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53 バイト追加 、 2014年8月31日 (日) 15:00
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: 200年前の大聖杯敷設儀式にも参加しており、英霊を使い魔にするサーヴァントシステムや[[令呪]]の考案者その人である。[[聖杯戦争]]をずっと見続けてきた人物で、第三次に行われたアインツベルンの「反則」の影響にもいち早く気付いていた。そのため第四次では様子見に徹するつもりであったが、雁夜の要求を受け参加を承諾。自身は一歩引いた位置から聖杯戦争を監視していた。
 
: 200年前の大聖杯敷設儀式にも参加しており、英霊を使い魔にするサーヴァントシステムや[[令呪]]の考案者その人である。[[聖杯戦争]]をずっと見続けてきた人物で、第三次に行われたアインツベルンの「反則」の影響にもいち早く気付いていた。そのため第四次では様子見に徹するつもりであったが、雁夜の要求を受け参加を承諾。自身は一歩引いた位置から聖杯戦争を監視していた。
 
: 第五次では桜をマスターとして[[ライダー]]を召喚させるも桜のやる気の無さから慎二にマスター権譲渡を許すなどあまり乗り気ではない。しかし桜が[[アヴェンジャー]]と繋がり黒い影が出没しだすと一転、自身も[[アサシン (第五次/真アサシン)|アサシン]]を変則召喚し聖杯戦争の裏側で暗躍する。
 
: 第五次では桜をマスターとして[[ライダー]]を召喚させるも桜のやる気の無さから慎二にマスター権譲渡を許すなどあまり乗り気ではない。しかし桜が[[アヴェンジャー]]と繋がり黒い影が出没しだすと一転、自身も[[アサシン (第五次/真アサシン)|アサシン]]を変則召喚し聖杯戦争の裏側で暗躍する。
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; 人物
 
; 人物
 
: 狡猾にして残忍、他者の苦しみを娯楽とする外道。自分の孫達にもほぼ例外なく嫌われているが、間桐の家系に執着心があり、なんだかんだいって臓硯本人は子孫たちに甘い面もある。
 
: 狡猾にして残忍、他者の苦しみを娯楽とする外道。自分の孫達にもほぼ例外なく嫌われているが、間桐の家系に執着心があり、なんだかんだいって臓硯本人は子孫たちに甘い面もある。
 
: 孫達には死なない妖怪のように振舞うが、実際は魂が年月の経過により腐ってしまい、かつては50年に一度取り替えれば良かった肉体を半年に一度変えねば腐りきって崩壊してしまうほど延命術も劣化し続けている。そのため聖杯に託そうとしている願いは「死にたくない」という不老不死であり、五次の真アサシンも永遠を望む意思への共通点から召喚された。
 
: 孫達には死なない妖怪のように振舞うが、実際は魂が年月の経過により腐ってしまい、かつては50年に一度取り替えれば良かった肉体を半年に一度変えねば腐りきって崩壊してしまうほど延命術も劣化し続けている。そのため聖杯に託そうとしている願いは「死にたくない」という不老不死であり、五次の真アサシンも永遠を望む意思への共通点から召喚された。
: 元々は「彼の代でマキリの血は魔術師としての限界に達した」ということに気付いてしまいそれに抗おうとし続けた魔術師。その果てに第三魔法「魂の物質化」により人類という種の進化による、この世全ての悪の廃絶という「理想」を願うようになる。自身では叶えられないことを察し、それでもなお延命してまで求めたのは、理想がいかに困難でも諦めない姿勢が後を継ぐ者を育て、また後世に遺すものだと信じたから。<br>しかし積年による魂の腐敗とその苦痛は遂に理想さえも忘れさせ、現在となっては何故そこまでして死ねないと思ったのかも忘れてしまい、外道に堕ちてしまった。
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: 元々は「彼の代でマキリの血は魔術師としての限界に達した」ということに気付いてしまいそれに抗おうとし続けた魔術師。その果てに第三魔法「魂の物質化」により人類という種の進化による、この世全ての悪の廃絶という「理想」を願うようになる。自身では叶えられないことを察し、それでもなお延命してまで求めたのは、理想がいかに困難でも諦めない姿勢が後を継ぐ者を育て、また後世に遺すものだと信じたから。
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:しかし積年による魂の腐敗とその苦痛は遂に理想さえも忘れさせ、現在となっては何故そこまでして死ねないと思ったのかも忘れてしまい、外道に堕ちてしまった。
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; 能力
 
; 能力
 
: マキリは[[使い魔]]に造詣深い家系であり、間桐は「吸収」の属性を持つとされるが、臓硯自身は蟲の使役に全ての魔力をつぎ込んでおり[[魔術]]を行使する場面は無い。
 
: マキリは[[使い魔]]に造詣深い家系であり、間桐は「吸収」の属性を持つとされるが、臓硯自身は蟲の使役に全ての魔力をつぎ込んでおり[[魔術]]を行使する場面は無い。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「儂はこう見えても鼻が利く。言峰綺礼、おぬしからは儂と同類の匂いがするぞ。雁夜という腐肉の旨味に釣られて這い寄ってきた蛆虫の匂いが、な」
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===Fate/stay night===
:命をすり減らし、もがき苦しみながら戦う雁夜の姿を嘲笑う臓硯。<br>わざわざ半生半死の雁夜を回復させ、令呪まで与え、教会での遠坂夫婦との遭遇までセッティングした綺礼。<br>お互いに雁夜の破滅に愉悦を感じている同類といえばまさしくその通りだったのだが、綺礼は受け入れ切れず、咄嗟に臓硯の頭を吹き飛ばしていた。
+
;「ははは、ははははは!
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; なんと救いようのない男よ、いまだ人並みの幸福とやらを求めているのか!
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; そのようなもの、おぬしには絶対に<ruby><rb>ない</rb><rt>・・</rt></ruby>、と理解したのではなかったか!」
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;「そう、お前には永遠にない。綺礼よ、ぬしは生まれながらの欠陥者にすぎん。
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; この世の道理に溶け込めぬまま、静観者であり続けるがよい……!」
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:HFルートにて。10年ぶりの言峰綺礼との対峙。
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:言峰は確かに10年の時を経て、己の本性に気付きそれを受け入れながら生きていたが、それでもまだ言峰の心の奥底に眠っていた密かな願望を暴き立て、それは永久に得ることが出来ないものであると断じた。
   −
;「クク、またいずれ見えようぞ、若造。次に会うときまでには、儂と五分に渡り合えるよう、己の本性を充分に肥え太らせておくがいい。クカカカカッ……」
+
;「――――だが無念よ。いや、あと一歩だったのだがなあ」
:言峰に頭を吹き飛ばされても余裕の笑みを浮かべる臓硯。雁夜の破滅を笑うそれこそが言峰綺礼という聖職者の本性なのだと断じ、その場を去る。
+
:HFルートにおける最後のセリフ。
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:外法に手を染めてまで生に固執した彼だったが、かつての志を思い出したことで500年の妄執を終わらせる道を選んだ。
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;「ははは、ははははは!<br> なんと救いようのない男よ、いまだ人並みの幸福とやらを求めているのか!<br> そのようなもの、おぬしには絶対に<ruby><rb>ない</rb><rt>・・</rt></ruby>、と理解したのではなかったか!」<br>「そう、お前には永遠にない。綺礼よ、ぬしは生まれながらの欠陥者にすぎん。<br> この世の道理に溶け込めぬまま、静観者であり続けるがよい……!」
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===Fate/Zero===
:HFルートにて。10年ぶりの言峰綺礼との対峙。<br>言峰は確かに10年の時を経て、己の本性に気付きそれを受け入れながら生きていたが、それでもまだ言峰の心の奥底に眠っていた密かな願望を暴き立て、それは永久に得ることが出来ないものであると断じた。
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;「儂はこう見えても鼻が利く。言峰綺礼、おぬしからは儂と同類の匂いがするぞ。
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; 雁夜という腐肉の旨味に釣られて這い寄ってきた蛆虫の匂いが、な」
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:命をすり減らし、もがき苦しみながら戦う雁夜の姿を嘲笑う臓硯。
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:わざわざ半生半死の雁夜を回復させ、令呪まで与え、教会での遠坂夫婦との遭遇までセッティングした綺礼。
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:お互いに雁夜の破滅に愉悦を感じている同類といえばまさしくその通りだったのだが、綺礼は受け入れ切れず、咄嗟に臓硯の頭を吹き飛ばしていた。
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;「――――だが無念よ。いや、あと一歩だったのだがなあ」
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;「クク、またいずれ見えようぞ、若造。
:HFルートにおける最後のセリフ。<br>外法に手を染めてまで生に固執した彼だったが、かつての志を思い出したことで500年の妄執を終わらせる道を選んだ。
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; 次に会うときまでには、儂と五分に渡り合えるよう、己の本性を充分に肥え太らせておくがいい。クカカカカッ……」
 +
:言峰に頭を吹き飛ばされても余裕の笑みを浮かべる臓硯。
 +
:雁夜の破滅を笑うそれこそが言峰綺礼という聖職者の本性なのだと断じ、その場を去る。
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===その他===
 
;「うむ。チェンジじゃ、桜」
 
;「うむ。チェンジじゃ、桜」
 
:トラぶる花札道中記にて。日頃の恨みを晴らすべく散々準備した孫娘に対してこの仕打ちである。
 
:トラぶる花札道中記にて。日頃の恨みを晴らすべく散々準備した孫娘に対してこの仕打ちである。
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:同上。温泉に漬かったことで、姿も心も若返った。これが長く生きることでああなってしまうのだから、世界は残酷である。
 
:同上。温泉に漬かったことで、姿も心も若返った。これが長く生きることでああなってしまうのだから、世界は残酷である。
   −
;「うちの慎二の同学年じゃったな!いつもすまぬ。ワシが会長だとて気にせず奴がバカをやったときは叩いてやってくれ」<br>「そして勉学に励めよ若人よ!学を修めれば人生の選択肢も豊かになろう!」
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;「うちの慎二の同学年じゃったな! 
:氷室の天地にて、冬木市有力者の集まる年末パーティで[[蒔寺楓|贔屓の呉服屋の娘]]と[[氷室鐘|市長の娘]]に対して。<br>本編での悪辣さを微塵も感じさせない人格者っぷりである。九割九分が建前であろうが、孫と若者に対する微かな愛を感じさせる。
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; いつもすまぬ。ワシが会長だとて気にせず奴がバカをやったときは叩いてやってくれ」
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;「そして勉学に励めよ若人よ! 学を修めれば人生の選択肢も豊かになろう!」
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:氷室の天地にて、冬木市有力者の集まる年末パーティで[[蒔寺楓|贔屓の呉服屋の娘]]と[[氷室鐘|市長の娘]]に対して。
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:本編での悪辣さを微塵も感じさせない人格者っぷりである。九割九分が建前であろうが、孫と若者に対する微かな愛を感じさせる。
    
== メモ ==
 
== メモ ==

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