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2,381 バイト追加 、 2015年1月18日 (日) 22:22
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: 吸血鬼へと変貌し、ダーニックに取り込まれてしまった黒のランサーに対して。いつもの冷たい口調で、ともするとヴラドを見下しているように聞こえる。<br>だが実際は、名誉も誇りも奪われ、堕ちていった強敵への深い憐憫の念が込められている。
 
: 吸血鬼へと変貌し、ダーニックに取り込まれてしまった黒のランサーに対して。いつもの冷たい口調で、ともするとヴラドを見下しているように聞こえる。<br>だが実際は、名誉も誇りも奪われ、堕ちていった強敵への深い憐憫の念が込められている。
 
:「施しの英雄」と呼ばれた彼でも、日輪から目を背ける「人間でなくなった者」を救う事は出来ない。出来るのは、これ以上の屈辱を味わわせることなく、塵に帰すことだけであった。
 
:「施しの英雄」と呼ばれた彼でも、日輪から目を背ける「人間でなくなった者」を救う事は出来ない。出来るのは、これ以上の屈辱を味わわせることなく、塵に帰すことだけであった。
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;「聖杯戦争において、マスターは魔力供給と令呪を以て英霊を使役する。<br>だが、<ruby><rb>我々</rb><rt>サーヴァント</rt></ruby>にもマスターを選ぶ権利はある。<br><ruby><rb>彼</rb><rt>キャスター</rt></ruby>のマスターが如何なる存在であったかは知らないが……その選択は尊重されて然るべきだろう、大賢者よ」
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:黒のアーチャーが黒のキャスターの寝返りを制止しようと射た矢を神槍で弾き彼を見据えて述べる正論。
    
;「……確かにマスターは変わったが。<br> オレを召喚しようと決意し、助力を乞おうとしたのは、他ならぬあのマスター達の1人に違いない。<br> そして、オレのマスターは滅びかけた肉体でなお聖杯を望んでいる。<br> ならば、オレはこの槍を振るうだけだ。<br> それが願いであり、召喚されたオレへの報酬だ」
 
;「……確かにマスターは変わったが。<br> オレを召喚しようと決意し、助力を乞おうとしたのは、他ならぬあのマスター達の1人に違いない。<br> そして、オレのマスターは滅びかけた肉体でなお聖杯を望んでいる。<br> ならば、オレはこの槍を振るうだけだ。<br> それが願いであり、召喚されたオレへの報酬だ」
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;「――どうやら、オレの役割は済んだようだ。マスター、あなたとは言葉を交わすこともできなかったが、どうか幸運を」
 
;「――どうやら、オレの役割は済んだようだ。マスター、あなたとは言葉を交わすこともできなかったが、どうか幸運を」
 
: もう自分のマスターが始末されることはないと確信し、会話することすらできなかったマスターに別れを告げる。
 
: もう自分のマスターが始末されることはないと確信し、会話することすらできなかったマスターに別れを告げる。
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;「それは構わない。<br>オレが全力で戦うことを誓うのと、お前が全力を出さずに引き分けを狙う戦術を取るのとは全くの全く無関係の事柄だ。<br>そも、その場合は三分間で仕留めきれなかったオレに圧倒的な非がある」
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:己のマスターを救う見返りとしてカウレスが提示した「三分でジークを倒しきれなかったら見逃す」という提案を受け入れた彼にジークが「自分が三分以上戦闘を引き延ばすとは思わないのか?」と問い掛けた際に全く平然とした表情で返答した、絶大なる自信。そして、清々しいほどの英雄理念。
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;「オレが彼らを救うのはおかしいか、“黒”のセイバーの心臓を持つホムンクルス」
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:ジークが何故、元のマスター達を助けるのだと問うた際の返答。慈悲深き英雄であれば、彼らを救いたいと思うだろう。だけど、物事には限度というものがある。富める者が貧しき者を救いたい、と願ってもそれは己の破滅を選んでまで行うべき願望ではない。にも拘らず、施しの英雄は平然と躊躇もなく、それを選ぶ。生前も、そして今も。
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;「彼らはオレのマスターだった。理由はそれで充分。<br>オレは彼らを守れなかった。サーヴァントでありながら、その役割を果たせなかった。<br>だが、聖杯大戦からは脱落しても命だけは救いたい。<br>烏滸がましい、傲慢な願いだとオレ自身ですら思うが……」
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:上記の返答に対しジークが重ねて問うた際の返答。その余りに清廉な在り方に、――どこが傲慢なのだろう、と三人はただ唖然とする。
    
===Fate/EXTRA CCC===
 
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