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| | 別名 = | | | 別名 = |
| | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] | | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] |
− | | 声優 = | + | | 声優 = 野島健児 |
| | 演者 = | | | 演者 = |
| | 身長 = | | | 身長 = |
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| ==概要== | | ==概要== |
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− | [[魔術|魔術師]]の名門アニムスフィア家の前当主であり、[[人理継続保障機関フィニス・カルデア]]の初代所長。 | + | [[魔術|魔術師]]の名門[[アニムスフィア家]]の前当主であり、[[人理継続保障機関フィニス・カルデア]]の初代所長。[[時計塔]]の十二の学科の一つ[[天体科]]の前ロードでもある。 |
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| ;略歴 | | ;略歴 |
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| :理由は不明だがその時点で彼に残された活動時間は十年しかなかったらしく、その期間の間にライバルである他のロード達に悟られないようにカルデアスを起動出来るほどの莫大な資金を手にするため、[[ソロモン]]の指輪を用いて聖杯戦争に挑んだ。 | | :理由は不明だがその時点で彼に残された活動時間は十年しかなかったらしく、その期間の間にライバルである他のロード達に悟られないようにカルデアスを起動出来るほどの莫大な資金を手にするため、[[ソロモン]]の指輪を用いて聖杯戦争に挑んだ。 |
| :そしてソロモンとともに他のマスターである六人の魔術師を殺して万能の願望機である聖杯を手にした彼は聖杯にカルデアス起動のための『巨万の富』を願ってカルデアスの起動に必要な資金を確保、その後彼は魔術師として大成し、ただの天文台でしかなかったカルデアを研究施設さながらの設備を有するものへと発展させた。 | | :そしてソロモンとともに他のマスターである六人の魔術師を殺して万能の願望機である聖杯を手にした彼は聖杯にカルデアス起動のための『巨万の富』を願ってカルデアスの起動に必要な資金を確保、その後彼は魔術師として大成し、ただの天文台でしかなかったカルデアを研究施設さながらの設備を有するものへと発展させた。 |
− | :2011年頃に亡くなっており、その状況から自殺と認定されているが、その実情や背景は未だに不明。ただ、[[ロマニ・アーキマン]]の口ぶりによるとその死の一年前にあった[[デミ・サーヴァント]]融合実験の頓挫が何らかの関連を持っていると考えることもできる。 | + | :2011年、所長室へ呼び出した[[デイビット・ゼム・ヴォイド|何者か]]に「カルデアスを止めろ」と拳銃で脅されたが、自分の命よりも人理の保証を優先して拳銃自殺。その実情や背景は未だに不明。ただ、[[ロマニ・アーキマン]]の口ぶりによるとその死の一年前にあった[[デミ・サーヴァント]]融合実験の頓挫が何らかの関連を持っていると考えることもできる。 |
− | :『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』世界でも同じく冬木の聖杯戦争への参加を検討したようだが、「冬木の大聖杯は使い物にならない」として断念している。 | + | :『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』世界でも同じく冬木の聖杯戦争への参加を検討したようだが、「冬木の大聖杯は[[アンリマユ|使い物にならない]]」として断念している。 |
| ;人物 | | ;人物 |
| :ホームズによると、資料から読み取れる彼の性質は“良識”であり、人並みの欲があり、人並みの妬みを持ち、人並みの幸福を愛する人間。オルガマリーによると、自分を愛してなかったわけではないが、それ以上に研究中心の人であったという。 | | :ホームズによると、資料から読み取れる彼の性質は“良識”であり、人並みの欲があり、人並みの妬みを持ち、人並みの幸福を愛する人間。オルガマリーによると、自分を愛してなかったわけではないが、それ以上に研究中心の人であったという。 |
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| :[[キャスター]]としては間違いなく最強クラスであるソロモンと契約、更に他の六組を皆殺しにするという「正攻法」で聖杯戦争を制していることに加え、カルデアスを初めとした様々な機器の開発・実装など、戦闘力を含め魔術師としては卓越した物があったと思われる。また上述の通り「stay night」世界においては冬木の聖杯の異常も見抜いており、洞察力も非常に高い。 | | :[[キャスター]]としては間違いなく最強クラスであるソロモンと契約、更に他の六組を皆殺しにするという「正攻法」で聖杯戦争を制していることに加え、カルデアスを初めとした様々な機器の開発・実装など、戦闘力を含め魔術師としては卓越した物があったと思われる。また上述の通り「stay night」世界においては冬木の聖杯の異常も見抜いており、洞察力も非常に高い。 |
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− | == 登場作品と役柄 == | + | ==登場作品と役柄 == |
− | === Fateシリーズ === | + | ===Fateシリーズ=== |
| ;[[Fate/Grand Order]] | | ;[[Fate/Grand Order]] |
| :既に故人として登場。 | | :既に故人として登場。 |
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| ;[[オルガマリー・アニムスフィア]] | | ;[[オルガマリー・アニムスフィア]] |
| :娘。マリスビリーが行っていた非人道的なデミ・サーヴァント実験を知ったことは彼女の心に大きな影を落としてしまった。 | | :娘。マリスビリーが行っていた非人道的なデミ・サーヴァント実験を知ったことは彼女の心に大きな影を落としてしまった。 |
| + | :家族としてはあまり関心はなかったようで、カルデア設立が頓挫した世界では彼女について殆ど構わなくなってしまっていた。 |
| ;[[キリシュタリア・ヴォーダイム]] | | ;[[キリシュタリア・ヴォーダイム]] |
| :一番弟子。「オルガマリーよりもロードらしい」と言われる程の傑物で、彼自身もマリスビリーの理想に共感している。 | | :一番弟子。「オルガマリーよりもロードらしい」と言われる程の傑物で、彼自身もマリスビリーの理想に共感している。 |
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| :「芥ヒナコ」の偽名と経歴も彼が与えたものであり、カルデアでの定期検診も直接行っていた(そしてデータを改竄していた)模様。 | | :「芥ヒナコ」の偽名と経歴も彼が与えたものであり、カルデアでの定期検診も直接行っていた(そしてデータを改竄していた)模様。 |
| ;[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]] | | ;[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]] |
− | :フリーの魔術師だった彼のことを理由は不明だがスカウトしたとのこと。 | + | :フリーの魔術師だった彼のことを、高いサバイバル能力を買ってスカウトした。 |
| + | ;[[デイビット・ゼム・ヴォイド]] |
| + | :その能力を高く買っており、自身の目的を打ち明けた。 |
| + | :結果的に彼に反目されて銃を突きつけられるが、自身の目的を優先してそのまま自分で命を絶った。 |
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| ===ロード・エルメロイⅡ世の事件簿=== | | ===ロード・エルメロイⅡ世の事件簿=== |
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| :冬木の聖杯戦争の調査を依頼した魔術師。彼から得た情報によってマリスビリーは自身の目的には冬木の聖杯は役に立たないと判断した。 | | :冬木の聖杯戦争の調査を依頼した魔術師。彼から得た情報によってマリスビリーは自身の目的には冬木の聖杯は役に立たないと判断した。 |
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− | ==名台詞== | + | ;オルガマリー・アースミレイト・アニムスフィア |
| + | :上記のオルガマリーの別の歴史での姿。 |
| + | :こちらではまともな聖杯を手に入れる目がなくなってカルデアを作れなくなったためか、ほとんどネグレクト状態であり、別の意味で影を落としている。 |
| + | |
| + | ==名台詞== |
| + | ;'''「飲めるのなら、別に水だって構わないさ。」''' |
| + | :アニメの「Episode 0 Initium Iter」で紅茶を飲んでいたマリスビリーに対し、ロマニが彼に紅茶の好みを聞いた時の返答。乾きを癒すためなら、紅茶ではなく水でも良い。目的のためなら、そこに至るまでの手段がどのようなものであろうと関係ないという彼の人格が現れている。 |
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| ==メモ== | | ==メモ== |
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| **さらに、開始前の触れ込み通りに「願望器を手にして望みを叶える」事に成功した貴重なマスターでもある。 | | **さらに、開始前の触れ込み通りに「願望器を手にして望みを叶える」事に成功した貴重なマスターでもある。 |
| *「活動時間」という表現から、[[マシュ・キリエライト]]同様のデザインベビーではないかと言われている。 | | *「活動時間」という表現から、[[マシュ・キリエライト]]同様のデザインベビーではないかと言われている。 |
| + | *「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- Episode 0」にてビジュアルが初公開される。オルガマリーの父親というより兄と言った方が相応しいほど若々しい姿が視聴者を驚かせた。 |
| + | **が、個人名がはっきりしているキャラクターにも関わらず劇中誰も名前も愛称も呼ばない、エンドクレジットにおける役名が何故か「マリスビリー・アニムスフィア」ではなく「'''カルデア前所長'''」、冬木の聖杯戦争終結時の回想シーンにおいて何故か台詞が口パクと字幕のみで表現され無音声である(最後の一言のみ音声付きだが、今度は逆に画面が暗転している)等、「'''冬木の聖杯戦争当時のマリスビリーとカルデアで殺害されたと思しい前所長は別の人間である'''」とも取れる意味深な描写がいくつか散見される。 |
| + | ***ただし、同episode 11においての6章のホームズ回想時に肖像画らしきものとともにマリスビリーの名前が出てきたため、少なくとも今の所は同一人物と思っても差し支えはないようだ。 |
| + | *誤解されがちだが、上記のようにマリスビリーの綴りは「Marisbury」であり、悪意を意味する「マリス」(malice)とは関係はない。 |
| + | *上記のように人類愛そのものはあるようだが彼の想定している「人理保障」は相当な厄ネタのようで、デイビッドは彼のそれを評して'''「それが為されたら地球人類はこの138億光年の中で最も恥ずべき存在になる」'''有り体に言えば'''「宇宙の恥」'''と断言した。 |
| + | **なお、すでに登場している中には「[[ビーストⅢ/R|地球そのものの性感帯となって人類全てを自分の欲望のために昇華する]]」をやらかそうとした輩もいるが、それでも'''「地球の恥」'''止まりであり、「それ以上になるとか一体どんな悍ましい事をやろうとしているのか」と一部のプレイヤーは戦々恐々としているとか。 |
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− | == 脚注 == | + | ==脚注== |
| ===注釈=== | | ===注釈=== |
− | <references group = "注"/> | + | <references group="注" /> |
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| ===出典=== | | ===出典=== |
− | <references group = "出"/> | + | <references group="出" /> |
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− | == リンク == | + | ==リンク== |
| *[[登場人物]] | | *[[登場人物]] |
| *[[魔術師]] | | *[[魔術師]] |