45行目: |
45行目: |
| : インバネスを着込み、片手にパイプを持った長身痩躯の男。服の袖口などから先にルーペの付いた細い機械腕のようなものが何本も覗いている。 | | : インバネスを着込み、片手にパイプを持った長身痩躯の男。服の袖口などから先にルーペの付いた細い機械腕のようなものが何本も覗いている。 |
| : 思案的かつ行動的、大胆かつ緻密。そして冷静沈着。探偵らしく論理的な思考を重視し、深い洞察を持って対象を観察しようとする。 | | : 思案的かつ行動的、大胆かつ緻密。そして冷静沈着。探偵らしく論理的な思考を重視し、深い洞察を持って対象を観察しようとする。 |
− | : その在り方は最早、人の域を超えて、“賢き者”“明かす者”の具現でさえある。ただひたすら探偵らしく論理的な思考を重視し、深い洞察を持って対象を観察しようとする。 | + | : その在り方は最早、人の域を超えて、“賢き者”“明かす者”の具現でさえある。 |
| : ただ、天才特有の嫌味な性格から起因する困った部分もそれなりにはあり、仰々しく回りくどい喋り方や空気の読めない発言は日常茶飯事、確証が持てない事は身内にも黙っていたり途中まで言いかけて言葉を濁したり、逆に必要とあらば周囲に碌な説明もせずに独断行動や顰蹙や誤解を招きかねない言動を躊躇なく取ることさえよくある、とお世辞にも取っつきやすい人物とは言い難い。 | | : ただ、天才特有の嫌味な性格から起因する困った部分もそれなりにはあり、仰々しく回りくどい喋り方や空気の読めない発言は日常茶飯事、確証が持てない事は身内にも黙っていたり途中まで言いかけて言葉を濁したり、逆に必要とあらば周囲に碌な説明もせずに独断行動や顰蹙や誤解を招きかねない言動を躊躇なく取ることさえよくある、とお世辞にも取っつきやすい人物とは言い難い。 |
| : 特に、自分が「実際の危険が無い」と判断した場合は平気で他人に危険な行為や無茶振りを強要するという黒い面もあり、奇しくもこの点はライバルであるモリアーティと類似している。 | | : 特に、自分が「実際の危険が無い」と判断した場合は平気で他人に危険な行為や無茶振りを強要するという黒い面もあり、奇しくもこの点はライバルであるモリアーティと類似している。 |
57行目: |
57行目: |
| : B++ランクの「バリツ」スキルは東洋武術とボクシングを組み合わせた打撃術であり、カウンターや投げも得意技の内として含まれる。打・投・極の全方面対応型護身術という代物であり、生前の段階でキメラを投げ飛ばせるほどの腕前を持ち、条件が揃えば宝具の真名解放級の絶技としても用いられる。[[ジェームズ・モリアーティ|モリアーティ]]曰く「腰が入っていないようでキレがある」。 | | : B++ランクの「バリツ」スキルは東洋武術とボクシングを組み合わせた打撃術であり、カウンターや投げも得意技の内として含まれる。打・投・極の全方面対応型護身術という代物であり、生前の段階でキメラを投げ飛ばせるほどの腕前を持ち、条件が揃えば宝具の真名解放級の絶技としても用いられる。[[ジェームズ・モリアーティ|モリアーティ]]曰く「腰が入っていないようでキレがある」。 |
| : 第六特異点でアトラス院のトライヘルメスに触れたことで、[[並行世界]]や剪定事象、神代の知識や[[聖槍]]の知識を得たが、当人は人々がソレを知る必要はなく、知ってはいけないと考えている。 | | : 第六特異点でアトラス院のトライヘルメスに触れたことで、[[並行世界]]や剪定事象、神代の知識や[[聖槍]]の知識を得たが、当人は人々がソレを知る必要はなく、知ってはいけないと考えている。 |
− | : 小説以上に科学、魔術の素養があり、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]による霊基グラフデータを移すトランク型データバンクの作成を手伝った。魔術でオリュンプスの一般人には感知不能の隠蔽結界を張れるが、神・神霊程度の相手の場合は、その結界は丸見えらしい。 | + | : 小説以上に科学、魔術の素養があり、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]による霊基グラフデータを移すトランク型データバンクの作成を手伝った。魔術はオリュンポスの一般人レベル相手にならば感知不能の隠蔽結界を張れるが、神・神霊レベルの相手の場合は、その結界は丸見えらしい。 |
| | | |
| == ステータス == | | == ステータス == |
148行目: |
148行目: |
| ; [[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]] | | ; [[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕]] |
| : 話が合う相手。よくカルデアのロビーで話し込んでいる。 | | : 話が合う相手。よくカルデアのロビーで話し込んでいる。 |
− | :依代の[[ロード・エルメロイⅡ世]]もまた『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』で探偵役を務めており、ホームズが推理で'''「ハウダニット」'''を重点とするのに対しエルメロイは'''「ホワイダニット」'''を重点においている。 | + | :依代の[[ロード・エルメロイⅡ世]]もまた『[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]]』で探偵役を務めており、ホームズが推理で'''「ハウダニット」'''(「どうやって」やったのか)を重点とするのに対しエルメロイは'''「ホワイダニット」'''(「なぜ」やったのか)を重点においている。 |
| ; [[ゴルドルフ・ムジーク]] | | ; [[ゴルドルフ・ムジーク]] |
| : カルデアの新所長。彼を助けた事により、カルデアの経営顧問に任命される<ref group = "注">なお、この人事についてはマシュからは'''「新所長には破滅願望でもあるのか」'''と酷評されている。実際、シャーロック・ホームズシリーズでもたびたび触れられているが、ホームズの知識・才能は非常に偏っており、心理学や数学には長けているものの、地質学は土の性質のみに通暁していて、天文学に至っては地動説すら知らないレベルである。ホームズも経営は初めてとのことなので、そちら方面の能力は絶望視されているが、ゴルドルフを言葉巧みにコントロールする話術やスタッフをまとめ方針を決定する判断力など、経営力と呼べるかは不明だが新カルデアの大黒柱としては十分な能力を有している模様。</ref>。 | | : カルデアの新所長。彼を助けた事により、カルデアの経営顧問に任命される<ref group = "注">なお、この人事についてはマシュからは'''「新所長には破滅願望でもあるのか」'''と酷評されている。実際、シャーロック・ホームズシリーズでもたびたび触れられているが、ホームズの知識・才能は非常に偏っており、心理学や数学には長けているものの、地質学は土の性質のみに通暁していて、天文学に至っては地動説すら知らないレベルである。ホームズも経営は初めてとのことなので、そちら方面の能力は絶望視されているが、ゴルドルフを言葉巧みにコントロールする話術やスタッフをまとめ方針を決定する判断力など、経営力と呼べるかは不明だが新カルデアの大黒柱としては十分な能力を有している模様。</ref>。 |