「佐々木小次郎」を編集中
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− | + | == アサシン (stay night) == | |
− | + | * 真名:佐々木小次郎 | |
− | + | * 身長:176cm / 体重:63kg | |
− | + | * 出典:史実 | |
− | + | * 地域:日本 | |
− | + | * 属性:中立・悪 / カテゴリ:人 | |
− | + | * 性別:男性 | |
− | + | * イメージカラー:群青 | |
− | + | * 特技:剣 | |
− | + | * 好きなもの:花、鳥、風、月 / 苦手なもの:特になし | |
− | + | * 天敵:[[間桐臓硯]]、[[間桐桜]] | |
− | + | * CV:三木眞一郎 / キャラクターデザイン:また、武内崇(原案) / 衣装・武器デザイン:こやまひろかず | |
− | + | * 設定作成:奈須きのこ | |
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− | + | 「[[クラス (アサシン)|暗殺者]]」のクラスの[[サーヴァント]]。 | |
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− | 「[[アサシン|暗殺者]] | ||
; 略歴 | ; 略歴 | ||
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: 生前から柳洞寺に縁があり、召喚の触媒となったのは柳洞寺の山門。召喚者であるキャスターが「この世界の依り代」となれない存在であった為、本来であるならマスターが負うはずの依り代の役割も山門が担っている。それ故山門周囲から離れることはできない。キャスターの[[令呪]]により門番を命じられている。 | : 生前から柳洞寺に縁があり、召喚の触媒となったのは柳洞寺の山門。召喚者であるキャスターが「この世界の依り代」となれない存在であった為、本来であるならマスターが負うはずの依り代の役割も山門が担っている。それ故山門周囲から離れることはできない。キャスターの[[令呪]]により門番を命じられている。 | ||
; 人物 | ; 人物 | ||
− | : | + | : 一人称は「私」。紺色の雅な陣羽織に身を包み、長大な太刀を帯びた耽美な流浪人。 |
: 花鳥風月を愛で、飄々とどこかつかみ所のない性格をしているが、やはり生粋の武人であり、正々堂々とした勝負を好む。 | : 花鳥風月を愛で、飄々とどこかつかみ所のない性格をしているが、やはり生粋の武人であり、正々堂々とした勝負を好む。 | ||
: [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]や[[メドゥーサ|ライダー]]にはコナをかけるような発言をするも、[[三枝由紀香]]に懐かれるとどうして良いか判らず困る。そんな男。 | : [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]や[[メドゥーサ|ライダー]]にはコナをかけるような発言をするも、[[三枝由紀香]]に懐かれるとどうして良いか判らず困る。そんな男。 | ||
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:: “ほぼ同時”ではなく“全く同時”に放たれる円弧を描く三つの軌跡と、愛用する長刀、そして彼の超絶的な技巧と速さが生み出す必殺剣。燕返しの瞬間は刀が実際に増えており、一つの太刀筋を受けたところで残る二本により四散させられる。 | :: “ほぼ同時”ではなく“全く同時”に放たれる円弧を描く三つの軌跡と、愛用する長刀、そして彼の超絶的な技巧と速さが生み出す必殺剣。燕返しの瞬間は刀が実際に増えており、一つの太刀筋を受けたところで残る二本により四散させられる。 | ||
:: 魔術を使わずにただ剣技のみで第二魔法級の現象を起こす人の領域を超えた神域の技であり、彼にしか使うことが出来ない。 | :: 魔術を使わずにただ剣技のみで第二魔法級の現象を起こす人の領域を超えた神域の技であり、彼にしか使うことが出来ない。 | ||
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ||
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− | | rowspan="2"|[[アサシン]] || [[メディア|キャスター]] || C || E || A+ || E || A || ? || rowspan="2"|気配遮断:D || 燕返し<br />心眼(偽):A<br />透化:B+<br />宗和の心得:B || style="text-align:left"| | + | | rowspan="2"|[[クラス (アサシン)|アサシン]] || [[メディア|キャスター]] || C || E || A+ || E || A || ? || rowspan="2"|気配遮断:D || 燕返し<br />心眼(偽):A<br />透化:B+<br />宗和の心得:B || style="text-align:left"| |
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− | | [[主人公 (Grand Order)]] || C || E || A+ || E || A || - || 心眼(偽):A<br />透化:B | + | | [[主人公 (Grand Order)]] || C || E || A+ || E || A || - || 心眼(偽):A<br />透化:B+<br />宗和の心得:B || style="text-align:left"| |
|} | |} | ||
== [[宝具]] == | == [[宝具]] == | ||
− | + | 正式な英霊ではないため宝具を持っていないが、スキルである「燕返し」が宝具代わりに扱われることが多い。 | |
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== 真名:佐々木小次郎 == | == 真名:佐々木小次郎 == | ||
− | :佐々木小次郎。日本有数の剣豪・宮本武蔵の好敵手として語られる剣士。若くして巌流を極め、向かうところ敵無しとされた天才剣士。 | + | :佐々木小次郎。日本有数の剣豪・宮本武蔵の好敵手として語られる剣士。若くして巌流を極め、向かうところ敵無しとされた天才剣士。<br>―――なのだが、武蔵と違いその実像が定かではない存在であり、三尺の長刀で燕返しを繰り出していると言われるが、その技はは誰にも知らない。 |
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− | : | + | :要するに、佐々木小次郎とは武蔵にまつわる複数の文献をよせ集めてこしらえた架空の剣士である。 |
:生前の彼は名前を持つほど余裕のある人間ではなかったため本名など無く、伝説にある「燕返し」を披露できるという一点から「佐々木小次郎」という架空の英霊の殻を被るのに最も相応しいと人類のデータベースのようなところから呼び出されただけであり、名も無い剣士にすぎない亡霊。 | :生前の彼は名前を持つほど余裕のある人間ではなかったため本名など無く、伝説にある「燕返し」を披露できるという一点から「佐々木小次郎」という架空の英霊の殻を被るのに最も相応しいと人類のデータベースのようなところから呼び出されただけであり、名も無い剣士にすぎない亡霊。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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; [[Fate/stay night]] | ; [[Fate/stay night]] | ||
: 柳洞寺の門番として山門の守護を担っている。山門の結界やキャスターの援護、階段の上という位置の有利もあり、攻め寄せた全てのサーヴァントを撃退。 | : 柳洞寺の門番として山門の守護を担っている。山門の結界やキャスターの援護、階段の上という位置の有利もあり、攻め寄せた全てのサーヴァントを撃退。 | ||
; [[Fate/hollow ataraxia]] | ; [[Fate/hollow ataraxia]] | ||
: 相変わらずお地蔵さんだが、キャスターをからかったりして憂さを晴らしている模様。 | : 相変わらずお地蔵さんだが、キャスターをからかったりして憂さを晴らしている模様。 | ||
− | ; [[ | + | ; [[ちびちゅき!]] |
− | : | + | : 校門警備員。暇なので畑を耕し「巌流農園」を作る。 |
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; [[フェイト/タイガーころしあむ]] / [[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]] | ; [[フェイト/タイガーころしあむ]] / [[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]] | ||
− | : | + | : あたまのわるい結界のおかげで門の戒めから解放されたアサシン。戦いついでに可憐な小鳥たち(美女・美少女)と戯れようと街へと出る。 |
; [[Fate/unlimited codes]] | ; [[Fate/unlimited codes]] | ||
: 「無名の侍士」。原作の展開から派生したifで、セイバーとアサシンの一度目の勝負にキャスターが介入したことで展開が変化する。 | : 「無名の侍士」。原作の展開から派生したifで、セイバーとアサシンの一度目の勝負にキャスターが介入したことで展開が変化する。 | ||
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: [[英霊カード]]の一枚として登場。厄介な【先制】を無効化できる「透化」によって防御力は高い。だが'''この作品で最も不遇な英霊'''で、「山門の守護」によって襲撃が不可能、更に「武芸者の酔狂」によって暗殺は使用不能で、アサシンなのに暗殺できない。原作通り「アサシン」で召喚するとスキルの全てが死んでいるので絶対にやってはいけない。「セイバー」の適性も持ち、こちらだと大分マシになるが、やはり襲撃時に使える強化効果が死んでいる。 | : [[英霊カード]]の一枚として登場。厄介な【先制】を無効化できる「透化」によって防御力は高い。だが'''この作品で最も不遇な英霊'''で、「山門の守護」によって襲撃が不可能、更に「武芸者の酔狂」によって暗殺は使用不能で、アサシンなのに暗殺できない。原作通り「アサシン」で召喚するとスキルの全てが死んでいるので絶対にやってはいけない。「セイバー」の適性も持ち、こちらだと大分マシになるが、やはり襲撃時に使える強化効果が死んでいる。 | ||
: 【先制】を受けなくても基本的にこのゲームは迎撃側が圧倒的に不利になるので、「山門の守護」が足を引っ張りまくっている。原作の彼はメディアが行った反則のせいで山門から離れられなくなったのだから、こんなデメリットスキルが無くてもいい筈なのだが…… | : 【先制】を受けなくても基本的にこのゲームは迎撃側が圧倒的に不利になるので、「山門の守護」が足を引っ張りまくっている。原作の彼はメディアが行った反則のせいで山門から離れられなくなったのだから、こんなデメリットスキルが無くてもいい筈なのだが…… | ||
+ | ; [[カーニバル・ファンタズム]] | ||
+ | : 柳洞寺で留守番をさせられているため、それ以外の場所のシーンでは「書割」が代役として登場。「3rd Season」ではトラック野郎になり、山門をデコトラの荷台に載せる事で柳洞寺の外への移動を可能とした。ラストのアーネンエルベでのパーティーにも参加している。 | ||
; [[カプセルさーばんと]] | ; [[カプセルさーばんと]] | ||
: さーばんとの一匹。 | : さーばんとの一匹。 | ||
− | + | : コスト:200 / 戦闘力:B / 突破力:C / 移動力:- / 体力:D / 忍耐力:- / リキャスト:A | |
− | + | ; [[Fate/Grand Order]] | |
− | + | : アサシンのサーヴァントとして参戦。レア度はC(☆1)。イラストはまた氏。 | |
− | : | + | : 基本的にすべてのサーヴァントに見せ場が用意されているこの作品において、メインシナリオ全七章のどこにも登場しないという例外的なキャラクター。 |
− | + | : ……なのだが、プレイヤーと製作陣の間では「オルレアン救国のドラゴンスレイヤー」という扱いが定着している。理由は後述。 | |
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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: 召喚者。キャスターはアサシンの令呪を持っている。現界のための魔力は予め与えられているが、サーヴァントであるキャスターは現界の依り代とはなり得ず、柳洞寺の山門が依り代を代行している。 | : 召喚者。キャスターはアサシンの令呪を持っている。現界のための魔力は予め与えられているが、サーヴァントであるキャスターは現界の依り代とはなり得ず、柳洞寺の山門が依り代を代行している。 | ||
; [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]] | ; [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]] | ||
− | : | + | : 自身の剣技を存分に奮える相手。UBWルートでは果し合いの約定を守るため、魔力切れで消えかかる体を執念で維持した。 |
; [[三枝由紀香]] | ; [[三枝由紀香]] | ||
: 霊体化している小次郎が見える。相性も良かったらしく、文化祭の劇ではコンビの役を演じた。 | : 霊体化している小次郎が見える。相性も良かったらしく、文化祭の劇ではコンビの役を演じた。 | ||
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=== Fate/Grand Order === | === Fate/Grand Order === | ||
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; [[ネロ・クラウディウス]] | ; [[ネロ・クラウディウス]] | ||
: 彼の幕間の物語にて彼女が主催した剣闘士試合で大活躍し、彼女を多いに満足させる。 | : 彼の幕間の物語にて彼女が主催した剣闘士試合で大活躍し、彼女を多いに満足させる。 | ||
; [[マルタ]] | ; [[マルタ]] | ||
− | : | + | : イベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』にて、ワイバーン相手に無双した後の次の果たし相手として彼女とタラスクに目を付けている。 |
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=== その他 === | === その他 === | ||
; [[沖田総司|桜セイバー]] | ; [[沖田総司|桜セイバー]] | ||
: 同じ日本の剣客。[[ちびちゅき!]]では「桜を見ながら話ができれば、こんな嬉しい事は無いですね」とお花見の誘いをするために彼の元を訪れるが、農作業に従事する小次郎の姿に血を吐くほどのショックを受けてしまう。 | : 同じ日本の剣客。[[ちびちゅき!]]では「桜を見ながら話ができれば、こんな嬉しい事は無いですね」とお花見の誘いをするために彼の元を訪れるが、農作業に従事する小次郎の姿に血を吐くほどのショックを受けてしまう。 | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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;「───アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎」 | ;「───アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎」 | ||
:サーヴァントとは正体を隠すもの。しかし剣士であるアサシンにとって立会いの前に名を明かすことは当然の事であった。 | :サーヴァントとは正体を隠すもの。しかし剣士であるアサシンにとって立会いの前に名を明かすことは当然の事であった。 | ||
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;「この身は自分すら定かではない。佐々木小次郎という役柄を演じるだけの、名の無い使い捨ての剣士にすぎぬ」<br>「───だが。その私にも唯一意味があるとすれば、それは今だ。無名のまま死んでいった“私”に、もし、望みがあったとしたら」 | ;「この身は自分すら定かではない。佐々木小次郎という役柄を演じるだけの、名の無い使い捨ての剣士にすぎぬ」<br>「───だが。その私にも唯一意味があるとすれば、それは今だ。無名のまま死んでいった“私”に、もし、望みがあったとしたら」 | ||
:名もなき架空の英霊であるアサシンにとって聖杯にたくす願いなどない。ゆえに強者と立ち会える今この時に全てを捧げる。 | :名もなき架空の英霊であるアサシンにとって聖杯にたくす願いなどない。ゆえに強者と立ち会える今この時に全てを捧げる。 | ||
;「ふ───美しい小鳥だと思ったのだがな。その実、獅子の類であった」<br>「───ふむ。女を見る目には自信があったのだが。どちらも修行不足という事か」 | ;「ふ───美しい小鳥だと思ったのだがな。その実、獅子の類であった」<br>「───ふむ。女を見る目には自信があったのだが。どちらも修行不足という事か」 | ||
:セイバーに敗北するも雅な佇まいを残したままアサシンは消滅する。 | :セイバーに敗北するも雅な佇まいを残したままアサシンは消滅する。 | ||
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=== Fate/unlimitedcodes === | === Fate/unlimitedcodes === | ||
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=== フェイト/タイガーころしあむ === | === フェイト/タイガーころしあむ === | ||
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;「伊達にして帰すべし!?」 | ;「伊達にして帰すべし!?」 | ||
− | : | + | :凛を手当てしようとして逆に殴られた際に出てきた言葉。<br>ちなみにこのルートでは、イリヤに対し<b>「お兄様と呼んで良いんだぞ。」</b>と言ったり、本編でのクールな面影は一切ない。 |
;「それにしても――これで三本目か。……おかしいな。私の芸風、もう古いのだろうか?」 | ;「それにしても――これで三本目か。……おかしいな。私の芸風、もう古いのだろうか?」 | ||
− | : | + | :セイバーに桜&ライダーに凛と戦いには三連勝だが、ナンパには三連敗。 |
;「強敵と語らい、美女に囲まれ、風月を愛で、そして美食に酔う――」<br>「悪くない…な。このような夜も。」<br>「…うぬ。ならばあの戦いも、実に有意義なものであった――」 | ;「強敵と語らい、美女に囲まれ、風月を愛で、そして美食に酔う――」<br>「悪くない…な。このような夜も。」<br>「…うぬ。ならばあの戦いも、実に有意義なものであった――」 | ||
− | : | + | :また柳洞寺から離れられなくなってしまったが、強敵たちや美女たちが来てくれた。 |
;「ふ、ふふふふふ、ははははは! まったく迷惑極まる、やはり宮仕えなどするものではないな!」 | ;「ふ、ふふふふふ、ははははは! まったく迷惑極まる、やはり宮仕えなどするものではないな!」 | ||
252行目: | 148行目: | ||
=== Fate/Grand Order === | === Fate/Grand Order === | ||
− | + | ;「秘剣『燕返し』!」 | |
− | ; | + | :宝具発動時の台詞。厳密には宝具では無いが、彼にしか出せない回避不能の魔剣を放つ。 |
− | : | ||
− | + | ;「もしやの強敵と期待したが、これではあらたな秘剣開眼にはほど遠いな。やれやれ。あの日のツバメを上回る難物に、拙はいつ出会えたものやら。」 | |
− | ; | + | : 幕間の物語「'''LEGEND・OF・THE・SAMURAI'''」にて、ローマのコロシアムで「剣闘士殺しのデーモンソード」という名の悪魔(ローマの人々やネロは人間と思っていたが…)を下して。'''もはやその燕は何者だかわからない'''。一応プロフィールでも「ここまでの魔技がなくても燕は斬れる」と明言されたが、やはり何者なんだあの燕。第二魔法の境域まで辿り付く剣技を修練できる事がやはりおかしい。Dr.ロマンから「あなたの所のツバメ絶対おかしいですよね、'''幻想種?幻想種なの?'''」と突っ込まれてしまった。 |
− | : | ||
− | + | ;「米の一俵もでるのであろう?いやあ、武芸で金を得られるとは、よい街だなここは!」 | |
− | + | : 幕間の物語にて、ローマのコロシアムでの戦いに勝って。普段から農民らしさに欠けており武芸者の一面が強い彼にしては珍しく普通の農民らしい一面である。 | |
− | : | + | : ちなみに、彼が調子に乗って勝利を重ねまくった結果歴史が改変されてしまい、古代ローマの伝承に「SAMURAI」の文字が刻まれることに…。 |
+ | : …コレ、大丈夫なのであろうか? | ||
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;「ええー?ほんとにござるかぁ?」 | ;「ええー?ほんとにござるかぁ?」 | ||
:『月の女神はお団子の夢を見るか?』より。手合わせを「性に合わない」として拒否するマルタを、曰く「苦虫噛みつぶしたような声」で煽る。以降の会話で漏れ出る素のマルタを見るに、おそらく正しい指摘ではある。 | :『月の女神はお団子の夢を見るか?』より。手合わせを「性に合わない」として拒否するマルタを、曰く「苦虫噛みつぶしたような声」で煽る。以降の会話で漏れ出る素のマルタを見るに、おそらく正しい指摘ではある。 | ||
− | : | + | :後の『セイバーウォーズ』では[[フォウ]]がこれを意識したと思しき鳴き声で主人公を煽っていた。 |
; 「ここで一句。『青の海 海辺でデレる マルタどの』。……ふふ……ありえぬ……ありえぬなぁ……」 | ; 「ここで一句。『青の海 海辺でデレる マルタどの』。……ふふ……ありえぬ……ありえぬなぁ……」 | ||
− | : 期間限定『天魔御伽草子 | + | : 期間限定『天魔御伽草子 鬼ヶ島』での退場時のセリフ。確かにありえないが……なぜ急に句を読むのか。なぜマルタなのか。 |
− | : | + | : よく分からないまま、本人は満足そうに消えて行った。 |
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===その他の作品=== | ===その他の作品=== | ||
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;「久々の娑婆の空気はうまいぜ!<br> どきな!どきな!なーはっは!おらぁ!おらぁ!」 | ;「久々の娑婆の空気はうまいぜ!<br> どきな!どきな!なーはっは!おらぁ!おらぁ!」 | ||
− | :[[カーニバル・ファンタズム]] | + | :[[カーニバル・ファンタズム]]、第9話『SEIHAI GRANDPRIX』より。山門ごとトラックに積み込みレースに参戦。荒々しい口調になり、山門を「相棒」と呼ぶなどキャラの壊れっぷりは他作品の比ではなく、凛からは「もうアサシンの原型ないわね」と言われている。 |
;「やれやれ拙者「人間と打つのは久しぶり」と言ったはずであろうに<br/> ろくに手加減できんかもしれんのだ そう軽率に必殺を投げ込まれては———<br/> ———こちらも同じものを返さざるを得なくなるだろう その槍 もはや私に届くことはあるまいよ」 | ;「やれやれ拙者「人間と打つのは久しぶり」と言ったはずであろうに<br/> ろくに手加減できんかもしれんのだ そう軽率に必殺を投げ込まれては———<br/> ———こちらも同じものを返さざるを得なくなるだろう その槍 もはや私に届くことはあるまいよ」 | ||
− | : | + | :[[クー・フーリン|ランサー]]の必殺の一撃を二度までも返り討ちにして。 |
− | : | + | :……これで、[[Fate/mahjong night 聖牌戦争|麻雀でなければ]]最高にカッコいいのだが。 |
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== メモ == | == メモ == | ||
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*山門周囲から離れられないため、「お地蔵さん」と言われている。本人にとっても相当辛いらしく、「タイガーころしあむ」でこの事を愚痴っている。そんな彼にとって由紀香や士郎は貴重な話し相手であり、多少なりありがたがっている。 | *山門周囲から離れられないため、「お地蔵さん」と言われている。本人にとっても相当辛いらしく、「タイガーころしあむ」でこの事を愚痴っている。そんな彼にとって由紀香や士郎は貴重な話し相手であり、多少なりありがたがっている。 | ||
− | *作中一の美形設定。元々プロトタイプ(『[[Fate/Prototype]] | + | *作中一の美形設定。元々プロトタイプ(『[[Fate/Prototype]]』)の段階では男女構わず篭絡するような「神秘的な超絶美形」を構想していたらしいが、結局現在のような「伊達男風の美形」に落ち着いた。 |
− | *作中で彼と対峙したセイバーは、階段という地の利を活かし有利に戦っていると推察していたが、実際のところ平地ならもっと強かった可能性の方が高い。<br /> | + | *作中で彼と対峙したセイバーは、階段という地の利を活かし有利に戦っていると推察していたが、実際のところ平地ならもっと強かった可能性の方が高い。<br />というのも「燕返し」は平地ならより厄介になりえるし、(セイバーは知り得ぬことだが)彼の敏捷値は第五次でも随一の高さを誇り非常に平地戦向きであるため。拠点防衛や宗一郎との共闘という制約があったせいか、結局作中ではその敏捷性が描写されることはなかった。 |
− | **ちなみに、『unlimited | + | **ちなみに、『unlimited codes』では超高速で複数回斬撃を放つという超必殺技がある。 |
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*大抵のサーヴァントが攻勢に秀でているのに対し、彼は防性に優れている。<br>元より自然霊以外を排斥する法術結界と、キャスターが敷いた対魔術結界により英霊の魔術や宝具は大幅に威力が落ちる。<br>故に彼を破るには強力な宝具か純粋な白兵戦でなければならないが、半ば体が消えた状態にもかかわらずセイバーと互角以上に渡り合う彼を素で倒すのは非常に困難である。 | *大抵のサーヴァントが攻勢に秀でているのに対し、彼は防性に優れている。<br>元より自然霊以外を排斥する法術結界と、キャスターが敷いた対魔術結界により英霊の魔術や宝具は大幅に威力が落ちる。<br>故に彼を破るには強力な宝具か純粋な白兵戦でなければならないが、半ば体が消えた状態にもかかわらずセイバーと互角以上に渡り合う彼を素で倒すのは非常に困難である。 | ||
− | ** | + | **彼は山門から離れられないため、彼を倒す「だけ」なら難しくない。大概の英霊はその宝具を真名開放すればOKである(セイバーで言えば、階段入口付近で「約束された勝利の剣」を放ち山門ごと消し飛ばす、等)。<br>ただ聖杯戦争の秘匿上の問題は無論、彼のマスターたるキャスターの介入や、宝具を放ち消耗した後の連戦を考えると現実的な対処策とはとても言えない。 |
*『hollow』中に偽名として「津田小次郎」と名乗る場面がある。全く関係ない名前とは思えないが……?宮本武蔵との巌流島での決闘についての記録が複数存在し、その内のいくつかでは「津田小次郎」としているためか。 | *『hollow』中に偽名として「津田小次郎」と名乗る場面がある。全く関係ない名前とは思えないが……?宮本武蔵との巌流島での決闘についての記録が複数存在し、その内のいくつかでは「津田小次郎」としているためか。 | ||
**『[[Fate/Requiem]]』に登場するサーヴァントの一人は[[マッキ|マスター]]から「津田さん」と呼ばれており、[[三枝由紀香|マスターの正体]]を露骨に想起させたため阿鼻叫喚となった。 | **『[[Fate/Requiem]]』に登場するサーヴァントの一人は[[マッキ|マスター]]から「津田さん」と呼ばれており、[[三枝由紀香|マスターの正体]]を露骨に想起させたため阿鼻叫喚となった。 | ||
*元々「佐々木小次郎」として知られている人物もはっきりとしたことは分かっておらず、記録によっては異なる箇所が多くある。 | *元々「佐々木小次郎」として知られている人物もはっきりとしたことは分かっておらず、記録によっては異なる箇所が多くある。 | ||
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*愛刀・備中青江は南北朝期の作。この事から南北朝時代から江戸初期までの人物であることが窺える。 | *愛刀・備中青江は南北朝期の作。この事から南北朝時代から江戸初期までの人物であることが窺える。 | ||
*「燕返し」は、それを見たセイバーによって多重次元屈折現象を起こしていると説明されたことで勘違いを誘発しがちだが、魔力を用いた魔術ではなく純粋な剣技。あくまで、セイバーの(時代の前後から、おそらくは聖杯が与えた)魔術知識からその現象を説明したにすぎず、それで全てが言い表されているとは限らない。ちなみに、この剣技は超一流どころか神技の域である。<br>また、サーヴァントになってから「宝具」として与えられたものではなく、無名の侍が生前に完成させていた技である。ひたすら剣を振ることに没頭していたら人生の最後に成し得て、そのまま逝ったらしい。 | *「燕返し」は、それを見たセイバーによって多重次元屈折現象を起こしていると説明されたことで勘違いを誘発しがちだが、魔力を用いた魔術ではなく純粋な剣技。あくまで、セイバーの(時代の前後から、おそらくは聖杯が与えた)魔術知識からその現象を説明したにすぎず、それで全てが言い表されているとは限らない。ちなみに、この剣技は超一流どころか神技の域である。<br>また、サーヴァントになってから「宝具」として与えられたものではなく、無名の侍が生前に完成させていた技である。ひたすら剣を振ることに没頭していたら人生の最後に成し得て、そのまま逝ったらしい。 | ||
− | **敏捷:A+と言う能力値は、最速クラスである[[ランサー]]のほとんどはもちろん、俊足の伝承を持つ[[アタランテ]]さえ上回り、全英霊最速の[[アキレウス]] | + | **敏捷:A+と言う能力値は、最速クラスである[[クラス (ランサー)|ランサー]]のほとんどはもちろん、俊足の伝承を持つ[[アタランテ]]さえ上回り、全英霊最速の[[アキレウス]]に並ぶ。無名の人間の身でありながらその域に到達するほどの研鑽と才能は凄まじく、そこまでの領域に至って初めて成立する神技とも言える。 |
**この神技は彼以外の誰にも成し得ないとされていたが、後に[[沖田総司|同じ原理で3つの剣を同時に放つ人]]が現れた。能力面でも酷似しており類似性の多いサーヴァントである。比較についてはそちらの記事を参照。 | **この神技は彼以外の誰にも成し得ないとされていたが、後に[[沖田総司|同じ原理で3つの剣を同時に放つ人]]が現れた。能力面でも酷似しており類似性の多いサーヴァントである。比較についてはそちらの記事を参照。 | ||
*『[[トラぶる花札道中記]]』では依代が山門から葛木宗一郎のメガネに移った。何でもいいというのかっ!!? | *『[[トラぶる花札道中記]]』では依代が山門から葛木宗一郎のメガネに移った。何でもいいというのかっ!!? | ||
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*超高速の剣技を振るう彼をして第二魔法の域の技を使わねば斬れなかったという超絶回避性能を持つ燕がたまに'''TSUBAME'''としてネタにされる。野生の灰色熊が戦車をスクラップにしかねないとされる型月世界ではありえないことではないのかもしれないが。 | *超高速の剣技を振るう彼をして第二魔法の域の技を使わねば斬れなかったという超絶回避性能を持つ燕がたまに'''TSUBAME'''としてネタにされる。野生の灰色熊が戦車をスクラップにしかねないとされる型月世界ではありえないことではないのかもしれないが。 | ||
**『Grand Order』の説明では「ここまでの魔技(燕返し)がなくとも燕は斬れる」とされており、流石にそのような化け物では無い模様。 | **『Grand Order』の説明では「ここまでの魔技(燕返し)がなくとも燕は斬れる」とされており、流石にそのような化け物では無い模様。 | ||
− | ** | + | **しかし、キャラクエでは人外の敵を相手にしても燕の方が強敵だったと口にして、ロマンから「幻想種なのか」と突っ込まれてしまった。 |
− | *『Grand | + | *『Grand Order』では上述の通りシナリオでの登場自体はなかった、のだが、第一章・邪竜百年戦争で大量に出てくるワイバーン系の敵、ひいてはボス格として登場するファヴニールに相性上有利であるため、プレイヤー間で非常に持て囃されることになった。クラス相性の問題だけなら小次郎である必要はないのだが、レアリティが低いおかげで逆に手に入りやすいこと、スキルや宝具が1対1の戦いに適していることが相まって、「小次郎を育ててぶつける」が確実性の高い攻略法として定着。その活躍により、ファンの間から「竜殺し」とネタにされている。燕返しに至ってはついたあだ名が'''秘剣ワイバーン返し'''。……[[ジークフリート|本家の竜殺し]]の事については今回の彼の名誉の為に触れてあげないでおこう……。 |
− | ** | + | **なお、後に(メインストーリー中の)ワイバーンの弱体化が行われて対処の余地が増したため、これから始めるプレイヤーにとっては事情は少々変わってくる。とはいえ相性が良いこと自体は変わらないし、その活躍はおそらく今後も語り継がれることだろう。 |
− | **後のイベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』では実際にフランスでワイバーン相手に無双したことになっており、[[ゲオルギウス]]、[[マルタ]]と共に「竜退治三人衆」と称されるというまさかの公式がネタを拾う有様と化した。なお、'''肝心の「竜殺し」こと[[ジークフリート]] | + | **ちなみに邪竜百年戦争において広く活躍できる事から総じて「'''フランスの大英雄'''」というネタも付けられている。本当、今回の彼はどうかしたのだろうか。 |
+ | ***後のイベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』では実際にフランスでワイバーン相手に無双したことになっており、[[ゲオルギウス]]、[[マルタ]]と共に「竜退治三人衆」と称されるというまさかの公式がネタを拾う有様と化した。なお、'''肝心の「竜殺し」こと[[ジークフリート]]は影も形も見せない。'''一応、戦いを挑む上で「ジークフリートさんがいなくて幸い」と言及され、あちらも最低限の名誉は守られている(?)。 | ||
**さらに、幕間の物語では'''ローマの剣闘士'''として勝ち星を重ね歴史を修正するはずが歴史に名を刻んでしまうというネタ展開を見せる。 | **さらに、幕間の物語では'''ローマの剣闘士'''として勝ち星を重ね歴史を修正するはずが歴史に名を刻んでしまうというネタ展開を見せる。 | ||
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* [[サーヴァント]] | * [[サーヴァント]] | ||
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