{{登場人物概要
| 読み = まじんちゅう
| 外国語表記 =
| 別名 =
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
| 声優 = 杉田智和
| 演者 =
| 身長 =
| 体重 =
| 年齢 =
| 誕生日 =
| 血液型 =
| スリーサイズ =
| 異名 =
| 愛称 =
| 性別 =
| イメージカラー =
| 隠し属性 =
| 序列 =
| デザイン = 山中虎鉄
}}
概要
『[[Fate/Grand Order]]』に登場する、異形の存在。[[ゲーティア|ビーストⅠ]]の眷属。
; 略歴
: 第二特異点『永続狂気帝国 セプテム』以降、各章の終盤にて登場人物が変貌することで現れる異形の存在。
: 個体ごとに名前を持っており、[[ソロモン]]が召喚したとされる魔神の集団「ソロモン七十二柱」の魔神と同じ名を冠している。
: その正体はソロモンの死後にソロモン七十二柱の魔神たちが暴走したもの。伝承の魔神とかけ離れた姿をしているのは彼らを統括する[[ゲーティア]]の計画のために受肉・新生したが故。高次の情報生命体であり、魔術世界では「魔神」と呼ばれていた。
: ゲーティアは紀元前10世紀の時点で子孫である冠位指定、グランドオーダーを持つ魔術師たちの遺伝子に魔神柱の依り代となる呪いを刻んでおり、その呪いを持つ魔術師が"担当の時代"まで存続すると魔神柱である自身を自覚して魔神柱となり、人理焼却のためにあらゆる特異点へと投錨され、人理焼却計画を遂行する。
: また、子孫の魔術師本人が変身するのではなく、聖杯の力で召喚者が他者の体を依り代に出現させることも可能である模様。
: 終局特異点における玉座での決戦後はそれぞれ結合解除、生存の放棄、結合拒否、活動停止、自己崩壊をし、他の魔神柱と共に英霊との議論を続ける、自己矛盾により崩壊する、融合し徹底抗戦する、英霊の盾となって消滅する、後を託されて怒りのまま英霊と最期まで戦う、悲しみを覚えて人間と築き上げた人類史を最期まで無意味だと断じる、己が持たない感情に気づいて計画が失敗する可能性が残っていても主に答えを託する、ゲーティアに見切りをつけて逃亡する、死にたくないという理由で離脱する等、個体ごとに様々な行動を選んだ。
: 冠位時間神殿から逃亡した魔神柱は人理焼却という目的ではなく、個体ごとにそれぞれの命題(主人公への復讐、永遠の生命、人類を情報として管理、生と死への恐怖、外なる神の召喚)を抱いてどこかの時代に潜伏しているが、何れも主人公らによって倒されてしまった。
; 人物
: 見た目は大別して2種類存在し、巨大な柱に幾筋もの太い裂け目が縦に走り、その裂け目から十字の瞳孔が開いた赤い眼が覗くもの「魔神柱 第一形態」<ref name="TMA Vol12">TYPE-MOONエース Vol.12 006ページ『武内崇スペシャルインタビュー』</ref>と、細い裂け目が縦に走る他に横方向にも螺旋状に走っており、縦方向の裂け目からは菱形の眼が飛び出ているもの「魔神柱 第二形態」<ref name="TMA Vol12" />がある。なお、体色は各個体ごとに異なる。
: これと相対した面々からは揃って醜いと評され、レフ自身も「この醜悪さがお前達を滅ぼす」とおぞましい外見であることを肯定している。
: 意思こそあるものの機械的な存在だったが、終章において真のソロモン王の第一宝具、『訣別の時来たれり、其は世界を手放すもの』が発動されたことで個体に自我が生まれ、湧き上がった感情が切欠で変化が起きてしまう。
; 能力
: 外見のみならず能力面も常軌を逸しており、[[ロマニ・アーキマン|Dr.ロマン]]によるとこの姿を現した時の魔力の反応は人間でも[[サーヴァント]]でもなく、伝説上の悪魔そのものであるという。また、最悪の問題点として1体1体を撃破されてもその場限りの撃退に留まり、根本的な打倒が出来ないという性質を持つ。これは「七十二柱の魔神」という存在自体が一つの術式・概念となっており、ソロモンの周囲に常に七十二柱が存在していることを前提とする使い魔であるため、撃破されていずれかの個体が消滅してもこの概念により再生され、常に「七十二体存在する」状態を保持されるためである。また、仮にいずれかの個体が失われたとしてもゲーティアは簡単に補填することができる。
:通常攻撃として黒い波動のようなもので相手全体を攻撃する他、「凝視」「まばたき」などの目に関わるスキルや、「○○の時来たれり」(○○には「覚醒」「漂流」などの2文字の単語が入る)というスキルを使用する。
:宝具に相当する攻撃として「焼却式 ○○」という攻撃を使用(○○には各魔神柱の名称が入る)。眼球の数を三倍にして一斉に光らせた後、個体ごとに様々な攻撃を行う。
:なお、撃破されると変身が解除されて元の人物に戻ってしまうが、魔神柱状態で受けた傷が解除時にどの程度影響するかは個々のケースで差がある。
:また、一体を倒すだけでも複数のサーヴァントを必要とするほどの強さを持つが、[[レフ・ライノール]]の言葉によると魔神柱の力は「神殿」と呼ばれている場所から長期間離れていると「壊死」という現象を起こし弱体化していくらしい。この「神殿」とは終局特異点『冠位時間神殿ソロモン』、すなわち「戴冠の時来たれり、其は全てを始めるもの」のことだと思われる。
個体
溶鉱炉
Ⅰの座を司る魔神柱。序列は十六位から二十四位。音を知り歌を編むもの。終局特異点におけるクラスは[[セイバー]]。<br>ナベリウスを核に、他8柱が複合している。<br>第一特異点の舞台であるオルレアンで出会ったサーヴァント達と交戦した。
;[[ゼパル]]
:溶鉱炉を司る九柱の一柱。序列十六位。
:詳細は個別項目参照。
;ボディス、バティン、サレオス、プルソン、モラクス、イポス、アイム
:溶鉱炉を司る九柱たち。終局特異点に名前のみ登場。
:玉座での決戦後は結合解除された。
;[[ナベリウス]]
:溶鉱炉を司る九柱の一柱。序列二十四位。
:詳細は個別項目参照。
情報室
Ⅱの座を司る魔神柱。序列は五十九位から六十七位。知識や学術といった特徴で結び付けられた、文字を得て事象を詠むもの。終局特異点におけるクラスは[[ランサー]]。<br>フラウロスを核に、他8柱が複合。<br>第二特異点の舞台であるセプテムで出会ったサーヴァントと交戦した。<br>他の魔神柱への支援は行動予測(情報室による予測)。
;[[オリアス]]
:情報室を司る九柱の一柱。序列五十九位。
:詳細は個別項目参照。
;ウァプラ、ザガン、ウァラク、アンドレアルフス、キマリス
:情報室を司る九柱たち。終局特異点に名前のみ登場。
:玉座での決戦後は結合解除された。
;[[アンドラス]]
:情報室を司る九柱の一柱。序列六十三位。
:詳細は個別項目参照。
;[[フラウロス (Grand Order)|フラウロス]]
: 情報室を司る九柱の一柱。序列六十四位。
:詳細は個別項目参照。
;[[アムドゥシアス]]
:情報室を司る九柱の一柱。序列六十七位。
:詳細は個別項目参照。
観測所
Ⅲの座を司る魔神柱。序列は二十五位から三十三位。時間を嗅ぎ事象を追うもの。終局特異点におけるクラスは[[キャスター]]。<br>フォルネウスを核に他8柱が複合。<br>第三特異点の舞台であるオケアノスで出会ったサーヴァントと交戦した。<br>他の魔神柱への支援は戦況分析(観測所による分析)。
;[[グラシャ=ラボラス]](グラシャラボラス)
:観測所を司る九柱の一柱。序列二十五位。
:詳細は項目参照。
;ブネ、ロノウェ、ベリト、アスタロス、フォラス、アスモダイ
:観測所を司る九柱たち。終局特異点に名前のみ登場。
:玉座での決戦後は自ら結合を拒否した。
;[[フォルネウス]](海魔フォルネウス)
: 観測所を司る九柱の一柱。序列三十位。
:詳細は項目参照。
;[[ガープ]]
:観測所を司る九柱の一柱。序列三十三位。
:詳細は項目参照。
管制塔
Ⅳの座を司る魔神柱。序列は八位から十五位と五十三位。統括を補佐し末端を維持するもの。終局特異点におけるクラスは[[アサシン]]。<br>バルバトスを核に、他8柱が複合。<br>第四特異点の舞台であるロンドンで出会ったサーヴァントと交戦した。<br>他の魔神柱への支援は攻撃誘導(管制塔からの指令)。
;[[バルバトス]]
: 管制塔を司る九柱の一柱。序列八位。
:詳細は項目参照。
;パイモン、ブエル
:管制塔を司る九柱たち。終局特異点に名前のみ登場。
:玉座での決戦後は撃退に意味を見出せず活動停止した。
;[[グシオン]]
:管制塔を司る九柱の一柱。序列十一位。
:詳細は項目参照。
;エリゴス、カイム
:管制塔を司る九柱たち。終局特異点に名前のみ登場。
:玉座での決戦後はゲーティアの統括から離脱して最期まで英霊たちとの議論を続けることを選ぶ。
;シトリー、ベレト、レラジェ
:管制塔を司る九柱たち。終局特異点に名前のみ登場。
:玉座での決戦後、肉体が復元不可能領域に到達した。
兵装舎
Ⅴの座を司る魔神柱。序列は三十四位から四十二位。戦火を悲しみ損害を尊ぶもの。終局特異点におけるクラスは[[バーサーカー]]。<br>ハルファスを核に、他8柱が複合。<br>第五特異点の舞台であるイ・プルーリバス・ウナムで出会ったサーヴァントと交戦した。<br>他の魔神柱への支援は魔力供給(兵装舎からの供給)。
;フルフル、マルコシアス、ストラス、マルファス、フォカロル、ウェパル
:兵装舎を司る九柱たち。終局特異点に名前のみ登場。
:玉座での決戦後は生存を放棄した。
;[[フェニクス]]
:兵装舎を司る九柱の一柱。序列三十七位。爵位は侯爵。
:詳細は項目参照。
;[[ラウム]]
:兵装舎を司る九柱の一柱。序列四十位。
:詳細は項目参照。
;[[ハルファス]](軍魔ハルファス)
:兵装舎を司る九柱の一柱。序列三十八位。
:詳細は項目参照。
覗覚星
Ⅵの座を司る魔神柱。序列は一位から七位と五十二位、五十五位。七十二の魔神の思考と理論を司る、論理を組み人理を食むもの。終局特異点におけるクラスは[[ライダー]]。<br>アモンを核に、他8柱が複合。<br>第六特異点の舞台であるキャメロットで出会ったサーヴァントと交戦した。<br>他の魔神柱への支援は結果推論(覗覚星による推論)。
;[[バアル]]
:覗覚星を司る九柱の一柱。序列一位。
:詳細は項目参照。
;アガレス、ウァサゴ、ガミジン
:覗覚星を司る九柱たち。終局特異点に名前のみ登場。
:玉座での決戦後は決戦後湧き上がった感情による自己矛盾で崩壊した。
;マルバス、マレファル
:覗覚星を司る九柱たち。終局特異点に名前のみ登場。
:玉座での決戦後は湧き上がった感情によりアモンと合体し、英霊たちと徹底抗戦することを選ぶ。
;[[アモン]]
: 覗覚星を司る九柱の一柱。序列は七位。
:詳細は項目参照。
;アロケル、オロバス
:覗覚星を司る九柱たち。終局特異点に名前のみ登場。
:玉座での決戦後は英霊の盾となって消滅した。
生命院
Ⅶの座を司る魔神柱。序列は四十三位から五十一位。生命を司る、誕生を祝い接合を讃えるもの。終局特異点におけるクラスは[[アーチャー]]。<br>サブナックを核に、他8柱が複合。<br>第七特異点の舞台であるバビロニアで出会ったサーヴァントと交戦した。<br>他の魔神柱への支援は原理抑制(生命院による抑制)。
;[[サブナック]]
:生命院を司る九柱の一柱。序列四十三位。黒い体色に菱形の目を持つ。
:詳細は個別項目参照。
;シャックス、ヴィネ、ビフロンス、ウヴァル、フルカス、バラム
:生命院を司る九柱たち。終局特異点に名前のみ登場。
:玉座での決戦後はクロケルに魔力を託し消滅した。
;[[ハーゲンティ]]
:生命院を司る九柱の一柱。序列は四十八位。
:詳細は個別項目参照。
;クロケル
:生命院を司る九柱の一柱。序列四十九位。黒い体色に菱形の目を持つ。終局特異点に登場。
:玉座での決戦後は怒りと口惜しさから計画達成よりも英霊たちを一騎でも殲滅することを選択しゲーティアから離脱。他の生命院の魔神柱から託された魔力で最期まで抗戦した。
廃棄孔
Ⅹの座を司る魔神柱。五十四位と五十六位から五十八位、六十八位から七十二位。欠落を埋め不和を起こすもの。終局特異点におけるクラスは[[セイバー]]。<br>アンドロマリウスを核に、他8柱が複合。<br>敵拠点を三か所制圧した主人公の前に現れた「八つ目の拠点」。<br>期間限定イベント等で登場したサーヴァントたちと交戦した。<br>他の魔神柱への支援は弱点補強(廃棄孔による補強)。
;ムルムル、グレモリー、アミー
:廃棄孔を司る九柱たち。終局特異点に名前のみ登場。
:玉座での決戦後はオセとともに自己崩壊した。
;オセ
:廃棄孔を司る九柱の一柱。序列五十七位。終局特異点に登場。ベージュ色の体色に丸い目を持つ。
:最終決戦において、互いに相互理解に拒んだ人間が人類最後のマスターを助けるために駆けつけてきたことに驚愕と困惑をしめす。
:玉座での決戦後は自己崩壊した。
;ベリアル、デカラビア、セーレ
:廃棄孔を司る九柱たち。終局特異点に名前のみ登場。
:玉座での決戦後は英霊と戦い続け敗北、消滅した。
;ダンタリオン
:廃棄孔を司る九柱の一柱。序列七十一位。終局特異点に名前のみ登場。
:玉座での決戦後は魔神柱の中では最後から3番目に消滅した。
;アンドロマリウス
:廃棄孔を司る九柱の一柱。序列七十二位。ベージュ色の体色に丸い目を持つ。終局特異点、幕間の物語「悪夢、或いは恩讐の呼び声」に登場し戦闘を行う。
:スキルは「廃棄の時来たれり」「細目」「逆目」を使用する。
:玉座での決戦後は魔神柱の中では最後から2番目に消滅した。
:後に[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]の幕間の物語「悪夢、或いは恩讐の呼び声」にて、「主人公が一年の間に見た夢の中でサーヴァント達と混じったものの廃棄物」の象徴として登場した。
その他
;御使いの四柱
: 第四特異点にてゲーティアが直接召喚したことで四体同時に出現。スキルは「絶望の時来たれり」「閲覧」「嘲笑」を使用する。
: 個体名は出てこないが、「焼却式・ベレト」を使用することから少なくともベレトが含まれている模様。
;クラン・カラティン
:第五特異点にて瀕死の状態である[[女王メイヴ]]が北部戦線においてカルデアに味方しているサーヴァントらを一網打尽にするため、二十八体同時に召喚。幾匹もの魔神柱が融合した大樹とも触手の怪物ともいえる形状になっている。
:聖杯を所有することや[[クー・フーリン〔オルタ〕]]を倒した『二十八体の戦士』の枠組みに魔神柱を押し込むことで召喚に成功している。
:並大抵のサーヴァントでは手に負えない魔神柱の集合体であり、北部戦線で戦っているサーヴァント達の戦意を喪失させかけたが、[[ニコラ・テスラ]]と[[アルジュナ]]が加勢したことで形勢が逆転、撃破に成功する。
;大神アモン・ラー
:[[オジマンディアス]]によって、キリスト教による異教の神の悪魔化で魔神とされる前の存在、エジプトの最高神としての性質を取り戻したアモン。
:体色は金と青のエジプト風のものになっている。
:詳細は「[[アモン#大神アモン・ラー|大神アモン・ラー]]」を参照。
;金色魔太閤秀吉
:『冠位時間神殿』で[[茶々]]を生贄にすることで死亡した魔神柱の一体アンドラスの亡骸から生まれた。魔神柱とはなにか違うもの。魔神柱の残留思念が形となって残ったもの。
:詳細は「[[アンドラス#金色魔太閤秀吉|金色魔太閤秀吉]]」を参照。
登場作品と役柄
; [[Fate/Grand Order]]
: 第二特異点以降、ボスキャラとして登場。
: 第一部終章での最終決戦後も残党が活動するも亜種特異点Ⅳにてラウムが倒されたことで全滅したと思われる。
; [[MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア]]
: 失敗し、謎の空間に落ちて記憶もなくした[[レフ・ライノール]]の自己イメージの中に登場。
: 幸い?にも、[[ラニ=Ⅷ]]の意趣返しと[[フラウロス|自分自身]]の意志によって、実物の登場はせずに済んだ。
; [[ちびちゅき!]]
: 秋の遠足回にて、[[“山の翁”]]が管理する畑で何故か薩摩芋に混じって生えており、引っこ抜いた[[アルテラ]]に芋掘りを「悪い文明」認定させてしまう。
: しかもタイトルを見るに本家よろしく無限再生する模様。
人間関係
Fate/Grand Order
; [[ゲーティア]]
: 人類史焼却を実行したレフ達の首魁であり、第一部における事件の黒幕。七十二柱を纏める術式。
: 第四特異点ではベレトを含む四体の魔神柱を同時に召喚した。
: 魔神柱達は使い魔として彼の意に従う。
;[[ソロモン]]
:生前、七十二柱という括りを作り上げた元主。
; [[レフ・ライノール]]
: 第二特異点でフラウロスに変貌。この姿を「王の寵愛」と称して誇っている。
; [[イアソン]]
: 第三特異点で [[メディア〔リリィ〕]]の手によりフォルネウスへと変貌させられる。
; [[メディア〔リリィ〕]]
: 第三特異点でイアソンを変貌させる形でフォルネウスを召喚。
: 後に幕間の物語でパンケーキの材料を手にするためにハーゲンティを召喚<del>して犠牲に</del>した。
; [[間桐臓硯|マキリ・ゾォルケン]]
: 第四特異点で若かりし頃の姿で登場、バルバトスに変貌する。
; [[クー・フーリン〔オルタ〕]]
: 第五特異点で主人公らに聖杯を奪われるのを阻止するため魔神柱ハルファスに変貌。
; [[女王メイヴ]]
: 消滅寸前に自身の配下「二十八人の怪物」と組み合わせ、二十八体同時に召喚した。
; [[オジマンディアス]]
: 第六特異点で主人公らへの試練としてアモン・ラーに変貌した。
; [[ナーサリー・ライム#星と詩の魔法少女 ナーサリー☆ライム|星と詩の魔法少女 ナーサリー☆ライム]]
: イベント「プリズマコーズ」にてグラシャラボラスを召喚した。
; [[ジェームズ・モリアーティ]]
: 亜種特異点Ⅰでバアルと「幻影魔人同盟」を組んだ。
; [[茶々]]
: イベント「ぐだぐだ明治維新」にて瀕死のアンドラスに寄り代にされてしまう。
; [[ビーストⅢ/R••]]
: 『Fate/EXTRA CCC』とのコラボイベントの際、ゼパルが寄生先に選んだ人間。
; [[シェヘラザード]]
: 亜種特異点Ⅱでフェニクスと「地底世界アガルタ」を作り上げた。
; [[アビゲイル・ウィリアムズ]]
: 亜種特異点Ⅳでラウムによって「外なる神」を降臨させる為の要とされた。
名台詞
;「顕現せよ。牢記せよ。これに至るは七十二柱の魔神なり」
:魔神柱への変身や召喚に際して時折使われる詠唱。唱えずに変貌する者もいるため、必須というわけではない模様。
廃棄孔 アンドロマリウス
;「何故欲しがるッ!」<br>「何故持て余すッ!」<br>「不要不要不要ッ!」
:攻撃時の台詞。廃棄孔を司る悪魔は人が持つ欲望を無駄だと断じる。
;「身も心も虚無となれ!」
:クリティカル攻撃時の台詞。身も心も全て、虚無に変える。
;「廃棄孔、崩落。不要なもの、全てを捨てよう! 焼却式 アンドロマリウス」
:焼却式 アンドロマリウス。廃棄孔を崩落し、獣の事業には不要な人間と人類史を全て捨て去る。
;「もっとだ! もっと吐き出すがいい!」
:廃棄孔、閉鎖。「英霊たちを決して見捨てなかった人間」がいた事を最期まで認めなかった。
;「起動せよ。起動せよ。廃棄孔を司る九柱。即ち、」<br>「ムルムル。グレモリー。オセ。アミー。ベリアル。デカラビア。セーレ。ダンタリオン。」<br>「我ら九柱、欠落を埋めるもの。我ら九柱、不和を起こすもの。」<br>「無念なりや、無常なりや。」<br>「我ら“七十二柱の魔神”を以てして、この構造を閉じる事叶わず……!」
:『冠位時間神殿ソロモン』での台詞。
メモ
*戦闘開始時にはボスサーヴァント戦の「FATAL BATTLE」や「GRAND BATTLE」ではなく、赤字で後述の眼球の上に「魔神柱出現」と表示される独自の演出がある。
*デザインの山中虎鉄氏はスタジオディーン制作の劇場版UBWに関わった人物で、内臓などのグロ系を得意とするが女性である。彼女の絵は一度の修正もなく決定案となったとの事で、その実力に感動した奈須の願いで、ティアマトやゲーティアのデザインも担当する事になった。
*初期に登場したフラウロス、フォルネウス、バルバトスのデザインは全て黒い体色に丸い目を持つタイプで統一されていたが、第五章のハルファス以降は個体ごとに異なるデザインのものも登場し、終章ではフラウロス、フォルネウス、バルバトスも体色が黒以外に変更されている。ただしフラウロスの体色が変更されているのは終章3節に登場する「情報室フラウロス」のみであり、終章1節に登場した「魔神フラウロス」は第二章に登場した際と同様の黒い体色に丸い目を持つタイプになっている。
**また初期に登場するフラウロス、フォルネウスには戦闘ボイスが存在していなかったが、第四章のバルバトス以降にはボイスがあり、終章ではフラウロス、フォルネウスにもボイスが追加されている。
*ゲーム上のクラスは「UNKNOWN」と表記されているがタイプ相性はあり、三騎士の[[セイバー]]、[[アーチャー]]、[[ランサー]]に対して有利、[[バーサーカー]]とは互いに弱点を突き、残る[[ライダー]]、[[キャスター]]、[[アサシン]]に対して不利という特殊な相性になっている。このタイプ相性は魔神王ゲーティアと同様であること、[[エミヤ〔アサシン〕]]が魔神柱を「ビーストの眷属」と称していること、同じくビースト直属の使い魔である11体の[[ラフム|ベル・ラフム]]のクラスがビーストⅡであったことなどから、本来のクラスはビーストⅠだと思われる。
**表記上は同じ「クラス:ビースト」であっても、ビーストは各々が独立しているためクラス相性も異なる。ビーストⅠは上述の通り。ビーストⅡのティアマト、ラフム等は全てのクラスに有利・不利が出ない相性となる。
*TYPE-MOONにおいて設定は幾度か語られたことがある『悪魔』、それも魔神というより上位の存在の登場に多くのプレイヤーが驚愕した。
**もっとも、[[小辞典]]にもある通りTYPE-MOONにおける悪魔は<br>『第六架空要素。人間の願いに取り憑き、その願いを歪んだ方法で成就せんとする存在。<br> 悪魔に憑かれると他の要素に異常が起き、最後には肉体も変化して異形の怪物と化す。<br> 高位の悪魔ほど「症状」が表に出づらく検知が困難で、露見するのは大惨事が約束された後になりやすい』<br>というもので、ソロモンの操る使い魔であるこの魔神柱とは別種の存在である。
*注釈でも言及されているが、ソロモン72柱の悪魔たちは所謂序列の数字がそのまま実力を示すわけではない。あれらはいわば出席番号などのようなものであり、各悪魔の爵位や知名度の高さは連動していないことが多い<ref>著名どころでは有名なベルゼブブと同じルーツを持つバアルは第一位だが、トビト記に記されるアスモダイは第三十二位、死海文書など複数の外典・福音書で挙げられるベリアルは六十八位など明らかに実力順としてはおかしいものが多い</ref>。
**また、これらの悪魔については伝承に知られていないどころか能力・外見はおろか名前までかぶり気味な存在もあり、数合わせの存在なども混じっているのではないかという声もある。一説には十二星宮を六でさらに分割した領域の支配者として創作されたものではないか、とも言われている。
*ゲーティアに限らず悪魔の中には他の宗教・伝説で語られていた存在がキリスト教が広がる中で他教排斥の口実のために悪魔として扱われたものがおり、その中には英霊と関わりのあるものも少なくない。第六特異点のボスとして登場するアモン=アモン・ラーの他にも、女神[[イシュタル]]と源流を同じくする女神アスタルテを魔神にした「アスタロス」、[[アンリマユ|ゾロアスター教]][[ダレイオス三世|の悪魔]]アエーシュマを取り込んだ「アスモダイ(アスモデウス)」、[[ヘラクレス|ギリシャ神話の怪物ケルベロス]]を元とした「ナベリウス」、ただの伝説の生物である不死鳥までも悪魔扱いにした「フェニクス」などがあげられる。
*玉座での決戦終了後にそれぞれの魔神柱は、上記の通り各々が手段こそ違えど最終的に消滅した。しかしゼパル、フェニクス、ラウム、バアルの四柱については消滅の様子が語られておらず、登場もしなかった。
**続く新章「Epic of Remnant」が四編の断章より構成されること、そしてそのPVでの「魔術王が残した愛すべき“残り物”」という発言から、この四柱が関わっているのではと予想するユーザーも多い。欠けた四柱も、宝具の使用を上奏するも直々に却下されたバアル、戦力を計算ミスした統括局への弾劾を叫ぶゼパル、宙域からの撤退を進言していたラウムと不穏な振る舞いを見せていたメンバーが揃っていることも推測の補強になっている。
**実際、時間神殿から逃亡した魔神柱は四体であり、それが2017年以降の未来を焼却している原因であり、亜種特異点に関わっているキーパーソンでもある。
**しかし、時間神殿から逃亡した一柱である[[ゼパル]]はセラフィックスに落ち延びたものの、苗床だったはずのキアラに逆に取り込まれた挙句、意識を切り離されて消滅というまさかの展開を迎える。これはEoRのさらなる外伝として扱われていたとは言えそのために、残る3編との数が合わなくなり予想が困難になった事も意味している。<del>それにしても[[ビーストⅢ/R••|エロ尼]]はやりたい放題である。</del>
**その一方で、『屍山血河舞台 下総国』には魔神柱が関わっていなかったこと、『ぐだぐだ明治維新』では結合解除した[[アンドラス]]が瀕死の状態で流れ着いて事件を起こした。
***後に『禁忌降臨庭園 セイレム』にて特使五柱のメンバーが逃亡した四柱とアンドラスで構成されている判明した。
*[[ティアマト]]の最後の11体の[[ラフム|ベル・ラフム]]が魔神柱よりも強いのは、あれがティアマトにとっての『魔神柱の拠点』扱いなため。魔神柱は72体あるのに対し、ティアマト直属の使い魔はあの11体のラフムが全て。つまり量より質となっている。
話題まとめ
;採集決戦
:終章の実装時には彼配下の魔神柱との疑似レイドを行うイベントがあった。そのステータス・物量は一本につきHP70万・150万体と如何にも終章に相応しいもの……だったのだが、柱ごとにさまざまな素材アイテムがドロップする仕様となっていたのもあり、マスター達に尽く蹂躙されてしまう。その勢いは凄まじく、途中で1柱につき50万体も追加したにもかかわらず、バルバトスが実装からわずか12時間で瓦解され、後を追うように20時間後にフラウロスは終了、24時間後にフォルネウスは閉館、26時間後にサブナックは臨終してしまう。<del>流石にヤバイと思ったのか</del>アンドロマリウスが600万体と追加されたものの、38時間後にハルファスは停止、42時間後にアモンは消灯、61時間後にアンドロマリウスも閉鎖されてしまう。この有様は原作者の奈須きのこからも'''「人類悪ってこういう事よ」'''と言われてしまう。是非もない。
:公式はこのイベントの期限を年末いっぱいまでとっていたが、実際に魔神柱が伐採され尽されエンディングへの道が開けたのはそれより大分早いクリスマス当日となった。
:特に([[マーリン|需要の高いアイテム]]ばかり設定されていたため)、1秒間に44本という最速ペースで撃沈したバルバトスはネタにされやすく、'''「殺したかっただけで死んで欲しくはなかった」'''という迷言が生まれた。また、終章実装時に放映されていたアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の主人公の台詞を借りて'''「もっとだ、もっとよこせバルバトス!」'''などと叫ぶ<del>鉄華団の悪魔</del>マスターも数多かったとか。
:後に期間限定イベント『ぐだぐだ明治維新』では、前述の通り魔神柱アンドラスの亡骸から誕生した金色魔天閣秀吉が登場。魔神柱の戦闘に入る前に疑似レイドが発生したが、三日足らずで倒幕(三日天下ですらない)。その後、ノッブに「あの時スナック感覚で根絶やしにされた」とまで言われてしまう。<del>もうなにがなんやら。</del>更に、先述したバルバトスの撃破ペースについて期間限定イベント『深海電脳楽土 SE.RA.PH』にてBBのセリフにて間接的にネタにされている。
脚注
<references/>
リンク
*[[小辞典]]
*[[使い魔]]
{{DEFAULTSORT:ましんちゆう}}
[[Category:小辞典]]
[[Category:Fate/Grand Order]]
[[Category:MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア]]
[[Category:ちびちゅき!]]
[[Category:魔神柱|*]]
[[Category:ビースト]]