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; 能力
; 能力
−: インド神話における神性の悉くその身に取り込んだ超統合神性体であるため、その完全性が証明されている限りはあらゆる攻撃が通用せず、傷をつけることすら不可能。
+: インド神話における神性を悉くその身に取り込んだ「超統合神性」であるため、その完全性が証明されている限りはあらゆる攻撃が通用せず、傷をつけることすら不可能。
== ステータス ==
== ステータス ==
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== [[宝具]] ==
== [[宝具]] ==
−;帰滅を裁定せし廻剣(マハー・プララヤ)
+; 帰滅を裁定せし廻剣(マハー・プララヤ)
: ランク:EX<br />種別:対界宝具<br />レンジ:100<br>最大捕捉:レンジ内全て
: ランク:EX<br />種別:対界宝具<br />レンジ:100<br>最大捕捉:レンジ内全て
−:アルジュナへ「対邪悪」と共に与えられたもう一つの力。
+: アルジュナへ「対邪悪」と共に与えられたもう一つの力。
−:悪を滅ぼすため、世界を終わらせるため、彼は全ての最後にこの剣を振るう。
+: 悪を滅ぼすため、世界を終わらせるため、彼は全ての最後にこの剣を振るう。
−:剣を振るえば、世界全てを消滅させる。
+: 剣を振るえば、世界全てを消滅させる。
−:「マハー・プララヤ」とは梵天が死ぬ際の宇宙が帰滅する現象「壊劫」である。
+: 「マハー・プララヤ」とは梵天が死ぬ際の宇宙が帰滅する現象「壊劫」である。
−:流石に天下無双のアルジュナといえども、サーヴァントとして召喚された状態では、この剣の力を完全に発揮して、振るうことはできない。だが凝縮・限定された破壊を発生させるという点では、『破壊神の手翳』と同じであり、アルジュナは使い心地をそれほど悪くないと考えているようだ。
+: 流石に天下無双のアルジュナといえども、サーヴァントとして召喚された状態では、この剣の力を完全に発揮して、振るうことはできない。だが凝縮・限定された破壊を発生させるという点では、『破壊神の手翳』と同じであり、アルジュナは使い心地をそれほど悪くないと考えているようだ。
−:この廻剣は通常時にアルジュナ・オルタの背後の肩あたりで浮いている<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1144896936438374401 pakoTwitte2019年6月29日18:14]</ref>。
+: この廻剣は通常時にアルジュナ・オルタの背後の肩あたりで浮いている<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1144896936438374401 pakoTwitte2019年6月29日18:14]</ref>。
+: 『Grand Order』では「敵全体のBuster攻撃耐性をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&敵全体に強力な攻撃」という効果のBuster宝具。
== 真名:アルジュナ〔オルタ〕 ==
== 真名:アルジュナ〔オルタ〕 ==
−:人を捨て、地を捨て、神に成り、天へと果てたアルジュナ。完全にして完璧な世界のために君臨する、滅ぼしの神。
+: 人を捨て、地を捨て、神に成り、天へと果てたアルジュナ。完全にして完璧な世界のために君臨する、滅ぼしの神。
−:インド神話において、全てを終わらせ再び始める限りなく神に近い英雄が存在する。
+: インド神話において、全てを終わらせ再び始める限りなく神に近い英雄が存在する。
−:その彼から滅びの権能を譲り受けたのが異聞帯のサーヴァント、アルジュナ・オルタである。
+: その彼から滅びの権能を譲り受けたのが異聞帯のサーヴァント、アルジュナ・オルタである。
−:彼は代償として、人格を失いかけていたが生来の英雄としての自我が、どうにか彼を機械的な存在になることを妨ぐことができた。
+: 彼は代償として、人格を失いかけていたが生来の英雄としての自我が、どうにか彼を機械的な存在になることを妨ぐことができた。
−:神々との関係が断たれ、ひとりの英霊として召喚されてからは再臨が進むにつれて、本来の人間性を取り戻していく。
+: 神々との関係が断たれ、ひとりの英霊として召喚されてからは再臨が進むにつれて、本来の人間性を取り戻していく。
−:本来は人間性をほぼ失った、完全なる破壊の徒として振る舞う。『終末をもたらす者』から権能として対邪悪スキルと神性を授かっているが故の代償である。
+: 本来は人間性をほぼ失った、完全なる破壊の徒として振る舞う。『終末をもたらす者』から権能として対邪悪スキルと神性を授かっているが故の代償である。
−:ただし、再臨を繰り返すとかろうじてアルジュナの人間性が取り戻せる。
+: ただし、再臨を繰り返すとかろうじてアルジュナの人間性が取り戻せる。
−:その場合、アーチャーのアルジュナよりやや素朴な青年としての姿が顔を出す。
+: その場合、アーチャーのアルジュナよりやや素朴な青年としての姿が顔を出す。
−:アーチャーとしてのアルジュナはマスターに相応しいサーヴァントであろうと、気を張っている部分があるが、アルジュナ・オルタにはそれが欠けているからだ。
+: アーチャーとしてのアルジュナはマスターに相応しいサーヴァントであろうと、気を張っている部分があるが、アルジュナ・オルタにはそれが欠けているからだ。
−:アーチャーのアルジュナは彼の在り方に英雄としての理想像を見出すが、異聞帯のサーヴァントであるアルジュナ・オルタはアーチャーのアルジュナに誇り高き英雄としての憧憬を抱いている。
+: アーチャーのアルジュナは彼の在り方に英雄としての理想像を見出すが、異聞帯のサーヴァントであるアルジュナ・オルタはアーチャーのアルジュナに誇り高き英雄としての憧憬を抱いている。
−:インド異聞帯において彼は完璧なる神として君臨した。
+: インド異聞帯において彼は完璧なる神として君臨した。
−:本来の人格は塗り潰され、正にデウス・エクス・マキナ…世界を輪廻させ続けるだけの概念に成る寸前に至った。
+: 本来の人格は塗り潰され、正にデウス・エクス・マキナ…世界を輪廻させ続けるだけの概念に成る寸前に至った。
−:しかし、アルジュナのエゴイズム(それは、誰かに勝ちたい、優れた者でありたい、何かを憎み、怒りたいという程度のものであったが)を司る人格が残ったことで、皮肉にもその人間性を取り戻した。
+: しかし、アルジュナのエゴイズム(それは、誰かに勝ちたい、優れた者でありたい、何かを憎み、怒りたいという程度のものであったが)を司る人格が残ったことで、皮肉にもその人間性を取り戻した。
−:「今度こそカルナに勝ちたい」という願いと欲望が、彼を人間に引き戻すことができたのである。
+: 「今度こそカルナに勝ちたい」という願いと欲望が、彼を人間に引き戻すことができたのである。
−:インド異聞帯では、あらゆる神の権能を取り込むことにより暴走、少しの不出来も容赦しない概念となったが、サーヴァントとして召喚された彼が許さないのはマスターに敵対する邪悪なもののみであり、汎人類史のアルジュナが本来持つ穏やかな性格も窺わせる。
+: インド異聞帯では、あらゆる神の権能を取り込むことにより暴走、少しの不出来も容赦しない概念となったが、サーヴァントとして召喚された彼が許さないのはマスターに敵対する邪悪なもののみであり、汎人類史のアルジュナが本来持つ穏やかな性格も窺わせる。
=== 関連 ===
=== 関連 ===
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===Fateシリーズ===
===Fateシリーズ===
; [[Fate/Grand Order]]
; [[Fate/Grand Order]]
−:Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』配信後、期間限定で実装されたインド異聞帯の神。
+: Lostbelt No.4『創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ』配信後、期間限定で実装されたインド異聞帯の神。
== 人間関係 ==
== 人間関係 ==
===Fate/Grand Order===
===Fate/Grand Order===
; [[アルジュナ]]
; [[アルジュナ]]
−: 異なる並行世界のアルジュナ。「誇り高き英雄」としての憧憬を抱いており、「人として足掻き苦しみながらも立ち上がる英雄」である彼を「真のアルジュナ」とまで呼ぶ。
+: 汎人類史における自分自身。「誇り高き英雄」としての憧憬を抱いており、「人として足掻き苦しみながらも立ち上がる英雄」である彼を「真のアルジュナ」とまで呼ぶ。
: 一方で彼からはその姿に「英雄としての理想像」を見出されている。
: 一方で彼からはその姿に「英雄としての理想像」を見出されている。
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====マイルーム====
====マイルーム====
; 「肉体性能の退行を確認……しかし、これは……?」
; 「肉体性能の退行を確認……しかし、これは……?」
−: 霊基再臨1回目の台詞。白い髪が急に黒く染まり肉体性能が退行している事を機械的に報告するが、同時に何か思い当たる節があったらしく、僅かに感情を滲ませる。
+: 霊基再臨1回目の台詞。白い髪が急に黒く染まり、蒼い花のような紋様が身体に浮かび上がるなどの大きな変化が見られる。
+: 肉体性能が退行している事を機械的に報告するが、同時に何か思い当たる節があったらしく、僅かに感情を滲ませる。
; 「おや、これは……マスター、どうやら私の精神は人に近づきつつあるようです。肉体性能は退行しているはずですが、不思議と力が漲っています。」
; 「おや、これは……マスター、どうやら私の精神は人に近づきつつあるようです。肉体性能は退行しているはずですが、不思議と力が漲っています。」
386行目:
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: 同上。宝具解放(敵専用)。決死の覚悟が垣間見える詠唱。神と成り果て、人間性を失くしてでも彼が必死に目指そうとした理想。
: 同上。宝具解放(敵専用)。決死の覚悟が垣間見える詠唱。神と成り果て、人間性を失くしてでも彼が必死に目指そうとした理想。
: そして蘇った「今度こそ勝ちたい」という想い。それら全てを乗せた魂の叫びと共に、剣は廻る───。
: そして蘇った「今度こそ勝ちたい」という想い。それら全てを乗せた魂の叫びと共に、剣は廻る───。
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== メモ ==
== メモ ==
*[[アルジュナ|オリジナル]]が『Fate/Grand Order』を初出作品とするサーヴァントでは初となる「[[オルタナティブ]]」派生のサーヴァント。
*[[アルジュナ|オリジナル]]が『Fate/Grand Order』を初出作品とするサーヴァントでは初となる「[[オルタナティブ]]」派生のサーヴァント。
*世界を輪廻させるシステムへと成り果てる寸前の状態まで至っているため、その話し方も機械的かつ無感情さが目立つ。一方で表情差分が大量にあり、実はオリジナルよりも表情豊か。霊基再臨を繰り返すと彼の中に辛うじて残っていた人間性がやがて表出し、オリジナル同様の柔らかな敬語口調に戻る。
*世界を輪廻させるシステムへと成り果てる寸前の状態まで至っているため、その話し方も機械的かつ無感情さが目立つ。一方で表情差分が大量にあり、実はオリジナルよりも表情豊か。霊基再臨を繰り返すと彼の中に辛うじて残っていた人間性がやがて表出し、オリジナル同様の柔らかな敬語口調に戻る。
+*'''「幸運」を除いたステータスが全てAランク以上'''かつ'''クラススキル・個別スキル・宝具がすべてEXランク'''という、あらゆる意味で規格外なサーヴァント。人間性をほとんど失っているが故の「狂化EX」だが、これほどの神性と力を得て「人の枠を超えてしまった」代償であればそれも致し方ないと言える。
+**アーチャー・アルジュナからして「ステータスの全項目がBランク以上」と相当高いスペックを誇っていたが、そこへさらに上乗せされた結果が上記のトンデモスペックなのだから何とも恐ろしい。一方でオリジナルとなった人物をもっとも色濃く象徴する「幸運」のみが唯一、A++からCまで大きく下降している点を考慮すると、何とも感慨深いものがある。
*イラストを担当したpako氏は「4章はあんな幸せそうなアルジュナを俺は初めて見たのでもう十分燃え尽きました 尽きてねぇ」とコメントしている<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1142406470765465600 pakoTwitter2019年6月22日21:18]</ref>。
*イラストを担当したpako氏は「4章はあんな幸せそうなアルジュナを俺は初めて見たのでもう十分燃え尽きました 尽きてねぇ」とコメントしている<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1142406470765465600 pakoTwitter2019年6月22日21:18]</ref>。
**また、pako氏は初日に宝具レベルマックスを達成している<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1142369766255972352 pakoTwitter2019年6月22日18:52]</ref>。
**また、pako氏は初日に宝具レベルマックスを達成している<ref group = "出">[https://twitter.com/pakosun/status/1142369766255972352 pakoTwitter2019年6月22日18:52]</ref>。