「ネロ・クラウディウス」を編集中
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− | + | == セイバー (EXTRA・赤) == | |
− | + | * 真名:ネロ・クラウディウス | |
− | + | * 身長:150cm / 体重:42kg | |
− | + | * スリーサイズ:B83/W56/H82 | |
− | + | * 属性:混沌・善 | |
− | + | * イメージカラー:薔薇の赤 | |
− | + | * 特技:何でも出来るぞ! | |
− | + | * 好きな物:自分、奏者 / 苦手な物:節制、反逆、没落 | |
− | + | * 天敵:セネカ、アグリッピナ(母親) | |
− | + | * CV:丹下桜 | |
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− | + | [[Fate/EXTRA|ムーンセルの聖杯戦争]]において、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]によって召喚される、「[[クラス (セイバー)|剣士]]」のクラスの[[サーヴァント]]。赤い衣装の少女剣士。 | |
; 略歴 | ; 略歴 | ||
− | : | + | : 主人公と共に戦うサーヴァント。主人公がマスターとして不完全であるため、当初はその霊格の全てを再現できない。 |
− | : | + | : 戦略的な理由から、真名と宝具の正体を明かさぬまま、聖杯戦争に挑む。 |
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; 人物 | ; 人物 | ||
− | : | + | : 赤い舞踏服(ドレス)に身を包んだ少女剣士。自ら皇帝を名乗り、一人称は「余」。マスターである主人公のことは「奏者」と呼ぶ。 |
− | : | + | : 我が儘で身勝手、常に上から目線で猪突猛進気味と、普通であれば嫌な性格となる要素が満載ながら明るく闊達、あまり細かいところは気にしない大雑把さ、子供のような無邪気さを併せ持った、非常に可愛らしい性格。情熱的な性分であり、主人公と接しているときは「いろいろと自重している」らしい。恋愛関係には生前のこともあって寛大だが、度を超されると拗ねる。 |
− | : | + | : 芸術家を自称し、独特の美意識を持つ。美少年や美老年が好き。美少女はもっと好き。美しければ何であれ大好き。自分の事を至高の芸術と謳いながら、あらゆる人々の人生も美しいと讃える「暴君」。華々しく散る生命を象徴するような、誰よりも身勝手で、何よりも眩しい少女。 |
: 背が低いことを密かに気にしている。子供扱いされるのが嫌いで、「姫」と呼ぶと怒る。湯浴みが好きで、彼女自身のイメージもあってよく薔薇風呂に入っている絵が描かれている。 | : 背が低いことを密かに気にしている。子供扱いされるのが嫌いで、「姫」と呼ぶと怒る。湯浴みが好きで、彼女自身のイメージもあってよく薔薇風呂に入っている絵が描かれている。 | ||
: 自身の全てについて自信を持っているため、ギャグなどでは所謂ドヤ顔で描かれることが多い。ドヤ顔で得意げにしつつ、褒めろ構えとこちらをそわそわと伺うその姿はまさに飼い主に構ってほしがるワンコそのものである。 | : 自身の全てについて自信を持っているため、ギャグなどでは所謂ドヤ顔で描かれることが多い。ドヤ顔で得意げにしつつ、褒めろ構えとこちらをそわそわと伺うその姿はまさに飼い主に構ってほしがるワンコそのものである。 | ||
; 能力 | ; 能力 | ||
+ | : 彼女の持つ真紅の大剣「原初の火(アェストゥス・エウトゥス)」は自ら鍛えたもの。銘には「regnum caelorum et gehenna(レグナム カエロラム エト ジェヘナ / 天国と地獄)」と刻まれている。 | ||
: [[スキル (サーヴァント)|スキル]]「皇帝特権:EX」により、本来持ち得ないスキル(騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等)でも本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。あらゆる状況に対応できる強力な能力だが、生前の出自に由来する呪いとも言えるスキル「頭痛持ち:B」によって、精神スキルの成功率は著しく低下している。探索中は「黄金律」、戦闘中は「剣術」を発動させている。 | : [[スキル (サーヴァント)|スキル]]「皇帝特権:EX」により、本来持ち得ないスキル(騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等)でも本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。あらゆる状況に対応できる強力な能力だが、生前の出自に由来する呪いとも言えるスキル「頭痛持ち:B」によって、精神スキルの成功率は著しく低下している。探索中は「黄金律」、戦闘中は「剣術」を発動させている。 | ||
− | : | + | : ドラマCDでは上記の物に加え、なんと[[アサシン (EXTRA)|圏境]]まで取得してしまった。ただ、その性質をよく知っている本来の持ち主にはすぐに対応されてしまったのだが。 |
− | : セイバーではあるが肉弾戦向きのステータスではなく、また当初は未熟なマスターのせいでステータスが著しく低下していたが、剣士としての技量は高く[[ | + | : セイバーではあるが肉弾戦向きのステータスではなく、また当初は未熟なマスターのせいでステータスが著しく低下していたが、剣士としての技量は高く[[セイバー (EXTRA・白)]]や[[ランサー|ランサー(EXTRA・青)]]といった強敵を真っ向勝負で下すほどの実力を発揮するようになる。 |
: 自身に元々対魔力がないためセイバークラスなのに対魔力がCと低い。 | : 自身に元々対魔力がないためセイバークラスなのに対魔力がCと低い。 | ||
− | : | + | : 『CCC』では、「原初の火」から爆発的な火炎を生み出し敵を燃焼する技「星馳せる終幕の薔薇(ファクス・カエレスティス)」を習得する。 |
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=== セイバー・ブライド === | === セイバー・ブライド === | ||
− | + | 『[[Fate/EXTRA CCC]]』で発表された衣装。名称は限定版特典figmaに使用されているもの。 | |
− | + | ゲーム中のアイテム名称「拘束の花嫁衣裳」の通り、花嫁衣裳と拘束服を合わせたような意匠をしている。なお、拘束服がモチーフとなっているのは[[アーチャー (EXTRA・赤)|アーチャー]]・[[キャスター (EXTRA・青)|キャスター]]も共通の特徴。 | |
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− | + | 赤基調の服ではなくなったため、こちらはファン・および担当声優の丹下女史からは「嫁セイバー」や「嫁王」などと呼ばれている。 | |
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ||
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− | | rowspan="2"|[[セイバー]] || [[主人公 (EXTRA)]] || D || D || A || B || A || B || 対魔力:C || 皇帝特権:EX<br />頭痛持ち:B || style="text-align:left"| | + | | rowspan="2"|[[クラス (セイバー)|セイバー]] || [[主人公 (EXTRA)]] || D || D || A || B || A || B || 対魔力:C || 皇帝特権:EX<br />頭痛持ち:B || style="text-align:left"|初期パラメータはオールE。 |
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− | | | + | | 主人公 (Grand Order) || D || D || A || B || A || B || 対魔力:C<br />騎乗:B || 頭痛持ち:B<br />皇帝特権:EX || |
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: ランク:B<br />種別:対陣宝具<br />レンジ:30、60、90<br />最大捕捉:100人、500人、1000人 | : ランク:B<br />種別:対陣宝具<br />レンジ:30、60、90<br />最大捕捉:100人、500人、1000人 | ||
: 由来:聴衆に自らの公演を強制的に最後まで聞かせるべく、劇場の出入り口を全て封鎖し閉じ込めたというエピソード。 | : 由来:聴衆に自らの公演を強制的に最後まで聞かせるべく、劇場の出入り口を全て封鎖し閉じ込めたというエピソード。 | ||
− | : | + | : 己の願望を達成させる絶対皇帝圏。生前の彼女が自ら設計しローマに建設した劇場「ドムス・アウレア」を、魔力によって再現したもの。自分の心象風景を具現した異界を一時的に世界に上書きして作り出す、[[固有結界]]とは似て非なる大魔術であり、自身が生前設計した劇場や建造物を魔力で再現し、彼女にとって有利に働く戦場を作り出す。世界を書き換える固有結界とは異なり、世界の上に一から建築するために、長時間展開・維持できる。 |
− | + | : 展開されている間、閉じ込められた敵は弱体化し、建造物をカスタマイズすれば形や機能も変更できる。わかりやすく言えば、建築過程を無視し建造物を投影、その中であれば自分の定めたルールを発動できる。亜種として工芸品を作り上げるための「白銀工房」、料理勝負をするための「灼熱厨房」があるらしい。<del>なんでもアリですね皇帝様は。</del> | |
− | + | : ゲーム的には、展開時に敵にGUARD貫通の物理ダメージを与え、3ターンの展開中は敵の筋力・耐久力を低下させる。また、展開中のみ剣技「童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)」が使用可能。ちなみに敵が張った固有結界を上書きする形で塗りつぶすことが可能で、CCCで時空の歪みの中で戦った[[アーチャー]]の「無限の剣製」を無効化できた。これは後から使った方が優先されるというシステム上の仕様によるもので、黄金劇場だけの特性というわけではない。 | |
− | + | : 漫画版では空間内の敵の筋力を低下させ、十全な力を発揮させないという効果。 | |
− | : | + | : 『Grand Order』では、「童女謳う華の帝政(ラウス・セント・クラウディウス)」が宝具扱いで登場。「黄金劇場」を展開させた後に、「童女謳う華の帝政」で攻撃をする。ランク・種別は「招き蕩う黄金劇場」に準じている。 |
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== 真名:ネロ・クラウディウス == | == 真名:ネロ・クラウディウス == | ||
− | + | ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス。帝政ローマ第5代皇帝。悪名高き「暴君」。史実では男性だが、EXTRAでは女性。 | |
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− | + | キリスト教をはじめとするあらゆる宗教を弾圧し、一説にはこの弾圧に対する反発によって「ヨハネ黙示録」が書かれたとも言われる。父は第4代皇帝のいとこであり、本来は帝冠を戴くべくもない出自であった。しかし、母が皇帝と再婚。その母の奸計・暗殺によって皇帝が死し、義父からの相続によって帝位を継承した。西暦54年の即位時の年齢は16であった。 | |
− | + | 正当なる出自によって帝位を継承したわけではない反動ゆえか、彼女は身内よりも他人を愛した。即位後、すべての間接税を廃止し、減税し、国民ひとりひとりに皇帝即位の祝い金を与えもした。その気前のよい政策によって市民からは絶大な人気を獲得する。もっとも、市民からの人気が高かったのは皇帝即位前からであり、非常に有能な裁判官として慕われていた。義父である皇帝が、まだ若いからと禁止していたにもかかわらず、その公正さ、有能さから、重要な訴訟をいくつも持ち込まれていたという。 | |
− | + | 皇帝となってのもその為政者としての手腕は色あせることはなく、西暦64年に発生した「ローマの大火」への対処は、彼女に対し批判的である歴史家にさえ「人智の限りをつくした有効な施策」といわしめたほど。外交にも気を使い、国外での人気も高い。 | |
− | + | 為政者として高い能力を持つ一方、自らを「楽神アポロンに匹敵する芸術家」と称して自分用の劇場を建設し独唱会を開いたりするのみならず、やはり自ら「太陽神ソルに匹敵する戦車御者」と称してオリンピックに出場したり、それに対抗して「ネロ祭」を創設したりと、放埓な振る舞いも目立った。 | |
− | + | 史実において帝政ローマを衰退させたとして語り継がれ、それは紛れもない事実だが、その芯にあったのは改革であった。私利私欲によって腐敗しきり、特権化していた元老院と真っ向から対立。元老院属州と皇帝属州を統合し、国庫を一本化する改革を進める。敵は元老院だけではなく、実母アグリッピナもまた彼女を悩ませる。アグリッピナにとって彼女は「自分を『皇帝の母』にするだけの舞台装置」であり、次々と国政に私欲の口を出してくる始末。遂に彼女は母の暗殺を決意。しかし暗殺はことごとく失敗し、とうとう公衆の面前で母を切り捨てるしか道はなくなった。 | |
− | + | ''「――この者は余に毒を盛った。母であれ、皇帝に反する者は死罪である」'' | |
− | + | 母の死により、彼女は頭痛に悩まされるようになる。母から逆らえぬよう、幼い頃から毒と解毒剤を同時に盛られていた彼女は、母と共に、その解毒剤をも失ったのである。 | |
− | + | 母によって強制的に婚姻させられた妻、オクタヴィアの自殺。自身の権力を強固にする為の義弟の殺害。そして師であり、心から頼りにしていた哲学者セネカの自刃。彼女はセネカを許すと言ったが、市民たちに絶大な人気を誇った皇帝は、同時に、親族たちにとっては死と恐怖をまき散らす悪魔でしかなく、セネカはそれを信じられなかったのだ。西暦69年に起きた反乱で皇帝の座を追われ、その最後は自決であった。だが、その様は潔いものではなかったらしく、「この世から何と素晴らしい芸術家が消えることか」と泣きこぼしては、幾度も喉を突こうとする短剣の手を止めたという。皇帝の座を追われた時、彼女は楽観してもいた。市民たちが、最後の最後では退位を許すことはないだろう、と。 | |
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− | + | だが、何もなかった。彼らからは、何もなかったのだ。彼女は偽りなく市民を愛した。だがその愛は我が儘――何もかも与える代わりに、何もかも奪わねば気が済まない、炎のようなものだった。全てを捧げ、費やし、燃え尽きる愛。繁栄しながらも永遠を望まない、激しい情熱のかたち。それは、市民が望んでいた愛ではなかった。彼女と人々では愛のカタチが違ったのだ。彼女も気づいてはいた。でも、どうしても、理解できなかった。彼女には、彼らの言う愛が、どうしても。愛を共有できなかった。つまるところ、それはただひとりの孤独。……愛し、愛される歓び。誰よりも人間を愛しておきながら、そんな簡単な歓びを、ついぞ、彼女は知る事はなかった。 | |
=== 関連 === | === 関連 === | ||
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: なお、この「666の獣」にまたがる「バビロンの妖婦」とはローマのことであり、厳密には彼女個人にあてられた異名ではない。 | : なお、この「666の獣」にまたがる「バビロンの妖婦」とはローマのことであり、厳密には彼女個人にあてられた異名ではない。 | ||
; ネロの出自 | ; ネロの出自 | ||
− | : 父の名はグナエウス・ドミティウス・アヘノバルブス。第4代皇帝クラウディウスのいとこにあたり、「淫蕩」と評される。<br> | + | : 父の名はグナエウス・ドミティウス・アヘノバルブス。第4代皇帝クラウディウスのいとこにあたり、「淫蕩」と評される。<br>母の名はユリア・アウグスタ・アグリッピナ。「暴帝」と言われる第3代皇帝カリグラの妹にあたる。 |
; 黄金劇場(ドムス・アウレア) | ; 黄金劇場(ドムス・アウレア) | ||
− | : | + | : 彼女自ら設計したと言われる。しかし、この劇場を開いた時、あまりの退屈さに一度目は多くの観客が途中で去ってしまった。それに憤慨した彼女は、二度目の公演時は劇場の出入り口をすべて封鎖し、舞台の幕が下りるまで一人たりとも外に出さなかったという。宝具「招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)」の由来となったエピソードである。 |
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; 戦車御者 | ; 戦車御者 | ||
− | : ゲーム中の彼女の言葉によれば、「剣士」のクラスのみならず、「[[ライダー|騎兵]]」のクラスでもイケるらしい。アリーナを徒歩で探索するのに飽き、戦車を恋しがったりした。 | + | : ゲーム中の彼女の言葉によれば、「剣士」のクラスのみならず、「[[クラス (ライダー)|騎兵]]」のクラスでもイケるらしい。アリーナを徒歩で探索するのに飽き、戦車を恋しがったりした。<br>なお、何故「騎兵」にならなかったのかと言えば、「尻が痛い!」との事だが、ローマの戦車は立ち乗りであるため尻が痛くなる筈がない。伝承ではオリンピックの戦車競技に出場し、戦車から落下したのに優勝になったと言われているので、技量の無さを誤魔化すための言い訳かもしれない。 |
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; ネロ祭 | ; ネロ祭 | ||
: ギリシャのオリンピックにあやかって、59年(説によっては60年)に設立された、5年に一度開かれる競技会。音楽、体育、騎馬と三つの部門を開き、いくつかにはネロ自らも出場している。 | : ギリシャのオリンピックにあやかって、59年(説によっては60年)に設立された、5年に一度開かれる競技会。音楽、体育、騎馬と三つの部門を開き、いくつかにはネロ自らも出場している。 | ||
; ローマの大火 | ; ローマの大火 | ||
− | : | + | : 西暦64年7月19日に発生した、ローマを焼き払うほどの大火災。ネロは為政者として迅速かつ適切に対応し、犠牲者を最小限に留め、後の保証を徹底して市民の絶大な人気を博した。 |
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; 国外への影響 | ; 国外への影響 | ||
− | : イギリス(ブリタニア)における後年のローマに対する人気は彼女の政策に起因する。ある意味では、「[[ | + | : イギリス(ブリタニア)における後年のローマに対する人気は彼女の政策に起因する。ある意味では、「[[セイバー|アーサー王]]伝説」を誕生させたきっかけを作った人物ですらある。 |
: 加えてペルシャはネロを絶賛することおびただしく、ペルシャはネロの死後も「ネロの国だったので」とローマに大きく配慮したという。 | : 加えてペルシャはネロを絶賛することおびただしく、ペルシャはネロの死後も「ネロの国だったので」とローマに大きく配慮したという。 | ||
; 頭痛持ち | ; 頭痛持ち | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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; [[Fate/EXTRA]] | ; [[Fate/EXTRA]] | ||
: 主人公と共に戦うサーヴァント。 | : 主人公と共に戦うサーヴァント。 | ||
; [[Fate/EXTRA CCC]] | ; [[Fate/EXTRA CCC]] | ||
: 前作に引き続き登場。新衣装は、拘束服のような純白の花嫁衣裳で、大剣も赤から白へ変化している。 | : 前作に引き続き登場。新衣装は、拘束服のような純白の花嫁衣裳で、大剣も赤から白へ変化している。 | ||
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; 「フェイト/エクストラ」劇場 おしえて!! ブロッサム先生 | ; 「フェイト/エクストラ」劇場 おしえて!! ブロッサム先生 | ||
: [[TYPE-MOONエース]] VOL.6 付録DVDに収録。 | : [[TYPE-MOONエース]] VOL.6 付録DVDに収録。 | ||
: 行方不明のマスターを探し、怪しい保健室に足繁く通う。サンタのコスチュームに身を包み、プレゼントを配ったりもする。 | : 行方不明のマスターを探し、怪しい保健室に足繁く通う。サンタのコスチュームに身を包み、プレゼントを配ったりもする。 | ||
− | ;[[ | + | ; [[コハエース]] |
− | : | + | : [[セイバー]]を弄りまくる。頭に「赤」と付いている。 |
− | + | ; [[カーニバル・ファンタズム]] | |
− | + | : 3rd SEASON次回予告にてEXTRA勢としてまさかの初登場。…が、最後に「余は出ないがな!」と言ってのけた。そりゃないっすよ。 | |
− | + | ; [[アーネンエルベの一日|ALL AROUND TYPE-MOON]] | |
− | + | : 凜がパソコンの操作中にうっかり召喚してしまう。 | |
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; [[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]] | ; [[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]] | ||
: アーチャー・キャス狐と共にチーム名「電子の海から豪華絢爛」を結成し、元の世界への帰還を目指す。 | : アーチャー・キャス狐と共にチーム名「電子の海から豪華絢爛」を結成し、元の世界への帰還を目指す。 | ||
− | + | ; [[TYPE-MOON エイプリルフール企画]] | |
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: 2013年の「路地裏さつき ヒロイン十二宮編」では、虎の宮「動物園」を守るゴールドヒロイン「アイドル皇帝 赤セイバー」として登場。 | : 2013年の「路地裏さつき ヒロイン十二宮編」では、虎の宮「動物園」を守るゴールドヒロイン「アイドル皇帝 赤セイバー」として登場。 | ||
− | : 2014年の「赤生@ちゃんねる」ではメインパーソナリティ。 | + | : 2014年の「赤生@ちゃんねる」ではメインパーソナリティ。<br>2015年の「TMitter」ではインペリアルローマ・プロダクションの所属アイドル兼社長を務める。 |
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; [[ちびちゅき!]] | ; [[ちびちゅき!]] | ||
− | : | + | : 他シリーズのヒロイン達より少し遅れて、EXTRAの代表ヒロインとして登場。 |
− | ; [[ | + | ; [[カプセルさーばんと]] |
− | : | + | : さーばんととして、通常の「赤セイバー」と高いコストの神話礼装版「エンペラセイバー」が登場。 |
− | + | * 赤セイバー | |
− | : | + | : コスト:500 / 戦闘力:C / 突破力:E / 移動力:D / 体力:C / 忍耐力:C / リキャスト:C |
− | + | * エンペラセイバー | |
− | + | : コスト:1500 / 戦闘力:A++ / 突破力:A / 移動力:E / 体力:A++ / 忍耐力:A+ / リキャスト:E | |
− | + | ; [[Fate/Grand Order]] | |
− | : | + | : セイバーのサーヴァントとして参戦。レア度はSR(☆4)。イラストはワダアルコ。 |
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
=== Fate/EXTRA === | === Fate/EXTRA === | ||
; [[主人公 (EXTRA)]] | ; [[主人公 (EXTRA)]] | ||
− | : | + | : マスター。元々こと恋愛に関しては相手の性別を気にしない性格だったため、男女どちらでも好意を寄せてくれる。主人公に褒めてもらいたがったり、構ってもらえないとすねたりといった言動から、キャラクターデザインのワダアルコ氏曰く「わんこ」あるいは「ペット」的立ち位置だとか。 |
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− | ; [[ | + | ; [[アーチャー (EXTRA・赤)]]、[[キャスター (EXTRA・青)]] |
− | + | : ゲーム本編では機会が無いが、外伝作品では共演することが多い。三人の中でもリーダーシップを発揮するが、主人公との惚気話を語りだしたり、キャスターと喧嘩したりと相変わらずマイペース。 | |
− | + | ||
− | : | + | ; [[ライダー (EXTRA)]] |
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− | ; [[ | ||
: 一回戦の対戦相手。彼女が海「賊」であることから余り好印象を抱いていなかったようだが、滅びをよしとする人となりは嫌っていない。 | : 一回戦の対戦相手。彼女が海「賊」であることから余り好印象を抱いていなかったようだが、滅びをよしとする人となりは嫌っていない。 | ||
: 彼女のマスターである[[間桐慎二|慎二]]を「喋るネズミ」と呼び、華の無いマスターに仕えているのを気の毒がっている。 | : 彼女のマスターである[[間桐慎二|慎二]]を「喋るネズミ」と呼び、華の無いマスターに仕えているのを気の毒がっている。 | ||
− | ; [[ | + | ; [[アーチャー (EXTRA・緑)]] |
: 二回戦の対戦相手。その出自から、もとが為政者の立場にある彼女と、反逆者であるアーチャーはソリが合わない。 | : 二回戦の対戦相手。その出自から、もとが為政者の立場にある彼女と、反逆者であるアーチャーはソリが合わない。 | ||
− | ; [[ | + | ; [[キャスター (EXTRA・黒)]] |
− | : | + | : 三回戦の対戦相手。美少女が大好きなため、実は結構彼女達とのおいかけっこを楽しんでいた。 |
− | ; [[ | + | ; [[ランサー (EXTRA・黒)]] |
: 凛ルートにおける、四回戦の対戦相手。敬虔なキリスト教徒であった彼とは出自的に相容れないと、決戦時語っている。 | : 凛ルートにおける、四回戦の対戦相手。敬虔なキリスト教徒であった彼とは出自的に相容れないと、決戦時語っている。 | ||
: また驚くべきことに彼の方もセイバーの真名を把握していたらしく、「暴君」と呼ぶ。 | : また驚くべきことに彼の方もセイバーの真名を把握していたらしく、「暴君」と呼ぶ。 | ||
− | ; [[ | + | ; [[アサシン (EXTRA)]] |
: 五回戦の対戦相手。母を暗殺しようとし、自身も何度も暗殺されかけ、毒と謀略に満ちた生涯を送った彼女は、彼に暗殺は自分の専売特許だと堂々と主張する。また彼のマスターである[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ|ユリウス]]を「華の無い男」と呼んで嫌っている。 | : 五回戦の対戦相手。母を暗殺しようとし、自身も何度も暗殺されかけ、毒と謀略に満ちた生涯を送った彼女は、彼に暗殺は自分の専売特許だと堂々と主張する。また彼のマスターである[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ|ユリウス]]を「華の無い男」と呼んで嫌っている。 | ||
− | ; [[ | + | ; [[セイバー (EXTRA・白)]] |
: 決勝戦の対戦相手。「バビロンの妖婦」と侮辱されるが、逆に「すべての騎士に頭を下げよ」と彼の騎士としての在り方を糾す。また彼のマスターである[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ|レオ]]の治世を「監獄」と呼び、王としての誇りを賭けて彼らと死闘を繰り広げる。 | : 決勝戦の対戦相手。「バビロンの妖婦」と侮辱されるが、逆に「すべての騎士に頭を下げよ」と彼の騎士としての在り方を糾す。また彼のマスターである[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ|レオ]]の治世を「監獄」と呼び、王としての誇りを賭けて彼らと死闘を繰り広げる。 | ||
− | + | ;[[アーチャー (Apocrypha・赤)|アタランテ]] | |
− | ; [[アタランテ]] | + | : 廊下ですれ違った相手。漫画版では窮地を救っている。 |
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− | === Fate/EXTRA | + | ===Fate/EXTRA CCC=== |
− | ; [[ | + | ; [[BB]] |
− | : | + | : 主人公を巡る宿敵。キャラが被っていることもあり、敵対心満々。主人公が彼女のことを心配していると、「その分を余に回すのだっ!もっともっと余をかまうがよい!」と主張するほど。だが互いに共感することもしばしば。 |
− | + | ; [[ランサー (CCC・赤)]] | |
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: 月の裏側で出会ったライバル。その凡俗には到底理解できない歌唱センスと天上の歌声を絶賛する。 | : 月の裏側で出会ったライバル。その凡俗には到底理解できない歌唱センスと天上の歌声を絶賛する。 | ||
: 互いにライバル・友情以上の感情を抱いているため相性はとてもいい。 | : 互いにライバル・友情以上の感情を抱いているため相性はとてもいい。 | ||
− | ; [[カルナ]] | + | ; [[ランサー (Apocrypha・赤)|カルナ]] |
− | : 月の裏側で戦うことになってしまったサーヴァント。一見すると正反対な性格なためお互いに相性が悪いように思えるが、カルナは彼女の生き方を賞賛し、その最後に共感を覚えている。 | + | :月の裏側で戦うことになってしまったサーヴァント。一見すると正反対な性格なためお互いに相性が悪いように思えるが、カルナは彼女の生き方を賞賛し、その最後に共感を覚えている。<br>セイバーの方も不本意な戦いを強いられている彼に同情しており、自分達に相応しい舞台で戦いたかったと語っている。 |
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; [[パッションリップ]] | ; [[パッションリップ]] | ||
: 彼女の「愛」を求める姿は、昔日の自分を思い出させるため、主人公のサーヴァントの中で最も彼女に同情的。そのため説得を試みたが、既に彼女には主人公の言葉以外届かなくなっていた。 | : 彼女の「愛」を求める姿は、昔日の自分を思い出させるため、主人公のサーヴァントの中で最も彼女に同情的。そのため説得を試みたが、既に彼女には主人公の言葉以外届かなくなっていた。 | ||
; [[メルトリリス]] | ; [[メルトリリス]] | ||
: 主人公に恋心を抱く恋敵。男をダメにする魔性の女と断じ、自分の母親と同じ匂いがする、と評した。ただし、世界の全てを引き換えにしてでも己の愛を示すという、自分と近い独善的な愛の表現には一定の理解を示している。 | : 主人公に恋心を抱く恋敵。男をダメにする魔性の女と断じ、自分の母親と同じ匂いがする、と評した。ただし、世界の全てを引き換えにしてでも己の愛を示すという、自分と近い独善的な愛の表現には一定の理解を示している。 | ||
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===生前=== | ===生前=== | ||
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; [[セネカ]] | ; [[セネカ]] | ||
: 哲学者。家庭教師として彼女の指導に当り、ネロの皇帝即位後も政治家として彼女を支えた。 | : 哲学者。家庭教師として彼女の指導に当り、ネロの皇帝即位後も政治家として彼女を支えた。 | ||
− | : 優れた人物であり、彼女からの信頼も厚かった。ゲームでは話に出てくるのみだったが、漫画版で姿が描かれた。背丈はかなり大きかった模様。その率直な物言いからか、[[主人公 (EXTRA)| | + | : 優れた人物であり、彼女からの信頼も厚かった。ゲームでは話に出てくるのみだったが、漫画版で姿が描かれた。背丈はかなり大きかった模様。その率直な物言いからか、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]に少し似たところがあったらしい。 |
; オクタヴィア | ; オクタヴィア | ||
: 先代皇帝の娘で自身の'''妻'''。アグリッピナによって女同士にも関わらず強引に婚姻させられた。ネロはこの婚姻を「まるで侵略者だな」と評しており、彼女にとっても望まない婚姻であった。最終的には自殺してしまう。 | : 先代皇帝の娘で自身の'''妻'''。アグリッピナによって女同士にも関わらず強引に婚姻させられた。ネロはこの婚姻を「まるで侵略者だな」と評しており、彼女にとっても望まない婚姻であった。最終的には自殺してしまう。 | ||
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===その他=== | ===その他=== | ||
− | ; [[ | + | ; [[セイバー]] |
− | : | + | : 正式な作品で共演したことはまだ無いが、番外編作品では共演することが多い。[[アーネンエルベの一日|ALL AROUND TYPE-MOON]]では割と仲良くなるが、[[コハエース]]では互いの歴史的背景もあり、'''出番を奪い合う仁義無き戦い'''を繰り広げている。 |
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; [[ギルガメッシュ]] | ; [[ギルガメッシュ]] | ||
: セイバー同様、番外編的な作品で共演することが多い。彼との関係は媒体によって異なり、公式の『CCC』予告では「ウザいぞ!凄くウザいぞ!」と性格が被っているという理由で毛嫌いし、ラジオ『月海原学園放送部』のミニドラマで共演した際も壮絶な舌戦を繰り広げた。『コハエース』では普通に会話し、『とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦』では派手な色を気に入る、と公式でも反応が安定していない。 | : セイバー同様、番外編的な作品で共演することが多い。彼との関係は媒体によって異なり、公式の『CCC』予告では「ウザいぞ!凄くウザいぞ!」と性格が被っているという理由で毛嫌いし、ラジオ『月海原学園放送部』のミニドラマで共演した際も壮絶な舌戦を繰り広げた。『コハエース』では普通に会話し、『とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦』では派手な色を気に入る、と公式でも反応が安定していない。 | ||
− | ; [[ | + | ;[[キャスター]] |
− | : ドラマCD『バタフライエフェクト』にて召還される。恋愛観などから意気投合したが、ルールブレイカーの能力を美しくないと断じ没収しようとした。ちなみに触媒になったのは郵便ポストに入っていたローマ観光のパンフレット。 | + | :ドラマCD『バタフライエフェクト』にて召還される。恋愛観などから意気投合したが、ルールブレイカーの能力を美しくないと断じ没収しようとした。ちなみに触媒になったのは郵便ポストに入っていたローマ観光のパンフレット。 |
; [[モードレッド]] | ; [[モードレッド]] | ||
: コハエースで共演。「赤のセイバー」と呼ばれる彼女の登場によって「'''余と色がまるかぶりなのだが'''!」と危機感を抱いている。 | : コハエースで共演。「赤のセイバー」と呼ばれる彼女の登場によって「'''余と色がまるかぶりなのだが'''!」と危機感を抱いている。 | ||
− | : モードレッドの方も父上を「オワコンオワコン」と散々言いふらした赤セイバーに腹を立てており、「'''オレ以外が父上を馬鹿にするのは許さんぞ''' | + | : モードレッドの方も父上を「オワコンオワコン」と散々言いふらした赤セイバーに腹を立てており、「'''オレ以外が父上を馬鹿にするのは許さんぞ'''!」と怒っている。おかげでコハエースは益々カオスな絵面に…… |
− | ; [[沙条愛歌]] | + | ;[[沙条愛歌]] |
− | : 『とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦』真名の関連(ネロ→666→[[ビースト]])か因果か、愛歌にアチャ男やキャス狐と共に[[Fate/Zero]]の世界に召喚されてしまう。愛歌は[[ | + | :『とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦』真名の関連(ネロ→666→[[ビースト]])か因果か、愛歌にアチャ男やキャス狐と共に[[Fate/Zero]]の世界に召喚されてしまう。愛歌は[[セイバー (Prototype)|別のセイバー]]を招待しようとして、間違えて彼女達を召喚してしまったらしい。<br>最後の敵として現れた愛歌の禍々しさに他の二人は警戒を露わにするが、「美しい童女」という一番好みのタイプだったため、お持ち帰りしようとする。なお愛歌からは「自分以上の変態」と評されている。 |
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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:第二回戦にて、アーチャーに「どこまでマスター大好きなんだアンタ!?」と問われ、「余にもまだわかっておらぬ!」と返した後。 | :第二回戦にて、アーチャーに「どこまでマスター大好きなんだアンタ!?」と問われ、「余にもまだわかっておらぬ!」と返した後。 | ||
− | ;「いや、だから、みんな幸せになるんだぞ。最後におかしな機械が出てきてな。"<ruby><rb>色々あったが、神が出てきて解決した< | + | ;「いや、だから、みんな幸せになるんだぞ。最後におかしな機械が出てきてな。"<ruby><rb>色々あったが、神が出てきて解決した<rb><rt>デウス・エクス・マキナ</rt></ruby>"と」<br>「うん? うむ、確かに納得はいかない。だが演劇の脚本であるなら、これぐらいの夢は欲しい。<br> "色々あったが、解決した。" ……ああ、余はいい言葉だと思うぞ。<br> 人間の親愛や愛憎は、決して消え去らぬ。それを、機械仕掛けであれ、神が解決してくれるのだ。<br> 余はそこに、創作者の嘆きを見る。<br> 逆説的に言えば、絡まった愛憎の糸は人間では解決できないのだと、多くの創作者は分かっていたのだ。<br> だから、これは最後の希望なのだと思う。<br> 滅びに傾いたものたちが、絶望の中で、それでもどこかに解決できる者がいる筈だと請い願う。<br> ……そうだな、たとえばの話。あらゆる宗教を弾圧した王がいたとしたら、そやつは喜ぶであろうよ。<br> 祈る神のいないそやつにとって、この機械仕掛けの神こそが、己が憐れな最期を看取ってくれるのだろうからな」 |
:大好きな演劇についてを嬉々として語るセイバー。しかし最後は寂しげに、自嘲と共に。 | :大好きな演劇についてを嬉々として語るセイバー。しかし最後は寂しげに、自嘲と共に。 | ||
;「それに、前から言いたかったのだが――<br> 暗殺暗殺と言うが、それは余の専売特許だ! 陰謀うずまく我が人生、甘く見るな!」 | ;「それに、前から言いたかったのだが――<br> 暗殺暗殺と言うが、それは余の専売特許だ! 陰謀うずまく我が人生、甘く見るな!」 | ||
:第五回戦、VSアサシン。毒と謀略に彩られた生涯を送った暴君の主張。 | :第五回戦、VSアサシン。毒と謀略に彩られた生涯を送った暴君の主張。 | ||
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;「資格があるから王となる。ふさわしいから王となる。では奴は王となった後、何を成すのか。<br> あれは王という名のデウスマキナ。己の欲望が民に結びつかぬ王などつまらぬ。達成感がない!<br> 正しいだけの王政なぞ監獄と同じであろう。正しく、また、華々しく栄えてこその人間だ。そうは思わぬか?」 | ;「資格があるから王となる。ふさわしいから王となる。では奴は王となった後、何を成すのか。<br> あれは王という名のデウスマキナ。己の欲望が民に結びつかぬ王などつまらぬ。達成感がない!<br> 正しいだけの王政なぞ監獄と同じであろう。正しく、また、華々しく栄えてこその人間だ。そうは思わぬか?」 | ||
:決勝戦開幕直後。レオを人となりを評して。 | :決勝戦開幕直後。レオを人となりを評して。 | ||
− | ;「レグナム カエロラム エト | + | ;「レグナム カエロラム エト ジェヘナ……築かれよ我が摩天! ここに至高の光を示せ!」<br>「我が才を見よ……万雷の喝采を聞け……座して称えるがよい! 黄金の劇場を!!」 |
:オリンピア・プラウデーレ。宝具解放「招き蕩う黄金劇場」。独唱の幕はここに上がる。 | :オリンピア・プラウデーレ。宝具解放「招き蕩う黄金劇場」。独唱の幕はここに上がる。 | ||
=== Fate/EXTRA CCC === | === Fate/EXTRA CCC === | ||
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;「然り! 我が剣は原初の<ruby><rb>情熱</rb><rt>ほのお</rt></ruby>にして、剣戟の音は<ruby><rb>宙</rb><rt>ソラ</rt></ruby>巡る星の如く。<br> 聞き惚れよ。しかして称え、更に喜べ。<br> 余は至高にして至上の名器―――剣の英霊、そなたのサーヴァントだ!」 | ;「然り! 我が剣は原初の<ruby><rb>情熱</rb><rt>ほのお</rt></ruby>にして、剣戟の音は<ruby><rb>宙</rb><rt>ソラ</rt></ruby>巡る星の如く。<br> 聞き惚れよ。しかして称え、更に喜べ。<br> 余は至高にして至上の名器―――剣の英霊、そなたのサーヴァントだ!」 | ||
:待ち望んだ主人公との虚数空間での再会。万感の想いを込めて彼女は謳い上げる。 | :待ち望んだ主人公との虚数空間での再会。万感の想いを込めて彼女は謳い上げる。 | ||
493行目: | 227行目: | ||
;「な、女王だと……!? その胸でか!?」 | ;「な、女王だと……!? その胸でか!?」 | ||
:凛が月の女王を名乗った際の反応。彼女にとって、女の身で王となる必須条件には「胸の大きさ」が含まれているらしい。 | :凛が月の女王を名乗った際の反応。彼女にとって、女の身で王となる必須条件には「胸の大きさ」が含まれているらしい。 | ||
− | : | + | :ちなみにEXTRA世界の凛は、冬木の凛ほど'''可哀想な体つきをしていない'''。 |
;「な――なんというコンビネーション!<br> 奏者よ、こやつらの相性は最高だぞ!? 誰かがツッこまねば、永遠にボケ続ける!」 | ;「な――なんというコンビネーション!<br> 奏者よ、こやつらの相性は最高だぞ!? 誰かがツッこまねば、永遠にボケ続ける!」 | ||
− | :凛と[[ | + | :凛と[[ランサー (CCC・赤)|ランサー]]の痛快なやりとりを見てショックを受ける。ただ一つ言わせてもらえば、ツッコミがいないとややこしいのは彼女もである。 |
;「なんと……さすがはリン、よもやそこまでとは。<br> ……これには余もまいったと言わざるをえん……」 | ;「なんと……さすがはリン、よもやそこまでとは。<br> ……これには余もまいったと言わざるをえん……」 | ||
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:パッションリップとの最後の対峙。かつての自分と被る彼女と戦うのは、戦力差よりも心情的な問題の方が遥かに深刻だったらしい。だが過ちを知るものとして彼女の愛を糾すため、静かに対決を決意する。 | :パッションリップとの最後の対峙。かつての自分と被る彼女と戦うのは、戦力差よりも心情的な問題の方が遥かに深刻だったらしい。だが過ちを知るものとして彼女の愛を糾すため、静かに対決を決意する。 | ||
− | ;「愛憎裏返ったか。その一途さを笑いはせぬ。余の愛も、貴様に似た愛のカタチだ。」<br>「だが―――貴様の愛は己だけのもの。愛とは共に育み、変化していくものを言う。」<br>「ただ相手を想うだけの愛、想ってほしいと乞うだけの愛は、伴侶の人生を食い尽くす。」<br>「それを余が教えよう。来るがいい、<ruby><rb>我が分身</rb><rt>アルターエゴ< | + | ;「愛憎裏返ったか。その一途さを笑いはせぬ。余の愛も、貴様に似た愛のカタチだ。」<br>「だが―――貴様の愛は己だけのもの。愛とは共に育み、変化していくものを言う。」<br>「ただ相手を想うだけの愛、想ってほしいと乞うだけの愛は、伴侶の人生を食い尽くす。」<br>「それを余が教えよう。来るがいい、<ruby><rb>我が分身</rb><rt>アルターエゴ<rt></ruby>。その苦しみに引導を渡してやる!」 |
:決して届かない愛に狂い、ついに想い人に刃を向けるパッションリップを前に、セイバーは静かに剣を構える。 | :決して届かない愛に狂い、ついに想い人に刃を向けるパッションリップを前に、セイバーは静かに剣を構える。 | ||
:愛が届かない苦しみや、それに耐えられないと嘆くパッションリップを『我が分身』と呼び、同情するも、自身の大切な奏者を殺させるわけにはいかない。 | :愛が届かない苦しみや、それに耐えられないと嘆くパッションリップを『我が分身』と呼び、同情するも、自身の大切な奏者を殺させるわけにはいかない。 | ||
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;「たわけ、呆れたのはこちらだ!万雷の喝采こそ己を映す鏡、観客なくして成り立つ舞台があるものか!」<br>「分かっているのか?貴様はいま、貴様が抱いたアイドルの在り方を穢したのだ!」 | ;「たわけ、呆れたのはこちらだ!万雷の喝采こそ己を映す鏡、観客なくして成り立つ舞台があるものか!」<br>「分かっているのか?貴様はいま、貴様が抱いたアイドルの在り方を穢したのだ!」 | ||
− | :エリザベートの独善に流石に堪忍袋の緒が切れるセイバー。舞台は観客あってのもの、皇帝も市民あってのもの。<br>一方的に愛されることだけを求めるエリザベートは「アイドル」という物の在り方をも穢したのだと憤る。 | + | :エリザベートの独善に流石に堪忍袋の緒が切れるセイバー。舞台は観客あってのもの、皇帝も市民あってのもの。<br>一方的に愛されることだけを求めるエリザベートは「アイドル」という物の在り方をも穢したのだと憤る。 |
;「余は奏者の幸運を信じていたぞ、うむっ。」<br>「このチキン肌は多めに見るがいい。人は恐れを知る生き物だ」 | ;「余は奏者の幸運を信じていたぞ、うむっ。」<br>「このチキン肌は多めに見るがいい。人は恐れを知る生き物だ」 | ||
533行目: | 267行目: | ||
;「ふ、ふははははは! 天に頂く神々すら魅了するであろう我が芸術を前に、声すらないか!」 | ;「ふ、ふははははは! 天に頂く神々すら魅了するであろう我が芸術を前に、声すらないか!」 | ||
:そして、エロ水着を着用してマスター共々絶句する赤セイバー。ほとんどヤケクソである。 | :そして、エロ水着を着用してマスター共々絶句する赤セイバー。ほとんどヤケクソである。 | ||
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;「不意打ちにも程がある!こんな贈り物をされて喜ばぬ乙女がいるものかっ!さてはそなた、余を泣かす気だなっ!?」 | ;「不意打ちにも程がある!こんな贈り物をされて喜ばぬ乙女がいるものかっ!さてはそなた、余を泣かす気だなっ!?」 | ||
558行目: | 291行目: | ||
;「余は偉大な皇帝、<br> こんなコトで、泣くはずがっ、あるものか!<br> 泣いてなんか、いないからな!」 | ;「余は偉大な皇帝、<br> こんなコトで、泣くはずがっ、あるものか!<br> 泣いてなんか、いないからな!」 | ||
:CCCルート決戦後、主人公とサーヴァントとして最後の別れの際の言葉。正義の味方を貫くアーチャー、別れて哀しいのは確かだがやっぱりブレずにおちゃらけるキャスター、王の貫禄を見せ去っていくギルガメッシュ等と違い、その叫びは多くのプレイヤーの心を罪悪感と悲愴感で抉っていった。 | :CCCルート決戦後、主人公とサーヴァントとして最後の別れの際の言葉。正義の味方を貫くアーチャー、別れて哀しいのは確かだがやっぱりブレずにおちゃらけるキャスター、王の貫禄を見せ去っていくギルガメッシュ等と違い、その叫びは多くのプレイヤーの心を罪悪感と悲愴感で抉っていった。 | ||
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=== ブロッサム先生 === | === ブロッサム先生 === | ||
− | ; | + | ;「走れソリよー♪風の様にー♪月見原をー♪たどるたどるー♪」 |
:第二話「きかせて!! ブロッサム先生 メリクリ編」より。セイバーの音痴な歌声とともに幕を開ける。ただし、意外と聞き苦しくなく、むしろ笑みさえ浮かばせるのは、見事な歌声と言えるかもしれない。 | :第二話「きかせて!! ブロッサム先生 メリクリ編」より。セイバーの音痴な歌声とともに幕を開ける。ただし、意外と聞き苦しくなく、むしろ笑みさえ浮かばせるのは、見事な歌声と言えるかもしれない。 | ||
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;「うん?そこは芸術性の発露だぞ?余とて皇帝である前にひとりの少女。このぐらいの冒険、乙女のいじらしさと思うがよい!」 | ;「うん?そこは芸術性の発露だぞ?余とて皇帝である前にひとりの少女。このぐらいの冒険、乙女のいじらしさと思うがよい!」 | ||
585行目: | 304行目: | ||
;「どういう事だ、目を覚ませマスター!<br> これは何かの間違いだな? 間違いであろう?<br> ええい泣くぞ? 余は、本気で泣くからなっ!」 | ;「どういう事だ、目を覚ませマスター!<br> これは何かの間違いだな? 間違いであろう?<br> ええい泣くぞ? 余は、本気で泣くからなっ!」 | ||
:第三話「たたかえ!! ブロッサム先生 コスト編」より。男主人公がセイバーとキャス狐を二股に掛けている事が判明し、ショックを受けての台詞。 | :第三話「たたかえ!! ブロッサム先生 コスト編」より。男主人公がセイバーとキャス狐を二股に掛けている事が判明し、ショックを受けての台詞。 | ||
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=== コハエース === | === コハエース === | ||
;「青はオワコン」 | ;「青はオワコン」 | ||
− | :コハエースでお馴染みとなっている[[ | + | :コハエースでお馴染みとなっている[[セイバー|青セイバー]]へのいじり。これに対し青セイバーが「赤うぜえ」と返すのがお約束になっている。 |
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;「全国の奏者(カレシ)は何をしていたのだ!」 | ;「全国の奏者(カレシ)は何をしていたのだ!」 | ||
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;「なんという残念な青。やはり時代は赤!」 | ;「なんという残念な青。やはり時代は赤!」 | ||
− | :コンプティーク付録ドラマCD『コハトーーク』より。同じアーサー王だが、[[ | + | :コンプティーク付録ドラマCD『コハトーーク』より。同じアーサー王だが、[[セイバー (Prototype)|プロトセイバー]]だけ賞賛される状況を見て青セイバーをDisる。なお、この発言を聞いた[[モードレッド]]が即座に番組に苦情電話してきた。 |
;「え?でも一緒に帰って元老院に噂とかされると恥ずかしいし…」<br>「でも、プロトくんがどうしても一緒に帰りたいと言うなら、帰ってあげなくなくもないんだからね」 | ;「え?でも一緒に帰って元老院に噂とかされると恥ずかしいし…」<br>「でも、プロトくんがどうしても一緒に帰りたいと言うなら、帰ってあげなくなくもないんだからね」 | ||
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;「だいたい、余の創作物が恐れられたのはたまたまだ! たまたま、創ったものが95%の割合で悪魔合体しただけなのだ!」<br>「断じて、貴様の邪教趣味と一緒にするでなーーーい!」 | ;「だいたい、余の創作物が恐れられたのはたまたまだ! たまたま、創ったものが95%の割合で悪魔合体しただけなのだ!」<br>「断じて、貴様の邪教趣味と一緒にするでなーーーい!」 | ||
− | : | + | :EXTRA陣営ルートで[[キャスター (第四次)|キャスター]]と出会って。しかし悲しいことに黄金劇場はグロテスクの語源であるらしい…。 |
:一応フォローしておくと、「グロテスク」は地下墓地に由来するれっきとした美術様式名であり、マイナスの意味は本来含まない。<br>あえて言うなら「奇抜」「よく分からない何かカオスなもの」という作風のこと。 | :一応フォローしておくと、「グロテスク」は地下墓地に由来するれっきとした美術様式名であり、マイナスの意味は本来含まない。<br>あえて言うなら「奇抜」「よく分からない何かカオスなもの」という作風のこと。 | ||
− | :「悪魔合体」とはアトラス社のRPG『女神転生』シリーズでの悪魔と悪魔を融合させてより強い悪魔にするシステムの事か。<br> | + | :「悪魔合体」とはアトラス社のRPG『女神転生』シリーズでの悪魔と悪魔を融合させてより強い悪魔にするシステムの事か。<br>この合体は低確率で事故が起こるのだが、95%ともなると最早どちらが成功でどちらが事故かは…。 |
;「さあ――開け、黄金の劇場よ! あの美しい少女を、余のハレムに加えんが為に!」 | ;「さあ――開け、黄金の劇場よ! あの美しい少女を、余のハレムに加えんが為に!」 | ||
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;「くっ…だが青あるかぎり赤もまたある……。余には見える……<br> 再び武内が新しいセイバーをでっち上げる……その地獄……が(ガクッ」 | ;「くっ…だが青あるかぎり赤もまたある……。余には見える……<br> 再び武内が新しいセイバーをでっち上げる……その地獄……が(ガクッ」 | ||
− | :上記と同じ「路地裏さつき」にて。その後、コハエースにて本当にまた増えた。その名は――[[ | + | :上記と同じ「路地裏さつき」にて。その後、コハエースにて本当にまた増えた。その名は――[[桜セイバー]]。 |
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;「どうも、貴様ら。声優の丹下桜である。」 | ;「どうも、貴様ら。声優の丹下桜である。」 | ||
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;「余か? もちろんこの祭りの続きだ。リメイクもよい。古典もよい。だがもっとも見たいモノ、それは―――<br> みなまで言わせるな。新しい世界。新しい冒険だ!誰も見たことのないEXTRA、誰もが心弾む世界での、“この後”の余と奏者のモノが゜足りであれば何でもよい!」 | ;「余か? もちろんこの祭りの続きだ。リメイクもよい。古典もよい。だがもっとも見たいモノ、それは―――<br> みなまで言わせるな。新しい世界。新しい冒険だ!誰も見たことのないEXTRA、誰もが心弾む世界での、“この後”の余と奏者のモノが゜足りであれば何でもよい!」 | ||
− | : | + | :同上。温泉でキャス狐やエリザベートと遭遇し未来の希望について語り合う。いつの日かその希望が実現する日が来ることを切に願う。 |
− | : | + | :誤字がなければ完璧だったのだが……。 |
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== メモ == | == メモ == | ||
− | * | + | *通称「赤セイバー」。ただし、EXTRAのゲーム本編内ではこの通称は用いられていない。『「フェイト/エクストラ」劇場』ではこの通称が用いられており、本人もしぶしぶ名乗っている。 |
− | **『[[カーニバル・ファンタズム]]』でスペシャルゲストとして登場した際は自ら「赤セイバー」を名乗り、キャストクレジットもそう記された。他の呼び名としては「セイバーエクストラ」「赤王様」など。<br>ただし、知っての通り彼女は'''皇帝'''であるため、「赤'''王''' | + | **『[[カーニバル・ファンタズム]]』でスペシャルゲストとして登場した際は自ら「赤セイバー」を名乗り、キャストクレジットもそう記された。他の呼び名としては「セイバーエクストラ」「赤王様」など。<br>ただし、知っての通り彼女は'''皇帝'''であるため、「赤'''王'''様」と言う呼称はおかしい(王は皇帝より下位に来る地位である)。だが、公式でも10周年人気投票の選択肢欄でこの呼称を使ってしまっている(まあ'''王'''者という意味で使うのであれば間違いはないのだが)。 |
− | * | + | *[[Fate/EXTRA CCC]]の新コスチュームは赤ではなく、一方『[[Fate/Apocrypha]]』では「[[モードレッド|“赤”のセイバー]]」なる人物が登場し、さらにややこしいことになってしまった。 |
− | * | + | *「嫁セイバー」の呼び名は、イベント『マチ★アソビ vol.7』で行われた“『フェイト/エクストラ CCC』新作発表会”において、声優の丹下桜が使用している。 |
+ | *彼女が登場するミニゲームがCCC公式サイト内にあるのだが、その内容は'''公式が病気'''と評されるアレなもの。<br>「おいしゃさんごっこ」って………大丈夫なのだろうか? | ||
*女主人公に振った肉食系ガールズトークでのオススメはレオ。否定していたのは王としての有り方だけで、曰く美少年には手管を一つずつ教える楽しみがあるのだとか。 | *女主人公に振った肉食系ガールズトークでのオススメはレオ。否定していたのは王としての有り方だけで、曰く美少年には手管を一つずつ教える楽しみがあるのだとか。 | ||
− | * | + | *「セイバー総選挙」は3位。水着は赤を基調とした、花柄を思わせる斑模様の派手なビキニ。 |
− | * | + | *[[Fate/EXTRA CCC]]では、着せ替え衣装として5種類のコスチュームが登場。<br>『束縛の花嫁衣装』は、今作「CCC」における衣装。<br>『薔薇の舞踏服』は、前作「Fate/EXTRA」における衣装。<br>『深紅の現代衣装』は、現代風の赤いワンピース。<br>『あかいいなずま』は、いわゆるスリングショット型の水着。<br>『皇帝の神話礼装』は、物語終盤で彼女が獲得する神話礼装。 |
− | *その衣装の最大の特徴は、前面が半透明になったスカート。<br>背面も背中が大きく露出し、お尻が半分見えているという、非常に露出の高いもの。'''「馬鹿者! 透けているのではない、見せているのだ!!」'''とは本人の弁。<br>潔いが、正直痴女と言われても仕方ない一言である。誤解されないように言っておくと彼女が生きた時代のローマは外での肌の露出には寛大であった。なお、大胆なアレンジはされているが、衣装の基本ラインは[[ | + | *その衣装の最大の特徴は、前面が半透明になったスカート。<br>背面も背中が大きく露出し、お尻が半分見えているという、非常に露出の高いもの。'''「馬鹿者! 透けているのではない、見せているのだ!!」'''とは本人の弁。<br>潔いが、正直痴女と言われても仕方ない一言である。誤解されないように言っておくと彼女が生きた時代のローマは外での肌の露出には寛大であった。なお、大胆なアレンジはされているが、衣装の基本ラインは[[セイバー]]の鎧下を踏襲したものである。 |
*スカート姿なのに、この格好を男装と主張する。ついでに主人公も初見は男装、少年と認識していた。<br>ちなみにローマ人の男性はズボンを蛮族の服と軽蔑し、貫頭衣(トゥニカ。チュニックの語源)を着ていた。正式の場ではトゥニカの上にトーガという一枚布を撒きつける。 | *スカート姿なのに、この格好を男装と主張する。ついでに主人公も初見は男装、少年と認識していた。<br>ちなみにローマ人の男性はズボンを蛮族の服と軽蔑し、貫頭衣(トゥニカ。チュニックの語源)を着ていた。正式の場ではトゥニカの上にトーガという一枚布を撒きつける。 | ||
− | + | *[[セイバー|騎士王]]のことを「おそらく民を統べる手段として性別を隠したのであろう。あっぱれな心意気だ」と評しているのに対し、「余は皇帝である為に男装をしているのではない。単に、この格好が好きなだけだ!」と自分の男装は趣味の産物であることを明言した。<br>ちなみにゲーム中では触れられていないが、元ネタのネロ帝(男)は花嫁の格好をして男と結婚したという伝説をもつ。気の強い超美人嫁の尻に敷かれていたという話もあり、史実かどうかは議論が分かれる所。 | |
− | + | *一回戦や三回戦での台詞などからは「騎乗兵」のクラス、五回戦決戦前での発言からは「暗殺者」のクラスとして召喚される可能性も示唆されている。ちなみに、「騎乗兵」のクラスは「戦車に乗ると尻が痛いから嫌だ」との理由で拒否したらしい。さすが、暴君。 | |
− | *[[ | + | *アカイア(ギリシャ)の英雄が大好きで、廊下で「[[アーチャー (Apocrypha・赤)|麗しのアタランテ]]」とすれ違ったと喜んでいた。しかし[[バーサーカー|ヘラクレス]]にはライバル心があるようで、生前、彼の偉業を真似て「ライオン裸絞め殺し」に挑戦したとかなんとか……。<br>戦いには勝ったが、気絶させたのみにとどまり、ヘラクレスのように首の骨は折れなかったそうな。なお、市民には不評だったらしい。 |
− | * | + | *ネロが悪名高い「暴君」とされるのは、キリスト教徒を弾圧したことが大きい。しかし元は多神教だったローマ帝国に一神教が流入し、宗教対立が発生したことが帝国衰退の原因とも言われる。「ローマ皇帝としての」ネロの行いは必ずしも間違ったものとは言いがたい。 |
− | *アカイア(ギリシャ)の英雄が大好きで、廊下で「[[ | ||
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*『TYPE-MOONエースVOL.6付録DVD「フェイト/エクストラ」劇場』ではサンタクロースの衣装を着ているが、彼女は「どのような由縁かは知らぬが、サンタとやらがプレゼントを振りまくイベントと聞いた」と語っており、キリスト教由来のイベントとは気付いていない?しかし「メリー」と挨拶はするが「クリスマス」の単語は口にしない。 | *『TYPE-MOONエースVOL.6付録DVD「フェイト/エクストラ」劇場』ではサンタクロースの衣装を着ているが、彼女は「どのような由縁かは知らぬが、サンタとやらがプレゼントを振りまくイベントと聞いた」と語っており、キリスト教由来のイベントとは気付いていない?しかし「メリー」と挨拶はするが「クリスマス」の単語は口にしない。 | ||
− | ** | + | **CCCでも「宮殿ではそなたが引くと思い、慎ましやかな教会にしてみたぞっ! ローマ式ではないのは流すがよい。身近にあったリソースはSE.RA.PHの教会しかなかった故な!」と言いつつ教会(つまりキリスト教式)で結婚式を上げるし、やりたい放題である。 |
**なお、元々クリスマスはローマで冬至の時期に行われていた太陽神の祭が起源である。キリスト教が異教徒に布教しやすくするためにこの行事をクリスマスとして取り込んだものであり、それを考えるとむしろ彼女の方が元祖と言える。ちなみにクリスマスの成立時期は彼女が没してから約250年後の事であり、その存在を知らないのも当然のことと言えよう。 | **なお、元々クリスマスはローマで冬至の時期に行われていた太陽神の祭が起源である。キリスト教が異教徒に布教しやすくするためにこの行事をクリスマスとして取り込んだものであり、それを考えるとむしろ彼女の方が元祖と言える。ちなみにクリスマスの成立時期は彼女が没してから約250年後の事であり、その存在を知らないのも当然のことと言えよう。 | ||
− | * | + | *EXTRAではシステム上、戦闘において「筋力」の強さが最も目に見える形で現れる上に、彼女のスキルは全てダメージ値が筋力に依存しているため、筋力ばかり伸ばすプレイヤーが続出。<br>おかげで'''筋力EX'''で他のステータスはEまたはDという何だかよく分らない赤王様が大量発生した。後年に公開された本来のステータスとは正反対である。 |
− | ** | + | **流石にバランスが悪すぎると製作サイドも考えたのか、続編であるCCCでは任意でのステータス上昇ではなく、自動上昇する方式に変更された……のだが、成長パターンは全能力がほぼ均等に伸びる(魔力のみやや低め)というもの。<br>HPの伸びや各種スキルにより耐久力は高いのだが、反面筋力がさほど伸びずスキルの威力も控えめなため、やや火力不足……という意見が多い。<br>攻撃スキル最強技「星馳せる終幕の薔薇」も、相手の筋力ダメージを大幅に減らす「燃焼」のバッドステータスを付加し、威力はギルガメッシュの「王の財宝」全力攻撃と同火力。長期戦は得意だが、短期決戦は他のサーヴァントに劣る形となる。もっとも筋力EX状態での火力がおかしかったせいもあるのだが。<br>それにしても、「手加減無しの『王の財宝』と同程度に過ぎない」という評価は……。アーチャーやキャスターの狂った火力のせいで、ファンもすっかり感覚が麻痺している。 |
**なおこの「星馳せる終幕の薔薇」。発動時の台詞があまりにも大胆かつ情熱的なため、そのインパクトに度肝抜かされたファンの間でしばしば'''「告白剣」'''と呼び親しまれている。<br>この時に生じる炎は、セイバーのテンションが高まると「原初の火」が自動的に発生させているらしい。何とも空気の読める剣である。 | **なおこの「星馳せる終幕の薔薇」。発動時の台詞があまりにも大胆かつ情熱的なため、そのインパクトに度肝抜かされたファンの間でしばしば'''「告白剣」'''と呼び親しまれている。<br>この時に生じる炎は、セイバーのテンションが高まると「原初の火」が自動的に発生させているらしい。何とも空気の読める剣である。 | ||
+ | *剣が宝具ではなく、剣からビームが出ない唯一の「セイバー」。代わりに、上述のように剣から炎は出る。 | ||
*そっくりな容姿の青セイバーに比べ、身長は4cm低いが、胸のボリュームでは10cm勝っている。赤セイバー曰く「トランジスタグラマーというやつだな!」。青セイバーは泣いていい。 | *そっくりな容姿の青セイバーに比べ、身長は4cm低いが、胸のボリュームでは10cm勝っている。赤セイバー曰く「トランジスタグラマーというやつだな!」。青セイバーは泣いていい。 | ||
− | **そのスタイルですら[[ | + | **そのスタイルですら[[キャスター (CCC・青)|毒舌作家]]に言わせれば「幼児体型」。もうやめて!青セイバーのライフはゼロよ! |
**余談であるが150cmというと現在の日本人基準なら'''大体12歳くらい'''の少女の平均身長程であり、つまりは'''推定年齢中学生超えていないかぐらいの少女と一緒に戦うことになる'''。 | **余談であるが150cmというと現在の日本人基準なら'''大体12歳くらい'''の少女の平均身長程であり、つまりは'''推定年齢中学生超えていないかぐらいの少女と一緒に戦うことになる'''。 | ||
− | *虚淵氏のコメントによれば、「印象的には女体化[[ギルガメッシュ]]という感じですね」。ただ「正しいだけの王政など監獄」、「己の欲望が民に結びつかぬ王などつまらぬ」という主張から、彼女の在り方は、どちらかと言えば[[ | + | *虚淵氏のコメントによれば、「印象的には女体化[[ギルガメッシュ]]という感じですね」。ただ「正しいだけの王政など監獄」、「己の欲望が民に結びつかぬ王などつまらぬ」という主張から、彼女の在り方は、どちらかと言えば[[ライダー (第四次)]]の方が近い。実際、奈須氏も前述の虚淵氏コメントに続けて、赤セイバーの造形に関しては『Fate/Zero』のイスカンダルを意識したという趣旨の発言をしている。 |
**両方に似ているせいなのか、コハエースではしばしば本来の三大王の一角である青セイバーに代わって、英雄王と征服王と意気投合したり張り合ったりしており、傍からは3バカ扱いされている。 | **両方に似ているせいなのか、コハエースではしばしば本来の三大王の一角である青セイバーに代わって、英雄王と征服王と意気投合したり張り合ったりしており、傍からは3バカ扱いされている。 | ||
*TYPE-MOON世界には、彼女の真名を元ネタとした[[ネロ・カオス]]という異名を付けられた人物が存在している。 | *TYPE-MOON世界には、彼女の真名を元ネタとした[[ネロ・カオス]]という異名を付けられた人物が存在している。 | ||
− | *青セイバー(アルトリア)との容姿についての類似は公認二次創作や公式ネタでも扱われるが、Fes記念本にて「赤セイバーと青セイバーはどうしてそっくりなんですか?血縁関係があるんですか?」という質問に対して<br>「''おま、ぜんぜん違うじゃんかー!喩えるなら武内崇とワダアルコぐらい違う。蕎麦とうどんくらい違う''」と奈須きのこが回答しているのでメタフィクション視点上はともかく、公式設定上は金髪や髪型や凛々しい顔などの記号上の共通点はあっても似ていないと思われる(実際両者を知る[[ | + | *青セイバー(アルトリア)との容姿についての類似は公認二次創作や公式ネタでも扱われるが、Fes記念本にて「赤セイバーと青セイバーはどうしてそっくりなんですか?血縁関係があるんですか?」という質問に対して<br>「''おま、ぜんぜん違うじゃんかー!喩えるなら武内崇とワダアルコぐらい違う。蕎麦とうどんくらい違う''」と奈須きのこが回答しているのでメタフィクション視点上はともかく、公式設定上は金髪や髪型や凛々しい顔などの記号上の共通点はあっても似ていないと思われる(実際両者を知る[[セイバー (EXTRA・白)]]はゲーム上で両者の容姿について全く関心を示していない)。 |
− | * | + | *出自や魂の改竄におけるステータスの上がり方などから「セイバークラス条件を本当に満たしてるのか?」「皇帝特権で無理やりセイバークラスになっているのではないか?」というファンの声があったが、EXTRAマテリアルにて実際にセイバークラスにはステータスが足りておらず'''本来は指揮官系サーヴァント'''であり、皇帝特権でなんとかしてセイバークラスになっていることが明らかになった。<br>もっともさすがの皇帝特権も素養無しでは技能の取得はできず、万能の天才である赤セイバーが大体のことは納めているからこその芸当でもあるので、「セイバークラスに該当出来るだけの潜在能力」と「一時的にでもそれを実用ラインに引き上げられるスキル」があってこその荒業と言えよう。 |
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**漫画版では、剣を習い始めるとあっという間に上達し、宮殿の衛兵程度では手も足も出ないほどの剣術の才を発揮している。「セイバー」に選ばれるだけの潜在能力は十分にある。 | **漫画版では、剣を習い始めるとあっという間に上達し、宮殿の衛兵程度では手も足も出ないほどの剣術の才を発揮している。「セイバー」に選ばれるだけの潜在能力は十分にある。 | ||
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*ドムス・アウレアの一部は現在も残っており、赤セイバーは数いるサーヴァントの中でも数少ない、現実世界で現存する宝具を持ったサーヴァントである。 | *ドムス・アウレアの一部は現在も残っており、赤セイバーは数いるサーヴァントの中でも数少ない、現実世界で現存する宝具を持ったサーヴァントである。 | ||
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