「虚数潜航艇シャドウ・ボーダー」を編集中
ナビゲーションに移動
検索に移動
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
25行目: | 25行目: | ||
『[[Fate/Grand Order]]』第2部「Cosmos in the Lostbelt」での拠点となる大型特殊車両。ゼロセイルを可能とする船。<br> | 『[[Fate/Grand Order]]』第2部「Cosmos in the Lostbelt」での拠点となる大型特殊車両。ゼロセイルを可能とする船。<br> | ||
− | カルデア下層部の格納庫において、避難用の大型コンテナに偽装しつつ、半年の期間をかけて[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]の手によって建造された<ref group = "出" name = "序/2017年 12月31日 第8節">『序/2017年 12月31日』第8節「人類未踏の旅へ」。</ref>。 | + | カルデア下層部の格納庫において、避難用の大型コンテナに偽装しつつ、半年の期間をかけて[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]と[[シャーロック・ホームズ]]の手によって建造された<ref group = "出" name = "序/2017年 12月31日 第8節">『序/2017年 12月31日』第8節「人類未踏の旅へ」。</ref>。 |
;機能 | ;機能 | ||
− | : | + | :船の左右外部にはスクリューが付いている。 |
:[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]が自身の予備ボディとして生み出した少女型人工サーヴァントを制御用に搭載している。電算室で生体ユニットになっている間、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]はシャドウ・ボーダー内部の事が手に取るように分かるため、隠し事は出来ない<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節">『永久凍土帝国 アナスタシア』第1節「獣たちの帝国」</ref>。 | :[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]が自身の予備ボディとして生み出した少女型人工サーヴァントを制御用に搭載している。電算室で生体ユニットになっている間、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]はシャドウ・ボーダー内部の事が手に取るように分かるため、隠し事は出来ない<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節">『永久凍土帝国 アナスタシア』第1節「獣たちの帝国」</ref>。 | ||
:[[アトラス院]]が提供した虚数観測機「ペーパームーン」を搭載しており、通常空間と虚数空間を同時に観測する事が出来る。また、ドラムロールのように回る筒状の平面化された世界地図を空中に映す事も可能。[[異聞帯]]のある7箇所は他のものと質感、レイヤーが違う<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。このペーパームーンによってゼロセイルを実行可能だが成功率は三割以下。おまけに何処に出るか分からない<ref group = "出" name = "序/2017年 12月31日 第8節"/>。 | :[[アトラス院]]が提供した虚数観測機「ペーパームーン」を搭載しており、通常空間と虚数空間を同時に観測する事が出来る。また、ドラムロールのように回る筒状の平面化された世界地図を空中に映す事も可能。[[異聞帯]]のある7箇所は他のものと質感、レイヤーが違う<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。このペーパームーンによってゼロセイルを実行可能だが成功率は三割以下。おまけに何処に出るか分からない<ref group = "出" name = "序/2017年 12月31日 第8節"/>。 | ||
36行目: | 36行目: | ||
:浮上用未来予測の工程を省いて無理に現実へ出ると、船体ごとバラバラになりかねず、さらに人体へのダメージも考えられる。10日前の自分と今の自分の体が重なり合った、身体機能のズレだけで充分に嘔吐沙汰。船体に無理がかかるため、緊急アラートが鳴る<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 第1節"/>。 | :浮上用未来予測の工程を省いて無理に現実へ出ると、船体ごとバラバラになりかねず、さらに人体へのダメージも考えられる。10日前の自分と今の自分の体が重なり合った、身体機能のズレだけで充分に嘔吐沙汰。船体に無理がかかるため、緊急アラートが鳴る<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 第1節"/>。 | ||
:虚数空間から現実世界へと帰還するには現実との『縁』、言うなればアンカーが必要。本来ならば、現実に存在するものであれば、何であれ『縁』となる。シャドウ・ボーダーに乗っている11人の中の誰かと関わりのある何かがあれば、正しく虚数空間を脱する事が出来る。だが、何時でも浮上できるわけではなく、虚数空間の潮流が来なければ浮上するコースに乗れず、次に潮流が来るタイミングまで浮上できない。また、濾過異聞史現象によって地球が漂白状態に陥ったことにより、浮上するための唯一の『縁』が互いに知っている関係である[[殺戮猟兵]]のみであり、浮上すれば敵の本拠地に出現することになるため、[[シャーロック・ホームズ]]は最善のタイミングを選ぶしかなかった<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。 | :虚数空間から現実世界へと帰還するには現実との『縁』、言うなればアンカーが必要。本来ならば、現実に存在するものであれば、何であれ『縁』となる。シャドウ・ボーダーに乗っている11人の中の誰かと関わりのある何かがあれば、正しく虚数空間を脱する事が出来る。だが、何時でも浮上できるわけではなく、虚数空間の潮流が来なければ浮上するコースに乗れず、次に潮流が来るタイミングまで浮上できない。また、濾過異聞史現象によって地球が漂白状態に陥ったことにより、浮上するための唯一の『縁』が互いに知っている関係である[[殺戮猟兵]]のみであり、浮上すれば敵の本拠地に出現することになるため、[[シャーロック・ホームズ]]は最善のタイミングを選ぶしかなかった<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。 | ||
− | :深く潜らず、時間と誤差の出ない浅いところをギリギリで航海することができる。これは一瞬だけ平面の世界へ逃げ込む様なもので、感覚的には息を止めている間だけ進む、素潜りの様なもの<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 プロローグ「intro.2-2」">『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』プロローグ「intro.2-2」</ref>。現実空間と虚数空間の境界スレスレを移動しており、言わば現実空間を虚数空間から『覗き見』している状態で、これ以外では『縁』無しで浮上する事は出来ない<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 第1節">『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』第1節「魔剣強襲(前編) 」</ref>。ただし、この状態のシャドウ・ボーダーは『現実に沿っている』ため、消費電力は現実空間の距離の影響を受ける。北欧異聞帯前で行った際は、充電なしで300キロ以上の境界面付近の虚数潜航は不可能だった<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 第1節"/> | + | :深く潜らず、時間と誤差の出ない浅いところをギリギリで航海することができる。これは一瞬だけ平面の世界へ逃げ込む様なもので、感覚的には息を止めている間だけ進む、素潜りの様なもの<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 プロローグ「intro.2-2」">『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』プロローグ「intro.2-2」</ref>。現実空間と虚数空間の境界スレスレを移動しており、言わば現実空間を虚数空間から『覗き見』している状態で、これ以外では『縁』無しで浮上する事は出来ない<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 第1節">『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』第1節「魔剣強襲(前編) 」</ref>。ただし、この状態のシャドウ・ボーダーは『現実に沿っている』ため、消費電力は現実空間の距離の影響を受ける。北欧異聞帯前で行った際は、充電なしで300キロ以上の境界面付近の虚数潜航は不可能だった<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 第1節"/>。 |
− | :内部の空間を歪曲させることで通常の二倍のスペースを確保できており、広さは大型のクルーザー二隻分ほど、マイルームから司令室、兼、操縦室まで数メートルとなっている<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/> | + | :内部の空間を歪曲させることで通常の二倍のスペースを確保できており、広さは大型のクルーザー二隻分ほど、マイルームから司令室、兼、操縦室まで数メートルとなっている<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。 |
:虚数に飛び込むめの船であるため、光学迷彩は勿論、概念レベルで誤魔化せる迷彩機能が存在している<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。だが完璧という訳では無く、直接やって来て、手探りで探されれば流石に見つかる<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 第2節"/>。 | :虚数に飛び込むめの船であるため、光学迷彩は勿論、概念レベルで誤魔化せる迷彩機能が存在している<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。だが完璧という訳では無く、直接やって来て、手探りで探されれば流石に見つかる<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 第2節"/>。 | ||
:魔術的な通信も行える。北欧異聞帯では通信阻害により数キロ圏内に接近しなければ通信は出来ないため、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]が観測装置と通信中継器を兼ねた魔術礼装式ドローンを作成した。 | :魔術的な通信も行える。北欧異聞帯では通信阻害により数キロ圏内に接近しなければ通信は出来ないため、[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]が観測装置と通信中継器を兼ねた魔術礼装式ドローンを作成した。 | ||
44行目: | 44行目: | ||
:甲板に電磁カタパルトを展開可能で、霊基外骨骼を装備した[[マシュ・キリエライト]]を射出した<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第21節">『永久凍土帝国 アナスタシア』第21節「君臨する雷帝 」</ref>。外部に脱出艇などは付いていない<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 プロローグ「intro.2-1」"/>。 | :甲板に電磁カタパルトを展開可能で、霊基外骨骼を装備した[[マシュ・キリエライト]]を射出した<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第21節">『永久凍土帝国 アナスタシア』第21節「君臨する雷帝 」</ref>。外部に脱出艇などは付いていない<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 プロローグ「intro.2-1」"/>。 | ||
:ホームズが[[スルト]]に右腕を切断されて死のルーンを刻まれた際に、ダ・ヴィンチが組み上げた英霊のエーテル体のための回復ポットが存在する。 | :ホームズが[[スルト]]に右腕を切断されて死のルーンを刻まれた際に、ダ・ヴィンチが組み上げた英霊のエーテル体のための回復ポットが存在する。 | ||
− | :大気中のマナを電力に変換できるが、それにも限度があり、消費に充電が追い付かない。そのため不十分な充電での生命維持設備、論理防壁などで電力を消費する長時間の虚数潜航は命に関わる<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 プロローグ「intro.2-1」">『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』プロローグ「intro.2-1」</ref> | + | :大気中のマナを電力に変換できるが、それにも限度があり、消費に充電が追い付かない。そのため不十分な充電での生命維持設備、論理防壁などで電力を消費する長時間の虚数潜航は命に関わる<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 プロローグ「intro.2-1」">『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』プロローグ「intro.2-1」</ref>。 |
:最低でも時速120キロメートルで走行可能で、陸路をモスクワから休みなしで走行してスカンジナビア半島まで二日ほど<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 プロローグ「intro.2-1」"/>。ボーダーで海を渡るのは厳しいが、ドーバー海峡ぐらいなら渡れる。ただし荒天状態の海へ投げ出されれば1時間程度で沈没する<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 第17節">『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』第17節「───征け、黄昏を越えて」</ref>。サスペンションが付いている。操縦はオートとマニュアルがある。オートの場合、虚数空間からの緊急浮上は安全装置がかかり、ストップする<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 第1節"/>。 | :最低でも時速120キロメートルで走行可能で、陸路をモスクワから休みなしで走行してスカンジナビア半島まで二日ほど<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 プロローグ「intro.2-1」"/>。ボーダーで海を渡るのは厳しいが、ドーバー海峡ぐらいなら渡れる。ただし荒天状態の海へ投げ出されれば1時間程度で沈没する<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 第17節">『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』第17節「───征け、黄昏を越えて」</ref>。サスペンションが付いている。操縦はオートとマニュアルがある。オートの場合、虚数空間からの緊急浮上は安全装置がかかり、ストップする<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 第1節"/>。 | ||
+ | |||
+ | ;虚数空間 | ||
+ | :宇宙は『時間』という概念によって成り立っており、本来、『時間』に未来も過去もない。その軸を頼りにしているのは人類であって、『時間』そのものは積み重なってさえいればその前後は入り乱れても問題はないが、虚数空間にはその『時間』の積み重ねが存在しない<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。 | ||
+ | :虚数空間にいる限り経年劣化をしないが、外の通常空間に出た時にどうなるかは分からず、一秒も時間を重ねていないか、何百年もの時間を重ねているとも、御伽噺の浦島太郎の玉手箱のような現象が起きても不思議ではない。虚数潜航の際は、そうならないように外部空間との誤差を正しながら進んでいる<ref group = "出" name="Lostbelt No.1 第1節"/>。 | ||
;生活事情 | ;生活事情 | ||
58行目: | 62行目: | ||
;マイルーム | ;マイルーム | ||
− | :[[主人公 (Grand Order)|マスター]] | + | :[[主人公 (Grand Order)|マスター]]の部屋。寝台は発条仕込み。 |
;カルデアスタッフの部屋 | ;カルデアスタッフの部屋 | ||
70行目: | 74行目: | ||
;電算室 | ;電算室 | ||
− | :[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]] | + | :[[レオナルド・ダ・ヴィンチ|ダ・ヴィンチ]]の私室。カプセルがある。ダ・ヴィンチはこの部屋で生体ユニットになっている。 |
− | |||
;工房 | ;工房 | ||
81行目: | 84行目: | ||
;司令室 | ;司令室 | ||
:<ruby><rb>操縦席</rb><rt>コクピット</RT></RUBY>も兼ねており、非常口が存在する。席はシートベルト付き。 | :<ruby><rb>操縦席</rb><rt>コクピット</RT></RUBY>も兼ねており、非常口が存在する。席はシートベルト付き。 | ||
− | |||
;ダ・ヴィンチちゃん工房 | ;ダ・ヴィンチちゃん工房 | ||
92行目: | 94行目: | ||
:捕まった[[カドック・ゼムルプス]]が魔術封じの手枷を付けられ、捕虜として閉じ込められていた部屋<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 プロローグ「intro.2-1」"/>。 | :捕まった[[カドック・ゼムルプス]]が魔術封じの手枷を付けられ、捕虜として閉じ込められていた部屋<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 プロローグ「intro.2-1」"/>。 | ||
:手枷はカドックが目覚めた時には、冷え切っており、凍結してから砕け散っていた<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 プロローグ「intro.2-1」"/><ref group = "注">カドックは自分に残留していた[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ|彼女]]の最後の名残だったのでは、と推測していた。</ref>。 | :手枷はカドックが目覚めた時には、冷え切っており、凍結してから砕け散っていた<ref group = "出" name="Lostbelt No.2 プロローグ「intro.2-1」"/><ref group = "注">カドックは自分に残留していた[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ|彼女]]の最後の名残だったのでは、と推測していた。</ref>。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
==人物== | ==人物== | ||
142行目: | 101行目: | ||
;[[マシュ・キリエライト]] | ;[[マシュ・キリエライト]] | ||
− | :[[デミ・サーヴァント]] | + | :[[デミ・サーヴァント]]。 |
;[[フォウ]] | ;[[フォウ]] | ||
150行目: | 109行目: | ||
:カルデアの新所長。 | :カルデアの新所長。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]] |
:技術顧問、兼、ボーダー移動時の<ruby><rb>中央電算機</rb><rt>メインフレーム</RT></RUBY>。 | :技術顧問、兼、ボーダー移動時の<ruby><rb>中央電算機</rb><rt>メインフレーム</RT></RUBY>。 | ||
157行目: | 116行目: | ||
;[[ジングル・アベル・ムニエル]] | ;[[ジングル・アベル・ムニエル]] | ||
− | : | + | :カルデアの職員。運転とモニタリングを担当している。 |
− | |||
− | |||
− | |||
==メモ== | ==メモ== | ||
− | |||
− | |||
==脚注== | ==脚注== | ||
183行目: | 137行目: | ||
[[category:Fate/Grand Order]] | [[category:Fate/Grand Order]] | ||
[[Category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]] | [[Category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]] | ||
− | |||
− |