「マリー・アントワネット」を編集中
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− | + | == ライダー (Grand Order) == | |
− | + | * 真名:マリー・アントワネット | |
− | + | * 身長:160cm / 体重:48kg | |
− | + | * 出典:史実 | |
− | + | * 地域:欧州 | |
− | + | <!-- * スリーサイズ:B/W/H --> | |
− | + | * 属性:秩序・善 | |
− | + | * 性別:女性 | |
− | + | * CV:種田梨沙 / イラスト:ギンカ | |
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− | + | 『[[Fate/Grand Order]]』に登場する、「[[クラス (ライダー)|騎兵]]」のクラスの[[サーヴァント]]。 | |
; 略歴 | ; 略歴 | ||
− | : | + | : ハプスブルク家の系譜にあたるフランス王妃。 儚き貴婦人。 欧州世界の「高貴による支配」を象徴する存在。 |
− | : | + | : 14歳でルイ16世の妃となり、ヴェルサイユにて嫌味と陰謀が渦巻く戦場での孤独の戦いを強いられた女性。 |
− | : | + | : 王権の絶対性が失われていく世界の変化により起きたフランス革命の1793年にギロチンで処刑された。革命期には多くの人から憎悪の対象となったが、現代のフランスでは名誉回復が行われている。 |
+ | : 飢饉にあっては宮廷費を削り寄付金と成し、自ら貴族達に人々への援助を求める等、民を想う女性であったことが確認されている。 | ||
; 人物 | ; 人物 | ||
: 生まれながらの偶像(アイドル)。微笑みで衆生を癒やし、眼差しで心酔を得る。 | : 生まれながらの偶像(アイドル)。微笑みで衆生を癒やし、眼差しで心酔を得る。 | ||
: 愛されるために生まれた偶像であることを喜び、望まれるままに振る舞おうと決めている。その精神性は最早、ある種の女神にこそ近い。 | : 愛されるために生まれた偶像であることを喜び、望まれるままに振る舞おうと決めている。その精神性は最早、ある種の女神にこそ近い。 | ||
: 上述の通りに天真爛漫で好かれやすい性格だが若干天然気味で、誤解を招きやすいことを言ったり行ったりすることもしばしば。 | : 上述の通りに天真爛漫で好かれやすい性格だが若干天然気味で、誤解を招きやすいことを言ったり行ったりすることもしばしば。 | ||
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; 能力 | ; 能力 | ||
− | : スキル『魅惑の美声』の効果により、王権への敵対者に対して歌声で魔力ダメージを導く。 | + | : スキル『魅惑の美声』の効果により、王権への敵対者に対して歌声で魔力ダメージを導く。<del>圧政かな?</del> |
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ! クラス !! マスター !! 筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考 | ||
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− | | [[ライダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || D || B || B || B+ || A+ || 対魔力:C<br />騎乗:A+ || 魅惑の美声:C<br />麗しの姫君:A<br />神の恩寵:B | + | | [[クラス (ライダー)|ライダー]] || [[主人公 (Grand Order)]] || D || D || B || B || B+ || A+ || 対魔力:C<br />騎乗:A+ || 魅惑の美声:C<br />麗しの姫君:A<br />神の恩寵:B || style="text-align:left"| |
|} | |} | ||
== [[宝具]] == | == [[宝具]] == | ||
; 百合の王冠に栄光あれ(ギロチン・ブレイカー) | ; 百合の王冠に栄光あれ(ギロチン・ブレイカー) | ||
− | : ランク:A<br />種別:対軍宝具 | + | : ランク:A<br />種別:対軍宝具 |
− | : | + | : ガラスの馬に乗り敵へと突撃する。 |
− | + | : 『Grand Order』では敵全体に強力な攻撃を与えさらに味方のHPと弱体化を回復させる。 | |
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; 愛すべき輝きは永遠に(クリスタル・パレス) | ; 愛すべき輝きは永遠に(クリスタル・パレス) | ||
− | : | + | : ジャンヌとゲオルギウスを逃がすため単騎でファヴニールと相対した際に使用した詳細不明の宝具。その描写から恐らく防御系の宝具と思われる。 |
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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; [[Fate/Grand Order]] | ; [[Fate/Grand Order]] | ||
− | : | + | : ライダーのサーヴァントとして登場。レア度はSR(☆4)。イラストレーターはギンカ氏。 |
− | : | + | : ストーリーでは一章に登場し、フランス王妃として、そして一友人として[[ジャンヌ・ダルク]]に大きく影響を与えることとなった。 |
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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; [[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]] | ; [[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]] | ||
: 彼女曰く、初恋の相手。生前プロポーズされたことがあり、生前に会っていた期間は短いものの彼の素行を変態と罵ったりする程親しい間柄。 | : 彼女曰く、初恋の相手。生前プロポーズされたことがあり、生前に会っていた期間は短いものの彼の素行を変態と罵ったりする程親しい間柄。 | ||
− | : | + | : 現界後に偶然出会い行動を共にしていた。 |
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; [[シャルル=アンリ・サンソン]] | ; [[シャルル=アンリ・サンソン]] | ||
− | : | + | : 生前彼女を処刑した人物。執拗に付け狙われるも、最終的にはタイマンで彼を打ち負かし、その心を折った。 |
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; [[シュヴァリエ・デオン]] | ; [[シュヴァリエ・デオン]] | ||
− | : | + | : 生前関わりがあった騎士。彼女(?)にドレスを贈ったとされる。 |
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; [[ジャンヌ・ダルク]] | ; [[ジャンヌ・ダルク]] | ||
− | : | + | : 第一章で共闘する。生前は聖女として尊敬していたが、彼女の心情を知り友人になることを提案する。 |
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=== 生前 === | === 生前 === | ||
;ルイ十六世 | ;ルイ十六世 | ||
− | : | + | :夫。彼女曰く、人生で二番目に恋をした相手。 |
− | ; | + | ;ルイ=シャルル |
− | : | + | :息子。彼女への意趣返しで彼が殺されたことについて、「国民を少しだけ憎んでいる」と感情を露にしている。 |
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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;「マリーよ。さあ、一緒にヴィヴ・ラ・フランス!」 | ;「マリーよ。さあ、一緒にヴィヴ・ラ・フランス!」 | ||
− | :戦闘開始時。ヴィヴ・ラ・フランスというのは「フランス万歳」という意味であり、たとえそれが'''数千年前のローマであっても'''言う。 | + | : 戦闘開始時。ヴィヴ・ラ・フランスというのは「フランス万歳」という意味であり、たとえそれが'''数千年前のローマであっても'''言う。 |
− | + | ;「御免なさいね……靴……汚してしまって……」 | |
− | + | : 被撃破時。断頭台の上でうっかり足を踏んでしまったサンソンに向けての最期の言葉からの史実ネタ。 | |
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− | :被撃破時。断頭台の上でうっかり足を踏んでしまったサンソンに向けての最期の言葉からの史実ネタ。 | ||
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;「パンが無いの?」 | ;「パンが無いの?」 | ||
− | :マイルーム会話。'''あまりにも有名すぎる''' | + | : マイルーム会話。'''あまりにも有名すぎる'''史実ネタ。…もっともこれが彼女本人の発言であったという確証はなく、別の人物の発言であったという説もある。 |
− | : | + | : なお、(当然と言うべきか)「それならケーキを(ry」などと続いたりはしない。 |
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;「私は皆が大好き。皆の為になんでもするわ。なんでも、したわ」 | ;「私は皆が大好き。皆の為になんでもするわ。なんでも、したわ」 | ||
− | : | + | : 絆LV3での発言。民を愛し、民を想った彼女、だがその晩年はその民に憎まれて死んでいった、余りにも皮肉かつ報われないモノだった――けれど。 |
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;「聖杯なんてなくても私の願いは変わらない。空に輝きを。地には恵みを。民に幸せを」<br>「私の最期はどうあれ、私の人生は華やかだった……それでいい、それでいいの。だから、今はすっごく幸せ! こんな私にも、貴方のような人の力になれる日が来たのだもの」 | ;「聖杯なんてなくても私の願いは変わらない。空に輝きを。地には恵みを。民に幸せを」<br>「私の最期はどうあれ、私の人生は華やかだった……それでいい、それでいいの。だから、今はすっごく幸せ! こんな私にも、貴方のような人の力になれる日が来たのだもの」 | ||
− | : | + | : マイルーム会話及び絆LV5での発言。彼女は「悲劇の消去」ではなく、「民の幸せ」を第一に願う。あらゆる時代の民が築いた人類史のために戦う[[主人公 (Grand Order)|マスター]]に彼女は力を貸すことだろう。 |
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;「わたしはきっと、こういう時のために召喚されたの。」<br /> 「敵を憎んだり倒したりするんじゃなくて、人々を守る命として喚ばれたのです。」<br /> 「今度こそ、大切な人たちを守るために。大切な国を守るために。正しいことを正しく行います。」 | ;「わたしはきっと、こういう時のために召喚されたの。」<br /> 「敵を憎んだり倒したりするんじゃなくて、人々を守る命として喚ばれたのです。」<br /> 「今度こそ、大切な人たちを守るために。大切な国を守るために。正しいことを正しく行います。」 | ||
− | : | + | : ワイバーンの襲撃から避難する市民を守る為、たとえ過去であったとしても役目を全うする。 |
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;「ああ、幻滅です。魔女というのはそんな理屈もわからないの?」<br />「確かにわたしは処刑されたわ。嘲笑もあったし、蔑みもあったわ。」<br /> 「でも――だからといって、殺し返す理由にはなりません」<br /> 「わたしは民に乞われて王妃となった。民なくして王妃は王妃と呼ばれない。」<br />「だからあれは当然の結末だった。彼らが望まないのなら、望まなくとも退場する」<br />「それが国に従える人間の<ruby><rb>運命</rb><rt>さだめ</rt></ruby>。わたしの処刑は、次の笑顔に繋がったと信じている。」<br />「いつだって、<ruby><rb>フランス万歳</rb><rt>ヴィヴ・ラ・フランス</rt></ruby>!星は輝きを与えて、それでよしとすればいい。」 | ;「ああ、幻滅です。魔女というのはそんな理屈もわからないの?」<br />「確かにわたしは処刑されたわ。嘲笑もあったし、蔑みもあったわ。」<br /> 「でも――だからといって、殺し返す理由にはなりません」<br /> 「わたしは民に乞われて王妃となった。民なくして王妃は王妃と呼ばれない。」<br />「だからあれは当然の結末だった。彼らが望まないのなら、望まなくとも退場する」<br />「それが国に従える人間の<ruby><rb>運命</rb><rt>さだめ</rt></ruby>。わたしの処刑は、次の笑顔に繋がったと信じている。」<br />「いつだって、<ruby><rb>フランス万歳</rb><rt>ヴィヴ・ラ・フランス</rt></ruby>!星は輝きを与えて、それでよしとすればいい。」 | ||
− | : | + | : [[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]に民を守る使命に酔いしれたのかと問われ答えた、王妃としての誇り高い台詞。 |
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== メモ == | == メモ == | ||
− | * | + | * 設定担当は桜井光氏<ref>[https://twitter.com/h_sakura/status/633608891335442432 本人Twitter]</ref>。 |
− | * | + | * 宝具「百合の王冠に栄光あれ」の際に使用するのはガラスの馬のみだが、イベント『月の女神はお団子の夢を見るか?』によれば「出し入れ自由なガラスの馬車(積載量3トン以上)」も所有している。第一章でもガラスの薔薇を投げつけているので、ガラスを連想させる「愛すべき輝きは永遠に(クリスタル・パレス)」ともども全て同一の起源からの派生である可能性もある。 |
* 一説には、史実のマリー・アントワネットはウエスト58~59センチ、バスト109センチという、2次元でも滅多に見ない抜群のスタイルを誇っていたとされる。残念ながら(?)本作ではフランス王太子妃となった14歳頃の少女らしいボディで現界している。お月見イベントでは「栄養は全て胸にいく体質」「いっぱい食べた分だけ胸のサイズが大きくなる」と自称し、[[シュヴァリエ・デオン|デオン]]も「王妃は将来、フランスでもトップランクのお体に成長なされる」と証言し、同席していた[[シャルル=アンリ・サンソン|サンソン]]を動揺させていた。 | * 一説には、史実のマリー・アントワネットはウエスト58~59センチ、バスト109センチという、2次元でも滅多に見ない抜群のスタイルを誇っていたとされる。残念ながら(?)本作ではフランス王太子妃となった14歳頃の少女らしいボディで現界している。お月見イベントでは「栄養は全て胸にいく体質」「いっぱい食べた分だけ胸のサイズが大きくなる」と自称し、[[シュヴァリエ・デオン|デオン]]も「王妃は将来、フランスでもトップランクのお体に成長なされる」と証言し、同席していた[[シャルル=アンリ・サンソン|サンソン]]を動揺させていた。 | ||
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== 話題まとめ == | == 話題まとめ == | ||
; 「パンがなければ……」 | ; 「パンがなければ……」 | ||
− | : | + | : マリー・アントワネットの台詞として名高い……ということになっている台詞。この後に「ケーキ(お菓子)を食べればいいじゃない」と続くのだが、名台詞の項で述べた通り、実際は別人の発言であるという説がある。 |
− | : | + | : 大元をたどるとジャン=ジャック・ルソーの著作『告白』に行きつくのだが、この時は「ある王女」が言ったとされる言葉をルソーが思い出したという体で、誰が言ったのか明言はされていない。更に言えばルソーが執筆した当時マリーはまだ9歳で、オーストリアにいた。 |
− | : | + | : この言葉が巡り巡って革命期前後のフランスにおいて貴族を糾弾するための材料として引用され、いつの間にかマリーが言ったことにされた、というのが別人説の概要である。 |
− | : | + | : なお、ケーキというのは日本語に意訳した時のもので、お菓子=ブリオッシュというパン菓子のこととされる。 |
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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− | <references | ||
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==リンク== | ==リンク== | ||
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* [[サーヴァント]] | * [[サーヴァント]] | ||
− | {{DEFAULTSORT: | + | {{DEFAULTSORT:まりー あんとわねっと}} |
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[[Category:登場人物ま行]] | [[Category:登場人物ま行]] | ||
− | [[Category: | + | [[Category:Fate/Grand Order]] |
[[Category:ライダー]] | [[Category:ライダー]] | ||
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