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255 バイト除去 、 2013年7月25日 (木) 19:56
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== メモ ==
 
== メモ ==
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*サーヴァントは実体化する術を持つ霊体ではあるが、[[魔法|第三魔法]]である「魂の物質化」とは別の現象である。サーヴァントはあくまで「降霊」によって呼び出されるものであり、寄り代がなければ現世には留まれない。<br />魂単体で存在できるようになる「魂の物質化」と比べれば不完全なものである(ただし、サーヴァント降霊のためのシステムの基盤には、第三魔法の一部を用いているとされる)。
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*サーヴァントは召喚された時、生前の記憶の他に聖杯からその時代・地域の基本的知識や言語能力などを与えられている。
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*パラメータが戦闘力の物差しとして考えられがちだが、基本的にパラメータはそのサーヴァントの本調子の状態に過ぎない。絶対不動の存在である宝具の威力でさえ、持ち主の魔力供給の程度で切れ味が変動してしまう。マスターがコンスタントに魔力供給を行えるか否かが戦闘の情勢に大きく影響を及ぼす。現に、魔力供給が完全に断絶したとはいえ、僅か半日程度のうちに[[アーチャー]]は本来の1割程度の力しか発揮できなくなった。
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*マスターとサーヴァントの間では契約・魔力供給のパスが通っていることもあり、互いの過去を夢という形で見る事がある。
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**描写された限りでは、第四次ではケイネスがランサーの、ウェイバーがライダーの過去を。第五次では遠坂凛がアーチャーの、衛宮士郎がセイバーの過去を垣間見ている。また、セイバーも士郎の過去を夢を通して見ている。『Apocrypha』においては、[[六導玲霞]]がアサシンの過去を夢を通して見ている。
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*『[[Fate/EXTRA CCC]]』において、神話上の神や女神はハイ・サーヴァントと呼ばれる存在であることが判明した。ハイ・サーヴァントそのものは登場していないが、それらの情報を利用して創造された英霊複合体である[[パッションリップ]]や[[メルトリリス]]が登場している。
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**[[セイヴァー]]も分類的にはハイ・サーヴァントではないかと推測されている。確証たる情報がないため憶測の域を出ないが、ガウェインを含むトーナメントで戦ったサーヴァント達とは格が違うとされる力を有すると[[キャスター (EXTRA・青)]]が評していることから、可能性はある。
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**ただし、ハイ・サーヴァントにし得るのは神霊を顕現させるだけの能力を持った「ムーンセル」に限った話。<br />「[[Fate/stay night]]」作中でも、「地上で神霊レベルの奇跡を起こせる生物が居たとすれば、そいつにとって聖杯など不要」と指摘される程の次元の外れた所業であり、地上ではサーヴァントとして従えるのは無論のこと、降霊させることすら論外である。
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**極端な例を挙げれば、聖杯伝説の大本であるイエス・キリストを降霊できるのであればそもそも聖杯戦争の意義が根底から覆されるようなものである。
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===触媒について===
 
*stay nightでは[[アーチャー]]が「触媒無しでの召喚など有り得ん」と言っているが、後のZeroやApocryphaでは、龍之介のような実例が現れたり触媒無しの召喚に対するメリットとデメリットの言及が為されたりしている。これが彼の認識違いによるものなのか、SNからの設定変更によるものなのかは不明。
 
*stay nightでは[[アーチャー]]が「触媒無しでの召喚など有り得ん」と言っているが、後のZeroやApocryphaでは、龍之介のような実例が現れたり触媒無しの召喚に対するメリットとデメリットの言及が為されたりしている。これが彼の認識違いによるものなのか、SNからの設定変更によるものなのかは不明。
*サーヴァントは実体化する術を持つ霊体ではあるが、第三[[魔法]]である「魂の物質化」とは別の現象である。サーヴァントはあくまで「降霊」によって呼び出されるものであり、寄り代がなければ現世には留まれない。<br />魂単体で存在できるようになる「魂の物質化」と比べれば不完全なものである(ただし、サーヴァント降霊のためのシステムの基盤には、第三魔法の一部を用いているとされる)。
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*英霊の召喚には基本的に強い繋がりを持つ触媒が必要だが、下手に繋がりが強いと切嗣とセイバーのようにマスターと相性の悪いサーヴァントも呼べてしまう。<br />一方、触媒の繋がりが薄い(無い)と凛とアーチャー、龍之介とキャスターのように相性の良いサーヴァントが呼ばれる事が多い。そのため、ファンの間では「触媒が無い方がいいのでは?」とまことしやかに囁かれる事があった。<br />
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*事実、『Apocrypha』でも、触媒無しや繋がりの薄い触媒での召喚について「サーヴァントの信頼関係を築きやすい」とそのメリットを言われている。<br />だがその一方、「一歩間違えれば、性質が似ているが故の嫌悪や不信感が表れる危険性がある」とも言及されており、「触媒無しの召喚は一か八かのギャンブル」として語られている。<br />また、相性ばかり重視されて弱いサーヴァントが呼ばれる可能性もあるため、その点でもギャンブルである。
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**余談だが、この分析を行なっている[[獅子劫界離]]が触媒として使用したのは円卓の欠片。「どの円卓の騎士が呼ばれても英霊としては超一流」、「その超一流の選択肢の中から、自らと相性の良いサーヴァントが自動的に現れる」という事で、かなりベストに近い選択ではないだろうか。
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===真名について===
 
*真名がバレる事は逸話に基づく弱点が看破される事になるので、可能な限り隠そうとするもの、とされている。だが、第四次・第五次のサーヴァントで真名の露見が直接的でわかりやすい弱点の露見になった者はほとんど居なかったりする。それどころか、いずれの戦いでも真名を堂々と名乗った英霊が現われている有様である。
 
*真名がバレる事は逸話に基づく弱点が看破される事になるので、可能な限り隠そうとするもの、とされている。だが、第四次・第五次のサーヴァントで真名の露見が直接的でわかりやすい弱点の露見になった者はほとんど居なかったりする。それどころか、いずれの戦いでも真名を堂々と名乗った英霊が現われている有様である。
 
**一応、真名が知られれば、その能力も予測は出来るようになる。例えば、第五次の[[ライダー]]の真名を知っていれば、石化の対策を取る事が出来るようになる、など。そのため、真名の秘匿が全く無意味と言う訳ではない。
 
**一応、真名が知られれば、その能力も予測は出来るようになる。例えば、第五次の[[ライダー]]の真名を知っていれば、石化の対策を取る事が出来るようになる、など。そのため、真名の秘匿が全く無意味と言う訳ではない。
**とはいえ分かるのはあくまで表面上の情報でしかない。例えば、第五次[[バーサーカー]]の真名が判明した後も、その宝具の内容と能力は分からなかった。[[キャスター(第四次)]]に至っては、そもそもの能力が生前と異なる。にも関わらず真名を隠そうとするのは、「サーヴァントの正体を隠して読者の興味を引っ張る」と言うメタ的な意味合いが大きいだろう。
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**とはいえ分かるのはあくまで表面上の情報でしかない。例えば、第五次[[バーサーカー]]の真名が判明した後も、その宝具の内容と能力は分からなかった。[[キャスター (第四次)]]に至っては、そもそもの能力が生前と異なる。にも関わらず真名を隠そうとするのは、「サーヴァントの正体を隠して読者の興味を引っ張る」と言うメタ的な意味合いが大きいだろう。
 
**冬木の聖杯戦争では、「暗殺者」のクラスの真名は開戦当初で確定しているといってよい(ルール違反の[[アサシン|例外]]はある)。だが、その真名から能力を判別する事は不可能に近いので、ある意味では最も深く秘匿された真名とも言える。
 
**冬木の聖杯戦争では、「暗殺者」のクラスの真名は開戦当初で確定しているといってよい(ルール違反の[[アサシン|例外]]はある)。だが、その真名から能力を判別する事は不可能に近いので、ある意味では最も深く秘匿された真名とも言える。
**『EXTRA』ではシステム上、真名の看破が探索に占める比重が大きく、従来の作品以上に真名が重要な意味を持っている。また『Apocrypha』では、[[セイバー(Apocrypha・黒)]]と言う真名の開示が致命的な弱点となるサーヴァントも登場している(その一方、「真名の開示がデメリットにならない」と言う理由で真名を堂々と名乗ったサーヴァントも登場しているが)。
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**『EXTRA』ではシステム上、真名の看破が探索に占める比重が大きく、従来の作品以上に真名が重要な意味を持っている。また『Apocrypha』では、[[セイバー (Apocrypha・黒)]]と言う真名の開示が致命的な弱点となるサーヴァントも登場している(その一方、「真名の開示がデメリットにならない」と言う理由で真名を堂々と名乗ったサーヴァントも登場しているが)。
*マスターとサーヴァントの間では契約・魔力供給のパスが通っていることもあり、互いの過去を夢という形で見る事がある。
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**描写された限りでは、第四次ではケイネスがランサーの、ウェイバーがライダーの過去を。第五次では遠坂凛がアーチャーの、衛宮士郎がセイバーの過去を垣間見ている。また、セイバーも士郎の過去を夢を通して見ている。
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**『Apocrypha』では、[[六導玲霞]]がアサシンの過去を夢を通して見ている。
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*英霊の召喚には基本的に強いつながりを持つ触媒が必要なのだが、下手につながりが強いと切嗣とセイバーのように相性の悪いサーヴァントも'''呼べてしまう'''。<br />一方、触媒の繋がりが薄い(無い)と凛とアーチャー、龍之介とキャスターのように相性の良いサーヴァントが呼ばれる事が多い。そのため、ファンの間では「触媒が無い方がいいのでは?」とまことしやかに囁かれる事があった。<br />事実、『Apocrypha』でも、触媒無しや薄い触媒の召喚について「サーヴァントの信頼関係を築きやすい」とそのメリットを言われている。<br />だがその一方、「一歩間違えれば、性質が似ているが故の嫌悪や不信感が表れる危険性がある」とも言及されており、「触媒無しの召喚は一か八かのギャンブル」として語られている。<br />また、相性ばかり重視されて弱いサーヴァントが呼ばれる可能性もあるため、その点でもギャンブルである。
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**余談だが、この分析を行なっている[[獅子劫界離]]が触媒として使用したのは円卓の欠片。「どの円卓の騎士が呼ばれても英霊としては超一流」「その超一流の選択肢の中から、自らと相性の良いサーヴァントが自動的に現れる」と言う事で、かなりベストに近い選択ではないだろうか。
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*冬木の聖杯には、東洋の英霊が召喚できないという縛りがある。理由は大聖杯を製作した魔術が西洋のものだから。
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**メタ理由としては、東洋の英霊が召喚されると「その地での知名度が力を与える」と言う設定の恩恵を受けすぎるからであろう。
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*パラメータが戦闘力の物差しとして考えられがちだが、基本的にパラメータはそのサーヴァントの本調子の状態に過ぎない。絶対不動の存在である宝具の威力でさえ、持ち主の魔力供給の程度で切れ味が変動してしまう。マスターがコンスタントに魔力供給を行えるか否かが戦闘の情勢に大きく影響を及ぼす。現に、魔力供給が完全に断絶したとはいえ、僅か半日程度のうちに[[アーチャー]]は本来の1割程度の力しか発揮できなくなった。
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*サーヴァントは召喚された時、生前の記憶の他に聖杯からその時代・地域の基本的知識や言語能力などを与えられている。
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*『[[Fate/EXTRA CCC]]』において、神話上の神や女神はハイ・サーヴァントと呼ばれる存在であることが判明した。ハイ・サーヴァントそのものは登場していないが、それらの情報を利用して創造された英霊複合体である[[パッションリップ]]や[[メルトリリス]]が登場している。
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**ただし、ハイ・サーヴァントにし得るのは神霊を顕現させるだけの能力を持った「ムーンセル」に限った話。<br />「[[Fate/stay night]]」作中でも、「地上で神霊レベルの奇跡を起こせる生物が居たとすれば、そいつにとって聖杯など不要」と指摘される程の次元の外れた所業であり、地上ではサーヴァントとして従えるのは無論のこと、降霊させることすら論外である。
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**極端な例を挙げれば、聖杯伝説の大本であるイエス・キリストを降霊できるのであればそもそも聖杯戦争の意義が根底から覆されるようなものである。
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**[[セイヴァー]]も分類的にはハイ・サーヴァントではないかと推測されている。確証たる情報がないため憶測の域を出ないが、ガウェインを含むトーナメントで戦ったサーヴァント達とは格が違うとされる力を有すると[[キャスター (EXTRA・青)]]が評していることから、可能性はある。
      
== 関連項目 ==
 
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