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1,382 バイト除去 、 2019年3月30日 (土) 03:20
→‎衛宮士郎の詠唱: 必要ない記述が載せられている 深夜テンションによって謎のポエムが出てました、すいません……
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:美遊の元いた世界の士郎のもの。後ろ向きな詠唱となっており、それに呼応して心象風景もかなり暗いものとなっている。
 
:美遊の元いた世界の士郎のもの。後ろ向きな詠唱となっており、それに呼応して心象風景もかなり暗いものとなっている。
 
:夜の帳が下りた静謐を吹雪の音が砕き、彼の過酷な人生を表すような雪原に厖大な剣が突き刺さっている。エミヤやstay nightの士郎に比べてその違いは一目瞭然。詠唱さえもが違い、まるで自身を否定しているかの様である。
 
:夜の帳が下りた静謐を吹雪の音が砕き、彼の過酷な人生を表すような雪原に厖大な剣が突き刺さっている。エミヤやstay nightの士郎に比べてその違いは一目瞭然。詠唱さえもが違い、まるで自身を否定しているかの様である。
:災害で人間としての大事な物を失った彼は、真似て真似て真似て——挙句自身が抱える理想さえ真似て。そうして出来た衛宮士郎という人間は美遊という、一人の少女によって人としてのソレを取り戻しつつあった。
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:そんな矢先の出来事。彼は美遊を救う為に、自身の心に根付く優しさを細氷のように砕き、他人の命はおろか自分の命さえ勘定に要れぬ、誰にも理解される事のない孤独な生き方を選ぶ。
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:当然そんな人生を褒める人はいない。世界から後ろ指を指されたってしょうがない。別段生に頓着はない。でも、それでもまだ、六道を馳せる事は出来ない。未だ倒れる事が出来ない訳がある。
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:美遊が、妹が胸を張って楽しいと言えるようになるまで。果てる訳にはいかない。
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:だから最後、死ぬ事になろうとて彼は月光さえ射さない空虚で剣を手に取る。
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:自身を慰める姉の様な存在は居ない、ただ一人の人間として在れる場所はない。魔術のいろはを徹底的に教え、自身が間違えないよう導く人はいないし、月光の下で訪れる運命さえも、ない。
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:されど挫けはしない。炉心は燃え、体は剣で出来ているのだから。
      
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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