ユタ

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ユタ
性別 女性
一人称 アタシ
二人称 お前
デザイン しろー
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

『Fate/Grand Order』の登場人物。

略歴
『踊るドラゴン・キャッスル!』にて登場。
カルデア一行の前に顔が見えない状態で度々現れ、助け船を出していた。後に神霊・阿曇磯良が自身と向き合った事で顔が明らかとなり、彼と言葉を交わす。
事件解決後は磯良と互いに別れを告げ、消滅していった。
人物
裾がボロボロな白い服を着た、緑髪の少女。左頬には赤い紋様が刻まれている。
奇妙な儀式を行う部族の生き残りだったようで、そのため周囲の部族からは忌み嫌われていた。
海辺に流れ着いていた神霊・阿曇磯良に臆せず話しかけ、交流するなど向こう見ずではあるものの心は優しい。
しかしイワブネが出現した際には、それを解決しようとした人々にその優しさを結果として利用されてしまった。
磯良に色々な事を教えたり、自身がいなくなった後の彼の心配をしていたりなど世話焼きでもあった様子。
能力
出身の部族が「この世の物ではない『門』を開く事で、地上に溜まった怨念をどこかに送る」という役割を持っており、自身もその能力が扱える模様。
ただし完全にコントロールできる訳ではないようで、イワブネを封印する際は見よう見まねでそれを行った結果「どこにも繋がらない門」を開いてしまい、周囲どころか自身までも巻き込んで一帯を削り取ってしまった。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
期間限定イベント『踊るドラゴン・キャッスル! ~深海の姫君とふたつの宝玉~』にて、NPCキャラクターとして登場。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

海幸彦
特異点に召喚されていたサーヴァント。
諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕は彼がイワブネを呼び寄せる際、共に自身も解放されたのではないかと推測していた。
桂木千鍵
サーヴァント・阿曇磯良の依代の片方。
「門を開く巫女の末裔」とされており、恐らくは自身と同じ血筋だと思われる。

生前[編集 | ソースを編集]

阿曇磯良
共に過ごしていた神霊。
海辺に流れ着いていた彼を発見し、「イソラ」と名付けて共に暮らしていた。
やがて自身が「門」に呑まれた事で引き裂かれる事となったが、それでも彼のことを心配していた。
イワブネ
怨念が集い形を成した怪物。
それに対処するため周囲の部族に磯良を人質にされ、「門」を空けることを強制される。
結果としてイワブネの封印には成功したが、自身を含めた周囲を犠牲にすることになった。

名台詞[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 「怨念といったよくない感情を門の向こうへ送る」という部族の役目から、彼女の部族は「廃棄孔」にあたる役割だったのではないか?と考察されることもあるが、詳細は不明。
  • デザインを担当するしろー氏は、かつて「久松士郎」名義で『まほうつかいの箱 スターリット・マーマレード』のコミカライズを担当していた。
  • 『FGO』オリジナルのキャラクターではあるが、有力なメインモチーフと考えられるのは第14代・仲哀天皇の妃である神功皇后の妹、與止比売命(よどひめのみこと)。『乾元二年記』において「三韓征伐の昔は干満の両顆(=潮満珠・潮干珠)を得て、異賊の凶徒を海底に没し、 文永・弘安の今は神変の風雨を施して、幾多の賊敵を波濤に砕いた」[注 1]との記載が見られ、ストーリーで語られるユタの能力を連想させる。
    • 「ユタ」の名前については、與止比売命の別名の一つに「豊姫(とよひめ)」があり、「豊」の別読み「ゆたか」を短縮して「ゆたひめ」とも呼ばれているのに加えて、同じ響きを持つ琉球・奄美地区に伝わる巫女である「ユタ」のイメージを重ねた…という見方もある。
    • 仮に與止比売命とした場合、姉の夫の父親がかの日本武尊である…という事も含めて実は虐げられるどころかやんごとなき一族の出身という事になり、そのまま出すと過酷な運命を強調しにくい…という事情もあったのかも知れない。

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 後半の記述から察すると、宝珠とは別に天候を操る力を持ち合わせている事が伺える。

出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]