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| ;略歴 | | ;略歴 |
| ;人物 | | ;人物 |
− | :大人しい優等生タイプ。育ちが良く、分別がある。物静か。 | + | :大人しい優等生タイプ。物静かで育ちが良く、分別がある。 |
− | :読書大好き。歌と恋の優雅できらきらとした物語を綴るのも好き。几帳面で、日記も書く(日記は割と現実的)。
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| :普段は「落ち着いた物腰の図書館の司書」ムーブをしているものの、こと物語、こと本、こと想いの話になると饒舌にポエムを語り始める。 | | :普段は「落ち着いた物腰の図書館の司書」ムーブをしているものの、こと物語、こと本、こと想いの話になると饒舌にポエムを語り始める。 |
| + | :読書好きで、歌と恋の優雅できらきらとした物語を綴るのも好き。几帳面で日記も書く(日記は割と現実的)。 |
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| :好きな物語は『竹取物語』『伊勢物語』。紫式部は「『竹取物語』からはキャラクター造形の影響を受け、『伊勢物語』からは表現、構想、人物などに多大な影響を受けている」とされる。 | | :好きな物語は『竹取物語』『伊勢物語』。紫式部は「『竹取物語』からはキャラクター造形の影響を受け、『伊勢物語』からは表現、構想、人物などに多大な影響を受けている」とされる。 |
− | :他に白楽天の白氏文集や『史記』から様々な影響を受け、『源氏物語』で光源氏が女性を口説く会話には唐代の伝奇物語『游仙窟』からの影響を受けているという。 | + | :他にも白楽天の白氏文集や『史記』から様々な影響を受け、『源氏物語』で光源氏が女性を口説く会話には唐代の伝奇物語『游仙窟』からの影響を受けているという。 |
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| :歌人としては『古今集』『後撰集』『拾遺集』の三代集が好きで、生前から多くの歌集に親しんでいた。 | | :歌人としては『古今集』『後撰集』『拾遺集』の三代集が好きで、生前から多くの歌集に親しんでいた。 |
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| ;能力 | | ;能力 |
| :物理書籍、紙の本、さまざまな本を揃えた「図書館」の司書として振る舞っている。 | | :物理書籍、紙の本、さまざまな本を揃えた「図書館」の司書として振る舞っている。 |
− | :具体的には、己が魔術(呪術)によって、電子情報で記録されている書籍類を「紙の本」へと変換し、地下深くにひっそりと図書館を構築。 | + | :具体的には、己が魔術(呪術)によって、電子情報で記録されている書籍類を「紙の本」へと変換し、地下深くにひっそりと図書館を構築。ただ一人の管理者・司書・女主人として、暗く冷ややかな書の園を守る。 |
− | :ただ一人の管理者、司書、女主人として、暗く冷ややかな書の園を守る。頼めば、日記や手紙の書き方なども指南してくれるらしい。 | + | :頼めば、日記や手紙の書き方なども指南してくれるらしい。 |
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− | :相手を一目見ただけで、その人に似合う本を見つけてくる。 | + | :相手を一目見ただけで、その人に似合う本を見つけてくる。内容は恋愛劇や復讐劇など「想い」にまつわる本が比較的多い模様。 |
− | :内容は恋愛劇や復讐劇など「想い」にまつわる本が比較的多い模様。理由は無論、彼女が「想いを綴る」英霊であるからだ。 | + | :理由は無論、彼女が「想いを綴る英霊」であるからだ。 |
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| == ステータス == | | == ステータス == |
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| ; 源氏物語・葵・物の怪(げんじものがたり・あおい・もののけ) | | ; 源氏物語・葵・物の怪(げんじものがたり・あおい・もののけ) |
| : ランク:C<br />種別:詩歌宝具<br />レンジ:1~20<br />最大捕捉:50人 | | : ランク:C<br />種別:詩歌宝具<br />レンジ:1~20<br />最大捕捉:50人 |
| + | :''「限りあれば 薄墨衣 浅けれど 涙ぞ袖を 淵となしける」'' |
| :真名解放と共に詠まれた歌がある種の呪詛として働き、対象の滅びを招く。 | | :真名解放と共に詠まれた歌がある種の呪詛として働き、対象の滅びを招く。 |
− | :対象にダメージ及び弱体効果を与える。
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− | :「限りあれば 薄墨衣 浅けれど 涙ぞ袖を 淵となしける」
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| :『源氏物語』第九帖『葵』に記載された和歌。 | | :『源氏物語』第九帖『葵』に記載された和歌。 |
− | :息子・夕霧を産んだばかりの妻・葵の上が逝去した折に源氏(光源氏)が詠んだ、後悔の和歌。葵の上の死因は、源氏の愛人であった六条御息所の怨みによるものであり、すなわち一種の呪殺である。 | + | :息子・夕霧を産んだばかりの妻・葵の上が逝去した折に光源氏が詠んだ、後悔の和歌。 |
− | ───怨みと呪殺に紐付いた哀しみの歌を詠むことで、キャスター・紫式部は対象の運命を悼む。
| + | :葵の上の死因は、源氏の愛人であった六条御息所の怨みによるものであり、すなわち一種の呪殺である。 |
| + | :怨みと呪殺に紐付いた哀しみの歌を詠むことで、紫式部は対象の運命を悼む。 |
| :なお、葵の上の死にまつわる一連の逸話は能の演目『葵上』の原典となっている。 | | :なお、葵の上の死にまつわる一連の逸話は能の演目『葵上』の原典となっている。 |
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| == 真名:紫式部 == | | == 真名:紫式部 == |
− | :紫式部。漢学者にして歌人であった藤原為時の娘として生まれる。 | + | :紫式部。漢学者にして歌人であった藤原為時の娘として生まれた平安期の作家・歌人。 |
| + | 『源氏物語』『紫式部集』『紫式部日記』などを著し、『後拾遺和歌集』以下の勅撰集では数十首の歌が採用されている。 |
| + | :また、紫式部の本名は不明であり「藤原香子」とする説もあるが、真相は定かではない(【注釈】『Grand Order』では「藤原香子」説を採用している。)。 |
| + | |
| :父方は著名な文化人の家系(父方の曽祖父・藤原兼輔は歌人として活躍したのみならず、伝記『聖徳太子伝暦』上下巻などの著作のある文化人であり「堤中納言」の異名で知られた)であり、彼女も書や文に親しんで育ったと予想される。 | | :父方は著名な文化人の家系(父方の曽祖父・藤原兼輔は歌人として活躍したのみならず、伝記『聖徳太子伝暦』上下巻などの著作のある文化人であり「堤中納言」の異名で知られた)であり、彼女も書や文に親しんで育ったと予想される。 |
| :20代で山城守右衛門佐の藤原宣孝と結婚し一子をもうけるも、年齢が相当に上であった夫・宣孝は結婚の三年後に逝去。 | | :20代で山城守右衛門佐の藤原宣孝と結婚し一子をもうけるも、年齢が相当に上であった夫・宣孝は結婚の三年後に逝去。 |
| :若き未亡人となった紫式部は、その年の秋から物語を綴り始めた。すなわちは―――全五十四巻から成る大著『源氏物語』である。 | | :若き未亡人となった紫式部は、その年の秋から物語を綴り始めた。すなわちは―――全五十四巻から成る大著『源氏物語』である。 |
− | :紫式部の本名は不明であり「藤原香子」とする説もあるが、真相は定かではない。
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| ==メモ== | | ==メモ== |
− | | + | *紫式部の宝具演出で描かれる筆文字は書道家・蒼喬氏が担当している(出典:https://twitter.com/sokyo1226/status/1093013736187523072)。 |
| + | **これ以前にも蒼喬氏は『屍山血河舞台 下総国』で[[英霊剣豪]]及び[[佐々木小次郎]]と対峙した時に表示される筆文字、[[秦良玉]]・[[李書文〔アサシン〕]]の宝具演出の筆文字も担当している(出典:https://twitter.com/sokyo1226/status/1093178434514079744)。 |
| ==話題まとめ== | | ==話題まとめ== |
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