ナポレオン

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アーチャー
真名 ナポレオン
性別 男性
身長 189cm[注 1]
体重 92kg
出典 ナポレオン伝説
地域 欧州
属性 中立・善
隠し属性
声優 日野聡
デザイン Ryota-H
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集]

弓兵」のサーヴァント

略歴
カルデアの一行が北欧異聞帯に来る前に人理の英霊として現界し、お手製のスキー板で滑りつつ目と耳で情報を集めたり、集落で大扉を開けようとした一匹を大砲で狙撃したり[注 2]スカサハ=スカディの城に単騎で突撃したりしていた(この時オフェリアに一目惚れした)。
集落の大人を巨人の生贄にしようとする御使いと主人公達が戦っていた所に現れて加勢し、宝具を一斉使用しようとした御使いを砲撃した。
主人公達と共に再び氷雪の城の地下道から侵入してスルーズシグルドと戦闘を行ったが、スカサハ=スカディの原初のルーンによって拘束され、侵入前の作戦通り地下牢に捕縛される。そこで仮契約を行い霊基に調子が上がった(この仮契約の隙を突かれて一方的にシトナイと縁を結ばれている)。
地下牢でシトナイからブリュンヒルデに関する情報提供を受け、シトナイの魔術による補助で地下牢から脱出し、待ち構えていたタマモヴィッチ・コヤンスカヤから逃げ切りスカサハ=スカディの城を後にした。
その後はシトナイの助言通りにガルフピッゲン山の山頂にある“炎の館”に向かい、ムスペル巨人種や飛来した空想樹の種子と戦闘を行い、ブリュンヒルデの救出に成功する。ナポレオンがブリュンヒルデを口説いたが、生前に妻がいた事と既に現界してから意中の人物を見つけている事を知ったブリュンヒルデに幻を見せる原初のルーンを使われる。
真の顕現を果たし、北欧異聞帯にか細く残った霊脈と集落の上で『太陽を越えて耀け、炎の剣』を振り落ろそうとするスルトに対して、霊基と霊核の全てを引き換えに過剰出力オーバーロードした『凱旋を高らかに告げる虹弓』でスルトの頭部を破壊して宝具発動を阻止し、消滅の間際にカルデアのマスターに言葉を残し、更にスキル「皇帝特権」を使ってオフェリアと契約したサーヴァントのみに開かれる念話に割り込んでオフェリアに助言を残し、オフェリアにかけられた「悪竜の呪い」を持って行き消滅した。
人物
朝陽の昇るさまにも似た眩い笑顔を浮かべる快男子であり、炎が如き男。この姿では他人の背中を強く叩く癖がある。生前の失敗を反省した状態。
人理が消えてしまえば、歴史の中で万人が抱いた喜びや希望、願いも全て消え失せてしまうため、過去を否定しない。自分の栄光は今更如何でも良いと考えている。
神話好きで、遠征中でもピラミッドに潜るほど。なので魔剣使いと戦乙女の協調は神秘的で胸が躍る。
また、この霊基では現界するごとに「『1人、これと決めた女性を愛する』という厄介な習性がある」と北欧異聞帯の彼は自称したが、汎人類史の英霊として現界した彼もまたそうであるのか否かは不明。
習性は此れと決めた相手を見つけると、愛を語らずにはいられない。愛するのは一人だけであり、同時に何人も手を出すわけではない。ただし、紳士の嗜みとして、これと決めた女性以外にも、本気で愛を語る訳では無いが目移りはする。迸る情熱を抑えられない事があり、元のナポレオンが如何あれ、異聞帯での彼はそういう男らしい。
妻のジョセフィーヌが飼っていたパグにがぶりとやられて以来、犬は得意ではなくむしろ苦手。
能力
巨大な大砲「勝利砲」を携え、それを用いて砲撃から格闘戦までこなす。通常の砲撃だけでなく、機関砲の如く小型の砲弾を速射したり、魔力投射(ビーム)砲撃も可能。
英霊として、神秘を壊すのを得意とする。高い脚力と体力を持ち、普通のスキー板で時速100や200程度で加速する事が出来る。
『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では北欧で戦うためにチューンされた状態で、魔力供給とは異なる方法でマシュに魔術的効果で補助したり、『凱旋を高らかに告げる虹弓』の過剰出力オーバーロードによる自爆宝具を使用できた。
また、「皇帝特権」を使用する事で、本来は契約したサーヴァントとのみ開かれる念話の回線チャンネルに割り込むことができる。

ステータス[編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アーチャー 主人公 (Grand Order) D C A E B B 対魔力:C
単独行動:C
凱旋のカリスマ:B
火力支援(砲):B+
可能性の光:B
皇帝特権:B

宝具[編集]

凱旋を高らかに告げる虹弓(アルク・ドゥ・トリオンフ・ドゥ・レトワール)
ランク:A
種別:対軍宝具
レンジ:1〜99
最大捕捉:100人
凱旋門のフランス名と同名を冠する砲撃宝具。
人(霊長)の持つ可能性は砲弾へと変わり、まるで虹のようにして空を駆ける。
英霊ナポレオンの存在そのものを基軸として「ギザの大スフィンクスを砲撃した」という伝説を加えることで昇華を果たした宝具。
外観としては片手持ちの変形型大砲。「スフィンクスを破壊した」という砲撃伝説に伴い、神秘への特攻を有している。
『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では現界に際して今回限りの条件付きの隠し玉として過剰出力オーバーロードを行う事を可能としており、霊基と霊核、全てを引き換えにすることでスルトの頭部を破壊する程の大技が使える。
『Fate/Grand Order』では「自身に防御無視状態を付与[注 3]&敵全体に強力な〔神性〕特攻攻撃[注 4]」という効果のBuster宝具。
グランダルメの宝具(仮名)
大陸軍グランダルメを率いて暴れ回った逸話から来ている宝具。
アーチャークラスで召喚された場合はこの宝具を持たない。

真名:ナポレオン[編集]

ナポレオン・ボナパルト。大陸軍グランダルメの総司令官であり、征服者であり、支配者。可能性の男であり、人々の期待によって生み出された英雄の偶像。
ロシア帝国への大遠征について広く知られ、北欧神話の要素を一部含む書物『オシァン』を愛読していたとされている。
西暦1789年に発生した革命の後に頭角を現し1804年5月、国会の議決と国民投票を経て第一帝政フランスの初代皇帝に即位。
一時期はヨーロッパの大部分を支配するまでに至ったが、最終的には凋落した。
その波瀾万丈な生涯は、個人の願望と能力のみに依ったものではなく、人々の想いによってこそ導かれた。
少なくとも、英霊の座は“そのような存在”として英雄ナポレオンを定義した。
ゆえに、現界した彼は常に「誰かの想いに応える男」として振る舞う。
生前の彼は「期待と願いに応える存在」だった。
多くの支持を受けて皇帝として立ち、一度はエルバに籠もった折にも皇帝を待望する声が高まれば舞い戻り、しかし人々が皇帝を否定すれば敗北した。
英霊ナポレオンもまた、期待と願いに応え、想いに応え、己がすべき事を成し遂げる。
故にあらゆるナポレオン伝説を肯定し「人(霊長)の可能性を体現したサーヴァント」として現界した彼の霊基や宝具は後付けである。
曰く「彼の辞書に不可能の文字は無い」。
曰く「ピラミッドの中でイスカンダルと出逢った」。
曰く「ギザの大スフィンクスを砲撃で破壊した」。
曰く「フランス革命は秘密結社の陰謀であり、それに深く関わった」。
多くに応え続けた人生を過ごした男は「ナポレオンならそれくらいやるだろう」として語られた伝説のままに、多くの不可能を可能とする。その在り方は最早、ある種の超人とさえ呼べる。
生前の自分にまつわる事柄には執着しない。コルシカ、パリ、ワーテルロー。全ては過ぎ去った出来事。
サーヴァントとして現界し、姿形さえ生前のそれとは変化してしまった自分は「ナポレオン・ボナパルトと名付けられた偶像」であり、過去に執着する亡霊とはなるまい―――
そう、彼は考える。人が「ナポレオン」に多くを夢見たならば、そう在るのみ。
揺るぎない確信のもと、彼は現在と未来を生きる人々の為に心身を捧げる。

関連[編集]

ヴァンデミエールの反乱
テルミドールのクーデターの翌年に発生した、王党派の争乱。テルミドール派が議会に通した「三分の二法[注 5]」への反発から王党派の民衆を中心にした暴動がパリで発生。鎮圧に駆り出されたナポレオンは、市街地で散弾を撃つという大胆な砲撃で暴動を鎮圧し、「ヴァンデミエールの将軍」と呼ばれるようになる。
ナポレオン戦争
ナポレオン率いるフランス帝国と、対仏大同盟を組んだ周辺諸国による戦争。第一次世界大戦以前では最大の戦争で、ヨーロッパのほぼ全ての国家が関係した。この戦争への反動で誕生したのがウィーン体制である。
缶詰
ナポレオンが懸賞をかけて公募し、採用した保存食である瓶詰の発展系。
割れやすい瓶詰と比較して持ち運びやすく、フランスでこれを作れなかった事を悔しがっている[注 6]
バレンタインイベントでは「一度作ってみたかった」と多くのサーヴァントに作成を手伝ってもらった缶詰をチョコのお返しにプレゼントしてくれる。

登場作品と役柄[編集]

Fateシリーズ[編集]

Fate/strange Fake
名前のみで語られる。
Fate/Grand Order
Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』配信前に実装されたキーキャラクターの一人。

人間関係[編集]

Fate/Grand Order[編集]

マリー・アントワネット
フランス革命の騒ぎの中で命を落としてしまった女性であるために、自分が言えた事ではないが「やりきれない」と発言している。
イスカンダル
生前からの大ファンであり、ピラミッドの中で一晩過ごした際に残像を見た逸話もあるためか、本物と出会えた事でテンションが上がりまくっていた。
ジェームズ・モリアーティ
彼が「犯罪界のナポレオン」と呼ばれていることについて、色々と複雑な模様。
オフェリア・ファムルソローネ
北欧異聞帯において敵対するクリプターであり、一目惚れした相手。
最初に求婚して断られなかったことで「婚約者」を名乗って積極的にアプローチをかけている。
実のところ、彼女の「助けてほしい」「ここから連れ出してほしい」という願いに応える形で行動しており、彼の行動には彼女を救うためのものも多く含まれていた。
スルト
敵対するオフェリアのサーヴァント。
タマモヴィッチ・コヤンスカヤ
北欧異聞帯においてスカサハ=スカディの城から脱出する際に遭遇した。
むしゃぶりつきたくなるような美人だが、怒ったジョセフィーヌでも放たない程の真っ黒な腹黒オーラを放っていると評する。
荊軻
期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』で吞み仲間として共演。
自分を殺そうとするが殺意のみで敵意はないという有様に、「暗殺者はもっと人生追い詰められてる感じなのだが」と呆れていた。
ベオウルフ
期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』で吞み仲間として共演。
一緒に酒を吞む傍ら、サーヴァントとして最高のクラスは何かとか、三騎士と四騎士について討論していたとか。

生前[編集]

ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ
最初の妻。皇帝という立場から、嫡子が生まれない事を理由に離縁する事となった。
しかし人間としては彼女を心から愛しており、最期の言葉の中に彼女の名前を紡いだ他、英霊として召喚された時も「今だって彼女を愛している」と述べている。
タレーラン
ナポレオンと同世代の政治家。
オフェリアが「ナポレオンの婚約者」であるというのを否定した時に、小難しい理屈を垂れると彼みたいになる、と引き合いに出している。
ニコラ・アベール
ナポレオンが糧食の品質向上のために12000フランの賞金を懸けて公募した際に、それを成し遂げた料理人。
密封容器と加熱殺菌の手法を生み出した。瓶を使ったからしょっちゅう割れて大変だったらしい。
シャルル=アンリ・サンソン
ムッシュ・ド・パリ。自分の事を陛下と呼ばない。
巌窟王 エドモン・ダンテス
監獄から救わなかったため、憎悪の対象にされていると思い、ガチのドンパチを避けるために対面を後にしようとした。
だが主人公から「今の巌窟王はナポレオンに襲いかかるような事はしない」と言われて驚いていた。
ホレーショ・ネルソン
イギリスの海軍提督。彼の奮闘でエジプト遠征やトラファルガー海戦など要所でイギリスに敗北した。
アーサー・ウェルズリー
初代ウェリントン公爵。ワーテルローの戦いで彼に敗北したことが決定的となって完全に凋落し、セントヘレナ島に流刑となった。
ジャンヌ・ダルク
プロパガンダの一環としてオルレアンのローカルな偉人であった彼女を国民的英雄に祭り上げる。結果としてそれが彼女の列聖へと繋がった。
当の本人からはカプさばで「ちっさいおっさん」呼ばわりされているが。
ナポレオンⅢ世
甥でフランス第二帝政時の皇帝。クリミア戦争に彼が介入した事で、ウィーン体制は崩壊する。

名台詞[編集]

Fate/Grand Order[編集]

戦闘[編集]

「オレの宝具が、アンタの身体に風穴を開けるぜ?」
「悪い事は言わん……どきな」
戦闘開始時の台詞。
「派手に行こう! ハハハハハハ!」
「オレの辞書には『不可能』ってのが無いそうだ」
スキル使用時の台詞。
下段の台詞は「余の辞書に不可能の文字は無い」という格言から来ている。
「ハハハハ!」
Oui!ウィ
D'accord!ダコール
コマンドカード選択時の台詞。D'accordは「了解」という意味。
「勝利は前進するってな!」
「人よ願え! お前たちに不可能は無い! 何故ならば―――オレがいる」
「『凱旋を高らかに告げる虹弓アルク・ドゥ・トリオンフ・ドゥ・レトワール』!」
宝具発動。絶望を打ち破り、逆境を越える虹色の砲火。その男の辞書に『不可能』の文字は無い。

マイルーム[編集]

「オレはアーチャー、ナポレオン! 可能性の男、虹を放つ男。勝利をもたらすためにやって来た、人理の英雄だ!」
召喚時の台詞。かくあれと願われ、その形へと造り変わった英雄。
「過去のオレは、大陸軍グランダルメを率いて暴れ回ったって話だが……残念ながら、アーチャーのオレはグランダルメの宝具を持たん。悪いな。」
マイルーム会話「会話3」。アーチャーで無ければ、幾万の兵にも幾万の不死者にも負けぬ無敵の兵団を呼べるらしい。
仮にグランダルメを宝具として使えるクラスを挙げるとするなら、王のクラスとも呼ばれるライダーだろうか。
maîtreメイトル、本は読むか? 本はいいぞ。人生を豊かにしてくれる。
 だがこの電子書籍というのはちっと困るな。そうだろう?
 つまらん本を読んじまった時、勢いのままに投げ捨てられない。
 ……投げ捨てるのは行儀が悪い? ……ハッハッハッハ、確かにそうだ!」
マイルーム会話「絆Lv2」。maîtreとはフランス語で「マスター」の意。
「皇帝っぽくないって? まあそうだろうよ、今のオレは今のオレだ。
 皇帝ナポレオンは過去の人物。オレは『ナポレオン・ボナパルト』と名付けられた偶像にすぎん。過去に執着する亡霊にはなりたかないんでね。
 ……ところで、ここのサーヴァント達にゃあ皇帝も王もかなりいるが、らしい奴らばかりじゃないよな?」
マイルーム会話「絆Lv3」。自分はナポレオン・ボナパルトという「個人」では無く、ナポレオン・ボナパルトという「英雄」にして「偶像」である事を誇りつつも自嘲する。
一方で、自分と同じ型破りな王や帝に興味津々な模様。
「さあmaîtreメイトル! オレの相棒! 新しい伝説を作りに行こうや! できれば、誰しもに望まれる栄光の伝説をな!」
マイルーム会話「絆Lv5」。
「パグだけは勘弁だぜ! いや、まぁ……はは、嫌いって訳じゃないんだが。オレは今だってジョゼフィーヌを愛しちゃいるが……あの犬はやっぱり勘弁だ。」
マイルーム会話「嫌いなこと」。生前での新婚当初に最初の妻であるジョゼフィーヌの飼っていた犬が、ベッドに入り込んで足を噛まれたという逸話から来たと思われる。
「聖杯? オレの大砲で壊せるモンかねぇ? いっちょ試してみるかい?」
マイルーム会話「聖杯について」。遺跡を砲撃で撃ち抜いた男の言葉は一味違う。
「誕生日だってな、maîtreメイトル。こいつぁめでたい! 祝ってやらにゃぁいかんよな?
 ふーん……では、『余が直々に褒美を取らす!』……なんてな。うまい物でも食いに行くか!」
マイルーム会話「誕生日」。
「マジのイスカンダル……アレキサンダー大王なのか!? なんてこった、こりゃまいった……遂に、幻でも残像でもない“本物”とご対面かよ!」
マイルーム会話「イスカンダル」 / 「アレキサンダー」。
「巌窟王ねえ。そうか、エドモン・ダンテス……。
 いや、ご対面は後にしておくぜ。ガチのドンパチが始まっちまうかもしれないからな。オレは奴を監獄から救わなかった。憎悪の対象だろうさ。
 ……え? 今の奴はオレに襲いかかったりするようなタマじゃない? そうなのか?」
マイルーム会話「巌窟王 エドモン・ダンテス」。
「サンソン! サンソンってあの、サンソン!? ムッシュ・ド・パリか!
 へえ、そりゃまた奇遇というか何というか。あいつ、オレを陛下と呼ばないんだよなぁ……」
マイルーム会話「シャルル=アンリ・サンソン」。
D'accordダコール,maîtreメイトル. 前進あるのみだ!」
レベルアップ時の台詞。
「ハッハ、どうだ! なかなかイケてるだろ? 在りし日のスタイルだ! ん? 帽子? そりゃ当然、大砲と帽子はデカければデカいほどいいモンだ!」
霊基再臨3回目の台詞。
「勝利はいい。凱旋もいい。だがな、あらゆるものに永遠はない。いつか負ける日も来るんだろうさ。
 ……ん? その日が来たらどうするのかって? ハハッ、そりゃあ簡単。
 這いずって這いずって、いつか立ち上がる! そこから後は、勝利目指して進み直すだけさ!」
霊基再臨4回目の台詞。自身の人生を簡単にまとめた言葉である。なお、「歴史は繰り返す」の通り、甥のナポレオンIII世もこの言葉通りの人生を送った。

本編[編集]

「オレが! ここに いるぜ!」
第2部第2章、初登場時。可能性の象徴である英霊は高らかに叫ぶ。
第2部開始直前のTVCM第5弾、戦闘勝利ボイス、第2章第15節でも同様の台詞が使用されている。ナポレオンという英霊を象徴する台詞。
「オーララ!」
彼が幾度となく発する台詞。アルファベット表記するとおそらく「Oulala」。
掛け声のように使われているが、「ヤバい」や「あーあ…」のようなどっちかと言うとマイナスイメージな意味の言葉である。
「―――不可能だって?」
「そう言ったか。ああ、言ったよな。そいつはオレに火を点ける言葉だぜ、オーララ!」
「知ってるか! 新兵とマシュ! それに小さなお嬢さんマドモワゼルとおっさん!」
「人が不可能を語る時、そこにはささやかな願いが込められるもんだ。」
「もしかしたら。きっと。もしも。ってな。」
「……生前のナポレオン・ボナパルトがどうかは分からん。何せオレとは背丈も違うと来るからな。」
「当時、人々は想った。願った。おあの皇帝ナポレオンならば勝てるのではないか?」
「別の時にはこんな風に想った。もはや、あの皇帝は市民の幸福の邪魔なのでは?」
「結果、どうなったか分かるか。」
どちらも叶えた・・・・・・しびれるねえ!」
「願いに応えて勝利して、願いに応えて失墜した。それが結果だ。」
「それがオレだ。」
「人理が刻んだ―――期待に応える英雄、英霊さ! ―――英霊ナポレオンは! 願いに! 応える男だ!」
「―――勝利砲・射線よし、射角よし、射高よし。
 ―――勝利砲・砲弾装填!」
「絶対の窮地。行き詰まり。そいつは別段、今だけじゃあなかろうさ―――」
「ずっとそうだったろう? たとえば此処だ。」
「この異聞帯ロストベルトには、後がない。希望がない。」
「誰しもが願いを抱けない。人も、神も、巨人種さえもそうだ。」
「明日を夢見ない。未来に何も願わない。想わない。
 ならば……ああ、誰かが教えてやらねばなるまいさ! 希望を! 願いを!
 いや、いいや! ――――――それは、オレがやるしかあるまいよ!」
「ゆえに今、オレは! 此処に! 勝利の虹を撃ち放つ!
 とっておきの隠し球だ―――受け取れ! 怪物!!」
凱旋を高らかに告げる虹弓アルク・ドゥ・トリオンフ・ドゥ・レトワール』!
宝具『太陽を越えて耀け、炎の剣』を放つスルトに対して、一度限りの隠し玉を使う。
「オレは此処までだ。ここから先はオマエがやれ。」
「オマエが進め。」
「そうだ、進め。踏み出していけ。迷ってもいい。悩んでもいい。だが止まるな、進め。」
「前でも、右でも、左でも。思うがままに進め。」
「後ろに進んでもいいさ。ただ、止まるな。退くな。戻るな。」
「生きているのなら進め。生者の進む先が、人理の行く先だ。」
「可能性はいつだってゼロじゃあない、何だってできるさ。」
「世界を焼き尽くす光帯を打ち砕いたんだろう? 世界を焼き尽くす魔剣だって、こうして止まる。」
「それがオレたちだ。オレたちの歴史だ。最後にはなんとかしちまうのが人間・・だ。」
「……とは、いえだ。途中でイヤなものを山ほど見るのも人間だが。」
「そんなクソみたいなものを見て、バカみたいに笑うのが、歩兵の神髄ってヤツでなぁ……。」
隠し玉を使い、消滅する間際にカルデアのマスターに残した言葉。
「胸を張れ、オフェリア。オマエは、ただ、あるがままで美しい。」
「で、棒立ちでもなんでもいい。その美しさのまま、前でも後でも横でもいいから倒れこめ! そこから動け!」
「高みに座すのもいいが、たまには下界の空気でも吸ってみろ。
 ―――意外に、気持ちがいいもんだぜ、お嬢さんマドモワゼル。」
スルトに操られているオフェリアに対しての台詞。最後に皇帝からのアドバイスが与えられる。

メモ[編集]

  • 背が低いとされ、しばしば文学や演劇のネタにされたが、その身長167cm[注 7]は当時のフランス人としては平均以上だったりする。彼が低身長扱いされているのは、周囲の人間の背が大きかったりするのが要因である。
    • アーチャーとして召喚されたナポレオンの屈強な立ち絵からも見て取れるように身長は189cmとなっている。ライダーで召喚される際は身長が縮む(=「生前における」身長になる)そうだ。
    • これは出典が『ナポレオン伝説』となっていることから、人々によって作られた偶像、幻想と史実との差分による補正がかかっているため。類似例にシャルルマーニュカール大帝などがいる。
    • 真名表記がフルネームではないのは、かの婦長同様その補正に加えて、略表記の方がフルネームより通りが良いというのも影響している可能性がある(残ったのがファーストネームかラストネームか、という違いはあるが)。
  • Fate/strange Fake』ではフラットが「肖像画で彼を召喚できるのか」というスカポンタンな質問に対して、エルメロイⅡ世に叱言を飛ばされる場面がある。
    • 因みに、最も有名な肖像画『ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト』の作者の名は奇しくも「ジャック=ルイ・ダヴィッド」である。
  • 最後は絶海の孤島であるセントヘレナ島に流刑となって生涯を終えるが、残された遺髪から高濃度のヒ素が検出された事から暗殺説が現在まで語られている。
    • なお、絶海の孤島とは言え、当時のセントヘレナ島は喜望峰回りの航路の中継地だったので船舶の出入りが多く、脱出を防ぐ為の軍隊が常駐していた。
    • 流刑になってもフランスでの人気は高く、セントヘレナ島で採れたコーヒーの味を誉めた所、セントヘレナ産のコーヒーの注文がパリで急増した程である。
  • エジプト遠征の時にスフィンクスの鼻を大砲で破壊したと言われたが、スフィンクスの鼻は風化で崩壊しただけなので完全に濡れ衣である。
    • 一方イギリスは、調査の為にスフィンクスにボーリングで穴を開けたり、クフ王の大ピラミッドの王の間の天井をダイナマイトで吹っ飛ばしたりしている。
    • また、フランス軍が発見したロゼッタ・ストーンをイギリス軍が戦利品としてかっぱらっていったのは有名な話である。
  • これまでの仏英霊たちと比べるとボイスや会話文にフランス語の単語が多く混じっているのが特徴だが、大半がそのまま発音するとフランス語としては誤りになってしまうモノばかりである。どうしてこうなった。
    • 日本人がフランス語をカタカナ表記する場合「r」の文字をラ行に置き換えるケースが多いが、実際のフランス語においては「r」の文字はラ行で発音しない(小さく「ヮ」と発音するのが大まかに正しい)ため、彼が使う単語なら「D'accord」は「ダッコーゥ」「maître」は「メイトヮー」のように発音した方が実際の会話では正しく伝わる。
    • ちなみにフランス語は単語ごとの末尾の子音、及び「h」を発音しない。「D'accord」を「ダコード」と読まないのはこのためである。

話題まとめ[編集]

2018年FIFAワールドカップとのシンクロ
2018年7月13日に実装された彼だが、折しも世間はサッカー2018FIFAワールドカップが佳境を迎えており、彼の祖国フランスは実装時点で決勝進出が確定していた。その3日後、フランスは見事決勝を制し実に20年ぶりの優勝を果たす。その余りのタイムリーさが、ユーザー間で大きな話題となった。
更に、この試合の開催地はナポレオンにとって因縁深いあのロシア。この事から「フランスが200年振りにロシア遠征に勝利した」「ナポレオンの仇を討った」という声も(相手はクロアチアなのだが……)。
ロシアの冬将軍
北方の極寒が大陸軍を苦しめ、ナポレオンが敗北を喫する原因となった。さらにフランス第一帝政が潰えた一因でもある。
冬の厳しい寒さを表す言葉となっている冬将軍だが、その語源はナポレオンのロシア遠征失敗をイギリスの風刺画家が伝えた時に、「GENERAL FROST Shaveing Little BONEY(冬将軍に敗北した)」と表現したのが始まりと言われる。この冬将軍にはヒトラーも敗北したのは周知の通りである。ところが、13世紀に侵攻してきたモンゴル帝国には冬将軍が通用せず、モスクワ[注 8]やキエフなどが占領されていたりする。何故通用しなかったのか?何と、彼らは真冬に侵攻してきたのである。いかに冬将軍であっても、最初から冬に備えた装備をした軍隊には無力なのかもしれない。
『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』ではロシアで復讐ヴァンジャンスを遂げたかったとぼやいている。それはそれとして北欧異聞帯も酷い環境が人を蝕んでしまう領域なので、大陸軍グランダルメの無念を晴らすには充分だとか。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ライダーでの召喚時には身長が縮むとのこと。
  2. これが原因で御使いは二度と儀式を失敗しないための対策として、数を大量に用意しており、主人公達にそれが押し寄せた。
  3. 1ターン
  4. オーバーチャージで効果UP
  5. 「選出される750議席の内、3分の2に当たる500議席を旧国民公会議員の中から選ばなければならない」というテルミドール派が選挙で圧倒的に有利になるようにした法律。というのも、経済政策の失敗からテルミドール派の人気はどん底になっており、こんな無茶をしないと選挙に勝てなかったのだ。
  6. フランスの宿敵であるイギリスで1810年に発明された。ところが、肝心の中身を取り出す手段を用意していなかったという英国面なオチがあり、1858年にアメリカで缶切りが発明されるまでの48年間、家庭ではノミとトンカチでぶっ叩き、戦地ではナイフや銃剣を突き刺す、もしくは銃弾をブチ込んで開けていた。
  7. あくまでもバーゼル大病院のリュグリの研究による推測であることに留意。
  8. 当時のモスクワは大きい村に毛が生えた程度の規模でしかないが、モスクワが武力で陥落したのは後にも先にもこの時だけである。

出典[編集]


リンク[編集]