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: 撃破したワイバーンやゲイザーを調理しようとする前にのたまった一言。真面目に見えて意外とノリも悪くない性格が垣間見える。
 
: 撃破したワイバーンやゲイザーを調理しようとする前にのたまった一言。真面目に見えて意外とノリも悪くない性格が垣間見える。
 
: まぁ食感は兎も角、料理の出来はそれなりに良く難民達からは好評だったことを付け加えておく。
 
: まぁ食感は兎も角、料理の出来はそれなりに良く難民達からは好評だったことを付け加えておく。
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:ちなみにこの台詞、彼の幕間の物語でも登場しているため、どうやらその場のノリではなく本当に存在するものらしい。<del>何言ってんですかねこの腹ペコ王は。</del>
    
;―――夕暮れに、金砂のような髪が揺れている。<br>私はこの時、ようやく王の真実に触れた気がした。<br>騎士たちはもうずいぶんと王の笑う姿を見ていない、と恐れていた。そうではない。そうではないのだ。<br>この王は己の事で笑うのではなく。<br><ruby>他人<rb></rb><rt>ひと</rt></ruby>の幸福な姿を見て、穏やかに微笑むのだと。
 
;―――夕暮れに、金砂のような髪が揺れている。<br>私はこの時、ようやく王の真実に触れた気がした。<br>騎士たちはもうずいぶんと王の笑う姿を見ていない、と恐れていた。そうではない。そうではないのだ。<br>この王は己の事で笑うのではなく。<br><ruby>他人<rb></rb><rt>ひと</rt></ruby>の幸福な姿を見て、穏やかに微笑むのだと。
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