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| ;Fate/Grand Order | | ;Fate/Grand Order |
| :秩序・中庸 | | :秩序・中庸 |
− | | 隠し属性 = 人 | + | | 副属性 = 人 |
| | 性別 = 男性 | | | 性別 = 男性 |
| | スリーサイズ = | | | スリーサイズ = |
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| | 好きな物 = 執筆が終わった瞬間 | | | 好きな物 = 執筆が終わった瞬間 |
| | 苦手な物 = 執筆作業 | | | 苦手な物 = 執筆作業 |
− | | 天敵 = トワイス、ラニ、ガウェイン | + | | 天敵 = トワイス、ラニ、[[ガウェイン]]、[[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|どっかの尼僧]] |
| | デザイン = ワダアルコ | | | デザイン = ワダアルコ |
| | 設定作成 = 奈須きのこ | | | 設定作成 = 奈須きのこ |
| | レア度 = ☆2 | | | レア度 = ☆2 |
| }} | | }} |
| + | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
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| : 『[[Fate/EXTRA CCC]]』では[[聖杯戦争|月の聖杯戦争]]で[[殺生院キアラ]]に召喚される。戦闘放棄したキアラが真名を明かしているため、初登場時からアンデルセンと呼ばれる。自らを「最弱」「三流」のサーヴァントと称し、戦闘手段を持たないため直接戦うことはなく、サーヴァント(=使い魔)でありながら肉体労働が何よりも嫌いだと豪語している。 | | : 『[[Fate/EXTRA CCC]]』では[[聖杯戦争|月の聖杯戦争]]で[[殺生院キアラ]]に召喚される。戦闘放棄したキアラが真名を明かしているため、初登場時からアンデルセンと呼ばれる。自らを「最弱」「三流」のサーヴァントと称し、戦闘手段を持たないため直接戦うことはなく、サーヴァント(=使い魔)でありながら肉体労働が何よりも嫌いだと豪語している。 |
| : 第五章にて[[メルトリリス]]にマスターを倒され退場したかに思われたが、実際は偽装であり、ルート次第では最終章で再登場する。 | | : 第五章にて[[メルトリリス]]にマスターを倒され退場したかに思われたが、実際は偽装であり、ルート次第では最終章で再登場する。 |
− | : 『[[Fate/Grand Order]]』第四特異点『死界魔霧都市 ロンドン』でははぐれサーヴァントとして西暦1888年のロンドンに召喚される。英霊召喚というものの本質を探り、[[ゲーティア]]の霊基の真実の一端を暴くも「褒美」としてゲーティアの手で殺されてしまう。 | + | : 『[[Fate/Grand Order]]』の第四特異点『[[死界魔霧都市 ロンドン]]』でははぐれサーヴァントとして西暦1888年のロンドンに召喚される。英霊召喚というものの本質を探り、[[ゲーティア]]の霊基の真実の一端を暴くも「褒美」としてゲーティアの手で殺されてしまう。 |
− | :終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅣの座を統括する[[バルバトス|管制塔バルバトス]]と交戦する。 | + | :終局特異点『[[冠位時間神殿 ソロモン]]』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅣの座を統括する[[バルバトス|管制塔バルバトス]]と交戦する。 |
| ; 人物 | | ; 人物 |
| : 一見すると小柄な美少年だが、非常に口が悪く、声や話し方も外見に似つかわしくなく、その瞳には絶望の影がある。 | | : 一見すると小柄な美少年だが、非常に口が悪く、声や話し方も外見に似つかわしくなく、その瞳には絶望の影がある。 |
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| | rowspan="2"|[[キャスター]] || [[殺生院キアラ]] || E || E || E || EX || E || C ||高速詠唱:E<br>アイテム作成:C||無辜の怪物:D<br>人間観察:A|| style="text-align:left"| | | | rowspan="2"|[[キャスター]] || [[殺生院キアラ]] || E || E || E || EX || E || C ||高速詠唱:E<br>アイテム作成:C||無辜の怪物:D<br>人間観察:A|| style="text-align:left"| |
| |- | | |- |
− | | [[主人公 (Grand Order)]] || E || E || E || EX || E || C ||陣地作成:D<br>道具作成:C||人間観察:A<br>高速詠唱:E<br>無辜の怪物:D<br>人魚姫の愛:EX|| style="text-align:left"|強化クエストクリアで「無辜の怪物」→「人魚姫の愛」に変化。 | + | | [[主人公 (Grand Order)]] || E || E || E || EX || E || C ||陣地作成:D<br>道具作成:C||人間観察:A→A++<br>高速詠唱:E<br>無辜の怪物:D<br>人魚姫の愛:EX|| style="text-align:left"|強化クエストクリアで「無辜の怪物」→「人魚姫の愛」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「人間観察」がA++ランクに上昇 |
| |} | | |} |
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| ;[[葛飾北斎]] | | ;[[葛飾北斎]] |
| :「絵にはならないが筆にはなる」と褒めており、珍しく「二人きりになりたい」と色気のある様子を見せている。 | | :「絵にはならないが筆にはなる」と褒めており、珍しく「二人きりになりたい」と色気のある様子を見せている。 |
− | :……その本音は「滝沢馬琴を紹介してほしい」という色気もへったくれもない理由であったが。 | + | :……その本音は「滝沢馬琴を紹介してほしい」という色気もへったくれもない理由であったが。ただ、後にサーヴァントとして実装された[[曲亭馬琴]]が北斎同様「本人が娘の肉体を借りて現界している」という状態だったため、若干の色気があった可能性も否定できない。 |
| + | ;[[紅閻魔]]、[[ミス・クレーン]] |
| + | :それぞれ「舌切り雀」「鶴の恩返し」の童話と関係する存在。 |
| + | :物語自体には「どこもやることは同じだな」と辛辣だが、雀のお宿と鶴の仕事現場については深く共感している模様。 |
| + | ;[[妖精騎士ガウェイン]]、[[妖精騎士トリスタン]]、[[妖精騎士ランスロット]] |
| + | :「妖精に英霊の要素を重ね合わせる」という悲劇に非業をトッピングするような有様にドン引きしている。 |
| + | ;[[オベロン]] |
| + | :素朴なものを脚色して別物に仕立て上げる有様を「無辜の怪物」と言い切っているが、彼の抱えた破滅願望については「誰でも持ちうるもの」と共感している。 |
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| === ちびちゅき! === | | === ちびちゅき! === |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| === Fate/EXTRA CCC === | | === Fate/EXTRA CCC === |
− | ; 「――女の話をしよう。<br/> 目覚めた時から、女は病理に繋がれていた。<br/> 重い鎖は満遍なく。つま先から頭まで、ミイラの如き死に化粧。<br/> 自由がない、と余人は憐む。<br/> 自由はない、と彼女は喜ぶ。<br/> 鉄のドレスは難攻不落。<br/> 城門開いたその奥に、在るのは乙女か魔性の罠か。<br/> 他人の秘密は蜜の味というが、さて。」
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− | : 第一章『隷属庭園』冒頭の語り。
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− |
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− | ; 「――女の話をしよう。<br/> 着替えた時から、女は衆目を集めていた。<br/> 虫も殺せない可憐さで、女は男を管理する。<br/> 節度のある生活を! なるほどそいつは聞こえがいい。<br/> 無駄のない人生を! いかにもそいつは素晴らしい。<br/> 待っているのは計算監獄。無垢なるものこそ残酷だ。<br/> 眉目秀麗、品行方正。なのにどうしてこうなった?」
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− | : 第二章『計算監獄』冒頭の語り。
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− |
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− | ; 「<RUBY><RB>愛に濡れた唇は囁く</RB><RT>女の話をしよう</RT></RUBY>。<br/> <RUBY><RB>"貴方のすべてを、私に下さい"</RB><RT>愛を知った時、女は魔物に変生する</RT></RUBY><br/> 愛しみと憎しみは本来、別々のもの。<br/> それが一つのものとして語られる時、<br/> これらをつなげる感情が不可欠になる。<br/> ――狂気だ。<br/> 狂おしいほど愛している。狂おしいほど憎んでいる。<br/> 他人への想いがこの域にまで達した時、<RUBY><RB>愛憎</RB><RT>かいぶつ</RT></RUBY>は現れる。<br/> ……とかく、一目惚れとは暴力のようなもの。<br/> する方は幸福だが、される方には不意打ちだ。」
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− | : 第三章『愛憎唇紅』冒頭の語り。
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− | ; 「――女の話をしよう。<br/> 肥大化した自我は、女の人生を食い潰した 。<br/> 誰だろうと夢を見る自由はある 。<br/> 理想の自分。理想の快楽。理想の未来。<br/> 理想の他人。理想の恋人。理想の別離。<br/> 誰だろうと、安い夢を見る自由はある。<br/> だが、その大半は<RUBY><RB>悪夢</RB><RT>わるいゆめ</RT></RUBY>だ。」
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− | : 第四章『麻酔城塞』冒頭の語り。
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− |
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− | ; 「――女の話をしよう。<br/> どうせ食べるのなら、まるごとがいいと女は思った。<br/> 支配者にして処刑人。<br/> 調理人にして毒味役。<br/> 美食を重ねること数百人。<br/> 堪能、溺愛、泥酔、絶頂。<br/> ふしだらな食事のツケは頭に生えた異形の<RUBY><RB>魔羅</RB><RT>つの</RT></RUBY>か。<br/> だがまあ、そう珍しい事でもない。<br/> 美しい少女を貪るのは、<RUBY><RB>男性女性</RB><RT>ニンゲンども</RT></RUBY>の本能だ。」
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− | : 第五章『血々純潔』冒頭の語り。
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− | ; 「<RUBY><RB>愛に溺れた瞳は語る</RB><RT>女の話をしよう</RT></RUBY>。<br/> <RUBY><RB>"私のすべては、貴方のために"</RB><RT>愛を守る時、女は女神と等しくなる</RT></RUBY><br/> おまえの体が目当てだ、と男は笑った。まるでケダモノね、と女は言った。<br/> おまえの心は俺のものだ、と男は笑った。ええその通りよ、と女は言った。<br/> 助けてくれ、と男は言った。ケダモノではまだ足りない、と女は笑った。<br/> 愛しているのに、と男は言った。ええその通りよ、と女は笑った。<br/> 男女はヴェールの向こうで一つになる。癒着する肌のように。熱に溶ける氷のように。<br/> 溺愛を具現する女は笑う。すべてを支配してこそ、真実の愛たり得るのだと。」
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− | : 第六章『快楽臨界』冒頭の語り。
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− |
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− | ; 「――最後の話をしよう。<br/> 儚く現実に破れる、当たり前の恋の<RUBY><RB>結末</RB><RT>はなし</RT></RUBY>を。」
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− | : 第七章『乙女ノ深層』冒頭の語り。
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− |
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− | ;「――では、その女の話をしよう。<br/> 淫らに現実を侵す、おぞましい愛の<RUBY><RB>末路</RB><RT>はなし</RT></RUBY>を。」
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− | : 最終章『聖女ノ深層』冒頭の語り。
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− |
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| ; 「その人間の価値、ひたすらにコキおろしてやろう。」 | | ; 「その人間の価値、ひたすらにコキおろしてやろう。」 |
| : 彼の在り方が最も端的に表れたセリフ。一見するとただの捻くれた奴だが、毒舌でこそあるもののそもそも批判も非難もしておらず、その人間の意志や生き方を尊重し、真実を彼なりに誠実かつ真摯に語っている。ただ、その毒舌ゆえに誤解されがちなのは否めない。 | | : 彼の在り方が最も端的に表れたセリフ。一見するとただの捻くれた奴だが、毒舌でこそあるもののそもそも批判も非難もしておらず、その人間の意志や生き方を尊重し、真実を彼なりに誠実かつ真摯に語っている。ただ、その毒舌ゆえに誤解されがちなのは否めない。 |
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| *コハエース欄外での名前は「AMENじゃない方」(漫画『HELLSING』に登場する神父「アレクサンド・アンデルセン」が元ネタ)。 | | *コハエース欄外での名前は「AMENじゃない方」(漫画『HELLSING』に登場する神父「アレクサンド・アンデルセン」が元ネタ)。 |
| **なお、OVA版『HELLSING』にはキャスターを演じる子安氏とTYPE-MOON作品に出演した声優数名が出演している………が、約半数が[[ヴラド三世 (EXTRA)|中田譲治氏が演じる]][[ヴラド三世 (Apocrypha)|チートでどう見てもラスボスな]][[ヴラド三世 (Grand Order)|主人公]]に呆気なく殺されている。 | | **なお、OVA版『HELLSING』にはキャスターを演じる子安氏とTYPE-MOON作品に出演した声優数名が出演している………が、約半数が[[ヴラド三世 (EXTRA)|中田譲治氏が演じる]][[ヴラド三世 (Apocrypha)|チートでどう見てもラスボスな]][[ヴラド三世 (Grand Order)|主人公]]に呆気なく殺されている。 |
| + | *『Avalon le Fae Synopsys』によるとブリテン異聞帯にて、ノリッジに住む土の氏族の妖精「トム・ティット」として登場する予定だった様子。 |
| + | **またその場合は後にロンディニウムに移住して、ロンディニウム炎上の際に死亡する展開だった。 |
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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
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