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人物、名台詞に追記
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:サーヴァントとしては、ギリシャ神話の双子座の英雄ではなく、本来の双子神の神霊としての側面が強い。
 
:サーヴァントとしては、ギリシャ神話の双子座の英雄ではなく、本来の双子神の神霊としての側面が強い。
 
:カストロは元々神であった自身を後付けの伝承で人へと零落させた人間たちへ強い怒りを抱いている。そのため常に尊大で不機嫌そうにしており人間であるマスターへの対応も辛辣。ただしそれはポルクスを他人から護ろうとするために攻撃的になっている<del>はた迷惑なブラコン振り</del>感が強く、一人でいるときは割と対応が柔らかくて大人しい。
 
:カストロは元々神であった自身を後付けの伝承で人へと零落させた人間たちへ強い怒りを抱いている。そのため常に尊大で不機嫌そうにしており人間であるマスターへの対応も辛辣。ただしそれはポルクスを他人から護ろうとするために攻撃的になっている<del>はた迷惑なブラコン振り</del>感が強く、一人でいるときは割と対応が柔らかくて大人しい。
:一方のポルクスは穏やかな常識人。彼女が気難しい兄をたしなめるストッパー役を果たしているため、マスターとの関係はさほど問題になることはない。兄が零落し一時期人間となっていたこともあり、人間を守護の対象としている。
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:一方のポルクスは穏やかな常識人。彼女が気難しい兄をたしなめるストッパー役を果たしているため、マスターとの関係はさほど問題になることはない。兄が零落し一時期人間となっていたこともあり、人間を守護の対象としている。反面、ディオスクロイの幕間にてボイジャー曰く、「きんいろで、まぶしくて、でもちょっぴりつめたい」。神としての側面はカストロよりも強く、兄に関する事柄以外だと平等ゆえのドライさがある。
 
;能力
 
;能力
 
:同一の存在でありながら二つの肉体に異なるクラスの性質を宿す特殊なサーヴァント。ある種のダブルクラスとも言える。
 
:同一の存在でありながら二つの肉体に異なるクラスの性質を宿す特殊なサーヴァント。ある種のダブルクラスとも言える。
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:カストロはのっけから塩対応である。そしてポルクスのフォローが光る。
 
:カストロはのっけから塩対応である。そしてポルクスのフォローが光る。
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;マイルーム
 
;カストロ「人理、人類史……成程、消え果てたか。はは、ざまあないな! 人の世など滅ぶがままにさせておけ」<br />ポルクス「いけません。滅ぼさせませんよ」<br />カストロ「む、むう……」
 
;カストロ「人理、人類史……成程、消え果てたか。はは、ざまあないな! 人の世など滅ぶがままにさせておけ」<br />ポルクス「いけません。滅ぼさせませんよ」<br />カストロ「む、むう……」
 
:絆レベル1。
 
:絆レベル1。
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:汎人類史と異聞帯、最大の違い。愛する兄が人間に零落するという経験を越えて、ポルクスは人間を守護するという考えに至る。
 
:汎人類史と異聞帯、最大の違い。愛する兄が人間に零落するという経験を越えて、ポルクスは人間を守護するという考えに至る。
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;戦闘んn
 
;ポルクス「兄様を傷つける者、皆殺す!」<br />カストロ「ふっ…ポルクス!」<br />
 
;ポルクス「兄様を傷つける者、皆殺す!」<br />カストロ「ふっ…ポルクス!」<br />
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:カストロのシスコンっぷりが目立つディオスクロイだが、ポルクスもしっかり過激なブラコンである。ちなみに、この時のカストロは非常に嬉しそうな声。
 
:カストロのシスコンっぷりが目立つディオスクロイだが、ポルクスもしっかり過激なブラコンである。ちなみに、この時のカストロは非常に嬉しそうな声。
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;本編
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;――私と/俺と、あなた/おまえ。<br />生まれた時からずっと共に在るもの。<br />かけがえのないもので、代わりなんて存在しないもの。<br />相手が何を考えているか……手に取るように、分かっていた頃もあったと想う。<br />ずっとずっと遠い昔の事。<br />今は……正直なところ、もう、何を考えているかまでは分からない。<br />こういう事かな、と予想が当たる事はある。<br />外れてしまう事もある。<br />でも――<br />信じている。<br />愛している。<br />誰よりも。<br />地上の、いいえ……過去現在未来のすべての何よりも、何よりも。<br />
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:お互いの考える事が手に取るようにわかった頃を思う。しかしわからなくなっても尚、相手への信頼と愛情は確かなもの。
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;カストロ「貴様らはそこまでか弱くありながら、神たる我らを、時の悠久の中で変質させてゆく! おお、信仰! ヒトの想い! 汎人類史にて、俺は人へ零落したという! <br />そして…我が愛しき妹もまた、半神へと堕とされた。」<br />ポルクス「兄様――」<br />
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:愛の深さはそのまま、自らと共に愛する者を堕とされた怒りとなる。
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:神から神霊に零落するという経験。汎人類史でカストロは人に、ポルクスは半神に堕とされた事実。これらを得た彼らの人間そのものに対する認識は、神という永遠を長い時の中で変質させる、忌々しい存在となっていた。
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:この時、怒り狂うカストロを見るポルクスの表情は、悲しそうなものである。
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'''カストロ「ならば挑み続けるがいい。せいぜい、絶望の待ち受ける明日を拓くがいい!」'''
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  消滅する直前。破神同盟の言う明日とは死である事を指摘した際、それでも今とは違う明日が欲しいと返されて。
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  言葉は傲慢ではあるが、導きの星としてカストロなりの激励である。その横で、ポルクスは最期まで兄の消滅をひたすら気にかけていた。
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'''イベント'''
 
;ポルクス「そういう訳にはいきません! 私たちは、あなたのサーヴァントなのですから。ですよね?兄様」<br />カストロ「命令系統は保たれるべきだ。しかし……。人間に伺いを立てる必要などあるまい! ポルクス!」<br />ポルクス「……もう、兄様。」<br />
 
;ポルクス「そういう訳にはいきません! 私たちは、あなたのサーヴァントなのですから。ですよね?兄様」<br />カストロ「命令系統は保たれるべきだ。しかし……。人間に伺いを立てる必要などあるまい! ポルクス!」<br />ポルクス「……もう、兄様。」<br />
    
:赤兎馬の幕間より。図書館を利用するためマスターの許可を取ろうとし、逐一許可を取る必要はないと言われた際の反応。
 
:赤兎馬の幕間より。図書館を利用するためマスターの許可を取ろうとし、逐一許可を取る必要はないと言われた際の反応。
 
:兄妹揃って非常に生真面目な面を見せる。それはそれとしてカストロの人間嫌いは健在。
 
:兄妹揃って非常に生真面目な面を見せる。それはそれとしてカストロの人間嫌いは健在。
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;――私と/俺と、あなた/おまえ。<br />生まれた時からずっと共に在るもの。<br />かけがえのないもので、代わりなんて存在しないもの。<br />相手が何を考えているか……手に取るように、分かっていた頃もあったと想う。<br />ずっとずっと遠い昔の事。<br />今は……正直なところ、もう、何を考えているかまでは分からない。<br />こういう事かな、と予想が当たる事はある。<br />外れてしまう事もある。<br />でも――<br />信じている。<br />愛している。<br />誰よりも。<br />地上の、いいえ……過去現在未来のすべての何よりも、何よりも。<br />
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:本編より。
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'''カストロ「妹を探している。図書館を荒らすつもりはないが――何らかの荒事も起こりかねん。ゆえにあらかじめ伝えておく。'''
:お互いの考える事が手に取るようにわかった頃を思う。しかしわからなくなっても尚、相手への信頼と愛情は確かなもの。
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'''有り得ぬことを実現させる手段は幾つかあれど、カルデアには複数の聖杯があると聞く。欠片であろうと願望器だ。多くの場合、あの類は面倒を呼ぶ。'''
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'''…そうなった時は、すまない。'''
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'''被害は極力抑えるが、覚悟はしてほしい。」'''
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  幕間「導きの星をさがして」より。妹が側にいない時のカストロは非常に常識的。人間である紫式部にもしっかりと対応する。
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'''カストロ「俺とポルクスは空の輝き、二人で一人、二騎で一騎、揃ってこその導きの星。'''
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'''仲違いなどするものか。ポルクスの行いのすべては、俺の喜びだ――」'''
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  ボイジャーに兄妹仲を褒められ、盛大に惚気る。ポルクスも照れはするものの否定はしない。
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'''カストロ「闇夜。」'''
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'''ポルクス「暗黒。」'''
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'''カストロ「人間たちを迷わせる恐怖の具現。我らが在れば、まったくもって恐るるに足らず!」'''
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'''ポルクス「たとえ千里万里の無明の闇が広がろうとも、我らが導きとなりましょう!」'''
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'''カストロ「我らは輝き!我らは導く!」'''
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'''ポルクス「英雄よ、人よ、人の生み出せしモノよ!――汝、闇を恐れることなかれ!」'''
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  闇夜の具現である冥界の巨人を前にして。ディオスクロイは導きの星、双子神としての自覚が非常に強い。
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'''カストロ「神たる我らの一助になれたのであれば、誇るべきだ。これは厳然たる事実に他なるまいよ。'''
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'''おまえたちも光栄に思え。イアソン、星の子、そして人間。」'''
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  非常に傲慢な口調ではあるが、カストロなりに褒めている。人間嫌いの神ではあるが、彼なりに周りの人々を思っている。
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'''カストロ「――導きの光!航海、旅、冒険!――それらと寄り添う者に加護を与えし神である!'''
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'''つまり、だ。'''
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'''我らのもたらす光は、おまえにこそ相応しい。'''
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'''ずっと航海をして、旅をして、ずっとずっと冒険をし続けている、おまえ。'''
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'''この光を忘れるな。」'''
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  バレンタイン、カストロのお返しではセントエルモの火を贈られる。航海の守護者として、航海の安全・冒険の成就を約束するもの。主人公だけに贈られた、特別な加護である。
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  初対面では塩対応だったカストロだが、時間をかければ旅路を祝福してくれる。
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  尚、ポルクスからは内心「チョコ貰っただけでコレっていうのは、いくら何でも、ちょっとばかり重すぎるのでは」と思われていた。
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;カストロ「貴様らはそこまでか弱くありながら、神たる我らを、時の悠久の中で変質させてゆく! おお、信仰! ヒトの想い! 汎人類史にて、俺は人へ零落したという! <br />そして…我が愛しき妹もまた、半神へと堕とされた。」<br />ポルクス「兄様――」<br />
     −
:愛の深さはそのまま、自らと共に愛する者を堕とされた怒りとなる。
  −
:神から神霊に零落するという経験。汎人類史でカストロは人に、ポルクスは半神に堕とされた事実。これらを得た彼らの人間そのものに対する認識は、神という永遠を長い時の中で変質させる、忌々しい存在となっていた。
  −
:この時、怒り狂うカストロを見るポルクスの表情は、悲しそうなものである。
            
==メモ==
 
==メモ==
   
*戦闘時はポルクスが前に立ち、カストロが背後を守っているが、被ダメージの瞬間だけ立ち位置が入れ替わり、カストロが攻撃を受け止める動きになっている。
 
*戦闘時はポルクスが前に立ち、カストロが背後を守っているが、被ダメージの瞬間だけ立ち位置が入れ替わり、カストロが攻撃を受け止める動きになっている。
 
*攻撃モーションでポルクスは剣を使って攻撃するが、[[イアソン]]のマイルーム会話では、彼女はボクシングも得意としている様子。
 
*攻撃モーションでポルクスは剣を使って攻撃するが、[[イアソン]]のマイルーム会話では、彼女はボクシングも得意としている様子。
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