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1,227 バイト除去 、 2014年10月13日 (月) 16:19
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:ちなみにキャスター陣営の凶行に一切の手加減がない漫画版では、凛の救援も届かず、コトネはより無残な殺され方をしてしまっている。
 
:ちなみにキャスター陣営の凶行に一切の手加減がない漫画版では、凛の救援も届かず、コトネはより無残な殺され方をしてしまっている。
 
;原作『Fate/stay night』との相違点
 
;原作『Fate/stay night』との相違点
:過去編ではあるが、『Fate/stay night』内で語られた第四次聖杯戦争の内容との齟齬が多く見られる。例えば、『stay night』ではギルガメッシュが言峰を召喚者と呼んでいるシーンがあるが、『Zero』でのギルガメッシュの召喚者は時臣である(ただし『stay night』で言峰は「第四次聖杯戦争で真っ先にサーヴァントを失い教会に保護された」と語っているため、少なくとも単純に召喚してずっと主従関係が続いていた、とは考え難いが)。また、『stay night』では保護されに来た慎二に対して「我が教会始まって以来の使用者」と語っているシーンもある。
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:言峰とギルガメッシュの契約(『stay night』ではギルガメッシュが言峰を召喚者と呼んでいるシーンがある。ただし『stay night』で言峰は四次聖杯戦争で真っ先にサーヴァントを失い教会に保護された、と語っているため両者の言動に嘘や間違いは一切無いと仮定すれば少なくとも単純に召喚してずっと主従関係が続いていた、とは考え難い)や、保護されに来た慎二に対して「我が教会始まって以来の使用者」とも語っているなど、『Fate/stay night』内で語られた第四次聖杯戦争の内容との齟齬が多く見られ、旧来のファンからは反発される要素も多い。
:さらに、『Zero』を踏まえた上で『stay night』を見ると、意味合いや印象が大きく変わってしまう物事も多い。例えば言峰から凛に渡されたアゾット剣は『stay night』だけならば『昔の些細な気紛れが命を落とすきっかけとなる皮肉』だが、『Zero』を踏まえると『昔の悪意が自らに帰る因果応報』になってしまい、最期の台詞と噛み合わない。
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:一応、アイリスフィールが冬木市で死んだことやセイバーがイリヤと面識がない点など、いくつかの矛盾は『Fate/hollow ataraxia』内でフォローが図られているが、全てをフォローし切れてはいない。
:そういった点から、少なくない旧来のファンから強い反発を受けている。特に主役ペアである切嗣とセイバーの性格・関係については、批判が非常に多い。逆に、アニメで『Zero』だけに触れ、『stay night』を見ずに批判する初心者も少なからず見受けられる。もちろん、『Zero』と『stay night』の双方を好きな人も多いが。
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:一応、アイリスフィールが冬木市で死んだことやセイバーがイリヤと面識がない点など、いくつかの矛盾は『Fate/hollow ataraxia』内でフォローが図られているが、全てをフォローし切れてはいない(と言うか余計に無理が出てきている)。
   
:ただ、公式ファンブックにおいて「私、なんか性格違うような……」とセイバー自身が語っているように、公式的にもこの矛盾は承知している様子。過去編扱いにはなっているが、『EXTRA』や『Apocrypha』同様に外伝の一つとして「平行世界の出来事」と考えるのが良いだろう。
 
:ただ、公式ファンブックにおいて「私、なんか性格違うような……」とセイバー自身が語っているように、公式的にもこの矛盾は承知している様子。過去編扱いにはなっているが、『EXTRA』や『Apocrypha』同様に外伝の一つとして「平行世界の出来事」と考えるのが良いだろう。
:まあそもそも、奈須きのこ氏本人が手がけた話や正当な続編であっても、設定の後付・改変は少なくない。特にキャラクターの性格に関しては、正統続編であっても大きく変化する事がある(『MELTY BLOOD』シリーズで特に顕著)。『Zero』固有の問題と言うより、TYPE-MOON自体の性質(あるいは悪癖)と言うべきかもしれない。
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:まあそもそも、奈須きのこ氏本人が手がけた話や正当な続編であっても、設定の後付改変は少なくない訳で……
 
;某特撮番組との関連性
 
;某特撮番組との関連性
 
:執筆した虚淵氏は2002年に放送された特撮ドラマ『仮面ライダー龍騎』のファンと公言しており、『Fate/Zero』にはこの作品のオマージュが複数見られる。虚淵氏本人も[[キャスター (第四次)]]と[[雨生龍之介]]は『仮面ライダー龍騎』のあるキャラクターがモチーフ、埠頭での戦闘も番組内のロケ地であることを公表している。それ以外でも[[セイバー]]がバイクに騎乗するシーン、[[ランサー (第四次)]]と最後に戦った廃拠もモチーフだと言われている(後者は完全に一致している)。
 
:執筆した虚淵氏は2002年に放送された特撮ドラマ『仮面ライダー龍騎』のファンと公言しており、『Fate/Zero』にはこの作品のオマージュが複数見られる。虚淵氏本人も[[キャスター (第四次)]]と[[雨生龍之介]]は『仮面ライダー龍騎』のあるキャラクターがモチーフ、埠頭での戦闘も番組内のロケ地であることを公表している。それ以外でも[[セイバー]]がバイクに騎乗するシーン、[[ランサー (第四次)]]と最後に戦った廃拠もモチーフだと言われている(後者は完全に一致している)。
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:そして2013年10月より、虚淵氏は遂に新作仮面ライダーの脚本家に抜擢されてしまう。この作品内で『主人公(仮面ライダー)が多種多様な武器を一度に空中に召喚し、一斉に射出する』という、どう見てもギルガメッシュの『王の財宝』を思わせる衝撃のシーンが放送され、虚淵ファンは開いた口が塞がらなくなったとか。
 
:そして2013年10月より、虚淵氏は遂に新作仮面ライダーの脚本家に抜擢されてしまう。この作品内で『主人公(仮面ライダー)が多種多様な武器を一度に空中に召喚し、一斉に射出する』という、どう見てもギルガメッシュの『王の財宝』を思わせる衝撃のシーンが放送され、虚淵ファンは開いた口が塞がらなくなったとか。
 
:また、虚淵氏が脚本を担当した2001年発売の18禁ゲーム『吸血殲鬼ヴェドゴニア』は、いわゆる吸血鬼ものでありながら仮面ライダーの要素も取り入れられている異色作である。本作の発表当時、[[月姫]]の完成を目前に控えていた奈須きのこ氏は大きな衝撃を受けたらしく、ゲーム誌で第一報を見た時の反応は「なんなの、ねえコレなんなの!?」だったそうな。小説版[[Fate/Apocrypha]]の東出祐一郎氏は、鋼屋ジン氏(現ニトロプラス)らと共に本作と月姫等をクロスオーバーさせた二次創作小説を執筆しているなど、TYPE-MOONとの縁はそれなりに深い。
 
:また、虚淵氏が脚本を担当した2001年発売の18禁ゲーム『吸血殲鬼ヴェドゴニア』は、いわゆる吸血鬼ものでありながら仮面ライダーの要素も取り入れられている異色作である。本作の発表当時、[[月姫]]の完成を目前に控えていた奈須きのこ氏は大きな衝撃を受けたらしく、ゲーム誌で第一報を見た時の反応は「なんなの、ねえコレなんなの!?」だったそうな。小説版[[Fate/Apocrypha]]の東出祐一郎氏は、鋼屋ジン氏(現ニトロプラス)らと共に本作と月姫等をクロスオーバーさせた二次創作小説を執筆しているなど、TYPE-MOONとの縁はそれなりに深い。
   
==書誌情報==
 
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単行本(ソフトウェア流通)<br>
 
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