概要
三咲高校2年C組。[[静希草十郎]]のクラスメイト。
;略歴
:[[久万梨金鹿]]とは家が隣で幼馴染。金鹿の実家である中華飯店「まっどべあ」で働いており、草十郎とはクラスメイト兼アルバイト仲間。顔が広く、草十郎に他のアルバイトを紹介したりもする。
;人物
:陽気で、計算高く、女の子大好きで、ちょっと足りない。悪気のない狡猾さを持っているものの、その計算は大抵間違いだらけであり、間の抜けた結果となることがしばしば。時々妙な企画を発案する事があるなど、クラスでは良くも悪くも目立つ存在だが、女子にはモテない。
:「木乃美くんは黙っていればそこそこイケてるのに、口をあけるとどうしてあんなに残念なの?」というのが女生徒たちの総意らしい。口が悪くて根性も無い、とクラス中から酷評されるが、さっぱりした性格で敵は少ない。さっぱりしすぎなのもどうか、と皆の頭を悩ませる。
:将来は金持ちになる、という野望を持ってはいるが、具体的なビジョンはない。
Fate/Grand Order
2001年時点での姿が描かれている。
;略歴
:『魔法使いの夜』本編の後、「隈乃院ヨシスケ」という芸名でお笑い芸人となっていた。
:その後は地元のローカル局で自由にできる番組を持ち、2年後にはちょっと話題になったため上京して、そのまた2年後にはトントン拍子で視聴率の取れる芸人となったらしい。
:そんな日々の中で[[水嶋まさご]]と出会い、芸人ではなく木乃美芳助として密かに応援を続けていたが、彼女が死去したことで落ち込んで芸人を引退。
:雲隠れして[[五月連休温泉 隈乃|隈乃温泉]]で過ごしているうちに旅館の先代主人と出会って気に入られ、実家に黙って旅館の従業員として働きやがて旅館を継ぐこととなった。この際に本名も「隈乃院ヨシスケ」に改名している。
:1997年には[[椀々様]]に自身の願いを利用されて「願い星箱」を起動され、その願いを叶えようとした椀々様に暗躍される。
:2001年には作中にて、旅館にやってきた客たちと共に「魔法使い殺人事件」に巻き込まれていく。
;人物
:白髪で茶色の肌をしており、前歯が欠けていて金縁のサングラスをかけている肩幅のいい初老の男性…というのは温泉の主人『隈乃院ヨシスケ』としての姿。本来の姿の上に花心さん作のハリボテボディを被った外見である。
:本来は学生時代とあまり変わらない姿ではあるものの、肌は日に焼けており、髪の毛も短くなって毛先が真っ直ぐになっている。
:性格に関しても学生時代と変わっておらず、陽気で計算高いがちょっと足りない。
:しかし自分の願いに関しては世間への怒りのため、中々口を割らないという強情さを見せた。
:芸人としては周囲を笑わせることでなく、自分が笑っていられる事を大切にしており、そのために努力を重ねていた。
;能力
:芸人としては東京で番組を持っていたことから、かなり人気があった様子。だが食レポは懲り懲りなようで、愚痴を零している。
:一方旅館の主人としては、施設の管理は十分だが霊障によって客足が遠のいたこともあり、借金取りに追われていた。
:危険を避ける能力は随一で、1999年にシャイニースターが発動した際は客の避難を早々に行って安全を確保していた。
:彼が語る怪談は非常に恐ろしく、その内容を聞いた[[主人公 (Grand Order)|主人公]]や[[マシュ・キリエライト]]は戦慄している。