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== 真名:マンドリカルド ==
 
== 真名:マンドリカルド ==
:マンドリカルド 。シャルルマーニュ伝説の登場人物(ただし敵側)でありタタールに覇を唱えた王の一人。
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:マンドリカルド 。シャルルマーニュ伝説の登場人物(ただし敵側)でありタタールに覇を唱えた王の一人(当初は粗暴かつ傲慢な独裁者タイプの王であった)。
 
:なお、タタールとは「韃靼」とも言い、元はモンゴル帝国の遊牧民の一部族である。
 
:なお、タタールとは「韃靼」とも言い、元はモンゴル帝国の遊牧民の一部族である。
 
:原作とも言える「ローランの歌」が成立した12世紀当時、タタール人を含むモンゴル帝国の軍勢が北アジア(現在のロシアあたり)から東ヨーロッパまでを侵攻・蹂躙したため、非常に恐れられた。
 
:原作とも言える「ローランの歌」が成立した12世紀当時、タタール人を含むモンゴル帝国の軍勢が北アジア(現在のロシアあたり)から東ヨーロッパまでを侵攻・蹂躙したため、非常に恐れられた。
:つまり当時の情勢を考えるとモンゴル系の人物なのだが、名前と、ヘクトールを知っていて憧れていることを考えるに、「遠く東の(だけどまだ欧州文化圏の)国の王」くらいでふわっととらえた方がいいのかもしれない。
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:つまり当時の情勢を考えるとモンゴル系の人物なのだが、名前と、[[ヘクトール]]を知っていて憧れていることを考えるに、「遠く東の(だけどまだ欧州文化圏の)国の王」くらいでふわっととらえた方がいいのかもしれない。
:タタール人の中には、後にはイスラム・キリスト教化し現地で同化する者もあらわれるのだが……。
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:父アグリカンが討たれたことがきっかけで[[ローラン]]への復讐を決意、「自らの武勇のみで仇を討つ」と軍から逃走しローランを追いかけ回す(武器もなしで)。
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:道中武器を手に入れるためたまたま見つけた天幕に侵入、剣や馬を盗んで行こうと画策するも魔術の炎によって下着もろとも燃やされ裸一貫になり、泉に飛び込んだところで乙女と出会う。
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:そこで自分がヘクトールの子孫であるということを知り、その武具を手に入れるという決意を抱く。
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:シリアにて巨人を倒したり無限の稲穂を刈り取ったり大樹を引き抜いたりという試練を越え、「ヘクトールの如き武勇を持つ者」として認められたマンドリカルドは九偉人の鎧を授けられる。
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:このとき「不帯剣の誓い」をしたとされ、以後は槍などを主に使用している。
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:ローランを追っている最中グラナダ(スペインの都市)の王女ドラリーチェの輿入れ行列と遭い、美女の顔を見たいがために一方的な襲撃をかけている。その上ドラリーチェを口説き落とし、そのまま拉致してしまう。
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:この略奪は結果的にマンドリカルドの死を導いた原因でもある(ロドモンテの嫉妬などを参照)。
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:暫くして見つけたローランへデュランダルを巡っての決闘を挑むが最中マンドリカルドの馬が暴走し中断、その間にローランが失恋の末(全裸で)発狂して投げ出したデュランダルや名馬ブリリアドーロを戻ってきてから見つけて奪って行ってしまう。
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:諫めたローランの友人も始末し、イスラム同盟軍と合流する前にマンドリカルドはアルジェリア王ロドモンテ、女帝マルフィーザ、ロジェロと合流しフランス軍の包囲網を突破してアフリカの王アグラマンテを救出し戦況をひっくり返した。
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:(アトランティス3節で[[マシュ・キリエライト|マシュ]]が言及していた「たった4人でフランス軍の陣地に飛び込み、大暴れした」というのはこのこと)
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:軍の本隊と合流した後に、ロジェロの持っている盾がヘクトールのものだと気づいたマンドリカルド。
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:同じく軍に参加した騎士グラダッソはマンドリカルドの持つ剣が探していたデュランダルと気づき、マンドリカルドはロドモンテともドラリーチェを巡って衝突。4人が戦うことになってしまった。(このときマンドリカルドはマルフィーザも口説こうとしていたがあっさり撃沈している)
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:乱闘はアグラマンテにより仲裁され仕切り直し、一騎打ちでの戦いへ変更。互いの求めるもの賭け決闘することになる(そのまま乱闘が続く版もあるが、[[ゴルドルフ・ムジーク|新所長]]が「ロジェロに一騎打ちで負けた~」と認識しているためFGO世界では一騎打ち版であると推測できる)。
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:ロジェロとの決闘ではどんな攻撃もはじき返すというヘクトールの鎧を過信したが故に脇腹から心臓を刺され、馬上にとどまったまま命を落とした。
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:死ぬ直前に力を振り絞りロジェロの頭へデュランダルを当てたのだが、ロジェロは頭蓋骨がめり込むだけで済んでいた(生きているのがおかしいのだが)。この逸話が昇華され、『間際の一撃』になったと推測できる。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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