「マリー・アントワネット」を編集中
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| 地域 = 欧州 | | 地域 = 欧州 | ||
| 属性 = 秩序・善 | | 属性 = 秩序・善 | ||
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| 性別 = 女性 | | 性別 = 女性 | ||
| スリーサイズ = | | スリーサイズ = | ||
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; 略歴 | ; 略歴 | ||
− | : 『[[Fate/Grand Order]] | + | : 『[[Fate/Grand Order]]』第一特異点『邪竜百年戦争 オルレアン』では西暦1431年のフランスに召喚され、フランス王妃として、そして一友人として[[ジャンヌ・ダルク]]に大きく影響を与えることとなった。 |
: 竜の魔女ジャンヌ・オルタの襲撃から主人公一行とゲオルギウスを逃がすために立ち向かい、消滅した。 | : 竜の魔女ジャンヌ・オルタの襲撃から主人公一行とゲオルギウスを逃がすために立ち向かい、消滅した。 | ||
− | : | + | :終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅠの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]と交戦する。 |
; 人物 | ; 人物 | ||
: 生まれながらの偶像(アイドル)。微笑みで衆生を癒やし、眼差しで心酔を得る。 | : 生まれながらの偶像(アイドル)。微笑みで衆生を癒やし、眼差しで心酔を得る。 | ||
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詳細は「[[マリー・アントワネット〔キャスター〕]]」を参照。 | 詳細は「[[マリー・アントワネット〔キャスター〕]]」を参照。 | ||
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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: 旧名は[[シュヴァリエ・デオン|フルール・ド・リス]]。 | : 旧名は[[シュヴァリエ・デオン|フルール・ド・リス]]。 | ||
: 『Fate/Grand Order Arcade』では演出がさらに強化されており、周囲一体にガラスの結晶が水晶のように析出し、ガラスに閉じ込められた敵を突撃した馬が蹴り砕くようになっている。 | : 『Fate/Grand Order Arcade』では演出がさらに強化されており、周囲一体にガラスの結晶が水晶のように析出し、ガラスに閉じ込められた敵を突撃した馬が蹴り砕くようになっている。 | ||
− | :『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃 | + | :『Grand Order』では「敵全体に強力な攻撃&味方全体のHPを回復<ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&味方全体の弱体状態を解除」という効果のQuick宝具。 |
− | : | + | :強化後は「味方全体のクリティカル威力をアップ<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref>」という効果が追加される。 |
; 愛すべき輝きは永遠に(クリスタル・パレス) | ; 愛すべき輝きは永遠に(クリスタル・パレス) | ||
: ランク:B+<br />種別:結界宝具<br />レンジ:0~100<br />最大捕捉:1000人 | : ランク:B+<br />種別:結界宝具<br />レンジ:0~100<br />最大捕捉:1000人 | ||
111行目: | 106行目: | ||
:王妃自身は事件とは無関係だったものの、「実は伯爵夫人とグルで代金を着服したのではないか」などとあらぬ噂が立ち、王宮への不信感に繋がってしまった。 | :王妃自身は事件とは無関係だったものの、「実は伯爵夫人とグルで代金を着服したのではないか」などとあらぬ噂が立ち、王宮への不信感に繋がってしまった。 | ||
:『Fate/Grand Order』でのマリーはこの事件について「ちょっと嫌な事があった」と深くは語らないものの、首飾りそのものは「キラキラしていてとても綺麗」と評価している。 | :『Fate/Grand Order』でのマリーはこの事件について「ちょっと嫌な事があった」と深くは語らないものの、首飾りそのものは「キラキラしていてとても綺麗」と評価している。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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; [[Fate/Grand Order 英霊食聞録]] | ; [[Fate/Grand Order 英霊食聞録]] | ||
: 第5話に登場。お茶会の主催として、メインとなる立ち位置。 | : 第5話に登場。お茶会の主催として、メインとなる立ち位置。 | ||
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===その他=== | ===その他=== | ||
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: 彼女のアトリエに出資しているらしく、深く感謝されている。 | : 彼女のアトリエに出資しているらしく、深く感謝されている。 | ||
: また、彼女もフランスにいろいろと縁がある人物でもある。 | : また、彼女もフランスにいろいろと縁がある人物でもある。 | ||
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=== マンガで分かる!Fate/Grand Order === | === マンガで分かる!Fate/Grand Order === | ||
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=== 生前 === | === 生前 === | ||
;ルイ十六世 | ;ルイ十六世 | ||
− | : | + | :夫。彼女曰く、人生で二番目に恋をした相手。当時の常識から鑑みて開明的なエピソードが多く、マリーと共に国民を深く愛していた。構造改革を進め国民を教化することでフランスを救おうとしたが、既存の権利と体制の枠で改革を行うには財政の崩壊と階級の特権化が進みすぎており、王が十分な力を有さないまま教化を行うことは革命を誘発した。 |
;[[ルイ十七世|ルイ=シャルル]] | ;[[ルイ十七世|ルイ=シャルル]] | ||
:「ルイ十七世」の称号を持つ息子。彼女への意趣返しで彼が殺されたことについて、「国民を少しだけ憎んでいる」と感情を露にしている。 | :「ルイ十七世」の称号を持つ息子。彼女への意趣返しで彼が殺されたことについて、「国民を少しだけ憎んでいる」と感情を露にしている。 | ||
198行目: | 186行目: | ||
;ハンス・アクセル・フォン・フェルセン | ;ハンス・アクセル・フォン・フェルセン | ||
:スウェーデン王国の伯爵で、愛人。彼が立てた亡命計画を台無しにした事が命取りとなった。 | :スウェーデン王国の伯爵で、愛人。彼が立てた亡命計画を台無しにした事が命取りとなった。 | ||
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;[[マクシミリアン・ロベスピエール]] | ;[[マクシミリアン・ロベスピエール]] | ||
:フランス革命における過激共和派「ジャコバン派」の領袖。ルイ16世とマリー・アントワネットをギロチン送りにした張本人。 | :フランス革命における過激共和派「ジャコバン派」の領袖。ルイ16世とマリー・アントワネットをギロチン送りにした張本人。 | ||
279行目: | 266行目: | ||
**後に登場した「愛すべき輝きは永遠に(クリスタル・ドレス)」が、「王権の輝きを身に纏う宝具」と説明されたため、この輝きこそが彼女の力の根源なのかもしれない。 | **後に登場した「愛すべき輝きは永遠に(クリスタル・ドレス)」が、「王権の輝きを身に纏う宝具」と説明されたため、この輝きこそが彼女の力の根源なのかもしれない。 | ||
* 一説には、史実のマリー・アントワネットはウエスト58~59センチ、バスト109センチという、2次元でも滅多に見ない抜群のスタイルを誇っていたとされる。残念ながら(?)本作ではフランス王太子妃となった14歳頃の少女らしいボディで現界している。お月見イベントでは「栄養は全て胸にいく体質」「いっぱい食べた分だけ胸のサイズが大きくなる」と自称し、[[シュヴァリエ・デオン|デオン]]も「王妃は将来、フランスでもトップランクのお体に成長なされる」と証言し、同席していた[[シャルル=アンリ・サンソン|サンソン]]を動揺させていた。 | * 一説には、史実のマリー・アントワネットはウエスト58~59センチ、バスト109センチという、2次元でも滅多に見ない抜群のスタイルを誇っていたとされる。残念ながら(?)本作ではフランス王太子妃となった14歳頃の少女らしいボディで現界している。お月見イベントでは「栄養は全て胸にいく体質」「いっぱい食べた分だけ胸のサイズが大きくなる」と自称し、[[シュヴァリエ・デオン|デオン]]も「王妃は将来、フランスでもトップランクのお体に成長なされる」と証言し、同席していた[[シャルル=アンリ・サンソン|サンソン]]を動揺させていた。 | ||
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*彼女の外見で目を引くのは何はともあれあの大きなキノコのような帽子だが、彼女が生きていた時代にも貴族女性の間で'''馬鹿みたいに大きな髪飾り'''が流行っていた時期があり、家や船のミニチュア(と言っても大きさは20cm近く)のような、現代の我々の感覚からすれば'''そもそもそれは「髪飾り」と言っていいのか'''と言いたくなるようなものを頭に乗っけた貴婦人たちがパリやヴェルサイユを闊歩していたという。 | *彼女の外見で目を引くのは何はともあれあの大きなキノコのような帽子だが、彼女が生きていた時代にも貴族女性の間で'''馬鹿みたいに大きな髪飾り'''が流行っていた時期があり、家や船のミニチュア(と言っても大きさは20cm近く)のような、現代の我々の感覚からすれば'''そもそもそれは「髪飾り」と言っていいのか'''と言いたくなるようなものを頭に乗っけた貴婦人たちがパリやヴェルサイユを闊歩していたという。 | ||
* 武内氏によると、キャラクターデザインを担当しているギンカ氏に「まっとうなお姫様でありつつ、アイドルらしく」というコンセプトで注文している。バラの指輪がマイクになっているのはその名残。 | * 武内氏によると、キャラクターデザインを担当しているギンカ氏に「まっとうなお姫様でありつつ、アイドルらしく」というコンセプトで注文している。バラの指輪がマイクになっているのはその名残。 | ||
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: マリー・アントワネットの台詞として名高い……ということになっている台詞。この後に「ケーキ(お菓子)を食べればいいじゃない」と続くのだが、名台詞の項で述べた通り、実際にはマリーの発言ではない。 | : マリー・アントワネットの台詞として名高い……ということになっている台詞。この後に「ケーキ(お菓子)を食べればいいじゃない」と続くのだが、名台詞の項で述べた通り、実際にはマリーの発言ではない。 | ||
: 「パンがなければ……」の大元をたどると、ジャン=ジャック・ルソーの著作『告白』に行きつく。この時点では、「ある王女」が言ったとされる言葉をルソーが思い出したという話で、誰の発言かは明らかでない。更に言えば、ルソーが執筆した当時マリーはまだ9歳で、オーストリアにいたので、どう考えてもマリーの発言ではない。 | : 「パンがなければ……」の大元をたどると、ジャン=ジャック・ルソーの著作『告白』に行きつく。この時点では、「ある王女」が言ったとされる言葉をルソーが思い出したという話で、誰の発言かは明らかでない。更に言えば、ルソーが執筆した当時マリーはまだ9歳で、オーストリアにいたので、どう考えてもマリーの発言ではない。 | ||
− | : | + | : にも関わらずマリーが言った事にされたのは、革命期前後のフランスにおいて貴族を糾弾するための材料として引用され、いつの間にかマリーが言ったことにされた為である……と言うのが、現在の主流説である。 |
: なお、「ケーキ」というのは日本語に意訳した時のもので、これは「ブリオッシュ」(フランス発祥の菓子パン)を指しているとされる。ブリオッシュは卵黄とバターを多量に使った黄色い生地が特徴であり、マリーのマイルーム会話の中にもこれが好きだとの発言がある。 | : なお、「ケーキ」というのは日本語に意訳した時のもので、これは「ブリオッシュ」(フランス発祥の菓子パン)を指しているとされる。ブリオッシュは卵黄とバターを多量に使った黄色い生地が特徴であり、マリーのマイルーム会話の中にもこれが好きだとの発言がある。 | ||
− | : | + | : 余談だが、当時ブリオッシュの値段はパンより安かったので、本来は「(高価な)パンがないのなら、(安価な)ブリオッシュを食べればいい」という意味の言葉だったとも言う説もあるのだが、デマである可能性が非常に高い。確かに当時、アイスランド・ラキ火山の大噴火の影響で凶作と食糧不足が発生し、小麦が高騰していた、と言うのは事実だが、砂糖や卵をふんだんに使ったブリオッシュが、パンより安いと言うのは少々考えにくい。 |
− | + | : これに関しては、漫画『マリー・アントワネットの料理人』の創作が、まるで真実のように広まってしまった、と言うのが真相のようだ。 | |
− | + | : そもそも、仮に値段が「パン>ブリオッシュ」だったとしても、それは「元々高価なブリオッシュよりも、さらにパンが高くなっている」と言うだけで、別にブリオッシュが安い訳ではないので、何の解決策にもなっていない。 | |
− | + | : ちなみに似たような逸話に中国は西晋王朝の恵帝が言ったとされる「何不食肉糜(米粥が食べられないなら肉粥を食べればいいではないか)」があるが、こちらは確かに言ったという史実ソースがある。アジアからヨーロッパに恵帝のこの逸話が流れ流れてマリーの「パンがなければ……」になったのではという仮説もあるが、前述の通りそもそもの趣旨からして異なっているため信憑性に乏しい。 | |
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; 鉄壁の要塞 | ; 鉄壁の要塞 | ||
: 『Grand Order』において、敵として登場するサーヴァントはプレイヤーのものと違ってスキルの使用に制限がない。 | : 『Grand Order』において、敵として登場するサーヴァントはプレイヤーのものと違ってスキルの使用に制限がない。 | ||
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: 無敵(3回)を張られてしまうと、強化解除や無敵貫通といった特殊効果を用意していなければそのターン内ではEXアタック以外にダメージを与える手段がなくなり、非常に体力を削り辛い。 | : 無敵(3回)を張られてしまうと、強化解除や無敵貫通といった特殊効果を用意していなければそのターン内ではEXアタック以外にダメージを与える手段がなくなり、非常に体力を削り辛い。 | ||
: これに宝具・スキルによる回復や魅了による行動不能、そしてクエストボス特有の非常に高い体力が合わさった結果、根負けして全滅するマスターが続出。 | : これに宝具・スキルによる回復や魅了による行動不能、そしてクエストボス特有の非常に高い体力が合わさった結果、根負けして全滅するマスターが続出。 | ||
− | : その脅威を知らしめたのが曜日クエストの「騎の修練場 | + | : その脅威を知らしめたのが曜日クエストの「騎の修練場 超級」であるために、それから現在まで週に1回程度、場合によっては何度も戦うことになるので誰しもが対策を学ぶことになる。更に高HPで登場する彼女自身の二回目のキャラクエなどは、[[マクシミリアン・ロベスピエール|どこぞの亡霊]]同様に最初期屈指の凶悪クエストとして名を馳せていた。 |
; "Whassup! My homies!" | ; "Whassup! My homies!" | ||
: 『Fate/Grand Order』の日本語版では「チーッス! シクヨロ!」と軽いノリだったスラングが、北米版では"Whassup! My homies!"(よーっす! 兄弟!)とストリートの黒人訛りのスラングに翻訳された。 | : 『Fate/Grand Order』の日本語版では「チーッス! シクヨロ!」と軽いノリだったスラングが、北米版では"Whassup! My homies!"(よーっす! 兄弟!)とストリートの黒人訛りのスラングに翻訳された。 | ||
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[[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]] | [[category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]] | ||
[[category:Fate/Grand Order 英霊食聞録]] | [[category:Fate/Grand Order 英霊食聞録]] | ||
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[[Category:ちびちゅき!]] | [[Category:ちびちゅき!]] | ||
[[Category:コハエース]] | [[Category:コハエース]] | ||
[[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]] | [[Category:TYPE-MOON エイプリルフール企画]] |