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103 バイト追加 、 2015年1月6日 (火) 12:00
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:そして、切嗣の憧れは、士郎の胸に根付くことになる。それは父にとっての救いであり、子にとっては呪いに近しいものとなってしまった。
 
:そして、切嗣の憧れは、士郎の胸に根付くことになる。それは父にとっての救いであり、子にとっては呪いに近しいものとなってしまった。
   −
;「誰かを助けるという事は、誰かを助けないという事。
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;「誰かを助けるという事は、誰かを助けないという事。<br> 正義の味方っていうのは、とんでもないエゴイストなんだ」
; 正義の味方っていうのは、とんでもないエゴイストなんだ」
   
:晩年に正義の味方への強い憧れを見せる士郎に切嗣はこう言い聞かせる。「親しい少数より多くの他人」を秤にかけて常に多数を取るという信念を貫いてきた切嗣であったが、その度に深い絶望と無力感を味わってきた彼は士郎に同じ道を歩ませたくはなかった。
 
:晩年に正義の味方への強い憧れを見せる士郎に切嗣はこう言い聞かせる。「親しい少数より多くの他人」を秤にかけて常に多数を取るという信念を貫いてきた切嗣であったが、その度に深い絶望と無力感を味わってきた彼は士郎に同じ道を歩ませたくはなかった。
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:騎士王と暗殺者が足並み揃えて戦う事は出来ないだろうと相性の悪さは目に見えていた。だがその後、最強を誇るサーヴァントを有効に使おうと召喚する事を決めた。
 
:騎士王と暗殺者が足並み揃えて戦う事は出来ないだろうと相性の悪さは目に見えていた。だがその後、最強を誇るサーヴァントを有効に使おうと召喚する事を決めた。
   −
;「誰よりも激しい生き方ばかりを選んできたくせに、この男の人生には、ただの一度も“情熱”がない。
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;「誰よりも激しい生き方ばかりを選んできたくせに、この男の人生には、ただの一度も“情熱”がない。<br> こいつは――きっと、危険なヤツだ」
; こいつは――きっと、危険なヤツだ」
   
:言峰綺礼の経歴を見て評した言葉。この評価は正しく、最終決戦で激戦を繰り広げた。
 
:言峰綺礼の経歴を見て評した言葉。この評価は正しく、最終決戦で激戦を繰り広げた。
   −
;「いやいやイリヤ、あの枝はサワグルミといってだな、クルミの仲間なんだよ。だからあれも、クルミの冬芽だ」
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;「いやいやイリヤ、あの枝はサワグルミといってだな、クルミの仲間なんだよ。だからあれも、クルミの冬芽だ」<br>「するする。もうサワグルミはなし」
;「するする。もうサワグルミはなし」
   
:イリヤにもう遊んであげないと言われたので謝りつつも今度はノグルミがあるなと胸の中では考えており全然反省していない。大人げない父親だった。
 
:イリヤにもう遊んであげないと言われたので謝りつつも今度はノグルミがあるなと胸の中では考えており全然反省していない。大人げない父親だった。
 
:だがノグルミの樹は見当たらなかったためか今回の勝負はイリヤが勝った。
 
:だがノグルミの樹は見当たらなかったためか今回の勝負はイリヤが勝った。
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:セイバーに外道さを非難され心の内を問われても何も言わずただ冷淡な眼差しでセイバーを見据えるだけだったが、アイリへと転じた途端に恥じ入るような萎れた感情を露わにした。
 
:セイバーに外道さを非難され心の内を問われても何も言わずただ冷淡な眼差しでセイバーを見据えるだけだったが、アイリへと転じた途端に恥じ入るような萎れた感情を露わにした。
   −
;「いいや。そこのサーヴァントには話すことなど何もない。
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;「いいや。そこのサーヴァントには話すことなど何もない。<br> 栄光だの名誉だの、そんなものを嬉々としてもてはやす殺人者には、何を語り聞かせても無駄だ」
; 栄光だの名誉だの、そんなものを嬉々としてもてはやす殺人者には、何を語り聞かせても無駄だ」
   
:アイリはセイバーへの説明を求めるが、にべもなく切嗣は無視を続ける。
 
:アイリはセイバーへの説明を求めるが、にべもなく切嗣は無視を続ける。
   −
;「なのに人類はどれだけ死体の山を積み上げようと、その真実に気付かない。
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;「なのに人類はどれだけ死体の山を積み上げようと、その真実に気付かない。<br> いつの時代も、勇猛果敢な英雄サマが、華やかな武勇譚で人々の目を眩ませてきたからだ。<br> 血を流すことの邪悪さを認めようともしない馬鹿どもが余計な意地を張るせいで、人間の本質は、石器時代から一歩も前に進んじゃいない!」
; いつの時代も、勇猛果敢な英雄サマが、華やかな武勇譚で人々の目を眩ませてきたからだ。
  −
; 血を流すことの邪悪さを認めようともしない馬鹿どもが余計な意地を張るせいで、人間の本質は、石器時代から一歩も前に進んじゃいない!」
   
:切嗣が英霊そのものを軽蔑していることの独白。セイバーは戦場にも誇りが、決して侵してはならない法と理念があると信じるが、戦争そのものが地獄と、巻き込まれ、蹂躙される民からすれば騎士道など一切関係の無いと見ている切嗣からすれば、セイバーの信条は到底許容しがたいものであった。それが、かつて自分が憧れた姿であればあるほど。
 
:切嗣が英霊そのものを軽蔑していることの独白。セイバーは戦場にも誇りが、決して侵してはならない法と理念があると信じるが、戦争そのものが地獄と、巻き込まれ、蹂躙される民からすれば騎士道など一切関係の無いと見ている切嗣からすれば、セイバーの信条は到底許容しがたいものであった。それが、かつて自分が憧れた姿であればあるほど。
   −
;「今の世界、今の人間の在りようでは、どう巡ったところで戦いは避けられない。最後には必要悪としての殺し合いが要求される。
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;「今の世界、今の人間の在りようでは、どう巡ったところで戦いは避けられない。最後には必要悪としての殺し合いが要求される。<br> だったら最大の効率と最小の浪費で、最短のうちに処理をつけるのが最善の方法だ。<br> それを卑劣と蔑むなら、悪辣と詰るなら、ああ大いに結構だとも。<br> 正義で世界は救えない。そんなものに僕はまったく興味ない」
; だったら最大の効率と最小の浪費で、最短のうちに処理をつけるのが最善の方法だ。
  −
; それを卑劣と蔑むなら、悪辣と詰るなら、ああ大いに結構だとも。
  −
; 正義で世界は救えない。そんなものに僕はまったく興味ない」
   
:彼の本質を端的に表す台詞。誰も取りこぼすことなくすべてを救う「正義の味方」「英雄」に誰よりもあこがれた切嗣。しかし、その理想を追えば追うほど、それは不可能であるという現実を思い知らされてきた。その結果が、今の切嗣の在り方だった。
 
:彼の本質を端的に表す台詞。誰も取りこぼすことなくすべてを救う「正義の味方」「英雄」に誰よりもあこがれた切嗣。しかし、その理想を追えば追うほど、それは不可能であるという現実を思い知らされてきた。その結果が、今の切嗣の在り方だった。
   −
;「終わらぬ連鎖を、終わらせる。それを果たし得るのが聖杯だ」
+
;「終わらぬ連鎖を、終わらせる。それを果たし得るのが聖杯だ」<br>「世界の改変、ヒトの魂の変革を、奇跡を以って成し遂げる。僕がこの冬木で流す血を、人類最後の流血にしてみせる。<br> そのために、たとえこの世全ての悪を担うことになろうとも――構わないさ。<br> それで世界が救えるなら、僕は喜んで引き受ける」
;「世界の改変、ヒトの魂の変革を、奇跡を以って成し遂げる。僕がこの冬木で流す血を、人類最後の流血にしてみせる。
  −
; そのために、たとえこの世全ての悪を担うことになろうとも――構わないさ。
  −
; それで世界が救えるなら、僕は喜んで引き受ける」
   
:セイバーの体現する正義や騎士道を否定しつつも、今の自分のやり方でも悪や憎しみの連鎖による戦いの連鎖もまた延々と続く。それをわかってなお止められない切嗣が切望する聖杯の奇跡。――しかしただの喩えとして口にしたその言葉が、真に何を意味するのか、この時の切嗣には知るよしもなかった。
 
:セイバーの体現する正義や騎士道を否定しつつも、今の自分のやり方でも悪や憎しみの連鎖による戦いの連鎖もまた延々と続く。それをわかってなお止められない切嗣が切望する聖杯の奇跡。――しかしただの喩えとして口にしたその言葉が、真に何を意味するのか、この時の切嗣には知るよしもなかった。
   214行目: 202行目:  
:ナタリアとの最後の通信で。その思い、その言葉は強く、そして儚く。少年は「愛しい家族」より「顔も見知らぬ大勢の人」を選ぶ。
 
:ナタリアとの最後の通信で。その思い、その言葉は強く、そして儚く。少年は「愛しい家族」より「顔も見知らぬ大勢の人」を選ぶ。
   −
;「ふざけるな……ふざけるなッ! 馬鹿野郎ッ!!」
+
;「ふざけるな……ふざけるなッ! 馬鹿野郎ッ!!」
 
:ナタリアを手にかけ、吼える切嗣。正義の代償。理想の代価。この呪いと怒りを、切嗣は受け入れる。これが、少年の日の終わり――揺るがざる道を定めた朝だった。
 
:ナタリアを手にかけ、吼える切嗣。正義の代償。理想の代価。この呪いと怒りを、切嗣は受け入れる。これが、少年の日の終わり――揺るがざる道を定めた朝だった。
   233行目: 221行目:  
:切嗣シナリオにて。攫った方も攫われた方もシリアスさが皆無のなか、切嗣だけが真面目なリアクションをしていた。
 
:切嗣シナリオにて。攫った方も攫われた方もシリアスさが皆無のなか、切嗣だけが真面目なリアクションをしていた。
   −
;「わっ、大河ちゃん?!
+
;「わっ、大河ちゃん?!<br> やぁ、すっかり女っぽくなったなぁ。相変わらず剣道やってるのかい?」
; やぁ、すっかり女っぽくなったなぁ。相変わらず剣道やってるのかい?」
   
:大河と再会した時のセリフ。何やらほっこりした顔グラと合わせて完全に親戚のおじさん状態である。
 
:大河と再会した時のセリフ。何やらほっこりした顔グラと合わせて完全に親戚のおじさん状態である。
 
:甘やかしていたというのは本当だったようだ。
 
:甘やかしていたというのは本当だったようだ。
245行目: 232行目:  
:……似たような状況で[[間桐鶴野]]が右手を拳銃で吹っ飛ばされたのとはえらい違いである。
 
:……似たような状況で[[間桐鶴野]]が右手を拳銃で吹っ飛ばされたのとはえらい違いである。
   −
;「ああ、ついに娘に反抗期が来ちまった!
+
;「ああ、ついに娘に反抗期が来ちまった!<br> 殺すとかきっついなぁもう!」
; 殺すとかきっついなぁもう!」
   
:平行世界の娘に「キリツグ殺す」と言われてショックを受ける。
 
:平行世界の娘に「キリツグ殺す」と言われてショックを受ける。
   −
;「イリヤ、女の子がシメるとか言っちゃいけません!
+
;「イリヤ、女の子がシメるとか言っちゃいけません!<br> 言うこと聞かないとお尻ぺんぺんだぞー」
; 言うこと聞かないとお尻ぺんぺんだぞー」
   
:上記の続きの会話。反抗期扱いされた事に一回シメると発言したイリヤにこの対応。もはやただのお父さん。
 
:上記の続きの会話。反抗期扱いされた事に一回シメると発言したイリヤにこの対応。もはやただのお父さん。
 
:まあ当然というか、この発言で更に娘の怒りを買った。イリヤシナリオで再会した時はジャーマンスープレックス等の攻撃をイリヤから受けた。
 
:まあ当然というか、この発言で更に娘の怒りを買った。イリヤシナリオで再会した時はジャーマンスープレックス等の攻撃をイリヤから受けた。
260行目: 245行目:  
:アイリルート。突然現れ突っかかってきたキャスターに淡々と対応した。キャスターと一緒にいた葛木先生が隠し芸の練習をしているからコント言うのも仕方ないのかもしれない。
 
:アイリルート。突然現れ突っかかってきたキャスターに淡々と対応した。キャスターと一緒にいた葛木先生が隠し芸の練習をしているからコント言うのも仕方ないのかもしれない。
   −
;「お蔭様でね、いつも迷いっぱなしさ。
+
;「お蔭様でね、いつも迷いっぱなしさ。<br> 僕はこの手で、大切な者をたくさん亡くしてきた。だが、お前のような神父に懺悔は望まないさ」
; 僕はこの手で、大切な者をたくさん亡くしてきた。だが、お前のような神父に懺悔は望まないさ」
   
:同上。言峰と対峙しての台詞。突然のシリアス。
 
:同上。言峰と対峙しての台詞。突然のシリアス。
   268行目: 252行目:  
:ちなみに切嗣はアレな物を進めているのではない。この時の料理はセラ付き添い、アイリは調味料一切触ってなく、切嗣も味は確認済みである。
 
:ちなみに切嗣はアレな物を進めているのではない。この時の料理はセラ付き添い、アイリは調味料一切触ってなく、切嗣も味は確認済みである。
   −
;「新しいデジカメも買ったし。驚いたよ、電子機器の性能がここまであがってるなんて。
+
;「新しいデジカメも買ったし。驚いたよ、電子機器の性能がここまであがってるなんて。<br> 凄いだろうこのデジカメ。なんと1200万画素もあるんだぜ?」
; 凄いだろうこのデジカメ。なんと1200万画素もあるんだぜ?」
   
:カレンシナリオにて。自慢気に語った直後にカレンにぶっ壊されてしまう。
 
:カレンシナリオにて。自慢気に語った直後にカレンにぶっ壊されてしまう。
;「ちょ、おま……!?アイリと舞弥の目を盗んで買った僕の大事なコレクションをゴシャッって!?き、君ほどの悪魔は見たことがない!」
+
 
;「覚悟しろ、ただ倒すだけじゃない!何がどうあっても弁償、ないし修理させるまで僕は倒れない……!」
+
;「ちょ、おま……!?アイリと舞弥の目を盗んで買った僕の大事なコレクションをゴシャッって!?き、君ほどの悪魔は見たことがない!」<br>「覚悟しろ、ただ倒すだけじゃない!何がどうあっても弁償、ないし修理させるまで僕は倒れない……!」
 
:カレンシナリオにて。ビル爆破し放置した男が大事なコレクション(デジカメ)を壊され怒っていた。
 
:カレンシナリオにて。ビル爆破し放置した男が大事なコレクション(デジカメ)を壊され怒っていた。
    
===とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦===
 
===とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦===
;「セイバーのヤツ、やればできるじゃないか…… 容赦なく弱点をつくあの冷酷さ……いい……」
+
;「セイバーのヤツ、やればできるじゃないか…… 容赦なく弱点をつくあの冷酷さ……いい……」<br>「ちょっと見直しちゃうな……<br> 普段もあれぐらいド外道なら、楽しい戦場ジョークを言い合ったり、二人でランサーをいたぶったりできるんだけどな……」
;「ちょっと見直しちゃうな……
  −
; 普段もあれぐらいド外道なら、楽しい戦場ジョークを言い合ったり、二人でランサーをいたぶったりできるんだけどな……」
   
:バーサーカー陣営シナリオにて、怯えるランスロットを問い詰めるセイバーを確認してのコメント。楽しい戦場ジョークの内容が気になるところ。
 
:バーサーカー陣営シナリオにて、怯えるランスロットを問い詰めるセイバーを確認してのコメント。楽しい戦場ジョークの内容が気になるところ。
   −
;「……アイリ、油断するな」
+
;「……アイリ、油断するな」<br>「このライダーのマスター。見た目とは裏腹に、慎重かつ大胆に事を運ぶ―― 男、でいいのか……?」<br>「僕としては、彼の髪形を変えて欲しい」<br>「……うっかり、助手の舞弥と間違いそうだからだ」
;「このライダーのマスター。見た目とは裏腹に、慎重かつ大胆に事を運ぶ―― 男、でいいのか……?」
  −
;「僕としては、彼の髪形を変えて欲しい」
  −
;「……うっかり、助手の舞弥と間違いそうだからだ」
   
:ライダー陣営シナリオに中ボスとして現れた際の、各方面に対してひどい台詞。うっかり髪型がカブってるとか言ってはいけないことを平然と言う、まさに外道。
 
:ライダー陣営シナリオに中ボスとして現れた際の、各方面に対してひどい台詞。うっかり髪型がカブってるとか言ってはいけないことを平然と言う、まさに外道。
 
:なお、重い展開しかない本編の切嗣の数少ない笑いどころ、ウェイバーに対する妙な買い被りはギャグ時空でも勿論健在である。
 
:なお、重い展開しかない本編の切嗣の数少ない笑いどころ、ウェイバーに対する妙な買い被りはギャグ時空でも勿論健在である。
   −
;「……舞弥、悪いが旧ソ連の軍人と話をつけてくれ。
+
;「……舞弥、悪いが旧ソ連の軍人と話をつけてくれ。<br> 原潜のSLBMで、冬木市諸共キャスターを吹き飛ばす!」
; 原潜のSLBMで、冬木市諸共キャスターを吹き飛ばす!」
   
:キャスター陣営シナリオ。イリヤの存在に食いつき、アイリに「紹介して!」とねだった[[雨生龍之介|龍之介]]と彼女の娘なら芸術品として称賛されるだろうと発言した[[キャスター (第四次)|キャスター]]に対して。
 
:キャスター陣営シナリオ。イリヤの存在に食いつき、アイリに「紹介して!」とねだった[[雨生龍之介|龍之介]]と彼女の娘なら芸術品として称賛されるだろうと発言した[[キャスター (第四次)|キャスター]]に対して。
 
:父親として当然の感情であるが、犠牲者の人数だけを考えたら切嗣の方が冬木市民には脅威である。
 
:父親として当然の感情であるが、犠牲者の人数だけを考えたら切嗣の方が冬木市民には脅威である。
   −
;「アイリの作ってくれた手料理だ。食べるさ。食べるとも。
+
;「アイリの作ってくれた手料理だ。食べるさ。食べるとも。<br> たとえそれが、劣化ウランじみた変化を遂げたおにぎりでも」<br>「もっきゅもっきゅ。ああ……僕は幸せだな……くそ……幸せすぎて涙が出てきたぞ……」
; たとえそれが、劣化ウランじみた変化を遂げたおにぎりでも」
  −
;「もっきゅもっきゅ。ああ……僕は幸せだな……くそ……幸せすぎて涙が出てきたぞ……」
   
:[[Fate/Prototype]]陣営シナリオにて。衛宮邸で綾香達が切嗣を見つけた時、彼は妻の手料理を食べ続けていた。<br>何だか泥を浴びなくても、十年経たずに逝ってしまいそうだ。
 
:[[Fate/Prototype]]陣営シナリオにて。衛宮邸で綾香達が切嗣を見つけた時、彼は妻の手料理を食べ続けていた。<br>何だか泥を浴びなくても、十年経たずに逝ってしまいそうだ。
 
:それにしても彼が「もっきゅ、もっきゅ」という擬音を出しながら食事をしている場面は酷くシュール。
 
:それにしても彼が「もっきゅ、もっきゅ」という擬音を出しながら食事をしている場面は酷くシュール。
   −
;「惑わされるなアイリ。これは敵の撹乱だ。あれは……イリヤではない」
+
;「惑わされるなアイリ。これは敵の撹乱だ。あれは……イリヤではない」<br>「ああ、似ても似つかない。ましてやウチの娘があんなふざけた恥ずかしい格好をするはずがない」
;「ああ、似ても似つかない。ましてやウチの娘があんなふざけた恥ずかしい格好をするはずがない」
   
:[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]陣営シナリオ。平行世界から訪れたイリヤ達に出会って。
 
:[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]陣営シナリオ。平行世界から訪れたイリヤ達に出会って。
 
:必死に自分を切嗣とアイリの娘だと主張し、説得しようとし続けているイリヤを偽物と全否定して言い放ったのがコレ。
 
:必死に自分を切嗣とアイリの娘だと主張し、説得しようとし続けているイリヤを偽物と全否定して言い放ったのがコレ。
307行目: 281行目:     
===Fate/Zero一期BD-BOX特典CD===
 
===Fate/Zero一期BD-BOX特典CD===
;「そうだ、ただの器だ。役目はどうあれ、在りようとしてはビールのジョッキと大差ないものなんだ。
+
;「そうだ、ただの器だ。役目はどうあれ、在りようとしてはビールのジョッキと大差ないものなんだ。<br> なんでそいつが手足を生やし、いっぱしの口を利き、使い手に説法するようなことになる。意味が分からん」
; なんでそいつが手足を生やし、いっぱしの口を利き、使い手に説法するようなことになる。意味が分からん」
   
:器が人の姿をしていることにやりずらさを感じて悪態をつき文句しか言わない。
 
:器が人の姿をしていることにやりずらさを感じて悪態をつき文句しか言わない。
   315行目: 288行目:  
:アハト翁に反発して狼や怨霊もいる極寒の吹雪の中アイリを迎えに行った。情を捨てきれない優しさは性分であり長所なんだろうが、その場の感情で動き過ぎでは。
 
:アハト翁に反発して狼や怨霊もいる極寒の吹雪の中アイリを迎えに行った。情を捨てきれない優しさは性分であり長所なんだろうが、その場の感情で動き過ぎでは。
   −
;「君は、自分の価値、存在意義についてはあくまで理屈の上では認識しているようだが、
+
;「君は、自分の価値、存在意義についてはあくまで理屈の上では認識しているようだが、<br> この世に生まれ落ちた事、自分に課された使命について、喜びや誇りを感じるか?<br> 今回蔑ろにされたのは、君のそういう部分なんだよ」
; この世に生まれ落ちた事、自分に課された使命について、喜びや誇りを感じるか?
  −
; 今回蔑ろにされたのは、君のそういう部分なんだよ」
   
:使命を果たすことも出来ず死にかけた原因である切嗣とアハト翁に怒りを懐かないその在り方を否定した。
 
:使命を果たすことも出来ず死にかけた原因である切嗣とアハト翁に怒りを懐かないその在り方を否定した。
 
:そして、強くなるために怒りという感情を身に付けなければならない。それこそが闘争という行いの根幹にあるからだと説明した。
 
:そして、強くなるために怒りという感情を身に付けなければならない。それこそが闘争という行いの根幹にあるからだと説明した。
   −
;「それならまず、君は自分自身に関心を持て。君の人生とその舞台となる世界に喜びを探せ。
+
;「それならまず、君は自分自身に関心を持て。君の人生とその舞台となる世界に喜びを探せ。<br> そしてそれらを損なう出来事を決して許してはならない。そうすれば、君は怒りという感情を手に入れられるはずだ」<br>「まったく!こんなところから面倒を見なきゃならないなんて…分かった!僕が教えてやる。<br> そうだな、まずは君の、あぁ…一々こんな呼び方ってのがまず無い。<br> 君には、名前は無いのか?器とかホムンクルスとかじゃなく、君固有の呼び名は?」
; そしてそれらを損なう出来事を決して許してはならない。そうすれば、君は怒りという感情を手に入れられるはずだ」
  −
;「まったく!こんなところから面倒を見なきゃならないなんて…分かった!僕が教えてやる。
  −
; そうだな、まずは君の、あぁ…一々こんな呼び方ってのがまず無い。
  −
; 君には、名前は無いのか?器とかホムンクルスとかじゃなく、君固有の呼び名は?」
   
:切嗣は後に思い知る。死に追いやる相手に感情を与えて命への執着や未練を教え込もうとしていた自身の愚かさと残酷さを。
 
:切嗣は後に思い知る。死に追いやる相手に感情を与えて命への執着や未練を教え込もうとしていた自身の愚かさと残酷さを。
   −
;「……君が望むなら、運命に背を向けることだって出来るんだ」
+
;「……君が望むなら、運命に背を向けることだって出来るんだ」<br>「君が心底から人間に憧れるなら、残りの寿命を、ただ平穏な日々だけで過ごしたいと望むなら、逃げ出せばいい」
;「君が心底から人間に憧れるなら、残りの寿命を、ただ平穏な日々だけで過ごしたいと望むなら、逃げ出せばいい」
   
:意思を備えたものは道具じゃ無い、道具でなくなったものは自分の意思で戦うか決めるべき。
 
:意思を備えたものは道具じゃ無い、道具でなくなったものは自分の意思で戦うか決めるべき。
 
:アイリに逃げ出すか使命を取るかを自身で選ぶべきだと述べた。
 
:アイリに逃げ出すか使命を取るかを自身で選ぶべきだと述べた。
336行目: 302行目:  
:すべてを失えと言うのかと問い返したアイリへの返答。
 
:すべてを失えと言うのかと問い返したアイリへの返答。
   −
;「……いや、その…僕の方にだって都合というものが」
+
;「……いや、その…僕の方にだって都合というものが」<br>「男女の愛情というのは、そんな生易しい話じゃないんだ! ああ、まったく!<br> こんなところから説明しなきゃならないなんて……分かった。とりあえずは教えてやる。<br> 自分がどれだけ見当違いな事を言っていたのか、君はすぐにも、思い知ることになるだろう」
;「男女の愛情というのは、そんな生易しい話じゃないんだ! ああ、まったく!
  −
; こんなところから説明しなきゃならないなんて……分かった。とりあえずは教えてやる。
  −
; 自分がどれだけ見当違いな事を言っていたのか、君はすぐにも、思い知ることになるだろう」
   
:自分の心の持ちようの話だから貴方に迷惑はかけない、と言うアイリに対して。
 
:自分の心の持ちようの話だから貴方に迷惑はかけない、と言うアイリに対して。
 
:アイリはこの返答に興味深い、とても期待してると実に楽しげ。無邪気って強い。
 
:アイリはこの返答に興味深い、とても期待してると実に楽しげ。無邪気って強い。
   −
;「君を救う手立てがあるなら、このまま君を愛し続けることもできるだろう。
+
;「君を救う手立てがあるなら、このまま君を愛し続けることもできるだろう。<br> だが、それをすれば今日まで僕が犠牲にしてきたものすべてが嘘になる。この手で生贄としてきた命が、なにもかも無意味になる。<br> 僕は君を死なせることでしか、ここまで積み上げてきた負債を清算できない。そんな僕に、君を愛する資格などあるものか!」
; だが、それをすれば今日まで僕が犠牲にしてきたものすべてが嘘になる。この手で生贄としてきた命が、なにもかも無意味になる。
  −
; 僕は君を死なせることでしか、ここまで積み上げてきた負債を清算できない。そんな僕に、君を愛する資格などあるものか!」
   
:自身が積み上げてきた屍の山を無意味にしないために聖杯を手に入れ願望を叶える。それは彼女を殺すということ。
 
:自身が積み上げてきた屍の山を無意味にしないために聖杯を手に入れ願望を叶える。それは彼女を殺すということ。
 
:そんな相手を愛せないし、愛しては駄目だと愛されることすら拒んだ。だがこれすでに愛していると告白しているようなもんである。
 
:そんな相手を愛せないし、愛しては駄目だと愛されることすら拒んだ。だがこれすでに愛していると告白しているようなもんである。
   −
;「救いがない。希望がない。僕たちは互いに…未来がない」
+
;「救いがない。希望がない。僕たちは互いに…未来がない」<br>「愛情とはね、相手に救済と希望を願い、祈りを託すことなんだ。<br> 君を救えない僕も、希望を持たない君も、愛し合うことなど不可能な生き物なんだ。<br> 現に、君は僕を愛すると言いながら、結局未だに、君自身を愛することが出来ていない。<br> 滅びることに悲しみの感情を懐かないのが、その証拠だ」
;「愛情とはね、相手に救済と希望を願い、祈りを託すことなんだ。
  −
; 君を救えない僕も、希望を持たない君も、愛し合うことなど不可能な生き物なんだ。
  −
; 現に、君は僕を愛すると言いながら、結局未だに、君自身を愛することが出来ていない。
  −
; 滅びることに悲しみの感情を懐かないのが、その証拠だ」
   
:この頃はまだ20歳ぐらいである。なのになぜここまで愛について語れるのだろう。
 
:この頃はまだ20歳ぐらいである。なのになぜここまで愛について語れるのだろう。
   367行目: 324行目:  
:なお、アーネンエルベから立ち去る時にアーチャーとすれ違うが、切嗣を見たアーチャーはぎょっとした表情を見せていた。
 
:なお、アーネンエルベから立ち去る時にアーチャーとすれ違うが、切嗣を見たアーチャーはぎょっとした表情を見せていた。
   −
;「あとはまかせたぞ士郎!!」
+
;「あとはまかせたぞ士郎!!」<br>「とにかくまかせたぞ士郎!!」
;「とにかくまかせたぞ士郎!!」
   
:『[[コハエース]]』にて、主にイリヤのヒロインとしての将来性など、自分の死後に山積する諸問題を苦渋の思いで士郎に丸投げする。
 
:『[[コハエース]]』にて、主にイリヤのヒロインとしての将来性など、自分の死後に山積する諸問題を苦渋の思いで士郎に丸投げする。
   −
;「――アイリ…君は、僕といて……幸せだったかい?」
+
;「――アイリ…君は、僕といて……幸せだったかい?」<br>「でもね、僕は…誰も泣かない世界を作る事は……出来なかったんだよ?」<br>「ああ。僕は正義の味方に、なる事は出来なかったけれど――きっと士郎が、想いを明日に、繋いでくれる」
;「でもね、僕は…誰も泣かない世界を作る事は……出来なかったんだよ?」
  −
;「ああ。僕は正義の味方に、なる事は出来なかったけれど――きっと士郎が、想いを明日に、繋いでくれる」
   
:『TYPE-MOON Fes』でFate/Zeroの楽曲前にあった切嗣とアイリの会話。そばにいられて幸せだったと、切嗣が信じた理想はとても尊いものだったとアイリは告げる。
 
:『TYPE-MOON Fes』でFate/Zeroの楽曲前にあった切嗣とアイリの会話。そばにいられて幸せだったと、切嗣が信じた理想はとても尊いものだったとアイリは告げる。
 
:そして切嗣も、届かぬ祈りだったが士郎という新しい希望を見つけることはできたと話した。一日目と二日目で台詞や声の演技が少し違う。
 
:そして切嗣も、届かぬ祈りだったが士郎という新しい希望を見つけることはできたと話した。一日目と二日目で台詞や声の演技が少し違う。
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