概要
公式サイトで連載されている『マンガで分かる!Fate/Grand Order』で初登場した「[[キャスター|魔術師]]」の[[うどんサーヴァント]]。
;略歴
:『[[マンガで分かる!Fate/Grand Order|ますますマンガで分かる!Fate/Grand Order]]』では第86話にて登場。
:[[レオナルド・ダ・ヴィンチ]]が作ったうどん生地から生まれたうどんサーヴァントの幼体を[[ジャンヌ・ダルク]]と[[ニトクリス]]が捕獲し、うどんに調理して[[主人公 (マンガで分かる!FGO)|リヨぐだ子]]に食べさせたところ、いつの間にやら発生し、リヨぐだ子を介護していた。
;人物
:褐色肌にネズミのような耳と尻尾のついた女性。複数体存在しており、外見や性格に多少の差異は存在するが個体名はなく「1号」「2号」など名前も適当。
:「本来のかたちで召喚されるはずのものにご奉仕するものの姿で召喚されてしまった」とのことで、本来は大黒天本人が来るはずのところが、多忙だったため大黒天の従者である鼠たちがとりあえず召喚されたとのこと。
:『マンガで分かる!Fate/Grand Order』では『ますます』第387話まで言葉を発さなかったが、『Fate/Grand Order』では最初から普通に喋っている。
:優しく思いやりを持ち、上品かつお淑やかで真面目に働く。とはいえ獣性も兼ね備えていてそれを信仰心で補っているが、大黒天本体が側にいないため特に「種を繁栄せねばならない」という強い欲求に抗えず度々けだものらしさが露呈する。
:根本的にはマスターを「大旦那様」と呼んでそのお世話をしたがるご奉仕体質だが、個体数が増えてくると'''「マスターにご奉仕するには人数が多すぎるので他のサーヴァントにもご奉仕したい」'''と奉仕する対象を増やす方向に進展してゆく。最終的には「人類すべてのお世話をする」のが理想である模様。
:奉仕の理由は「功徳を積んで解脱し神性を高めるため」であるようで、繁殖にはそのノルマを達成するという理由もある様子。ただ解脱と繁殖のどちらが目的なのか本人たちもよく分からなくなってきてしまっているとか。
:冷静な「1号」と活発な「2号」の他、「間延びした口調で話す常に目を閉じた3号」、「不気味な目つきをしているが非常に気弱な4号」、「かなり早口でセリフ表記が全てひらがなの小柄な5号」<ref group="出">週刊ファミ通 2022年8月18・25日合併号 P.44</ref>も確認されている。
;能力
:武器としては持ち前の爪や歯、Extra Attackで見せる福袋を使用。
:基本はおにぎりを作ってマスターにご奉仕する。『マンガで分かる!』では個体数を増殖させるスキルを所持しており、放っておくと際限なく増えるという。ただし個体としては非常に弱い。
:『Grand Order』では大黒鼠同士で交配し数を増やしているようだが、具体的なプロセスは誰も見た事が無いので不明。近種交配を避けるために大黒鼠以外の存在とも交配したいと考えているとか。
:現在の姿では陣地作成や道具作成の能力がおにぎりの作成に限定されているが、本来であればもっといろいろなことができる模様。
:おにぎりを作る以外のご奉仕も行うが、鼠の本性として油断すると欲求の赴くままに行動しがち。メイドの仕事でも、粗忽なやらかしをしょっちゅうして叱られている。
:マスターにご奉仕する一方で人体改造をすることもでき、『マンガで分かる!』では最終的には非常に強力でドラゴン並みの巨体にまで成長させた<ref group="注">データ的にはキャスタークラスで、何故かサーヴァント属性まで付与されている。</ref>。
:個体は互いに記憶や情報を共有することが可能であり、必要ならばリアルタイムで意識を共有することも可能なものの、かなりの意識集中が必要なため気が散るとすぐに途切れてしまうとか。また、大黒天の持つ知識は必要に応じてダウンロードされる。
:他には様々なお宝の乗った「宝船」を所持しており、期間限定イベント『ミシシッピ・ミササイザーズ』や『チョコレート・リバーのその先に』では他のサーヴァントたちを乗せることもあった。