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| ==概要== | | ==概要== |
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| [[円卓の騎士]]の一員。威圧感のある顔立ちをした偉丈夫。 | | [[円卓の騎士]]の一員。威圧感のある顔立ちをした偉丈夫。 |
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| : 元来の性質からして真面目で厳格な人物であったが、王を支える為に敢えて憎まれ役を積極的に買って出た為に円卓内部でも嫌われ者になってしまった。 | | : 元来の性質からして真面目で厳格な人物であったが、王を支える為に敢えて憎まれ役を積極的に買って出た為に円卓内部でも嫌われ者になってしまった。 |
| : そしてギネヴィアが不義を働いた際にその所業を手酷く侮辱した為に当事者である[[ランスロット]]を激怒させてしまい、殺されてしまった。 | | : そしてギネヴィアが不義を働いた際にその所業を手酷く侮辱した為に当事者である[[ランスロット]]を激怒させてしまい、殺されてしまった。 |
− | :『Fate/Grand Order』第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』では獅子王によってサーヴァントとして西暦1273年のエルサレムに召喚され、獅子王の補佐官として忠実に仕える。獅子王についた他の円卓の騎士たちがギフトを与えられているのだが、彼はそれを「いざという時に王に手が出せなくなる」と言う理由で固辞している。 | + | :『Fate/Grand Order』第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』では[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]によってサーヴァントとして西暦1273年のエルサレムに召喚され、獅子王の補佐官として忠実に仕える。獅子王についた他の円卓の騎士たちがギフトを与えられているのだが、彼はそれを「いざという時に王に手が出せなくなる」と言う理由で固辞している。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
| : 極めて厳格で真面目な性格。職務や王への忠義、組織の運営の為ならば身内であっても決して容赦しない上、必要ならば汚れ役や嫌われ役を被って他者から非難や誤解を受ける事も全く厭わないため、その忠義の深さや苦労人ぶりに反して全く理解者に恵まれない。 | | : 極めて厳格で真面目な性格。職務や王への忠義、組織の運営の為ならば身内であっても決して容赦しない上、必要ならば汚れ役や嫌われ役を被って他者から非難や誤解を受ける事も全く厭わないため、その忠義の深さや苦労人ぶりに反して全く理解者に恵まれない。 |
| : その一方で、醜悪な性格の母親の影響故か、かなりの人間嫌いで女性不信であり、ギネヴィアの不義もそれに拍車をかけてしまっている。 | | : その一方で、醜悪な性格の母親の影響故か、かなりの人間嫌いで女性不信であり、ギネヴィアの不義もそれに拍車をかけてしまっている。 |
− | : 偉丈夫で険しい顔立ちながら実年齢はかなり若いらしく、天竺からの帰り道の途中という側面で少女の姿で現界している[[玄奘三蔵]]からは同い年と言われている。(なお史実上の玄奘が唐を出発したのは二十代後半だが、FGOの玄奘三蔵は出典が史実ではなく「西遊記」なので年齢はこの限りではない) | + | : 偉丈夫で険しい顔立ちながら実年齢はかなり若いらしく、天竺からの帰り道の途中という側面で少女の姿で現界している[[玄奘三蔵]]からは同い年と言われている((なお、史実上の玄奘が唐を出発したのは二十代後半だが、FGOの玄奘三蔵は出典が史実ではなく「西遊記」なので年齢はこの限りではない。))。 |
| ; 能力 | | ; 能力 |
| : 円卓随一の尋問官で巧みな拷問技術を持つ。その技術は河馬ですら人語で助けを請う声を上げるともされている。 | | : 円卓随一の尋問官で巧みな拷問技術を持つ。その技術は河馬ですら人語で助けを請う声を上げるともされている。 |
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| : [[ランスロット|かつて宮廷で逆上し、多くの同胞を斬り殺したあげく遁走した愚か者]]を参考にして自身の部下に狂化効果を付与しており、さらにはそれを自分にも使うことができる。 | | : [[ランスロット|かつて宮廷で逆上し、多くの同胞を斬り殺したあげく遁走した愚か者]]を参考にして自身の部下に狂化効果を付与しており、さらにはそれを自分にも使うことができる。 |
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− | == 別クラス / バリエーション / コスチューム == | + | == バリエーション == |
| === マスター・アグラヴェイン === | | === マスター・アグラヴェイン === |
| 『Fate/Grand Order』の「謎のヒロインX〔オルタ〕体験クエスト」に登場する、[[サーヴァントユニヴァース]]のアグラヴェイン。 | | 『Fate/Grand Order』の「謎のヒロインX〔オルタ〕体験クエスト」に登場する、[[サーヴァントユニヴァース]]のアグラヴェイン。 |
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| ==真名:アグラヴェイン== | | ==真名:アグラヴェイン== |
− | :アグラヴェイン。円卓の騎士の一人であり、通称「鉄のアグラヴェイン」。生前においてギネヴィアとランスロットの不貞を暴き告発した張本人。また、彼がランスロットによって斬り殺されたことがきっかけで円卓の崩壊が始まったともされる。<br>Fateの世界では、モルガンの手でアーサー王の下に送り込まれたスパイの一人であった。結果として彼女の思惑通りに円卓を崩壊させる引き金の一つとなってしまったが、彼自身は二心なく王に仕えていた。 | + | :アグラヴェイン。通称「鉄のアグラヴェイン」。円卓の騎士の一人であり、生前においてギネヴィアとランスロットの不貞を暴き告発した張本人。また、彼がランスロットによって斬り殺されたことがきっかけで円卓の崩壊が始まったともされる。<br>Fateの世界では、モルガンの手でアーサー王の下に送り込まれたスパイの一人であった。結果として彼女の思惑通りに円卓を崩壊させる引き金の一つとなってしまったが、彼自身は二心なく王に仕えていた。 |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| ===Fateシリーズ=== | | ===Fateシリーズ=== |
− | ; [[Garden of Avalon]] | + | ; Garden of Avalon |
− | : 円卓の騎士の一人として登場する。 | + | : 円卓の騎士の一人として登場。 |
| ; [[Fate/Grand Order]] | | ; [[Fate/Grand Order]] |
− | : 第六特異点に敵として登場。直接の対決こそなく、主人公一行との直接的な対面も一度だけではあるものの、獅子王の補佐官として序盤から終盤まで<del>働きづめであり</del>出番が多く、彼の言葉がこの章の締めとなる。 | + | : 第六特異点で敵として登場。直接の対決こそなく、主人公一行との直接的な対面も一度だけではあるものの、獅子王の補佐官として序盤から終盤まで出番が多く、彼の言葉がこの章の締めとなる。 |
| | | |
| ===その他=== | | ===その他=== |
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| ; [[ガウェイン]]、ガヘリス、[[ガレス]] | | ; [[ガウェイン]]、ガヘリス、[[ガレス]] |
| : 円卓の同僚で兄弟。彼らですら嫌われ役を引き受けたアグラヴェインの内面を正しく理解出来ていないため、殆どの騎士達と同じく快く思われていない。 | | : 円卓の同僚で兄弟。彼らですら嫌われ役を引き受けたアグラヴェインの内面を正しく理解出来ていないため、殆どの騎士達と同じく快く思われていない。 |
− | ; [[ベディヴィエール]] | + | ; [[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]] |
| : 円卓の同僚。彼も円卓が健在だった当時はアグラヴェインのことを快く思っていなかったが、後にアグラヴェインの死がキャメロット崩壊の引き金となっていた事に思い至って彼の真意や在り方を理解し、考えを改めている。 | | : 円卓の同僚。彼も円卓が健在だった当時はアグラヴェインのことを快く思っていなかったが、後にアグラヴェインの死がキャメロット崩壊の引き金となっていた事に思い至って彼の真意や在り方を理解し、考えを改めている。 |
| ; [[マシュ・キリエライト|ギャラハッド]] | | ; [[マシュ・キリエライト|ギャラハッド]] |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| === Fate/Grand Order=== | | === Fate/Grand Order=== |
| + | ====本編==== |
| ;「………まだ、あの男を頼りに……。」 | | ;「………まだ、あの男を頼りに……。」 |
| :ランスロットの名を出した獅子王が場を去った時に。不満を剥き出しにした苦々しい顔で呟く。 | | :ランスロットの名を出した獅子王が場を去った時に。不満を剥き出しにした苦々しい顔で呟く。 |
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| :後に竹箒日記で真意の一端が判明している<ref group = "注">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201607.html 竹箒日記2016/7/31]</ref>。 | | :後に竹箒日記で真意の一端が判明している<ref group = "注">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201607.html 竹箒日記2016/7/31]</ref>。 |
| | | |
− | ;「……裏切り者、だと?私が?おまえと同じ?」<br>「はは、ははははは。<br> ははははははははははははははははははははははは。」<br>「<ruby><rb>笑いが止まらぬとは、この事だ。</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>」 | + | ;「……裏切り者、だと? 私が? お前と同じ?」<br>「はは、ははははは。<br> ははははははははははははははははははははははは。」<br>「<ruby><rb>笑いが止まらぬとは、この事だ。</rb><rt>・・・・・・・・・・・・・・・</rt></ruby>」 |
| :ランスロットの「自分達は共に裏切り者」という言葉を聞いて。その言葉に、アグラヴェインの堪えていた感情は爆発した。 | | :ランスロットの「自分達は共に裏切り者」という言葉を聞いて。その言葉に、アグラヴェインの堪えていた感情は爆発した。 |
| | | |
− | ;「……私の母親は、狂っていた。<br> いつかブリテンを統べる王になる、などと。私は枕言葉に、その怨念を聞かされて育った。<br> 私は<ruby><rb>母親</rb><rt>モルガン</rt></ruby>の企みで、おまえたちの席に座った。円卓など、なりたくもなかったが、それが最短距離だった。<br> 私は、アーサー王から円卓を奪い、母親に渡すためだけの、道具だった。<br> 私はそれに同意した。ブリテンには強い王が必要だと理解していたからだ。<br> 私の目的はブリテンの存続だけだ。その為にアーサー王を利用した。<br> ―――利用、したのだ」<br>「私が求めたのは、うまく働く王だ。ブリテンをわずかでも長らえさせるための王だ。<br> 私の計画に見合う者がいればいい。誰を王にするかなど、私にとってはどうでもいい。<br> ただ、結果としてアーサー王が最適だった。モルガンよりアーサー王の方が使いやすかっただけだ」 | + | ;「……私の母親は、狂っていた。<br> いつかブリテンを統べる王になる、などと。私は枕言葉に、その怨念を聞かされて育った。<br> 私は<ruby><rb>母親</rb><rt>モルガン</rt></ruby>の企みで、お前達の席に座った。円卓など、なりたくもなかったが、それが最短距離だった。<br> 私は、アーサー王から円卓を奪い、母親に渡すためだけの、道具だった。<br> 私はそれに同意した。ブリテンには強い王が必要だと理解していたからだ。<br> 私の目的はブリテンの存続だけだ。その為にアーサー王を利用した。<br> ―――利用、したのだ」<br>「私が求めたのは、うまく働く王だ。ブリテンをわずかでも長らえさせるための王だ。<br> 私の計画に見合う者がいればいい。誰を王にするかなど、私にとってはどうでもいい。<br> ただ、結果としてアーサー王が最適だった。モルガンよりアーサー王の方が使いやすかっただけだ。」 |
| :アグラヴェインの生い立ちと目論見、そしてモルガンの妄執。鬼気迫る顔で抑えていた感情と本心をランスロットに対してぶちまけ、まくしたてる。 | | :アグラヴェインの生い立ちと目論見、そしてモルガンの妄執。鬼気迫る顔で抑えていた感情と本心をランスロットに対してぶちまけ、まくしたてる。 |
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− | ;「私は女は嫌いだ。<br> モルガンは醜く<ruby><rb>淫蕩</rb><rt>いんとう</rt></ruby>だった。清らかさを<ruby><rb>謳</rb><rt>うた</rt></ruby>ったギネヴィアは貴様との愛に落ちた。<br> 私は生涯、女というものを嫌悪し続ける。<br> 人間というものを軽蔑し続ける。<br> 愛などという感情を憎み続ける。<br> その、私が―――。<br> はじめて。嫌われる事を恐れた者が、男性であった時の安堵が、おまえに分かるか。<br> ……それが。貴様とギネヴィアのふざけた末路で。王の苦悩を知った時の、私の空白が、おまえに分かるか」<br>「私には、まだやるべき事が残っている。<br> ―――報いを受けろ。貴様はまた、我が王を裏切った」 | + | ;「私は女は嫌いだ。<br> モルガンは醜く<ruby><rb>淫蕩</rb><rt>いんとう</rt></ruby>だった。清らかさを<ruby><rb>謳</rb><rt>うた</rt></ruby>ったギネヴィアは貴様との愛に落ちた。<br> 私は生涯、女というものを嫌悪し続ける。<br> 人間というものを軽蔑し続ける。<br> 愛などという感情を憎み続ける。<br> その、私が―――。<br> はじめて。嫌われる事を恐れた者が、男性であった時の安堵が、お前に分かるか。<br> ……それが。貴様とギネヴィアのふざけた末路で。王の苦悩を知った時の、私の空白が、お前に分かるか。」<br>「私には、まだやるべき事が残っている。<br> ―――報いを受けろ。貴様はまた、我が王を裏切った。」 |
| :アグラヴェインの周囲に見せなかった自身の、そして王への偽らざる本心。自らの望ましい強い王として、アーサーは使える、適していると考え、利用した。当初はそうだった。 | | :アグラヴェインの周囲に見せなかった自身の、そして王への偽らざる本心。自らの望ましい強い王として、アーサーは使える、適していると考え、利用した。当初はそうだった。 |
| :―――だが、王に仕えるうちに、いつしか王に希望を見出し、惹かれていき、やがて王の苦悩を知るのだったが、それは彼に空白を覚えてしまう程までに愕然としてしまう。 | | :―――だが、王に仕えるうちに、いつしか王に希望を見出し、惹かれていき、やがて王の苦悩を知るのだったが、それは彼に空白を覚えてしまう程までに愕然としてしまう。 |
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| :気に食わなかった相手の本心を知ったランスロットは愕然とし、そして……。 | | :気に食わなかった相手の本心を知ったランスロットは愕然とし、そして……。 |
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− | ;「……いえ、畏れ多い。それに、私には仕事がまだ、五つばかり残っています。」<br>「賊軍の排除。侵入者の排除。破壊された聖都の修復。聖抜を受けた市民たちの誘導。<br> そして―――最後にただひとり残される貴方が住まう、<ruby><rb>絢爛</rb><rt>けんらん</rt></ruby>たる離宮の仕上げ。」<br>「まだ……やる事が、ありすぎる。ありすぎる、というのに―――……現実は、ここまでのようだ。」<br>「今度こそ、貴方に、理想の国を献上する予定、でしたが―――」<br>「まことに、お恥ずかしい―――私の計画は、今回もうまくいかなかった。」 | + | ;「……いえ、畏れ多い。それに、私には仕事がまだ、五つばかり残っています。」<br>「賊軍の排除。侵入者の排除。破壊された聖都の修復。聖抜を受けた市民たちの誘導。<br> そして―――最後にただ一人残される貴方が住まう、<ruby><rb>絢爛</rb><rt>けんらん</rt></ruby>たる離宮の仕上げ。」<br>「まだ……やる事が、ありすぎる。ありすぎる、というのに―――……現実は、ここまでのようだ。」<br>「今度こそ、貴方に、理想の国を献上する予定、でしたが―――」<br>「まことに、お恥ずかしい―――私の計画は、今回も上手くいかなかった。」 |
| :死にゆく状態にあっても、文官として、補佐官としての役目を全うし、王に尽くそうとする忠誠心を見せる。 | | :死にゆく状態にあっても、文官として、補佐官としての役目を全うし、王に尽くそうとする忠誠心を見せる。 |
| :その様を見た獅子王からは働きぶりを労いながらも、「'''働きすぎなのが唯一の欠点'''」と指摘するのだが、それもむべなるかな。 | | :その様を見た獅子王からは働きぶりを労いながらも、「'''働きすぎなのが唯一の欠点'''」と指摘するのだが、それもむべなるかな。 |
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| :第六特異点を締める最後の言葉。功を労う獅子王の言葉に謙遜しながらも、鉄の騎士の顔には確かな喜びがあった。 | | :第六特異点を締める最後の言葉。功を労う獅子王の言葉に謙遜しながらも、鉄の騎士の顔には確かな喜びがあった。 |
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| + | ====イベント==== |
| ;「さすがは陛下。全力ですな。」 | | ;「さすがは陛下。全力ですな。」 |
| :彼自身の直接の発言ではないが、イベント「カルデアサマーメモリー」にて<del>彼の苦労人ぶりが垣間見られるエピソード</del>生前の苦労の一端が紹介された。<br>[[アルトリア・ペンドラゴン|主君]]の狩りの供をした際、山の陰や見晴らしの悪い森に隠れた獲物をいぶり出すために聖剣をぶっぱして周囲をすっきりさせた王に対して、'''死んだ魚のような目をしつつ'''この讃辞(?)と共に拍手を贈っていたそうな。<br>敬愛する王のぶっ飛んだ振舞いを見せつけられても、かける言葉がその実社交辞令であったとしても主君を立てることは忘れない。 | | :彼自身の直接の発言ではないが、イベント「カルデアサマーメモリー」にて<del>彼の苦労人ぶりが垣間見られるエピソード</del>生前の苦労の一端が紹介された。<br>[[アルトリア・ペンドラゴン|主君]]の狩りの供をした際、山の陰や見晴らしの悪い森に隠れた獲物をいぶり出すために聖剣をぶっぱして周囲をすっきりさせた王に対して、'''死んだ魚のような目をしつつ'''この讃辞(?)と共に拍手を贈っていたそうな。<br>敬愛する王のぶっ飛んだ振舞いを見せつけられても、かける言葉がその実社交辞令であったとしても主君を立てることは忘れない。 |
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| == メモ == | | == メモ == |
− | *『Fate/Grand Order』ではサーヴァントとして登場するものの、[[イアソン]]や[[シータ]]同様立ち絵のみでクラスやステータスは不明。 | + | *『Fate/Grand Order』ではサーヴァントとして登場するものの、[[シータ]]同様立ち絵のみでクラスやステータスは不明。 |
| **当然ながらレアリティについても不明であるが、舞台版FGOでの景品のカードでは銀枠(☆3)であった。 | | **当然ながらレアリティについても不明であるが、舞台版FGOでの景品のカードでは銀枠(☆3)であった。 |
| *『Fate/Grand Order』の夏期イベント『FGO 2016 Summer』では、アルトリアやモードレッドは水着姿のサーヴァントとして登場し、トリスタン、ランスロット、ベディヴィエール、ガウェインはまとめて礼装カードとして登場しているが、ビジュアルが公開されているにも関わらずアグラヴェインは影も形も姿を見せず、誰一人言及していなかった。 | | *『Fate/Grand Order』の夏期イベント『FGO 2016 Summer』では、アルトリアやモードレッドは水着姿のサーヴァントとして登場し、トリスタン、ランスロット、ベディヴィエール、ガウェインはまとめて礼装カードとして登場しているが、ビジュアルが公開されているにも関わらずアグラヴェインは影も形も姿を見せず、誰一人言及していなかった。 |
− | **おまけに、アルトリアの台詞で「王としての責務は執務室に置いてきた」と言うものもあり、'''「王を始め主立ったメンバーが休暇で海に行っている間に一人だけ執務室に残って業務をこなしている」'''等とネタにされることに。 | + | **おまけにアルトリアの台詞で「王としての責務は執務室に置いてきた」と言うものもあり、'''「王を始め主立ったメンバーが休暇で海に行っている間に一人だけ執務室に残って業務をこなしている」'''等とネタにされることに。 |
| **別説としては、この礼装の一同を撮影したカメラマンなのではとも。 | | **別説としては、この礼装の一同を撮影したカメラマンなのではとも。 |
| *FGOユーザーからの広く使われている通称として、彼自身が登場する前に[[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕|サンタオルタ]]が呼んだ「'''アッくん'''」なるものがある。……厳格でド真面目なワーカホリックである彼のイメージにそぐわなすぎるフランク極まりない響きの通称だが、それだけ愛されているとも言えるだろうか。 | | *FGOユーザーからの広く使われている通称として、彼自身が登場する前に[[アルトリア・ペンドラゴン〔サンタオルタ〕|サンタオルタ]]が呼んだ「'''アッくん'''」なるものがある。……厳格でド真面目なワーカホリックである彼のイメージにそぐわなすぎるフランク極まりない響きの通称だが、それだけ愛されているとも言えるだろうか。 |
| *上記のようにガウェインとは兄弟関係だが、兄が爽やかさや愛想の良さを感じさせる若々しいハンサムな顔立ちなのに対し、アグラヴェインは威圧感や不機嫌さを感じさせる壮年のような渋い顔立ちである。トリスタン曰く、元々あのような顔立ちだった訳ではなく、あまりのストレスのキツさのせいであのような顔立ちになってしまった、との事。 | | *上記のようにガウェインとは兄弟関係だが、兄が爽やかさや愛想の良さを感じさせる若々しいハンサムな顔立ちなのに対し、アグラヴェインは威圧感や不機嫌さを感じさせる壮年のような渋い顔立ちである。トリスタン曰く、元々あのような顔立ちだった訳ではなく、あまりのストレスのキツさのせいであのような顔立ちになってしまった、との事。 |
− | **余りにも生真面目で辛抱強すぎる性格、全く報われない損な役回りや貧乏くじを進んでまで引き受ける性分のせいでもあるのだろうが、それでも[[ガウェイン|放っておくと]][[ランスロット|とんでもない方向に]][[トリスタン|暴走しがちな]][[ベディヴィエール|同僚達]][[アルトリア・ペンドラゴン|や主君]]の行動の監視やその後始末、文官としての途轍もない仕事量、自分の出生などが原因となる大きな問題や苦悩、周囲から向けられる不信感や誤解、などを一身に受けながら誰の助けも無く淡々と一人で処理し続ける苦労はとても計り知れるものでない。それだけのストレスが一気に掛かればあのような老け顔になってしまうのも無理はないだろう。 | + | **余りにも生真面目で辛抱強すぎる性格、全く報われない損な役回りや貧乏くじを進んでまで引き受ける性分のせいでもあるのだろうが、それでも[[ガウェイン|放っておくと]][[ランスロット|とんでもない方向に]][[トリスタン|暴走しがちな]][[ベディヴィエール (Grand Order)|同僚達]][[アルトリア・ペンドラゴン|や主君]]の行動の監視やその後始末、文官としての途轍もない仕事量、自分の出生などが原因となる大きな問題や苦悩、周囲から向けられる不信感や誤解、などを一身に受けながら誰の助けも無く淡々と一人で処理し続ける苦労はとても計り知れるものでない。それだけのストレスが一気に掛かればあのような老け顔になってしまうのも無理はないだろう。 |
| **奈須きのこは「格好よくかかず、さりとて地味にかかず、黒騎士なんだけどクロという強い色は感じさせない……そんな絶妙なキャラ」で武内社長へ発注したという<ref group = "注" name = "竹箒日記2016/7/30">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201607.html 竹箒日記2016/7/30]</ref>。 | | **奈須きのこは「格好よくかかず、さりとて地味にかかず、黒騎士なんだけどクロという強い色は感じさせない……そんな絶妙なキャラ」で武内社長へ発注したという<ref group = "注" name = "竹箒日記2016/7/30">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201607.html 竹箒日記2016/7/30]</ref>。 |
− | *正式な登場に先駆けて、2015年エイプリルフール企画やCDドラマ「帰ってきたぐだぐだお得テクニック」でモードレッドが彼に言及する場面がある。モードレッドが円卓名義で行った散財をなんとか処理したり、録画しそこなった番組を代わりに録ってあげたりしているらしい。(ただし後者は金をとるとのこと) | + | *正式な登場に先駆けて、2015年エイプリルフール企画やCDドラマ「帰ってきたぐだぐだお得テクニック」でモードレッドが彼に言及する場面がある。モードレッドが円卓名義で行った散財をなんとか処理したり、録画しそこなった番組を代わりに録ってあげたりしているらしい(ただし後者は金を取るとのこと)。 |
− | *『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』7巻において、ロゴスリアクト・レプリカにより再演された[[ケイ]]が口にした「どこぞの陰気な補佐官」「裏切り者の裏切り者」とは彼のことではないかと推測される。 | + | *『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』7巻において、ロゴスリアクト・レプリカにより再演された[[ケイ]]が口にした「どこぞの陰気な補佐官」「裏切り者の裏切り者」とは彼の事ではないかと推測される。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |