[[クラスカード]] / [[宝具]]
ここではベアトリスの固有の仕様や、作中での使用状況を記述する。
;クラスカード・バーサーカー(2枚目)
:; 限定展開
:巨大な篭手「ヤールングレイプル」と力帯「メギンギョルズ」を纏った神腕を召喚する。
::;神腕
:::鉄の手甲と力帯を纏った巨大な右腕。
:::特別な能力は無いが、凄まじい怪力を誇り、乗用車を投げつける等の攻撃が可能になる。手甲は相手の攻撃を防げるが、防御力は現代の[[ルーン魔術|ルーン]]によって加速、硬化、強化の効果を相乗された突きで砕ける程度。
:::スキルの説明からすると、メギンギョルズ自体には特に効果はない模様。
:; 夢幻召喚
:: [[北欧神話]]の半神半巨人マグニと一時的に同化し、バーサーカーの宝具とスキル、身体能力を会得する。
:: その巨躯から生み出される怪力は人知を超えた神域のもの、ベアトリスの夢幻召喚ではかろうじて右腕のみが神腕と化す。篭手の下の腕もダエグのルーンが刻まれた毛むくじゃらなもので、手甲が付いている間は効果があったゴルゴーンの石化の毒と魔眼をレジストした。
::父からその神核とミョルニルを継承している。ミョルニルを振るう代償として、真名解放の度に記憶を消費する。投擲しても使用可能。持ち主の意志で手元に飛んで戻ってくる。トールがミョルニルを扱うには力を倍加させる<ruby><rb>力帯</rb><rt>メギンギョルズ</rt></ruby>、手を守る<ruby><rb>鉄の手甲</rb><rt>ヤールングレイプル</rt></ruby>の二つの兵装が必要だが、マグニは両方とも破壊された状態でもミョルニルを平然と振るう事が出来る。
:: 父の記憶からか「後退」に対して強い忌避感を持っており、回避にマイナス補正がかかっている。戦闘中に9歩後退した場合、狂化が一段階深くなる。狂化が一段階深くなると、額に埋まった石が角のように伸び、大きさは変化しないが左腕と両足が右腕と同じく毛むくじゃらのものに変化する。「黄昏の生存者」が発動すると服装が若干変化し、腰に猿のような形状の尻尾が生える。
::;[[宝具]]
:::; 悉く打ち砕く雷神の槌(ミョルニル)
:::: ランク:A~A+
:::: 万物を破壊すると言われる神の雷を前方に放つ。
:::: 通常の電撃と異なり物理的な衝撃を伴ったそれは、物質と霊子に根源的な破壊をもたらす。
:::: また、屋外では雷を呼び込むことで出力を向上させることができ、帯雷一段階で威力は倍増する。
:::; 万雷打ち轟く雷神の嵐(ミョルニル)
:::: ランク:A++
:::: 帯雷二段階で使用可能。十数本の雷の柱を顕現させ、周囲に終末的な破壊をもたらす。
::::柱一本あたりの威力は『悉く打ち砕く雷神の槌』に劣るが、広域の殲滅力はまさに神の嵐と呼ぶにふさわしい。
::::雷の柱は質量を伴っており、周囲を走り動くことで全てをなぎ払う。
::::発動時の魔力凝縮は『悉く打ち砕く雷神の槌』の3倍にも及ぶ。
:::; 黄昏に響け父の雷葬(ミョルニル・ラグナロク)
:::: ランク:EX
:::: 特定条件で発動する。以降ミョルニルは失われ、持ち主のステータスも変化する。ミョルニルは割れて、マグニはトールとは性質の異なる神霊となる。
:::: 気候、時間に関係なく空が黄昏に染まり、ミョルニル所持者の「生前の記憶」が雷となって降り注ぐ。周囲一帯が現代の法則や魔術基盤、物理法則すら成り立たなくなり神代のものに回帰させ、「神々の黄昏(ラグナロク)」としか形容できない終焉の光景を引き起こす。
::::発動中はトールの神核を失っており、雷神としての性質やミョルニルの所有権を失いトールの力を持たない半神マグニとなっているため、ミョルニルの暴走を止められず、自らも雷に打たれる。ミョルニル所持者の生前の記憶を雷として放出しているためか、打たれるとその記憶を垣間見る。
::::その本質はミョルニルという父の生きた証をその記憶ごと空に還す。遺された者が先へ進むため弔いの儀式。故に宝具名は『黄昏に響け父の雷葬』。
::::死はただそれだけで悲しい。けれど、その死を悼む者がいたのなら繋がりは消えない。たとえ肉体が滅んでも、記憶から消えてしまったとしても思いは残る。黄昏(おわり)の先を行く子らへ残した父親(トール)の最後のメッセージ。
:::
::;[[スキル (サーヴァント)|スキル]]
:::;<ruby><rb>黄金の先駆け</rb><rt>グルファクシ</RT></RUBY>
::::「黄金の鬣」を名に冠する、荘厳たる名馬<ref group = "注">元ネタの北欧神話では、マグニが登場するエピソードでトールが打ち倒した巨人フルングニルの馬であり、その死体をどかしてトールを助けたことに喜んだトールがマグニに与えたとされている。</ref>。空を駆けるグルファクシの残した軌跡は、さながら雲海に轟く雷の様であったと言う。
::::騎乗スキルが失われているため使用不可。
:::;<ruby><rb>力帯</rb><rt>メギンギョルズ</RT></RUBY>
::::効果なし。使用者の力を倍加させると言われる帯。
::::だがアースガルズではありふれた、ただの帯だったとか。ベアトリスは効果があると思い込んでいる。
:::;召雷:A
::::空の見えるフィールドでのみ使用可能。継承スキル。
::::雷雲を起こし、雷を落とす。主にミョルニルを帯電させるために使用。そのまま攻撃に用いることも出来るが、命中精度は低い。
:::;神性:E-
::::高位の神霊と巨人族とのハーフであるため本来ならばA~B相当であるが、黄昏により失われている。
:::;天性の肉体:A
::::生まれながらにして完全な肉体を持つ。
::::生後三日目にして巨人フルングニルの足を軽々と持ち上げたというマグニのそれは、まぎれもなく最高位のもの。
::::Aランク以下の物理的・霊的・精神的弱体を無効化する。
:::;黄昏の生存者
::::死亡判定時に自動発動。父より継承した『トールの神核』がダメージを肩代わりすることにより、致死の攻撃を一度だけ無効化できる。
::::ただしこの際、ミョルニル及び継承スキルは失われる。
:::;怪力:A+~A++
::::黄昏の生存者発動後、A++へ変化。
;クラスカード・バーサーカー
:ギリシャの大英雄ヘラクレスと繋がったカード。<br>上記の2枚目のバーサーカーを使う前はこちらを使用していた。
;クラスカード・ライダー
:上記の2枚目のバーサーカーが変性したカード。
:バーサーカーの第三宝具で「自分の元」の記憶が全て無くなり、自身の願いが変化したことでカードのクラスが変わった。
:; 夢幻召喚
:: 北欧神話の半神半巨人マグニと一時的に同化し、ライダーの宝具とスキル、身体能力を会得する。
:: バーサーカー時のそれと比べると両腕両脚は毛むくじゃらであるものの全体的に整合性が取れた姿となっている。
::;[[宝具]]
:::;<ruby><rb>黄金の先駆け</rb><rt>グルファクシ</RT></RUBY>
::::「黄金の鬣」を名に冠する、荘厳たる名馬。
:::: 肉体そのものが雷で構成されており、雷気を纏って天空を駆けて敵を蹂躙する。
::::上記のバーサーカークラスでは使用不可能であったが、ライダークラスでは使用可能な模様。
:::; 夜を劈く黄金の先駆(モルグンロズィ・グルファクシ)
:::: ランク:?
:::: 「黄金の先駆け」による全力疾走。
:::: 稲妻の如く蛇行しながらの超高速の疾駆により、眼前の敵をすべて薙ぎ払う。
:::: ライダークラスで使用可能なようだがバーサーカークラスのカードから変性させたためか限界が来ており、これを放ったことが最後となって砕け散った。