「キルケー」を編集中
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| 真名 = キルケー | | 真名 = キルケー | ||
| 読み = | | 読み = | ||
− | | 外国語表記 = | + | | 外国語表記 = |
− | | | + | | 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]] |
+ | | 声優 = 茜屋日海夏 | ||
| 演者 = | | 演者 = | ||
| 依代 = | | 依代 = | ||
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| 地域 = 欧州 | | 地域 = 欧州 | ||
| 属性 = 混沌・中庸 | | 属性 = 混沌・中庸 | ||
− | | | + | | 隠し属性 = 天 |
− | | | + | | 性別 = 女性 |
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| スリーサイズ = | | スリーサイズ = | ||
| 異名 = | | 異名 = | ||
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| サーヴァント階位 = | | サーヴァント階位 = | ||
| 特技 = | | 特技 = | ||
− | | 好きな物 = | + | | 好きな物 = |
− | | 苦手な物 = | + | | 苦手な物 = |
− | | 天敵 = | + | | 天敵 = |
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| デザイン = 左 | | デザイン = 左 | ||
− | | 設定作成 = | + | | 設定作成 = |
| レア度 = ☆4 | | レア度 = ☆4 | ||
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}} | }} | ||
==概要== | ==概要== | ||
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「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。 | 「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。 | ||
;略歴 | ;略歴 | ||
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;人物 | ;人物 | ||
:惚れっぽくて嫉妬深い、永遠の乙女。いじらしく甘やかす、その愛玩の手練手管はまさに禁断の蜜の味。 | :惚れっぽくて嫉妬深い、永遠の乙女。いじらしく甘やかす、その愛玩の手練手管はまさに禁断の蜜の味。 | ||
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:鷹の翼は衣装だが、魔術回路の行き届く身体の一部でもある。 | :鷹の翼は衣装だが、魔術回路の行き届く身体の一部でもある。 | ||
:亜種特異点Ⅳで初登場した時に[[メディア]]をいとも簡単に眠らせて出し抜いていた。 | :亜種特異点Ⅳで初登場した時に[[メディア]]をいとも簡単に眠らせて出し抜いていた。 | ||
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ||
|- | |- | ||
− | + | | [[キャスター]] || [[主人公 (Grand Order)]] || E || B || D || A+ || A || C || 陣地作成:B<br />道具作成:A || 高速神言:B<br />毒の食饌:A<br>出航の助言:A || style="text-align:left"| | |
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|} | |} | ||
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:豪勢な酒宴空間に招かれた無粋な輩は、魔女キルケーの愛豚“ピグレット”に蹂躙される。 | :豪勢な酒宴空間に招かれた無粋な輩は、魔女キルケーの愛豚“ピグレット”に蹂躙される。 | ||
:愉快で騒がしく、はち切れるほど満腹になる恐るべき魔術の宴。法悦の味を覚えた者は、みずから進んで愛豚に堕ちるを望む。<del>[[BB (Grand Order)|豚になぁれ。]]なった。</del> | :愉快で騒がしく、はち切れるほど満腹になる恐るべき魔術の宴。法悦の味を覚えた者は、みずから進んで愛豚に堕ちるを望む。<del>[[BB (Grand Order)|豚になぁれ。]]なった。</del> | ||
− | :『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃 | + | :『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃&豚化状態〈特殊なスタン状態〉を付与(一部の特別な敵には無効)<ref group = "注" name="1ターン">1ターン</ref>&クリティカル発生率をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref>」という効果の宝具。 |
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==真名:キルケー== | ==真名:キルケー== | ||
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英雄オデュッセウスは、故郷への帰還の途中にアイアイエー島に立ち寄り、キルケーの毒入りの麦粥を勧められるが、ヘルメスの加護をもってその魔法を破ったため、特に彼女から気に入られる結果となった。オデュッセウスが立ち去る際には、旅の苦難を避ける有益な助言を彼に与えている。 | 英雄オデュッセウスは、故郷への帰還の途中にアイアイエー島に立ち寄り、キルケーの毒入りの麦粥を勧められるが、ヘルメスの加護をもってその魔法を破ったため、特に彼女から気に入られる結果となった。オデュッセウスが立ち去る際には、旅の苦難を避ける有益な助言を彼に与えている。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
===Fateシリーズ=== | ===Fateシリーズ=== | ||
;[[Fate/Grand Order]] | ;[[Fate/Grand Order]] | ||
− | :亜種特異点Ⅳ『禁忌降臨庭園 | + | :亜種特異点Ⅳ『禁忌降臨庭園 セイレム』の解禁に際して真名を伏せる形で実装。 |
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===その他=== | ===その他=== | ||
;[[ちびちゅき!]] | ;[[ちびちゅき!]] | ||
:生徒役。病人の看病でおかゆを食べさせようとしている。原材料についてはあえて問うまい。 | :生徒役。病人の看病でおかゆを食べさせようとしている。原材料についてはあえて問うまい。 | ||
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==人間関係== | ==人間関係== | ||
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:船乗りや海賊は嫌いでないため彼のような人物も全然ウェルカム。 | :船乗りや海賊は嫌いでないため彼のような人物も全然ウェルカム。 | ||
:ただ、ロリBBAだの合法ロリだの騒々しかったから豚に変えて厨房の氷室に吊るしたとか。 | :ただ、ロリBBAだの合法ロリだの騒々しかったから豚に変えて厨房の氷室に吊るしたとか。 | ||
− | : | + | :……なお、口調からすると特に彼に悪意があったわけではなく、本当に文字通り「煩かったから」のようである。 |
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;[[アステリオス]] | ;[[アステリオス]] | ||
:妹であるパーシパエーの子。なのでアステリオスからすれば「伯母」にあたる。 | :妹であるパーシパエーの子。なのでアステリオスからすれば「伯母」にあたる。 | ||
:なお、キルケーは彼との面識はないものの、律儀に「伯母さん」と呼ばれるのは嫌である。 | :なお、キルケーは彼との面識はないものの、律儀に「伯母さん」と呼ばれるのは嫌である。 | ||
:しかし黒髭と違い彼を豚に変えず、マスターに「伯母さんと呼ぶのやめさせてくれ」と注意させるだけで済んだが。 | :しかし黒髭と違い彼を豚に変えず、マスターに「伯母さんと呼ぶのやめさせてくれ」と注意させるだけで済んだが。 | ||
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=== 生前 === | === 生前 === | ||
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:妹弟子の若かりし姿。こちらは彼女の性格故か苦手にしており、ストレスで羽根が抜けそうになるとか。 | :妹弟子の若かりし姿。こちらは彼女の性格故か苦手にしており、ストレスで羽根が抜けそうになるとか。 | ||
;[[アタランテ]] | ;[[アタランテ]] | ||
− | : | + | :アイアイエー島に来た時には気が合って、互いに悪趣味だとか何だとかいい話し相手になったとか。 |
− | + | ;オデュッセウス | |
− | ; | ||
:オデュッセイアの主人公であり、かのトロイア戦争において「トロイの木馬」を発案し勝利の立役者としても知られる大英雄。 | :オデュッセイアの主人公であり、かのトロイア戦争において「トロイの木馬」を発案し勝利の立役者としても知られる大英雄。 | ||
:オデュッセイアにおいては彼とキルケーは1年もの間愛し合ったとされたが、故郷に帰ろうとする彼を止められず最終的に別れる事となった。 | :オデュッセイアにおいては彼とキルケーは1年もの間愛し合ったとされたが、故郷に帰ろうとする彼を止められず最終的に別れる事となった。 | ||
:その為かキルケーは彼に対し色々複雑な思いを抱いており、置いていかれるという事に対してトラウマに近い思いを抱いている模様。 | :その為かキルケーは彼に対し色々複雑な思いを抱いており、置いていかれるという事に対してトラウマに近い思いを抱いている模様。 | ||
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;グラウコス | ;グラウコス | ||
:恋愛相談に来た彼に横恋慕するが、拒絶された事に嫉妬して彼の恋したスキュラを怪物にしてしまう。 | :恋愛相談に来た彼に横恋慕するが、拒絶された事に嫉妬して彼の恋したスキュラを怪物にしてしまう。 | ||
206行目: | 119行目: | ||
:キルケーの髪の美しさを讃えた。 | :キルケーの髪の美しさを讃えた。 | ||
:とはいえある時期からばっさりと短くしてしまったが。 | :とはいえある時期からばっさりと短くしてしまったが。 | ||
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==名台詞== | ==名台詞== | ||
=== Fate/Grand Order === | === Fate/Grand Order === | ||
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;「待たせたねえ! 私の愛しいピグレット達! 宴を張ろう、饗宴を開き、客人をもてなそう! さぁ、暴れ呑み、貪食せよ! 『<ruby><rb>禁断なる狂宴</rb><rt>メタボ・ピグレッツ</rt></ruby>』! ふふ……ふふっ、あはははははははっ!」 | ;「待たせたねえ! 私の愛しいピグレット達! 宴を張ろう、饗宴を開き、客人をもてなそう! さぁ、暴れ呑み、貪食せよ! 『<ruby><rb>禁断なる狂宴</rb><rt>メタボ・ピグレッツ</rt></ruby>』! ふふ……ふふっ、あはははははははっ!」 | ||
:宝具使用時の台詞。尚、真名判明の前後で台詞の変化はない。 | :宝具使用時の台詞。尚、真名判明の前後で台詞の変化はない。 | ||
− | |||
;「行けばいいだろ!? 私を置いて何処へでもさぁ! ……いや、ごめん。あの……連れてって! ねぇ?」 | ;「行けばいいだろ!? 私を置いて何処へでもさぁ! ……いや、ごめん。あの……連れてって! ねぇ?」 | ||
:マイルーム会話「会話1」(大抵のサーヴァントの場合、出陣を促す台詞)。突き放そうとするも置いていかれることを恐れて直ぐに謝ってきている。それ程にも置いていかれた事へのトラウマは根深い。 | :マイルーム会話「会話1」(大抵のサーヴァントの場合、出陣を促す台詞)。突き放そうとするも置いていかれることを恐れて直ぐに謝ってきている。それ程にも置いていかれた事へのトラウマは根深い。 | ||
247行目: | 143行目: | ||
;「なんだってするし、耐えられるんだ。一緒に居てくれさえするなら。だから、行かないで……」 | ;「なんだってするし、耐えられるんだ。一緒に居てくれさえするなら。だから、行かないで……」 | ||
− | : | + | :マイルーム会話「絆Lv4」。マスターに対して縋り付い来る。 |
;「本当に連れ出してくれる、とはね。あの島に囚われた私の魂を。うん、どこへでも行くよ。一緒に旅をしよう。草原に寝転んで同じ夢を見よう」 | ;「本当に連れ出してくれる、とはね。あの島に囚われた私の魂を。うん、どこへでも行くよ。一緒に旅をしよう。草原に寝転んで同じ夢を見よう」 | ||
:マイルーム会話「絆Lv5」。大魔女であることばかり強調するが根幹は乙女なのかもしれない。 | :マイルーム会話「絆Lv5」。大魔女であることばかり強調するが根幹は乙女なのかもしれない。 | ||
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;「マスターの好みのフレーバーを知りたくてさ。甘さの加減はどうだろう。ほろ苦いほうが舌に合うかな?」<br>「苦手な香料があれば熟知しておきたいんだ。今後の調薬のためにもね」<br>「よく考えると手作りのお菓子なんてダサいよな……なぁ、どう思うメディア?」<br>「マスターの前世が豚だとすると何種だい?」「ニホンにはトーキョー●ックスっていう交配種がいるんだよ。浪漫だね! ●ックスだぞ!」 | ;「マスターの好みのフレーバーを知りたくてさ。甘さの加減はどうだろう。ほろ苦いほうが舌に合うかな?」<br>「苦手な香料があれば熟知しておきたいんだ。今後の調薬のためにもね」<br>「よく考えると手作りのお菓子なんてダサいよな……なぁ、どう思うメディア?」<br>「マスターの前世が豚だとすると何種だい?」「ニホンにはトーキョー●ックスっていう交配種がいるんだよ。浪漫だね! ●ックスだぞ!」 | ||
:2018年バレンタインイベントでキルケーからプレゼントされた[[概念礼装|チョコ礼装]]の説明文の一部。 | :2018年バレンタインイベントでキルケーからプレゼントされた[[概念礼装|チョコ礼装]]の説明文の一部。 | ||
− | :その文字数、なんと'''1400弱''' | + | :その文字数、なんと'''1400弱'''である。勿論、全礼装の説明文でもダントツの長さ。表示上の限界だったのか、実装当初はテキストサイズが一回り小さくなっていた。 |
:内容は「メディアに変装してマスターの好みをそれとなく聞き出そうとするものの、結局バレてしまう」というもの。ちなみに文中で伏字付きで挙げられている豚の品種だが、こちらは「トウキョウX(エックス)」という日本のブランド豚でちゃんと実在している。<del>伏せる場所があまりに露骨すぎる</del><br /> | :内容は「メディアに変装してマスターの好みをそれとなく聞き出そうとするものの、結局バレてしまう」というもの。ちなみに文中で伏字付きで挙げられている豚の品種だが、こちらは「トウキョウX(エックス)」という日本のブランド豚でちゃんと実在している。<del>伏せる場所があまりに露骨すぎる</del><br /> | ||
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:余談だが、この礼装が実装される少し前から、長文でキルケーの奇行や妄想を本人の一人称で綴る「怪文書」と呼ばれるネタが一部のユーザーの間で流行っていた。それに便乗するかのような公式のテキストは話題になり、「怪文書のキャスター」という異名が生まれることとなる<ref group = "注">厳密に言えば、ユーザー間で流行った「怪文書」ネタはそもそも彼女の絆礼装のテキストに由来するものであり「絆礼装(公式)→ユーザーが怪文書としてネタにし、怪文書ネタを作る(二次)→バレンタインイベントで再び怪文書が出る(公式)」という流れなので便乗ではない。</ref>。 | :余談だが、この礼装が実装される少し前から、長文でキルケーの奇行や妄想を本人の一人称で綴る「怪文書」と呼ばれるネタが一部のユーザーの間で流行っていた。それに便乗するかのような公式のテキストは話題になり、「怪文書のキャスター」という異名が生まれることとなる<ref group = "注">厳密に言えば、ユーザー間で流行った「怪文書」ネタはそもそも彼女の絆礼装のテキストに由来するものであり「絆礼装(公式)→ユーザーが怪文書としてネタにし、怪文書ネタを作る(二次)→バレンタインイベントで再び怪文書が出る(公式)」という流れなので便乗ではない。</ref>。 | ||
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==メモ== | ==メモ== | ||
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**「亜種特異点Ⅳ」本編中においても、なんと「オケアノスのキャスター」という名称が初めて出た回には真名を明かしており、隠す必要があったのか疑問視されることも。他の亜種特異点との兼ね合いだろうか。 | **「亜種特異点Ⅳ」本編中においても、なんと「オケアノスのキャスター」という名称が初めて出た回には真名を明かしており、隠す必要があったのか疑問視されることも。他の亜種特異点との兼ね合いだろうか。 | ||
*上記の通り英雄オデュッセウスと愛し合った事が非常に有名な逸話として残されている彼女だが、実は彼女には彼との子であるテーレゴノスという息子がいるという伝承がテレゴネイアにて残っている。 | *上記の通り英雄オデュッセウスと愛し合った事が非常に有名な逸話として残されている彼女だが、実は彼女には彼との子であるテーレゴノスという息子がいるという伝承がテレゴネイアにて残っている。 | ||
− | ** | + | **更にその後テーレゴノスは後に父に会いに行く旅の途中、父であるオデュッセウスを誤って殺してしまう悲劇を起こしてしまう。しかしテーレゴノスは父の遺体と彼が故郷へ帰る理由であった正妻ペーネロペー、異父兄弟のテーレマコスをキルケーの待つアイアイエー島へ連れて帰った。そして父を埋葬したのちにテーレゴノスはペーネロペーを、テーレマコスはキルケーを妻としてめとったと言う逸話が残されている。…血の問題はないにしてもそれぞれ異母兄弟がいる父の女を妻に迎える辺りギリシャの貞操観念は色んな意味で不思議である。 |
− | + | *オデュッセウスの他にも海神グラコウスとの恋愛の逸話があるがやはり失恋で終わってしまう。<del>神話級負けヒロイン。</del><br /> | |
− | + | **挙げ句、妹弟子にまで「キルケー敗北拳」等とネタにされてしまった。 | |
− | * | ||
− | **挙げ句、妹弟子にまで「キルケー敗北拳」等とネタにされてしまった。 | ||
**なおその失恋の経緯で怪物スキュラが誕生し、後にオデュッセウスに対処方法を授けることになる。 | **なおその失恋の経緯で怪物スキュラが誕生し、後にオデュッセウスに対処方法を授けることになる。 | ||
*彼女の宝具はご存じの通りどんな対象だろうが豚に転じさせる魔術であるが、[[ハサン・サッバーハ|豚を不浄の動物]][[ダビデ|扱いしている宗教の英霊]]だろうがゲームシステム上おかまいなしである<ref group = "注">一応補足すると、不浄な動物である豚肉を食べることはイスラム教、ユダヤ教で戒律上禁止されている。</ref>。<br><del>ちなみにダビデは『星の三蔵ちゃん、天竺に行く』にて猪八戒という豚の妖怪を演じたりする。</del> | *彼女の宝具はご存じの通りどんな対象だろうが豚に転じさせる魔術であるが、[[ハサン・サッバーハ|豚を不浄の動物]][[ダビデ|扱いしている宗教の英霊]]だろうがゲームシステム上おかまいなしである<ref group = "注">一応補足すると、不浄な動物である豚肉を食べることはイスラム教、ユダヤ教で戒律上禁止されている。</ref>。<br><del>ちなみにダビデは『星の三蔵ちゃん、天竺に行く』にて猪八戒という豚の妖怪を演じたりする。</del> | ||
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*『オデュッセイア』ではグラマーでセクシーな女神様として描かれたが、FGOではそのような原典の面影が全く見当たらない、'''身長僅か147㎝、体重39㎏というまさかのロリ体格で登場してしまっている'''。<del>合法ロリである</del>。 | *『オデュッセイア』ではグラマーでセクシーな女神様として描かれたが、FGOではそのような原典の面影が全く見当たらない、'''身長僅か147㎝、体重39㎏というまさかのロリ体格で登場してしまっている'''。<del>合法ロリである</del>。 | ||
**ちなみに、同じく亜種特異点Ⅳの登場人物である12歳の[[アビゲイル・ウィリアムズ|アビゲイル]]は152cmで、体重は44kg……比較するまでもない、船乗りたちもキルケーを子ども扱いしてしまうわけである。<br>とはいえ、外見が幼く見えてしまうだけで、本来の聡明さや狡猾さは失っておらず、度々主人公らを窮地から救った。<del>見た目は子供、頭脳は大人</del>。 | **ちなみに、同じく亜種特異点Ⅳの登場人物である12歳の[[アビゲイル・ウィリアムズ|アビゲイル]]は152cmで、体重は44kg……比較するまでもない、船乗りたちもキルケーを子ども扱いしてしまうわけである。<br>とはいえ、外見が幼く見えてしまうだけで、本来の聡明さや狡猾さは失っておらず、度々主人公らを窮地から救った。<del>見た目は子供、頭脳は大人</del>。 | ||
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***但し、ギリシア神話原典において「信仰を持たない」「降格された下級神霊」はゴルゴーン姉妹にも当て嵌まることであるため、これだけではキルケーが「神性」を持たない理由としてまだ不十分であり、ましてや神の血筋に人間や怪物の血が混ざり込んだ「混血」の英雄にすら「神性」持ちサーヴァントとなった者が多い中で、完璧な神の血筋を持つキルケーに「神性」が無いことにはやはり疑問が残る。 | ***但し、ギリシア神話原典において「信仰を持たない」「降格された下級神霊」はゴルゴーン姉妹にも当て嵌まることであるため、これだけではキルケーが「神性」を持たない理由としてまだ不十分であり、ましてや神の血筋に人間や怪物の血が混ざり込んだ「混血」の英雄にすら「神性」持ちサーヴァントとなった者が多い中で、完璧な神の血筋を持つキルケーに「神性」が無いことにはやはり疑問が残る。 | ||
***本作では「神性」の代わりに「陣地作成」「道具作成」をクラススキルに持っており、サーヴァントとして現界した際、「女神」としてではなく、「魔女」としての反英雄の側面が強調された可能性もあるが、詳細は不明。 | ***本作では「神性」の代わりに「陣地作成」「道具作成」をクラススキルに持っており、サーヴァントとして現界した際、「女神」としてではなく、「魔女」としての反英雄の側面が強調された可能性もあるが、詳細は不明。 | ||
+ | ****もっとも、[[ダビデ]]のように『FGO material』での設定上では持っているが、ゲーム上は所持していない事になっている可能性もある。 | ||
;神代の五大魔術師 | ;神代の五大魔術師 | ||
*メディアは、ヘカテーより魔術を教授された神代の魔女であり、その魔術の腕は型月世界において五本の指に入るとされているが、ストーリー上メディアを超える存在と明言されている[[ソロモン|魔術王]]以外、他に五本指に入る三人については未だに言及されていない。しかし、キルケーはメディアの叔母であると同時に、同じくヘカテーを師に持つメディアの姉弟子に当たる存在でもある為、彼女も五本指に入る一人である可能性がある。 | *メディアは、ヘカテーより魔術を教授された神代の魔女であり、その魔術の腕は型月世界において五本の指に入るとされているが、ストーリー上メディアを超える存在と明言されている[[ソロモン|魔術王]]以外、他に五本指に入る三人については未だに言及されていない。しかし、キルケーはメディアの叔母であると同時に、同じくヘカテーを師に持つメディアの姉弟子に当たる存在でもある為、彼女も五本指に入る一人である可能性がある。 | ||
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**一方で、古代ローマの詩人オウィディウスの『メタモルポーセース』では、キルケーの超然とした地位と実力について更に詳しく紹介されている。林や川のニュンペー達からは「主人」と崇められ恐れられ、「王宮」と呼ばれる場所に君臨する女王の如く神威を振舞う恐ろしい女神であり、暗雲と霧を駆除し、天を晴れさせることもできれば、月光を曇らせ、暗黒神ニュクスや魔神ヘカテーを召喚し、大地をも揺るがすことすらもできるという。 | **一方で、古代ローマの詩人オウィディウスの『メタモルポーセース』では、キルケーの超然とした地位と実力について更に詳しく紹介されている。林や川のニュンペー達からは「主人」と崇められ恐れられ、「王宮」と呼ばれる場所に君臨する女王の如く神威を振舞う恐ろしい女神であり、暗雲と霧を駆除し、天を晴れさせることもできれば、月光を曇らせ、暗黒神ニュクスや魔神ヘカテーを召喚し、大地をも揺るがすことすらもできるという。 | ||
***しかし本作のステータスを見ると、「陣地作成」「道具作成」「高速神言」ともにAランクであるメディアと比べ、彼女は何故か「道具作成」以外はBランクであり、意外にも妹弟子(ストーリー上では教え子にすら当たる存在)に紙一重負けている<ref group = "注">もっとも、亜種特異点Ⅳで初登場した時にメディアをいとも簡単に眠らせて出し抜き、事を知った当時居合わせた全員を驚愕させたことから、彼女の真の実力はやはり侮れないとも言えるが。</ref>。 | ***しかし本作のステータスを見ると、「陣地作成」「道具作成」「高速神言」ともにAランクであるメディアと比べ、彼女は何故か「道具作成」以外はBランクであり、意外にも妹弟子(ストーリー上では教え子にすら当たる存在)に紙一重負けている<ref group = "注">もっとも、亜種特異点Ⅳで初登場した時にメディアをいとも簡単に眠らせて出し抜き、事を知った当時居合わせた全員を驚愕させたことから、彼女の真の実力はやはり侮れないとも言えるが。</ref>。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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[[category:登場人物か行]] | [[category:登場人物か行]] | ||
+ | [[category:Fate/Grand Order]] | ||
+ | [[category:ちびちゅき!]] | ||
[[category:サーヴァント]] | [[category:サーヴァント]] | ||
[[category:キャスター]] | [[category:キャスター]] | ||
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