{{サーヴァント概要
|タイトル = アーチャー
| 真名 = 杉谷善住坊
| 読み = すぎたにぜんじゅうぼう
| 外国語表記 =
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
| 声優 = 後藤邑子
| 演者 =
| 依代 =
| 身長 = 171cm
| 体重 = 61kg
| 誕生日 =
| 血液型 =
| 出典 = 史実、『信長公記』など
| 地域 = 日本
| 属性 = 中立・中庸
| 隠し属性 = 人
| 性別 = 不明
| スリーサイズ =
| 一人称 = 俺
| 二人称 = お前<br>お前さん
| 三人称 =
| 異名 =
| 愛称 =
| イメージカラー =
| サーヴァント階位 =
| 特技 =
| 好きな物 = 狙撃
| 苦手な物 = 織田信長(Grand Order)
| 天敵 =
| 弱点 =
| デザイン = 武中英雄
| 設定作成 =
| レア度 = ☆3
}}
概要
「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。
; 略歴
: 2部6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』において、復讐界域の一員として登場。
: [[クリームヒルト]]の命令を受けて王道界域へと逃亡する主人公の追跡を行い、あと一歩のところで主人公は逃がしてしまうものの手引きをした[[サロメ]]の殺害に成功した。
: 終盤での王道界域の決戦時には副官である[[張角]]に対してまさかの裏切りと攻撃を敢行。それ自体による殺害には失敗したが生まれた隙によって撃破へと貢献した。
: 実は人理側のサーヴァントとしてトラオムに召喚されており、特異点の鍵となっている張角をずっと付け狙っていた模様。
: 期間限定イベント「聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~」では特異点に召喚されていたサーヴァントであり、[[プトレマイオス]]や[[主人公_(Grand_Order)|主人公]]らと共に他の城の勢力と戦うこととなる。
; 人物
: 女性の僧職の衣服を身にまとい笠を被った勝気そうな女性。
: 実際のところ下記の理由で女性となってしまっているため性自認は男性である。
: 狙撃には一家言ある自信家であり、義理堅い性格。
; 能力
: 野戦での潜伏と火縄銃による狙撃を得意としているが、全体的なステータスはあまり高くはない。
ステータス
{| class="wikitable" style="text-align:center"
|-
! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
|-
| [[アーチャー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || EX || C+ || D || E || C || 対魔力:D<br />単独行動:EX || 狙撃環境:C<br />仕切り直し(再装填):C+<br />迷彩狙撃:B || style="text-align:left"|
|}
[[宝具]]
;二つ玉にて撃ちて候(ふたつたまにてうちてそうろう)
:ランク:C+<br>種別:対人宝具<br>レンジ:100<br>最大捕捉:1人
:種子島に弾丸を二つ込めて同時に発射し、標的を射抜く技法。
:理想の狙撃体勢を整えることで命中率が向上する。
:防御側は幸運で回避判定を行えるが、弾が二つあるため判定も二回必要になる。
:『Grand Order』では「自身に高確率で必中状態を付与(1ターン)&高確率でArtsカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&高確率でBusterカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&中確率で宝具威力をアップ(1ターン)&中確率で宝具威力をアップ(1ターン)+敵単体に超強力な攻撃[Lv]+自身の強化成功率アップ状態を解除【デメリット】」という効果のBuster宝具。
真名:杉谷善住坊
戦国時代に活躍した鉄砲の名手。<br/>
1570年に織田信長を危険視した六角氏に依頼されて火縄銃で狙撃を試みるものの失敗し、三年間に渡る逃亡の果てに捕まり、鋸挽きの刑に処された。<br>
信長の狙撃を目論んだ以外では、杉谷という地で生まれた程度の記録しか残っていない。
本来の性別は男性であるのだが、逃亡生活の中で訳あって女性となり、英霊の座にもその姿で登録されてしまっている。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
; [[Fate/Grand Order]]
: 第2部6.5章『[[死想顕現界域 トラオム]]』に登場。
: その後長らく登場の機会がなかったが、期間限定イベント『聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~』の開催に伴い恒常サーヴァントとして実装された。
人間関係
Fate/Grand Order
; [[張角]]
: 『死想顕現界域 トラオム』における復讐界域の参謀。
: 彼が最重要人物であるとみなして、人理側のサーヴァントとして暗殺の機会を伺っていたものの、チャンスがなく半ば諦めていた。
: 主人公らの介入による王道界域との最終決戦でついに機会を掴み、直接の殺害は失敗したものの討滅の手助けとなった。
; [[サロメ]]
: 『死想顕現界域 トラオム』で処刑した復讐界域の脱走サーヴァント。
: 主人公に心配をかけるまいと、致命傷を受けても無言で耐える姿に二つ弾で慈悲を示した。
; [[織田信長]]
: 生前に殺そうとして失敗した相手。
: ……なのだが、カルデアにいる彼女は自身の知る姿とは似ても似つかないため首を傾げている。
; [[ビリー・ザ・キッド]]
: 拳銃の早撃ちについて完全に腕前がおかしいと引きつつも絶賛している。
; [[アン・ボニー&メアリー・リード|アン・ボニー]]
: 女性の狙撃手としてキャラがかぶっている事を気にしている。
: 「マスターを襲ってくるかどうかは被ってない」と言われて安心したがそもそもマスターを襲うことがおかしいとまた首を傾げた。
; [[エミヤ〔オルタ〕]]
: 二丁拳銃には思うところがあるようだがその腕前は認めている。……銃弾が当たった個所が固有結界によってハリネズミになる点にはドン引きしているが。
; [[ランスロット]]
: 宝具で20ミリ機関砲を持ち出したのを見て、自分も使いたいと羨ましがっている。
; [[殺生院キアラ〔アルターエゴ〕|殺生院キアラ]]
: 神々しさを認めており、魔性「菩薩」ならと納得して、同じ僧職ということもあり話を聞きたがっている。
; [[テュフォン・エフェメロス]]
: 期間限定イベント「聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~」における黒幕。
: 聖杯の雫を加工した「聖杯弾」という銃弾を用いた狙撃で彼女を仕留めた。
生前
; [[果心居士]]
: 生前に信長の狙撃に失敗した後、逃亡生活を手助けしてもらった相手。
: 追っ手を撒くために顔を変えてほしいと依頼したところ、独断で'''性別まで変えられてしまった。'''
: カルデアではその時の恨み言と、また勝手に変えないようにという釘刺しを行っている。
; 織田信長(Grand Order)
: 『Grand Order』世界の織田信長。生前に依頼を受けて狙撃を試みた相手。
: 上記のようにCV.釘宮理恵の「ノッブ」とは似ても似つかず、英雄的なオーラなど欠片もない平凡な男性だったとのこと。
: ……そのような「平凡な人物」が桶狭間の戦い他の偉業をいくつも成し遂げたという事実に耐え切れず、狙撃どころではなく這う這うの体で逃げ出した。
名台詞
メモ
* トラオムに登場した際には真名が明かされていなかったため、本人の発言から「破戒僧のアーチャー」ともっぱら呼ばれていた。
** 性別はともかく、僧職で火縄銃を使う狙撃手ということからトラオムの時点で真名を予想していたプレイヤーも多かった模様。
* [[荊軻]]とは「[[始皇帝|為政]][[織田信長|者の]]暗殺を企て、失敗して処刑された」「史実上は男性だが、女性として現界している」「カルデアに居る因縁の相手は、厳密な意味での当人ではない」といった共通点がある。
* 彼が生前狙撃しようとしていた信長はぐだぐだ時空の[[織田信長|ノッブ]]ではないため、彼女はぐだぐだ時空由来ではないれっきとした汎人類史のサーヴァントである。
* 彼(女)が実際に狙撃した信長については謎が残る。「'''英雄的なオーラなど欠片もない平凡な男性'''」という記憶から察すると、'''[[織田信長|お馴]][[織田信長〔バーサーカー〕|染みの]][[魔王信長|ノッブ]]達'''はもちろんだが、彼女達を圧倒的<del>出オチ</del>存在感でパニックに陥れた'''[[本物信長|例の彼]]'''ともまた異なる存在である可能性が高い。…もっとも、相当する人物は『ファイナル本能寺』の世界では影も形も無かったので、召喚はされたもののひっそりと退場していったのだろうか。
* バックボーンの関係上、実装後初のぐだぐだイベント『川中島24時ぐだぐだ超五稜郭~殺しのサインはM51~』において特攻サーヴァントとしては扱われていないが、「頼むから交代して」と話を持ち掛けてきそうな[[メドゥーサ|常連が約一名]]…。
* 上記のように「暗殺を試みたが失敗した」というだけの人物であり、[[荊軻|その精神性が逸話や詩によって称えられる]]という事もなくサーヴァントとしては非常にマイナーと言わざるを得ない。
** 「火縄銃を用いた狙撃手」という独自性も実装されたイベントの直後のイベント『ぐだぐだ超五稜郭』で[[雑賀孫一|よりメジャーな存在]]が実装されるという不遇な因果である。
*** そんな彼(女)がクローズアップされた数少ない事例の一つが、1978年の大河ドラマ『黄金の日々』。主人公・納屋助左衛門の相方として中盤まで活躍するが、史実通りに暗殺失敗→捕縛の経緯を辿り鋸引きの刑に処される。NHK作品とは言え、コンプライアンスの比較的緩い時期という事もあって最期のシーンは視聴者に絶大なインパクトを与えた(残酷なだけではなく、悲哀の色濃い演出ではあったのだが)。
脚注
注釈
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出典
<references group = "出"/>
リンク
*[[登場人物]]
*[[サーヴァント]]
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[[Category:登場人物さ行]]
[[Category:サーヴァント]]
[[Category:アーチャー]]
[[Category:Fate/Grand Order]]