生前
;ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ
:最初の妻。皇帝という立場から、嫡子が生まれない事を理由に離縁する事となった。
:しかし人間としては彼女を心から愛しており、最期の言葉の中に彼女の名前を紡いだ他、英霊として召喚された時も「今だって彼女を愛している」と述べている。
;タレーラン
:フランスの政治家・外交官。ナポレオンの政府に参加していたが、後に喧嘩別れする形になる。外交の天才として名高いが、同時に陰謀家・変節漢でもあった。
:オフェリアが「ナポレオンの婚約者」であるというのを否定した時に、小難しい理屈を垂れると彼みたいになる、と引き合いに出している。
;ニコラ・アベール
:ナポレオンが糧食の品質向上のために12000フランの賞金を懸けて公募した際に、それを成し遂げた料理人。
:密封容器と加熱殺菌の手法を生み出した。瓶を使ったからしょっちゅう割れて大変だったらしい。
;[[シャルル=アンリ・サンソン]]
:ムッシュ・ド・パリ。自分の事を陛下と呼ばない。
:史実においても実際に面識があり、「私がもし犯罪者として裁かれたらどうする?」と問うたところ「私はルイ16世も処刑した男です」と躊躇なく答えられ、恐ろしくなったナポレオンはその場を逃げ出したという。
;[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]
:監獄から救わなかったため、憎悪の対象にされていると思い、ガチのドンパチを避けるために対面を後にしようとした。
:だが主人公から「今の巌窟王はナポレオンに襲いかかるような事はしない」と言われて驚いていた。
:彼の幕間の物語「夢の終わり、或いは恩讐の果て」でもマリー主催のお茶会に同席するくらいには親交がある模様。
;ホレーショ・ネルソン
:イギリスの海軍提督。彼の奮闘でエジプト遠征やトラファルガー海戦など要所でイギリスに敗北した。
;アーサー・ウェルズリー
:初代ウェリントン公爵。ワーテルローの戦いで彼に敗北したことが決定的となって完全に凋落し、セントヘレナ島に流刑となった。
;マリー・テレーズ
:[[マリー・アントワネット]]の娘。亡命中の彼女を後援していた貴族を、冤罪で処刑した事で激しい憎悪を向けられる。
:いわゆる百日天下時代に夫と共にボルドーで挙兵し、反ナポレオンの演説で兵を鼓舞する姿を「ブルボン家で唯一の男子」と評した。
;トマ=アレクサンドル・デュマ
:黒い悪魔の異名で知られたフランス軍将軍。[[アレクサンドル・デュマ・ペール]]の父。[[巌窟王 エドモン・ダンテス]]のモデルの一人。
:ナポレオンとは全く異なる美丈夫で、前線兵士の信頼も厚かったが、徐々にナポレオンと対立。失脚させられ、名誉も剥奪された。
:史実のナポレオンはその体格差によるコンプレックス、そして黒人への差別意識からデュマ将軍に嫉妬したのだと言われている。
;[[ジャンヌ・ダルク]]
:プロパガンダの一環としてオルレアンのローカルな偉人であった彼女を国民的英雄に祭り上げる。結果としてそれが彼女の列聖へと繋がった。
:当の本人からは[[カプセルさーばんと|カプさば]]で「'''ちっさいおっさん'''」呼ばわりされているが。
;ナポレオンⅢ世
:甥でフランス第二帝政時の皇帝。クリミア戦争に彼が介入した事で、ウィーン体制は崩壊する。