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| | サーヴァント階位 = | | | サーヴァント階位 = |
| | 特技 = | | | 特技 = |
− | | 好きな物 = | + | | 好きな物 = 水銀 |
− | | 苦手な物 = | + | | 苦手な物 = 水銀 |
| | 天敵 = | | | 天敵 = |
| | デザイン = 東冬 | | | デザイン = 東冬 |
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| ;略歴 | | ;略歴 |
| + | :中国の異聞帯の皇帝として登場。 |
| + | :咸陽上空に浮遊している巨大な建造物の中に座しているものと思われていたが、実はその巨大な浮遊物体そのものが始皇帝である事が本人から明かされた。 |
| + | :クリプターである[[芥ヒナコ]]の事を完全には信用しておらず、カルデアの事を一概に敵として決めつけなかったどころか、自らの領土を分断する謎の嵐の壁を突破する手段になるシャドウ・ボーダーを持つカルデアの方が取引相手として価値が高いとし、当初はカルデア一行を客として迎え入れようとしていた。 |
| + | :しかしある時、[[荊軻]]が気まぐれに村人に教えた「唄」が始皇帝の耳に入った結果、平和の維持のために始皇帝が徹底的に禁止・排除していた「儒」であると判断し、態度を一変させカルデアを排除すべき敵として認識する。一度はシャドウ・ボーダーを奪い取るものの、諦めないカルデアのマスターに要所を攻略され、ついには咸陽にまで攻め入られ、配下の秦良玉も倒されてしまう。 |
| + | :そうして始皇帝の喉元にまでカルデアが迫った時、[[項羽]]を失った[[虞美人]]が怒りのままに空想樹の隠蔽を取り払って一体化しカルデアに襲い掛かる。自らが探し求めて保管していた扶桑樹が既に空想樹に浸食されていた事、空想樹を見てそれまで信用していなかった剪定事象の話を事実だと認識した始皇帝はカルデアより先に空想樹を倒すべき敵としてカルデアと一時共闘、空想樹の切除に成功する。 |
| + | :空想樹を切除した後も自身の治世が正しいという信念を曲げていなかった始皇帝は、汎人類史とどちらが生き残るべきなのかを賭けての決戦を挑む。 |
| ;人物 | | ;人物 |
| + | :自身ただ一人だけが「人」であるとし、国民の全ては「民ではあるが人ではない」という考えを持つ。 |
| + | :これは傲慢の類ではなく、価値観を持って争いあうものが「人」である以上、人が自身ただ一人だけであるならば争いの起こりようもない、という考えによるもの。同時に、ただ一人の「人」である以上、民の全てに責任をもち治世を崩すことなく永劫背負って立つ、それができる者のみが「人」を名乗るべし、という確固たる信念をも持ち合わせる。 |
| + | :後述の巨大な『聖躯』は能力拡張の結果でもあるが、「人前に滅多に姿を現さない施政者は姿を見られてしまうと威厳の失墜があるのではと恐れているからだ。自分はそのような事がないため、24時間365日の区別なく万民が姿を拝する事ができる」という考えに基づいた結果でもある。 |
| + | :絶対の支配者でありその言動は常に深慮と威厳に満ちたものではあるが、ところどころに妙にスラングじみた軽い言い回しが混ざる。サーヴァントとなった後も、他の「王」のサーヴァントと同じくマスターに対しても「自分が主でマスターが従」という態度で接するがその関係は結構フレンドリーであり、他の英霊からも気さくに話しかけられても多少面喰いはするが怒りはしない。 |
| ;能力 | | ;能力 |
| + | :咸陽上空に浮かんでいる『聖躯』は超巨大なスーパーコンピュータとでもいうべきものであり、民の全てを管理するに足る演算能力を持つ。構造自体は真空管などを用いた、汎人類史で言えば旧式のコンピュータに相当するものだが、その巨大さゆえに圧倒的な演算能力を実現している。 |
| + | :争いの種にしないために技術を全て自分自身のみに召し上げて独占している関係で、汎人類史と違って効率化や小型化を目指す必要性が全くなかったためにこのような形態になっているが、ともかく性能としては神に等しいものを誇る。 |
| + | :人型となってからは聖躯だった頃のような圧倒的な演算能力は失われているが、この人型躯体自体が人造の真人であり、人体が持ちうる究極の均整と能力を備えた到達点とも言える完成度を誇る。唯一絶対にして永遠不滅、繁殖の必要すらないので性別の概念も無い。 |
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| == ステータス == | | == ステータス == |
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| ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 |
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− | | [[ルーラー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B+ || B+ || B+ || B+ || B+ || B+ || 対魔力:B+<br />腹話術:EX || 書は焚すべし:A<br />儒は坑すべし:A<br />永世帝位:A || style="text-align:left"| | + | | [[ルーラー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || B+ || B+ || B+ || B+ || B+ || B+ || 対魔力:B+ || 書は焚すべし:A<br />儒は坑すべし:A<br />永世帝位:A || style="text-align:left"|ステータスは真人躯体のもの。 |
| |} | | |} |
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| :ただ独りの真人たる帝が、万民の奉仕を礎に万民を守護する法政の容。これを呪的な拘束力として世界そのものに強要する宝具。 | | :ただ独りの真人たる帝が、万民の奉仕を礎に万民を守護する法政の容。これを呪的な拘束力として世界そのものに強要する宝具。 |
| :ただし対象範囲は始皇帝が自らの領土領民と認識した範囲に限定されるため、厳密には対界宝具のカテゴリには嵌まらない。 | | :ただし対象範囲は始皇帝が自らの領土領民と認識した範囲に限定されるため、厳密には対界宝具のカテゴリには嵌まらない。 |
| + | :『Grand Order』では「自身に『無敵状態&ターゲット集中状態<ref group="注">1ターン</ref>』『攻撃力をアップ&クリティカル威力をアップ&スター集中度をアップ<ref group="注">3ターン、攻撃力アップはオーバーチャージで効果アップ</ref>』を付与」という効果のArts属性宝具。 |
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| ==真名:始皇帝== | | ==真名:始皇帝== |
| :始皇帝。中国を初めて武力統一し、「皇帝」と号した。 | | :始皇帝。中国を初めて武力統一し、「皇帝」と号した。 |
| + | :汎人類史の史実では、始皇帝は不老不死の研究の一環として水銀を含んだ薬を摂取し続け、結果として水銀中毒で命を落としており、秦という国家も永続せずに戦乱時代が始まっている。 |
| + | :しかしある平行世界の始皇帝は殷王朝の遺跡より仙人・太乙真人の作による人造人体の残骸を回収し、これを解析することで肉体を機械化する技術を獲得。これによりサイバネティクスという方向で不老不死を実現、結果として存命したまま、秦という国家を存続させただけに留まらず、世界に対して大幅に先駆けた技術的ブレイクスルーと仙術の融合技術をもって世界を圧倒し、中国のみならず世界を統一した。 |
| + | :世界統一を達成する過程において、それに足る能力を求めて自らの体躯を拡張し続けた結果、最終的には人とはおよそ呼べぬ姿へと成り果てており、その体躯は居城であった阿房宮をも呑み込み、咸陽上空に反重力で浮遊する巨体へとなる。その膨大な演算能力を持って全ての民を管理していた。 |
| + | :本来は、世界統一を達成し「平和だが進歩がない世界」を完成させた事で剪定され終わりを迎えてしまった世界ではあるが、剪定されず2018年まで続いた事になっている異聞帯では、『真人』である[[虞美人]]と接する機会を得、その身体を解析する事で得られたデータを元に、人型の真人としての体躯を完成させる。これは皇帝として秦の国を管理維持していく事においては不要、と言うよりも管理維持の中核を成していた膨大な演算能力は『聖躯』と称する巨大な機械体躯にこそあったものだが、異聞帯を訪れたカルデアのマスターと本当の意味で決着をつけるため、あえて巨大な聖躯を捨てて人型となり地上に降り立った。 |
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| ==Fateシリーズ== | | ==Fateシリーズ== |
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| ==人間関係== | | ==人間関係== |
| ===Fate/Grand Order=== | | ===Fate/Grand Order=== |
| + | ;[[主人公 (Grand Order)]] |
| + | :自身の治世を脅かしにきた外敵であり、雌雄を決する相手として認めた「汎人類史の代表」であり、「自身の治世にはなく汎人類史にはある美徳」の最たるものだと認める人物。 |
| + | :サーヴァントになってからは、最初は「汎人類史の行く末を見届けるために来ただけで、見過ごせない破綻があれば即座に自分が再度覇を唱えるつもりだ」と公言していたが、主人公という人物を強く認めるに従って、どのような結末に至ろうとも主人公と共に最後まで見届けると宣言する。 |
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| ==名台詞== | | ==名台詞== |