メモ
*[[セイントグラフ]]ではメアリーの身長はアンの腹あたりまでしかなく極端に大柄・小柄な印象を受けるが、設定上は171cm、158cmとどちらも人並みの範疇で、身長差は13cmしかない。
**ちなみに幼く見えるメアリーのほうが史実上は15歳程年上であり、ふたりが出会った頃メアリーが三十代、アンは十代だった。色々とギャップのあるふたりである。
***サーヴァントは全盛期の姿で召喚されるため、実年齢差を無視してそれぞれの若い姿が召喚されている可能性もある。『[[教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]』のアンによると、メアリーと初めて出会った時の彼女はもっとすらりと背が高く、麗人そのものの姿だったとのこと。
*一見するとアンの方が人懐っこく、メアリーのほうがとっつきにくい印象があるが、『偉人と神話のぐらんどおーだー』の生前の話からもわかるように、メアリーの方が常識人よりで、アンの方が良く言えば社会不適合者、悪く言えば刹那的な破滅主義者の面が強い。
**実際、アンの側がメインになっている[[アン・ボニー&メアリー・リード〔アーチャー〕|アーチャーのほうの彼女達]]を見ると、そちらでは精神汚染も複合したスキル「海賊の誉れ」を持ち合わせている上に、マイルームでの黒髭の扱いが比較にならない程に暴力的である。
*カトラスで切り込み役をしていただけあって、メアリーは顔に大きな刀傷があり、それを隠すように襟の高いコートを着ている。再臨が進むと露出度があがるが、露わになった体や足にも大きな刀傷があり、彼女の潜ってきた修羅場の激しさを物語っている。
**スタイルの面から見ても、グラマーなアンとスレンダーなメアリーは非常に対照的だが、これは男装していても船員に女性だとバレていたアンと、性別を明かすまでバレなかったメアリーの逸話も関係していると思われる。
**ちなみに、互いが女性だと知った経緯は'''アンがメアリーに夜這いをかけた'''事がきっかけだった。
**なお、アンの身長は[[セミラミス]]を抜いて女性サーヴァント第4位である。
*一説にはアンとジョン・ラカムは男女の関係にあったと言われている。
*初期の絵柄は普通のコート姿だが、再臨を重ねるとコートの前が開きバニースーツ姿になる。I-IV氏によればこのバニースーツは水着であるらしい。
**メアリーのバニー姿は戦闘グラフィックにも反映される。宝具発動演出では、メアリーは敵を斬りつけたあと、その場でジャンプしてアンに追撃の要請をするが、バニー姿だとより愛らしい仕草になる。
**最終再臨になると暗い部屋でバニーガール姿のふたりが向かい合い座って挑発的な眼で見ているという絵になる。審査が厳しいと言われるAppleのチェックによく通ったものである。
*前述の通り、戦闘中は宝具演出を除くとライダー版はメアリーのみ、アーチャー版はアンのみが登場するので、アーチャー版の実装に伴い、両サーヴァントを同時に戦闘に参加させることで「共に戦うアンとメアリー」の図が見られるようになった。
*これまで同一の真名を共有する別々の英霊は散見されていたが、一つの召喚枠を二人の英霊が共有しているという初の形式を取ったサーヴァント。
**多重人格を再現した宝具の効果で疑似的な枠の共有を行っている[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|百貌のハサン]]や[[ヘンリー・ジキル&ハイド]]、固有結界の宝具で一時的に軍勢を呼び出す[[イスカンダル]]、宝具として馬の英霊を呼び出す[[アレキサンダー]]、エーデルフェルトの双子によって同一の英霊の複数の側面を分離して使役していたとされる第三次セイバーとも異なり、召喚の時点で完全に別人同士の英霊。
*双方ともに、マスターに対して基本的にはやや反抗的であるが、これは、マスターとは「同格」と考えているためで、ブルジョア系の人間に対しては相性が良くない。<br>素朴な士郎や権力的なものに対してニュートラルな凛などは問題ないが、時臣あたりは相性が最悪とのこと。
*アン・ボニーは『[[Fate/EXTRA]]』において、当初[[フランシス・ドレイク|銃使いの女ライダー]]の正体候補としてファン達から予想されていた英霊の一人。『Fate/Grand Order』でまさかの本人(達)の登場となった。また、ドレイクとは実装タイミングも同時である。
*ライダーとして召喚されているが、他の海賊系ライダーと違って船の宝具を持っているわけでもなく(船長ではないので当然ではある)、ライダー要素が限りなくゼロに近い。
*宝具名の「比翼」とは雄雌が左右片方ずつ翼を持つため、つがいになって飛ぶ鳥のこと。「連理」は別々に生えた二つの樹の枝と根がからみあって一つになること。どちらも中国の古典に由来する、夫婦の固い絆を表現した言葉である。
*一見その関係はガールズラブ、いわゆる百合的であり、黒髭もオケアノスでそれらしいことを言及している。だが、両者それぞれ史実で子供を産んだ程度にはノーマルの範疇であり、実際FGO主人公に対してアンが積極的にアタックをかけたり、メアリーもさりげなく自己主張をして気を引こうとしている。
**一応、アンは男装していたメアリーに一目惚れしているため、そういったGL要素がないとは言えない。だが、史実のアンは恋多き乙女……を遥かに逸脱するほど(有り体に言えば、[[女王メイヴ|ビッチ]])であり、メアリーに惚れたのもその一環に過ぎないと考えるべきだろう。なお、FGOにおいても、メアリーに「あれで中身は獣だからアンは」と言われている。
***後に黒髭も、期間限定イベント『見参! ラスベガス御前試合 水着剣豪七色勝負!』にてサバゲー中に一人(+備品扱いのメアリー)で抜け駆けした水着アンの目的が主人公の略奪であると悟った際に「まさか……いやいや、仮にもアン氏とてサーヴァント。そんなはしたない、獣と書いてケダモノとルビを振らざるを得ないような行為に出るはずが―――」'''「いや、するわ!!!」'''と、彼女達の本性を改めて思い知らされていた。<ref group = "注">この時主人公はアン(およびメアリー)が「自身を目当てに強行して奪いにかかる」事を前提として彼女達を陣形からおびき出す罠として扱われており、二人のマスター関係の奔放さは周囲にも知られていることが窺える。<del>なお例によって主人公の性別は問わない</del></ref>
*ちなみに現在、川澄氏が演じているキャラで[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]と一切接点が無いキャラはアンのみである([[フォウ|キャスパリーグ]]や[[マーリン〔プロトタイプ〕]]は一応[[マーリン (Grand Order)|マーリン]]の関係者同士という接点がなくもない)。
*宝具『比翼にして連理』は、HP満タンの素の状態でも他の単体宝具と同等の威力を誇る上、ギリギリまでHPを削るとこれが倍近いダメージに膨れ上がる<ref group = "注">本ダメージは宝具Lvで、HP減少ボーナスダメージはオーバーチャージで効果が伸びる関係上、高Lv宝具を低OCで撃つと思ったより伸びないが、それでも最低でも1.5倍程度の伸び幅がある。</ref>。