概要
「[[バーサーカー|狂戦士]]」の[[サーヴァント]]。
; 略歴
: 奏章Ⅰ『[[虚数羅針内界 ペーパームーン]]』にて登場。ペーパームーン内で行われる[[聖杯戦争]]「システム・グレイルウォー」において[[アーユス]]が召喚したサーヴァント。
: 物語序盤で[[青髭|キャスターのサーヴァント]]と気だるげに交戦していた。そこにカルデア一行が駆け付けたため逃げ道を確保しようとしていたものの、彼らがキャスターのみに敵対していると見るや「心の友」とまで呼んで取り入ろうとしていた。
: カルデア側にはすぐ真名がバレてしまうものの、その後は(主にアーユスの意志で)カルデアと行動を共にして聖杯戦争を勝ち進み、宿敵である[[ビーマ]]との戦いに勝利し聖杯戦争の勝者となる。
; 人物
: 紫色の髪に髭を生やした、踊り子姿の中年男性。
: 軽薄そうな振る舞いが目立ち、事実自分勝手かつ気ままな上にお調子者で自尊心が高く我が儘で、言動や行動の端々からやたら小物臭さがにじみ出る。
: 自らの欲望に忠実で、気に入ったものや他人の名声をすぐに欲しがり、望んだものを手に入れるためなら不正などのセコい行為でも平気で行う。
: しかし、それは「価値を認めているから」であり、手持ちが足りない場合に正当に値切る方法を考えたりはするが不当に安く手に入れようとはしない。
: 他人に対しても打算的な考えの下利用しようとするが、意図が分かりやすいため結果的に裏表がない。
: そして心根は優しく、意外な面倒見や器量の良さを見せることもあり、外道な行いには手を出さない。
: また、百王子の長兄としての責任感もきちんと持ち合わせている。
: 他人の物を欲しがると言ってもかなり選り好みが激しい性格であり、奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』では「あらゆるものを欲しがる」という面が強調されてより分かりやすくなった「貪欲のアルターエゴ」と呼ぶべき存在になっていた。
:
; 能力
: 主に自身の棍棒術を用いて戦う。
: また、どこからか[[カルナ]]や[[アシュヴァッターマン]]を呼び出して攻撃させることもあり、彼らは宝具の演出でも登場することがある。
: バーサーカーではあるが、狂化ランクは最低で、スキル恩恵はほぼない。
: 王としての審美眼を持っており、相応の価格でないと感じた物に対しては得意とする値下げの交渉術を行う。生前には弟のドゥフシャーサナからぼったくろうとした商人に、他の弟たち全員分の服まで用意するという約束までさせた事もあるとか<ref group ="出">『BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス!』 第10節「Old Dubai(Ⅰ)/ Golden Prince」</ref>。