概要
「[[フォーリナー|降臨者]]」の[[サーヴァント]]。
;略歴
:期間限定イベント『虚数大海戦イマジナリ・スクランブル~ノーチラス浮上せよ~』にて登場。
:虚数海溝で立ち往生してしまったノーチラス号にエラーとして召喚されてしまい、そのままクルーとして事態の解決に尽力する。
:そして事件の中心人物であった[[ヴァン・ゴッホ]]を救出してめでたしめでたし……と思いきや、本性を現して[[聖杯]]を奪取。
:あわや邪神が虚数空間に降臨してしまうところであったが、精神が予想外の方向にすっ飛んでいった結果グダグダの大騒ぎが展開され、[[武則天]]に霊基を改造されたことで精神性が安定。
:舞台裏で事態の全貌を事細かに発表させられる辱めを受けつつも、「このままでも人理の役に立てるのでは?」と前向きに受け取って気持ちを新たにした。
;人物
:愛嬌あふれる幼なじみの町娘かと思えば、はたまた妖艶で甘えたがりな愛姫まで、ころころと表情が移り変わるフォーリナー。
:幼なじみ系ハイスペック美少女? 親戚が勝手に応募した国民的美少女コンテストで一躍有名になったものの、本人にはあまり自覚が無いタイプ。歌や踊り、琵琶の演奏が得意。無類の温泉好きでライチ好き。
:天真爛漫、素直で前向き。親しい人々に尽くすことに喜びを感じるがんばり屋。
:……というのは外向きに作った表層人格、つまり演技。他人に対する思いやりや感情移入は嘘ではないものの、内心はほぼ全て彼女が言うところの「天子様」への想いで塗りつぶされている。
:そもそもフォーリナーとしての彼女の霊基は九割がた邪神からの干渉を受けて本来のそれとは変質してしまっており、残された「天子様=玄宗への愛」も、「天子様=玄宗=邪神への愛」と改竄され、皆のために尽くす裏で邪神の目的に沿って動くようになっている。
:ただ、こんな無茶苦茶な改造をした弊害なのか、サーヴァントとして仕えるマスターに対して思い入れを強くすると、'''「マスターはもしかして天子様なのでは?」'''と思考がおかしな働きをして、邪神よりもマスターのために自分の主観に沿って行動するようになる。早い話が[[清姫]]や[[源頼光]]といった'''溶岩水泳部の同類。'''本人曰く「裏ボス系幼馴染」。
:また、「今度こそ天子様と添い遂げたい」という願いも邪神のそれと合わさった結果、「天子様=邪神=マスターと一緒に燃え尽きたい」という心中願望になってしまっている。幸い武則天によって霊基を修正されたことによって、「ずっと一緒になるために一緒に燃え尽きる」ことよりも「ずっと一緒にいるのにふさわしい自分になるために努力する」という方向性になっており、再び心中願望が顕在化する前にまともな人格になりうる余地が残されるようになった。
:酒は結構いけるクチだが、酔うとテンションが上がって騒ぎ始めるタイプ。
;能力
:炎熱の邪神の力を宿しており、琵琶を奏でると共に強烈な灼熱の嵐が吹き荒れて敵対者を焼き尽くす。
:また、音楽に長けているためか耳が非常によく、音によるエコーロケーションも難なくこなすほど。