「臥藤門司」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行目: | 1行目: | ||
− | + | == 臥藤 門司 == | |
− | + | *読み:がとう もんじ | |
− | + | *誕生日:3月31日/血液型:A型 | |
− | + | *身長:190cm/体重:83kg | |
− | + | *イメージカラー:オレンジ | |
− | + | *特技:山登り | |
− | + | *好きな物:瞑想/嫌いな物:迷走 | |
− | + | *天敵:殺生院キアラ | |
− | + | *CV:伊藤健太郎 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
近寄りがたい雰囲気を纏った巨漢。[[Fate/EXTRA|ムーンセルの聖杯戦争]]において、[[アルクェイド・ブリュンスタッド|バーサーカー(白)]]のマスターとなる。通称「ガトー」。 | 近寄りがたい雰囲気を纏った巨漢。[[Fate/EXTRA|ムーンセルの聖杯戦争]]において、[[アルクェイド・ブリュンスタッド|バーサーカー(白)]]のマスターとなる。通称「ガトー」。 | ||
37行目: | 15行目: | ||
;人物 | ;人物 | ||
− | : | + | :鋼の体躯を持つ巨漢。背には三度傘、首からはいくつもの数珠を下げている。声は太く、高硬度の金属のような力強さ。瞳には一縷の迷いもなく、何に対してのものかはわからないが、絶対の自信を持っている。<br>何をどう間違えたか、古今東西の宗教をミックスした宗教論を唱える、ごった煮(ミラクル)宗教家。一人称は「小生」。非常にテンションが高く、様々な宗教観から無節操に言葉を引用する言動は'''意味不明'''の一言に尽きる。<br>修行とか大好き。世界中のあらゆる宗教を学んでいくうちに、全ての宗教には矛盾や自分たちに都合のいい解釈があることに気づき、絶望したという過去を持つ。修行の過程で出会った「原始の女」を「神」と崇め、その信仰を広げることを目的に聖杯戦争を戦う。<br>いろんな意味で間違ってはいるものの、人々を救いたいという強固な願い、信念は'''暑苦しいまでに'''本物である。………だが、それゆえ自身のサーヴァントに並び、近寄り難い(近寄りたくない)威圧感を放つ。<br>「EXTRA」においては敵対者の関係だった為に威圧的な言動が目立ったが、「CCC」では主人公達の協力者として面倒見の良い面を見せ、彼の宗教観の根底に何があったのか、またそこから得てしておバカキャラという印象をもたれがちだった彼の複雑な内面や、確固たる宗教観念とそこから得た悟りを見せてくれる奥深いキャラクターとなっている。 |
;能力 | ;能力 | ||
:[[ウィザード|霊子ハッカー]]としての実力については詳細不明。一応固有のアバターを使ってたり、バーサーカーへの魔力供給に困っている描写もないので、一定以上の実力はあるともとれる。<br>また彼の各種神話への豊富な知識は真名の重要性が特に大きいムーンセルの聖杯戦争では強力な武器となるだろう。<br>だが、自身のサーヴァントを「神」と'''勘違い'''しており(実は勘違いではなく、どちらかというと自分の「神」の理想像に限りなく近しい存在である彼女に対する、一種の理想の押し付けあるいは精神的依存と言い換えた方が正鵠を射ている)、(そしてそれが逆効果となり)霊格を極端に下げてしまっているなど、上手く扱えていない。<br>サーヴァントがバーサーカー化していることに気付いているのかいないのか、「我が神がお声を発せない状態たる理由は天から与えられた小生への最後の試練故! この戦いを勝ち抜き、小生が万能の器を手に入れたその時――我が神は初めて微笑み小生にお声を聞かせてくださるのだ!」とのたまっている。<br>実はかなり武闘派のマスターで、生身でエネミーの相手が出来るらしく、その上修行の一貫として常に血に飢えた修羅を求めている。 | :[[ウィザード|霊子ハッカー]]としての実力については詳細不明。一応固有のアバターを使ってたり、バーサーカーへの魔力供給に困っている描写もないので、一定以上の実力はあるともとれる。<br>また彼の各種神話への豊富な知識は真名の重要性が特に大きいムーンセルの聖杯戦争では強力な武器となるだろう。<br>だが、自身のサーヴァントを「神」と'''勘違い'''しており(実は勘違いではなく、どちらかというと自分の「神」の理想像に限りなく近しい存在である彼女に対する、一種の理想の押し付けあるいは精神的依存と言い換えた方が正鵠を射ている)、(そしてそれが逆効果となり)霊格を極端に下げてしまっているなど、上手く扱えていない。<br>サーヴァントがバーサーカー化していることに気付いているのかいないのか、「我が神がお声を発せない状態たる理由は天から与えられた小生への最後の試練故! この戦いを勝ち抜き、小生が万能の器を手に入れたその時――我が神は初めて微笑み小生にお声を聞かせてくださるのだ!」とのたまっている。<br>実はかなり武闘派のマスターで、生身でエネミーの相手が出来るらしく、その上修行の一貫として常に血に飢えた修羅を求めている。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
54行目: | 25行目: | ||
;[[Fate/EXTRA CCC]] | ;[[Fate/EXTRA CCC]] | ||
:前作に引き続き登場。生徒会応援団長。 | :前作に引き続き登場。生徒会応援団長。 | ||
− | ;[[Fate/EXTRA CCC | + | ;[[Fate/EXTRA CCC Fox Tail]] |
:『CCC』で大活躍の彼はそのコミカライズでも…と思いきや登場早々'''死んでいた'''。彼がいない月の裏でジナコの救済等はどうなってしまうのか。 | :『CCC』で大活躍の彼はそのコミカライズでも…と思いきや登場早々'''死んでいた'''。彼がいない月の裏でジナコの救済等はどうなってしまうのか。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
− | ;[[アルクェイド・ブリュンスタッド|バーサーカー]] | + | ;[[アルクェイド・ブリュンスタッド|バーサーカー(EXTRA・白)]] |
− | :サーヴァント。彼にとってはほぼ自分の理想通りの「神(としての在り方を体現した存在)」。<br> | + | :サーヴァント。彼にとってはほぼ自分の理想通りの「神(としての在り方を体現した存在)」。<br>もっとも、その理想の所為で彼女の能力を大幅に下げてしまうという本末転倒な事態をもたらしてしまったばかりか、当の「神」にとっては彼のそんな背景・事情などどうでもよい事でしかなかったようだが…! |
;[[主人公 (EXTRA)]] | ;[[主人公 (EXTRA)]] | ||
:四回戦の対戦相手。彼が信じる偉大なる教えを事あるごとに説こうとするため、迷惑がっている。 | :四回戦の対戦相手。彼が信じる偉大なる教えを事あるごとに説こうとするため、迷惑がっている。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[セイバー (EXTRA・赤)]] |
:彼女からはピエロ扱いされている。 | :彼女からはピエロ扱いされている。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[アーチャー (EXTRA・赤)]] |
:「アレ一歩手前」と的確な評価をされている。 | :「アレ一歩手前」と的確な評価をされている。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[キャスター (EXTRA・青)]] |
:ガトーの説法を「精神汚染の呪言」と酷評している。 | :ガトーの説法を「精神汚染の呪言」と酷評している。 | ||
;[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]] | ;[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]] | ||
− | : | + | :生徒会で、お茶汲み、トイレ掃除などの雑用を命じられる。<br>ちなみにガトーからすると彼は「麗しの神」にちょっと似ているらしく、いつも丁寧に応対する。 |
;[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]] | ;[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]] | ||
:雑用の監督・指導役。仕事も内容もそうだが、彼の世話役と言う途轍もなく面倒な仕事をレオに押し付けられてしまった可哀想な人。 | :雑用の監督・指導役。仕事も内容もそうだが、彼の世話役と言う途轍もなく面倒な仕事をレオに押し付けられてしまった可哀想な人。 | ||
82行目: | 48行目: | ||
:一回戦で対戦する予定だった相手。何かと世話を焼こうとするガトーを「おっさん」と呼び、煙たがっている。 | :一回戦で対戦する予定だった相手。何かと世話を焼こうとするガトーを「おっさん」と呼び、煙たがっている。 | ||
− | ;[[カルナ]] | + | ;[[ランサー (Apocrypha・赤)|カルナ]] |
:ジナコの様子を見に行くたび出会うので、実はかなり気心の知れた仲。彼の出自から「神の子」と敬っており、凄くカッコイイ名前を付けてあげた。 | :ジナコの様子を見に行くたび出会うので、実はかなり気心の知れた仲。彼の出自から「神の子」と敬っており、凄くカッコイイ名前を付けてあげた。 | ||
;[[パッションリップ]] | ;[[パッションリップ]] | ||
94行目: | 60行目: | ||
:臥藤を象徴するセリフ。やたらとこう叫ぶ。 | :臥藤を象徴するセリフ。やたらとこう叫ぶ。 | ||
− | ;「貴様が小生の相手か。………ぬるい面持ちをしている。後生戦いとは無縁な、僧を思わせる面構えだな。 | + | ;「貴様が小生の相手か。………ぬるい面持ちをしている。後生戦いとは無縁な、僧を思わせる面構えだな。 |
+ | ; さしたる覚悟も高尚な目的も持たず、欲界に流されるままやってきた流浪者。そんなところかな?」 | ||
+ | ;「小生か? ふんっ。貴様のような流浪者と一緒にされては困る。 | ||
+ | ; 小生は、この浮世で最も尊き目的のために、戦地に赴いている。 | ||
+ | ; それは……我が神を世界の神とすること! まさにこれこそ浮世のレクイエム! | ||
+ | ; 貴様も感じるだろう? 小生の全身から溢れる、この修羅にも勝る猛々しき力を! | ||
+ | ; ふふふ、だがこれは小生の力にあらず。万能にして優美なる我が神が、脆弱なこの身に与えたもう御力! | ||
+ | ; いわば後光! 大天使の羽にも引けを取らぬ、圧倒的な観無量寿経なり!! | ||
+ | ; 我が神さえいれば、アポクリファも不要であり、ゴリアテも恐るるに足らず! | ||
+ | ; 鬼子母神すらも凌駕し、世界を浄土へ導くその存在は、ヨハンネウム以上の絶対なるもの! | ||
+ | ; これほどの力を持つ神が、小生だけの神であっていいものか? | ||
+ | ; 否!!!そんなことはデミウルゴスも許しはしない! | ||
+ | ; エデンに向かう資格は、全人類が平等に持ちえるものである! 貴様もそう思うだろう? | ||
+ | ; だから小生は勝たねばならない。これはいわば因果であり定命なのだ!」 | ||
:対戦相手発表の場にて。いろんなものが混ざりすぎてて、何を言っているのかさっぱり意味がわからない。 | :対戦相手発表の場にて。いろんなものが混ざりすぎてて、何を言っているのかさっぱり意味がわからない。 | ||
− | ;「小僧(小娘)! 佛敵に取り組むことなく、このような場所で、何をやっておるか!」 | + | ;「小僧(小娘)! 佛敵に取り組むことなく、このような場所で、何をやっておるか!」 |
+ | ;「さあ! 我が神よ! 三千世界に遍く光をあらせたまえ!」 | ||
+ | ;「いかがなさいました? 神よ。おお、ここを修行の地と定めましたか! | ||
+ | ; ならばこのガトー、いかなる針の山も、黄泉比良坂も、耐え抜いてみせましょう! | ||
+ | ; いやいやご案じめなさるな、小生、修行とか大好きでござるから! | ||
+ | ; と、いうわけだ小僧!今日はお前と遊ぶ暇はない。早々に立ち去る権利をやろう!」 | ||
:一日目、アリーナにて。ちなみに「彼女」は一言もしゃべってはいない。 | :一日目、アリーナにて。ちなみに「彼女」は一言もしゃべってはいない。 | ||
− | ;「おおおおおおお!!! さすがは我が神!! あぁ、ハレルヤ!! | + | ;「おおおおおおお!!! さすがは我が神!! あぁ、ハレルヤ!! |
− | :初見時に戦闘を回避せず、戦ってしまった場合、圧倒的実力差の前に主人公側は敗北してしまう。<br>それにしても、「嫁」って…… | + | ; うむ、なんというか当然至極! 神の前には敵など皆無なのだからな! いやあ、小生の嫁ったら強ぇーーーーー! |
+ | ; 眼前にはただ勝利のみ!目指すは栄光のサンピエトロ大聖堂! | ||
+ | ; ふん。貴様ももう無駄なあがきはやめてそこで這いつくばっていたらどうだ?」 | ||
+ | :初見時に戦闘を回避せず、戦ってしまった場合、圧倒的実力差の前に主人公側は敗北してしまう。<br>それにしても、「嫁」って…… | ||
− | ;「見つけたぞ小僧(小娘)! よくぞ逃げずにいたと、神に代わってほめてやろう! | + | ;「見つけたぞ小僧(小娘)! よくぞ逃げずにいたと、神に代わってほめてやろう! |
+ | ; その見上げた心がけッ! 我が聖典に更なる一節として加えてやろうではないか! | ||
+ | ; モンジ奮闘記第四章第五節。かくして、小僧めはめでたく小生の軍門に下ったのでした、とな! | ||
+ | ; では、我が神より直々に貴様らの体に聞いていただくとしよう。 | ||
+ | ; さあ! 我が神、我が主! 哀れな子羊に慈悲と無慈悲を! | ||
+ | ; そして、無量の光と無量の時間に栄光あれ!」 | ||
:ハンティングにて。意味のわからない演説とともに、ついに聖典がでてきた。 | :ハンティングにて。意味のわからない演説とともに、ついに聖典がでてきた。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
;「捨て鉢はいかんぞ小僧(小娘)!人生半ばで諦めるなどイコノクラスム程に許せん行為なり!<br> 確かに貴様の敗北及び死は揺るぎなき絶対のもと訪れる。<br> が、しかし! だからといって生に対する執着を捨てる事はまかり通らぬ!<br> なぜならば! 最後まで希望を抱いて死した魂は必ず輪廻転生の輪に組み込まれる故!<br> 理解したか? 転生を望むなら貴様はあきらめてはならんのだ。<br> たとえ目の前でハルマゲドンが起きようともな! あ、いや、その場合はさすがにあきらめよ」 | ;「捨て鉢はいかんぞ小僧(小娘)!人生半ばで諦めるなどイコノクラスム程に許せん行為なり!<br> 確かに貴様の敗北及び死は揺るぎなき絶対のもと訪れる。<br> が、しかし! だからといって生に対する執着を捨てる事はまかり通らぬ!<br> なぜならば! 最後まで希望を抱いて死した魂は必ず輪廻転生の輪に組み込まれる故!<br> 理解したか? 転生を望むなら貴様はあきらめてはならんのだ。<br> たとえ目の前でハルマゲドンが起きようともな! あ、いや、その場合はさすがにあきらめよ」 | ||
116行目: | 105行目: | ||
;「来たぞ、最後の審判! 今こそまさにラグナロクなり!<br> さぁ受けよ、神の<RUBY><rb>霹</rb><rt>いかずち</rt></RUBY>を! そしてエデンの園のさらなる彼方まで貴様の汚れた身体を葬り去ってくれるわ!」 | ;「来たぞ、最後の審判! 今こそまさにラグナロクなり!<br> さぁ受けよ、神の<RUBY><rb>霹</rb><rt>いかずち</rt></RUBY>を! そしてエデンの園のさらなる彼方まで貴様の汚れた身体を葬り去ってくれるわ!」 | ||
− | :決戦時。しかし[[ | + | :決戦時。しかし[[セイバー (EXTRA・赤)]]に、「……ラグナロクでは神も滅びように」と突っ込まれた。 |
;「我が神、麗しの月、ここに黄金の地獄を……解き放ちたまえ!」<br>「おお、原始の女よ! 汝は……大雑把に美しい!」 | ;「我が神、麗しの月、ここに黄金の地獄を……解き放ちたまえ!」<br>「おお、原始の女よ! 汝は……大雑把に美しい!」 | ||
129行目: | 118行目: | ||
;「人間とは―――奪い、殺し、貪り、そして忘れるもの! おお、まさにスーパーニート!<br> 嘆かわしきかな、人間とはそもそもニートなのだ! 何も悪いことではない!」 | ;「人間とは―――奪い、殺し、貪り、そして忘れるもの! おお、まさにスーパーニート!<br> 嘆かわしきかな、人間とはそもそもニートなのだ! 何も悪いことではない!」 | ||
− | : | + | :字面はアレだが、ガトーが到達した真理。かの英雄王も思わず「真理、此処に至ったか!」と関心することに。 |
;「神々は人間を救わない。人々の理想によって性格を得た神は、人間の望み通り、人間を悪として扱う。<br> 神とはこれ、人間への究極の罰なのだ。これが地上を駆け回り、すべての宗教を学んだ小生の結論である。<br> うむ、おそろしい結論だった。<br> <RUBY><rb>愚僧</rb><rt>オレ</rt></RUBY>は怒りに任せ、完全な神を求めた。人間の悪性にまみれていない、原始の神性を探し続けたのだ。<br> ……その行為そのものが、悪であると理解しながらな。」 | ;「神々は人間を救わない。人々の理想によって性格を得た神は、人間の望み通り、人間を悪として扱う。<br> 神とはこれ、人間への究極の罰なのだ。これが地上を駆け回り、すべての宗教を学んだ小生の結論である。<br> うむ、おそろしい結論だった。<br> <RUBY><rb>愚僧</rb><rt>オレ</rt></RUBY>は怒りに任せ、完全な神を求めた。人間の悪性にまみれていない、原始の神性を探し続けたのだ。<br> ……その行為そのものが、悪であると理解しながらな。」 | ||
− | :信じるものを追い求めた先にあったのは理想とは大きくかけ離れた現実であった。<br>……が、しかしそれでも歩み続けた結果、とうとうその理想に限りなく近しい存在である「星の触覚」へと到達した…というのが『EXTRA』時点での彼である(但し、[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン|ある]][[遠野志貴|理由]] | + | :信じるものを追い求めた先にあったのは理想とは大きくかけ離れた現実であった。<br>……が、しかしそれでも歩み続けた結果、とうとうその理想に限りなく近しい存在である「星の触覚」へと到達した…というのが『EXTRA』時点での彼である(但し、[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン|ある]][[遠野志貴|理由]]で「それ」は真に彼の理想とする「完全な神」たりえなかったわけだが…!)。 |
;「どうして何処にも行けなかったのか。なぜ、悪行を犯していなかったのに、おぬしの人生は苦しかったのか。<br> それは誰のせいでもない。分かるか―――それはただ、間が悪かっただけなのだ。<br> そうだ。おまえ自身の選択も―――おまえをとりまく環境も―――お前が良しとして、しかし手に入らなかったささやかな未来の夢も。<br> それらすべてが、たまたまその時だけ、かみ合わなかっただけなのだ。おぬしの人生は、それだけの話である。」 | ;「どうして何処にも行けなかったのか。なぜ、悪行を犯していなかったのに、おぬしの人生は苦しかったのか。<br> それは誰のせいでもない。分かるか―――それはただ、間が悪かっただけなのだ。<br> そうだ。おまえ自身の選択も―――おまえをとりまく環境も―――お前が良しとして、しかし手に入らなかったささやかな未来の夢も。<br> それらすべてが、たまたまその時だけ、かみ合わなかっただけなのだ。おぬしの人生は、それだけの話である。」 | ||
140行目: | 129行目: | ||
:間が悪かっただけという言葉にやり切れないと叫ぶジナコに諭すように語る彼の言葉。彼の人生観が分かる。 | :間が悪かっただけという言葉にやり切れないと叫ぶジナコに諭すように語る彼の言葉。彼の人生観が分かる。 | ||
− | ; | + | ;「うむ。悲しいが、悲しいだけだ。それとはまた別のところに喜びもまたあった。<br> 人生とは無意味と有意味のせめぎ合いだ。<br> なのでこう思うのだ若人! ただ間が悪かったのだと! すべての物事はたいていそれで片がつくぞ!<br> 騙されたと思って口にしてみるがいい! 気持ち、心が軽くなるからな! ガハハハハハハ!」 |
:ジナコの「誰にも理解されていないじゃないか」という言葉に対して。 | :ジナコの「誰にも理解されていないじゃないか」という言葉に対して。 | ||
149行目: | 138行目: | ||
*奈須氏曰く「肩の力を抜けば本物の聖人になる」とのこと。事実、アルクがおらず自らの立ち位置も変わったCCCにおいて、その一端を垣間見ることができる。 | *奈須氏曰く「肩の力を抜けば本物の聖人になる」とのこと。事実、アルクがおらず自らの立ち位置も変わったCCCにおいて、その一端を垣間見ることができる。 | ||
*無駄に暑苦しくうざったい性格だが、だからこそ真っ直ぐな精神の持ち主。型月世界の聖職者に特有な歪んだ精神は持ち合わせていないため、彼のことを「'''型月でもっともまともな聖職者'''」と呼ぶ声もある。 | *無駄に暑苦しくうざったい性格だが、だからこそ真っ直ぐな精神の持ち主。型月世界の聖職者に特有な歪んだ精神は持ち合わせていないため、彼のことを「'''型月でもっともまともな聖職者'''」と呼ぶ声もある。 | ||
− | + | *漫画版では流石に彼のバーサーカーを登場させると作品が脱線するという判断を受けたのか彼のみの登場。ムーンセルより公式にペナルティという名の実質の私刑を受けた[[ランルーくん]]と[[ランサー (EXTRA・黒)|彼女のサーヴァント]]の最初の犠牲者となりかけるが、どうにかその場は生き延びた。バーサーカーは不在だったのか、霊体で見ていたが何もしてくれなかったのか。 | |
− | *漫画版では流石に彼のバーサーカーを登場させると作品が脱線するという判断を受けたのか彼のみの登場。ムーンセルより公式にペナルティという名の実質の私刑を受けた[[ランルーくん]]と[[ | + | **またその際に「神はいてもこの世に[[真祖|吸血鬼]]など存在しない」と、ある意味自分の神を全否定する発言をしてしまった。 |
− | **またその際に「神はいてもこの世に[[真祖|吸血鬼]] | + | *数々の宗教を学び、神々を知り尽くした神ファンとの事。その為か[[ランサー (Apocrypha・赤)|カルナ]]などの高い神性を持つサーヴァントと会話する事を望んでいるようだ。 |
− | *数々の宗教を学び、神々を知り尽くした神ファンとの事。その為か[[カルナ]]などの高い神性を持つサーヴァントと会話する事を望んでいるようだ。 | ||
**カルナも、自堕落な主人に対して真摯に接してくれるガトーには深い感謝の念を抱いていた。 | **カルナも、自堕落な主人に対して真摯に接してくれるガトーには深い感謝の念を抱いていた。 | ||
*実は日本での修行時代に、山中にて殺生院キアラと対面している。その時に行われた禅問答対決にてキアラを逃げ腰にさせ、その際、哀れむような目をされたとの事。 | *実は日本での修行時代に、山中にて殺生院キアラと対面している。その時に行われた禅問答対決にてキアラを逃げ腰にさせ、その際、哀れむような目をされたとの事。 | ||
**また、実は『EXTRA』時点で彼女の名前を口にしている。尤もこの時点の彼の扱いは単なるアレな人扱いだった為(そしてそれが明らかになった時の状況が状況だった為)間違い無く当時のプレイヤー達は意にも介さなかった(に違いない)が、まさかこの言葉が後にあそこまで大きな意味を持とうとは…!? | **また、実は『EXTRA』時点で彼女の名前を口にしている。尤もこの時点の彼の扱いは単なるアレな人扱いだった為(そしてそれが明らかになった時の状況が状況だった為)間違い無く当時のプレイヤー達は意にも介さなかった(に違いない)が、まさかこの言葉が後にあそこまで大きな意味を持とうとは…!? | ||
− | ** | + | **その際にキアラを魔性菩薩と呼んでおり、彼女の本性に気づいていた節がある。だが、魔性菩薩に関しては、彼女の通った道にはほぼ死体しか残らない有様に対する世間一般の渾名なので、単にそれを知っていただけかもしれない。個人的に本性を見抜いていた可能性は無いでもないが。 |
− | * | + | *意外にも料理の達人で、彼が作った五穀粥の味は誰もが賞賛し、キアラですらお代わりを頼んだほどである。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== リンク == | == リンク == | ||
*[[登場人物]] | *[[登場人物]] | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− |