ウィザード]]
 
*[[魔術師]]
 
*[[魔術師]]
   264行目: 280行目:  
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:ちびちゅき!]]
 
[[Category:コハエース]]
 
[[Category:コハエース]]
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[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]]
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